JPH0797255B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0797255B2
JPH0797255B2 JP62146891A JP14689187A JPH0797255B2 JP H0797255 B2 JPH0797255 B2 JP H0797255B2 JP 62146891 A JP62146891 A JP 62146891A JP 14689187 A JP14689187 A JP 14689187A JP H0797255 B2 JPH0797255 B2 JP H0797255B2
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JP
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roll
fixing device
silicone oil
fixing
oil
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恵一 梨本
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子写真複写機の定着装置、詳しく言えば離型
剤であるシリコーンオイルの揮発量が少ない定着装置に
関する。
従来の技術 従来の電子写真複写機の1例について第2図の概略構成
図に基き説明する。
アルミ基板上に光導電体層を形成した電荷受容体22はド
ラム状をなしていて、まず画像情報が照射される前にそ
の表面に帯電装置21で一様に帯電されるようになってお
り、その上方に複写すべき原稿10を載置する原稿台11が
設けられており、原稿台11の下側には、原稿10を照射す
る光源12と、原稿10からの反射光を電荷受容体22へ導び
く光学系23が設置されている。
また露光工程により電荷受容体22の表面に形成された静
電潜像は、電荷受容体22の周辺に設置された現像器13に
より現像されたトナー像とされた後、転写器14に達し、
給紙装置15より給紙された用紙16にトナー像が転写され
る。
トナー像の転写された用紙16は、剥離用帯電装置17によ
り除電されて電荷受容体22より剥離されて定着器18へ送
られ、定着器18で用紙16上トナー画像が用紙16へ定着さ
れる。
一方、転写工程後電荷受容体22表面に残留する未転写ト
ナーはプリクリーニングコロトロン19により除電された
後、クリーニング装置20により電荷受容体22の表面から
除去され、次のコピーサイクルに備えられる。
トナー画像の定着方法としては、加熱定着法、圧力定着
法、溶剤定着法等が知られている。
加熱定着法は加熱によってトナーを溶融させて用紙上に
付着させる方法であり、広く採用されている。この定着
法には熱風定着法、オーブン定着法、ヒートロール定着
法等種々あるが、ヒートロール定着法が最も一般的であ
る。
ヒートロール定着法とは、少なくとも一方を加熱した一
対のロール間に一定の圧力を加え、未定着トナー画像を
有する用紙を通過させることにより定着を行うものであ
り、他の加熱定着法に比べて電力消費が少ないこと、高
速で定着が行えること、また定着部での紙詰りによる火
災の危険性が少ないこと等の利点がある。
このヒートロール定着装置の加熱ロールとしては、通
常、テトラフルオロエチレン(商品名:テフロン)やシ
リコーンゴム等の耐熱離型性物質を表面にコーティング
したものが使用される。一方加熱ロールと対をなして用
紙を挟持通過させる加圧ロールとしては加熱ロールと加
圧接触した場合、接触部に幅をもたせるために、シリコ
ーンゴムやフッ素ゴム等の耐熱弾性体からなるものが用
いられている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、テフロンを表面層とする加熱ロールで
は、用紙上のトナー画像を定着する際、トナーの一部が
加熱ロールに転写され、同じ用紙の後端あるいは次の用
紙に再転写され定着されるというオフセット現象が発生
する欠点がある。
そこで、このオフセット現象の発生を防止する目的で、
一般に少なくとも一方のロール表面にシリコーンオイル
等の離型剤を含浸させたり、表面に供給したりする手段
が取られている。しかしこれらのシリコーンオイルはヒ
ートロールが200℃前後に加熱されるため、シリコーン
オイル中のオリゴマーなどの低分子量成分の揮発(蒸
発)が起こり、これがコロトロンの劣化を促進したり、
プラテンガス、ミラー、レンズ等に付着したりなどして
コピー画像の不均一や濃度低下を起こす原因となってい
た。
本発明の目的は、ヒートロールの加熱に際してもシリコ
ーンオイルの揮発が少なく、コロトロンの劣化やプラテ
ンガラス、ミラーなどの汚れを生じにくい定着装置を提
