JPH079684A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH079684A JPH079684A JP15624991A JP15624991A JPH079684A JP H079684 A JPH079684 A JP H079684A JP 15624991 A JP15624991 A JP 15624991A JP 15624991 A JP15624991 A JP 15624991A JP H079684 A JPH079684 A JP H079684A
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- JP
- Japan
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- ink
- recording
- cap
- ejection
- ejection port
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】吐出口形成面をワイピングする時のインク飛散
を防止することにより、その周辺のインク汚れや吐出回
復処理の効率低下を防ぐことを可能にし、吐出回復処理
性能の向上を図る。 【構成】記録ヘッドの吐出口形成面をキャッピングした
状態から記録ヘッドを移動させることにより、吐出口形
成面の付着インクをキャップで拭き取り、拭き取ったイ
ンクをキャップ内のインク吸収体に保持するとともに、
逐次ポンプ吸引力によってキャップ外へ排出する。
を防止することにより、その周辺のインク汚れや吐出回
復処理の効率低下を防ぐことを可能にし、吐出回復処理
性能の向上を図る。 【構成】記録ヘッドの吐出口形成面をキャッピングした
状態から記録ヘッドを移動させることにより、吐出口形
成面の付着インクをキャップで拭き取り、拭き取ったイ
ンクをキャップ内のインク吸収体に保持するとともに、
逐次ポンプ吸引力によってキャップ外へ排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段から記録媒体へ
インクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録装
置に関する。
インクを吐出させて記録を行なうインクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出力
機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づいて
用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の記録媒体に
画像を記録していくように構成されている。前記記録装
置は、使用する記録手段の記録方式により、インクジェ
ット式、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザー
ビーム式等に分けることができる。
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出力
機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づいて
用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の記録媒体に
画像を記録していくように構成されている。前記記録装
置は、使用する記録手段の記録方式により、インクジェ
ット式、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザー
ビーム式等に分けることができる。
【0003】記録媒体の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、記録媒体を所定の記録位置にセッ
トした後、記録媒体に沿って移動するキャリッジ上に搭
載した記録手段によって画像を記録(主走査)し、1行
分の記録を終了した後に所定量の紙送り(ピッチ搬送)
を行ない、その後に次の行の画像を記録(主走査)する
という動作を繰り返すことにより、記録媒体全域の画像
記録が行なわれる。一方、記録媒体を搬送方向に送る副
走査のみで記録するラインタイプの記録装置において
は、記録媒体を所定の記録位置にセットし、一括して1
行分の記録を行なった後、所定量の紙送り(ピッチ送
り)を行ない、さらに、次の行の記録を一括して行なう
という動作を繰り返すことにより、記録媒体全域の画像
記録が行なわれる。
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、記録媒体を所定の記録位置にセッ
トした後、記録媒体に沿って移動するキャリッジ上に搭
載した記録手段によって画像を記録(主走査)し、1行
分の記録を終了した後に所定量の紙送り(ピッチ搬送)
を行ない、その後に次の行の画像を記録(主走査)する
という動作を繰り返すことにより、記録媒体全域の画像
記録が行なわれる。一方、記録媒体を搬送方向に送る副
走査のみで記録するラインタイプの記録装置において
は、記録媒体を所定の記録位置にセットし、一括して1
行分の記録を行なった後、所定量の紙送り(ピッチ送
り)を行ない、さらに、次の行の記録を一括して行なう
という動作を繰り返すことにより、記録媒体全域の画像
記録が行なわれる。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から記録媒
体にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の
吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用するラ
イン型の装置は、記録の一層の高速化が可能である。
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から記録媒
体にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。中でも、紙幅方向に多数の
吐出口を配列したラインタイプの記録手段を使用するラ
イン型の装置は、記録の一層の高速化が可能である。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。
【0006】上記インクジェット記録装置においては、
記録ヘッドとして一般に微細な吐出口を配列したものが
用いられるので、吐出口内方への気泡や塵埃の混入が生
じた場合、あるいはインク溶剤の蒸発に伴う増粘等によ
ってインクが吐出ないし記録に適さない状態となった場
合等において、インクをリフレッシュすることにより吐
出不良要因を除去する吐出回復処理が行なわれる。
記録ヘッドとして一般に微細な吐出口を配列したものが
用いられるので、吐出口内方への気泡や塵埃の混入が生
じた場合、あるいはインク溶剤の蒸発に伴う増粘等によ
ってインクが吐出ないし記録に適さない状態となった場
合等において、インクをリフレッシュすることにより吐
出不良要因を除去する吐出回復処理が行なわれる。
【0007】このような吐出回復処理を行う手段の一形
態として、記録ヘッドの吐出口形成面を覆うことが可能
なキャップと、このキャップに連通し吸引力を作用する
ポンプとを設けたものがある。前記吐出回復処理の動作
には、キャップを記録ヘッドの吐出口形成面に対向させ
た対向状態で吐出口内方のインク吐出エネルギ発生素子
を駆動することによりインクを吐出させる動作と、キャ
ップを記録ヘッドの吐出口形成面に圧接しこれを密封し
たキャッピング状態で吸引力を作用させて吐出口よりイ
ンクを強制的に吸い出す動作がある。
態として、記録ヘッドの吐出口形成面を覆うことが可能
なキャップと、このキャップに連通し吸引力を作用する
ポンプとを設けたものがある。前記吐出回復処理の動作
には、キャップを記録ヘッドの吐出口形成面に対向させ
た対向状態で吐出口内方のインク吐出エネルギ発生素子
を駆動することによりインクを吐出させる動作と、キャ
ップを記録ヘッドの吐出口形成面に圧接しこれを密封し
たキャッピング状態で吸引力を作用させて吐出口よりイ
ンクを強制的に吸い出す動作がある。
【0008】また、前記キャップ内の前記吐出口形成面
と対向する部位には、インク吐出時またはインク吸い出
し時に吐出口より出てくるインクの跳ね返りや漏洩を防
止するために、インク吸収体を設けることが行なわれて
いる。さらに、このインクの跳ね返りや漏洩が起きた場
合の解決策として、吐出口形成面を可撓性のブレード等
でワイピングすることも知られている。
と対向する部位には、インク吐出時またはインク吸い出
し時に吐出口より出てくるインクの跳ね返りや漏洩を防
止するために、インク吸収体を設けることが行なわれて
いる。さらに、このインクの跳ね返りや漏洩が起きた場
合の解決策として、吐出口形成面を可撓性のブレード等
でワイピングすることも知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吐出回復手段にあっては、ブレードのワイピング動
作によって吐出口形成面上のインクが飛び散ってしま
い、その飛散する位置を特定することが困難であること
から、吐出回復手段の近傍がインクで汚れやすいという
解決すべき課題があった。また、飛散したインクが記録
ヘッドの吐出口形成面に再び付着し、吐出回復処理その
ものの効果を無くしてしまう可能性もあった。
来の吐出回復手段にあっては、ブレードのワイピング動
作によって吐出口形成面上のインクが飛び散ってしま
い、その飛散する位置を特定することが困難であること
から、吐出回復手段の近傍がインクで汚れやすいという
解決すべき課題があった。また、飛散したインクが記録
ヘッドの吐出口形成面に再び付着し、吐出回復処理その
ものの効果を無くしてしまう可能性もあった。
【0010】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、吐出口形成面をワイピングする
時のインク飛散を防止することにより、その周辺のイン
ク汚れや吐出回復処理の効率低下を防ぐことができるイ
ンクジェット記録装置を提供することである。
あり、本発明の目的は、吐出口形成面をワイピングする
時のインク飛散を防止することにより、その周辺のイン
ク汚れや吐出回復処理の効率低下を防ぐことができるイ
ンクジェット記録装置を提供することである。
【0011】
【課題解決のための手段】本発明は、記録手段から記録
媒体へインクを吐出して記録を行なうインクジェット記
録装置において、記録手段の吐出口形成面を覆うための
キャップを設け、該キャップのワイピング動作によって
前記吐出口形成面に付着したインクを拭き取る構成とす
ることにより、上記目的を達成するものである。
媒体へインクを吐出して記録を行なうインクジェット記
録装置において、記録手段の吐出口形成面を覆うための
キャップを設け、該キャップのワイピング動作によって
前記吐出口形成面に付着したインクを拭き取る構成とす
ることにより、上記目的を達成するものである。
【0012】また、別の本発明は、上記構成に加えて、
前記キャップの内部に飛散インクを受けるためのインク
吸収体を設ける構成、前記キャップの内部に吸引力を作
用させるための吸引手段を設ける構成、前記キャップに
よるワイピング動作の方向が記録手段の移動方向によっ
て規制される構成、あるいは前記キャップによるワイピ
ング動作によって拭き取ったインクを該キャップ内に溜
め、前記吸引手段によって該インクをキャップ外へ排出
する構成とすることにより、一層効率よく、上記目的を
達成するものである。
前記キャップの内部に飛散インクを受けるためのインク
吸収体を設ける構成、前記キャップの内部に吸引力を作
用させるための吸引手段を設ける構成、前記キャップに
よるワイピング動作の方向が記録手段の移動方向によっ
て規制される構成、あるいは前記キャップによるワイピ
ング動作によって拭き取ったインクを該キャップ内に溜
め、前記吸引手段によって該インクをキャップ外へ排出
する構成とすることにより、一層効率よく、上記目的を
達成するものである。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用したインクジェット記録装置
を使用するのに適した一装置例としての文書作成装置
(ワードプロセッサ)の外観斜視図である。図1におい
て、1は入力装置であるところのキーボード部、2は入
力した文書等を表示する表示器部分である。この表示器
部分2は、回動可能に保持され、非使用時はキーボード
部1に重なるように折たたむことができる。3は記録手
段(記録ヘッド)の動作状態を確認するための視認用開
口に開閉可能に設けられた透明または半透明の保護カバ
ーである。4は拍車を保持するための拍車カバーであ
る。これらについては図6〜図8を参照して後述する。
5は給排紙される記録用紙やプラスチック薄板(OHP
フイルム等)などの記録媒体を支えるためのペーパーサ
ポータ、6は手動にて記録媒体の給排紙を行なうための
ノブである。
する。図1は本発明を適用したインクジェット記録装置
を使用するのに適した一装置例としての文書作成装置
(ワードプロセッサ)の外観斜視図である。図1におい
て、1は入力装置であるところのキーボード部、2は入
力した文書等を表示する表示器部分である。この表示器
部分2は、回動可能に保持され、非使用時はキーボード
部1に重なるように折たたむことができる。3は記録手
段(記録ヘッド)の動作状態を確認するための視認用開
口に開閉可能に設けられた透明または半透明の保護カバ
ーである。4は拍車を保持するための拍車カバーであ
る。これらについては図6〜図8を参照して後述する。
5は給排紙される記録用紙やプラスチック薄板(OHP
フイルム等)などの記録媒体を支えるためのペーパーサ
ポータ、6は手動にて記録媒体の給排紙を行なうための
ノブである。
【0014】図2は本発明を適用したインクジェット記
録装置の一実施例の要部構成を示す一部破断斜視図であ
る。図2において、9は記録ヘッドとインクタンクを一
体化した形態のカートリッジタイプの記録手段(ヘッド
カートリッジ)、11は記録手段9を搭載して図2中の
矢印S方向に主走査するためのキャリッジである。12
はヘッドカートリッジ9を着脱する時の規制板であり、
13はヘッドカートリッジ9をキャリッジ11に取付け
るためのフック、15はフック13を操作するためのレ
バーである。19はヘッドカートリッジ9に対する電気
接続部を支持する支持板である。21はその電気接続部
と本体制御部とを接続するためのFPCである。このF
PC21については図9〜図11を参照して後述する。
録装置の一実施例の要部構成を示す一部破断斜視図であ
る。図2において、9は記録ヘッドとインクタンクを一
体化した形態のカートリッジタイプの記録手段(ヘッド
カートリッジ)、11は記録手段9を搭載して図2中の
矢印S方向に主走査するためのキャリッジである。12
はヘッドカートリッジ9を着脱する時の規制板であり、
13はヘッドカートリッジ9をキャリッジ11に取付け
るためのフック、15はフック13を操作するためのレ
バーである。19はヘッドカートリッジ9に対する電気
接続部を支持する支持板である。21はその電気接続部
と本体制御部とを接続するためのFPCである。このF
PC21については図9〜図11を参照して後述する。
【0015】図2において、23はキャリッジ11を矢
印S方向に案内するためのガイド軸であり、25はガイ
ド軸23が挿通されるキャリッジ11の軸受である。2
7はキャリッジ11を矢印S方向に往復移動させるため
の動力を伝達すべく該キャリッジ11に結合されたタイ
ミングベルト、29Aおよび29Bはタイミングベルト
27を張架するために記録装置の両側部に配置されたプ
ーリ、31は一方のプーリ29Bにギヤ等の伝導機構を
介して連結されキャリッジ11を駆動するための駆動源
としてのキャリッジモータである。
印S方向に案内するためのガイド軸であり、25はガイ
ド軸23が挿通されるキャリッジ11の軸受である。2
7はキャリッジ11を矢印S方向に往復移動させるため
の動力を伝達すべく該キャリッジ11に結合されたタイ
ミングベルト、29Aおよび29Bはタイミングベルト
27を張架するために記録装置の両側部に配置されたプ
ーリ、31は一方のプーリ29Bにギヤ等の伝導機構を
介して連結されキャリッジ11を駆動するための駆動源
としてのキャリッジモータである。
【0016】33は記録媒体(以下記録紙ともいう)の
被記録面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送
するための搬送ローラであり、搬送モータ35によって
駆動される。37は記録媒体をペーパーサポータ5側よ
り記録位置に導くためのペーパーパン、39は記録媒体
の送給経路途中に配設されて記録媒体を搬送ローラ33
に向けて押圧し搬送力を付与するためのフィードローラ
である。34はヘッドカートリッジ9の吐出口に対向し
記録媒体の被記録面を規制するためのプラテンである。
41は記録位置より搬送方向下流側に配置され記録媒体
を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排紙ローラで
ある。42は排紙ローラ41に対応して設けられる拍車
であり、記録媒体を排紙ローラ41に押圧し該排紙ロー
ラ41による記録媒体の搬送力を生じさせるためのもの
である。43は記録媒体のセット等に際してフィードロ
ーラ39および拍車42を離隔させ押圧力を解除するた
めの解除レバーである。
被記録面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送
するための搬送ローラであり、搬送モータ35によって
駆動される。37は記録媒体をペーパーサポータ5側よ
り記録位置に導くためのペーパーパン、39は記録媒体
の送給経路途中に配設されて記録媒体を搬送ローラ33
に向けて押圧し搬送力を付与するためのフィードローラ
である。34はヘッドカートリッジ9の吐出口に対向し
記録媒体の被記録面を規制するためのプラテンである。
41は記録位置より搬送方向下流側に配置され記録媒体
を不図示の排紙口へ向けて排紙するための排紙ローラで
ある。42は排紙ローラ41に対応して設けられる拍車
であり、記録媒体を排紙ローラ41に押圧し該排紙ロー
ラ41による記録媒体の搬送力を生じさせるためのもの
である。43は記録媒体のセット等に際してフィードロ
ーラ39および拍車42を離隔させ押圧力を解除するた
めの解除レバーである。
