JPH079620U - 可動体の位置決め具 - Google Patents

可動体の位置決め具

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JPH079620U JP4413393U JP4413393U JPH079620U JP H079620 U JPH079620 U JP H079620U JP 4413393 U JP4413393 U JP 4413393U JP 4413393 U JP4413393 U JP 4413393U JP H079620 U JPH079620 U JP H079620U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のウインドガラス等の可動体の繰り出
し位置の位置決め具を簡易な構造とする。可動体の繰出
位置の調整を容易とする。 【構成】 ベース10と、ストッパ本体20とを備え
る。ベース10には、背板15と、一対の側板13、1
3が設けられている。ストッパ本体20は、前記背板1
5に向けて回動、起伏できるように軸桿14に組み付け
られている。ストッパ本体20には、位置決めボルトB
が螺装されている。ストッパ本体20には、ベース10
の側板13、13の板面に接する弾性突出部21b、2
1bが設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のボディパネル内から繰り出されるウインドガラス等の可 動体の繰り出し位置決め具に関する。より詳細には、例えば自動車のボディパネ ル等に内蔵され、自動車のウインドガラス等の可動体の繰り出し基部側に設けら れる突き当て部に当設して、該可動体の繰り出し位置を決める位置決め具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
自動車のボディパネル内から繰り出される例えばウインドガラスW等の可動体 の繰り出し位置を決める位置決め具として、従来、図15及び図16に示される 位置決め具が用いられている。
【0003】 この位置決め具は、板状のベース100と、このベース100の一方の面側に 設けられている一対の側板101、101間に組み付けられるストッパ本体20 0とから構成されている。 前記ベース100は、前記ストッパ本体200が設けられていない側の面に立 設されている固定ボルト102により、ウインドガラスW等の可動体が収容され ている自動車のボディ内のパネルPに組み付けられる。 また前記ストッパ本体200には、ウインドガラスW等の前記可動体の一般に 繰り出し基部側に設けられている突き当て部Tに先端を当接される位置決めボル トBが、該位置決めボルトBの先端を前記ベース100の下方に、操作端を前記 ベース100の上方にそれぞれ向けた状態で、螺装されている。 この位置決めボルトBの前記ストッパ本体200の下面からの突き出し寸法を 調整することにより、この位置決めボルトBの先端に前記突き当て部を当接させ る前記ウインドガラスW等の可動体の繰り出し位置を調整することができる。
【0004】 しかるに、該位置決め具が組み付けられる自動車のボディ内には、様々な部品 が設けられており、また、省スペース化等の見地から該位置決め具が設けられる ボディ内のスペースは必ずしも広くはない。このため、前記ボルトBの操作端に ドライバ等を差し込み等して、該ボルトBを螺進または螺退させて、前記ストッ パ本体200の下面からの前記位置決めボルトBの突き出し寸法を調整すること は必ずしも容易でない。
【0005】 そこで前記従来の位置決め具では、図15に示されるように、前記ストッパ本 体200を、前記ベース100の側板101、101に設けた軸受穴101a、 101a間に架設された軸桿103に枢支させて前記ベース100に組み付けて 、該ベース100の上下方向に向けて回動可能とさせており、そしてこの回動を 利用して、前記位置決めボルトBの操作端の位置を該ベース100の下側に移動 させることにより、該位置決めボルトBの前記操作端にドライバ等を差し込み易 くして、該位置決めボルトBの前記ストッパ本体200の下面からの突き出し寸 