JPH079653A - 感熱孔版製版装置 - Google Patents

感熱孔版製版装置

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JPH079653A
JPH079653A JP15084393A JP15084393A JPH079653A JP H079653 A JPH079653 A JP H079653A JP 15084393 A JP15084393 A JP 15084393A JP 15084393 A JP15084393 A JP 15084393A JP H079653 A JPH079653 A JP H079653A
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JP
Japan
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master
resistance heating
thermal head
scanning direction
heat
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JP15084393A
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English (en)
Inventor
Masaru Oikawa
賢 及川
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Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Tohoku Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Research Institute of General Electronics Co Ltd
Tohoku Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスタの搬送時にジャムの発生がなく、マス
タの切断面が鋸状にならない新規な感熱孔版製版装置を
提供することを目的とする。 【構成】 主走査方向に配列した複数の抵抗発熱素子3
から成るサーマルヘッド2をマスタ1に接触させ、抵抗
発熱素子3の配列方向に直交する副走査方向にマスタ1
をサーマルヘッド2に相対的に移動させ、抵抗発熱素子
3の選択的加熱によりドットマトリクス式に穿孔画像の
形成を行う感熱孔版製版装置において、マスタ1が実質
的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成り、サーマルヘッ
ド2を主走査方向へ移動させる移動装置15を有し、マ
スタ1への穿孔画像の形成が終了した後、移動装置15
によりサーマルヘッド2を主走査方向へ移動させ、マス
タ1の一端側から他端側にわたるマスタの切断用の孔列
7を設けるように抵抗発熱素子3を制御する制御手段を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実質的に熱可塑性樹脂
フィルムのみからなる感熱孔版用のマスタに対してサー
マルヘッドを用いてドットマトリクス式に穿孔画像を形
成する感熱孔版製版装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル式感熱孔版印刷装置
がよく知られている。この装置における製版装置を図1
6(a)、(b)(c)及び図17に示す。
【0003】この製版装置は、感熱孔版用のマスタ71
に主走査方向Sに1列に配列された抵抗発熱素子73か
らなるサーマルヘッド72を接触させ、抵抗発熱素子7
3の配列方向に直交する副走査方向Fへマスタ71をプ
ラテンローラ714によりサーマルヘッド72に相対的
に移動させ、抵抗発熱素子73の選択的加熱によりドッ
トマトリクス式に穿孔画像74を形成し、この穿孔画像
74が形成されたマスタ71を搬送ローラ対76により
搬送して版胴の外周面に自動的に巻き付け、カッター手
段77によりマスタ71を切断し、マスタ71に印刷用
紙をプレスローラ等の押圧手段によって連続的に押し付
けて、マスタ71の穿孔部よりインキを滲み出させて印
刷を行っている。なお、カッタ手段77は、図18に示
すように、カッターユニット713の内部に主走査方向
Sに移動する回転刃78を有する。
