JPH0796772A - ホログラフィックディスプレイ - Google Patents
ホログラフィックディスプレイInfo
- Publication number
- JPH0796772A JPH0796772A JP5241599A JP24159993A JPH0796772A JP H0796772 A JPH0796772 A JP H0796772A JP 5241599 A JP5241599 A JP 5241599A JP 24159993 A JP24159993 A JP 24159993A JP H0796772 A JPH0796772 A JP H0796772A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- hologram
- reflection
- vehicle
- incident
- Prior art date
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- Instrument Panels (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】第1の反射型ホログラム3よりも車外側には、
車両外から入射してくる光のうち入射角がθ1 、波長域
が第1の反射型ホログラム3によって反射回折される光
の波長域である光を車外側に向かって反射回折する第2
の反射型ホログラム13が配され、発光表示手段1から
第1の反射型ホログラム3に向けて発せられた光を、第
1の反射型ホログラム3によって回折角θ2 で観測者5
に向けて反射回折するホログラフィックディスプレイ。 【効果】観測者にゴーストを視認させることがなく、前
方視界を害することがないホログラフィックディスプレ
イを得ることができる。
車両外から入射してくる光のうち入射角がθ1 、波長域
が第1の反射型ホログラム3によって反射回折される光
の波長域である光を車外側に向かって反射回折する第2
の反射型ホログラム13が配され、発光表示手段1から
第1の反射型ホログラム3に向けて発せられた光を、第
1の反射型ホログラム3によって回折角θ2 で観測者5
に向けて反射回折するホログラフィックディスプレイ。 【効果】観測者にゴーストを視認させることがなく、前
方視界を害することがないホログラフィックディスプレ
イを得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラフィックディ
スプレイに関するものであり、特に車両、航空機など乗
物の風防ガラスを介して、速度等の運転者に必要な情報
を投影するホログラフィックディスプレイに関する。
スプレイに関するものであり、特に車両、航空機など乗
物の風防ガラスを介して、速度等の運転者に必要な情報
を投影するホログラフィックディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】車両内の運転手等に情報表示する方法と
して、ヘッドアップディスプレイ(以下HUDとする)
が提案されてきている。これは、液晶表示装置等の発光
表示手段から投射された光学的情報を、風防ガラスに備
えられているハーフミラーやホログラム等からなるコン
バイナーに映し、運転手が運転状態からほとんど視線を
動かすことなく情報を読み取れるようにしたものであ
る。
して、ヘッドアップディスプレイ(以下HUDとする)
が提案されてきている。これは、液晶表示装置等の発光
表示手段から投射された光学的情報を、風防ガラスに備
えられているハーフミラーやホログラム等からなるコン
バイナーに映し、運転手が運転状態からほとんど視線を
動かすことなく情報を読み取れるようにしたものであ
る。
【0003】特に、コンバイナーとしてホログラムを用
いたものは、運転者に向かって光学的情報を回折して任
意の位置に結像したりすることが可能であり、また、前
景輝度を損なわずに高輝度の表示虚像が得られるという
特徴があるため、HUDのコンバイナーとしては有効的
である。
いたものは、運転者に向かって光学的情報を回折して任
意の位置に結像したりすることが可能であり、また、前
景輝度を損なわずに高輝度の表示虚像が得られるという
特徴があるため、HUDのコンバイナーとしては有効的
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は、上記したHU
Dの一例を示す概念図であり、発光表示手段51から発
せられた光が、車両の合せガラスからなる風防ガラス5
