JPH079718A - プリンタ - Google Patents
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- JPH079718A JPH079718A JP5144754A JP14475493A JPH079718A JP H079718 A JPH079718 A JP H079718A JP 5144754 A JP5144754 A JP 5144754A JP 14475493 A JP14475493 A JP 14475493A JP H079718 A JPH079718 A JP H079718A
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- JP
- Japan
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- recording paper
- platen
- paper
- ink film
- discharge roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は複数の色を重あわせてカラーの画像
を得るプリンタにおいて、各色の重あわせの精度を良く
することを目的とする。 【構成】 インクフィルムIFと記録紙Pとをプラテン
1とサーマルヘッド2で挟み込み、記録紙Pを往復動さ
せ各色のプリントをおこなうとともに、排紙ローラ18
a、18b対が記録紙Pがプリントの最終ライン近傍に
なると記録紙Pを挟み込んで排出する構成の熱転写式カ
ラープリンタにおいて、排紙ローラ対18a、18bの
周速度をプラテン1の周速度よりわずかに遅く設定する
とともに、排紙ローラ対18a、18bの圧接力をピン
チローラ3a、3bの圧接力の関係から規制した。
を得るプリンタにおいて、各色の重あわせの精度を良く
することを目的とする。 【構成】 インクフィルムIFと記録紙Pとをプラテン
1とサーマルヘッド2で挟み込み、記録紙Pを往復動さ
せ各色のプリントをおこなうとともに、排紙ローラ18
a、18b対が記録紙Pがプリントの最終ライン近傍に
なると記録紙Pを挟み込んで排出する構成の熱転写式カ
ラープリンタにおいて、排紙ローラ対18a、18bの
周速度をプラテン1の周速度よりわずかに遅く設定する
とともに、排紙ローラ対18a、18bの圧接力をピン
チローラ3a、3bの圧接力の関係から規制した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータグラフィッ
ク画像等の出力に用いられる熱転写型のカラープリンタ
に関し、特に複数の色を重ね合わせる際の各色の重ね合
わせの位置精度の高い記録紙の搬送機構に関するもので
ある。
ク画像等の出力に用いられる熱転写型のカラープリンタ
に関し、特に複数の色を重ね合わせる際の各色の重ね合
わせの位置精度の高い記録紙の搬送機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の昇華型フルカラープリンタでは、
サーマルヘッドとプラテンとにインクフィルムと記録紙
とが挟持されて各色の一画面分の記録が行われた。そし
て、全色の画像記録が完了すると、記録紙は排紙ローラ
対によって搬送されプリンタ外に排出された。一般に、
各色の画像記録で最終ライン近くになると記録紙はプラ
テンとサーマルヘッドとに挾持されるとともに、記録紙
先端付近が排紙ローラ対にも挾持されるように構成され
ていた。
サーマルヘッドとプラテンとにインクフィルムと記録紙
とが挟持されて各色の一画面分の記録が行われた。そし
て、全色の画像記録が完了すると、記録紙は排紙ローラ
対によって搬送されプリンタ外に排出された。一般に、
各色の画像記録で最終ライン近くになると記録紙はプラ
テンとサーマルヘッドとに挾持されるとともに、記録紙
先端付近が排紙ローラ対にも挾持されるように構成され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラテンの
周速度と排紙ローラの周速度とが一致していないとプラ
テンと排紙ローラ対とで記録紙の搬送速度のバランスが
とれず、搬送が一様に行われず、色の重ね合わせの精度
が悪化するという問題があった。そこで、本発明は記録
紙の画像記録時の重ね合わせ精度を改善することを目的
としている。
周速度と排紙ローラの周速度とが一致していないとプラ
テンと排紙ローラ対とで記録紙の搬送速度のバランスが
とれず、搬送が一様に行われず、色の重ね合わせの精度