【0017】前記プラテン34は、その両端を排紙ロー
ラ41の軸41Aで回動可能に支持されるとともに、左
右プレート75、75の停止位置からペーパーパン37
の前面部45へ向けて付勢されている。前記搬送ローラ
(プラテンローラ)33の複数箇所には、直径を小さく
した逃げ部分33Aが設けられている。一方、前記プラ
テン34の前記逃げ部分33Aに対応する位置には耳部
34Aが形成されている。そこで、記録用紙がない状態
では、プラテン34の耳部34Aは、ペーパーパンの前
面部45の内側に当接している。
ラ41の軸41Aで回動可能に支持されるとともに、左
右プレート75、75の停止位置からペーパーパン37
の前面部45へ向けて付勢されている。前記搬送ローラ
(プラテンローラ)33の複数箇所には、直径を小さく
した逃げ部分33Aが設けられている。一方、前記プラ
テン34の前記逃げ部分33Aに対応する位置には耳部
34Aが形成されている。そこで、記録用紙がない状態
では、プラテン34の耳部34Aは、ペーパーパンの前
面部45の内側に当接している。
【0018】図2において、51は、キャリッジ11の
ホームポジションにおいて、記録ヘッド(ヘッドカート
リッジ)9のインク吐出口が形成された吐出口形成面と
対向するキャップである。このキャップ51は、ゴム状
弾性材で形成されており、前記吐出口形成面に対し当接
/離脱可能に支持されている。なお、このキャップ51
は、非記録時等の記録ヘッド(吐出口形成面)の保護
や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用いられるもの
である。吐出回復処理とは、キャップ51を吐出口形成
面に対向させ、インク吐出口内方に設けられてインク吐
出のために利用されるエネルギ発生素子を駆動すること
により全吐出口からインクを吐出させ、これによって、
気泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなったインク等の
吐出不良要因を除去する処理予備吐出や、これとは別に
吐出口形成面とキャップ51で覆った状態で吐出口より
インクを強制的に排出させることにより吐出不良要因を
除去する処理である。
ホームポジションにおいて、記録ヘッド(ヘッドカート
リッジ)9のインク吐出口が形成された吐出口形成面と
対向するキャップである。このキャップ51は、ゴム状
弾性材で形成されており、前記吐出口形成面に対し当接
/離脱可能に支持されている。なお、このキャップ51
は、非記録時等の記録ヘッド(吐出口形成面)の保護
や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用いられるもの
である。吐出回復処理とは、キャップ51を吐出口形成
面に対向させ、インク吐出口内方に設けられてインク吐
出のために利用されるエネルギ発生素子を駆動すること
により全吐出口からインクを吐出させ、これによって、
気泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなったインク等の
吐出不良要因を除去する処理予備吐出や、これとは別に
吐出口形成面とキャップ51で覆った状態で吐出口より
インクを強制的に排出させることにより吐出不良要因を
除去する処理である。
【0019】53は吐出回復処理に使用されるポンプで
ある。このポンプ53は、インクの強制排出のために吸
引力を作用するとともに、かかる強制排出による吐出回
復処理や予備吐出による吐出回復処理に際してキャップ
51に受容されたインクを吸引するために用いられる。
55はこのポンプ53によって吸引された廃インクを貯
留するための第1の廃インクタンク、57はポンプ53
と廃インクタンク55とを連通するチューブである。ま
た、70は第2の廃インクタンクであり、チューブ71
を介して第1の廃インクタンク55と接続されている。
61は吐出回復系のモータ、63はモータ61から動力
を受けてポンプ53の駆動およびキャップ51の移動な
どを行なわせるためのカム装置である。
ある。このポンプ53は、インクの強制排出のために吸
引力を作用するとともに、かかる強制排出による吐出回
復処理や予備吐出による吐出回復処理に際してキャップ
51に受容されたインクを吸引するために用いられる。
55はこのポンプ53によって吸引された廃インクを貯
留するための第1の廃インクタンク、57はポンプ53
と廃インクタンク55とを連通するチューブである。ま
た、70は第2の廃インクタンクであり、チューブ71
を介して第1の廃インクタンク55と接続されている。
61は吐出回復系のモータ、63はモータ61から動力
を受けてポンプ53の駆動およびキャップ51の移動な
どを行なわせるためのカム装置である。
【0020】次に、前記ヘッドカートリッジ9の詳細に
ついて説明する。図3はヘッドカートリッジ9の斜視図
である。図3において、ヘッドカートリッジ9は、記録
手段(記録ヘッド)の本体部分である吐出ユニット9a
とインクタンク9bとを一体化した構造を有している。
なお、本実施例では、記録手段(記録ヘッド)として、
いわゆる記録ヘッド(上記吐出ユニット9a)とインク
タンク9bとを一体化したヘッドカートリッジ9が使用
されているので、説明を簡明にするため、ヘッドカート
リッジ9または吐出ユニット9aを単に記録手段9また
は記録ヘッド9で示す場合がある。
ついて説明する。図3はヘッドカートリッジ9の斜視図
である。図3において、ヘッドカートリッジ9は、記録
手段(記録ヘッド)の本体部分である吐出ユニット9a
とインクタンク9bとを一体化した構造を有している。
なお、本実施例では、記録手段(記録ヘッド)として、
いわゆる記録ヘッド(上記吐出ユニット9a)とインク
タンク9bとを一体化したヘッドカートリッジ9が使用
されているので、説明を簡明にするため、ヘッドカート
リッジ9または吐出ユニット9aを単に記録手段9また
は記録ヘッド9で示す場合がある。
【0021】図3において、906eはヘッドカートリ
ッジ9を装着する際にキャリッジ11に設けられたフッ
ク13に掛止される爪である。図示のように、前記爪9
06eは記録ヘッド9の表面から凹んだ部分の内部に設
けられている。また、ヘッドカートリッジ9の前側の吐
出ユニット9aの近傍には、不図示の位置決め用突き当
て部が設けられている。906fはキャリッジ11に立
設された支持板19が挿入される開口部である。前記支
持板19は、後述するフレキシブル基板(電気接続部)
およびゴムパッドを支持するためのものである。
ッジ9を装着する際にキャリッジ11に設けられたフッ
ク13に掛止される爪である。図示のように、前記爪9
06eは記録ヘッド9の表面から凹んだ部分の内部に設
けられている。また、ヘッドカートリッジ9の前側の吐
出ユニット9aの近傍には、不図示の位置決め用突き当
て部が設けられている。906fはキャリッジ11に立
設された支持板19が挿入される開口部である。前記支
持板19は、後述するフレキシブル基板(電気接続部)
およびゴムパッドを支持するためのものである。
【0022】図4の(A)および(B)は、図3に示し
たヘッドカートリッジの分解斜視図および外観斜視図で
ある。このヘッドカートリッジ9は、記録ヘッド(吐出
ユニット)9aとインク供給源たるインク収容部(イン
クタンク)9bを一体化したディスポーザブルタイプの
ものである。前記吐出ユニット9aの各構成部品を示す
図4の(A)において、911はヒータボードであり、
このヒータボード911は、Si基板上に、電気熱変換
素子(吐出ヒータ)とこれに電力を供給するアルミ等の
配線とを成膜技術により形成した構造をしている。92
1はヒータボード911に対する配線基板であり、対応
する配線は例えばワイヤボンディングにより接続され
る。940はインク流路を限界するための隔壁や共通液
室等を設けた天板であり、本実施例では、吐出口プレー
ト部を一体に有する樹脂材料で形成されている。
たヘッドカートリッジの分解斜視図および外観斜視図で
ある。このヘッドカートリッジ9は、記録ヘッド(吐出
ユニット)9aとインク供給源たるインク収容部(イン
クタンク)9bを一体化したディスポーザブルタイプの
ものである。前記吐出ユニット9aの各構成部品を示す
図4の(A)において、911はヒータボードであり、
このヒータボード911は、Si基板上に、電気熱変換
素子(吐出ヒータ)とこれに電力を供給するアルミ等の
配線とを成膜技術により形成した構造をしている。92
1はヒータボード911に対する配線基板であり、対応
する配線は例えばワイヤボンディングにより接続され
る。940はインク流路を限界するための隔壁や共通液
室等を設けた天板であり、本実施例では、吐出口プレー
ト部を一体に有する樹脂材料で形成されている。
【0023】図4の(A)において、930は例えば金
属製の支持体、950は押さえばねであり、両者間にヒ
ータボード911および天板940を挟み込んだ状態で
両者を係合させることにより、押さえばね950の付勢
力によってヒータボード911と天板940とを圧着固
定する。なお、支持体930は、配線基板921が貼着
等により固定されるとともに、キャリッジ11に対する
ヘッドカートリッジ9の位置決め基準となるものであ
る。また、この支持体930は、記録手段9を駆動する
際に生じるヒータボード911の熱を放熱冷却するため
の部材としても機能する。
属製の支持体、950は押さえばねであり、両者間にヒ
ータボード911および天板940を挟み込んだ状態で
両者を係合させることにより、押さえばね950の付勢
力によってヒータボード911と天板940とを圧着固
定する。なお、支持体930は、配線基板921が貼着
等により固定されるとともに、キャリッジ11に対する
ヘッドカートリッジ9の位置決め基準となるものであ
る。また、この支持体930は、記録手段9を駆動する
際に生じるヒータボード911の熱を放熱冷却するため
の部材としても機能する。
【0024】960はサブタンクであり、インク供給源
をなすインク貯留部9bからインク供給を受け、ヒータ
ボード911と天板940との接合により形成される共
通液室にインクを導くためのものである。970は共通
液室へのインク供給口付近のサブタンク960内の部位
に配置されるフィルタ、980はサブタンク960の蓋
部材である。900はインクを含浸させるための吸収体
であり、インクタンク本体9b内に配置される。120
0は上記各構成部品911〜980からなる記録エレメ
ント(吐出ユニット)9aに対してインクを供給するた
めの供給口であり、該記録エレメント9aをインクタン
ク本体9bの部分1010に配置する前の工程で、供給
口1200よりインクを注入することにより吸収体90
0のインク含浸を行なわせることができる。1100は
カートリッジ本体の蓋部材、1300はカートリッジ内
部を大気に連通するための蓋部材に設けた大気連通口で
ある。
をなすインク貯留部9bからインク供給を受け、ヒータ
ボード911と天板940との接合により形成される共
通液室にインクを導くためのものである。970は共通
液室へのインク供給口付近のサブタンク960内の部位
に配置されるフィルタ、980はサブタンク960の蓋
部材である。900はインクを含浸させるための吸収体
であり、インクタンク本体9b内に配置される。120
0は上記各構成部品911〜980からなる記録エレメ
ント(吐出ユニット)9aに対してインクを供給するた
めの供給口であり、該記録エレメント9aをインクタン
ク本体9bの部分1010に配置する前の工程で、供給
口1200よりインクを注入することにより吸収体90
0のインク含浸を行なわせることができる。1100は
カートリッジ本体の蓋部材、1300はカートリッジ内
部を大気に連通するための蓋部材に設けた大気連通口で
ある。
【0025】図4の(A)において、供給口1200を
介してのインクタンク9bへのインク充填が終了する
と、各構成部品911〜980よりなる吐出ユニット9
aを部分1010に位置付けて配設する。このときの位
置決めないし固定は、例えばインクタンク本体9bに設
けた突起1012と、これに対応して支持体930に設
けた孔931とを嵌合させることにより行なうことがで
き、これによって図4(B)に示すヘッドカートリッジ
9が完成する。インクタンク9b内インクは、供給口1
200、支持体930に設けた孔932、サブタンク9
60の図4(A)中の裏面側に設けた導入口を介して、
該サブタンク960内に供給される。このサブタンク9
60内のインクは、導出口より適宜の供給管および天板
940のインク導入口942を介して、共通液室内へと
流入する。以上におけるインク連通用の接続部には、例
えばシリコンゴムやブチルゴム等パッキンが配置され、
これによって封止が行なわれてインク供給路が確保され
る。
介してのインクタンク9bへのインク充填が終了する
と、各構成部品911〜980よりなる吐出ユニット9
aを部分1010に位置付けて配設する。このときの位
置決めないし固定は、例えばインクタンク本体9bに設
けた突起1012と、これに対応して支持体930に設
けた孔931とを嵌合させることにより行なうことがで
き、これによって図4(B)に示すヘッドカートリッジ
9が完成する。インクタンク9b内インクは、供給口1
200、支持体930に設けた孔932、サブタンク9
60の図4(A)中の裏面側に設けた導入口を介して、
該サブタンク960内に供給される。このサブタンク9
60内のインクは、導出口より適宜の供給管および天板
940のインク導入口942を介して、共通液室内へと
流入する。以上におけるインク連通用の接続部には、例
えばシリコンゴムやブチルゴム等パッキンが配置され、
これによって封止が行なわれてインク供給路が確保され
る。
【0026】前記記録ヘッド(記録手段)としての吐出
口ユニット9aは、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット記録手段であって、熱エネルギー
を発生するための電気熱変換体を備えたものである。ま
た、前記記録ヘッド9aは、前記電気熱変換体によって
印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡
の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出
口よりインクを吐出させ、記録を行なうものである。
口ユニット9aは、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット記録手段であって、熱エネルギー
を発生するための電気熱変換体を備えたものである。ま
た、前記記録ヘッド9aは、前記電気熱変換体によって
印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰による気泡
の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出
口よりインクを吐出させ、記録を行なうものである。
【0027】図4の(C)は、前記記録ヘッド(吐出口
ユニット)9aのインク吐出部の構造を模式的に示す部
分斜視図である。図4の(C)において、被記録材と所
定の隙間(例えば、約0.5〜2.0ミリ程度)をおい
て対面する吐出口形成面221には、所定のピッチで複
数の吐出口222が形成され、共通液室223と各吐出
口222とを連通する各液路224の壁面に沿ってイン
ク吐出用のエネルギーを発生するための電気熱変換体
(発熱抵抗体など)225が配設されている。本例にお
いては、記録ヘッド9aは、前記吐出口222が前記キ
ャリッジ11の移動方向(主走査方向)と交叉する方向
に並ぶような位置関係で、該キャリッジ11に搭載され
ている。こうして、画像信号または吐出信号に基づいて
対応する電気熱変換体225を駆動(通電)して、液路
224内のインクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力
によって吐出口222からインクを吐出させる記録ヘッ
ド9aが構成されている。
ユニット)9aのインク吐出部の構造を模式的に示す部
分斜視図である。図4の(C)において、被記録材と所
定の隙間(例えば、約0.5〜2.0ミリ程度)をおい
て対面する吐出口形成面221には、所定のピッチで複
数の吐出口222が形成され、共通液室223と各吐出
口222とを連通する各液路224の壁面に沿ってイン
ク吐出用のエネルギーを発生するための電気熱変換体
(発熱抵抗体など)225が配設されている。本例にお
いては、記録ヘッド9aは、前記吐出口222が前記キ
ャリッジ11の移動方向(主走査方向)と交叉する方向
に並ぶような位置関係で、該キャリッジ11に搭載され
ている。こうして、画像信号または吐出信号に基づいて
対応する電気熱変換体225を駆動(通電)して、液路
224内のインクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力
によって吐出口222からインクを吐出させる記録ヘッ
ド9aが構成されている。
【0028】図5は図2のインクジェット記録装置の縦
断面図であり、プラテン34およびペーパーパン前面部
45の構成および作用をさらに詳しく説明する。図5に
おいて、ヘッドカートリッジ9の吐出口222とプラテ
ン34の前面との隙間(ヘッドギャップ)Sは記録に最
適な値に調整されている。矢印A方向から挿入された記
録用紙は、フィードローラ39により搬送ローラ33に
向けて付勢され、その摩擦力によって送られる。記録用
紙の先端は、プラテン34のすくい部34Aとペーパー
パン前面部45との間に、ばね82(両側に設けてあ
る)の力に抗してプラテン34を軸41Aを中心として
矢印B方向に変位させつつ入り込む。なお、ペーパーパ
ン前面部45は吐出口形成面221との間隙が適切に調
整され、固定されている。
断面図であり、プラテン34およびペーパーパン前面部
45の構成および作用をさらに詳しく説明する。図5に
おいて、ヘッドカートリッジ9の吐出口222とプラテ
ン34の前面との隙間(ヘッドギャップ)Sは記録に最
適な値に調整されている。矢印A方向から挿入された記
録用紙は、フィードローラ39により搬送ローラ33に
向けて付勢され、その摩擦力によって送られる。記録用
紙の先端は、プラテン34のすくい部34Aとペーパー
パン前面部45との間に、ばね82(両側に設けてあ
る)の力に抗してプラテン34を軸41Aを中心として
矢印B方向に変位させつつ入り込む。なお、ペーパーパ
ン前面部45は吐出口形成面221との間隙が適切に調
