JPH079740Y2 - 操向操作装置 - Google Patents

操向操作装置

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JPH079740Y2
JPH079740Y2 JP407291U JP407291U JPH079740Y2 JP H079740 Y2 JPH079740 Y2 JP H079740Y2 JP 407291 U JP407291 U JP 407291U JP 407291 U JP407291 U JP 407291U JP H079740 Y2 JPH079740 Y2 JP H079740Y2
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JP
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steering
brake
piston
steering operation
spool
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JP407291U
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JPH0495569U (ja
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正久 河村
和正 北川
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はクローラー式走行装置等
の操向装置において、ステアリング操作具を操作したと
きに緩旋回及び急旋回操作に応じてピストンを伸長させ
る操向装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の操向操作装置は同一出願人による
特願平2−223877号(特開平4−108085
号)の技術の如く、操向クラッチと操向ブレーキを順に
作動させる油圧シリンダーのピストンにおいて、中空と
したピストンの内部に、ステアリング操作具に連係した
ブレーキスプールを配置し、ピストンが操向クラッチ作
動位置まで伸長すると、ブレーキスプールに設けた連通
孔によりシリンダー室をタンク側に連通するサーボシリ
ンダー式に構成したものであって、操向ブレーキが作動
する位置まで伸長させるには、各ブレーキスプールに付
勢されたバネに抗して、該連通孔を閉じる方向へブレー
キスプールを単独に摺動操作していたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】よって、各ブレーキス
プールを単独で操作するためのリンク機構が二系統必要
であり、バネ及びバネ受けも二個必要となっていたので
ある。また、サーボシリンダー方式ではオペレーターの
操作力が軽くて済む利点が有るが、ステアリング操作具
の操作量だけで操向ブレーキの効き具合を判断しなけれ
ばならなかったので、反作用が少なく急旋回まで操作す
ることが多かったのである。また、バネの付勢力を強く
する方法もあるが、形状的に大きくなってしまうのであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような問題
点を解消するために、左右の操向装置の操向クラッチと
操向ブレーキをそれぞれ独立的に設け、操向クラッチと
操向ブレーキを順に作動させる油圧シリンダーの中空ピ
ストン内にブレーキスプールを配置し、方向切換弁の切
り換えによって一方のシリンダー室にポンプ圧油を供給
し、ピストンが操向クラッチ作動位置まで伸長するとシ
リンダー室がタンク側に連通する連通孔をブレーキスプ
ールに設け、該ブレーキスプールをステアリング操作具
により、連通孔を閉じる方向にピストン内を摺動すべく
構成したものにおいて、左右に並列させたブレーキスプ
ールの一端を連結杆にて一体連結し、該連結杆とステア
リング操作具を連係し、前記ブレーキスプールを解除側
へ付勢するバネを、左右のシリンダー室の間に配置した
ものである。また、前記操向操作装置において、シリン
ダー室に面するブレーキスプールの上体の受圧面積を、
ピストン内を摺動するブレーキスプールの下体の受圧面
積よりも大にしたものである。
【0005】
【実施例】本考案の解決しようとする課題及び解決する
ための手段は以上の如くであり、添付の図面に示した実
施例の構成を説明する。図1はミッションケース内の駆
動スケルトンを示す図、図2は本考案の操向操作装置を
付設したミッションケース斜視図、図3は操向操作装置
の後面断面図、図4は〜図6は作動状態を示す断面図断
面図である。図1において、ミッションケース上段に設
けた主変速装置と副変速装置(図示せず)により変速さ
れた後に、中央に配設した大径ギア2に動力が伝えら
れ、該大ギア2の両側に左右対称に操向クラッチと操向
ブレーキが配設されている。即ち、大ギア2の左右側面
に操向ギア3・3が突設されており、該操向ギア3・3
に操向摺動体のクラッチ爪4・4が噛合・離脱可能とさ