法を調整し易くしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし前記従来の位置決め具では、前記軸桿103を前記ベース100と別部 品とするばかりか、該軸桿103にねじりコイルばね300の巻回部を挿通、組 み付け、さらに前記ベース100の一方の前記側板101の内面に設けられてい る突部101bに係当される弾性腕401を備えると共に、前記ストッパ本体2 00と一体に前記軸桿103を中心に回動される筒状の仮止め部材400を必要 とするものであり、部品点数が比較的多いため、構造状複雑なばかりか、部品コ スト、組み付けコストの低減化を図り難いものであった。
【0007】 また、該位置決め具では、前記ばね300は一端を前記ストッパ本体200に 固定すると共に、他端を前記ベース100の一面に接しさせて組み付けられてお り、前記ストッパ本体200を前記ベース100の前記背板104の側に向けて 常時付勢しているので、前記ストッパ本体200を前記軸桿103を中心に前記 ベース100の下側に回動させても、前記仮止め部材400の前記弾性腕401 が前記突部101bと係当する位置(図16において二点鎖線で示す位置)でし か該ストッパ本体200の回動移動状態を保持できない。このため、前記従来の 位置決め具では、該位置決め具近傍に組み付けられている部品、ないしはボディ 内のスペースの広狭等を考慮した上で、適宜前記ストッパ本体100を回動させ て前記固定ボルトBの操作端の位置を変え、最も該操作端にレンチ、ドライバー 等を差し込み螺進、螺退操作し易い状態を作りだすことが必ずしも容易でない不 都合があった。
【0008】 そこでこの考案は、自動車のウインドガラス等の可動体の繰り出し位置の位置 決め具を簡易な構造をもって提供すると共に、ウインドガラス等の可動体の繰出 位置の調整も極めて容易な位置決め具の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記課題を解決するために、ウインドガラスW等の可動体の位置 決め具を、自動車のウインドガラスW等の可動体の繰り出し基部側に備えられて いる突き当て部Tに当接されて、該可動体の位置決めを行う位置決め具Sであっ て、該位置決め具Sには、前記自動車のパネルP等に取り付けられるベース10 と、このベース10に組み付けられているストッパ本体20とが備えられており 、該ベース10には、前記可動体の突き当て部に向き合う面を有すると共に割り 欠きを備える背板15と、該背板15の両側より前記ストッパ本体20の組み付 け側に向けて一対の側板13、13が設けられており、前記ストッパ本体20は 、前記背板15に向けて起伏され、かつ、該背板15に当接可能に前記ベース1 0に組み付けられていると共に、該ストッパ本体20には、前記背板15の割り 欠きを通り抜けて前記背板15より操作端B’側を突き出させ、かつ、先端B” が前記可動体の突き当て部Tに当接される位置決めボルトBが螺装されており、 前記ストッパ本体20又は前記ベース10の前記側板13の板面には、該ベース 10の該側板13の板面又は前記ストッパ本体20の側部に接する弾性突出部2 1bが設けられている構造のものとした。
【0010】
【作用】
この考案に係るウインドガラス等の可動体の位置決め具Sでは、自動車のウイ ンドガラスW等の可動体の繰り出し基部側に備えられている突き当て部Tに当接 されて、該可動体の位置決めを行う位置決め具Sであって、該位置決め具Sには 、前記自動車のパネルP等に取り付けられるベース10と、このベース10に組 み付けられているストッパ本体20とが備えられており、該ベース10には、前 記可動体の突き当て部に向き合う面を有すると共に割り欠きを備える背板15と 、該背板15の両側より前記ストッパ本体20の組み付け側に向けて一対の側板 13、13が設けられており、前記ストッパ本体20は、前記背板15に向けて 起伏され、かつ、該背板15に当接可能に前記ベース10に組み付けられている と共に、該ストッパ本体20には、前記背板15の割り欠きを通り抜けて前記背 板15より操作端B’側を突き出させ、かつ、先端B”が前記可動体の突き当て 部Tに当接される位置決めボルトBが螺装されており、前記ストッパ本体20又 は前記ベース10の前記側板13の板面には、該ベース10の該側板13の板面 又は前記ストッパ本体20の側部に接する弾性突出部21bが設けられている構 造のものとしているので、該ストッパ本体20を前記背板15に向けて起伏動さ せることができる。また該ストッパ本体20は該背板15に向けて起立動作され 、該背板15に当接される位置よりさらに起立動されることはなく、該ストッパ 本体20に螺装されている前記位置決めボルトBの先端B”に、前記可動体の突 き当て部Tを当接させることにより前記可動体の繰り出しを充分に規制すること ができる。
