JPH079635Y2 - 平版輪転印刷機における給水量自動制御装置 - Google Patents
平版輪転印刷機における給水量自動制御装置Info
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- JPH079635Y2 JPH079635Y2 JP1991034400U JP3440091U JPH079635Y2 JP H079635 Y2 JPH079635 Y2 JP H079635Y2 JP 1991034400 U JP1991034400 U JP 1991034400U JP 3440091 U JP3440091 U JP 3440091U JP H079635 Y2 JPH079635 Y2 JP H079635Y2
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- Japan
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- water supply
- ink
- water
- supply amount
- roll
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、オフセット印刷及び
直刷(じかずり)を含む平版を使用する輪転印刷機にお
いて版胴に供給される湿し水の量を自動制御する装置に
関し、より詳言すれば、例えばメッシュロールのように
インキの供給量を計量し得るロールを使用することによ
ってインキングロール数を極少に簡略化したインキ供給
系を備えた平版輪転印刷機における給水量自動制御装置
に関する。
直刷(じかずり)を含む平版を使用する輪転印刷機にお
いて版胴に供給される湿し水の量を自動制御する装置に
関し、より詳言すれば、例えばメッシュロールのように
インキの供給量を計量し得るロールを使用することによ
ってインキングロール数を極少に簡略化したインキ供給
系を備えた平版輪転印刷機における給水量自動制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷機は、凸版印刷機と異なり、版
面に凹凸がなく、そのような同一面に対して、水(湿し
水)と油(インキ)の相互に反発する原理を利用するこ
とにより、版面の画線部にインキを、非画線部に水をそ
れぞれ供給して所望の画像を印刷するものである。従っ
て、供給されるべき水の過不足が画像濃度の適否に影響
を及ぼす関係上、印刷中におけるインキ含水量の間断な
き監視検出が望まれ、その検出値に対応して給水量を制
御することを要する。
面に凹凸がなく、そのような同一面に対して、水(湿し
水)と油(インキ)の相互に反発する原理を利用するこ
とにより、版面の画線部にインキを、非画線部に水をそ
れぞれ供給して所望の画像を印刷するものである。従っ
て、供給されるべき水の過不足が画像濃度の適否に影響
を及ぼす関係上、印刷中におけるインキ含水量の間断な
き監視検出が望まれ、その検出値に対応して給水量を制
御することを要する。
【0003】上記の場合に、従来、インキ含水量の検出
測定位置に関して、印刷機の排紙部近傍に備える手法が
慣用され、更に、それには、マニュアル検出と機械的自
動計測があり、前者は作業員の肉眼によるものであるた
め、後者より比較的広範囲を監視し得る融通性に富むも
のの、疲れ易くて長続きせず、僅かな油断で大量の不良
印刷物を排出する憂いがあった。これに対して、後者す
なわち機械的自動計測は検出センサを使用するものであ
って、前記マニュアル検出の欠陥を補う長所があるもの
の、検出の対象となる印刷部(画線部)と非印刷部(非
画線部)の位置が版の交換ごとに変化するのに対応し
て、検出センサーの取付位置の移動調整をする手数と時
間がかかった。
測定位置に関して、印刷機の排紙部近傍に備える手法が
慣用され、更に、それには、マニュアル検出と機械的自
動計測があり、前者は作業員の肉眼によるものであるた
め、後者より比較的広範囲を監視し得る融通性に富むも
のの、疲れ易くて長続きせず、僅かな油断で大量の不良
印刷物を排出する憂いがあった。これに対して、後者す
なわち機械的自動計測は検出センサを使用するものであ
って、前記マニュアル検出の欠陥を補う長所があるもの
の、検出の対象となる印刷部(画線部)と非印刷部(非
画線部)の位置が版の交換ごとに変化するのに対応し
て、検出センサーの取付位置の移動調整をする手数と時
間がかかった。
【0004】このような利害得失を有する従来の手法
は、要するに、インキ(画像部)と水(非画像部)との
仕分けが版胴の刷版上の位置で生起し、その影響が印刷
の流れの下流に波及する現象を、その範囲内すなわち版
胴の刷版よりも下流の位置にインキ含水量検出手段を設
