JPH0796239A - プラスチックレンズの製造装置及び製造方法 - Google Patents
プラスチックレンズの製造装置及び製造方法Info
- Publication number
- JPH0796239A JPH0796239A JP5240865A JP24086593A JPH0796239A JP H0796239 A JPH0796239 A JP H0796239A JP 5240865 A JP5240865 A JP 5240865A JP 24086593 A JP24086593 A JP 24086593A JP H0796239 A JPH0796239 A JP H0796239A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- lens
- hard coat
- plastic lens
- defect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチックレンズへのハードコートを効率
よく行う。 【構成】 プラスチックレンズ(1)の端面と治具
(2)を接着手段により接着する。治具(2)は、レン
ズとの接着部と治具受け(3)への取り付け手段は備わ
っている。治具受け(3)には複数の治具(2)が取り
付け可能な構造を有している。
よく行う。 【構成】 プラスチックレンズ(1)の端面と治具
(2)を接着手段により接着する。治具(2)は、レン
ズとの接着部と治具受け(3)への取り付け手段は備わ
っている。治具受け(3)には複数の治具(2)が取り
付け可能な構造を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡用プラスチックレ
ンズをディッピング式のプライマーコートまたは/及び
ハードコートする場合に効率よく生産するためのプラス
チックレンズ製造方法に関する。
ンズをディッピング式のプライマーコートまたは/及び
ハードコートする場合に効率よく生産するためのプラス
チックレンズ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、眼鏡用プラスチックレンズのディ
ッピング式のハードコート治具には、2点、3点、4点
式等のステンレス製のバネ鋏状の治具が用いられてき
た。これは図2に示すような装置を用いて行う。まずレ
ンズ端面の3か所をステンレス製のバネ鋏状治具により
挟むことでレンズを固定し、治具ごとレンズをハードコ
ート液に所定時間浸漬し、その後治具を一手速度で引き
上げることでコーティングしていた。
ッピング式のハードコート治具には、2点、3点、4点
式等のステンレス製のバネ鋏状の治具が用いられてき
た。これは図2に示すような装置を用いて行う。まずレ
ンズ端面の3か所をステンレス製のバネ鋏状治具により
挟むことでレンズを固定し、治具ごとレンズをハードコ
ート液に所定時間浸漬し、その後治具を一手速度で引き
上げることでコーティングしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の治具で
は、端面の薄いレンズや非球面レンズ、変形し易いレン
ズ等は、落下してしまったり、ハードコート液がハード
コート治具とレンズの接点に溜りタレ不良を起こした
り、ハードコート後の熱硬化の際に変形してしまう場合
があった。またステンレス製の治具にレンズを挟む場合
レンズにキズをつけてしまう場合があった。
は、端面の薄いレンズや非球面レンズ、変形し易いレン
ズ等は、落下してしまったり、ハードコート液がハード
コート治具とレンズの接点に溜りタレ不良を起こした
り、ハードコート後の熱硬化の際に変形してしまう場合
があった。またステンレス製の治具にレンズを挟む場合
レンズにキズをつけてしまう場合があった。
【0004】本発明は、従来のような問題点を解決する
ため、落下、変形、タレ不良、キズ不良をほとんど起こ
さず効率的に生産するためのプラスチックレンズ製造法
を提供することを目的とする。
ため、落下、変形、タレ不良、キズ不良をほとんど起こ
さず効率的に生産するためのプラスチックレンズ製造法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の問題
点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、プラスチッ
クレンズ製造時におけるディッピング式のプライマーコ
ートまたは/及びハードコートの際に、従来のレンズを
挟んで治具に固定することなく、シアノアクリレート系
の瞬間接着剤を用いプラスチックレンズと治具を接着す
ることにより効率的にプラスチックレンズの製造を行え
ることを見いだした。
点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、プラスチッ
クレンズ製造時におけるディッピング式のプライマーコ
ートまたは/及びハードコートの際に、従来のレンズを
挟んで治具に固定することなく、シアノアクリレート系
の瞬間接着剤を用いプラスチックレンズと治具を接着す
ることにより効率的にプラスチックレンズの製造を行え
ることを見いだした。
【0006】本発明は、第1に「プラスチックレンズの
端面と接着手段を介して接着可能な端面を有するレンズ
との接着部及び治具受けへの取り付け手段とを備えた治
具及び治具を設置する単数または複数の治具受けからな
るプラスチックレンズの治具(請求項1)」を提供す
る。第2に「プラスチックレンズの端面に治具を接着し
た後、前記治具の取り付け手段を治具受けに設置し、該
レンズが取り付けられた前記治具受けをプライマーコー
ト液またハードコート液に所定時間浸漬し、その後、該
液から該レンズを取り出し、加熱または乾燥させること