【0004】上記マスタは、非常に薄いポリエステル等
の熱可塑性樹脂フィルム(以下、単に「フィルム」とい
う)と、多孔質の可撓性の支持体として合成繊維や和
紙、或いは和紙及び合成繊維を混抄したものとを貼り合
わせたラミネート構造となっており、フィルムの表面に
はサーマルヘッド表面との融着と、帯電防止のためにオ
ーバーコート層が設けられている。
【0005】上記カッター手段としては特開昭63−6
2773号公報に示されているように、帯状の固定刃に
沿って可動刃を回転させつつマスタの幅方向に往復移動
させてマスタを切断する方式が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記マスタは、その支
持体として和紙等を使用しているため和紙繊維が絡み合
った部分においてはインキの通過が阻害されインキが印
刷用紙に転移せずに、ベタ部に繊維模様が出たり、細線
等がかすれる俗に言う繊維目という不具合が発生する。
【0007】そこで、支持体となる和紙等を使用しない
でフィルム単体のみからなるマスタで印刷を行うように
することで繊維目を発生させないようにすることができ
るが、そのフイルム自体の厚さは約2〜8μm程度であ
り、和紙ラミネートマスタの厚み約40乃至50μmに
比べその約20分の1程度と非常に薄くなるので、上述
のカッター手段によりマスタを切断した場合、マスタの
搬送時に、マスタの先端部が可動刃の移動通路の段差部
に引っかかったり、貼り付いたりすることでジャム等が
多発してしまう。また、回動刃を回転させつつマスタを
切断することにより、マスタの切断面が鋸状になり、こ
のため版胴のクランプ手段によって、マスタに均等に一
定のテンションをかけられなく、折れジワや浮きを生じ
させることなく版胴に巻着することができなくなる。
【0008】従って、本発明は上述したような問題点を
解決し、マスタの搬送時にマスタの先端部が可動刃の移
動通路の段差部に引っかかることによるジャムの発生が
なく、マスタの切断面が鋸状にならない新規な感熱孔版
製版装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
主走査方向に一列に配列した複数の抵抗発熱素子を有す
るサーマルヘッドを感熱孔版用のマスタに接触させ、上
記抵抗発熱素子の配列方向に直交する副走査方向に上記
マスタを上記サーマルヘッドに対し相対的に移動させ、
上記抵抗発熱素子の選択的加熱によりドットマトリクス
式に穿孔画像の形成を行う感熱孔版製版装置において、
上記マスタが実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成
り、上記サーマルヘッドを上記主走査方向へ移動させる
移動装置を有し、上記マスタへの穿孔画像の形成が終了
した後、上記移動装置により上記サーマルヘッドを主走
査方向へ移動させ、マスタの一端側から他端側にわたる
マスタの切断用の孔列を設けるように上記抵抗発熱素子
を制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、主走査方向に一列
に配列した複数の抵抗発熱素子を有するサーマルヘッド
を感熱孔版用のマスタに接触させ、上記抵抗発熱素子の
配列方向に直交する副走査方向に上記マスタを上記サー
マルヘッドに対し相対的に移動させ、上記抵抗発熱素子
の選択的加熱によりドットマトリクス式に穿孔画像の形
成を行う感熱孔版製版装置において、上記マスタが実質
的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成り、上記サーマル
ヘッド内に上記抵抗発熱素子と平行に配置された抵抗発
熱線と、上記サーマルヘッドを上記主走査方向へ移動さ
せる移動装置とを有し、上記マスタへの穿孔画像の形成
が終了した後、上記移動装置により上記サーマルヘッド
を主走査方向へ移動させ、マスタの一端側から他端側に
わたるマスタの切断用の溶融線を設けるように上記抵抗
発熱線を制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、主走査方向に一列
に配列した複数の抵抗発熱素子を有するサーマルヘッド
を感熱孔版用のマスタに接触させ、上記抵抗発熱素子の
配列方向に直交する副走査方向に上記マスタを上記サー
マルヘッドに対し相対的に移動させ、上記抵抗発熱素子
の選択的加熱によりドットマトリクス式に穿孔画像の形
