JPH079719Y2 - ウエビング巻取装置 - Google Patents

ウエビング巻取装置

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JPH079719Y2
JPH079719Y2 JP9058888U JP9058888U JPH079719Y2 JP H079719 Y2 JPH079719 Y2 JP H079719Y2 JP 9058888 U JP9058888 U JP 9058888U JP 9058888 U JP9058888 U JP 9058888U JP H079719 Y2 JPH079719 Y2 JP H079719Y2
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webbing
winding shaft
winding
shaft
sewn
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豊 八木
隆 河原崎
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案ばシートベルト装置に用いられてウエビングを巻
き取るウエビング巻取装置に係り、特に所定条件下でウ
エビングの引き出しを阻止するロツク機構を備えたウエ
ビング巻取装置に関する。
[従来の技術] この種の巻取装置としては、オートマチツク・ロツキン
グ・リトラクタ(ALR)やエマージエンシー・ロツキン
グ・リトラクタ(ELR)等が知られており、いずれも所
定の条件下でロツク機構が作動して巻取軸のウエビング
引出方向回転を阻止することで、ウエビングの引き出し
を阻止するようになっている。
このような巻取装置では、実開昭58-108856号公報に開
示されるように、ロツク機構が作動した状態において
も、ウエビングに所定以上の大きな張力が作用した場合
には、ウエビングがさらに所定の長さだけ引き出される
ようにして、ウエビングを装着している乗員へ作用する
負荷を緩和するフオースリミツト機構を備えたものが提
案されている。
しかしながら、上記公報に開示された巻取装置では、フ
オースリミツト機構が巻取軸の軸線方向に沿ってウエビ
ング巻取部分に隣り合って位置する構造となるので、巻
取装置の幅が大きくなってしまい、装置が大型化してし
まう欠点がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記に鑑み、フオースリミツト機構を備えるこ
とで大型化することのないウエビング巻取装置の提供を
課題としている。
[課題を解決するための手段] 本考案になるウエビング巻取装置では、ウエビングの第
1端部を折り返して折返し前の部分に重ね合わせ、折返
し部分の先端部をを折返し前の部分に強固に固定して強
固定部とするとともに、強固定部に隣り合う一部分を残
して折返し部分の他の部分を折返し前の部分に所定以上
の荷重が作用すると固定状態が解除するように固定して
弱固定部とし、強固定部と弱固定部との間で折返し部分
と折返し前の部分とが固定されずに対向しているウエビ
ング間にストツパピンを挿入して、該ストツパピンを介
してウエビングの第1端部を巻取軸に支持したことで、
上記課題を解決した。
[作用] 上記手段になる本考案では、巻取軸がウエビング引出し
方向回転を阻止された状態において、乗員に押圧されて
発生するウエビングの張力によりストツパピンを介して
弱固定部に所定以上の荷重が作用すると、この弱固定部
の固定状態が解除されてゆき、固定状態を解除された部
分の長さに相当するウエビングが巻取軸が回転を阻止さ
れているにも拘らず巻取軸から引き出されてゆく。
[実施例] 第1図乃至第3図には本考案になるウエビング巻取装置
の実施例が例示されている。
第1図及び第2図に示されるように、フレーム10はコ字
形断面に形成されており、互いに対向する一対の側壁12
には第1の巻取軸14の両端部が軸支されている。第1の
巻取軸14の一端部には側壁12の外側で全舞ばね16の内端
部が固定されており、この全舞ばね16の外端部は側壁12
に固定されたばねケース18に固定されている。これによ
り、第1の巻取軸14は全舞ばね16に付勢されて第1図矢
印A方向へ回転するようになっている。
また、第1の巻取軸14の他端部には側壁12の外側で図示
しないロック機構が連係されており、所定の条件下で作
動して第1の巻取軸14の反矢印A方向への回転を阻止す