により塗膜を形成することを特徴とするコートされたプ
ラスチックレンズを製造する方法(請求項2)」を提供
する。
端面と接着手段を介して接着可能な端面を有するレンズ
との接着部及び治具受けへの取り付け手段とを備えた治
具及び治具を設置する単数または複数の治具受けからな
るプラスチックレンズの治具(請求項1)」を提供す
る。第2に「プラスチックレンズの端面に治具を接着し
た後、前記治具の取り付け手段を治具受けに設置し、該
レンズが取り付けられた前記治具受けをプライマーコー
ト液またハードコート液に所定時間浸漬し、その後、該
液から該レンズを取り出し、加熱または乾燥させること
により塗膜を形成することを特徴とするコートされたプ
ラスチックレンズを製造する方法(請求項2)」を提供
する。
【0007】第3に「該レンズの治具と該プラスチック
レンズの端面を接着する手段として、シアノアクリレー
ト系の接着剤を用いて接着することを特徴とする請求項
1記載の方法(請求項3)」を提供する。第4に「該プ
ラスチックレンズの材料は液状硬化性化合物であり、そ
の主鎖及び/または側鎖にベンゼン環、ナフタレン環、
カーボネート結合、ウレタン結合、ハロゲン元素を少な
くとも一種を有することを特徴とする請求項1記載の方
法(請求項4)」を提供する。
レンズの端面を接着する手段として、シアノアクリレー
ト系の接着剤を用いて接着することを特徴とする請求項
1記載の方法(請求項3)」を提供する。第4に「該プ
ラスチックレンズの材料は液状硬化性化合物であり、そ
の主鎖及び/または側鎖にベンゼン環、ナフタレン環、
カーボネート結合、ウレタン結合、ハロゲン元素を少な
くとも一種を有することを特徴とする請求項1記載の方
法(請求項4)」を提供する。
【0008】
【作用】本発明によれば、プラスチックレンズと治具の
接着によりハードコート前の洗浄やハードコート工程時
のレンズの落下や、ハードコートディッピング時のレン
ズのコート液ダレ不良、ハードコート硬化時の大きな熱
変形を防ぐことが出来る。またレンズに治具付けする場
合のキズ不良も防ぐことができる。
接着によりハードコート前の洗浄やハードコート工程時
のレンズの落下や、ハードコートディッピング時のレン
ズのコート液ダレ不良、ハードコート硬化時の大きな熱
変形を防ぐことが出来る。またレンズに治具付けする場
合のキズ不良も防ぐことができる。
【0009】以下、本発明を更に詳しく説明する。本発
明では、プラスチックレンズ基材の種類は特に限定され
ていないが、液状硬化性化合物がその主鎖及び/または
側鎖にベンゼン環、ナフタレン環、カーボネート結合、
ウレタン結合、ハロゲン元素を少なくとも一種有するプ
ラスチックレンズが特に好ましく用いられる。このレン
ズの重合方法は通常のプラスチックレンズの重合方法と
ほとんど同じであり、単量体混合物をガラスモールドと
エチレン−酢酸ビニル共重合体製ガスケットにより組み
立てられた鋳型中に流し込み、所定温度で所定時間加熱
し、更にガラスモールドから取り出した後所定温度で所
定時間ポストキュアすることによりレンズが得られる。
明では、プラスチックレンズ基材の種類は特に限定され
ていないが、液状硬化性化合物がその主鎖及び/または
側鎖にベンゼン環、ナフタレン環、カーボネート結合、
ウレタン結合、ハロゲン元素を少なくとも一種有するプ
ラスチックレンズが特に好ましく用いられる。このレン
ズの重合方法は通常のプラスチックレンズの重合方法と
ほとんど同じであり、単量体混合物をガラスモールドと
エチレン−酢酸ビニル共重合体製ガスケットにより組み
立てられた鋳型中に流し込み、所定温度で所定時間加熱
し、更にガラスモールドから取り出した後所定温度で所
定時間ポストキュアすることによりレンズが得られる。
【0010】本発明では、プラスチックレンズと治具を
接着する際の接着剤の種類は特に限定されない。エポキ
シ系、アクリル系、シリコーン系、瞬間接着剤などが挙
げられる。好ましくはシアノアクリレート系の瞬間接着
剤が用いられる。シアノアクリレート系の瞬間接着剤は
多々接着部近辺に白化を起こすが、これはディッピング
式のプライマーコートまたは/及びハードコート前の洗
浄でほとんど洗浄されてしまうので問題ない。また白化
しにくいタイプの物もあるので好ましくはそちらの方が
よい。次に治具の形状を図1に示す。形状についてはハ
ードコート液が液溜りをつくらず、レンズとの接着面積
が約5mm2 以上になるようなものが好ましく、それ以
外の細かい形状については特に限定はない。治具の材質
についてはスチレン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、ジアリルカーボネート樹脂、テフロン樹脂等のプラ
スチック類やステンレスなどの金属類でも良い。接着剤
との関係で取り外し易さ、製造ラインのタクトタイムな
ども考慮して適当なものを選べば良い。治具とレンズの
接着には接着面積にもよるが0.1cc 程度の接着剤を塗布
し、使用した接着剤の硬化方法に合わせて硬化させれば
良い。硬化させた治具付きのレンズを専用枠に枠立てし
洗浄を行い、プライマーコート層及び/またはハードコ
ート層を設ける。ハードコート層の形成に用いるハード
コート剤はシリコン系であれば何でもよい。シリコン系
樹脂を用いる理由は、メラミン系、アクリル系の樹脂よ
りも硬いハードコート層が得られるからであり、硬さを
重視しないのであればメラミン系、アクリル系でも差し
支えない。ハードコート剤を塗布した後、加熱硬化、紫
外線硬化、エレクトロンビーム硬化というようなそのハ
ードコート剤の硬化手段に応じた方法で硬化処理がなさ
れ、プラスチックレンズ表面にハードコート層が形成さ
れる。その後、治具をレンズから取り除くわけだが、接
着剤にシアノアクリレート系の瞬間接着剤を用いていれ
