JPH07980B2 - ヘッドボックス昇降型ブラインドの昇降装置 - Google Patents

ヘッドボックス昇降型ブラインドの昇降装置

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JPH07980B2
JPH07980B2 JP62217441A JP21744187A JPH07980B2 JP H07980 B2 JPH07980 B2 JP H07980B2 JP 62217441 A JP62217441 A JP 62217441A JP 21744187 A JP21744187 A JP 21744187A JP H07980 B2 JPH07980 B2 JP H07980B2
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孟美 立川
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明はヘッドボックスを昇降することによりスラッ
トを昇降するヘッドボックス昇降型ブラインドに関する
ものである。
(従来の技術) 従来、例えば二重ガラスサッシに内蔵されたブラインド
の一種類として、ヘッドボックスを昇降操作することに
よりスラットを昇降するようにしたブラインドが実用化
されている。このようなブラインドではサッシの竪框内
に設けられた昇降装置にヘッドボックスを片持ち支持
し、その昇降装置を操作することによりヘッドボックス
を昇降するようになっていた。
しかし、上記のような昇降装置ではヘッドボックスを片
持ち支持するため、同ヘッドボックスを常に水平方向に
保持することは容易ではなく、ヘッドボックスの傾きに
ともなうスラットの傾きは美観上好ましくないという問
題点があった。そこで、サッシの両側竪框に昇降装置を
内蔵してヘッドボックス両端を支持し、その昇降装置を
連動させることによりヘッドボックスを昇降可能とした
ブラインドも提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記のようにサッシの両側竪框にヘッドボッ
クスの昇降装置を内蔵してその昇降装置を連動させるた
めにはその構造が複雑となるとともに、そのような昇降
装置を収納するサッシの各框も大型化し近年のサッシの
薄型化に相反するという問題点があった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解決するために、サッシの竪框
内に設けた昇降装置でヘッドボックスを昇降することに
よりスラットを昇降するヘッドボックス昇降型ブライン
ドにおいて、ヘッドボックス4の両端にはガイドローラ
7,8を回転可能に支持し、上端を一方の竪框2上部に固
定した第一のガイドコード9を一方のガイドローラ7の
下方及び他方のガイドローラ8の上方を経てその下端を
他方の竪框3下部に固定し、上端を他方の竪框3上部に
固定した第二のガイドコード10を他方のガイドローラ8
の下方及び一方のガイドローラ7の上方を経てその下端
を一方の竪框2下部に固定して両ガイドコード9,10を緊
張し、一方の竪框2内に張設した昇降コード12にヘッド
ボックス4の一端を連結し、前記昇降コード12が張設さ
れた側の竪框2内にはヘッドボックス4の自重降下に伴
う昇降コード12の移動を阻止するストッパ装置13を備え
るとともに同昇降コード12を竪框2外から操作可能と
し、更に前記ストッパ装置13を、竪框2に固定された支
軸14と、その支軸14に外嵌され、かつ所定以上の力が加
わった場合にのみ前記支軸14に対して回動可能となるク
ラッチ内環15と、そのクラッチ内環15に外嵌され、クラ
ッチ内環15と協働してヘッドボックス4の上昇方向への
移動に伴う昇降コード12の移動を許容する一方、ヘッド
ボックス4の下降方向への移動に伴う昇降コード12の移
動を阻止するクラッチ外環16と、そのクラッチ外環16と
一体回転可能に設けられ、前記昇降コード12が掛装され
たプーリ17とから構成したものである。
(作用) 上記手段により、昇降コード12を操作するとヘッドボッ
クス4は両ガイドコード9,10により常に水平方向に保持
された状態で昇降され、操作後はストッパ装置13で所望
位置に保持される。又、両ガイドコード9,10は、ヘッド
ボックス4の両端に設けられた一対のガイドローラ7,8
のみに掛装されているため、ガイドローラ7,8を必要最
小限だけ設ければよく、ヘッドボックス4の製造コスト
が低減されるとともにヘッドボックス4が小型化及び軽
量化される。
更に、ヘッドボックス4の上昇時にはクラッチ外環16は
クラッチ内環15に対して自由回転するためヘッドボック
ス4を容易に上昇させることができる。一方、昇降コー