成を行う感熱孔版製版装置において、上記マスタが実質
的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成り、上記サーマル
ヘッド内に上記抵抗発熱素子と平行に配置され上記抵抗
発熱素子列より長い抵抗発熱線を有し、上記マスタへの
穿孔画像の形成が終了した後、マスタの一端側から他端
側にわたるマスタの切断用の溶融線を設けるように上記
抵抗発熱線を制御する制御手段を設けたことを特徴とす
る。
【0012】ここに、副走査方向とは感熱孔版用のマス
タの搬送方向をいい、主走査方向とは、副走査方向に直
交する方向をいう。さらに、実質的に熱可塑性樹脂フィ
ルムのみからなる感熱孔版用のマスタとは、マスタが熱
可塑性樹脂フィルムのみからなるものの他、熱可塑性樹
脂フィルムに帯電防止剤等の微量成分を含有してなるも
の、さらには熱可塑性樹脂フィルムの両主面、即ち表面
又は裏面のうち少なくとも一方に、オーバーコート層等
の薄膜層を1層又は複数層形成してなるものを含む。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、移動装置により
サーマルヘッドを主走査方向へ移動させ、制御手段が抵
抗発熱素子を制御してマスタの一端側から他端側にわた
るマスタの切断用の孔列をマスタに穿孔する。
【0014】請求項2記載の発明によれば、移動装置に
よりサーマルヘッドが主走査方向へ移動させられ、制御
手段がサーマルヘッドの抵抗発熱素子と平行に配置され
た抵抗発熱線を制御してマスタの一端側から他端側にわ
たるマスタの切断用の溶融線をマスタに形成する。
【0015】請求項3記載の発明によれば、制御手段が
サーマルヘッドの抵抗発熱素子と平行に配置された抵抗
発熱線を制御してマスタの一端側から他端側にわたるマ
スタの切断用の溶融線をマスタに形成する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において、符号100は孔版印刷装置におけ
る感熱孔版製版装置を示す。感熱孔版製版装置100
は、マスタ1を副走査方向Fへ搬送する搬送ローラ対6
1と、搬送ローラの下流側に配置されたプラテンローラ
14と、プラテンローラ14と平行に延在していて、プ
ラテンローラ14に対して接離自在に設けられたサーマ
ルヘッド2と、サーマルヘッド2を主走査方向へ移動さ
せる移動装置としてのリニアモータ5と、マスタ1を挾
持しつつ図示しない版胴へマスタ1を搬送する押さえロ
ーラ対62とから主に構成されている。
【0017】マスタ1は、幅320mm、実質的に厚さ
4μmの熱可塑性樹脂フィルムのみから成り、ポリエス
テル等により形成されロール状に巻かれ、軸1sに繰り
出し可能に支持されている。
【0018】プラテンローラ14は、主走査方向Sに延
在していて、その表面が導電性のシリコンゴム等により
形成され、その主走査方向Sの長さが、マスタ1の主走
査方向Sの一端側から他端側にわたってマスタ1に穿孔
するためにマスタ1の幅より長く設定されている。この
実施例においては330mmに設定されている。
【0019】サーマルヘッド2は、図3のa、b、図6
のaに示すように、主走査方向Sに1列に配列された複
数の穿孔画像形成用の抵抗発熱素子3と、この抵抗発熱
素子3を保持・冷却するホルダ10とにより主に構成さ
れている。ホルダ10の下方の主走査方向Sの両端部に
は、サーマルヘッド2をプラテンローラ14に押し付け
る向きに付勢するスプリング12がそれぞれ配置され、
これらスプリング12の間には、スプリング12の付勢
力に抗してサーマルヘッド2をプラテンローラ14から
引き離すソレノイド11が設けられている。よって、サ
ーマルヘッド2は、ソレノイド11とスプリング12と
によりプラテンローラ14に接離自在に設けられてい
る。
【0020】サーマルヘッド2は、図示しない原稿読取
部のA/D変換部及び制御手段15で処理されて送出さ
れるデジタル画像信号に基づきマスタ1を選択的に溶
融、穿孔し、穿孔画像を形成する機能を有する。なお、
本実施例において、サーマルヘッド2は、400DPI
の抵抗発熱素子3を有し、これらの抵抗発熱素子3が主
走査方向Sに293mm(A3)の長さにわたって46
08個、1列に一定ピッチで配列され、かつ、後述する
制御手段15による制御のために第1乃至第4のブロッ
クに分割されている。
【0021】リニアモータ5は、サーマルヘッド2のホ