ば容易に取り外しが行える。
接着する際の接着剤の種類は特に限定されない。エポキ
シ系、アクリル系、シリコーン系、瞬間接着剤などが挙
げられる。好ましくはシアノアクリレート系の瞬間接着
剤が用いられる。シアノアクリレート系の瞬間接着剤は
多々接着部近辺に白化を起こすが、これはディッピング
式のプライマーコートまたは/及びハードコート前の洗
浄でほとんど洗浄されてしまうので問題ない。また白化
しにくいタイプの物もあるので好ましくはそちらの方が
よい。次に治具の形状を図1に示す。形状についてはハ
ードコート液が液溜りをつくらず、レンズとの接着面積
が約5mm2 以上になるようなものが好ましく、それ以
外の細かい形状については特に限定はない。治具の材質
についてはスチレン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹
脂、ジアリルカーボネート樹脂、テフロン樹脂等のプラ
スチック類やステンレスなどの金属類でも良い。接着剤
との関係で取り外し易さ、製造ラインのタクトタイムな
ども考慮して適当なものを選べば良い。治具とレンズの
接着には接着面積にもよるが0.1cc 程度の接着剤を塗布
し、使用した接着剤の硬化方法に合わせて硬化させれば
良い。硬化させた治具付きのレンズを専用枠に枠立てし
洗浄を行い、プライマーコート層及び/またはハードコ
ート層を設ける。ハードコート層の形成に用いるハード
コート剤はシリコン系であれば何でもよい。シリコン系
樹脂を用いる理由は、メラミン系、アクリル系の樹脂よ
りも硬いハードコート層が得られるからであり、硬さを
重視しないのであればメラミン系、アクリル系でも差し
支えない。ハードコート剤を塗布した後、加熱硬化、紫
外線硬化、エレクトロンビーム硬化というようなそのハ
ードコート剤の硬化手段に応じた方法で硬化処理がなさ
れ、プラスチックレンズ表面にハードコート層が形成さ
れる。その後、治具をレンズから取り除くわけだが、接
着剤にシアノアクリレート系の瞬間接着剤を用いていれ
ば容易に取り外しが行える。
【0011】次に治具を取り外したレンズのシリコン系
ハードコート層上に単層または多層の反射防止膜を設け
ることもできる。反射防止膜形成に用いる物質として
は、金属、金属または半金属の酸化物、フッ化物等が挙
げられ、SiO2、ZrO2等の金属酸化物、MgF2等
のフッ化物が代表的な例である。単層または多層の反射
防止膜を形成させる方法としては、真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンプレーティング法、イオンビームア
シスト法等が挙げられる。
ハードコート層上に単層または多層の反射防止膜を設け
ることもできる。反射防止膜形成に用いる物質として
は、金属、金属または半金属の酸化物、フッ化物等が挙
げられ、SiO2、ZrO2等の金属酸化物、MgF2等
のフッ化物が代表的な例である。単層または多層の反射
防止膜を形成させる方法としては、真空蒸着法、スパッ
タリング法、イオンプレーティング法、イオンビームア
シスト法等が挙げられる。
【0012】
【実施例1】CR−39等の一般的な眼鏡用プラスチッ
クレンズにウレタン樹脂から成る接着式治具を超速硬化
型の接着剤「セメダイン3000RX」(セメダイン
(株)製)0.1cc を用い、セットタイム10秒で接着し
専用枠に30枚単位で枠立てした。その枠を超音波洗浄
及びハードコート工程に流した。ハードコート工程はハ
ードコート液に自社のシリコン系ハードコート剤NL7
0Hを用い、ディッピング法(引き上げ速度100cm
/min)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で3
0分間加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハー
ドコートを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変
形、コート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査した
ところ変形、タレ不良、キズ不良、落下は全くないこと
がわかった。その後レンズから治具を取り外した。
クレンズにウレタン樹脂から成る接着式治具を超速硬化
型の接着剤「セメダイン3000RX」(セメダイン
(株)製)0.1cc を用い、セットタイム10秒で接着し
専用枠に30枚単位で枠立てした。その枠を超音波洗浄
及びハードコート工程に流した。ハードコート工程はハ
ードコート液に自社のシリコン系ハードコート剤NL7
0Hを用い、ディッピング法(引き上げ速度100cm
/min)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で3
0分間加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハー
ドコートを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変
形、コート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査した
ところ変形、タレ不良、キズ不良、落下は全くないこと
がわかった。その後レンズから治具を取り外した。
【0013】
【実施例2】超速硬化型の接着剤に「セメダイン300
0RXL」(セメダイン(株)製)を用いた以外は実施
例1と同様に行った。ハードコートを硬化し終わった枠
からレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ
不良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ
不良、落下は全くないことがわかった。
0RXL」(セメダイン(株)製)を用いた以外は実施
例1と同様に行った。ハードコートを硬化し終わった枠
からレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ
不良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ
不良、落下は全くないことがわかった。
【0014】
【実施例3】超速硬化型の接着剤に「セメダイン300
0RXM」(セメダイン(株)製)を用いた以外は実施
例1と同様に行った。ハードコートを硬化し終わった枠
からレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ
不良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ
不良、落下は全くないことがわかった。
0RXM」(セメダイン(株)製)を用いた以外は実施
例1と同様に行った。ハードコートを硬化し終わった枠
からレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ
不良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ
不良、落下は全くないことがわかった。
【0015】
【実施例4】超速硬化型の接着剤に「セメダイン300
0RXH」(セメダイン(株)製)を用いた以外は実施
例1と同様に行った。ハードコートを硬化し終わった枠
からレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ
不良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ
不良、落下は全くないことがわかった。
0RXH」(セメダイン(株)製)を用いた以外は実施
例1と同様に行った。ハードコートを硬化し終わった枠
からレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ
不良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ
不良、落下は全くないことがわかった。
【0016】
【実施例5】CR−39等の一般的な眼鏡用プラスチッ
クレンズにウレタン樹脂から成る接着式治具を超速硬化
型の接着剤「セメダイン3000RXP」(セメダイン
(株)製)0.1cc を用いセットタイム10秒で接着し
た。このとき接着部近辺が白化したがそのまま専用枠に
30枚単位で枠立てした。その枠を超音波洗浄及びハー
ドコート工程に流した。ハードコート工程はハードコー
ト液に自社のシリコン系ハードコート剤NL70Hを用
い、ディッピング法(引き上げ速度100cm/mi
n)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で30分間
加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハードコー
トを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変形、コ
ート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査したところ
変形、タレ不良、キズ不良、落下は全くないことがわか
った。またレンズの白化については超音波洗浄により取
り除かれた。その後レンズから治具を取り外した。
クレンズにウレタン樹脂から成る接着式治具を超速硬化
型の接着剤「セメダイン3000RXP」(セメダイン
(株)製)0.1cc を用いセットタイム10秒で接着し
た。このとき接着部近辺が白化したがそのまま専用枠に
30枚単位で枠立てした。その枠を超音波洗浄及びハー
ドコート工程に流した。ハードコート工程はハードコー
ト液に自社のシリコン系ハードコート剤NL70Hを用
い、ディッピング法(引き上げ速度100cm/mi
n)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で30分間
加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハードコー
トを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変形、コ
ート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査したところ
変形、タレ不良、キズ不良、落下は全くないことがわか
った。またレンズの白化については超音波洗浄により取
り除かれた。その後レンズから治具を取り外した。
【0017】
【実施例6】CR−39等の一般的な眼鏡用プラスチッ
クレンズにウレタン樹脂から成る接着式治具を超速硬化
型の接着剤「セメダイン3000スーパー」(セメダイ
ン(株)製)0.1cc を用いセットタイム20秒で接着し
た。このとき接着部近辺が白化したがそのまま専用枠に
30枚単位で枠立てした。その枠を超音波洗浄及びハー
ドコート工程に流した。ハードコート工程はハードコー
ト液に自社のシリコン系ハードコート剤NL70Hを用
い、ディッピング法(引き上げ速度100cm/mi
n)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で30分間
加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハードコー
トを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変形、コ