4に封入されて配されたホログラム53に向かって入射
角θ1 で入射し、回折角θ2 で観測者55に向かって反
射回折され、観測者55が表示虚像を視認するものであ
る。
Dの一例を示す概念図であり、発光表示手段51から発
せられた光が、車両の合せガラスからなる風防ガラス5
4に封入されて配されたホログラム53に向かって入射
角θ1 で入射し、回折角θ2 で観測者55に向かって反
射回折され、観測者55が表示虚像を視認するものであ
る。
【0005】なお、以下に示す入射角、回折角は、光源
や発光表示手段からホログラムの中心を結んで入射する
入射角、ホログラム中心から観測者等を結んで回折する
回折角を指すものとする。
や発光表示手段からホログラムの中心を結んで入射する
入射角、ホログラム中心から観測者等を結んで回折する
回折角を指すものとする。
【0006】しかしながら、このようなHUDでは、車
両外光源52から入射角θ1 で風防ガラス55に向かっ
て入射した光がホログラム53を透過した場合、この光
は風防ガラス54の車内側面における裏面反射によっ
て、ホログラム53に向かって入射角θ1 で入射するこ
ととなる。その後、この裏面反射によってホログラム5
3に入射する光のうち、特定の波長域、即ちホログラム
53の露光時に特定された波長域の光は、ホログラム5
3によって回折角θ2 で反射回折され、観測者55に向
かって照射されることとなる。
両外光源52から入射角θ1 で風防ガラス55に向かっ
て入射した光がホログラム53を透過した場合、この光
は風防ガラス54の車内側面における裏面反射によっ
て、ホログラム53に向かって入射角θ1 で入射するこ
ととなる。その後、この裏面反射によってホログラム5
3に入射する光のうち、特定の波長域、即ちホログラム
53の露光時に特定された波長域の光は、ホログラム5
3によって回折角θ2 で反射回折され、観測者55に向
かって照射されることとなる。
【0007】こうした場合、車両外光源52からの光が
分散し、上記した特定の波長域の光や通常の白色透過光
と異なる余分な光が観測者55に向かって照射されるた
め、観測者55はゴーストを視認することとなり、前方
視界の安全性が損ねられるという欠点を有している。
分散し、上記した特定の波長域の光や通常の白色透過光
と異なる余分な光が観測者55に向かって照射されるた
め、観測者55はゴーストを視認することとなり、前方
視界の安全性が損ねられるという欠点を有している。
【0008】本発明の目的は、従来技術が有していた前
述のような欠点を解決しようとするものであり、従来知
られていなかったホログラフィックディスプレイを新規
に提供することにある。
述のような欠点を解決しようとするものであり、従来知
られていなかったホログラフィックディスプレイを新規
に提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題に
鑑みてなされたものであり、情報を含む光を発生する発
光表示手段と、前記光を観測者に向けて反射的に回折す
るように車両の風防ガラスに配された第1の反射型ホロ
グラムと、第1の反射型ホログラムよりも車外側に配さ
れた第2の反射型ホログラムとを少なくとも備え、前記
発光表示手段の表示虚像を観測者に視認できるようにし
たホログラフィックディスプレイにおいて、第1の反射
型ホログラムは、前記発光表示手段から入射角θ1 で入
射する光を、回折角θ2 で観測者に向けて回折し、第2
の反射型ホログラムは、前記発光表示手段からの光と略
同一の波長域であって車外側から第2の反射型ホログラ
ムに向かって入射する入射角がほぼθ1 である光を、車
外側に向けて回折することを特徴とするホログラフィッ
クディスプレイを提供するものである。
鑑みてなされたものであり、情報を含む光を発生する発
光表示手段と、前記光を観測者に向けて反射的に回折す
るように車両の風防ガラスに配された第1の反射型ホロ
グラムと、第1の反射型ホログラムよりも車外側に配さ
れた第2の反射型ホログラムとを少なくとも備え、前記
発光表示手段の表示虚像を観測者に視認できるようにし
たホログラフィックディスプレイにおいて、第1の反射
型ホログラムは、前記発光表示手段から入射角θ1 で入
射する光を、回折角θ2 で観測者に向けて回折し、第2
の反射型ホログラムは、前記発光表示手段からの光と略
同一の波長域であって車外側から第2の反射型ホログラ
ムに向かって入射する入射角がほぼθ1 である光を、車
外側に向けて回折することを特徴とするホログラフィッ