れ、動力の伝達の断・接を行うようにして操向クラッチ
を構成している。また、操向摺動体には一体的に操向ブ
レーキ摩擦板5・5が付設されており、前記操向ギア3
とクラッチ爪4の噛合が切れた後に、操向ブレーキ摩擦
板5がミッションケース1側に固設したブレーキ板側へ
付勢されて制動開始すべく構成されている。該操向摺動
体には係合溝6・6を有しており、操向シフター7・7
が係合溝6・6に嵌装されるのである。8は車軸、9は
駆動スプロケットである。
【0006】上記ミッションケース1に本考案の操向操
作装置が付設されており、前記操向シフター7・7は図
2に示すように一端が回動軸10・10に固設され、該
回動軸10・10はミッションケース1より突出してシ
フター回動アーム11・11に固定され、互いに交差し
て上端でピストン12L・12R下端に当接され、バル
ブケース13上方に設けたステアリング操作具14の回
動方向と、操向シフター7・7の操作する方向を一致さ
せている。該ステアリング操作具14は中央が枢支軸1
5に枢支され、下端にロッド16が枢支され、該ロッド
16他端はレバー18上端に枢支され、該レバー18下
端はカム19と固定し、該カム19中央に回動軸19a
を設けて回動可能とし、該回動軸19aを中心としてレ
バー18を左右回動して緩旋回を行う位置にスイッチ2
2L・22Rの接点が配設されている。該スイッチ22
L・22Rは後述するソレノイド23L・23Rと接続
されている。前記カム19は略菱形状で左右対称に構成
され、該カム19下端が連結杆17の中央上部と当接さ
れ、該連結杆17の両側にはブレーキスプール20L・
20Rの一端が固定されている。
【0007】本考案の要部であるバルブケース13内の
構成は図3〜図6に示すように、バルブケース13内は
平行に二本の縦孔を穿設してシリンダー室13L・13
Rが形成され、それぞれのシリンダー室13L・13R
下部は連通されてタンク室13aとし、該シリンダー室
13L・13Rと平行で、かつ、略中間位置にバネ挿入
孔13dが穿設され、該バネ挿入孔13dにバネ24と
戻しピン25が挿入され、該戻しピン25上端は前記連
結杆17の中央下面と当接して連結杆17を上方へ付勢
している。前記シリンダー室13L・13Rにはブレー
キスプール20L・20R及びピストン12L・12R
が挿入され、ピストン12L・12Rの上昇位置での上
端に位置するシリンダー室13L・13R側面に電磁方
向切換弁Vの出力ポートと連通する油路13b・13c
が設けられ、前記タンク室13a中央にタンクポートT
が設けられている。前記電磁方向切換弁Vは4ポート3
位置切り換え型の電磁バルブであり、前記スイッチ22
RがONするとソレノイド23Rが作動してスプールを
右へ押し、油路13bへ圧油を送油し、スイッチ22L
がONされると油路13cへ送油されるのである。そし
て、バルブケース13上面と下面に蓋体30・31が固
定されている。
【0008】バルブケース13内は左右対称に構成され
ているので、一側について説明すると、ブレーキスプー
ル20は上下に分割されて下体20bの突出部を上体2
0a底部に設けた凹部に挿入してピンにて固定して一体
化され、上体20aの下部側面にはくびれ部20cが形
成され、下体20bの中央よりやや下方位置に断面視T
字状の側面と下面の間を連通する連通孔20dが穿設さ
れ、上体20a上部の直径をD2、下体20bの直径を
D1として、D1<D2となるように構成され、上体2
0aの上端は連結杆17に固定され、下体20bはピス
トン12に挿入されている。
【0009】該ピストン12は上部を中空としてスライ
ド孔12aを穿設して前記下体20bを嵌挿し、該スラ
イド孔12a下端は断面視逆T字状として外側面と連通
し、該スライド孔12aが位置する下部外側面にバネ3
5が外嵌され、ピストン12下端の突出量を調節するた
めのボルト36を螺装して蓋体31を貫通して前記シフ
ター回動アーム11に当接させている。このような構成
において、ステアリング操作具14が直進(中立)位置
では図3のように方向切換弁Vが切り換えられず、圧油
はタンク側へ流れ、ピストン12は動かされないのであ
る。ステアリング操作具14を右側へ少し傾倒して緩旋
回を行う場合は、図4に示すようにその傾倒によりロッ
ド16を介してレバー18が回動されてスイッチ22R
に当接してONし、方向切換弁Vのソレノイド23Rが
作動して油路13bへ圧油を送油するのである。このと
きカム19も回動されるが、略菱形の為連結杆17は未
だ押されずブレーキスプール20L・20Rは下降しな
い。そして、圧油が油路13bからシリンダー室13R
に送られるので、ピストン12Rが下降され、ピストン
12Rの上端がブレーキスプール20Rの連通孔20d
まで下降すると圧油は該連通孔20dを介してタンク室
13aに入りタンクポートTへ送油され、ピストン12
Rはこの位置に維持され、シフター回動アーム11の回
動にて操向クラッチのみ切られて緩旋回が行われるので
ある。
【0010】そして、更にステアリング操作具14を傾