ート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査したところ
変形、タレ不良、キズ不良、落下は全くないことがわか
った。またレンズの白化については超音波洗浄により取
り除かれた。その後レンズから治具を取り外した。
クレンズにウレタン樹脂から成る接着式治具を超速硬化
型の接着剤「セメダイン3000スーパー」(セメダイ
ン(株)製)0.1cc を用いセットタイム20秒で接着し
た。このとき接着部近辺が白化したがそのまま専用枠に
30枚単位で枠立てした。その枠を超音波洗浄及びハー
ドコート工程に流した。ハードコート工程はハードコー
ト液に自社のシリコン系ハードコート剤NL70Hを用
い、ディッピング法(引き上げ速度100cm/mi
n)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で30分間
加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハードコー
トを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変形、コ
ート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査したところ
変形、タレ不良、キズ不良、落下は全くないことがわか
った。またレンズの白化については超音波洗浄により取
り除かれた。その後レンズから治具を取り外した。
【0018】
【実施例7】速硬化型の接着剤に「セメダイン3000
スーパーK」(セメダイン株)製)を用いた以外は実施
例6と同様。ハードコートを硬化し終わった枠からレン
ズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不良、落
下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不良、落
下は全くないことがわかった。またレンズの白化につい
ては超音波洗浄により取り除かれた。
スーパーK」(セメダイン株)製)を用いた以外は実施
例6と同様。ハードコートを硬化し終わった枠からレン
ズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不良、落
下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不良、落
下は全くないことがわかった。またレンズの白化につい
ては超音波洗浄により取り除かれた。
【0019】
【実施例8】接着式治具にスチレン樹脂を用いた以外は
実施例1と同様。ハードコートを硬化し終わった枠から
レンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
実施例1と同様。ハードコートを硬化し終わった枠から
レンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
【0020】
【実施例9】接着式治具にスチレン樹脂を用いた以外は
実施例2と同様。ハードコートを硬化し終わった枠から
レンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
実施例2と同様。ハードコートを硬化し終わった枠から
レンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
【0021】
【実施例10】接着式治具にスチレン樹脂を用いた以外
は実施例3と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
は実施例3と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
【0022】
【実施例11】接着式治具にスチレン樹脂を用いた以外
は実施例4と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
は実施例4と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
【0023】
【実施例12】接着式治具にスチレン樹脂を用いた以外
は実施例5と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
は実施例5と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
【0024】
【実施例13】接着式治具にスチレン樹脂を用いた以外
は実施例6と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
は実施例6と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
【0025】
【実施例14】接着式治具にスチレン樹脂を用いた以外
は実施例7と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
は実施例7と同様。ハードコートを硬化し終わった枠か
らレンズを取り出し、変形、コート液ダレ不良、キズ不
良、落下枚数を検査したところ変形、タレ不良、キズ不
良、落下は全くないことがわかった。
【0026】尚、本実施例における治具はT型をしてお
り、治具受けのはめ込む方式のものであるが、本発明の
治具及び治具受けの形状、これに限定されるものではな
く、図3に記載したような形状のものでもよい。
り、治具受けのはめ込む方式のものであるが、本発明の
治具及び治具受けの形状、これに限定されるものではな
く、図3に記載したような形状のものでもよい。
【0027】
【比較例】CR−39等の一般的な眼鏡用プラスチック