【0011】 また、前記ストッパ本体20又は前記ベース10の前記側板13の板面には、 前記ベース10の前記側板13の板面に接する弾性突出部21bが設けられてい るので、該弾性突出部21bを該板面に密に接しさせることにより、前記ストッ パ本体20を前記背板15に対して適宜起伏動させ、該起伏動により移動させた 位置で適宜仮止めさせることができる。
【0012】
【実施例】 以下では、この考案に係る位置決め具の典型的な実施例を、図1ないし図14 に基づいて説明する。 なお、図1は前記位置決め具の使用状態を示す側面図、図2は同分解斜視図、 図3は同側面図、図4は同正面図、図5は平面図、図6は前記位置決め具を構成 するベースの正面図、図7は同平面図、図8は同側面図、図9は前記位置決め具 を構成するストッパ本体の平面図、図10は同正面図、図11は同側面図、図1 2は同背面図、図13は同底面図、図14は図9におけるA−A線断面図である 。
【0013】 図1に示されるように、この実施例に係る位置決め具Sは、例えば、自動車の ドアを形成するパネルP−1、P−2のうち、自動車の室内側のパネルP−2に 組み付けられ、前記パネルP−2と該自動車の室外側のパネルP−1との間で繰 り出し及び繰り戻し自在に収められているウインドガラスW等の可動体の繰り出 し基部側に備えられている突き当て部Tに、後述するストッパ本体20に螺装さ れる位置決めボルトBの先端を当接させて、該ウインドガラスWの繰り出しを規 制させるように使用される。
【0014】 このように使用される前記位置決め具Sは、図2において示されるように、前 記パネルP−1に一面11aを接しさせて該パネルP−1に組み付けられる板状 のベース10と、該ベース10の他面11bに組み付けられるストッパ本体20 とを主体として構成されている。
【0015】 該ベース10は、前記パネルP−1に接しさせられる面11aより、該面11 aに直交する向きに突き出す組み付けボルト11を備えている。この実施例では 特に、該ベース10をプラスチック材料を成形して形成しており、この組み付け ボルト11は、平板状のボルト基部を該ベース10肉内に埋設したインサートと されている。 なお、前記組み付けボルト11の前記ボルト基部を収めるに充分な溝を前記ベ ース10に設け、この溝内に前記ボルト基部を例えば圧入することにより、前記 組み付けボルト11を前記ベース10に組み付けても良い。
【0016】 この位置決め具Sを前記パネルP−1へ組み付けた場合に、前記ウインドガラ スWの繰り戻し方向(図1における下方)に位置する前記ベース10の縁部には 、前記組み付けボルト11の突き出し方向と同じ方向に向けて、脚片12が突設 されている。 この脚片12は、この位置決め具Sが組み付けられる前記パネルPに設けられ ている取り付け穴に、前記組み付けボルト11と共に差し込まれて、この位置決 め具Sの取り付け状態を安定させる。
【0017】 この位置決め具Sを前記パネルP−1へ組み付けた場合に、前記ウインドガラ スWの繰り出し方向(図1における上方)に位置する前記ベース10の両側縁に は、該ベース10の前記組み付けボルト11が設けられていない側の面11a側 に向けて、板面を互いに向き合わせ状とする一対の側板13、13が設けられて いる。
【0018】 この側板13、13の基部側の板面間には、該側板13の面に直交する軸桿1 4が架設されており、後述するように、前記ストッパ本体20は該側板13、1 3間で、上下動自在に、この軸桿14に組み付けられる。