ド12を操作していない場合にはヘッドボックス4の自重
によりクラッチ外環16はクラッチ内環15に対して摩擦力
等によって回転不能となって所望位置に保持される。こ
の時、所定以上の力を加えると支軸14に対してクラッチ
内環15が回転してヘッドボックス4が下降される。この
ようなストッパ装置13は昇降コード12のどの部分に設け
てもよいため、汎用性に優れたものとなる。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明すると、第1図に示す二重ガラスサッシ1は両側の竪
框2,3間でヘッドボックス4が昇降可能に内蔵され、そ
のヘッドボックス4からラダーコード5を介して多数段
のスラット6が吊下支持されている。そして、ヘッドボ
ックス4が下降されるとサッシ1下部に下段のスラット
6から順次積層されて畳み込まれ、ヘッドボックス4の
上昇にともなって上段のスラット6から引上げられるよ
うになっている。
ヘッドボックス4の両端にはガイドローラ7,8が回転可
能に支持され、各ガイドローラ7,8には上下両端を前記
各竪框2,3に固定した第一及び第二のガイドコード9,10
がそれぞれ掛装されている。すなわち、第一のガイドコ
ード9はその上端が一方の竪框2上部に固定されるとと
もに一方のガイドローラ7の下方及び他方のガイドロー
ラ8の上方を経てその下端が他方の竪框3下部に固定さ
れ、第二のガイドコード10はその上端が他方の竪框3上
部に固定されるとともにガイドローラ8の下方及びガイ
ドローラ7の上方を経てその下端が一方の竪框2下部に
固定されている。従って、上記のように第一及び第二の
ガイドコード9,10がガイドローラ7,8に掛装されて緊張
されると、ヘッドボックス4は常に水平方向に保持され
た状態で昇降される。
一方の竪框2内の上下両端部にはプーリ11が回転可能に
支持され、そのプーリ11間には無端状の昇降コード12が
掛装されている。その昇降コード12には前記ヘッドボッ
クス4の一端が接続され、同昇降コード12をプーリ11間
で移動させることによりヘッドボックス4を昇降可能と
なっている。
竪框2上部にはヘッドボックス4の自重降下を防止する
ストッパ装置13が設けられている。その構造を第10図に
従って説明すると、ストッパ装置13は支軸14の基端が竪
框2に固定され、その支軸14にワンウェイクラッチ機構
(図示しない)を内蔵したクラッチ内環15及びクラッチ
外環16が嵌合され、そのクラッチ外環16にプーリ17が嵌
着されている。また、支軸14先端には摩擦板18が固着さ
れ、クラッチ内環15のフランジ部15aは支軸14基端を支
点としたコイルスプリング19の付勢力により摩擦板18に
圧接されている。
このように構成されたストッパ装置13にはそのプーリ17
に昇降コード12が1回り巻かれ、ヘッドボックス4の引
上げ操作にともなう昇降コード12の移動でプーリ17が回
転されるときにはクラッチ外環16がクラッチ内環15に対
し自在に回転可能となり、同プーリ17がヘッドボックス
4の下降操作にともなう昇降コード12の移動でプーリ17
が回転されようとするとクラッチ外環16がクラッチ内環
15に対し回転不能となり、摩擦板18を支点として昇降コ
ード12が移動不能に保持される。なお、クラッチ内環15
と摩擦板18との摩擦力以上の力で昇降コード12を操作す
ればヘッドボックス4を下降操作可能となっている。
第1図に示すように、竪框2の上下方向中央部には操作
孔20が形成され、その操作孔20には操作ボックス21が上
下に移動可能に支持されている。そして、操作ボックス
21には前記昇降コード12が挿通され、その操作ボックス
21を操作することにより昇降コード12を移動させてヘッ
ドボックス4を昇降操作可能となっている。その操作ボ
ックス21の構造を次に説明する。
第2図に示すように、操作ボックス21は竪框2に形成さ
れた操作孔20の範囲内で上下に摺動操作可能に設けら
れ、同操作ボックス21にはその前面を延長するように密
封板22が取着され、操作ボックス21とともに操作孔20に
沿って摺動して、操作孔20の開口部を常に閉鎖してサッ
シ1内外を密封するようになっている。
操作ボックス21の天板及び底板には挿通孔23が形成さ
れ、その挿通孔23間に前記昇降コード12が挿通されてい
る。操作ボックス21内の後部には上下に一対の固定ロー
ラ24a,24bが回転可能に支持され、その固定ローラ24a,2
4bの外周面には滑り止めのための凹凸が形成されてい
る。操作ボックス21の前部内側面上下には前記固定ロー
ラ24a,24b方向にそれぞれ延設される一対の斜面25a,25b
が形成され、その斜面25a,25bには階段状の凹凸が形成
されている。