クディスプレイを提供するものである。
【0010】また、本発明は、情報を含む光を発生する
発光表示手段と、前記光を観測者に向けて反射的に回折
するように車両の風防ガラスに配された反射型ホログラ
ムと、反射型ホログラムよりも車外側に配された透過型
ホログラムとを少なくとも備え、前記発光表示手段の表
示虚像を観測者に視認できるようにしたホログラフィッ
クディスプレイにおいて、反射型ホログラムは、前記発
光表示手段から入射角θ1 で入射する光を、回折角θ2
で観測者に向けて回折し、透過型ホログラムは、前記発
光表示手段からの光と略同一の波長域であって車外側か
ら透過型ホログラムに向かって入射する入射角がほぼθ
1 である光を、θ1 と異なる角度で車内側に向けて透過
回折することを特徴とするホログラフィックディスプレ
イを提供するものである。
発光表示手段と、前記光を観測者に向けて反射的に回折
するように車両の風防ガラスに配された反射型ホログラ
ムと、反射型ホログラムよりも車外側に配された透過型
ホログラムとを少なくとも備え、前記発光表示手段の表
示虚像を観測者に視認できるようにしたホログラフィッ
クディスプレイにおいて、反射型ホログラムは、前記発
光表示手段から入射角θ1 で入射する光を、回折角θ2
で観測者に向けて回折し、透過型ホログラムは、前記発
光表示手段からの光と略同一の波長域であって車外側か
ら透過型ホログラムに向かって入射する入射角がほぼθ
1 である光を、θ1 と異なる角度で車内側に向けて透過
回折することを特徴とするホログラフィックディスプレ
イを提供するものである。
【0011】
【作用】本発明におけるホログラフィックディスプレイ
は、第2の反射型ホログラムによって、車両外光源から
風防ガラスに向かってθ1 の入射角で入射してくる、発
光表示手段からの光と略同一の波長域の光が、車両外に
向けて反射回折するため、車両外からの上記したような
光が風防ガラスの車内側面に到達しない。
は、第2の反射型ホログラムによって、車両外光源から
風防ガラスに向かってθ1 の入射角で入射してくる、発
光表示手段からの光と略同一の波長域の光が、車両外に
向けて反射回折するため、車両外からの上記したような
光が風防ガラスの車内側面に到達しない。
【0012】したがって、風防ガラスの車内側面による
裏面反射によって生ずる、第1の反射型ホログラムに向
かって入射角θ1 で入射する発光表示手段からの光と略
同一の波長域の光をなくすことができ、上記裏面反射に
よるゴーストをなくすことができる。
裏面反射によって生ずる、第1の反射型ホログラムに向
かって入射角θ1 で入射する発光表示手段からの光と略
同一の波長域の光をなくすことができ、上記裏面反射に
よるゴーストをなくすことができる。
【0013】また、本発明におけるホログラフィックデ
ィスプレイは、透過型ホログラムによって、車両外光源
から風防ガラスに向かってθ1 の入射角で入射してく
る、発光表示手段からの光と略同一の波長域の光が、車
内側面へ入射角がθ1 と異なるように透過回折される。
ィスプレイは、透過型ホログラムによって、車両外光源
から風防ガラスに向かってθ1 の入射角で入射してく
る、発光表示手段からの光と略同一の波長域の光が、車
内側面へ入射角がθ1 と異なるように透過回折される。
【0014】したがって、風防ガラスの車内側面による
裏面反射によって生ずる、第1の反射型ホログラムに向
かって入射する発光表示手段からの光と略同一の波長域
の光をθ1 と異なる角度で入射させることができ、上記
裏面反射によるゴーストをなくすことができる。
裏面反射によって生ずる、第1の反射型ホログラムに向
かって入射する発光表示手段からの光と略同一の波長域
の光をθ1 と異なる角度で入射させることができ、上記
裏面反射によるゴーストをなくすことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0016】(実施例1)図1は、本発明のホログラフ
ィックディスプレイの一例を示す概念図である。第1の
反射型ホログラム3は風防ガラス4に封入されており、
あらかじめ、θ1 で入射してくる特定の波長域の光を回
折角θ2 で反射するように露光されたものである。
ィックディスプレイの一例を示す概念図である。第1の
反射型ホログラム3は風防ガラス4に封入されており、
あらかじめ、θ1 で入射してくる特定の波長域の光を回
折角θ2 で反射するように露光されたものである。
【0017】風防ガラス4の下方には発光表示手段1が
備えられており、発光表示手段1は、第1の反射型ホロ