が悪化するという問題があった。そこで、本発明は記録
紙の画像記録時の重ね合わせ精度を改善することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、図1に示された構造から説明すると、n個
のローラ部材3a、3bが記録紙Pを圧接する力F1、
プラテン1と記録紙Pとの摩擦係数μ1、排紙ローラ手
段18a、18bが記録紙Pを圧接する力F2、排紙ロ
ーラ手段18a、18bとの摩擦係数μ2との関係にお
いて、nμ1F1がμ2F2よりも常に大きくなるよう
に構成した。
に本発明は、図1に示された構造から説明すると、n個
のローラ部材3a、3bが記録紙Pを圧接する力F1、
プラテン1と記録紙Pとの摩擦係数μ1、排紙ローラ手
段18a、18bが記録紙Pを圧接する力F2、排紙ロ
ーラ手段18a、18bとの摩擦係数μ2との関係にお
いて、nμ1F1がμ2F2よりも常に大きくなるよう
に構成した。
【0005】上記目的を達成するために本発明は、更
に、排紙ローラ手段18a、18bの周速度をプラテン
1の周速度より1〜3%小さくなるように構成した。
に、排紙ローラ手段18a、18bの周速度をプラテン
1の周速度より1〜3%小さくなるように構成した。
【0006】
【作用】本発明は以上の様な構成にしたために、プラテ
ン1が印字動作時に図1の矢印A方向(時計方向)に回
転して記録紙を搬送する際に同時に記録紙Pが排紙ロー
ラ手段18a、18bに挾持されていても、排紙ローラ
手段18a、18bの圧接力がプラテン1の圧接力に対
して適正に規制されているため、記録紙の搬送は画像記
録を行うサーマルヘッドに対向したプラテン1が支配的
に制御し、排紙ローラ手段18a、18bの回転による
画像記録時の影響が軽減される。
ン1が印字動作時に図1の矢印A方向(時計方向)に回
転して記録紙を搬送する際に同時に記録紙Pが排紙ロー
ラ手段18a、18bに挾持されていても、排紙ローラ
手段18a、18bの圧接力がプラテン1の圧接力に対
して適正に規制されているため、記録紙の搬送は画像記
録を行うサーマルヘッドに対向したプラテン1が支配的
に制御し、排紙ローラ手段18a、18bの回転による
画像記録時の影響が軽減される。
【0007】更に、排紙ローラ手段18a、18bの周
速度をプラテン1の周速度より1〜3%小さいので、排
紙ローラ手段18a、18bの回転のによる画像記録時
の影響がより軽減される。
速度をプラテン1の周速度より1〜3%小さいので、排
紙ローラ手段18a、18bの回転のによる画像記録時
の影響がより軽減される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す図、図2は実施
例からサーマルヘッド2とインクフィルムIFおよびイ
ンクフィルム機構部とを説明のために取り除いた状態を
示す図、図3は実施例からローラ20aと20bとを取
り除いた状態を示す図である。図1、図2及び図3に基
づいて本実施例の構成及び動作を説明する。
例からサーマルヘッド2とインクフィルムIFおよびイ
ンクフィルム機構部とを説明のために取り除いた状態を
示す図、図3は実施例からローラ20aと20bとを取
り除いた状態を示す図である。図1、図2及び図3に基
づいて本実施例の構成及び動作を説明する。
【0009】先ず、図3に基づいて説明する。不図示の
給紙部から記録紙Pが搬送され、不図示のモータによっ
て駆動される楕円形のカム7a、7bが回動する。カム
7a、7bの回転に連動してバネ6a、6bに付勢さた
アーム4a─4b、4c─4dが軸5a、5b、5c、
5dを中心として回転し、アーム4a−4b、4c−4
dに回転自在に支持されたピンチローラ3a、3bがプ
ラテン1に接触する。アーム4a−4b、4c−4dに
はピンチローラ3a、3bとプラテン1との圧接力が均
一になるようにバネ6a、6bの張力を調整する張力調
整機構が組み込まれている。この記録紙Pをプラテン1
とピンチローラ3a、3bとで一様な圧接力で挾持する
機構は、記録紙Pを斜行など生ぜずに真っ直ぐに搬送す
るためのものである。
給紙部から記録紙Pが搬送され、不図示のモータによっ
て駆動される楕円形のカム7a、7bが回動する。カム
7a、7bの回転に連動してバネ6a、6bに付勢さた
アーム4a─4b、4c─4dが軸5a、5b、5c、
5dを中心として回転し、アーム4a−4b、4c−4
dに回転自在に支持されたピンチローラ3a、3bがプ
ラテン1に接触する。アーム4a−4b、4c−4dに
はピンチローラ3a、3bとプラテン1との圧接力が均
一になるようにバネ6a、6bの張力を調整する張力調