【0019】 また、前記ベース10の前記脚片12が設けられていない側には、該ベース1 0の前記面11aに板面を略直交させる背板15が、前記一対の側板13、13 間に亙って形成されている。 該背板15には、前記ベース10の面10aに対する前記側板13の突き出し 先端側に位置する該背板15の縁より該背板15の基部側に向けて割り欠き状の 凹部15a(実用新案登録請求の範囲にいう割り欠きに相当する。)が設けられ ている。この凹部15aの底側は、弧状に形成されており、この弧状部の縁から は、該部の弧に沿って屈曲されると共に、前記背板15の面に板面を略直交させ る保持凹板15bが、前記背板15の上面より外方に向けて設けられている。
【0020】 なお、前記ベース10の前記側板13の基部に位置する部位は、前記軸桿14 を成形し易くする目的で、一対の該側板13、13間に亙って窓状に開設10c されている。
【0021】 前記ストッパ本体20は、略長方盤状の基盤21と、この基盤21の長手側一 方の縁部に設けられる軸受部22とを備えている。
【0022】 前記基盤21は、肉厚方向に前記ウインドガラスWの繰り出し基部側に設けら れている突き当て部Tに先端を当接させる位置決めボルトBの螺装穴21aを備 えている。 また、該基盤21の両幅側縁には、該基盤21の幅側の側面に略直交する方向 に向けて弾性突出部21b、21bが突設されている。この弾性突出部21bは 、両端において該基盤21の前記幅側の側面と一体とされる弾性片21b’を、 該弾性片21b’の中央部において該基盤21の該幅側の側面との間に間隙21 cを開けるように該基盤21に一体に設けることにより形成されている。該弾性 片21b’の中央部外側面には、さらに半球状の凸部21b”が設けられている 。
【0023】 前記軸受部22は、前記基盤21の長辺側の側面の下端部より突出状に設けら れており、該基盤21の長辺に亙る長さを備える軸受溝22aを該長辺の縁に沿 うように備えている。 該軸受溝22aは、前記軸受部22が設けられている前記基盤21長辺側の側 面に向き合わない側に向けて開口されており、また溝内周面の形成する断面形状 を弧状としている。
【0024】 また、前記軸受溝22aを形成する側壁のうち、前記基盤21の上側の側壁に は、前記軸受溝22aの長さ方向略中程の位置に割り欠き22bが設けられてい る。
【0025】 さらに、前記軸受部22の下方外側面には、該軸受部22の長さ方向に亙って 、断面略三角形状の位置決め凸部23が設けられている。
【0026】 以上のように構成される前記ベース10と、前記ストッパ本体20とは、図2 において一点鎖線で示されるように、前記軸受部22の軸受溝22a内に、前記 ベース10の一対の側板13、13間に架設されている軸桿14を嵌め入れるこ とにより組み付けられ、前記ストッパ本体20は該軸桿14を中心として、前記 ベース10の上下方向に揺動可能とされる。前記のように、該軸受溝22aを形 成する側壁には、割り欠き22bが設けられていることから、該軸受溝22aを 構成する他方の側壁は、該軸受溝22aの外側に向けて広がりやすく、前記軸桿 14の該軸受溝22a内への受け入れの容易化が図られている。
【0027】 ここでこの実施例では、図4及び図5に示されるように、前記ストッパ本体2 0の両側面に設けられている前記弾性突出部21b、21bを構成する前記弾性 片21b’、21b’の外側面間の寸法を、前記ベース10の両側板13、13 の内面間の寸法と略同寸法としていると共に、前記弾性片21b’、21b’に 設けられている前記突部21b”,21b”間の寸法を、前記ベース10の両側 板13、13間の寸法より稍大きく構成している。 従って、前記ストッパ本体20は、前記ベース10に組み込まれることによっ て、該ストッパ本体20の両側面に設けられている前記弾性突出部21bを構成 する前記弾性片21a’の中央部は、前記ベース10の両側板13、13内面に 当接させられて、稍押し潰されながら、該ベース10の両側板13、13内面と 密に接し合う。これにより、前記軸桿14を中心として前記ベース10の上下方 向に回動させた該ストッパ本体20を、適宜その回動終了位置で仮止めすること ができる。