供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、従来技術の欠点を解消するために、オリゴマ
ーなどの揮発し易い低分子量の成分を除去したシリコー
ンオイルを使用するようにしたものである。
すなわち、本発明は加熱ロールと加圧ロールとからなり
シリコーンオイルを離型剤とする定着装置において、揮
発性のモノマー及びオリゴマー成分を除去した、主要成
分の重合度が10以上のシリコーンオイルを使用すること
を特徴とする定着装置 実施の態様1 本発明の定着装置の態様の1つして、第1図に示すよう
に加熱ロール及び/または加圧ロールの表面にシリコー
ンオイルを供給する方式のものがある。
第1図の定着装置1は、円筒状芯金2aの内部にヒーター
を配設し、かつその芯金2a表面にポリテトラフルオロエ
チレン等の耐熱性樹脂、あるいはHTVシリコーンゴム(H
igh Temperature Vulcanization Silicone Rubber)、R
TVシリコーンゴム(Room Temperature Vulcanization S
ilicone Rubber)等の耐熱弾性体から成る被覆層2bを形
成した加熱ロール2と、この加熱ロール2の下方に設け
られ、円筒が芯金3aの表面にHTVシリコーンゴム、LTVシ
リコーンゴム(Low Teperature Vulcanization Silicon
e Rubber)、RTVシリコーンゴム、フッ素ゴム等の耐熱
弾性体層3bを形成した加圧ロール3とから構成され、ウ
イック5、オイルパン6、オイル塗布量の制御用ブレー
ド7及びオイルタンク8等より成るオイル供給装置9
を、加圧ロール2の近傍位置に配設し、この加圧ロール
1表面に、離型剤のシリコーンオイルを連続的に塗布す
ることにより、加圧ロールに接触する加熱ロール表面に
離型剤を供給してトナーオフセット現象を防止しつつ、
ロール2、3間に未定着トナー像の形成された用紙4を
挿通させて定着を行なうヒートロール方式の装置であ
る。
なお、離型剤の供給は加熱ロール3に対して直接行なっ
てもよい。
本発明では離型剤として、主要成分の重合度が10以上、
好ましくは20以上のシリコーンオイルを使用するが、こ
のようなシリコーンオイルは、例えば、市販のシリコー
ンオイル中の揮発性のオリゴマー及びモノマー成分をエ
タノール抽出後ストリッピングする方法、減圧蒸留によ
り直接除去する方法などにより容易に得ることができ
る。
実施例1 第1図の構成において、フッ素樹脂製の加圧ロール3
に、市販のジメチルシロキサン(粘度100CS)から重合
度20以下のオリゴマー及びモノマーを0.005wt%以下に
までエタノール抽出後ストリッピングして除去した粘度
100CSのシリコーンオイルを供給する装置について加熱
ロール2を加熱してシリコーンオイルの減量を調べた。
このオイルの加熱減量は180℃、2時間で0.015wt%であ
った。従来のオイルでは加熱減量は0.093wt%であっ
た。本発明による上記定着装置と従来のオイルを用いた
定着装置を電子写真式複写機に導入して複写を行ったと
ころ、従来定着装置による場合には約3万枚のコピーに
とコピー濃度むらが発生した。この際コロトロンワイヤ
ーを観察したところ放電生成物が多量に成長しており、
プラテンガラス及びミラーにはオイルが付着していた。
一方、本発明による定着装置による場合には5万枚コピ
ー後にも良好なコピーが得られた。
なお用いるシリコーンオイル粘度は100CSに限定される
ものでなく、50CS〜50万CSのオイルが使用可能である。
また、除去すべき低分子量成分は重合度20以下に限られ
ず通常の方法にて製造されたシリコーンオイルのうちそ
の平均分子量以下のものを除去の対象をすることができ
る。
実施の態様2 本発明の定着装置の他の態様として、加熱ロールまたは
加圧ロールを構成するシリコーンゴム製ロールに、浸漬
あるいは混練することによって主要成分の重合度が20以
上のシリコーンオイルを含有させた装置がある。
この装置の構成は前記の実施の態様における第1図の装
置で、オイル供給装置9が存在しないものである。
実施例2 シリコーンゴム(HTV)を金属シャフト表面に加圧加熱
キュアさせることによって形成した後、このロールを重
合度20以下のオリゴマー及びモノマーを減圧蒸留によっ
て0.01wt%にまで除去して粘度100CSしたシリコーンオ
イル(実施例1参照)を150℃に加熱したものの中に24
時間浸漬し、シリコーンゴム層をシリコーンオイルで膨
潤した後、表面を研磨して加圧ロール3としたほかは実
施例1と同様の構成の定着装置を電子写真式複写機に装
填してコピーを行なった。従来の定着装置による場合は
約2万枚のコピーにてコピー濃度むらが発生し、この際
コロトロンワイヤーを観察すると放電生成物が多量に成
長しており、プラテンガラスやミラーにはオイルが付着