整され、固定されている。
【0029】したがって、プラテン34上の記録用紙と
記録ヘッド9aの吐出口形成面221との間隔は、該記
録用紙の厚さに応じた分プラテン34が矢印B方向に逃
げることにより、記録用紙の厚さに関係なく常に一定の
最適値に保たれる。そして、プラテン34が矢印B方向
に逃げた場合でも、該プラテン34の前面の延長線上に
排紙ローラ41と拍車42の接点が位置している。した
がって、記録用紙の先端は排紙ローラ41と拍車42と
の間に容易に進入できる。また、プラテン34が傾くこ
とによる記録部hの上下でのヘッドキャップの差異は、
該プラテン34の回動中心と記録位置の中心との距離H
が大きいために、無視できる程度に小さいものである。
なお、プラテン34の回動中心は、必ずしも排紙ローラ
41の軸41Aと同心にする必要はない。また、前記前
面部45は、必ずしもペーパーパン37と一体に形成す
る必要はなく、接着やビス止めによって固定してもよ
く、さらに、記録装置の他の部分に固定したものでもよ
い。
記録ヘッド9aの吐出口形成面221との間隔は、該記
録用紙の厚さに応じた分プラテン34が矢印B方向に逃
げることにより、記録用紙の厚さに関係なく常に一定の
最適値に保たれる。そして、プラテン34が矢印B方向
に逃げた場合でも、該プラテン34の前面の延長線上に
排紙ローラ41と拍車42の接点が位置している。した
がって、記録用紙の先端は排紙ローラ41と拍車42と
の間に容易に進入できる。また、プラテン34が傾くこ
とによる記録部hの上下でのヘッドキャップの差異は、
該プラテン34の回動中心と記録位置の中心との距離H
が大きいために、無視できる程度に小さいものである。
なお、プラテン34の回動中心は、必ずしも排紙ローラ
41の軸41Aと同心にする必要はない。また、前記前
面部45は、必ずしもペーパーパン37と一体に形成す
る必要はなく、接着やビス止めによって固定してもよ
く、さらに、記録装置の他の部分に固定したものでもよ
い。
【0030】図6は、図1および図2におけるキャリッ
ジ11、ヘッドカートリッジ9、拍車42、拍車カバー
4、視認用開口に設けた保護カバー3などを示す記録装
置部の縦断面図である。図6において、拍車カバー4
は、拍車42を保持する部分を形成するために、ヘッド
カートリッジ9の上部にオーバーハングしている。この
ため、保護カバー3が透明または半透明であれば、ヘッ
ドカートリッジ9の動作は図示のようなカバー状態のま
までも目視できるが、キャッピング位置における吐出ユ
ニット9aの吐出口形成面(吐出口部)221は目視で
確認することは困難である。したがって、キャッピング
位置における吐出口形成面221を目視で確認できるよ
うにするための手段が要請される。
ジ11、ヘッドカートリッジ9、拍車42、拍車カバー
4、視認用開口に設けた保護カバー3などを示す記録装
置部の縦断面図である。図6において、拍車カバー4
は、拍車42を保持する部分を形成するために、ヘッド
カートリッジ9の上部にオーバーハングしている。この
ため、保護カバー3が透明または半透明であれば、ヘッ
ドカートリッジ9の動作は図示のようなカバー状態のま
までも目視できるが、キャッピング位置における吐出ユ
ニット9aの吐出口形成面(吐出口部)221は目視で
確認することは困難である。したがって、キャッピング
位置における吐出口形成面221を目視で確認できるよ
うにするための手段が要請される。
【0031】図7は従来の電子機器(ワードプロセッサ
等)の平面図であり、ここで、図7を参照して、従来の
インクジェット記録装置においては、キャッピング位置
における吐出口形成面221を目視で確認できない理由
を説明する。図7において、キャッピング状態における
ヘッドカートリッジ9の待機位置は、記録媒体の通紙位
置から外れた破線9で示すような位置に設定される。ま
た、視認用開口3Aの保護カバー3以外の外装部材85
は、一般に、不透明のモールド部材で構成されている。
そのため、破線で示すキャッピング状態においては、ヘ
ッドカートリッジ9の位置、吐出ユニット9a、吐出口
形成面221などを目視確認することはできない。ま
た、視認用開口3Aを記録装置の幅方向に単に広げるだ
けでも、吐出口形成面221等を目視確認することはで
きない。
等)の平面図であり、ここで、図7を参照して、従来の
インクジェット記録装置においては、キャッピング位置
における吐出口形成面221を目視で確認できない理由
を説明する。図7において、キャッピング状態における
ヘッドカートリッジ9の待機位置は、記録媒体の通紙位
置から外れた破線9で示すような位置に設定される。ま
た、視認用開口3Aの保護カバー3以外の外装部材85
は、一般に、不透明のモールド部材で構成されている。
そのため、破線で示すキャッピング状態においては、ヘ
ッドカートリッジ9の位置、吐出ユニット9a、吐出口
形成面221などを目視確認することはできない。ま
た、視認用開口3Aを記録装置の幅方向に単に広げるだ
けでも、吐出口形成面221等を目視確認することはで
きない。
【0032】図8は、本発明を適用したインクジェット
記録装置の一実施例を備えた図1の電子機器の平面図で
ある。本実施例においては、図8に示すように、視認用
開口3Aは、キャッピング状態のヘッドカートリッジ9
の上部まで記録装置の幅方向に広げられ、さらに、吐出
口ユニット(記録ヘッド)9aの吐出口形成面221の
上部の領域まで形成されている。すなわち、図示のよう
に、全体としてL字状の形状で形成されている。そし
て、この視認用開口3Aは、これと同じ形状の透明また
は半透明の開閉可能な保護カバー3で蓋をされている。
したがって、本実施例によれば、キャッピング状態にお
いて、ヘッドカートリッジ9のみならず、記録ヘッド
(吐出口ユニット)9aおよびその吐出口形成面221
までも容易に目視で確認することが可能になった。
記録装置の一実施例を備えた図1の電子機器の平面図で
ある。本実施例においては、図8に示すように、視認用
開口3Aは、キャッピング状態のヘッドカートリッジ9
の上部まで記録装置の幅方向に広げられ、さらに、吐出
口ユニット(記録ヘッド)9aの吐出口形成面221の
上部の領域まで形成されている。すなわち、図示のよう
に、全体としてL字状の形状で形成されている。そし
て、この視認用開口3Aは、これと同じ形状の透明また
は半透明の開閉可能な保護カバー3で蓋をされている。
したがって、本実施例によれば、キャッピング状態にお
いて、ヘッドカートリッジ9のみならず、記録ヘッド
(吐出口ユニット)9aおよびその吐出口形成面221
までも容易に目視で確認することが可能になった。
【0033】本実施例では、前述のように、視認用開口
3Aにはカバー部材(保護カバー)3が設けられている
ので、非記録状態でもヘッドカートリッジ9等の装置内
部の各構成部品を保護することができる。また、このカ
バー部材3は種々の材料で構成してもよいが、これを前
述のように透明または半透明の部材で形成すれば、該カ
バー部材3で蓋をしたままの状態でもキャッピング時の
吐出口形成面221等を目視で確認することができる。
なお、カバー部材3を開閉もしくは簡易に着脱可能な構
成とし、必要に応じて直ちに開口3Aを開放可能にして
おけば、該カバー部材は不透明であってもよい。
3Aにはカバー部材(保護カバー)3が設けられている
ので、非記録状態でもヘッドカートリッジ9等の装置内
部の各構成部品を保護することができる。また、このカ
バー部材3は種々の材料で構成してもよいが、これを前
述のように透明または半透明の部材で形成すれば、該カ
バー部材3で蓋をしたままの状態でもキャッピング時の
吐出口形成面221等を目視で確認することができる。
なお、カバー部材3を開閉もしくは簡易に着脱可能な構
成とし、必要に応じて直ちに開口3Aを開放可能にして
おけば、該カバー部材は不透明であってもよい。
【0034】次に、図2に示した本実施例によるインク
ジェット記録装置の前記FPC21に関連した構成を、
図9および図10を参照して説明する。図9および図1
0は記録装置のFPC21の部分を示す部分正面図であ
り、図9はキャリッジ11がホームポジションにある時
の状態、図10はキャリッジ11が移動している時の状
態を示す。図9および図10において、記録装置のフレ
ーム91から立設した左右フレーム75(図2)には、
左右に延びる搬送ローラ33が回転可能に軸支され、該
ローラ33の手前にはキャリッジ案内用のガイド軸23
が固定されている。キャリッジ11はガイド軸23に沿
って左右に移動可能に案内支持されている。このキャリ
ッジ11上にはヘッドカートリッジ9が搭載されてい
る。
ジェット記録装置の前記FPC21に関連した構成を、
図9および図10を参照して説明する。図9および図1
0は記録装置のFPC21の部分を示す部分正面図であ
り、図9はキャリッジ11がホームポジションにある時
の状態、図10はキャリッジ11が移動している時の状
態を示す。図9および図10において、記録装置のフレ
ーム91から立設した左右フレーム75(図2)には、
左右に延びる搬送ローラ33が回転可能に軸支され、該
ローラ33の手前にはキャリッジ案内用のガイド軸23
が固定されている。キャリッジ11はガイド軸23に沿
って左右に移動可能に案内支持されている。このキャリ
ッジ11上にはヘッドカートリッジ9が搭載されてい
る。
【0035】図9および図10において、キャリッジ1
1には、その上に設けたコネクタ部等を介して不図示の
制御回路とヘッドカートリッジ9とを電気的に接続する
FPC21が固定されている。また、このFPC21の
他端はフレーム91に固定されている。さらに、フレー
ム91上のFPC21が最小半径を形成する部分の近傍
には、該FPC21の滑りを防止するための摩擦シート
97が設けられている。この摩擦シート97は、その片
面に塗布された接着剤により、フレーム91に接合され
ている。
1には、その上に設けたコネクタ部等を介して不図示の
制御回路とヘッドカートリッジ9とを電気的に接続する
FPC21が固定されている。また、このFPC21の
他端はフレーム91に固定されている。さらに、フレー
ム91上のFPC21が最小半径を形成する部分の近傍
には、該FPC21の滑りを防止するための摩擦シート
97が設けられている。この摩擦シート97は、その片
面に塗布された接着剤により、フレーム91に接合され
ている。
【0036】以上図9および図10に示した構成におい
ては、キャリッジ11は、モータ31(図2)を作動さ
せることにより、図9のホームポジションから、ガイド
軸23に沿って矢印SRの方向に移動する。この移動の
間に、制御部からFPC21を介してキャリッジ11上
に搭載されたヘッドカートリッジ5の吐出ユニット9a
に記録信号が送られ、吐出ユニット9aが記録信号に応
じて記録用紙にインクを吐出することにより記録が行な
われていく。一行分の記録が終了した後キャリッジ11
は停止し、搬送ローラ33をモータ35(図2)等の駆
動手段で回転駆動することにより、記録用紙の副走査
(紙送り)が行なわれる。その後、キャリッジ11は図
中矢印SL方向に移動し、次行の記録が行なわれてい
く。図10はキャリッジ11の移動状態を示すが、本実
施例ではフレーム91上に摩擦シート97が設けられて
いるので、FPC21と摩擦シート97との間で摩擦力
により、該FPC21はフレーム91との間に滑りを生
じることなく円弧部21Aを形成したまま移動してい
く。このため、FPC21がキャリッジ11の下部に巻
き込まれることは無い。
ては、キャリッジ11は、モータ31(図2)を作動さ
せることにより、図9のホームポジションから、ガイド
軸23に沿って矢印SRの方向に移動する。この移動の
間に、制御部からFPC21を介してキャリッジ11上
に搭載されたヘッドカートリッジ5の吐出ユニット9a
に記録信号が送られ、吐出ユニット9aが記録信号に応
じて記録用紙にインクを吐出することにより記録が行な
われていく。一行分の記録が終了した後キャリッジ11
は停止し、搬送ローラ33をモータ35(図2)等の駆
動手段で回転駆動することにより、記録用紙の副走査
(紙送り)が行なわれる。その後、キャリッジ11は図
中矢印SL方向に移動し、次行の記録が行なわれてい
く。図10はキャリッジ11の移動状態を示すが、本実
施例ではフレーム91上に摩擦シート97が設けられて
いるので、FPC21と摩擦シート97との間で摩擦力
により、該FPC21はフレーム91との間に滑りを生
じることなく円弧部21Aを形成したまま移動してい
く。このため、FPC21がキャリッジ11の下部に巻
き込まれることは無い。
【0037】図11は、前記摩擦シート97を有しない
従来の記録装置における前記FPC21の状態を示す部
分正面図である。図11において、前記摩擦シート97
を設けない場合には、キャリッジ11の移動に伴って、
キャリッジ11の下側領域でFPC21とフレーム91
との間に滑りが生じるので、FPC21に弛み21Bが
生じる。この弛み21Bが生じた状態でキャリッジ11
がさらに矢印SR方向に移動すると、FPC21がキャ
リッジ11に巻き込まれるおそれが生じることになる。
従来の記録装置における前記FPC21の状態を示す部
分正面図である。図11において、前記摩擦シート97
を設けない場合には、キャリッジ11の移動に伴って、
キャリッジ11の下側領域でFPC21とフレーム91
との間に滑りが生じるので、FPC21に弛み21Bが
生じる。この弛み21Bが生じた状態でキャリッジ11
がさらに矢印SR方向に移動すると、FPC21がキャ
リッジ11に巻き込まれるおそれが生じることになる。
【0038】図9および図10の本実施例によれば、記
録装置のフレーム91上に高摩擦係数の部材(摩擦シー
ト97)を設けるという簡易な構成をとることにより、
FPC21の走行を安定させることができ、したがっ
て、FPC21の走行部の高さを低くすることが可能に
なり、記録装置の小型軽量化を図ることが可能になる。
なお、前記摩擦シート97の一例としては、例えばシリ
コンから成るシート材を使用することができる。また、
本実施例では、ヘッドカートリッジ9と制御回路との間
の接続をFPC21で行なうものとしたが、この電気的
接続手段は、FPCに限定されるものではなく、フラッ
トケーブルや束線などの他の構成の電気的接続手段を使
用してもよい。
録装置のフレーム91上に高摩擦係数の部材(摩擦シー
ト97)を設けるという簡易な構成をとることにより、
FPC21の走行を安定させることができ、したがっ
て、FPC21の走行部の高さを低くすることが可能に
なり、記録装置の小型軽量化を図ることが可能になる。
なお、前記摩擦シート97の一例としては、例えばシリ
コンから成るシート材を使用することができる。また、
本実施例では、ヘッドカートリッジ9と制御回路との間
の接続をFPC21で行なうものとしたが、この電気的
接続手段は、FPCに限定されるものではなく、フラッ
トケーブルや束線などの他の構成の電気的接続手段を使
用してもよい。
【0039】図12は、図2のインクジェット記録装置
におけるキャップ51、ポンプ53、モータ61および
カム装置63等から成る回復装置の構成を示す分解斜視
図である。図12において、501はキャップ51内部
に配置されるインク吸収体、503はキャップ51を保
持する保持部材、505はピン507を中心に回動可能
に取付けられたキャップレバーである。このキャップレ
バー505は、前記ピン507に加えられる力によって
前記キャップ51を吐出ユニット9aの吐出口形成面2
21に当接/離脱させる機能を有する。511はキャッ
プレバー505の端部509に係合してキャップレバー
505の回動範囲を規制するためのピンである。
におけるキャップ51、ポンプ53、モータ61および
カム装置63等から成る回復装置の構成を示す分解斜視
図である。図12において、501はキャップ51内部
に配置されるインク吸収体、503はキャップ51を保
持する保持部材、505はピン507を中心に回動可能
に取付けられたキャップレバーである。このキャップレ
バー505は、前記ピン507に加えられる力によって
前記キャップ51を吐出ユニット9aの吐出口形成面2
21に当接/離脱させる機能を有する。511はキャッ
プレバー505の端部509に係合してキャップレバー
505の回動範囲を規制するためのピンである。
【0040】図12において、513はキャッレバー5
05のピン507が嵌入される穴部を有する治具であ
り、キャップレバー505をポンプ53に設けた支持部
515に取付けるのに用いられる。516はその取付け
状態を確保するための留め部材である。517はキャッ
プ51に吐出口形成面と当接する力を付与するための作
用部であり、キャップ51の後側部のほぼ中央に係合す
る。この作用部517は吸引したインクを導入するため
の導入口517A(図14の(C))を有する。また、
キャップレバー505の内部、ピン507の内部、治具
513の内部および支持部515の内部には、吸引した
インクを導びくためのインク流路が形成されている。
そして、ポンプ53が吸引力を作用すると、吐出口22
2から吸い出されたインクは、前記導入口517Aから
前記各インク流路を通して図中矢印で示すようにポンプ
53内に導入される。
05のピン507が嵌入される穴部を有する治具であ
り、キャップレバー505をポンプ53に設けた支持部
515に取付けるのに用いられる。516はその取付け
状態を確保するための留め部材である。517はキャッ
プ51に吐出口形成面と当接する力を付与するための作
用部であり、キャップ51の後側部のほぼ中央に係合す
る。この作用部517は吸引したインクを導入するため
の導入口517A(図14の(C))を有する。また、
キャップレバー505の内部、ピン507の内部、治具
513の内部および支持部515の内部には、吸引した
インクを導びくためのインク流路が形成されている。
そして、ポンプ53が吸引力を作用すると、吐出口22
2から吸い出されたインクは、前記導入口517Aから
前記各インク流路を通して図中矢印で示すようにポンプ
53内に導入される。
【0041】519はポンプ53の端面中央に突設され
内部にインク流路を有する軸であり、側壁部520に回
動可能に取付けられる。ポンプ53自体が回転すると、
その回転変位は支持部515を介してキャップレバー5
05の直線変位として伝達され、該キャップレバー50
5の変位によってキャップ51が吐出口形成面221に
対して進退する。521はポンプ軸519に結合される
流路形成部材、523は第1の廃インクタンク55(図
2)へ通じるチューブ57を取り付けるための取り付け