グラム3に向けて入射角θ1 で、上記した特定波長域の
情報を含む光を発する。この発光表示手段1から第1の
反射型ホログラム3に向けて発せられた光は、第1の反
射型ホログラム3によって回折角θ2 で観測者5に向け
て反射回折され、観測者5は表示虚像を視認することが
できる。
備えられており、発光表示手段1は、第1の反射型ホロ
グラム3に向けて入射角θ1 で、上記した特定波長域の
情報を含む光を発する。この発光表示手段1から第1の
反射型ホログラム3に向けて発せられた光は、第1の反
射型ホログラム3によって回折角θ2 で観測者5に向け
て反射回折され、観測者5は表示虚像を視認することが
できる。
【0018】第1の反射型ホログラム3よりも車外側に
は、第2の反射型ホログラム13が配されている。この
第2の反射型ホログラム13は、車両外から入射してく
る光のうち、入射角がθ1 、波長域が上記した第1の反
射型ホログラム3によって反射回折される光の波長域を
含んでいる光を、車外側に向かって反射回折するように
露光されたものである。
は、第2の反射型ホログラム13が配されている。この
第2の反射型ホログラム13は、車両外から入射してく
る光のうち、入射角がθ1 、波長域が上記した第1の反
射型ホログラム3によって反射回折される光の波長域を
含んでいる光を、車外側に向かって反射回折するように
露光されたものである。
【0019】図4は本発明の反射型ホログラムを作成す
る露光方法の一例を示す概念図であり、ホログラム感光
材料41の両面側に光源42を備え、ホログラム感光材
料41の両面から、それぞれα1 、α2 の入射角で露光
が行われる。
る露光方法の一例を示す概念図であり、ホログラム感光
材料41の両面側に光源42を備え、ホログラム感光材
料41の両面から、それぞれα1 、α2 の入射角で露光
が行われる。
【0020】第1の反射型ホログラム3は、上記した露
光方法によって、α1 =θ1 、α2=θ2 として露光を
行うことによって得られるものである。第2の反射型ホ
ログラム13は、上記した露光方法によって、α1 =θ
1 として露光を行うことによって得られるものである
(なおα2 には特に制限はない。)。
光方法によって、α1 =θ1 、α2=θ2 として露光を
行うことによって得られるものである。第2の反射型ホ
ログラム13は、上記した露光方法によって、α1 =θ
1 として露光を行うことによって得られるものである
(なおα2 には特に制限はない。)。
【0021】こうして、車外側から入射してくる光が、
風防ガラスの裏面反射によって第1の反射型ホログラム
で反射回折されることはない。
風防ガラスの裏面反射によって第1の反射型ホログラム
で反射回折されることはない。
【0022】一般の乗用車であれば、観測者が表示虚像
を視認する目線は、水平方向から下方に0〜5°程度傾
いている。したがって、風防ガラスが30°の角度で車
体に取り付けられている場合には、発光表示手段からの
光がコンバイナー(第1の反射型ホログラム)から観測
者に向けて反射回折される回折角(即ちθ2 )は60〜
65°となる。一方、発光表示手段が車両内に備えられ
る位置には、車両スペースに鑑みてある程度制限があ
り、発光表示手段から第1の反射型ホログラムに入射す
る入射角θ1 は、25〜45°程度が好ましい。
を視認する目線は、水平方向から下方に0〜5°程度傾
いている。したがって、風防ガラスが30°の角度で車
体に取り付けられている場合には、発光表示手段からの
光がコンバイナー(第1の反射型ホログラム)から観測
者に向けて反射回折される回折角(即ちθ2 )は60〜
65°となる。一方、発光表示手段が車両内に備えられ
る位置には、車両スペースに鑑みてある程度制限があ
り、発光表示手段から第1の反射型ホログラムに入射す
る入射角θ1 は、25〜45°程度が好ましい。
【0023】こうした場合、第2の反射型ホログラム
は、この入射角θ1 と略同じ、即ち25〜45°程度の
入射角で入射してくる光を反射回折するように露光され
る。なお、第2の反射型ホログラムによる回折角は、1
0〜30°程度が好ましい。
は、この入射角θ1 と略同じ、即ち25〜45°程度の
入射角で入射してくる光を反射回折するように露光され
る。なお、第2の反射型ホログラムによる回折角は、1
0〜30°程度が好ましい。
【0024】(実施例2)図2は、本発明のホログラフ
ィックディスプレイの別の例を示す概念図であり、第2
の反射型ホログラムの構成以外は実施例1と同様に構成
されている。