置するものであった。
は、要するに、インキ(画像部)と水(非画像部)との
仕分けが版胴の刷版上の位置で生起し、その影響が印刷
の流れの下流に波及する現象を、その範囲内すなわち版
胴の刷版よりも下流の位置にインキ含水量検出手段を設
置するものであった。
【0005】前項に記載の従来の手法に対して、特開昭
56−2170号は、インキ(画像部)と水(非画像
部)との仕分けが生起する版胴の直前、すなわち、版胴
より僅かに上流に位置するインク練りローラ、若しくは
着肉ローラ周面上にインキの含水量検出センサーを設置
することを開示した。この設置位置は、版胴の刷版より
上流であるため、インキと水は、仕分けられる直前の均
一分布状態にあり、従って、前項に記載の従来の手法に
存在する不都合が解消される利点を有する。
56−2170号は、インキ(画像部)と水(非画像
部)との仕分けが生起する版胴の直前、すなわち、版胴
より僅かに上流に位置するインク練りローラ、若しくは
着肉ローラ周面上にインキの含水量検出センサーを設置
することを開示した。この設置位置は、版胴の刷版より
上流であるため、インキと水は、仕分けられる直前の均
一分布状態にあり、従って、前項に記載の従来の手法に
存在する不都合が解消される利点を有する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、最近、図1
で示すように、多数のインキングロール群を省略し得る
インキ計量ロール例えばメッシュロール1(別称アミロ
ール、スクリーンドロールまたはアニロックスロール)
を平版印刷システムに導入した場合、次の難問が生じ
た。すなわち、(1)湿し水供給機構4を経由して版胴
2の平版3上の非画線部に供給された湿し水の余剰分が
インキ着けロール5及び6を通ってメッシュロール1の
周面に逆流してくること、(2)メッシュロールの周面
がクロムメッキ処理されておりそれが親水性であるた
め、逆流してきた水がメッシュロール上のインキを駆逐
し、ロール上へのインキの付着を低下させること、
(3)それらの理由から印刷紙面に達するインキ量が過
少となり、鮮明な印刷が阻害されること、(4)逆流水
がメッシュロール1からファウンテンロール7を経由し
てインキファウンテン8内のインキ9中に入り印刷時間
の経過に伴なってインキ中の含水量が増加し、含水量が
ある領域例えば30%に達すると急激に紙面のインキ濃
度が低下することが判り、その技術的な解決が急務とな
った。
で示すように、多数のインキングロール群を省略し得る
インキ計量ロール例えばメッシュロール1(別称アミロ
ール、スクリーンドロールまたはアニロックスロール)
を平版印刷システムに導入した場合、次の難問が生じ
た。すなわち、(1)湿し水供給機構4を経由して版胴
2の平版3上の非画線部に供給された湿し水の余剰分が
インキ着けロール5及び6を通ってメッシュロール1の
周面に逆流してくること、(2)メッシュロールの周面
がクロムメッキ処理されておりそれが親水性であるた
め、逆流してきた水がメッシュロール上のインキを駆逐
し、ロール上へのインキの付着を低下させること、
(3)それらの理由から印刷紙面に達するインキ量が過
少となり、鮮明な印刷が阻害されること、(4)逆流水
がメッシュロール1からファウンテンロール7を経由し
てインキファウンテン8内のインキ9中に入り印刷時間
の経過に伴なってインキ中の含水量が増加し、含水量が
ある領域例えば30%に達すると急激に紙面のインキ濃
度が低下することが判り、その技術的な解決が急務とな
った。
【0007】この考案の目的は、版胴の刷版より上流に
位置するインキ供給経路に湿し水が逆流する現象に対応
して、インキ供給系のロールの周面上に如何なる状況の
逆流水の浸入ムラが生じても、また、その状況が版換え
ごとに変っても、それらに左右されることなく、終始、
インキの含水量を精確容易に検出することができ、その
検出値に基づいて給水量を調整制御して、常時、鮮明良
質な画像濃度の平版印刷を遂行し得る装置を提供するこ
とである。
位置するインキ供給経路に湿し水が逆流する現象に対応
して、インキ供給系のロールの周面上に如何なる状況の
逆流水の浸入ムラが生じても、また、その状況が版換え
ごとに変っても、それらに左右されることなく、終始、
インキの含水量を精確容易に検出することができ、その
検出値に基づいて給水量を調整制御して、常時、鮮明良
質な画像濃度の平版印刷を遂行し得る装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達するために、湿し水供給経路と、ロール数を極少簡
略化したキーレスインキ供給経路とが、版面に向けて併
設された平版輪転印刷機ユニットにおいて、前記湿し水
供給経路から前記版面を経て前記インキ供給経路のイン