部材である。すなわち、前記ポンプ軸519、前記流路
形成部材521および前記取り付け部材523のそれぞ
れの内部にはインク流路が形成され、ポンプ53に吸引
されたインクは、これらのインク流路を通して図中矢印
で示すように導かれ、さらに前記チューブ57を通して
前記廃インクタンク55(図2)へ導入される。
内部にインク流路を有する軸であり、側壁部520に回
動可能に取付けられる。ポンプ53自体が回転すると、
その回転変位は支持部515を介してキャップレバー5
05の直線変位として伝達され、該キャップレバー50
5の変位によってキャップ51が吐出口形成面221に
対して進退する。521はポンプ軸519に結合される
流路形成部材、523は第1の廃インクタンク55(図
2)へ通じるチューブ57を取り付けるための取り付け
部材である。すなわち、前記ポンプ軸519、前記流路
形成部材521および前記取り付け部材523のそれぞ
れの内部にはインク流路が形成され、ポンプ53に吸引
されたインクは、これらのインク流路を通して図中矢印
で示すように導かれ、さらに前記チューブ57を通して
前記廃インクタンク55(図2)へ導入される。
【0042】図12において、525はポンプ53のピ
ストン、527は該ピストンの軸であるピストン軸、5
29はパッキン、531はポンプ53のキャップであ
る。533はピストン軸527に取付けられるピンであ
り、該ピン533はピストン525を作動させるための
駆動力を受ける機能を有する。539はポンプ53自体
に対しキャップ53が記録ヘッド9a側に向かう方向へ
の回動習性を与えるばねである。541はモータ61の
回転をカム装置63に伝達するギア列である。カム装置
63は、ポンプ53に設けた係合部545に係合してこ
れを回動させるためのカム547と、ポンプ53のピス
トン軸527に設けたピン533に係合してポンプを作
動させるためのカム549と、カム装置63のホームポ
ジションを検出するためのスイッチ555に係合するカ
ム557とを有している。これらカムの動作については
後述する。
ストン、527は該ピストンの軸であるピストン軸、5
29はパッキン、531はポンプ53のキャップであ
る。533はピストン軸527に取付けられるピンであ
り、該ピン533はピストン525を作動させるための
駆動力を受ける機能を有する。539はポンプ53自体
に対しキャップ53が記録ヘッド9a側に向かう方向へ
の回動習性を与えるばねである。541はモータ61の
回転をカム装置63に伝達するギア列である。カム装置
63は、ポンプ53に設けた係合部545に係合してこ
れを回動させるためのカム547と、ポンプ53のピス
トン軸527に設けたピン533に係合してポンプを作
動させるためのカム549と、カム装置63のホームポ
ジションを検出するためのスイッチ555に係合するカ
ム557とを有している。これらカムの動作については
後述する。
【0043】図13は前記キャップ51および前記保持
部材(ホルダ)503の詳細を示す斜視図である。図1
3において、本実施例におけるキャップ51は記録ヘッ
ド9aの吐出口形成面221との密着性をよくするため
ゴム状弾性体で形成されており、キャッピングに際して
は約60g〜80gの押圧力をもって該吐出口形成面2
21に圧接される。そしてリブ部分51aの先端すなわ
ち吐出口形成面221に対向する縁部は、先は細く根元
で太くなる台形断面を有している。また、前記保持部材
(キャップホルダ)503には、リブ503bおよび5
03cが設けられている。すなわち、ゴム製キャップ自
身の変形をリブ503cで防止するとともに、キャップ
51とキャップホルダ503全体がキャップレバー50
5の取り付け面で横向きになるのをリブ503bで防止
する構造になっている。
部材(ホルダ)503の詳細を示す斜視図である。図1
3において、本実施例におけるキャップ51は記録ヘッ
ド9aの吐出口形成面221との密着性をよくするため
ゴム状弾性体で形成されており、キャッピングに際して
は約60g〜80gの押圧力をもって該吐出口形成面2
21に圧接される。そしてリブ部分51aの先端すなわ
ち吐出口形成面221に対向する縁部は、先は細く根元
で太くなる台形断面を有している。また、前記保持部材
(キャップホルダ)503には、リブ503bおよび5
03cが設けられている。すなわち、ゴム製キャップ自
身の変形をリブ503cで防止するとともに、キャップ
51とキャップホルダ503全体がキャップレバー50
5の取り付け面で横向きになるのをリブ503bで防止
する構造になっている。
【0044】図14はキャップ51の詳細を示す図であ
り、図14において、(A)は正面図、(B)は平面
図、(C)は(A)中の線M−Mに沿った断面図であ
る。図14において、キャップ51の鉛直方向下部にイ
ンク吸引口561が開口しており、該インク吸引口56
1は、インク流路563を通して、キャップレバー50
5の作用部517に設けたインク導入口517Aに連通
している。また、キャップ51内のインク吸収体501
は、インク吸引口561を完全に覆わないように配置さ
れている。キャリッジ11上にセットされたヘッドカー
トリッジ9は、その吐出口222が回復系のキャップ5
1のほぼ中心にくるようにキャリッジモータ31により
駆動され、キャッピングや予備吐出や吸引動作などの一
連の吐出回復処理が行なわれる。
り、図14において、(A)は正面図、(B)は平面
図、(C)は(A)中の線M−Mに沿った断面図であ
る。図14において、キャップ51の鉛直方向下部にイ
ンク吸引口561が開口しており、該インク吸引口56
1は、インク流路563を通して、キャップレバー50
5の作用部517に設けたインク導入口517Aに連通
している。また、キャップ51内のインク吸収体501
は、インク吸引口561を完全に覆わないように配置さ
れている。キャリッジ11上にセットされたヘッドカー
トリッジ9は、その吐出口222が回復系のキャップ5
1のほぼ中心にくるようにキャリッジモータ31により
駆動され、キャッピングや予備吐出や吸引動作などの一
連の吐出回復処理が行なわれる。
【0045】図14において、記録ヘッド9aの吐出口
形成面221との密着性を確保するためには、キャップ
51の先端リブ51aは小さく硬度も低いものがよい
が、吸引時に発生する負圧に耐えて気密性を保持するに
はリブ51aにはある程度の強度が必要である。これら
を考慮し、リブ51aの形状は例えば次のように選定す
ることができる。すなわち、図14の(C)において、
リブ51aの形状については、W1 =0.3ミリ,W2
=0.5ミリ,H=0.4ミリとし、リブ51を形成す
るゴム状弾性材のゴム硬度を60度にした。同時に、リ
ブ51aの外側の周囲部51bの形状寸法をリブ51a
形状に対して十分大きくすることにより、例えば、周囲
部51bのリブ51aの外側の幅を2〜3ミリ以上に
し、該周囲部51bの厚みを2〜3ミリ以上とした。な
お、キャップ51に用いられるゴム状弾性材としては、
ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、シリコンゴムなどを用
いることができる。
形成面221との密着性を確保するためには、キャップ
51の先端リブ51aは小さく硬度も低いものがよい
が、吸引時に発生する負圧に耐えて気密性を保持するに
はリブ51aにはある程度の強度が必要である。これら
を考慮し、リブ51aの形状は例えば次のように選定す
ることができる。すなわち、図14の(C)において、
リブ51aの形状については、W1 =0.3ミリ,W2
=0.5ミリ,H=0.4ミリとし、リブ51を形成す
るゴム状弾性材のゴム硬度を60度にした。同時に、リ
ブ51aの外側の周囲部51bの形状寸法をリブ51a
形状に対して十分大きくすることにより、例えば、周囲
部51bのリブ51aの外側の幅を2〜3ミリ以上に
し、該周囲部51bの厚みを2〜3ミリ以上とした。な
お、キャップ51に用いられるゴム状弾性材としては、
ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、シリコンゴムなどを用
いることができる。
【0046】そこで、本発明のインクジェット記録装置
においては、記録手段9の吐出口形成面221を覆うた
めのキャップ51をワイピング部材としても使用し、該
キャップ51のワイピング動作によって吐出口形成面2
21に付着したインクを拭き取るように構成されてい
る。図15は、キャップ51による吐出口形成面221
のワイピング動作の一例を示すタイミングチャートであ
り、図16〜図18はワイピング動作時の吐出口形成面
221に対するキャップ51の動きを示す模式的平面図
である。図15〜図18において、クリーニングスイッ
チの入力によって吐出回復操作の命令があると、図15
のタイミングチャートの制御が起動される(図15中の
時点1)。この時、キャリッジ11はホームポジション
にあり、キャップ51は図16に示すように記録ヘッド
9aの吐出口形成面221に当接している。この当接状
態が保たれたままポンプ53で吸引力を作用させて吐出
口222より吸引を行なうことにより、インクを強制的
に排出させる(図15中の時点2)。
においては、記録手段9の吐出口形成面221を覆うた
めのキャップ51をワイピング部材としても使用し、該
キャップ51のワイピング動作によって吐出口形成面2
21に付着したインクを拭き取るように構成されてい
る。図15は、キャップ51による吐出口形成面221
のワイピング動作の一例を示すタイミングチャートであ
り、図16〜図18はワイピング動作時の吐出口形成面
221に対するキャップ51の動きを示す模式的平面図
である。図15〜図18において、クリーニングスイッ
チの入力によって吐出回復操作の命令があると、図15
のタイミングチャートの制御が起動される(図15中の
時点1)。この時、キャリッジ11はホームポジション
にあり、キャップ51は図16に示すように記録ヘッド
9aの吐出口形成面221に当接している。この当接状
態が保たれたままポンプ53で吸引力を作用させて吐出
口222より吸引を行なうことにより、インクを強制的
に排出させる(図15中の時点2)。
【0047】所定時間Tが経過した後、当接状態が保た
れたままで、記録ヘッド9を図17に示すように右に動
かすことにより、吐出口形成面221をキャップ51で
ワイピングする(図15中の時点3)。この時、インク
はワイピング動作によりキャップ51の内部へ飛ばさ
れ、インク吸収体501によって受け止められ、かつ保
持される。なお、前記時間Tは、記録ヘッド9aからイ
ンクを確実に吸引するために必要とされるポンプ吸引圧
の保持時間を示す。ここで、インクの強制排出時には、
記録ヘッド9aの吐出口222はキャップ51によって
完全に覆われており、ワイピングで処理されるべきイン
クは全てキャップ51の当接縁(リブ51a)の内側に
ある。したがって、実際のワイピングでは、記録ヘッド
9を右側に動かすと、インクは必ずキャップ51の内側
へ飛ばされ、キャップ51の外側へ飛ばされたり、ある
いは吐出回復装置の周辺を汚したりすることはない。ま
た、例えキャップ51の内側へ飛ばされたインクがイン
ク吸収体501で保持できなかった場合でも、ワイピン
グ終了時には、記録ヘッド9aはキャップ51の位置を
外れており、したがって、吐出口形成面221にインク
が再び付着することはなく、保持できなかったインクは
キャップ51内部の下方に留まる。
れたままで、記録ヘッド9を図17に示すように右に動
かすことにより、吐出口形成面221をキャップ51で
ワイピングする(図15中の時点3)。この時、インク
はワイピング動作によりキャップ51の内部へ飛ばさ
れ、インク吸収体501によって受け止められ、かつ保
持される。なお、前記時間Tは、記録ヘッド9aからイ
ンクを確実に吸引するために必要とされるポンプ吸引圧
の保持時間を示す。ここで、インクの強制排出時には、
記録ヘッド9aの吐出口222はキャップ51によって
完全に覆われており、ワイピングで処理されるべきイン
クは全てキャップ51の当接縁(リブ51a)の内側に
ある。したがって、実際のワイピングでは、記録ヘッド
9を右側に動かすと、インクは必ずキャップ51の内側
へ飛ばされ、キャップ51の外側へ飛ばされたり、ある
いは吐出回復装置の周辺を汚したりすることはない。ま
た、例えキャップ51の内側へ飛ばされたインクがイン
ク吸収体501で保持できなかった場合でも、ワイピン
グ終了時には、記録ヘッド9aはキャップ51の位置を
外れており、したがって、吐出口形成面221にインク
が再び付着することはなく、保持できなかったインクは
キャップ51内部の下方に留まる。
【0048】前記強制排出により吸引されたインクは、
ポンプ53の内部に溜められている。そこで、空気をポ
ンプ53内に送り込むことにより(空吸引)、このイン
クをさらにポンプ53外へ排出する行程が行なわれる
(図15中の時点4)。前述のように、この時記録ヘッ
ド9はキャップ51の位置から外れており、空吸引の吸
引力が強い場合でも空気のみを吸引することができる。
空吸引終了後、ポンプ53とキャリッジ11をホームポ
ジションに戻し、図15のキャップ51による吐出口形
成面221のワイピング動作を完了する。
ポンプ53の内部に溜められている。そこで、空気をポ
ンプ53内に送り込むことにより(空吸引)、このイン
クをさらにポンプ53外へ排出する行程が行なわれる
(図15中の時点4)。前述のように、この時記録ヘッ
ド9はキャップ51の位置から外れており、空吸引の吸
引力が強い場合でも空気のみを吸引することができる。
空吸引終了後、ポンプ53とキャリッジ11をホームポ
ジションに戻し、図15のキャップ51による吐出口形
成面221のワイピング動作を完了する。
【0049】図15〜図17のワイピング動作の実施例
では、ワイピング時に記録ヘッド9を右側へ動かした
が、この記録ヘッド9の移動方向は右向きに限られるも
のではなく、図18に示すように左へ動かしてワイピン
グしてもよい。その場合も、処理されるべきインクは必
ずキャップ51の当接縁より内側にあるので、飛ばされ
たインクがキャップ51の外へ出ることはない。
では、ワイピング時に記録ヘッド9を右側へ動かした
が、この記録ヘッド9の移動方向は右向きに限られるも
のではなく、図18に示すように左へ動かしてワイピン
グしてもよい。その場合も、処理されるべきインクは必
ずキャップ51の当接縁より内側にあるので、飛ばされ
たインクがキャップ51の外へ出ることはない。
【0050】前述のキャップ51によるワイピング動作
においては、キャップ51の動作とポンプ53の動作は
必ずしも1個のカム装置による制御に限定されるもので
はない。例えば、キャップ51の動作とポンプ53の動
作のそれぞれにモータを割り当てることによって、ワイ
ピングの途中の任意のタイミングでポンプ53の吸引力
を作用させてもよい。また、キャップ51の当接縁が記
録ヘッド9の吐出口222を通過する時点と吐出口形成
面221から完全に離れる時点までの間にポンプ53の
吸引力を作用させることにより、ワイピングによって溜
められたインクをキャップ51内から吸い出し、キャッ
プ51内部を常にクリーンな状態にするように制御して
もよい。
においては、キャップ51の動作とポンプ53の動作は
必ずしも1個のカム装置による制御に限定されるもので
はない。例えば、キャップ51の動作とポンプ53の動
作のそれぞれにモータを割り当てることによって、ワイ
ピングの途中の任意のタイミングでポンプ53の吸引力
を作用させてもよい。また、キャップ51の当接縁が記
録ヘッド9の吐出口222を通過する時点と吐出口形成
面221から完全に離れる時点までの間にポンプ53の
吸引力を作用させることにより、ワイピングによって溜
められたインクをキャップ51内から吸い出し、キャッ
プ51内部を常にクリーンな状態にするように制御して
もよい。
【0051】次に、図2の本実施例に係わるインクジェ
ット記録装置の回復系について説明する。図19はカム
装置63(図2および図12)の各カムの輪郭曲線を示
す説明図であり、図20はカム装置63のポンプ53を
除く各カムの主要なカム位置での動作状態を示す説明図
であり、図21はポンプ53の主要動作位置での状態を
示す断面図である。なお、図20中の動作位置a、b、
c、d、f、hはそれぞれ図19中のポンプを除く各カ
ムの動作位置a、b、c、d、f、hに対応している。
また、図19中の数値はカムの回転角度を示す。
ット記録装置の回復系について説明する。図19はカム
装置63(図2および図12)の各カムの輪郭曲線を示
す説明図であり、図20はカム装置63のポンプ53を
除く各カムの主要なカム位置での動作状態を示す説明図
であり、図21はポンプ53の主要動作位置での状態を
示す断面図である。なお、図20中の動作位置a、b、
c、d、f、hはそれぞれ図19中のポンプを除く各カ
ムの動作位置a、b、c、d、f、hに対応している。
また、図19中の数値はカムの回転角度を示す。
【0052】上記図19〜図21を用いて、本実施例に
係わるインクジェット記録装置の回復系ユニットの機能
について説明する。図19および図20において、aの
状態はポンプカム549のホームポジション位置であ
り、記録動作中の回復装置の待機状態である。この時ホ
ームポジションスイッチ555はオンであり、キャップ
51は記録ヘッドの吐出口形成面より離隔した状態(以
下オープン状態と呼ぶ)に状態にある。また、ポンプ5
3は上死点(図21参照)にある。
係わるインクジェット記録装置の回復系ユニットの機能
について説明する。図19および図20において、aの
状態はポンプカム549のホームポジション位置であ
り、記録動作中の回復装置の待機状態である。この時ホ
ームポジションスイッチ555はオンであり、キャップ
51は記録ヘッドの吐出口形成面より離隔した状態(以
下オープン状態と呼ぶ)に状態にある。また、ポンプ5
3は上死点(図21参照)にある。
【0053】図19〜図21において、次のbの状態は
キャッピング状態であり、これは、記録動作を行なわ
ず、吐出口形成面をキャップ51で覆い保護している状
態である。この時、ホームポジションスイッチ555は
オフとなり、キャップ51は吐出口形成面に当接してク
ローズ状態となり、ポンプ53は上死点にある。cの状
態はポンピングが終了した状態である。この時には、ホ
ームポジションスイッチ555はオンであり、キャップ
51はクローズ状態(キャッピング状態)であり、ポン
プ53は弁が開ききった状態にあるが未だ下死点には至
らない状態である。