ィックディスプレイの別の例を示す概念図であり、第2
の反射型ホログラムの構成以外は実施例1と同様に構成
されている。
【0025】第2の反射型ホログラム23は、3枚の反
射型ホログラム23a、b、cが積層されてなってい
る。反射型ホログラム23aは、第1の反射型ホログラ
ム3よりも車外側に配されており、車両外から入射して
くる光のうち、入射角がθ1 、波長域が第1の反射型ホ
ログラム3によって反射回折される光の波長域を含む光
を、車外側に向かって反射回折するように露光されたも
のである。
射型ホログラム23a、b、cが積層されてなってい
る。反射型ホログラム23aは、第1の反射型ホログラ
ム3よりも車外側に配されており、車両外から入射して
くる光のうち、入射角がθ1 、波長域が第1の反射型ホ
ログラム3によって反射回折される光の波長域を含む光
を、車外側に向かって反射回折するように露光されたも
のである。
【0026】反射型ホログラム23b、cは、反射型ホ
ログラム23aが反射回折する波長域の光の色の補色と
なる色の波長域の光を反射回折し、しかも、反射型ホロ
グラム23aと略同じ入射角の光を略同じ角度で反射回
折するように露光されたものである。こうして、第2の
反射型ホログラム23によって車外側に反射された光は
特定色とならず、白色光として車外側において視認され
る。
ログラム23aが反射回折する波長域の光の色の補色と
なる色の波長域の光を反射回折し、しかも、反射型ホロ
グラム23aと略同じ入射角の光を略同じ角度で反射回
折するように露光されたものである。こうして、第2の
反射型ホログラム23によって車外側に反射された光は
特定色とならず、白色光として車外側において視認され
る。
【0027】この際、反射型ホログラム23a、b、c
の積層順には制限はなく、また各々が接合されていなく
てもよい。さらに、これらの反射型ホログラム23は、
上記した波長域の光に対応するように多重露光された1
枚のものであってもよい。
の積層順には制限はなく、また各々が接合されていなく
てもよい。さらに、これらの反射型ホログラム23は、
上記した波長域の光に対応するように多重露光された1
枚のものであってもよい。
【0028】例えば、第1の反射型ホログラムが緑色の
波長域の光を反射回折するものである場合には、反射型
ホログラム23a、b、cは、緑、赤、青色の波長域の
光を反射回折するものである。また、第1の反射型ホロ
グラムも、第2の反射型ホログラム同様複数色に対応し
た波長域の光によって露光されたものを3枚積層して
も、あるいは1枚に多重露光したものであってもよく、
これは他の実施例についても同じである。
波長域の光を反射回折するものである場合には、反射型
ホログラム23a、b、cは、緑、赤、青色の波長域の
光を反射回折するものである。また、第1の反射型ホロ
グラムも、第2の反射型ホログラム同様複数色に対応し
た波長域の光によって露光されたものを3枚積層して
も、あるいは1枚に多重露光したものであってもよく、
これは他の実施例についても同じである。
【0029】(実施例3)図3は本発明のホログラフィ
ックディスプレイの別の例を示す概念図であり、反射型
ホログラム33は風防ガラス4に封入されており、あら
かじめ、θ1 で入射してくる特定の波長域の光を回折角
θ2 で反射するように露光されたものである。
ックディスプレイの別の例を示す概念図であり、反射型
ホログラム33は風防ガラス4に封入されており、あら
かじめ、θ1 で入射してくる特定の波長域の光を回折角
θ2 で反射するように露光されたものである。
【0030】風防ガラス4の下方には発光表示手段1が
備えられており、発光表示手段1は、反射型ホログラム
33に向けて入射角θ1 で、上記した特定波長域の情報
を含む光を発する。この発光表示手段1から反射型ホロ
グラム33に向けて発せられた光は、反射型ホログラム
33によって回折角θ2 で観測者5に向けて反射回折さ
れ、観測者5は表示虚像を視認することができる。
備えられており、発光表示手段1は、反射型ホログラム
33に向けて入射角θ1 で、上記した特定波長域の情報
を含む光を発する。この発光表示手段1から反射型ホロ
グラム33に向けて発せられた光は、反射型ホログラム
33によって回折角θ2 で観測者5に向けて反射回折さ
れ、観測者5は表示虚像を視認することができる。
【0031】反射型ホログラム33よりも車外側には、
透過型ホログラム36が配されている。この透過型ホロ
グラム36は、車両外から入射してくる光のうち、入射
角がθ1 、波長域が上記した反射型ホログラム33によ