ルダ10の下部に配置され、サーマルヘッド2の抵抗発
熱素子3の主走査方向Sの中心点と、マスタ1の主走査
方向Sの中心点とが一致する位置をホームポジションと
してサーマルヘッド2を主走査方向Sへマスタ1に相対
的に移動させる。穿孔画像の形成時にリニアモータ5
は、サーマルヘッド2をホームポジションに位置させる
ように設定されている。
【0022】制御手段15は、図2のbに示すように、
サーマルヘッド2の抵抗発熱素子3を選択的に発熱さ
せ、マスタ1に接触させて穿孔画像4を形成し、マスタ
1を副走査方向Fへプラテンローラ14により所定の長
さ搬送させ、サーマルヘッド2の抵抗発熱素子3に通電
する時間(印加パルス幅)を制御してマスタ1の主走査
方向Sの一端側から他端側にわたるマスタ1の切断用の
孔列7を形成する。
【0023】穿孔画像4を形成するには、主走査方向S
及び副走査方向Fのそれぞれ隣接する穿孔が連結するこ
となく独立していることが必要であるが、マスタ1の切
断用の孔列7を形成する場合には、主走査方向Sの隣合
う穿孔が連結した方が都合が良いので、切断用の孔列7
を形成する場合の印加パルス幅は、穿孔画像4を形成す
る場合よりも大きく設定されている。
【0024】穿孔画像4を形成する場合の印加パルス幅
は、図4に示すように、 時間t1 450μs〜530μs 入力エネルギー 54μJ〜64μJ 印加電力 120mW 一方、マスタ1の切断用の孔列7を形成する場合は、 時間t2 600μs〜700μs 入力エネルギー 72μJ〜84μJ 印加電力 120mW に設定されている。なお、上述したように、抵抗発熱素
子3は4つのブロックに分割されているので、通電時間
等の制御も4分割されている。
【0025】このように印加パルス幅を制御手段15に
より制御し、全ての抵抗発熱素子3に通電して図5のa
に示すように、マスタ1の主走査方向Sの一端側から他
端側にわたるマスタ1の切断用の孔列7が形成される。
また、図5のbに示すように、制御手段15により1抵
抗発熱素子ごとに通電して非穿孔部1aを形成し、この
非穿孔部1aの長さdを0〜150μmにするようにし
ても良い。
【0026】次に、この感熱孔版製版装置100の動作
について以下に記す。マスタ1は、プラテンローラ14
よりも僅かに下流側の位置において、その先端部がプラ
テンローラ14と略平行な方向に揃えられた状態で待機
している。図示しない製版スタートキーを押すことによ
り製版指令が図示しないステップモータに送出されてプ
ラテンローラ14が回転を始める。図示しないA/D変
換部及び制御手段15にて処理されて送出されるデジタ
ル画像信号によって、マスタ1を挾んでプラテンローラ
14に圧接しているサーマルヘッド3の抵抗発熱素子3
が選択的に発熱され、マスタ1が選択的に溶融され穿孔
され穿孔画像4が形成される。そして、このように穿孔
画像4が形成されたマスタ1の先端部は、押さえローラ
対62の上流側に搬送される。
【0027】上記製版指令が押さえローラ対62に送出
され、マスタ1は図2のaに示すように、押さえローラ
対62によって挾持されつつ、共に図示しない版胴のク
ランプ手段へ向けて送出される。マスタ1の搬送距離が
所定の長さになると、ソレノイド11が、プラテンロー
ラ14に圧接しているサーマルヘッド2をスプリング1
2の付勢力に抗してプラテンローラ14から下方へ引き
離し、リニアモータ5が作動しサーマルヘッド2を主走
査方向Sの一方側へホームポジションから15mm移動
させる。この位置で、ソレノイド11の動作が解除さ
れ、サーマルヘッド2がプラテンローラ14にマスタ1
を介して接触する。この時、制御手段15がサーマルヘ
ッド2の抵抗発熱素子3を制御して、抵抗発熱素子3を
発熱させ、抵抗発熱素子3の長さ293mmに対応して
いるマスタ1を溶融し、マスタ1の切断用の孔列7の一
部を形成する。その後、上述の如くソレノイド11を作
動してサーマルヘッド2をプラテンローラ14から下方
へ引き離し、リニアモータ5によりサーマルヘッド2を
主走査方向Sの他方側へホームポジションから15mm
移動させ、この位置で上記動作と同様の動作によりマス
タ1を溶融し、図2のbに示すように、マスタ1の一端
側から他端側にわたり一直線上に、マスタ1の切断用の
孔列7を形成する。
【0028】次に、押さえローラ対62の回転によりマ
スタ1が更に搬送され、孔列7が押さえローラ対62の
僅かに下流側の位置に至ると、マスタ1を挾持した状態