整機構が組み込まれている。この記録紙Pをプラテン1
とピンチローラ3a、3bとで一様な圧接力で挾持する
機構は、記録紙Pを斜行など生ぜずに真っ直ぐに搬送す
るためのものである。
【0010】記録紙Pがピンチローラ3aの上流側近傍
に達すると図示しない第1の先端検出センサにより記録
紙Pの先端が検知され、この検出信号に基づきサーマル
ヘッド2が図示しないサーマルヘッド駆動機構によって
駆動されてプラテン1に圧接する。サーマルヘッド駆動
機構にはサーマルヘッド2の位置検出センサが組み込ま
れており、サーマルヘッド2が圧接状態であるか離間状
態であるかが検出可能な構成になっている。インクフィ
ルムIFは図1に示すようにインクフィルム巻取り部1
2とインクフィルム供給部9とに渡って掛け渡されてい
る。
に達すると図示しない第1の先端検出センサにより記録
紙Pの先端が検知され、この検出信号に基づきサーマル
ヘッド2が図示しないサーマルヘッド駆動機構によって
駆動されてプラテン1に圧接する。サーマルヘッド駆動
機構にはサーマルヘッド2の位置検出センサが組み込ま
れており、サーマルヘッド2が圧接状態であるか離間状
態であるかが検出可能な構成になっている。インクフィ
ルムIFは図1に示すようにインクフィルム巻取り部1
2とインクフィルム供給部9とに渡って掛け渡されてい
る。
【0011】プラテン1が矢印A方向に回転すると記録
紙Pがプラテン1とピンチローラ3aとに挾持され、さ
らなる矢印A方向の回転により記録紙Pがプラテン1に
巻回する。一方、インクフィルムIFはインクフィルム
供給部9から与えられる張力に抗し、プラテン1の矢印
A方向の回転に同期してインクフィルム巻取り部12に
よって巻き取られる。以上の動作によって、記録紙Pと
インクフィルムIFとがプラテン1とサーマルヘッド2
とに挾持される。
紙Pがプラテン1とピンチローラ3aとに挾持され、さ
らなる矢印A方向の回転により記録紙Pがプラテン1に
巻回する。一方、インクフィルムIFはインクフィルム
供給部9から与えられる張力に抗し、プラテン1の矢印
A方向の回転に同期してインクフィルム巻取り部12に
よって巻き取られる。以上の動作によって、記録紙Pと
インクフィルムIFとがプラテン1とサーマルヘッド2
とに挾持される。
【0012】記録紙Pがピンチローラ3bの下流側に設
置された図示しない第2の先端検出センサに達すると、
不図示の制御装置から出力される画像情報に基づいてサ
ーマルヘッド2の発熱素子を選択的に加熱させてインク
フィルムIFの色素を記録紙Pに転写する。印字中にイ
ンクフィルムIFはインクフィルム供給部9に設けられ
たトルクリミッタ11の内部滑りによりプラテン1の周
速度に合わせて等速で移動するとともに、トルクリミッ
タ11によりほぼ一定の張力がインクフィルムIFに与
えられる。また、インクフィルム巻取り部12はモータ
17によってギヤ16が矢印M方向に駆動されるとその
動力がギヤ15とトルクリミッタ13とを介してインク
フィルム巻取り軸14に伝達され、インクフィルム巻取
り軸14が矢印W方向に回転してインクフィルムIFが
巻き上げられる。このとき、トルクリミッタ13の働き
によりギヤ15の巻き上げようとする速度とプラテン1
とサーマルヘッド2とに挾持されたインクフィルムIF
との移動速度の違いを同期させることができ、その巻き
上げる際の張力はトルクリミッタ13の規定されたトル
ク値に支配される。このようなインクフィルム巻取部1
2とイクフィルム供給部9との協働により、インクフィ
ルムIFはプラテン1の周速度、すなわち記録紙Pが搬
送される移動速度と同じ速度で巻き上げられるととも
に、インクフィルム供給側と巻取り側との各々のトルク
リミッタ11、13によってインクフィルムIFにほぼ
一定の張力が負荷されているのでインクフィルムIFは
常に張力が負荷された状態で巻き上げられ、しわの発生
が抑制される。
置された図示しない第2の先端検出センサに達すると、
不図示の制御装置から出力される画像情報に基づいてサ
ーマルヘッド2の発熱素子を選択的に加熱させてインク
フィルムIFの色素を記録紙Pに転写する。印字中にイ
ンクフィルムIFはインクフィルム供給部9に設けられ
たトルクリミッタ11の内部滑りによりプラテン1の周
速度に合わせて等速で移動するとともに、トルクリミッ
タ11によりほぼ一定の張力がインクフィルムIFに与
えられる。また、インクフィルム巻取り部12はモータ
17によってギヤ16が矢印M方向に駆動されるとその
動力がギヤ15とトルクリミッタ13とを介してインク