倒すると、図5のように、カム19が回動されて連結杆
17が下方に押されてブレーキスプール20Rが下降さ
れ、連通孔20dがスライド孔12aにて閉じられて、
図6のごとく圧油によりピストン12Rが更に下降し、
シフター回動アーム11の回動にて操向ブレーキが制動
され急旋回が行われるのである。このときリンダー室1
3R内において、ブレーキスプール20Rのシリンダー
室に面する上体20a下面部が受ける油圧による力と下
体20b上面部が受ける油圧による力はその面積に比例
するから、直径が大きい(D1<D2)上体20aの方
に高い油圧による力が作用し、ブレーキスプール20R
に反操作方向の力として作用しステアリング操作具14
へも反作用するのである。そして、ステアリング操作具
14を直進に戻すとスイッチ22rはOFFとなって方
向切換弁Vは中立となって圧油は送油されず、ピストン
12Rはバネ35の付勢力により上昇され、連結杆17
及びブレーキスプール20Rは戻しバネ24の付勢力に
より元の位置に戻されるのである。
【0011】左旋回の場合は、前記と逆方向にステアリ
ング操作具14が傾倒され、ブレーキスプール20Lや
ピストン12L等は前記同様に下降され、同様に作用し
て緩旋回及び急旋回が行われるのである。
【0012】
【考案の効果】以上のような構成により、第一の効果と
して、左右のブレーキスプールを連結杆にて連結し、該
連結杆とステアリング操作具を連結したので、ブレーキ
スプールを操作するためのリンク機構が一系統で済み、
操作機構を簡略化することができたのである。また、連
結杆を戻すためのバネも一つで済み、このバネを保持す
るバネ受けも不要となったのである。
【0013】第二の効果として、操向クラッチの操作
後、操向ブレーキを作動させる時、シリンダー室に作用
する圧油はブレーキスプールの上体の受圧面積が下体の
受圧面積よりも大きいので、ブレーキスプール自身に反
操作方向の圧力を受けるようになり、バネの付勢力を大
きく設定する必要がなくなり、また、油孔を閉鎖してシ
リンダー室内の油圧が高められる程、ブレーキスプール
に作用する反操作方向の力か大きくなるので、オペレー
ターがステアリング操作具を通じて操向ブレーキの効き
具合を体感できるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミッションケース内の駆動スケルトンを示す図
である。
【図2】本考案の操向操作装置を付設したミッションケ
ース斜視図である。
【図3】操向操作装置の後面断面図である。
【図4】緩旋回の状態を示す操向操作装置の一側後面断
面図である。
【図5】操向操作具を更に傾倒した状態の操向操作装置
の一側後面断面図である。
【図6】急旋回の状態を示す操向操作装置の一側後面断
面図である。
【符号の説明】
V 方向切換弁 12L・12R ピストン 12a スライド孔 13L・13R シリンダー室 14 ステアリング操作具 17 連結杆 20L・20R ブレーキスプール 20a 上体 20b 下体 20d 連通孔 24 バネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の操向装置の操向クラッチと操向ブ
    レーキをそれぞれ独立的に設け、操向クラッチと操向ブ
    レーキを順に作動させる油圧シリンダーの中空ピストン
    内にブレーキスプールを配置し、方向切換弁の切り換え
    によって一方のシリンダー室にポンプ圧油を供給し、ピ
    ストンが操向クラッチ作動位置まで伸長するとシリンダ
    ー室がタンク側に連通する連通孔をブレーキスプールに
    設け、該ブレーキスプールをステアリング操作具によ
    り、油連通孔を閉じる方向にピストン内を摺動すべく構
    成したものにおいて、左右に並列させたブレーキスプー
    ルの一端を連結杆にて一体連結し、該連結杆とステアリ
    ング操作具を連係し、前記ブレーキスプールを解除側へ
    付勢するバネを、左右のシリンダー室の間に配置したこ
    とを特徴とする操向操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の操向操作装置において、
    シリンダー室に面するブレーキスプールの上体の受圧面
    積を、ピストン内を摺動するブレーキスプールの下体の
    受圧面積よりも大にしたことを特徴とする操向操作装
    置。
JP407291U 1991-01-14 1991-01-14 操向操作装置 Expired - Lifetime JPH079740Y2 (ja)

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JPH0495569U JPH0495569U (ja) 1992-08-19
JPH079740Y2 true JPH079740Y2 (ja) 1995-03-08

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