キファウンテン内に混入する湿し水余剰水逆流経路と、
前記余剰水の前記インキファウンテン内におけるインキ
との割合すなわち含水率を測定する電気的計測手段と、
その含水率測定値で前記湿し水供給経路の給水量を制御
する給水量制御手段とを備えた給水量自動制御装置を得
る点にある。
を達するために、湿し水供給経路と、ロール数を極少簡
略化したキーレスインキ供給経路とが、版面に向けて併
設された平版輪転印刷機ユニットにおいて、前記湿し水
供給経路から前記版面を経て前記インキ供給経路のイン
キファウンテン内に混入する湿し水余剰水逆流経路と、
前記余剰水の前記インキファウンテン内におけるインキ
との割合すなわち含水率を測定する電気的計測手段と、
その含水率測定値で前記湿し水供給経路の給水量を制御
する給水量制御手段とを備えた給水量自動制御装置を得
る点にある。
【0009】
【作 用】この考案が対象とする平版輪転印刷ユニッ
トは、ロール数を極少簡略化したキーレスインキ供給経
路を備えたために、湿し水余剰水が当該インキ供給源に
浸入し易くなり、それを回避する一助として、湿し水供
給経路を版面に直結するコンベンショナル方式とした
が、それでも印刷稼動が進行するのに伴なって、湿し水
の余剰水が版面からキーレスインキ供給経路に浸入し、
その供給源であるインキファウンテン内のインキ中に混
入するに至る。
トは、ロール数を極少簡略化したキーレスインキ供給経
路を備えたために、湿し水余剰水が当該インキ供給源に
浸入し易くなり、それを回避する一助として、湿し水供
給経路を版面に直結するコンベンショナル方式とした
が、それでも印刷稼動が進行するのに伴なって、湿し水
の余剰水が版面からキーレスインキ供給経路に浸入し、
その供給源であるインキファウンテン内のインキ中に混
入するに至る。
【0010】しかしながら、インキ中の含水率が、X
値、例えば30%以下であれば、印刷紙面のインキ濃度
に影響を及ぼさない。
値、例えば30%以下であれば、印刷紙面のインキ濃度
に影響を及ぼさない。
【0011】ところが、インキ中の含水率が前記X値を
超えると急激に紙面のインキ濃度が低下し、もはや、鮮
明良質な平版印刷を維持し得なくなる。
超えると急激に紙面のインキ濃度が低下し、もはや、鮮
明良質な平版印刷を維持し得なくなる。
【0012】そこで、インキファウンテン内のインキの
含水率を常時電気的に計測し、その測定値が前記X値に
達した時点で給水量の制御を作動させ、その測定値がY
値まで降下したときに給水量の制御動作を解除し、上記
の制御動作を反復させれば、湿し水余剰水に伴なう各種
のトラブルが未然に防止され、終始鮮明良質な平版印刷
が得られ、とりわけ、ロール数を極少簡略化したキーレ
スインキ供給経路を有効に利用し得る基礎を固めること
が可能となる。
含水率を常時電気的に計測し、その測定値が前記X値に
達した時点で給水量の制御を作動させ、その測定値がY
値まで降下したときに給水量の制御動作を解除し、上記
の制御動作を反復させれば、湿し水余剰水に伴なう各種
のトラブルが未然に防止され、終始鮮明良質な平版印刷
が得られ、とりわけ、ロール数を極少簡略化したキーレ
スインキ供給経路を有効に利用し得る基礎を固めること
が可能となる。
【0013】
【実施例】この考案の構成及び作用を、その具体的実施
態様により図によって以下に詳述する。
態様により図によって以下に詳述する。
【0014】図1で示す平版印刷ユニットにおいて、版
胴2の平版3の画線部にはインキが供給され非画線部に
は水が供給される。
胴2の平版3の画線部にはインキが供給され非画線部に
は水が供給される。
【0005】キーレスインキ供給経路は、インキファウ
ンテン8内のインキ9がファウンテンロール7の回転に
よって取り出されメッシュロール1に移された後、余剰
のインキがドクターブレード12に掻き落され、網目内
のインキのみが一対のインキ着けロール5及び6を経由
して平版3に供給される。
ンテン8内のインキ9がファウンテンロール7の回転に
よって取り出されメッシュロール1に移された後、余剰
のインキがドクターブレード12に掻き落され、網目内
のインキのみが一対のインキ着けロール5及び6を経由
して平版3に供給される。
【0016】湿し水供給経路は、水舟13内の水14が
ブラシロール10によって取り出されフリッカーブレー
ド11にてブラシが弾かれる勢いで水滴となって水受け
ロール15に移された後、水着けロール16を経由して
平版3に供給される。
ブラシロール10によって取り出されフリッカーブレー
ド11にてブラシが弾かれる勢いで水滴となって水受け
ロール15に移された後、水着けロール16を経由して
平版3に供給される。
【0017】平版3の非画線部に供給された湿し水は、
符号Wで示すように、その一部が余剰水となってインキ