キャッピング状態であり、これは、記録動作を行なわ
ず、吐出口形成面をキャップ51で覆い保護している状
態である。この時、ホームポジションスイッチ555は
オフとなり、キャップ51は吐出口形成面に当接してク
ローズ状態となり、ポンプ53は上死点にある。cの状
態はポンピングが終了した状態である。この時には、ホ
ームポジションスイッチ555はオンであり、キャップ
51はクローズ状態(キャッピング状態)であり、ポン
プ53は弁が開ききった状態にあるが未だ下死点には至
らない状態である。
【0054】図19〜図21において、dの状態は、ポ
ンピングが終了した後キャップ51をオープンさせ、同
時にキャップ51およびキャップレバー505内に充満
しているインクをポンプ53内に取り込むための小空吸
引を実行し終えた状態である。この時、ホームポジショ
ンスイッチ555はオン、キャップ51は半分程度オー
プン、ポンプ53は下死点の状態にある。次にgの状態
を先に説明する。このgの状態は、ポンピングによって
ポンプ53内に充満したインクを廃インクタンク55
(図2)側へ排出するための空吸引を始める準備位置で
ある。この時、ホームポジションスイッチ555はオ
ン、キャップ51はオープン、ポンプ53は上死点より
若干下った位置にある。
ンピングが終了した後キャップ51をオープンさせ、同
時にキャップ51およびキャップレバー505内に充満
しているインクをポンプ53内に取り込むための小空吸
引を実行し終えた状態である。この時、ホームポジショ
ンスイッチ555はオン、キャップ51は半分程度オー
プン、ポンプ53は下死点の状態にある。次にgの状態
を先に説明する。このgの状態は、ポンピングによって
ポンプ53内に充満したインクを廃インクタンク55
(図2)側へ排出するための空吸引を始める準備位置で
ある。この時、ホームポジションスイッチ555はオ
ン、キャップ51はオープン、ポンプ53は上死点より
若干下った位置にある。
【0055】図19〜図21において、eの状態および
fの状態は、それぞれ、大空吸引および中空吸引を行な
った時の停止位置である。どちらの位置でも、ホームポ
ジションスイッチ555はオン、キャップ51はオープ
ンの状態であるが、ポンプ53はeの状態では下死点に
あるのに対しfの状態では完全に下りきっていない。h
の状態はワイピングを行なう時の状態である。この時、
ホームポジションスイッチ555はオン、キャップ51
はクローズ、ポンプは上死点にある。この状態でヘッド
カートリッジ9を搭載したキャリッジ11が移動するこ
とにより、図15〜図18で説明したように、記録ヘッ
ド9aの吐出口形成面をキャップ51によってワイピン
グ(拭き取り清掃)することができる。
fの状態は、それぞれ、大空吸引および中空吸引を行な
った時の停止位置である。どちらの位置でも、ホームポ
ジションスイッチ555はオン、キャップ51はオープ
ンの状態であるが、ポンプ53はeの状態では下死点に
あるのに対しfの状態では完全に下りきっていない。h
の状態はワイピングを行なう時の状態である。この時、
ホームポジションスイッチ555はオン、キャップ51
はクローズ、ポンプは上死点にある。この状態でヘッド
カートリッジ9を搭載したキャリッジ11が移動するこ
とにより、図15〜図18で説明したように、記録ヘッ
ド9aの吐出口形成面をキャップ51によってワイピン
グ(拭き取り清掃)することができる。
【0056】図21の(A)は、ポンプ53内でピスト
ン525が下死点にある状態を示している。(A)の状
態では、ポンプ53内のピストン525の左側の空間に
よって作られる負圧によって、ポンピングが機能する。
531はその負圧をキャップ51へ伝達するための弁口
である。この(A)の状態は、ピストン525が前記弁
口531を乗り越えてさらに右側へ進んだ状態である。
この状態では、ピストン525は左側からピストン軸5
27のフランジ部527aによって押され密着している
ので、発生した負圧は他に漏れることなくキャップ51
側へ伝えられる。また、ピストン525の右側部分に溜
まっていたインクは廃インクタンク55(図2)へ押し
出される。
ン525が下死点にある状態を示している。(A)の状
態では、ポンプ53内のピストン525の左側の空間に
よって作られる負圧によって、ポンピングが機能する。
531はその負圧をキャップ51へ伝達するための弁口
である。この(A)の状態は、ピストン525が前記弁
口531を乗り越えてさらに右側へ進んだ状態である。
この状態では、ピストン525は左側からピストン軸5
27のフランジ部527aによって押され密着している
ので、発生した負圧は他に漏れることなくキャップ51
側へ伝えられる。また、ピストン525の右側部分に溜
まっていたインクは廃インクタンク55(図2)へ押し
出される。
【0057】図21の(B)は、ポンプ53内でピスト
ン525が上死点にある状態を示す。ここで注意すべき
は、ピストン525は弁口531の右側に達しており、
弁口531は閉じていないことである。すなわち、この
状態においてキャップ51の内部は大気連通状態になっ
ている。次に、図21の(C)は、図19中のcの状態
の時のポンプ53の状態を示す。この(C)の状態で
は、ピストン525は弁口531を乗り越え若干右へ進
んでいる。
ン525が上死点にある状態を示す。ここで注意すべき
は、ピストン525は弁口531の右側に達しており、
弁口531は閉じていないことである。すなわち、この
状態においてキャップ51の内部は大気連通状態になっ
ている。次に、図21の(C)は、図19中のcの状態
の時のポンプ53の状態を示す。この(C)の状態で
は、ピストン525は弁口531を乗り越え若干右へ進
んでいる。
【0058】図21の(D)は、図19中のgの状態の
時のポンプ53の状態を示す。この(D)の状態と前記
(A)の状態との間を往復動することにより大空吸引が
実行され、この(D)の状態と後述する(E)の状態と
の間を往復動することにより中空吸引が実行される。こ
こで注意すべきは、弁口531がピストン525によっ
て閉じられていることである。本実施例のポンプ53に
は、通常のポンプの弁に相当するものが設けられておら
ず、ポンプ53内に正圧が発生した時にはキャップ51
側へインクが逆流する場合がある。そのため、本実施例
のポンプ53においては、必要なとき以外に弁口531
を閉じておくことにより、インクの逆流を防止するよう
に構成されている。
時のポンプ53の状態を示す。この(D)の状態と前記
(A)の状態との間を往復動することにより大空吸引が
実行され、この(D)の状態と後述する(E)の状態と
の間を往復動することにより中空吸引が実行される。こ
こで注意すべきは、弁口531がピストン525によっ
て閉じられていることである。本実施例のポンプ53に
は、通常のポンプの弁に相当するものが設けられておら
ず、ポンプ53内に正圧が発生した時にはキャップ51
側へインクが逆流する場合がある。そのため、本実施例
のポンプ53においては、必要なとき以外に弁口531
を閉じておくことにより、インクの逆流を防止するよう
に構成されている。
【0059】図21の(E)は、中空吸引を実行し終え
た時のポンプ53の状態を示す。ここで注意すべきは、
ピストン525が弁口531を乗り越えた直後で止まっ
ていることである。その理由は、もしピストン525を
(A)の下死点の位置まで移動させると、(B)の上死
点または(D)の空吸引準備位置に戻る際に弁口531
が開いている時間が長くなってしまい、その間に、流路
の抵抗などによって左側の空間に正圧が生じ、インクの
逆流が生じるおそれがあるからである。もっとも、ピス
トン軸フランジ部527aおよびピストン525の摺動
部分に若干の隙間ができ、ピストン525の右側の空間
と連通させることにより左側の空間に正圧が生じないよ
うに構成されてはいるが、これだけでは、流路の抵抗な
どによって左側の空間に正圧が発生することを防止でき
ない場合がある。本実施例においては、前述のように、
(E)の位置から(A)の位置まで戻る動作と、(E)
の位置から(D)の位置まで戻る動作の2種類の動作を
採り入れるので、上記インクの逆流を確実に防止するこ
とが可能になる。
た時のポンプ53の状態を示す。ここで注意すべきは、
ピストン525が弁口531を乗り越えた直後で止まっ
ていることである。その理由は、もしピストン525を
(A)の下死点の位置まで移動させると、(B)の上死
点または(D)の空吸引準備位置に戻る際に弁口531
が開いている時間が長くなってしまい、その間に、流路
の抵抗などによって左側の空間に正圧が生じ、インクの
逆流が生じるおそれがあるからである。もっとも、ピス
トン軸フランジ部527aおよびピストン525の摺動
部分に若干の隙間ができ、ピストン525の右側の空間
と連通させることにより左側の空間に正圧が生じないよ
うに構成されてはいるが、これだけでは、流路の抵抗な
どによって左側の空間に正圧が発生することを防止でき
ない場合がある。本実施例においては、前述のように、
(E)の位置から(A)の位置まで戻る動作と、(E)
の位置から(D)の位置まで戻る動作の2種類の動作を
採り入れるので、上記インクの逆流を確実に防止するこ
とが可能になる。
【0060】図22は本発明を適用したインクジェット
記録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。図
22において、キャリッジ11のキャッピング位置や移
動位置は、回復系ホームセンサ65やキャリッジホーム
センサ67の検出に基いて知ることができる。図22に
おいて、1000は図23〜図26に示す制御手順等を
実行して各部を制御するためのMPU、1001は制御
手順に対応したプログラム等を格納したROM、100
2は制御手順実行時におけるワークエリアとして用いら
れるRAM、1003は時間を計測するためのタイマ、
1004はインターフェー部である。なお、図22の制
御系に対しては、キーボード部1から指令データや記録
データなどを入力することができる。
記録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。図
22において、キャリッジ11のキャッピング位置や移
動位置は、回復系ホームセンサ65やキャリッジホーム
センサ67の検出に基いて知ることができる。図22に
おいて、1000は図23〜図26に示す制御手順等を
実行して各部を制御するためのMPU、1001は制御
手順に対応したプログラム等を格納したROM、100
2は制御手順実行時におけるワークエリアとして用いら
れるRAM、1003は時間を計測するためのタイマ、
1004はインターフェー部である。なお、図22の制
御系に対しては、キーボード部1から指令データや記録
データなどを入力することができる。
【0061】図23は本発明を適用したインクジェット
記録装置における回復系ユニットによる吐出回復処理の
動作手順の一例を示すフローチャートである。なお、図
23中のa〜hの各符号は図19中のa〜hの各タイミ
ングと対応している。また、図23中の数値は図19中
のカムの回転角度を示す数値と対応している。図23に
おいて、吐出回復処理の動作は、図19中のbのキャッ
ピング状態から始まる(ステップS1)。次に図19中
のc状態に動いてポンプ53によるポンピングを実行し
(ステップS3)、その状態でインク吸引が充分に行な
われるよう例えば3秒間の停止する(ステップS5)。
図19中のdにおけるキャップオープンと同時に小空吸
引を行なう(ステップS7)。キャップ51内およびキ
ャップレバー505内のインクの取り込みを行なうため
に、その状態で例えば1秒間停止する(ステップS
9)。
記録装置における回復系ユニットによる吐出回復処理の
動作手順の一例を示すフローチャートである。なお、図
23中のa〜hの各符号は図19中のa〜hの各タイミ
ングと対応している。また、図23中の数値は図19中
のカムの回転角度を示す数値と対応している。図23に
おいて、吐出回復処理の動作は、図19中のbのキャッ
ピング状態から始まる(ステップS1)。次に図19中
のc状態に動いてポンプ53によるポンピングを実行し
(ステップS3)、その状態でインク吸引が充分に行な
われるよう例えば3秒間の停止する(ステップS5)。
図19中のdにおけるキャップオープンと同時に小空吸
引を行なう(ステップS7)。キャップ51内およびキ
ャップレバー505内のインクの取り込みを行なうため
に、その状態で例えば1秒間停止する(ステップS
9)。
【0062】次に、ポンプ53内に充満したインクを排
出するための空吸引を以下のような手順で行なう。ま
ず、図19中のgの空吸引準備位置に移り(ステップS
11)、そこから中空吸引後停止位置fの間を例えば3
回往復移動させることにより、中空吸引を行なう(ステ
ップS13〜S19)。次いで、gの空吸引準備位置か
らeの大空吸引後停止位置まで移動させることにより大
空吸引を行なう(ステップS21)。この大空吸引によ
って、ポンプ53内のインクは充分に廃インクタンク5
5側へ押し出される。次いで、gの空吸引準備位置へ移
動し(ステップS23)、予備吐出を行う(ステップS
25)。次いで、キャップ51をクローズ(キャッピン
グ)の状態にし(ステップS27)、記録ヘッド9を移
動させることにより図15〜図18で説明した吐出口形
成面221のワイピング(ステップS29)を行なう。
その後、初めのキャッピング状態の位置bに戻り(ステ
ップS31)、一連の吐出回復処理動作が終了する。な
お、吸引による回復処理、空吸引および予備吐出等を含
む上記吐出回復処理(クリーニング)の動作は、記録装
置の主制御ルーチンにより所定のタイミングで実行する
こともでき、あるいは操作者の指示に応じて適宜起動さ
せることもできる。
出するための空吸引を以下のような手順で行なう。ま
ず、図19中のgの空吸引準備位置に移り(ステップS
11)、そこから中空吸引後停止位置fの間を例えば3
回往復移動させることにより、中空吸引を行なう(ステ
ップS13〜S19)。次いで、gの空吸引準備位置か
らeの大空吸引後停止位置まで移動させることにより大
空吸引を行なう(ステップS21)。この大空吸引によ
って、ポンプ53内のインクは充分に廃インクタンク5
5側へ押し出される。次いで、gの空吸引準備位置へ移
動し(ステップS23)、予備吐出を行う(ステップS
25)。次いで、キャップ51をクローズ(キャッピン
グ)の状態にし(ステップS27)、記録ヘッド9を移
動させることにより図15〜図18で説明した吐出口形
成面221のワイピング(ステップS29)を行なう。
その後、初めのキャッピング状態の位置bに戻り(ステ
ップS31)、一連の吐出回復処理動作が終了する。な
お、吸引による回復処理、空吸引および予備吐出等を含
む上記吐出回復処理(クリーニング)の動作は、記録装
置の主制御ルーチンにより所定のタイミングで実行する
こともでき、あるいは操作者の指示に応じて適宜起動さ
せることもできる。
【0063】図24は記録中に適宜実行される予備吐出
によって蓄積されるインクを廃インクタンクへ取り込む
ための空吸引の動作例を示すフローチャートである。図
24において、本動作手順は、記録中にこれを中断して
行なわれる処理であるので、図19中のaの待機状態か
らスタートする(ステップS41)。この状態からカム
装置63を逆転させてgの空吸引準備位置へ移動させ
(ステップS43)、このgの位置からfの中空吸引後
停止位置へ移動させることにより中空吸引を実行する
(ステップS45)。次いで、ステップS47において
再びgの空吸引準備位置へ移動して位置設定した後、こ
のgの位置からeの大空吸引後停止位置まで移動させる
ことにより大空吸引を実行する(ステップS49)。次
いで、aの待機状態に戻してキャップ51をオープンし
(ステップS51)、空吸引動作を終了する。以上の空
吸引動作を終了した後、記録を実行する。
によって蓄積されるインクを廃インクタンクへ取り込む
ための空吸引の動作例を示すフローチャートである。図
24において、本動作手順は、記録中にこれを中断して
行なわれる処理であるので、図19中のaの待機状態か
らスタートする(ステップS41)。この状態からカム
装置63を逆転させてgの空吸引準備位置へ移動させ
(ステップS43)、このgの位置からfの中空吸引後
停止位置へ移動させることにより中空吸引を実行する
(ステップS45)。次いで、ステップS47において
再びgの空吸引準備位置へ移動して位置設定した後、こ
のgの位置からeの大空吸引後停止位置まで移動させる
ことにより大空吸引を実行する(ステップS49)。次
いで、aの待機状態に戻してキャップ51をオープンし
(ステップS51)、空吸引動作を終了する。以上の空
吸引動作を終了した後、記録を実行する。
【0064】図25および図26は本発明を適用したイ
ンクジェット記録装置における記録印刷処理手順の一例
を示すフローチャートである。図25において、電源が
オンとされると、ステップS61にて回復系ユニットを
回復系ホームポジションに設定し、キャップをオープン
とした後、ステップS63にてキャリッジ11をホーム
位置に設定する。次に、ステップS65にて、所定の予
備吐出回数(本例では15回または7回)に達した時に
空吸引を起動するために用いるカウンタN1 をリセット
し、ステップS67にてキャップをクローズとした後に
記録(印刷)のデータ信号を待機する(ステップS6
9)。
ンクジェット記録装置における記録印刷処理手順の一例
を示すフローチャートである。図25において、電源が
オンとされると、ステップS61にて回復系ユニットを
回復系ホームポジションに設定し、キャップをオープン
とした後、ステップS63にてキャリッジ11をホーム
位置に設定する。次に、ステップS65にて、所定の予
備吐出回数(本例では15回または7回)に達した時に
空吸引を起動するために用いるカウンタN1 をリセット
し、ステップS67にてキャップをクローズとした後に
記録(印刷)のデータ信号を待機する(ステップS6
9)。
【0065】記録信号が入力されると、ステップS71
にて給紙を開始し、ステップS73にてキャップをオー
プンとした後に、ステップS75にてキャリッジ11を
ホームポジションに設定して予備吐出を行なうとともに
カウンタN1 を+1だけ歩進する。次に、ステップS7
7にて記録動作中の所定時間毎(例えば30秒毎)に予
備吐出を起動するためのタイマT1 をリセットするとと
もにこれをスタートさせ、ステップS79にて1行分の
記録を実行する。この後、ステップS81にてタイマT
1 の値が30秒を越えたか否かを判定し、肯定判定であ