フィルム巻取り軸14に伝達され、インクフィルム巻取
り軸14が矢印W方向に回転してインクフィルムIFが
巻き上げられる。このとき、トルクリミッタ13の働き
によりギヤ15の巻き上げようとする速度とプラテン1
とサーマルヘッド2とに挾持されたインクフィルムIF
との移動速度の違いを同期させることができ、その巻き
上げる際の張力はトルクリミッタ13の規定されたトル
ク値に支配される。このようなインクフィルム巻取部1
2とイクフィルム供給部9との協働により、インクフィ
ルムIFはプラテン1の周速度、すなわち記録紙Pが搬
送される移動速度と同じ速度で巻き上げられるととも
に、インクフィルム供給側と巻取り側との各々のトルク
リミッタ11、13によってインクフィルムIFにほぼ
一定の張力が負荷されているのでインクフィルムIFは
常に張力が負荷された状態で巻き上げられ、しわの発生
が抑制される。
【0013】以上のような転写動作を所定のライン数に
わたり行って一画面分の一色目の画像を完成させる。印
字が最終ライン近傍になると記録紙Pの先端は排紙ロー
ラ対18a、18bに挾持されるようになる。排紙ロー
ラ18bと同軸の錘19a,19bが設けられている。
プラテン1と同軸のローラ20a及び排紙ローラ対18
a、18bと同軸のローラ20bはベルト21とでつな
がれ、両者の回転速度は後述する所定の関係になってい
る。
わたり行って一画面分の一色目の画像を完成させる。印
字が最終ライン近傍になると記録紙Pの先端は排紙ロー
ラ対18a、18bに挾持されるようになる。排紙ロー
ラ18bと同軸の錘19a,19bが設けられている。
プラテン1と同軸のローラ20a及び排紙ローラ対18
a、18bと同軸のローラ20bはベルト21とでつな
がれ、両者の回転速度は後述する所定の関係になってい
る。
【0014】最終ラインの印字が終了するとサーマルヘ
ッド2がプラテン1から離間される。この離間した状態
でプラテン1を矢印B方向(反時計方向)に回転させ記
録紙Pを巻き戻すとともにインクフィルムIFを巻き上
げて、図示しないインクフィルム検出センサにより第二
色目の印字開始位置の設定動作を行う。記録紙Pが図示
しない第2の先端検出センサに検出されたのち、所定の
ライン数分送ってからプラテン1の矢印B方向への駆動
を停止する。記録紙Pの巻き戻しの際には記録紙Pはプ
ラテンとこれに対向するピンチローラ3a、3bにのみ
挾持される状態になるが、プラテン1の両端に配置され
たレジストローラ8a、8bには表面に微小な凹凸が形
成されており、微視的にみると記録紙Pとレジストロー
ラ8a、8b間で機械的に噛み合っており、滑りが生じ
にくくなっているので巻き戻し時の位置精度が確保され
る。
ッド2がプラテン1から離間される。この離間した状態
でプラテン1を矢印B方向(反時計方向)に回転させ記
録紙Pを巻き戻すとともにインクフィルムIFを巻き上
げて、図示しないインクフィルム検出センサにより第二
色目の印字開始位置の設定動作を行う。記録紙Pが図示
しない第2の先端検出センサに検出されたのち、所定の
ライン数分送ってからプラテン1の矢印B方向への駆動
を停止する。記録紙Pの巻き戻しの際には記録紙Pはプ
ラテンとこれに対向するピンチローラ3a、3bにのみ
挾持される状態になるが、プラテン1の両端に配置され
たレジストローラ8a、8bには表面に微小な凹凸が形
成されており、微視的にみると記録紙Pとレジストロー
ラ8a、8b間で機械的に噛み合っており、滑りが生じ
にくくなっているので巻き戻し時の位置精度が確保され
る。
【0015】サーマルヘッド2がプラテン1に圧接され
たのち、プラテン1を矢印A方向に駆動して記録紙Pが
図示しない第2の先端検出センサに到達した時から第一
色目と同様に不図示の制御装置から出力される画像情報
に基づいてサーマルヘッド2の発熱素子を選択的に発熱
させて第二色目の印字を行う。以上の様な印字を所定の
色の数だけ行ってカラーの画像を記録紙P上に形成した
のち、記録紙Pは排紙ローラ対18a、18bによって
搬送され排出される。
たのち、プラテン1を矢印A方向に駆動して記録紙Pが
図示しない第2の先端検出センサに到達した時から第一
色目と同様に不図示の制御装置から出力される画像情報
に基づいてサーマルヘッド2の発熱素子を選択的に発熱
させて第二色目の印字を行う。以上の様な印字を所定の
色の数だけ行ってカラーの画像を記録紙P上に形成した
のち、記録紙Pは排紙ローラ対18a、18bによって
搬送され排出される。
【0016】このプリンタの記録紙Pに負荷される力を
模式的に図4、図5に示す。図4はサーマルヘッド2が