るようになっている。
上記第1の巻取軸14には、一対の側壁12の間で第1の巻
取軸14と同軸的に配置された第2の巻取軸20が固着され
ていて、第1の巻取軸14と一体となって回転するように
なっている。
第3図に示されるように、ウエビング22は一端部が折り
返されて折返し前の部分と重ね合わされている。折返し
部分の先端部は折返し前の部分に強固に縫着されて強固
定部としての強縫着部27とされ、折返し部分の他の部分
は強縫着部27に隣り合う一部分を残して折返し前の部分
に縫着されている。この縫着部分は強縫着部27と異な
り、所定以上の荷重が作用すると縫糸が破断して縫着状
態が解除される弱固定部としての弱縫着部28とされてい
る。
このウエビング22は、第1図に示されるように、第1の
巻取軸14の軸方向中間部に形成されて軸線方向へ延びる
長孔状の貫通孔24を貫通して、第1の巻取軸14に配置さ
れている。貫通孔24は一方の開口部側(第1図左側)が
重ね合わされたウエビング22の合計厚さ寸法よりも僅か
に大きい隙間寸法(第1図上下方向長さ)とされ、他方
の開口部側(第1図右側)がそれよりも大きな隙間寸法
とされている。
この貫通孔24を貫通するウエビング22は、強縫着部27と
弱縫着部28との間で折返し部分と折返し前の部分とが縫
着されていない未縫着部が、隙間寸法の大きい開口部側
で貫通孔24の内方に位置し、この未縫着部には重なり合
ったウエビング22の間隙にストツパピン26が挿入されて
いる。
これにより、重なり合っているウエビング22をストツパ
ピン26が局部的に押し広げているので、一方の開口部側
(第1図左側)から貫通孔24の外側へ延出している部分
のウエビング22に張力が発生して貫通孔24内のウエビン
グ22を第1図左側へ引き出そうとする荷重が作用した場
合でも、他方の開口部側(第1図右側)から貫通孔24の
外側へ延出している弱縫着部28の始端部28Aがストツパ
ピン26に当接するので、ウエビング22を貫通孔24から引
き出そうとする前記荷重が弱縫着部28の縫着解除開始荷
重未満の場合には、ウエビング22は第1図左側に引き出
されてしまうことはない。
貫通孔24の両方の開口部側から夫々外側へ延出した両部
分のウエビング22は、いずれも第1図反矢印A方向へ向
けて第1の巻取軸14に巻き回され、途中両部分が重なり
合って巻き回されて、一方の部分の弱縫着部28は第2の
巻取軸20の内方に終端部28Bが位置し、他方の部分は第
2の巻取軸20の軸方向中間部に形成されて軸線方向へ延
びる長孔状の貫通孔30から第2の巻取軸20の外側へ引き
出されている。第2の巻取軸20の外側に引き出されたウ
エビング22は、前述した全舞ばね16に付勢されて第1の
巻取軸14とともに第2の巻取軸20が矢印A方向に回転す
ることで、第2の巻取軸20に渦巻状に巻き取られるよう
になっている。
次に本実施例の巻取装置の作用を説明する。
通常状態では、全舞ばね16の付勢力により第1の巻取軸
14とともに第2の巻取軸20が矢印A方向に回転して、第
2の巻取軸20にウエビング22を巻き取ると共に、全舞ば
ね16の付勢力に抗して第2の巻取軸20からウエビング22
を引き出せるようになっている。
ロツク機構の形式の相違により作動のきっかけは異る
が、乗員がウエビング22による拘束を必要とする事態に
陥いった状態では、ロツク機構が作動して第1の巻取軸
14及び第2の巻取軸20の反矢印A方向への回転が阻止さ
れる。これにより巻取装置からのウエビング22の引出し
が阻止されるので、乗員はウエビング22に拘束される。
ウエビング22に拘束されることで、乗員はウエビング22
を押圧してウエビング22に大きな張力を発生させる。こ
の張力が所定の値に達しない場合には、巻取装置には格
別の変化は起らず、実質的に上記と同様の状態を維持し
ている。
ウエビング22に発生した張力が所定の値以上となると、
この張力によりウエビング22を第1の巻取軸14の貫通孔
24から引き出そうとする荷重が、弱縫着部28の縫着状態
を解除する所定荷重以上となるので、弱縫着部28はスト
ツパピン26と当接している始端部28Aから縫糸が破断を
開始して縫着状態が第4図に示されるように解除されて
ゆく。縫着状態の解除が進むにつれ、縫着を解除された
部分がストツパピン26を超えて第1の巻取軸14の貫通孔
24へ進入してゆく。これにより、第1の巻取軸14及び第
2の巻取軸20が回転を阻止されているにも拘らず、第2