で押さえローラ対62の回転が停止する。これと同時
に、マスタ1の先端部は、図示しない版胴のクランプ手
段へ到達し、クランプ手段によりマスタ1の先端部が係
止される。そこで、版胴が回転し、版胴の外周面にマス
タ1が巻装され始める。版胴1の更なる回転によりマス
タ1は図2のcに示すように孔列7を境に張断される。
マスタ1が版胴の外周面に巻装された後、印刷工程が開
始される。
【0029】また図6のbに示すように、抵抗発熱素子
3の主走査方向Sの両端部に隣接して孔列7の形成用の
抵抗発熱素子8をそれぞれ設け、全ての抵抗発熱素子の
長さを298mmになるように構成しても良い。このよ
うな構成を採用することにより、孔列7の形成時におけ
る、リニアモータ5によるサーマルヘッド2のホームポ
ジションから主走査方向Sの一方及び他方への移動量が
それぞれ13mmになり、移動に要する時間が短縮され
る。
【0030】図7乃至図9に別の実施例を示す。この実
施例に示すサーマルヘッド20は、図1乃至図6に示し
た実施例に対して、サーマルヘッド20内に抵抗発熱素
子3と平行に配置された他の抵抗発熱線9を有する構成
のみが相違する。抵抗発熱線9は、抵抗発熱素子3のよ
うに、穿孔画像の形成には用いられないので複数の抵抗
発熱素子3を一列に配列したものではなく、主走査方向
Sの長さが298mm、副走査方向Fの幅が70μmの
一本の抵抗発熱素子である。この実施例の動作につい
て、上述の実施例と相違する点についてのみ説明する。
上述の実施例と同様に図7のaに示すように、穿孔画像
4が形成された後、サーマルヘッド20をプラテンロー
ラ14から下方へ引き離し、リニアモータ5が作動しサ
ーマルヘッド20を主走査方向Sの一方側へホームポジ
ションから13mm移動させる。この位置で、ソレノイ
ド11の動作が解除され、サーマルヘッド20がプラテ
ンローラ14にマスタ1を介して接触する。この時、制
御手段15がサーマルヘッド20の抵抗発熱線9に供給
する印加パルス幅を1mSに制御して、抵抗発熱線9を
発熱させ、抵抗発熱線9の長さ298mmに対応してい
るマスタ1を溶融し、マスタ1の切断用の溶融線70の
一部を形成する。その後、上述の如くソレノイド11を
作動してサーマルヘッド20をプラテンローラ14から
下方へ引き離し、リニアモータ5によりサーマルヘッド
20を主走査方向Sの他方側へホームポジションから1
3mm移動させ、この位置で上記動作と同様の動作によ
りマスタ1を溶融し、図7のbに示すように、マスタ1
の一端側から他端側にわたり一直線上に、マスタ1の切
断用の溶融線70を形成し、上述の実施例と同様にマス
タ1が図7のcに示すように張断される。
【0031】この実施例によれば、マスタ1の切断用の
溶融線70の形成用の抵抗発熱線9を一本の抵抗発熱素
子により構成したので、抵抗発熱線9への配線と、抵抗
発熱線9を制御する回路とが簡素化される。
【0032】図10乃至図12に更に別の実施例を示
す。この実施例に示すサーマルヘッド21は、図1乃至
図9に示した実施例に対して、リニアモータ5(図9)
を除き、サーマルヘッド21内に抵抗発熱素子3と平行
に配置された他の抵抗発熱線90と、他の抵抗発熱線9
0に対向する位置にプラテンローラ14と平行に設けら
れた他のプラテンローラ142とを有する構成のみが相
違する。
【0033】抵抗発熱線90は、抵抗発熱素子3のよう
に、穿孔画像の形成には用いられないので複数の抵抗発
熱素子3を一列に配列したものではなく、主走査方向S
の長さがマスタ1の幅よりも広い325mm、副走査方
向Fの幅が70μmの一本の抵抗発熱素子である。この
実施例の動作について、上述の実施例と相違する点につ
いてのみ説明する。上述の実施例と同様に図10のaに
示すように、穿孔画像4が形成された後、所定の位置
で、制御手段15がサーマルヘッド21の抵抗発熱線9
0に供給する印加パルス幅を1mSに制御して、抵抗発
熱線90を発熱させ、マスタ1を溶融し、図10のbに
示すように、マスタ1の一端側から他端側にわたり一直
線上に、マスタ1の切断用の溶融線70を形成し、上述
の実施例と同様にマスタ1が図10のcに示すように張
断される。
【0034】この実施例によれば、マスタ1の切断用の
溶融線70の形成用の抵抗発熱線90をマスタ1の幅よ
りも広い一本の抵抗発熱素子により構成したので、抵抗
発熱線90への配線と、抵抗発熱線90を制御する回路
とが簡素化され、サーマルヘッド21の移動がなくな