【0028】 またこの実施例では、前記ストッパ本体20の上面が前記ベース10の背板1 5の内面に接する位置まで、該ストッパ本体20を前記軸桿14を中心として、 前記ベース10の上側に回動させた場合に、前記弾性突出部21bの外面に設け られている前記突部21b”が収められる穴13aを、前記一対の側板13、1 3の双方に設けており、この位置での前記ベース10に対する前記ストッパ本体 20の組み付け状態の安定化及び前記ベース10の上側一杯に前記ストッパ本体 20を回動させたことを示すクリック感を生み出すことが可能な構成とされてい る。
【0029】 なおこの実施例では、前記ストッパ本体20の軸受部22には前記位置決め凸 部23が設けられており、前記ベース10の下側に向けられた該ストッパ本体2 0の回動は、該位置決め凸部23の前記基盤21に向き合っていない側の面が該 ベース10の面11aに接することにより規制されている。
【0030】 このように構成される位置決め具Sの前記基盤21の螺装穴21aに、該基盤 21の上面側より位置決めボルトBが螺装される。該ボルトBの操作端B’側は 、前記ベース10の背板15に設けられている凹部15aに収められる。
【0031】 図1に示されるように、前記位置決めボルトBは、自動車のドアを構成するパ ネルP−1とP−2との間に合って、該ドア内より繰り出し又は繰り戻し自在に 収納されているウインドガラスWの繰り出し基部側に設けられている突き当て部 Tにその先端を当接可能とされている。 従って、前記基盤21に螺装されている位置決めボルトBの前記基盤21の下 面側からの突き出し寸法を、前記ウインドガラスWが繰り出されると共にウイン ドモールが張り込まれている前記パネルP−1とP−2間の上部開口側よりレン チ等を前記位置決めボルトBの操作端B’に差し込んで該位置決めボルトBを螺 進又は螺退させて調節することにより、該位置決めボルトBと前記ウインドガラ スWの突き当て部Tとの当接位置を変化させて、該ウインドガラスWの前記ドア 内からの繰り出し位置を調整することができる。
【0032】 この位置決めボルトBの前記突き出し寸法の調整にあたっては、図3に示され るように、前記レンチ等の先端で前記位置決めボルトBの操作端B’を押圧する ことにより、前記軸桿14を中心として前記ベース10の下側に向けて前記スト ッパ本体20を回動させて、該位置決めボルトBの操作端B’の位置を前記レン チ等により最も操作し易い位置に適宜移動させることができ、これにより該レン チ等による前記位置ボルトBの螺進及び螺退調整を容易に行うことができる。
【0033】 そしてこの位置決めボルトBの螺進及び螺退調整後、前記ウインドガラスWを 繰り出し操作して、該ウインドガラスWの繰り出し基部側に設けられている前記 突き当て部Tを前記位置決めボルトBの先端に当接させることで、前記ストッパ 本体20を再び、該ストッパ本体20の上面が前記ベース10の背板15の内面 に接する位置まで回動させることができる。この位置では前記ストッパ本体10 は、前記背板15内面との当接により、該当接位置を越えてさらに上方に向けて 回動させられることはない。したがって、該ストッパ本体20の下面からの突き 出し寸法を前記のように調整された位置決めボルトBの先端に、前記突き当て部 Tを当接させているウインドガラスWは、このように前記ストッパ本体10の上 面が前記背板15の内面に接した後において、その繰り出し動作の確実な規制を 受けることになる。
【0034】 なお、この実施例に係る位置決め具Sでは、前記ストッパ本体20の側面に前 記位置決め凸部23を設け、この位置決め凸部23を前記ベース10の前記側板 13内面に密に接しさせる構成としているが、これに代えて、前記ベース10の 前記側板13の内面に前記位置決め凸部23に相当する凸部を設け、この凸部を 前記ストッパ本体20の側面に密に接しさせることにより、前記ストッパ本体2 0を前記軸桿14を中心とした回動後の位置で仮止めできる構成としてもよい。
【0035】 また、前記ストッパ本体20の一方の側面又は前記ベース10の一方の側板1 3の内面に、前記位置決め凸部23に相当する凸部を設けて、前記ストッパ本体 20を前記軸桿14を中心とした回動後の位置で仮止めできる構成としてもよい 。
【0036】
【考案の効果】