ればステップS75およびS77と同様なステップS8
3およびS85を経た後にステップS87へ進み、一
方、否定判定であれば直ちにステップS87へ進む。
にて給紙を開始し、ステップS73にてキャップをオー
プンとした後に、ステップS75にてキャリッジ11を
ホームポジションに設定して予備吐出を行なうとともに
カウンタN1 を+1だけ歩進する。次に、ステップS7
7にて記録動作中の所定時間毎(例えば30秒毎)に予
備吐出を起動するためのタイマT1 をリセットするとと
もにこれをスタートさせ、ステップS79にて1行分の
記録を実行する。この後、ステップS81にてタイマT
1 の値が30秒を越えたか否かを判定し、肯定判定であ
ればステップS75およびS77と同様なステップS8
3およびS85を経た後にステップS87へ進み、一
方、否定判定であれば直ちにステップS87へ進む。
【0066】ステップS87ではカウンタN1 の値が、
“15”に達したか否かを判定し、肯定判定であればス
テップS89にて1頁の記録途中での空吸引を行なう。
この際には図24の手順が起動される。その後、ステッ
プS91にてカウンタN1 をリセットして再スタートさ
せ、ステップS93へ移行する。なお、ステップS87
で否定判定された場合には直ちにステップS93に進
む。ステップS93では1頁分の記録が終了して改頁が
指示されているか否かを判定し、否定判定であればステ
ップS95に進んで記録信号の有無を判定する。ステッ
プS95にて肯定判定がなされた場合にはステップS9
7にて記録終了のEND信号があるか否かを判定し、否
定判定であればステップS79に移行して次行の記録を
行なう。
“15”に達したか否かを判定し、肯定判定であればス
テップS89にて1頁の記録途中での空吸引を行なう。
この際には図24の手順が起動される。その後、ステッ
プS91にてカウンタN1 をリセットして再スタートさ
せ、ステップS93へ移行する。なお、ステップS87
で否定判定された場合には直ちにステップS93に進
む。ステップS93では1頁分の記録が終了して改頁が
指示されているか否かを判定し、否定判定であればステ
ップS95に進んで記録信号の有無を判定する。ステッ
プS95にて肯定判定がなされた場合にはステップS9
7にて記録終了のEND信号があるか否かを判定し、否
定判定であればステップS79に移行して次行の記録を
行なう。
【0067】一方、テスップS95にて記録信号が入力
されていない場合には、ステップS99に進み、記録デ
ータが所定時間(例えば5秒)入力されない時にキャッ
ピングを行なうために用いるタイマT2 をリセットし、
再スタートする。次に、ステップS101にて記録信号
の有無を判定し、肯定判定であればステップS79に復
帰して次行の記録を実行する。一方、ステップS101
が否定判定であればステップS103にてタイマT2 の
時計内容が5秒を越えたか否かを判定し、否定判定であ
ればステップS104に進み、END信号の入力がなけ
ればステップS101に復帰する。
されていない場合には、ステップS99に進み、記録デ
ータが所定時間(例えば5秒)入力されない時にキャッ
ピングを行なうために用いるタイマT2 をリセットし、
再スタートする。次に、ステップS101にて記録信号
の有無を判定し、肯定判定であればステップS79に復
帰して次行の記録を実行する。一方、ステップS101
が否定判定であればステップS103にてタイマT2 の
時計内容が5秒を越えたか否かを判定し、否定判定であ
ればステップS104に進み、END信号の入力がなけ
ればステップS101に復帰する。
【0068】一方、ステップS103で5秒を経過して
いればステップS105にてキャップをクローズとし、
次いで、ステップS107にて、タイマT1 を停止する
とともに、所定時間(例えば60秒間)キャッピング状
態が継続した後に予備吐出を起動するためのタイマT3
をリセットして再スタートする。次いで、END信号お
よび記録信号の入力の有無を判定する(ステップS10
9およびS111)。記録信号があれば、ステップS1
13にてキャップ51をオープンし、ステップS115
にてタイマT3 の時計内容が60秒を越えているか否か
を判定する。ステップS115で60秒を越えている場
合には、ステップS75に進んで予備吐出等を行った後
にステップS79に復帰する。一方、ステップS115
で60秒を越えていない場合には、ステップS117に
てタイマT1 をスタートさせた後にステップS79に復
帰する。
いればステップS105にてキャップをクローズとし、
次いで、ステップS107にて、タイマT1 を停止する
とともに、所定時間(例えば60秒間)キャッピング状
態が継続した後に予備吐出を起動するためのタイマT3
をリセットして再スタートする。次いで、END信号お
よび記録信号の入力の有無を判定する(ステップS10
9およびS111)。記録信号があれば、ステップS1
13にてキャップ51をオープンし、ステップS115
にてタイマT3 の時計内容が60秒を越えているか否か
を判定する。ステップS115で60秒を越えている場
合には、ステップS75に進んで予備吐出等を行った後
にステップS79に復帰する。一方、ステップS115
で60秒を越えていない場合には、ステップS117に
てタイマT1 をスタートさせた後にステップS79に復
帰する。
【0069】ところで、ステップS93にて改頁指令が
入力された場合には、ステップS119へ進み、カウン
タN1 の内容が“7”以上あるか否かを判定する。ここ
で肯定判定であれば、ステップS121にて頁間空吸引
を行い、ステップS123にてカウンタN1 のリセット
/スタートを行なった後に、ステップS125に進んで
図15〜図18のキャップ51による吐出口形成面22
1のワイピングの動作を行なう。一方、ステップS11
9で否定判定であれば、直ちにステップS125に進ん
で上記ワイピングの動作を行なう。そして、ステップS
127にて再びキャップ51をクローズとし、ステップ
S129にて記録を終了した記録媒体(記録用紙)を排
出した後に、ステップS69に進んで次頁の記録信号を
待機する。
入力された場合には、ステップS119へ進み、カウン
タN1 の内容が“7”以上あるか否かを判定する。ここ
で肯定判定であれば、ステップS121にて頁間空吸引
を行い、ステップS123にてカウンタN1 のリセット
/スタートを行なった後に、ステップS125に進んで
図15〜図18のキャップ51による吐出口形成面22
1のワイピングの動作を行なう。一方、ステップS11
9で否定判定であれば、直ちにステップS125に進ん
で上記ワイピングの動作を行なう。そして、ステップS
127にて再びキャップ51をクローズとし、ステップ
S129にて記録を終了した記録媒体(記録用紙)を排
出した後に、ステップS69に進んで次頁の記録信号を
待機する。
【0070】なお、ステップS97またはS109にて
END信号が検出された場合には、ステップS131の
終了動作を実行する。この終了動作は、図26に示すよ
うに、空吸引(ステップS141)、カウンタN1 のリ
セット/スタート(ステップS143)、キャップ51
による吐出口形成面のワイピング(ステップS14
5)、キャップ51のクローズ(ステップS147)、
および記録媒体(記録用紙)の排出(ステップS14
9)を行なう処理である。
END信号が検出された場合には、ステップS131の
終了動作を実行する。この終了動作は、図26に示すよ
うに、空吸引(ステップS141)、カウンタN1 のリ
セット/スタート(ステップS143)、キャップ51
による吐出口形成面のワイピング(ステップS14
5)、キャップ51のクローズ(ステップS147)、
および記録媒体(記録用紙)の排出(ステップS14
9)を行なう処理である。
【0071】以上の主な動作をまとめれば、先ず予備吐
出があげられる。本実施例では、記録直前に予備吐出が
行なわれ、その後は30秒間隔で予備吐出が行なわれ
る。また、この30秒間隔の積算にはタイマT1 が用い
られている。T1 は、キャッピング状態に入って記録信
号なしに5秒以上が経過した時にはストップされるの
で、キャッピング中の時間はこの30秒間隔にはカウン
トされない。また、キャッピングが60秒以上に渡る場
合には、制御手順は予備吐出に戻り、キャップオープン
後、記録前に予備吐出を行なう。
出があげられる。本実施例では、記録直前に予備吐出が
行なわれ、その後は30秒間隔で予備吐出が行なわれ
る。また、この30秒間隔の積算にはタイマT1 が用い
られている。T1 は、キャッピング状態に入って記録信
号なしに5秒以上が経過した時にはストップされるの
で、キャッピング中の時間はこの30秒間隔にはカウン
トされない。また、キャッピングが60秒以上に渡る場
合には、制御手順は予備吐出に戻り、キャップオープン
後、記録前に予備吐出を行なう。
【0072】本実施例では、予備吐出はキャップ51内
に行なっている。従って、予備吐出を繰り返し行なう際
には、それによってキャップ51内に溜まるインクを廃
インクタンク55側へ取り込むための空吸引を行なう必
要がある。この空吸引は図24で説明した空吸引であ
る。基本的には、空吸引は記録をしていない頁間で行な
う。一頁記録の後に予備吐出用カウンタN1 が7以上に
なっている場合には図19中の小空吸引(dの状態)が
行なわれる。しかし、記録中の頁途中においてもN1 が
15以上になった場合、すなわち、長い記録時間を要す
る文章においては図19中の大空吸引(eの状態)をを
行なう。また、記録終了時には空吸引が行なわれる。次
に、キャップ51によるワイピングについては、記録後
インクで漏れが生じている吐出口形成面221を清掃す
るものであり、一般に、一頁および全記録の終了の後に
行なうように制御される。
に行なっている。従って、予備吐出を繰り返し行なう際
には、それによってキャップ51内に溜まるインクを廃
インクタンク55側へ取り込むための空吸引を行なう必
要がある。この空吸引は図24で説明した空吸引であ
る。基本的には、空吸引は記録をしていない頁間で行な
う。一頁記録の後に予備吐出用カウンタN1 が7以上に
なっている場合には図19中の小空吸引(dの状態)が
行なわれる。しかし、記録中の頁途中においてもN1 が
15以上になった場合、すなわち、長い記録時間を要す
る文章においては図19中の大空吸引(eの状態)をを
行なう。また、記録終了時には空吸引が行なわれる。次
に、キャップ51によるワイピングについては、記録後
インクで漏れが生じている吐出口形成面221を清掃す
るものであり、一般に、一頁および全記録の終了の後に
行なうように制御される。
【0073】以上説明したように、本実施例によれば、
記録途中の空吸引、あるいは記録終了時の空吸引および
ワイピングを行なうことにより、記録中の予備吐出によ
ってキャップ51内に溜まるインクを効率的に廃インク
タンク55へと送り出すという効果が得られる。また、
予備吐出によってキャップ51内に溜まるインク量は、
吐出回復のために行なわれる吐出回復処理(クリーニン
グ)中のインク吸引時に吸引されるインクに比べれば、
非常に少量である。したがって、記録中の空吸引の回数
は、吐出回復処理中の空吸引の回数より少ない回数で十
分であり、記録中の空吸引の回数を極力少なくすること
は、記録装置の実効記録速度の向上に効果がある。
記録途中の空吸引、あるいは記録終了時の空吸引および
ワイピングを行なうことにより、記録中の予備吐出によ
ってキャップ51内に溜まるインクを効率的に廃インク
タンク55へと送り出すという効果が得られる。また、
予備吐出によってキャップ51内に溜まるインク量は、
吐出回復のために行なわれる吐出回復処理(クリーニン
グ)中のインク吸引時に吸引されるインクに比べれば、
非常に少量である。したがって、記録中の空吸引の回数
は、吐出回復処理中の空吸引の回数より少ない回数で十
分であり、記録中の空吸引の回数を極力少なくすること
は、記録装置の実効記録速度の向上に効果がある。
【0074】なお、吐出回復処理中または記録中の空吸
引の回数は、前述の例示回数に限定されるものではな
く、適宜の回数に設定できるのは勿論であり、さらに
は、記録中の予備吐出量によっては記録中の空吸引にお
いても本発明によるキャップ内インク除去を行ってもよ
い。また、本実施例によれば、数回の空吸引の中で、ピ
ストンのストロークを、初めは短く、そして最後の数回
では下死点まで達するストロークにすることにより、イ
ンクの逆流を減少させ、キャップ51内のインクをポン
プ53内に確実に取り込み、さらにポンプ53内のイン
クの大部分を廃インクタンク55へ送り出し、該ポンプ
53内に残るインク量を少なくすることができ、もっ
て、効率的な空吸引を実行することができる。なお、空
吸引動作のストロークの変化のさせ方については、前述
の実施例では、短いストローク(中空吸引)を3回、長
いストローク(大空吸引)を1回としたが、これらの回
数は適宜変化させることができる。また、キャップ51
による吐出口形成面221のワイピング動作によってポ
ンプ53内に取り込まれるインク量は少量であるので、
該動作後の空吸引は、例えば大空吸引を1回行なうだけ
などのように、空吸引動作を少なくしてもよい。
引の回数は、前述の例示回数に限定されるものではな
く、適宜の回数に設定できるのは勿論であり、さらに
は、記録中の予備吐出量によっては記録中の空吸引にお
いても本発明によるキャップ内インク除去を行ってもよ
い。また、本実施例によれば、数回の空吸引の中で、ピ
ストンのストロークを、初めは短く、そして最後の数回
では下死点まで達するストロークにすることにより、イ
ンクの逆流を減少させ、キャップ51内のインクをポン
プ53内に確実に取り込み、さらにポンプ53内のイン
クの大部分を廃インクタンク55へ送り出し、該ポンプ
53内に残るインク量を少なくすることができ、もっ
て、効率的な空吸引を実行することができる。なお、空
吸引動作のストロークの変化のさせ方については、前述
の実施例では、短いストローク(中空吸引)を3回、長
いストローク(大空吸引)を1回としたが、これらの回
数は適宜変化させることができる。また、キャップ51
による吐出口形成面221のワイピング動作によってポ
ンプ53内に取り込まれるインク量は少量であるので、
該動作後の空吸引は、例えば大空吸引を1回行なうだけ
などのように、空吸引動作を少なくしてもよい。
【0075】次に、本実施例における廃インクタンクの
構成について説明する。図2に示したように、本実施例
においては、第1の廃インクタンク55を設けることに
加え、記録装置内のスペースを有効利用して第2の廃イ
ンクタンク70を設け、これらの廃インクタンク間をチ
ューブ71で接続する構成が採られている。そして、回
復ユニットに対して両廃インクタンク55、70が直列
に設けられているため、吐出回復処理ないし上記空吸引
処理によって生ずる廃インクは、まずチューブ57を介
して第1の廃インクタンク55に導入される。第1の廃
インクタンク55に廃インクを収容する余裕がある間は
ここに廃インクが貯められることになるが、その後第1
の廃インクタンク55が廃インクを収容しきれなくなる
と、ここから溢れた廃インクはチューブ71を介して第
2の廃インクタンク70に導入されることになる。
構成について説明する。図2に示したように、本実施例
においては、第1の廃インクタンク55を設けることに
加え、記録装置内のスペースを有効利用して第2の廃イ
ンクタンク70を設け、これらの廃インクタンク間をチ
ューブ71で接続する構成が採られている。そして、回
復ユニットに対して両廃インクタンク55、70が直列
に設けられているため、吐出回復処理ないし上記空吸引
処理によって生ずる廃インクは、まずチューブ57を介
して第1の廃インクタンク55に導入される。第1の廃
インクタンク55に廃インクを収容する余裕がある間は
ここに廃インクが貯められることになるが、その後第1
の廃インクタンク55が廃インクを収容しきれなくなる
と、ここから溢れた廃インクはチューブ71を介して第
2の廃インクタンク70に導入されることになる。
【0076】このように、本実施例では、記録装置内の
スペースを有効利用して第2の廃インクタンク70を設
けてあるため、廃インク収容量を減らすことなく記録装
置の小型化が可能となる。なお、これら廃インクタンク
内には適当なインク吸収体を設けておくことができる。
スペースを有効利用して第2の廃インクタンク70を設
けてあるため、廃インク収容量を減らすことなく記録装
置の小型化が可能となる。なお、これら廃インクタンク
内には適当なインク吸収体を設けておくことができる。
【0077】図27は、廃インクタンクの他の構成例を
示す模式的斜視図である。図27において、本構成例で
は、回復系ユニットに一端が接続されたチューブ57の
他端部に三方ジョイント57Aが設けられ、この三方ジ
ョイント57Aにより廃インクの流れを分岐させ、チュ
ーブ72および71を介してそれぞれ第1の廃インクタ
ンク55および第2の廃インクタンク70に廃インクが
導入されるように構成されている。さらに、各廃インク
タンク(廃インク貯留部材)55、70の一部は、通気
布183で構成されている。この通気布183は、気体
であるインク溶剤蒸気は通すが液体であるインクは透過
させない材料で形成されており、このような通気布18
3を用いることにより、各廃インクタンク55、70の
内部はインク漏れを生じることなく大気と通気状態にな
っている。前記通気布183の具体的な材質としては、
例えば、ベイパーロード((株)テイジン)を用いるこ
とができる。
示す模式的斜視図である。図27において、本構成例で
は、回復系ユニットに一端が接続されたチューブ57の
他端部に三方ジョイント57Aが設けられ、この三方ジ
ョイント57Aにより廃インクの流れを分岐させ、チュ
ーブ72および71を介してそれぞれ第1の廃インクタ
ンク55および第2の廃インクタンク70に廃インクが
導入されるように構成されている。さらに、各廃インク
タンク(廃インク貯留部材)55、70の一部は、通気
布183で構成されている。この通気布183は、気体
であるインク溶剤蒸気は通すが液体であるインクは透過
させない材料で形成されており、このような通気布18
3を用いることにより、各廃インクタンク55、70の
内部はインク漏れを生じることなく大気と通気状態にな
っている。前記通気布183の具体的な材質としては、
例えば、ベイパーロード((株)テイジン)を用いるこ
とができる。
【0078】したがって、図27の廃インクタンクの構
成によれば、図2中の廃インクタンクの構成の場合と同