圧接している印字中の図で、図5はサーマルヘッド2が
離間して記録紙Pを巻き戻している状態を示している。
これらの動作をサーマルヘッド2のプラテン1に対する
圧接力をF、ピンチローラ3a、3bのプラテン1に対
する圧接力をF1 、排紙ローラ対18a、18bの圧接
力をF2 、インクフィルムIFを巻き上げる張力をT、
記録紙Pとプラテン1との摩擦係数をμ1 、記録紙Pと
排紙ローラ18a、18bとの摩擦係数をμ2 として以
下に説明する。
模式的に図4、図5に示す。図4はサーマルヘッド2が
圧接している印字中の図で、図5はサーマルヘッド2が
離間して記録紙Pを巻き戻している状態を示している。
これらの動作をサーマルヘッド2のプラテン1に対する
圧接力をF、ピンチローラ3a、3bのプラテン1に対
する圧接力をF1 、排紙ローラ対18a、18bの圧接
力をF2 、インクフィルムIFを巻き上げる張力をT、
記録紙Pとプラテン1との摩擦係数をμ1 、記録紙Pと
排紙ローラ18a、18bとの摩擦係数をμ2 として以
下に説明する。
【0017】記録紙Pに印字を行っている状態のサーマ
ルヘッド2がプラテン1に圧接しているときには(図4
に対応)プラテン1部分で記録紙Pに生じる摩擦力と排
紙ローラ対18a、18bで記録紙Pに生じる摩擦力と
の関係は、サーマルヘッド2の圧接力Fがかなり大きい
ために、
ルヘッド2がプラテン1に圧接しているときには(図4
に対応)プラテン1部分で記録紙Pに生じる摩擦力と排
紙ローラ対18a、18bで記録紙Pに生じる摩擦力と
の関係は、サーマルヘッド2の圧接力Fがかなり大きい
ために、
【0018】
【数1】 μ1 F +2μ1 F1 >> μ2 F2 となり、プラテン1部での摩擦力の方がかなり大きくな
り、この部分での搬送が支配的に働く。したがって、最
終印字ライン近くで、記録紙Pが排紙ローラ対18a、
18bに挾持されたとしてもプラテン1での搬送力が支
配的になるために排紙ローラ対18a、18bが搬送に
与える影響は小さい。
り、この部分での搬送が支配的に働く。したがって、最
終印字ライン近くで、記録紙Pが排紙ローラ対18a、
18bに挾持されたとしてもプラテン1での搬送力が支
配的になるために排紙ローラ対18a、18bが搬送に
与える影響は小さい。
【0019】一方、記録紙Pを巻き戻すときの状態であ
るサーマルヘッド2がプラテン1から離間しているとき
には(図5に対応)プラテン1部分で記録紙Pに生じる
摩擦力と排紙ローラ対18a、18bで記録紙Pに生じ
る摩擦力との関係は、以下のように場合分けができる。
るサーマルヘッド2がプラテン1から離間しているとき
には(図5に対応)プラテン1部分で記録紙Pに生じる
摩擦力と排紙ローラ対18a、18bで記録紙Pに生じ
る摩擦力との関係は、以下のように場合分けができる。
【0020】
【数2】 2μ1 F1 < μ2 F2 上記数式2のときには、記録紙Pをプラテン1とピンチ
ローラ3a、3bとの挾持によって搬送する力の方が記
録紙Pを排紙ローラ対18a、18bとの挾持で搬送す
る力より小さいのでぺーパPは排紙ローラ対18a、1
8bの搬送に支配される。印字時には記録紙Pはプラテ
ン1部での搬送が支配的であったのに対し、記録紙Pを
巻き戻すときには排紙ローラ対18a、18bの搬送が
支配的になり、搬送状態に変化をきたすために位置合わ
せ精度が悪化する。
ローラ3a、3bとの挾持によって搬送する力の方が記
録紙Pを排紙ローラ対18a、18bとの挾持で搬送す
る力より小さいのでぺーパPは排紙ローラ対18a、1
8bの搬送に支配される。印字時には記録紙Pはプラテ
ン1部での搬送が支配的であったのに対し、記録紙Pを
巻き戻すときには排紙ローラ対18a、18bの搬送が
支配的になり、搬送状態に変化をきたすために位置合わ
せ精度が悪化する。
【0021】
【数3】 2μ1 F1 ≒ μ2 F2 上記数式3のときには、記録紙Pをプラテン1とピンチ
ローラ3a、3bとによって搬送する力と記録紙Pを排
紙ローラ対18a、18bとで搬送する力とがほぼ等し
くなりぺーパPの搬送を支配する要素が不確定になり易
い。記録紙Pを巻き戻す時に主として記録紙Pを搬送す
るローラが特定できないので搬送が安定的に行われず、
斜行等が生じ位置合わせ精度が悪化する。
ローラ3a、3bとによって搬送する力と記録紙Pを排
紙ローラ対18a、18bとで搬送する力とがほぼ等し
くなりぺーパPの搬送を支配する要素が不確定になり易
い。記録紙Pを巻き戻す時に主として記録紙Pを搬送す
るローラが特定できないので搬送が安定的に行われず、