の巻取軸20からウエビング22が引き出されてゆく。
このように引き出されるウエビング22は、乗員がウエビ
ング22を押圧することで反作用として乗員が受けるエネ
ルギーの一部を、弱縫着部28の縫着状態を解除するエネ
ルギーと、第1の巻取軸14及び第2の巻取軸20で重なり
合っているウエビング22同士の摩擦エネルギー等に代え
て吸収する。
弱縫着部28が第5図に示されるように終端部28Bまで縫
着状態を解除された場合には、強縫着部27にウエビング
22の張力が全て作用することになるが、この強縫着部27
は強固な縫着とされているので、縫着状態が解除される
ことはない。従って、ウエビング22はストツパピン26を
介して確実に第1の巻取軸14に支持された状態が保持さ
れ、ウエビング22が巻取装置から抜け出してしまうこと
はない。
本実施例では、巻取軸を第1の巻取軸14及び第2の巻取
軸20からなる二重構造として弱縫着部28を第2の巻取軸
20の内方に配置したので、第2の巻取軸20に巻き取られ
るウエビング22に偏巻きを生じることがない。
なお、乗員のウエビング22の装着状態において、第2の
巻取軸20に巻き取られているウエビング22の巻取量が少
ない程、またこの巻き取られている部分から弱縫着部28
の終端部28Bまでの間のウエビング22の表面摩擦係数が
小さい程、さらに第1の巻取軸14及び第2の巻取軸20の
外周面の表面摩擦係数が小さい程、前記吸収エネルギー
を大きくすることができる。
以上に説明した実施例では、巻取軸を第1の巻取軸14及
び第2の巻取軸20の二つに分割した構造を示したが、上
記実施例において内側の第1の巻取軸14を廃して強固な
ストツパピン26を直接第2の巻取軸20に固定支持した
り、ストツパピン26を固定せずに第2の巻取軸20の内方
で貫通孔30に対向配置するようにしても良い。
また、上記実施例において第2の巻取軸20を廃して第1
の巻取軸14のみとしても良い。
[考案の効果] 以上に説明した通り、本考案になるウエビング巻取装置
では、フオースリミツト機構が巻取軸回りに配置される
ことになるので、フオースリミツト機構を備えることで
大型化することがない効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるウエビング巻取装置の実施例を模
式的に示す断面図、第2図は第1図のII-II線矢視断面
図、第3図は第1図のウエビングの一端部を巻取装置か
ら取り外した状態で示す側面図、第4図は第3図に対応
して実施例の作用を説明する側面図、第5図は第1図に
対応して実施例の作用を説明する断面図である。 10……フレーム、14……第1の巻取軸、16……全舞ば
ね、20……第2の巻取軸、22……ウエビング、24……貫
通孔、26……ストツパピン、27……強縫着部、28……弱
縫着部、30……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエビングの第1端部を折り返して折返し
    前の部分に重ね合わせ、折返し部分の先端部を折返し前
    の部分に強固に固定して強固定部とするとともに、強固
    定部に隣り合う一部分を残して折返し部分の他の部分を
    折返し前の部分に所定以上の荷重が作用すると固定状態
    が解除するように固定して弱固定部とし、強固定部と弱
    固定部との間で折返し部分と折返し前の部分とが固定さ
    れずに対向しているウエビング間にストツパピンを挿入
    して、該ストツパピンを介してウエビングの第1端部を
    巻取軸に支持したことを特徴とするウエビング巻取装
    置。
JP9058888U 1988-07-08 1988-07-08 ウエビング巻取装置 Expired - Lifetime JPH079719Y2 (ja)

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JP9058888U JPH079719Y2 (ja) 1988-07-08 1988-07-08 ウエビング巻取装置

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JPH0211755U JPH0211755U (ja) 1990-01-25
JPH079719Y2 true JPH079719Y2 (ja) 1995-03-08

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