していたのに対し、本発明の定着装置による場合には5
万枚コピー後にも良好なコピーが得られた。
実施例3 シリコーンゴム組成物に、重合度20以下の低分子量成分
を溶剤抽出後ストリッピングして0.001wt%まで除去し
て粘度5,000CSとしたシリコーンオイルを混練したもの
を用い定着ロールを作製し実施例2と同様のテストを行
なったところ前記実施例2と同様に5万枚コピー後にも
良好なコピーが得られた。
発明の効果 本発明の定着装置は離型剤として低分子量の揮発成分を
除去したシリコーンオイルをロール表面に供給あるいは
ロールに含有せしめたものであり、本発明の定着装置に
よれば、加熱される定着用ロールからのシリコーンオイ
ルの揮発が少なくなるために、コロトロンの劣化やプラ
テンガラス、ミラー、レンズなどの汚れが減少し、良好
なコピーを長時間維持することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の定着装置例の構成を示す概要図、 第2図は電子写真複写機例の概略構成図である。 図中符号 1……定着装置;2……加熱ロール;2a……芯金;2b……被
覆層;3……加圧ロール;3a……芯金;3b……耐熱弾性体
層;4……用紙;5……ウイック;6……オイルパン;7……制
御用グレード;8……オイルタンク;9……オイル供給装
置;10……原稿;11……原稿台;12……光源;13……現像
器;14……転写器;15……給紙装置;16……用紙;17……剥
離用帯電装置;18……定着器;19……プリクリーニングコ
ロトロン;20……クリーニング装置;21……帯電装置;22
……電荷受容体;23……光学系。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−47673(JP,A) 特開 昭63−169678(JP,A) 特開 昭59−69773(JP,A) 特開 昭60−135975(JP,A) 特開 昭60−111272(JP,A) 特開 昭59−185374(JP,A) 特開 昭59−180572(JP,A) 特開 昭56−6279(JP,A) 特開 昭55−90983(JP,A) 特開 昭58−14173(JP,A) 特開 昭56−64368(JP,A) 実開 昭58−10459(JP,U) 実開 昭59−73762(JP,U) 特公 昭57−4906(JP,B2) 特公 昭58−52589(JP,B2) 特公 昭59−29874(JP,B2) 特公 昭61−1750(JP,B2) 特公 昭54−26899(JP,B2) 特公 昭59−21556(JP,B2) 特公 昭59−4699(JP,B2) 特公 昭54−41332(JP,B2) 特公 昭53−30495(JP,B2) 特公 昭54−41332(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱ロールと加圧ロールとからなりシリコ
    ーンオイルを離型剤とする定着装置において、揮発性の
    モノマー及びオリゴマー成分を除去した、主要成分の重
    合度が10以上のシリコーンオイルを使用することを特徴
    とする定着装置。
  2. 【請求項2】加熱ロール及び/または加圧ロールの表面
    にシリコーンオイルを供給する特許請求の範囲第1項に
    記載の定着装置。
  3. 【請求項3】加熱ロールまたは加圧ロールを構成するシ
    リコーンゴム製ロールにシリコーンオイルを含有させた
    特許請求の範囲第1項に記載の定着装置。
JP62146891A 1987-06-15 1987-06-15 定着装置 Expired - Lifetime JPH0797255B2 (ja)

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JPS63311372A JPS63311372A (ja) 1988-12-20
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JPS6469306A (en) * 1987-09-10 1989-03-15 Toray Silicone Co Releasing agent
US6168751B1 (en) 1997-10-28 2001-01-02 Ames Rubber Corporation Method of making multilayer rolls having a thin fluoropolymer top coat
JP6213313B2 (ja) * 2014-03-07 2017-10-18 株式会社リコー 定着装置とこれを備えた画像形成装置

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