斜行等が生じ位置合わせ精度が悪化する。
【0022】
【数4】 2μ1 F1 > μ2 F2 上記数式4のときには、記録紙Pをプラテン1とピンチ
ローラ3a、3bとによって搬送する力の方が記録紙P
を排紙ローラ対18a、18bとで搬送する力より大き
いので記録紙Pはプラテン1の搬送に支配される。よっ
て、プラテン1とピンチローラ3a、3bとの挾持によ
る搬送力の方が排紙ローラ対18a、18bの挾持によ
る搬送力より支配的になるために排紙ローラ対18a、
18bの与える影響は小さいので、記録紙Pは排紙ロー
ラ対18a、18bの影響を受けずに巻き戻され、各色
の位置合わせ精度は高く保たれる。
ローラ3a、3bとによって搬送する力の方が記録紙P
を排紙ローラ対18a、18bとで搬送する力より大き
いので記録紙Pはプラテン1の搬送に支配される。よっ
て、プラテン1とピンチローラ3a、3bとの挾持によ
る搬送力の方が排紙ローラ対18a、18bの挾持によ
る搬送力より支配的になるために排紙ローラ対18a、
18bの与える影響は小さいので、記録紙Pは排紙ロー
ラ対18a、18bの影響を受けずに巻き戻され、各色
の位置合わせ精度は高く保たれる。
【0023】以上のことから、プラテンで記録紙に生じ
る摩擦力と排紙ローラで記録紙Pに生じる摩擦力との関
係はピンチローラの数をnとした時に
る摩擦力と排紙ローラで記録紙Pに生じる摩擦力との関
係はピンチローラの数をnとした時に
【0024】
【数5】 nμ1 F1 > μ2 F2 となる方が安定的に記録紙Pの巻き戻しが行えるため
に、各色の位置合わせ精度を高く保つことが望める。錘
19a,19bは従動側の排紙ローラ18bを駆動側の
排紙ローラ18aに対して上記数式5を満足するように
付勢している。付勢手段は錘りに限るものではなく、バ
ネや自重等によって行っても良く、錘りや自重等による
付勢の場合には従動側の排紙ローラ18bと駆動側の排
紙ローラ18aの互いの中心を鉛直方向から少しずらし
て配置すると良い。
に、各色の位置合わせ精度を高く保つことが望める。錘
19a,19bは従動側の排紙ローラ18bを駆動側の
排紙ローラ18aに対して上記数式5を満足するように
付勢している。付勢手段は錘りに限るものではなく、バ
ネや自重等によって行っても良く、錘りや自重等による
付勢の場合には従動側の排紙ローラ18bと駆動側の排
紙ローラ18aの互いの中心を鉛直方向から少しずらし
て配置すると良い。
【0025】更に本実施例では、駆動側の排紙ローラ対
18aの周速度をプラテン1の周速度よりも1〜3%程
度小さくなるように、ローラ20a、20bの径が設定
されている。周速度を小さくする為にローラ20aと2
0bとを歯付ベルトで連結して減速比が100:99〜
100:97になるように設定している。プラテン1と
駆動側の排紙ローラ18aをそれぞれ独立したモータで
駆動して各々の回転数を制御して周速度の減速比を10
0:99〜100:97になるような制御部を有する駆
動系を設けてもよい。
18aの周速度をプラテン1の周速度よりも1〜3%程
度小さくなるように、ローラ20a、20bの径が設定
されている。周速度を小さくする為にローラ20aと2
0bとを歯付ベルトで連結して減速比が100:99〜
100:97になるように設定している。プラテン1と
駆動側の排紙ローラ18aをそれぞれ独立したモータで
駆動して各々の回転数を制御して周速度の減速比を10
0:99〜100:97になるような制御部を有する駆
動系を設けてもよい。
【0026】このように、プラテン1と駆動側の排紙ロ
ーラ18aの周速度の比が設定されていると、印字が最
終ライン近くになり、記録紙Pは排紙ローラ対18a、
18bに挾持されたときに記録紙Pの先端部の搬送が遅
くなるが、記録紙Pは経路内において撓むことによって
周速度の違いは吸収される。この減速比が100:97
より小さくなると経路内で記録紙の撓みが大きくなって
紙づまりが生じやすくなる。また、排紙ローラ対18
a、18b側を増速すると印字中に記録紙Pの裏面を駆
動側の排紙ローラ18aが擦ることになるので記録紙P
に疵が発生しやすくなる。
ーラ18aの周速度の比が設定されていると、印字が最
終ライン近くになり、記録紙Pは排紙ローラ対18a、
18bに挾持されたときに記録紙Pの先端部の搬送が遅
くなるが、記録紙Pは経路内において撓むことによって
周速度の違いは吸収される。この減速比が100:97
より小さくなると経路内で記録紙の撓みが大きくなって
紙づまりが生じやすくなる。また、排紙ローラ対18
a、18b側を増速すると印字中に記録紙Pの裏面を駆