この考案に係る位置決め具Sでは、前記ストッパ本体20を前記背板15に向 けて起伏動させることができ、またこのように前記背板15に対して適宜起伏動 させたストッパ本体20を、前記弾性突出部21bを該板面に密に接しさせるこ とにより、該起伏動により移動させた位置で適宜仮止めさせることができる。従 って、前記ストッパ本体20に螺装されている前記位置決めボルトBの操作端B ’の位置が、該位置決め具Sが組み付けられている自動車のボディ内において、 前記該操作端B’を最も操作し易い位置に配されるように適宜変化させることが でき、該位置決めボルトBを螺進退させることによるウインドガラスW等の可動 体の繰り出し位置の調整を容易なものとできる。
【0037】 またこの考案に係る位置決め具Sでは、前記のように起伏動させたストッパ本 体20の移動された位置での仮止め機能を確保させながら、該位置決め具Sを、 前記ベース10と前記ストッパ本体20の二つの部材で主として構成するので、 簡潔な構造を有させることで、構造状の脆弱な部分を極力少なくさせた信頼性の 高い位置決め具を提供させることができ、しかも、製造コスト、組み付けコスト の低減化に寄与させることができる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】位置決め具Sの使用状態を示す側面図である。
【図2】位置決め具Sの分解斜視図である。
【図3】位置決め具Sの側面図である。
【図4】位置決め具Sの正面図である。
【図5】位置決め具Sの平面図である。
【図6】位置決め具Sを構成するベース10の正面図で
ある。
【図7】位置決め具Sを構成するベース10の平面図で
ある。
【図8】位置決め具Sを構成するベース10の側面図で
ある。
【図9】位置決め具Sを構成するストッパ本体20の平
面図である。
【図10】位置決め具Sを構成するストッパ本体20の
正面図である。
【図11】位置決め具Sを構成するストッパ本体20の
側面図である。
【図12】位置決め具Sを構成するストッパ本体20の
背面図である。
【図13】位置決め具Sを構成するストッパ本体20の
底面図である。
【図14】図9におけるA−A線断面図である。
【図15】従来の位置決め具の分解斜視図である。
【図16】従来の位置決め具の組み付け状態を示す側面
図である。
【符号の説明】
10 ベース 11 組み付けボルト 12 脚片 13 側板 14 軸桿 15 背板 20 ストッパ本体 21 基板 22 軸受部 23 位置決め凸部 W ウインドガラス S 位置決め具 T 突き当て部 B 位置決めボルト P−1 パネル P−2 パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のウインドガラス等の可動体の繰
    り出し基部側に備えられている突き当て部に当接され
    て、該可動体の位置決めを行う位置決め具であって、 該位置決め具には、前記自動車のパネル等に取り付けら
    れるベースと、このベースに組み付けられているストッ
    パ本体とが備えられており、 該ベースには、前記可動体の突き当て部に向き合う面を
    有すると共に割り欠きを備える背板と、該背板の両側よ
    り前記ストッパ本体の組み付け側に向けて一対の側板が
    設けられており、 前記ストッパ本体は、前記背板に向けて起伏され、か
    つ、該背板に当接可能に前記ベースに組み付けられてい
    ると共に、該ストッパ本体には、前記背板の割り欠きを
    通り抜けて前記背板より操作端側を突き出させ、かつ、
    先端が前記可動体の突き当て部に当接される位置決めボ
    ルトが螺装されており、 前記ストッパ本体又は前記ベースの前記側板の板面に
    は、該ベースの該側板の板面又は前記ストッパ本体の側
    部に接する弾性突出部が設けられていることを特徴とす
    る可動体の位置決め具。
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JP2596499Y2 (ja) 1999-06-14

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