り、リニアモータが不要になる。
【0035】図10乃至図12に示した実施例の変形例
を図13乃至図15に示す。この実施例に示すサーマル
ヘッド22は、図10乃至図12に示した実施例に対し
て、プラテンローラ142(図12参照)を取り除き、
サーマルヘッド22の副走査方向Fの端部に、抵抗発熱
素子3と平行に他の抵抗発熱線90を配置し、押さえロ
ーラ対62がマスタ1をサーマルヘッド22の端部の他
の抵抗発熱線90に押し付けるように、副走査方向Fに
対してズレた位置に押さえローラ対62を配置した構成
のみが相違する。この実施例の動作は、図10乃至図1
2に示した実施例のそれと同様なので省略する。
【0036】この実施例によれば、マスタ1の切断用の
溶融線70の形成用の抵抗発熱線90をマスタ1の幅よ
りも広い一本の抵抗発熱素子により構成したので、抵抗
発熱線90への配線と、抵抗発熱線90を制御する回路
とが簡素化され、プラテンローラ142(図12参照)
が不要になる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、移動装置によりサーマルヘッドを主走査方向
へ移動させ、制御手段が抵抗発熱素子を制御し、マスタ
の一端側から他端側にわたるマスタの切断用の孔列を設
けるので、マスタの切断面が鋸状にならなく、マスタの
搬送時にジャムの発生がなくなる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、サーマルヘ
ッド内に抵抗発熱素子と平行に抵抗発熱線を設け、移動
装置によりサーマルヘッドを主走査方向へ移動させ、制
御手段が抵抗発熱線を制御し、マスタの一端側から他端
側にわたるマスタの切断用の溶融線を設けるので、マス
タの切断面が鋸状にならなく、マスタの搬送時にジャム
の発生がなくなる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、サーマルヘ
ッド内に抵抗発熱素子と平行に抵抗発熱素子列より長い
抵抗発熱線を設け、制御手段が抵抗発熱線を制御し、マ
スタの一端側から他端側にわたるマスタの切断用の溶融
線を設けるので、マスタの切断面が鋸状にならなく、マ
スタの搬送時にジャムの発生がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す感熱孔版製版装置の正
面図である。
【図2】(a)は図1に示す感熱孔版製版装置の上面
図、(b)は図1に示す感熱孔版製版装置により孔列が
形成されたマスタを示す上面図、(c)は図1のbに示
す孔列を境に張断されたマスタを示す上面図である。
【図3】(a)は図1に示す感熱孔版製版装置における
サーマルヘッドを示す側面図、(b)は図3の(a)に
示すサーマルヘッドの正面図である。
【図4】図1に示す感熱孔版製版装置により穿孔画像及
び孔列の形成時の印加パルス幅を示すタイムチャートで
ある。
【図5】図2の(b)に示す孔列の一例を示す要部の拡
大平面図、(b)は他の孔列の一例を示す要部の拡大平
面図である。
【図6】(a)は図3に示すサーマルヘッドの抵抗発熱
素子を示す上面図、(b)は図3の(a)に示す抵抗発
熱素子の他の例を示す上面図である。
【図7】(a)は本発明の別の実施例を示す感熱孔版製
版装置の上面図、(b)は図7の(a)に示す感熱孔版
製版装置により溶融線が形成されたマスタを示す上面
図、(c)は図7の(b)に示す溶融線を境に張断され
たマスタを示す上面図である。
【図8】図7の(a)に示す感熱孔版製版装置における
サーマルヘッドを示す平面図である。
【図9】図7の(a)に示す感熱孔版製版装置の正面図
である。
【図10】(a)は本発明の更に別の実施例を示す感熱
孔版製版装置の上面図、(b)は図10の(a)に示す
感熱孔版製版装置により溶融線が形成されたマスタの上
面図、(c)は図10の(b)に示す溶融線を境に張断
されたマスタを示す上面図である。
【図11】図10の(a)に示す感熱孔版製版装置にお
けるサーマルヘッドを示す平面図である。
【図12】図10の(a)に示す感熱孔版製版装置の正
面図である。
【図13】(a)は図10乃至図12に示す実施例の変
形例を示す感熱孔版製版装置の上面図、(b)は図13
の(a)に示す感熱孔版製版装置により溶融線が形成さ
れたマスタの上面図、(c)は図13の(b)に示す溶
融線を境に張断されたマスタを示す上面図である。
【図14】図13の(a)に示す感熱孔版製版装置にお