様の効果が得られる他に、貯留された廃インクの蒸発成
分を時間経過とともに外部へ自然放出することができ、
結果として、その分各廃インクタンク55、70の実行
容量を増大させることができ、スペース効率を高めて記
録装置の一層の小型化を図ることが可能になる。なお、
図27の構成では、各廃インクタンク55、70の一部
を通気布183で形成しているが、場合によっては、全
体をこの通気布183が形成することも可能である。ま
た、図2中の各廃インクタンク55、70としても、前
記通気布183で一部または全体を構成したタンクを使
用できるのは勿論である。なお、上記2つの廃インクタ
ンク55、70は、図2の構成例では直列に接続した
が、図27の構成では回復系ユニットに関して並列に接
続されている。
成によれば、図2中の廃インクタンクの構成の場合と同
様の効果が得られる他に、貯留された廃インクの蒸発成
分を時間経過とともに外部へ自然放出することができ、
結果として、その分各廃インクタンク55、70の実行
容量を増大させることができ、スペース効率を高めて記
録装置の一層の小型化を図ることが可能になる。なお、
図27の構成では、各廃インクタンク55、70の一部
を通気布183で形成しているが、場合によっては、全
体をこの通気布183が形成することも可能である。ま
た、図2中の各廃インクタンク55、70としても、前
記通気布183で一部または全体を構成したタンクを使
用できるのは勿論である。なお、上記2つの廃インクタ
ンク55、70は、図2の構成例では直列に接続した
が、図27の構成では回復系ユニットに関して並列に接
続されている。
【0079】図28は廃インクタンクのさらに他の構成
例を示す模式的斜視図である。一般に分散して存在する
記録装置内の空きスペースを有効利用して廃インクタン
クを設けるという観点からすれば、第2の廃インクタン
ク70のみならず、さらに多くの廃インクタンクを追加
し、これらを適宜の空きスペースに設けることもでき
る。図28は、さらに廃インクタンクを追加して設ける
場合の構成例を示すものである。
例を示す模式的斜視図である。一般に分散して存在する
記録装置内の空きスペースを有効利用して廃インクタン
クを設けるという観点からすれば、第2の廃インクタン
ク70のみならず、さらに多くの廃インクタンクを追加
し、これらを適宜の空きスペースに設けることもでき
る。図28は、さらに廃インクタンクを追加して設ける
場合の構成例を示すものである。
【0080】図28において、廃インクタンク55に加
え、さらに2つの廃インクタンク70Aおよび70Bが
設けられている。第1の廃インクタンク55に関して、
第2の廃インクタンク70Aおよび第3の廃インクタン
ク70Bは並列に設けられている。第1の廃インクタン
ク55から廃インクが溢れると、この廃インクはジョイ
ント74により分岐され、チューブ71Aおよび71B
を介してそれぞれ第2の廃インクタンク70Aおよび第
3の廃インクタンク70Bに導入される。なお、本実施
例においても、各廃インクタンク(廃インク貯留部材)
55、70A、70Bの一部は前述と同様の通気布18
3で構成されている。また、本構成例においても、場合
によって、各廃インクタンク55、70A、70Bの全
体をこの通気布183が形成することも可能である。
え、さらに2つの廃インクタンク70Aおよび70Bが
設けられている。第1の廃インクタンク55に関して、
第2の廃インクタンク70Aおよび第3の廃インクタン
ク70Bは並列に設けられている。第1の廃インクタン
ク55から廃インクが溢れると、この廃インクはジョイ
ント74により分岐され、チューブ71Aおよび71B
を介してそれぞれ第2の廃インクタンク70Aおよび第
3の廃インクタンク70Bに導入される。なお、本実施
例においても、各廃インクタンク(廃インク貯留部材)
55、70A、70Bの一部は前述と同様の通気布18
3で構成されている。また、本構成例においても、場合
によって、各廃インクタンク55、70A、70Bの全
体をこの通気布183が形成することも可能である。
【0081】以上図28について説明した廃インクタン
クの構成によれば、前述した図2および図27の構成例
の場合と同様の効果が得られる他に、記録装置内部のス
ペース効率をさらに高めることにより、廃インク収容量
を一層増大させることができる。なお、廃インクタンク
に関する構成は、以上の構成に限定されるものではな
く、各廃インクタンクの数や配置あるいは各廃インクタ
ンク間の接続に関しては、その他種々の態様で実施でき
るのは勿論である。
クの構成によれば、前述した図2および図27の構成例
の場合と同様の効果が得られる他に、記録装置内部のス
ペース効率をさらに高めることにより、廃インク収容量
を一層増大させることができる。なお、廃インクタンク
に関する構成は、以上の構成に限定されるものではな
く、各廃インクタンクの数や配置あるいは各廃インクタ
ンク間の接続に関しては、その他種々の態様で実施でき
るのは勿論である。
【0082】なお、前述の実施例では、記録手段(記録
ヘッド)9をキャリッジ11に搭載し、記録媒体に沿っ
て主走査するシリアルタイプのインクジェット記録装置
を例に挙げて説明したが、本発明は、記録媒体の記録幅
の全体または一部に対応するライン型の記録手段を用い
るラインタイプのインクジェット記録装置の場合にも、
同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るも
のである。また、前述の実施例では、1個の記録手段9
で記録する場合を例示したが、本発明は、異なる色で記
録する複数の記録手段を備えたカラーインクジェット記
録装置、あるいは色彩が同じで濃度が異なるインクで記
録する複数の記録手段を用いる階調記録用のインクジェ
ット記録装置など、記録手段(記録ヘッド)の数にも関
係なく、同様に適用することができ、同様の作用効果を
達成し得るものである。
ヘッド)9をキャリッジ11に搭載し、記録媒体に沿っ
て主走査するシリアルタイプのインクジェット記録装置
を例に挙げて説明したが、本発明は、記録媒体の記録幅
の全体または一部に対応するライン型の記録手段を用い
るラインタイプのインクジェット記録装置の場合にも、
同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るも
のである。また、前述の実施例では、1個の記録手段9
で記録する場合を例示したが、本発明は、異なる色で記
録する複数の記録手段を備えたカラーインクジェット記
録装置、あるいは色彩が同じで濃度が異なるインクで記
録する複数の記録手段を用いる階調記録用のインクジェ
ット記録装置など、記録手段(記録ヘッド)の数にも関
係なく、同様に適用することができ、同様の作用効果を
達成し得るものである。
【0083】さらに、前述の実施例では、記録ヘッドと
インクタンクを一体化したカートリッジタイプの記録手
段(ヘッドカートリッジ)9を使用する場合を例に挙げ
て説明したが、本発明は、記録ヘッドとインクタンクを
別々に設け、これらをインク供給管等で接続する構成の
ものなど、その他の記録ヘッドおよびインクタンクの構
成形態を有するインクジェット記録装置においても、同
様に適用することができ、同様の効果が得られるもので
ある。
インクタンクを一体化したカートリッジタイプの記録手
段(ヘッドカートリッジ)9を使用する場合を例に挙げ
て説明したが、本発明は、記録ヘッドとインクタンクを
別々に設け、これらをインク供給管等で接続する構成の
ものなど、その他の記録ヘッドおよびインクタンクの構
成形態を有するインクジェット記録装置においても、同
様に適用することができ、同様の効果が得られるもので
ある。
【0084】なお、本発明は、インクジェット記録装置
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるから
である。
であれば、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を
用いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用で
きるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出
する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置
において優れた効果をもたらすものである。かかる方式
によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるから
である。
【0085】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一対応し液体
(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一対応し液体
(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0086】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0087】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0088】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても、本発明は有効に適用できる。そのよ
うな記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組み合わせ
によってその長さを満たす構成や、一体的に形成された
1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。加え
て、上例のようなシリアルタイプのものでも、装置本体
に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着され
ることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのイ
ンクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録
ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタン
クが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用い
た場合にも本発明は有効である。
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても、本発明は有効に適用できる。そのよ
うな記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組み合わせ
によってその長さを満たす構成や、一体的に形成された
1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。加え
て、上例のようなシリアルタイプのものでも、装置本体
に固定された記録ヘッド、あるいは装置本体に装着され
ることで装置本体との電気的な接続や装置本体からのイ
ンクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録
ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタン
クが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用い
た場合にも本発明は有効である。
【0089】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニン
グ手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは
別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
ことも安定した記録を行なうために有効である。
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対しての、キャッピング手段、クリーニン
グ手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは
別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行なう
ことも安定した記録を行なうために有効である。
【0090】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば、単色のインクに対応して1個
のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複
数のインクに対応して複数個数設けられるものであって
もよい。すなわち、例えば、記録装置の記録モードとし
ては、黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、
記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせに
よるか、いずれでもよいが、異なる色の複色カラー又
は、混色によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装
置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば、単色のインクに対応して1個
のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複
数のインクに対応して複数個数設けられるものであって
もよい。すなわち、例えば、記録装置の記録モードとし
ては、黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、
記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせに
よるか、いずれでもよいが、異なる色の複色カラー又
は、混色によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装
置にも本発明は極めて有効である。
【0091】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0092】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0093】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0094】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によれば、記録手段から記録媒体へインクを吐出して記
録を行なうインクジェット記録装置において、記録手段
の吐出口形成面を覆うためのキャップを設け、該キャッ
プのワイピング動作によって前記吐出口形成面に付着し
たインクを拭き取る構成としたので、吐出口形成面をワ
イピングする時のインク飛散を防止することにより、そ
の周辺のインク汚れや吐出回復処理の効率低下を防ぐこ
とができ、より性能のよい吐出回復処理を行ない得るイ
ンクジェット記録装置が提供される。
によれば、記録手段から記録媒体へインクを吐出して記
録を行なうインクジェット記録装置において、記録手段
の吐出口形成面を覆うためのキャップを設け、該キャッ
プのワイピング動作によって前記吐出口形成面に付着し
たインクを拭き取る構成としたので、吐出口形成面をワ
イピングする時のインク飛散を防止することにより、そ
の周辺のインク汚れや吐出回復処理の効率低下を防ぐこ
とができ、より性能のよい吐出回復処理を行ない得るイ
ンクジェット記録装置が提供される。
【0095】別の本発明によれば、上記構成に加えて、
前記キャップの内部に飛散インクを受けるためのインク
吸収体を設ける構成、前記キャップの内部に吸引力を作
用させるための吸引手段を設ける構成、前記キャップに
よるワイピング動作の方向が記録手段の移動方向によっ
て規制される構成、あるいは前記キャップによるワイピ
ング動作によって拭き取ったインクを該キャップ内に溜
め、前記吸引手段によって該インクをキャップ外へ排出
する構成としたので、一層効率よく、上記効果を達成し
得るインクジェット記録装置が提供される。
前記キャップの内部に飛散インクを受けるためのインク
吸収体を設ける構成、前記キャップの内部に吸引力を作
用させるための吸引手段を設ける構成、前記キャップに
よるワイピング動作の方向が記録手段の移動方向によっ
て規制される構成、あるいは前記キャップによるワイピ
ング動作によって拭き取ったインクを該キャップ内に溜
め、前記吸引手段によって該インクをキャップ外へ排出
する構成としたので、一層効率よく、上記効果を達成し
得るインクジェット記録装置が提供される。
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置を備
えた電子機器の一実施例としてのワードプロセッサを示
す斜視図である。
えた電子機器の一実施例としてのワードプロセッサを示
す斜視図である。
【図2】本発明を適用したインクジェット記録装置の一
実施例を示す一部破断斜視図である。
実施例を示す一部破断斜視図である。
【図3】図2に示したヘッドカートリッジの外観斜視図
である。
である。
【図4】図3のヘッドカートリッジの分解斜視図と外観
斜視図とインク吐出部の模式的構造を示す部分斜視図と
から成る図である。
斜視図とインク吐出部の模式的構造を示す部分斜視図と
から成る図である。
【図5】本発明の一実施例に係わるインクジェット記録
装置のヘッドギャップ調整手段を説明するための縦断面
図である。
装置のヘッドギャップ調整手段を説明するための縦断面
図である。
【図6】本発明の一実施例に係わるインクジェット記録
装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための縦断面
図である。
装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための縦断面
図である。
【図7】従来のインクジェット記録装置の拍車カバーお
よび視認窓を説明するための平面図である。
よび視認窓を説明するための平面図である。
【図8】本発明の一実施例に係わるインクジェット記録