着けロール5及び6に伝わりメッシュロール1に転移
し、その一部が網目内に入ってインキの付着を阻害し、
他の一部はドクターブレード12を経由し、または、フ
ァウンテンロール7を経由してインキファウンテン8内
のインキ9中に混入する。
符号Wで示すように、その一部が余剰水となってインキ
着けロール5及び6に伝わりメッシュロール1に転移
し、その一部が網目内に入ってインキの付着を阻害し、
他の一部はドクターブレード12を経由し、または、フ
ァウンテンロール7を経由してインキファウンテン8内
のインキ9中に混入する。
【0018】そこで本考案では電気的水分計17を設け
て、その電極乃至センサー部18をインキ9中に浸漬さ
せておく。尚、インキ9のレベルは使用により降下する
が常に一定レベルになるよう周知の手段にて補給されて
いる。
て、その電極乃至センサー部18をインキ9中に浸漬さ
せておく。尚、インキ9のレベルは使用により降下する
が常に一定レベルになるよう周知の手段にて補給されて
いる。
【0019】電気的水分計17はインキ9が含水量によ
ってその電気的特性に変化が生ずるのを利用して含水率
を電気的数値で測定する。
ってその電気的特性に変化が生ずるのを利用して含水率
を電気的数値で測定する。
【0020】含水量によって変化するインキ9の電気的
特性は、抵抗値乃至その逆数で表わされる導電率、或い
は、インキ9の静電容量乃至それから導かれる誘電率と
して取り出すことができる。
特性は、抵抗値乃至その逆数で表わされる導電率、或い
は、インキ9の静電容量乃至それから導かれる誘電率と
して取り出すことができる。
【0021】上記の計測手段によって得られた含水率の
電気的測定値は湿し水供給経路4の給水量可調整系に送
られ、それを制御する。
電気的測定値は湿し水供給経路4の給水量可調整系に送
られ、それを制御する。
【0022】給水量を調整できる系統は各種存在し、そ
の一例を図2で示す。
の一例を図2で示す。
【0023】図1及び図2(A)で示すように、給水機
構がブラシロール方式の場合には、給水可調整系は2系
統存在する。
構がブラシロール方式の場合には、給水可調整系は2系
統存在する。
【0024】その1は、ブラシロール10の駆動モータ
ー19の回転を変速させることであり、それは、モータ
ー速度制御部20に含水率の電気的測定値を入力させる
ことにより速度制御が行われる。なお、ブラシロール駆
動モーター19は輪転機の回転速度とも関連して速度制
御が行われている。
ー19の回転を変速させることであり、それは、モータ
ー速度制御部20に含水率の電気的測定値を入力させる
ことにより速度制御が行われる。なお、ブラシロール駆
動モーター19は輪転機の回転速度とも関連して速度制
御が行われている。
【0025】その2は、ブラシロール10のブラシを弾
くフリッカーブレード11の突込量を加減するようにし
ても給水量の制御が可能である。
くフリッカーブレード11の突込量を加減するようにし
ても給水量の制御が可能である。
【0026】ブラシロール方式、ハリス方式、スミス方
式などの場合、平版3に対して独立した給水機構を有す
る個別方式(図1参照)と、給水機構がインキ着けロー
ル5に従属して取り付けられている混合方式(図2参
照)とが周知であり、本考案はそのいずれの方式であっ
ても装備が可能である。
式などの場合、平版3に対して独立した給水機構を有す
る個別方式(図1参照)と、給水機構がインキ着けロー
ル5に従属して取り付けられている混合方式(図2参
照)とが周知であり、本考案はそのいずれの方式であっ
ても装備が可能である。
【0027】図2(B)で示すように、給水機構がフラ
ップロール方式の場合には、フラップロール21の駆動
モーター(図示せず)の速度制御部に含水率測定値を入
力させる。
ップロール方式の場合には、フラップロール21の駆動
モーター(図示せず)の速度制御部に含水率測定値を入
力させる。
【0028】図2(C)で示すように、給水機構がハリ
ス方式の場合には、含水率測定値を水元ロール22の駆
動モーター(図示せず)の速度制御部に入力させる。
ス方式の場合には、含水率測定値を水元ロール22の駆
動モーター(図示せず)の速度制御部に入力させる。
【0029】図2(D)で示すように、給水機構がスミ
ス方式の場合には、含水率測定値でスプレーノズル23
のバルブを開閉制御させる。
ス方式の場合には、含水率測定値でスプレーノズル23
のバルブを開閉制御させる。
【0030】図2(E)で示すように、給水機構が首振
りロール方式の場合には、含水率測定値で首振りロール
24のアームの揺動数乃至水元ロールとの接触時間を加
減制御させる。かくして、インキの含水率測定値によっ
て刷版3への給水量が自動制御され、その制御の一例と
して、図3を示す。