レンズをステンレス製の3点式バネ鋏状治具に挟み、そ
れを専用枠に30枚単位で吊して超音波洗浄及びハード
コート工程に流した。ハードコート工程はハードコート
液に自社のシリコン系ハードコート剤NL70Hを用
い、ディッピング法(引き上げ速度100cm/mi
n)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で30分間
加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハードコー
トを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変形、コ
ート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査したとこ
ろ、変形5枚、タレ不良3枚、キズ不良2枚、落下4枚
が発生した。
レンズをステンレス製の3点式バネ鋏状治具に挟み、そ
れを専用枠に30枚単位で吊して超音波洗浄及びハード
コート工程に流した。ハードコート工程はハードコート
液に自社のシリコン系ハードコート剤NL70Hを用
い、ディッピング法(引き上げ速度100cm/mi
n)にて塗布した。塗布したレンズを90℃で30分間
加熱処理してハードコート層を硬化させた。ハードコー
トを硬化し終わった枠からレンズを取り出し、変形、コ
ート液ダレ不良、キズ不良、落下枚数を検査したとこ
ろ、変形5枚、タレ不良3枚、キズ不良2枚、落下4枚
が発生した。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチックレンズ基
材をハードコートする場合、ハードコート用治具に接着
式の治具を用いることにより、落下、変形、タレ不良、
キズ不良をほとんど起こさず効率的に生産することがで
きる。また、治具の構造を簡素化できることから、一度
に大量の処理を行うことができ、製造効率が良くなる。
材をハードコートする場合、ハードコート用治具に接着
式の治具を用いることにより、落下、変形、タレ不良、
キズ不良をほとんど起こさず効率的に生産することがで
きる。また、治具の構造を簡素化できることから、一度
に大量の処理を行うことができ、製造効率が良くなる。
【0029】更に、接着剤にセットタイムの短いシアノ
アクリレート系の瞬間接着剤を用いることにより、生産
性の向上も行える。
アクリレート系の瞬間接着剤を用いることにより、生産
性の向上も行える。
【図1】は、本実施例に係わるプラスチックレンズの製
造装置の概略図である。
造装置の概略図である。
【図2】は、本実施例に係わるプラスチックレンズの製
造装置の治具及び治具受けの概略図である。
造装置の治具及び治具受けの概略図である。
【図3】は、本願発明に係わるプラスチックレンズの製
造装置の治具及び治具受けの類例の概略図である。
造装置の治具及び治具受けの類例の概略図である。
【図4】は、従来のプラスチックレンズの製造装置の概
略図である。
略図である。
1・・・・・プラスチックレンズ 2・・・・・治具 3・・・・・治具受け 以上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 11:00 (72)発明者 小西 図志夫 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 執印 智哉 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (4)
- 【請求項1】 プラスチックレンズの端面と接着手段を
介して接着可能な端面を有するレンズとの接着部及び治
具受けへの取り付け手段とを備えた治具及び治具を設置
する単数または複数の治具受けからなるプラスチックレ
ンズの製造装置。 - 【請求項2】 プラスチックレンズの端面に治具を接着
した後、前記治具の取り付け手段を治具受けに設置し、
該レンズが取り付けられた前記治具受けをプライマーコ
ート液またハードコート液に所定時間浸漬し、その後、
該液から該レンズを取り出し、加熱または乾燥させるこ
とにより塗膜を形成することを特徴とするコートされた
プラスチックレンズを製造する方法。 - 【請求項3】 該レンズの治具と該プラスチックレンズ
の端面を接着する手段として、シアノアクリレート系の
接着剤を用いて接着することを特徴とする請求項1記載
の方法。 - 【請求項4】 該プラスチックレンズの材料は液状硬化
性化合物であり、その主鎖及び/または側鎖にベンゼン
環、ナフタレン環、カーボネート結合、ウレタン結合、
ハロゲン元素を少なくとも一種を有することを特徴とす
る請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240865A JPH0796239A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | プラスチックレンズの製造装置及び製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5240865A JPH0796239A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | プラスチックレンズの製造装置及び製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0796239A true JPH0796239A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17065859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5240865A Pending JPH0796239A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | プラスチックレンズの製造装置及び製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796239A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150224531A1 (en) * | 2005-01-27 | 2015-08-13 | Carl Zeiss Vision Gmbh | Transport Arrangement for Manipulating Lenses |