って反射回折される光の波長域を含む光を、θ1 と異な
る角度の回折角で風防ガラスの車内側面に向かって透過
回折するように露光されたものである。
透過型ホログラム36が配されている。この透過型ホロ
グラム36は、車両外から入射してくる光のうち、入射
角がθ1 、波長域が上記した反射型ホログラム33によ
って反射回折される光の波長域を含む光を、θ1 と異な
る角度の回折角で風防ガラスの車内側面に向かって透過
回折するように露光されたものである。
【0032】この透過型ホログラム36は、ホログラム
感光材料の片面側に光源を備え、ホログラム感光材料の
片面側から、それぞれα3 、α4 の入射角で露光が行わ
れるものであり、この場合、α3 =θ1 、α4 ≠θ1 と
して露光を行うことによって得られるものである(な
お、図示は省略した。)。
感光材料の片面側に光源を備え、ホログラム感光材料の
片面側から、それぞれα3 、α4 の入射角で露光が行わ
れるものであり、この場合、α3 =θ1 、α4 ≠θ1 と
して露光を行うことによって得られるものである(な
お、図示は省略した。)。
【0033】透過型ホログラムを透過した車両外光源か
らの光は、θ1 とは異なる角度で透過回折されるわけで
あるが、この回折された光のうち、風防ガラスによる裏
面反射以外の風防ガラスを透過してくる光が観測者に到
達することを防ぐため、透過型ホログラムの回折角は−
5〜+20°が好ましく、特に0〜10°の範囲が好ま
しい。
らの光は、θ1 とは異なる角度で透過回折されるわけで
あるが、この回折された光のうち、風防ガラスによる裏
面反射以外の風防ガラスを透過してくる光が観測者に到
達することを防ぐため、透過型ホログラムの回折角は−
5〜+20°が好ましく、特に0〜10°の範囲が好ま
しい。
【0034】本発明における表示すべき情報とは、その
表示用途により適宜選択されるものであり、車両のスピ
ード計、タコメーター、さらには種々の警告ランプ等が
例として挙げられ、それぞれの情報伝達の緊急性や必要
性などに応じて表示距離を定めることができる。
表示用途により適宜選択されるものであり、車両のスピ
ード計、タコメーター、さらには種々の警告ランプ等が
例として挙げられ、それぞれの情報伝達の緊急性や必要
性などに応じて表示距離を定めることができる。
【0035】観視者とは、主には車両の運転手である
が、その他、助手席その他の同乗者や、これらすべての
者を含めることができる。
が、その他、助手席その他の同乗者や、これらすべての
者を含めることができる。
【0036】ホログラムは、通常は数10mm角〜数1
00mm角程度の面積で、数10μm程度の厚みであ
り、光回折機能を持つ。また、ホログラム材料として
は、ポリビニルカルバゾール、重クロム酸ゼラチン、光
レジスト、フォトポリマー、銀塩など種々の感光材料を
用いることができ、耐久性に鑑みれば、フォトポリマー
が好ましい。
00mm角程度の面積で、数10μm程度の厚みであ
り、光回折機能を持つ。また、ホログラム材料として
は、ポリビニルカルバゾール、重クロム酸ゼラチン、光
レジスト、フォトポリマー、銀塩など種々の感光材料を
用いることができ、耐久性に鑑みれば、フォトポリマー
が好ましい。
【0037】第1の反射型ホログラムが風防ガラスに備
えられる場合、例えば風防ガラスの表面(車外側表面)
や車内側表面に備えられてもよいが、反射型ホログラム
の保護の点に鑑みて、合せガラスである風防ガラスの内
部に封入して用いられることが好ましい。この場合、第
2の反射型ホログラムあるいは透過型ホログラムも、第
1の反射型ホログラムとともに合せガラスの内部に封入
されることが好ましい。また、これらのホログラムは、
互いに接合していてもあるいは離隔されていても特に制
限はないが、合せガラスへの封入のしやすさからは互い
に接合し合っていることが好ましい。なお、これらのホ
ログラムが風防ガラスの車内面側に配される場合には、
ホログラムの上から透明保護フィルムが配されることに
よって、ホログラムを保護することができ、この場合、
裏面反射はこのフィルムによって生ずることになる。
えられる場合、例えば風防ガラスの表面(車外側表面)
や車内側表面に備えられてもよいが、反射型ホログラム
の保護の点に鑑みて、合せガラスである風防ガラスの内
部に封入して用いられることが好ましい。この場合、第
2の反射型ホログラムあるいは透過型ホログラムも、第
1の反射型ホログラムとともに合せガラスの内部に封入
されることが好ましい。また、これらのホログラムは、