りロール方式の場合には、含水率測定値で首振りロール
24のアームの揺動数乃至水元ロールとの接触時間を加
減制御させる。かくして、インキの含水率測定値によっ
て刷版3への給水量が自動制御され、その制御の一例と
して、図3を示す。
【0031】図3において、インキファウンテン8内の
インキの含水率が最初は0値であり、印刷が進行するに
伴なって、含水率が増加し、例えば含水率がX値に達し
た時点で本発明による制御系が作動して給水可調整系が
自動制御され給水量が減少する。
インキの含水率が最初は0値であり、印刷が進行するに
伴なって、含水率が増加し、例えば含水率がX値に達し
た時点で本発明による制御系が作動して給水可調整系が
自動制御され給水量が減少する。
【0032】給水制限された印刷ユニットは、キーレス
インキ供給経路によって搬送されたインキ中の混入水を
消費して水量の不足分が補完される。
インキ供給経路によって搬送されたインキ中の混入水を
消費して水量の不足分が補完される。
【0033】給水制限の効果があらわれてインキファウ
ンテン8内のインキの含水率が例えばY値に降下したな
らば、今度は水不足のおそれが生ずるため、給水可調整
系をスタート時に復帰させる。すると、インキファウン
テン8内のインキの含水率が再び増加して、やがてX値
に達する。
ンテン8内のインキの含水率が例えばY値に降下したな
らば、今度は水不足のおそれが生ずるため、給水可調整
系をスタート時に復帰させる。すると、インキファウン
テン8内のインキの含水率が再び増加して、やがてX値
に達する。
【0034】上記の作用が反復されて、給水系が自動制
御される。
御される。
【0035】
【考案の効果】以上詳述したように、この考案は、次の
特殊事情、すなわち、メッシュロール等の使用によるイ
ンキ供給系の極少簡略化から印刷機全体の超小型化を得
た代償として、湿し水余剰水がインキ供給源すなわちイ
ンキファウンテン内にまで浸入して、鮮明良質な平版印
刷を不能に陥らせる特殊事情に対して、前記湿し水余剰
水の前記インキファウンテン内におけるインキとの割合
を電気的に測定し、その含水率測定値で湿し水供給系の
給水量を制御するので、湿し水余剰水に伴なう各種のト
ラブルを未然に防止し、終始鮮明良質な平版印刷を遂行
することができ、とりわけ、ロール数を極少簡略化した
キーレスインキ供給経路の短所をカバーし、その有効な
活用の道を開くのに顕著な効果を奏する。
特殊事情、すなわち、メッシュロール等の使用によるイ
ンキ供給系の極少簡略化から印刷機全体の超小型化を得
た代償として、湿し水余剰水がインキ供給源すなわちイ
ンキファウンテン内にまで浸入して、鮮明良質な平版印
刷を不能に陥らせる特殊事情に対して、前記湿し水余剰
水の前記インキファウンテン内におけるインキとの割合
を電気的に測定し、その含水率測定値で湿し水供給系の
給水量を制御するので、湿し水余剰水に伴なう各種のト
ラブルを未然に防止し、終始鮮明良質な平版印刷を遂行
することができ、とりわけ、ロール数を極少簡略化した
キーレスインキ供給経路の短所をカバーし、その有効な
活用の道を開くのに顕著な効果を奏する。
【0036】更に、この考案は、インキの含水量を検出
する測定位置をインキファウンテン内に定めたので、版
胴の刷版よりも下流の位置に生起される水の付着ムラへ
の対応は勿論のこと、版胴の刷版よりも上流に位置する
インキ供給系のロールの周面上に生起される逆流水の浸
入ムラに対しても、それらに左右されることなく、終
始、インキの含水量を精確容易に検出することができ
る。
する測定位置をインキファウンテン内に定めたので、版
胴の刷版よりも下流の位置に生起される水の付着ムラへ
の対応は勿論のこと、版胴の刷版よりも上流に位置する
インキ供給系のロールの周面上に生起される逆流水の浸
入ムラに対しても、それらに左右されることなく、終
始、インキの含水量を精確容易に検出することができ
る。
【図1】本考案装置を装備した平版印刷ユニットの具体
的一実施態様を例示する説明図
的一実施態様を例示する説明図
【図2】給水量可調整系の各種態様を例示する説明図、
【図3】刷版への給水量と印刷時間との関連を例示する
ダイヤグラムである。
ダイヤグラムである。
1 メッシュロール 2 版胴 3 平版 4 湿し水供給経路(給水機構) 5及び6 インキ着けロール 7 ファウンテンロール 8 インキファウンテン 9 インキ 8、7、1、5及び6 キーレスインキ供給経路 W 湿し水余剰水逆流経路(5、6、1、7及び8) 10 ブラシロール 11 ブレード 12 ドクターブレード 13 水舟 14 水 15 水受けロール 16 水着けロール 17 電気的水分計 18 その電極乃至センサー部 19 ブラシロール駆動モーター 20 モーター速度制御部 21 フラップロール 22 水元ロール 23 スプレーノズル 24 首振りロール