| CN112138955A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-29 | 巫奕萱 | 一种家具桌脚染漆设备 |
| JP2021500594A (ja) * | 2017-10-19 | 2021-01-07 | エシロール・アンテルナシオナル | 眼鏡レンズを製造する方法、支持物、及び製造システム |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5240865A patent/JPH0796239A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150224531A1 (en) * | 2005-01-27 | 2015-08-13 | Carl Zeiss Vision Gmbh | Transport Arrangement for Manipulating Lenses |
| US9956575B2 (en) * | 2005-01-27 | 2018-05-01 | Carl Zeiss Vision Gmbh | Transport arrangement for manipulating lenses |
| JP2021500594A (ja) * | 2017-10-19 | 2021-01-07 | エシロール・アンテルナシオナル | 眼鏡レンズを製造する方法、支持物、及び製造システム |
| CN112138955A (zh) * | 2020-09-27 | 2020-12-29 | 巫奕萱 | 一种家具桌脚染漆设备 |
| CN112138955B (zh) * | 2020-09-27 | 2022-04-12 | 肇庆市盛业达五金制品有限公司 | 一种家具桌脚染漆设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3744795B2 (ja) | 偏光レンズを自動的に接着するためのプラントおよびプロセス | |
| KR100852316B1 (ko) | 보호 필름 부착 광학 렌즈 기재 및 광학 렌즈 기재의 제조방법 | |
| KR102104089B1 (ko) | 편광 광학물품을 제조하기 위한 방법과 편광 광학물품 | |
| JP6246346B2 (ja) | 支持基板上の薄いガラスの結合物品、その製造方法およびその使用 | |
| WO1994006598A1 (en) | Method and apparatus for masking removable optical lens markings during lens grinding | |
| US20170062380A1 (en) | Method of providing a flexible semiconductor device and flexible semiconductor device thereof | |
| JPH0796239A (ja) | プラスチックレンズの製造装置及び製造方法 | |
| US4948447A (en) | Method of manufacturing lightweight composite glass-plastic lenses | |
| JP6661587B2 (ja) | 支持基板上の薄いガラスの結合物品、その製造方法およびその使用 | |
| CN115070516B (zh) | 一种控制红外窗口镜片净光圈的方法 | |
| JP2012150458A (ja) | 眼鏡レンズの量産方法 | |
| JPH03502376A (ja) | サングラス用偏光レンズとその製法 | |
| JPS5950402A (ja) | 合成樹脂製光学部品への薄膜形成方法 | |
| TW201732856A (zh) | 在真空塗佈製程中利用凡得瓦力夾持蓋板的方法與設備 | |
| JPH07234307A (ja) | 反射鏡の製造方法 | |
| CN117572544A (zh) | 曲面光学结构及曲面光学结构的制作方法 | |
| JP3925877B2 (ja) | 偏光板の製造方法 | |
| JP2003181851A (ja) | プラスチックレンズ製造方法及び該製造方法に使用されるモールド成形型 | |
| JP2000327818A (ja) | 機能フィルムの製造方法及び機能フィルムの貼着方法 | |
| KR20230139025A (ko) | 증강현실용 광학합성 글래스 제조 방법 | |
| JPH0768576A (ja) | フッ素樹脂薄膜の製造方法 | |
| JP2002131535A (ja) | 光学用偏光フィルター | |
| JP2001066406A (ja) | 光学素子の製造方法 | |
| CN112649902A (zh) | 一种光学镜片复合体的加工方法 | |
| JP2001105539A (ja) | 高分子シートの製造方法及び製造装置並びに光学用高分子シート |