動側の排紙ローラ18aが擦ることになるので記録紙P
に疵が発生しやすくなる。
【0027】記録紙Pの巻き戻し時初期においては記録
紙Pは先端近傍が排紙ローラ対18a、18bに挾持さ
れている状態であるが、第1色目の印字時に生じた記録
紙Pの撓みを吸収したり、先に述べたように排紙ローラ
対18a、18b部の搬送力はプラテン1部の搬送力に
比べて小さいので、駆動側の排紙ローラ18a上で滑り
が生じてプラテン1とピンチローラ3a、3bの巻き戻
し速度に沿うようになっている。駆動側の排紙ローラ1
8aで滑りが生じる場合にも従動側の排紙ローラ18b
は記録紙Pの表面を転がるので、ここでは滑りを生じる
ことがないので画像面を擦ることもなく、画質に影響を
与えない。
紙Pは先端近傍が排紙ローラ対18a、18bに挾持さ
れている状態であるが、第1色目の印字時に生じた記録
紙Pの撓みを吸収したり、先に述べたように排紙ローラ
対18a、18b部の搬送力はプラテン1部の搬送力に
比べて小さいので、駆動側の排紙ローラ18a上で滑り
が生じてプラテン1とピンチローラ3a、3bの巻き戻
し速度に沿うようになっている。駆動側の排紙ローラ1
8aで滑りが生じる場合にも従動側の排紙ローラ18b
は記録紙Pの表面を転がるので、ここでは滑りを生じる
ことがないので画像面を擦ることもなく、画質に影響を
与えない。
【0028】したがって、記録紙Pの先端近傍が排紙ロ
ーラ対18a、18bに挾持されたとしても、巻き戻し
時の記録紙Pのプラテン1とピンチローラ3a、3bと
による搬送を阻害しないので記録紙Pの位置精度が高く
保持され、各色の重合わせの精度を良くすることができ
る。
ーラ対18a、18bに挾持されたとしても、巻き戻し
時の記録紙Pのプラテン1とピンチローラ3a、3bと
による搬送を阻害しないので記録紙Pの位置精度が高く
保持され、各色の重合わせの精度を良くすることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、紙の搬送
を排紙ローラよりプラテンの方が支配的になっているの
で、複数の色を重合わせて印字する時の重合わせの精度
が向上するという効果が得られる。
を排紙ローラよりプラテンの方が支配的になっているの
で、複数の色を重合わせて印字する時の重合わせの精度
が向上するという効果が得られる。
【図1】本発明の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の構成を示す図からサーマルヘッドとイ
ンクフィルム、および、インクフィルム機構部とを取り
除いた斜視図である。
ンクフィルム、および、インクフィルム機構部とを取り
除いた斜視図である。
【図3】図2からローラとベルトとをを取り除いた斜視
図である。
図である。
【図4】サーマルヘッドが圧接しているときにかかる力
の模式図
の模式図
【図5】サーマルヘッドが離間しているときにかかる力
の模式図
の模式図
1 プラテン 2 サーマルヘッド 3a、3b ピンチローラ 11、13 トルクリミッタ 18a、18b 排紙ローラ P 記録紙 IF インクフィルム
Claims (2)
- 【請求項1】 複数色の色区分に塗り分けられたインク
フィルムと、該インクフィルムと記録紙とをサーマルヘ
ッドとプラテンとで挾持し、サーマルヘッドの発熱体を
発熱させて記録紙上に画像を形成するプリンタにおい
て、 記録紙をプラテンに圧接するn個のローラ部材と、画像
を形成した記録紙をプリンタ本体の外部に排出する排紙
ローラ手段と、 記録紙を搬送する際のn個の前記ローラ部材が記録紙を
圧接する力F1 とプラテンと記録紙との摩擦係数μ1 と
による摩擦力nμ1 F1 が、 排紙ローラ手段が記録紙を圧接する力F2 と排紙ローラ
手段と記録紙との摩擦係数μ2 とによる摩擦力μ2 F2
よりも常に大きな値となるように構成されたことを特徴
とするプリンタ。 - 【請求項2】 前記排紙ローラ手段の周速度を前記プラ
テンの周速度より1〜3%小さく設定したことを特徴と