けるサーマルヘッドを示す平面図である。
【図15】図13の(a)に示す感熱孔版製版装置の正
面図である。
【図16】(a)は従来の感熱孔版製版装置を示す上面
図、(b)は図16の(a)に示す感熱孔版製版装置に
おけるカッター手段により切断部が形成されたマスタの
上面図、(c)は図16の(b)に示す切断部を境に切
断されたマスタを示す上面図である。
【図17】図16の(a)に示す感熱孔版製版装置の正
面図である。
【図18】図17の(a)に示す感熱孔版製版装置にお
けるカッター手段の回転刃を示す平面図である。
【符号の説明】
1 マスタ 2、20、21、22 サーマルヘッド 3、8 抵抗発熱素子 4 穿孔画像 5 移動装置としてのリニアモータ 7 孔列 9、90 抵抗発熱線 11 ソレノイド 12 スプリング 14、142 プラテンローラ 70 溶融線 S 主走査方向 F 副走査方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主走査方向に一列に配列した複数の抵抗発
    熱素子を有するサーマルヘッドを感熱孔版用のマスタに
    接触させ、上記抵抗発熱素子の配列方向に直交する副走
    査方向に上記マスタを上記サーマルヘッドに対し相対的
    に移動させ、上記抵抗発熱素子の選択的加熱によりドッ
    トマトリクス式に穿孔画像の形成を行う感熱孔版製版装
    置において、 上記マスタが実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成
    り、上記サーマルヘッドを上記主走査方向へ移動させる
    移動装置を有し、 上記マスタへの穿孔画像の形成が終了した後、上記移動
    装置により上記サーマルヘッドを主走査方向へ移動さ
    せ、マスタの一端側から他端側にわたるマスタの切断用
    の孔列を設けるように上記抵抗発熱素子を制御する制御
    手段を設けたことを特徴とする感熱孔版製版装置。
  2. 【請求項2】主走査方向に一列に配列した複数の抵抗発
    熱素子を有するサーマルヘッドを感熱孔版用のマスタに
    接触させ、上記抵抗発熱素子の配列方向に直交する副走
    査方向に上記マスタを上記サーマルヘッドに対し相対的
    に移動させ、上記抵抗発熱素子の選択的加熱によりドッ
    トマトリクス式に穿孔画像の形成を行う感熱孔版製版装
    置において、 上記マスタが実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成
    り、上記サーマルヘッド内に上記抵抗発熱素子と平行に
    配置された抵抗発熱線と、 上記サーマルヘッドを上記主走査方向へ移動させる移動
    装置とを有し、 上記マスタへの穿孔画像の形成が終了した後、上記移動
    装置により上記サーマルヘッドを主走査方向へ移動さ
    せ、マスタの一端側から他端側にわたるマスタの切断用
    の溶融線を設けるように上記抵抗発熱線を制御する制御
    手段を設けたことを特徴とする感熱孔版製版装置。
  3. 【請求項3】主走査方向に一列に配列した複数の抵抗発
    熱素子を有するサーマルヘッドを感熱孔版用のマスタに
    接触させ、上記抵抗発熱素子の配列方向に直交する副走
    査方向に上記マスタを上記サーマルヘッドに対し相対的
    に移動させ、上記抵抗発熱素子の選択的加熱によりドッ
    トマトリクス式に穿孔画像の形成を行う感熱孔版製版装
    置において、 上記マスタが実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成
    り、上記サーマルヘッド内に上記抵抗発熱素子と平行に
    配置され上記抵抗発熱素子列より長い抵抗発熱線を有
    し、 上記マスタへの穿孔画像の形成が終了した後、マスタの
    一端側から他端側にわたるマスタの切断用の溶融線を設
    けるように上記抵抗発熱線を制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする感熱孔版製版装置。
JP15084393A 1993-06-22 1993-06-22 感熱孔版製版装置 Pending JPH079653A (ja)

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