装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための平面図
である。
装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための平面図
である。
【図9】本発明の一実施例に係わるインクジェット記録
装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ待機時の
状態を示す部分正面図である。
装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ待機時の
状態を示す部分正面図である。
【図10】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ移動時
の状態を示す部分正面図である。
録装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ移動時
の状態を示す部分正面図である。
【図11】従来のインクジェット記録装置におけるFP
C巻き込み状態を示す部分正面図である。
C巻き込み状態を示す部分正面図である。
【図12】図2に示す吐出回復機構の分解斜視図であ
る。
る。
【図13】図12に示すキャップおよびキャップホルダ
の拡大分解斜視図である。
の拡大分解斜視図である。
【図14】図13に示すキャップの正面図と平面図と縦
断面図とから成る図である。
断面図とから成る図である。
【図15】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピング動作のタイミングチャー
トである。
おける記録ヘッドのワイピング動作のタイミングチャー
トである。
【図16】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピング動作の初期状態を示す部
分平面図である。
おける記録ヘッドのワイピング動作の初期状態を示す部
分平面図である。
【図17】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが右へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが右へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
【図18】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが左へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが左へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
【図19】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復機構の各部を動作させるための各カム
の輪郭曲線を示す説明図である。
録装置の吐出回復機構の各部を動作させるための各カム
の輪郭曲線を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置における各部の
動作状態を示す模式図である。
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置における各部の
動作状態を示す模式図である。
【図21】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置におけるポンプ
の動作状態を示す縦断面図である。
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置におけるポンプ
の動作状態を示す縦断面図である。
【図22】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
【図23】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復処理における動作手順の一例を示すフ
ローチャートである。
録装置の吐出回復処理における動作手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【図24】図23に示す吐出回復処理に関連した空吸引
処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図25】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の記録処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
録装置の記録処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図26】図25中の終了動作の動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図27】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の廃インク系の他の構成例例を示す斜視図であ
る。
録装置の廃インク系の他の構成例例を示す斜視図であ
る。
【図28】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の廃インク系のさらに他の構成例を示す斜視図で
ある。
録装置の廃インク系のさらに他の構成例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 1 キーボード部 2 表示器部分 9 ヘッドカートリッジ(記録手段) 9a 吐出口ユニット(記録ヘッド) 9b インクタンク 11 キャリッジ 19 支持板 23 ガイド軸 27 タイミングベルト 31 キャリッジモータ 33 搬送ローラ 34 プラテン 35 搬送モータ 39 フィードローラ 41 排紙ローラ 51 キャップ 51a リブ 53 ポンプ 55 廃インクタンク 61 回復系モータ 63 カム装置(回復系) 65 回復系ホームセンサ 67 キャリッジホームセンサ 70 廃インクタンク 221 吐出口形成面 222 吐出口 225 電気熱変換体 501 インク吸収体(キャップ内) 503 保持部材 505 キャップレバー 561 吸引口(キャップ)
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置を備
えた電子機器の一実施例としてのワードプロセッサを示
す斜視図である。
えた電子機器の一実施例としてのワードプロセッサを示
す斜視図である。
【図2】本発明を適用したインクジェット記録装置の一
実施例を示す一部破断斜視図である。
実施例を示す一部破断斜視図である。
【図3】図2に示したヘッドカートリッジの外観斜視図
である。
である。
【図4】図3のヘッドカートリッジの分解斜視図であ
る。
る。
【図5】図4のヘッドカートリッジの組立図である。
【図6】図3のヘッドカートリッジのインク吐出部の模
式的構造図を示す部分斜視図である。
式的構造図を示す部分斜視図である。
【図7】本発明の一実施例に係わるインクジェット記録
装置のヘッドギャップ調整手段を説明するための縦断面
図である。
装置のヘッドギャップ調整手段を説明するための縦断面
図である。
【図8】本発明の一実施例に係わるインクジェット記録
装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための縦断面
図である。
装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための縦断面
図である。
【図9】従来のインクジェット記録装置の拍車カバーお
よび視認窓を説明するための平面図である。
よび視認窓を説明するための平面図である。
【図10】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための平面
図である。
録装置の拍車カバーおよび視認窓を説明するための平面
図である。
【図11】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ待機時
の状態を示す部分正面図である。
録装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ待機時
の状態を示す部分正面図である。
【図12】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ移動時
の状態を示す部分正面図である。
録装置のFPC巻き込み防止用手段のキャリッジ移動時
の状態を示す部分正面図である。
【図13】従来のインクジェット記録装置におけるFP
C巻き込み状態を示す部分正面図である。
C巻き込み状態を示す部分正面図である。
【図14】図2に示す吐出回復機構の分解斜視図であ
る。
る。
【図15】図14に示すキャップおよびキャップホルダ
の拡大分解斜視図である。
の拡大分解斜視図である。
【図16】図15に示すキャップの正面図と平面図と縦
断面図とから成る図である。
断面図とから成る図である。
【図17】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピング動作のタイミングチャー
トである。
おける記録ヘッドのワイピング動作のタイミングチャー
トである。
【図18】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピング動作の初期状態を示す部
分平面図である。
おける記録ヘッドのワイピング動作の初期状態を示す部
分平面図である。
【図19】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが右へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが右へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
【図20】本発明を適用したインクジェット記録装置に
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが左へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
おける記録ヘッドのワイピングに際し記録ヘッドが左へ
移動した後の状態を示す部分平面図である。
【図21】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復機構の各部を動作させるための各カム
の輪郭曲線を示す説明図である。
録装置の吐出回復機構の各部を動作させるための各カム
の輪郭曲線を示す説明図である。
【図22】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置における各部の
動作状態を示す模式図である。
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置における各部の
動作状態を示す模式図である。
【図23】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置におけるポンプ
の動作状態を示す縦断面図である。
録装置の吐出回復機構の主要なカム位置におけるポンプ
の動作状態を示す縦断面図である。
【図24】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
録装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
【図25】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の吐出回復処理における動作手順の一例を示すフ
ローチャートである。
録装置の吐出回復処理における動作手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【図26】図25に示す吐出回復処理に関連した空吸引
処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
処理の動作手順の一例を示すフローチャートである。
【図27】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の記録処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
録装置の記録処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図28】図27中の終了動作の動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図29】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の廃インク系の他の構成例例を示す斜視図であ
る。
録装置の廃インク系の他の構成例例を示す斜視図であ
る。
【図30】本発明の一実施例に係わるインクジェット記
録装置の廃インク系のさらに他の構成例を示す斜視図で
ある。
録装置の廃インク系のさらに他の構成例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 1 キーボード部 2 表示器部分 9 ヘッドカートリッジ(記録手段) 9a 吐出口ユニット(記録ヘッド) 9b インクタンク 11 キャリッジ 19 支持板 23 ガイド軸 27 タイミングベルト 31 キャリッジモータ 33 搬送ローラ 34 プラテン 35 搬送モータ 39 フィードローラ 41 排紙ローラ 51 キャップ 51a リブ 53 ポンプ 55 廃インクタンク 61 回復系モータ 63 カム装置(回復系) 65 回復系ホームセンサ 67 キャリッジホームセンサ 70 廃インクタンク 221 吐出口形成面 222 吐出口 225 電気熱変換体 501 インク吸収体(キャップ内) 503 保持部材 505 キャップレバー 561 吸引口(キャップ)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図28】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図14】
【図12】
【図13】
【図16】
【図19】
【図15】
【図18】
【図20】
【図17】
【図22】
【図21】
【図23】
【図24】
【図30】
【図25】
【図26】
【図27】
【図29】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 102 N
Claims (7)
- 【請求項1】 記録手段から記録媒体へインクを吐出
して記録を行なうインクジェット記録装置において、記
録手段の吐出口形成面を覆うためのキャップを設け、該
キャップのワイピング動作によって前記吐出口形成面に
付着したインクを拭き取ることを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項2】 前記キャップの内部に飛散インクを受
けるためのインク吸収体を設けることを特徴とする請求
項1のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記キャップの内部に吸引力を作用さ
せるための吸引手段を設けることを特徴とする請求項1
のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記キャップによるワイピング動作の
方向が記録手段の移動方向によって規制されることを特
徴とする請求項1のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記キャップによるワイピング動作に
よって拭き取ったインクを該キャップ内に溜め、前記吸
引手段によって該インクをキャップ外へ排出することを
特徴とする請求項3のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記記録手段が、インク吐出用の熱エ
ネルギーを発生するための電気熱変換体を備えているイ
ンクジェット記録手段であることを特徴とする請求項1
のインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記記録手段が、前記電気熱変換体に
よって印加される熱エネルギーによりインクに生じる膜
沸騰を利用して、吐出口よりインクを吐出させることを
特徴とする請求項6のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15624991A JPH079684A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15624991A JPH079684A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079684A true JPH079684A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15623649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15624991A Pending JPH079684A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079684A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004042363A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Sony Corp | 画像形成装置及びその制御方法 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP15624991A patent/JPH079684A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004042363A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Sony Corp | 画像形成装置及びその制御方法 |
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