互いに接合していてもあるいは離隔されていても特に制
限はないが、合せガラスへの封入のしやすさからは互い
に接合し合っていることが好ましい。なお、これらのホ
ログラムが風防ガラスの車内面側に配される場合には、
ホログラムの上から透明保護フィルムが配されることに
よって、ホログラムを保護することができ、この場合、
裏面反射はこのフィルムによって生ずることになる。
【0038】本発明における発光表示手段は光を発して
表示する機能を持つものであり、液晶表示素子等のいわ
ゆる受光型表示素子からなる表示体に熱陰極管(HC
T)、蛍光表示管(VF)、ハロゲンランプ、LEDな
どからなる光源から発した光を照射するものであり、ま
た、これらの機能を併せ持つものであってもよい。
表示する機能を持つものであり、液晶表示素子等のいわ
ゆる受光型表示素子からなる表示体に熱陰極管(HC
T)、蛍光表示管(VF)、ハロゲンランプ、LEDな
どからなる光源から発した光を照射するものであり、ま
た、これらの機能を併せ持つものであってもよい。
【0039】この液晶表示素子としては、透過型のツイ
ストネマチック型液晶表示素子、スーパーツイストネマ
チック型液晶表示素子等が好ましく使用できる。また、
それとは別に、受光型表示素子を用いず、上記の光源自
体をパターン化して配列し、特定の情報を光として発生
するものであってもよい。受光型表示素子に上記光源を
併用したものの場合は、この受光型表示素子と光源との
間にレンズ系等の適当な光線平行化手段や、導光板等の
適当な導光手段を配置してもよい。
ストネマチック型液晶表示素子、スーパーツイストネマ
チック型液晶表示素子等が好ましく使用できる。また、
それとは別に、受光型表示素子を用いず、上記の光源自
体をパターン化して配列し、特定の情報を光として発生
するものであってもよい。受光型表示素子に上記光源を
併用したものの場合は、この受光型表示素子と光源との
間にレンズ系等の適当な光線平行化手段や、導光板等の
適当な導光手段を配置してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、風防ガラスに配されて
いて発光表示手段からの光を観測者に向けて反射回折す
る反射型ホログラムに、車両外の風防ガラスの裏面反射
光がθ1 の入射角で入射しないため、観測者にゴースト
を視認させることがなく、前方視界を害することがない
ホログラフィックディスプレイを得ることができる。
いて発光表示手段からの光を観測者に向けて反射回折す
る反射型ホログラムに、車両外の風防ガラスの裏面反射
光がθ1 の入射角で入射しないため、観測者にゴースト
を視認させることがなく、前方視界を害することがない
ホログラフィックディスプレイを得ることができる。
【0041】特に、第1の反射型ホログラムよりも車両
外側の第2の反射型ホログラムを3枚構成のホログラ
ム、あるいは多重露光されたホログラムとすることによ
って、車両外からの光が第2の反射型ホログラムによっ
て車両外に反射回折された場合でも、その回折光を白色
光とすることができ、コンバイナーの外観の向上を達成
することができる。
外側の第2の反射型ホログラムを3枚構成のホログラ
ム、あるいは多重露光されたホログラムとすることによ
って、車両外からの光が第2の反射型ホログラムによっ
て車両外に反射回折された場合でも、その回折光を白色
光とすることができ、コンバイナーの外観の向上を達成
することができる。
【図1】本発明のホログラフィックディスプレイの一例
を示す概念図
を示す概念図
【図2】本発明のホログラフィックディスプレイの一例
を示す概念図
を示す概念図
【図3】本発明のホログラフィックディスプレイの一例
を示す概念図
を示す概念図
【図4】本発明における反射型ホログラムを作成する露
光方法の一例を示す概念図
光方法の一例を示す概念図
【図5】従来のHUDの一例を示す概念図
1:発光表示手段 3:第1の反射型ホログラム 4:風防ガラス 5:観測者 13、23:第2の反射型ホログラム 33:反射型ホログラム 36:透過型ホログラム 41:ホログラム感光材料 42:光源
Claims (2)
- 【請求項1】情報を含む光を発生する発光表示手段と、
前記光を観測者に向けて反射的に回折するように車両の
風防ガラスに配された第1の反射型ホログラムと、第1
の反射型ホログラムよりも車外側に配された第2の反射
型ホログラムとを少なくとも備え、前記発光表示手段の
表示虚像を観測者に視認できるようにしたホログラフィ
ックディスプレイにおいて、第1の反射型ホログラム