Claims (9)
- 【請求項1】 インキファウンテンから版胴の版面へイ
ンキを供給するロールの数を極少簡略化したキーレスイ
ンキ供給経路と、前記版胴の版面へ湿し水を供給する湿
し水供給経路と、前記版面へ供給された湿し水の余剰水
が前記版面から前記インキ供給経路を経由して前記イン
キファウンテン内へ混入する余剰水逆流経路と、前記イ
ンキファウンテン内においてインキと前記余剰水との割
合すなわちインキの含水量を測定する電気的計測手段
と、その含水率測定値で前記湿し水供給経路の給水量を
制御する給水量制御手段と、からなる平版輪転印刷機に
おける給水量自動制御装置。 - 【請求項2】 インキ中の含水率計測手段として、イン
キの抵抗値乃至その逆数である導電率の変化を利用する
請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 インキ中の含水率計測手段として、イン
キの静電容量乃至それから導かれる誘電率の変化を利用
する請求項1記載の装置。 - 【請求項4】 給水量制御手段として、湿し水供給経路
にブラシロールを使用する場合に、含水率測定値でブラ
シロール駆動モーターを変速させて給水量を制御する請
求項1記載の装置。 - 【請求項5】 給水量制御手段として、湿し水供給経路
にブラシロールを使用する場合に、含水率測定値で、ブ
ラシロールに向けたブレードの突込量を加減して、給水
量を制御する請求項1記載の装置。 - 【請求項6】 給水量制御手段として、湿し水供給経路
にフラップロールを使用する場合に、含水率測定値でフ
ラップロール駆動モーターを変速させて給水量を制御す
る請求項1記載の装置。 - 【請求項7】 給水量制御手段として、湿し水供給経路
に水元ロールを使用する場合に、含水率測定値で前記水
元ロール駆動モーターを変速させて給水量を制御する請
求項1記載の装置。 - 【請求項8】 給水量制御手段として、湿し水供給経路
にスプレーノズルを使用する場合に、含水率測定値でス
プレーノズルのバルブを開閉させて給水量を制御する請
求項1記載の装置。 - 【請求項9】 給水量制御手段として、湿し水供給経路
に首振りロールを使用する場合に、含水率測定値で首振
りロールのアームの揺動数を加減して給水量を制御する
請求項1記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991034400U JPH079635Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 平版輪転印刷機における給水量自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991034400U JPH079635Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 平版輪転印刷機における給水量自動制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556431U JPH0556431U (ja) | 1993-07-27 |
| JPH079635Y2 true JPH079635Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=12413140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991034400U Expired - Lifetime JPH079635Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 平版輪転印刷機における給水量自動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079635Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS562170A (en) * | 1979-06-20 | 1981-01-10 | Ricoh Co Ltd | Method of controlling image quality of offset printing machine |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP1991034400U patent/JPH079635Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0556431U (ja) | 1993-07-27 |
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