する請求項1記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144754A JPH079718A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5144754A JPH079718A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079718A true JPH079718A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15369613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5144754A Pending JPH079718A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079718A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6715949B1 (en) * | 2002-09-20 | 2004-04-06 | Eastman Kodak Company | Medium-handling in printer for donor and receiver mediums |
| US7891893B2 (en) | 2006-06-29 | 2011-02-22 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads and a drive mechanism for the platen rollers |
| CN108372504A (zh) * | 2017-01-31 | 2018-08-07 | 兄弟工业株式会社 | 控制装置 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP5144754A patent/JPH079718A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6715949B1 (en) * | 2002-09-20 | 2004-04-06 | Eastman Kodak Company | Medium-handling in printer for donor and receiver mediums |
| US7891893B2 (en) | 2006-06-29 | 2011-02-22 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads and a drive mechanism for the platen rollers |
| US8313258B2 (en) | 2006-06-29 | 2012-11-20 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads for printing both sides of paper |
| US8506187B2 (en) | 2006-06-29 | 2013-08-13 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads and a drive mechanism for the platen rollers |
| US8506188B2 (en) | 2006-06-29 | 2013-08-13 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads and a drive mechanism for the platen rollers |
| US8506189B2 (en) | 2006-06-29 | 2013-08-13 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads and a drive mechanism for the platen rollers |
| US8529143B2 (en) | 2006-06-29 | 2013-09-10 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads and a drive mechanism for the platen rollers |
| US8616792B2 (en) | 2006-06-29 | 2013-12-31 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Printing apparatus including plural printheads and a pinch roller arrangement |
| CN108372504A (zh) * | 2017-01-31 | 2018-08-07 | 兄弟工业株式会社 | 控制装置 |
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