は、前記発光表示手段から入射角θ1 で入射する光を、
回折角θ2 で観測者に向けて回折し、第2の反射型ホロ
グラムは、前記発光表示手段からの光と略同一の波長域
であって車外側から第2の反射型ホログラムに向かって
入射する入射角がほぼθ1 である光を、車外側に向けて
回折することを特徴とするホログラフィックディスプレ
イ。 - 【請求項2】情報を含む光を発生する発光表示手段と、
前記光を観測者に向けて反射的に回折するように車両の
風防ガラスに配された反射型ホログラムと、反射型ホロ
グラムよりも車外側に配された透過型ホログラムとを少
なくとも備え、前記発光表示手段の表示虚像を観測者に
視認できるようにしたホログラフィックディスプレイに
おいて、反射型ホログラムは、前記発光表示手段から入
射角θ1 で入射する光を、回折角θ2 で観測者に向けて
回折し、透過型ホログラムは、前記発光表示手段からの
光と略同一の波長域であって車外側から透過型ホログラ
ムに向かって入射する入射角がほぼθ1 である光を、θ
1 と異なる角度で車内側に向けて透過回折することを特
徴とするホログラフィックディスプレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241599A JPH0796772A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ホログラフィックディスプレイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241599A JPH0796772A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ホログラフィックディスプレイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0796772A true JPH0796772A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17076719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5241599A Pending JPH0796772A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | ホログラフィックディスプレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796772A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9285588B2 (en) | 2010-10-01 | 2016-03-15 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | See-through display device and vehicle having see-through display device mounted thereon |
| JP2023547986A (ja) * | 2020-10-29 | 2023-11-15 | メタ プラットフォームズ テクノロジーズ, リミテッド ライアビリティ カンパニー | 回折アーチファクトを低減するための多層の偏光格子を有する光学素子 |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5241599A patent/JPH0796772A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9285588B2 (en) | 2010-10-01 | 2016-03-15 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | See-through display device and vehicle having see-through display device mounted thereon |
| JP2023547986A (ja) * | 2020-10-29 | 2023-11-15 | メタ プラットフォームズ テクノロジーズ, リミテッド ライアビリティ カンパニー | 回折アーチファクトを低減するための多層の偏光格子を有する光学素子 |
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