上部固定ローラ24aの上方及び下部固定ローラ24bの下方
には操作ボックス21の前後内側面に両端が支持される位
置規制軸26が設けられ、その位置規制軸26と固定ローラ
24a,24b及び斜面25a,25bとで覆われる空間に可動ローラ
27a,27bがそれぞれ配設されている。そして、前記昇降
コード12はそれぞれ上部固定ローラ24aと上部可動ロー
ラ27aとの間及び下部固定ローラ24bと下部可動ローラ27
bとの間に挿通され、可動ローラ27a,27bは昇降コード12
の上下動にともない斜面25a,25bに沿って位置規制軸26
と各固定ローラ24a,24bとの間で移動可能となってい
る。
すなわち、上部可動ローラ27aは昇降コード12が操作ボ
ックス21に対し相対的に上方へ移動されると斜面25aに
沿って上方へ移動して昇降コード12の移動にともなって
空回り可能な状態となり、昇降コード12が下方へ相対移
動されると斜面25aに沿って下方へ移動して同昇降コー
ド12を上部固定ローラ24aとの間で挟着する。また、下
部可動ローラ27bは昇降コード12が下方へ相対移動され
ると斜面25bに沿って下方へ移動して昇降コード12の移
動にともなって空回り可能な状態となり、昇降コード12
が上方へ相対移動されると斜面25bに沿って上方へ移動
して同昇降コード12を下部固定ローラ24bとの間で挟着
するようになっている。従って、各固定ローラ24a,24b
及び可動ローラ27a,27bは操作ボックス21に対する昇降
コード12の相対移動を阻止する係合手段として作用す
る。
操作ボックス21の前板中央部にはカム軸28が回転可能に
支持され、そのカム軸28には前方へ突出される操作つま
み29の基端が回動可能に支持されている。そして、操作
つまみ29を持って操作することにより操作ボックス21を
操作孔20の範囲内で上下動操作可能となっている。
カム軸28の基端には操作ボックス21内へ突出するカム30
が設けられ、そのカム30にはカム当接部31a,31bが同カ
ム30を上下方向から挟むように当接している。そのカム
当接部31a,31bは前記可動ローラ27a,27bをそれぞれ押圧
する押圧棒32a,32bの基端に設けられたものであり、押
圧棒32a,32bは操作ボックス21内側面から突出される支
持片33に上下動可能に支持され、支持片33とカム当接部
31a,31bとの間にはコイルスプリング34がそれぞれ配設
されて、支持片33を支点としたコイルスプリング34の付
勢力によりカム当接部31a,31bが常にカム30に当接する
ようになっている。そして、第2図及び第4図に示すよ
うにカム30がカム軸28の下部に位置する状態では下部押
圧棒32b先端が下部可動ローラ27bを下方へ押圧するの
で、この状態では下部可動ローラ27bと下部固定ローラ2
4bとによる昇降コード12の挟着動作が阻止され、この状
態からカム軸28を180度回転させて第3図及び第5図に
示すようにカム30がカム軸28の上部に位置する状態では
上部押圧棒32a先端が上部可動ローラ27aを上方へ押圧す
るので、この状態では上部可動ローラ27aと上部固定ロ
ーラ24aとによる昇降コード12の挟着動作が阻止される
ようになっている。従って、カム30及び押圧棒32a,32b
は操作ボックス21に対する昇降コード12の相対移動方向
を選択する選択解除手段として作用する。
第6図に示すように、操作ボックス21前面にはカム軸28
支持部から下方に向かって凹部35が形成されている。そ
して、第4図あるいは第5図に示すようにカム30をカム
軸28の上部あるいは下部に位置させた状態では操作つま
み29を下方へ回動して凹部35内へ収納可能となってい
る。
前記凹部35の上方には長孔状の表示孔36が形成され、そ
の表示孔36には前記上部カム当接部31aから表示片37が
突出されている。従って、表示孔36内における表示片37
の位置に基いてカム30の位置、すなわちいずれの可動ロ
ーラの作動が規制されているかが表示されるようになっ
ている。
ヘッドボックス4内には同ヘッドボックス4の昇降に基
いてスラット6を角度調節する角度調節装置38が設けら
れている。その角度調節装置を次に説明すると、第7図
に示すようにヘッドボックス4内には六角棒状の角度調
節軸39が回転可能に支持され、その角度調節軸39に前記
ラダーコード5上端が支持されて、同角度調節軸39の回
転に基いてラダーコード5が駆動されることにより各ス
ラット6が角度調節されるようになっている。角度調節
軸39の長手方向中間部には変換軸40が嵌着固定され、そ
の変換軸40の外周面には螺旋溝41がその全長に亘って形
成されている。
ヘッドボックス4内で移動可能に設けられた作動ボック
ス42は中央部にナット43が嵌合固定され、そのナット43
に前記変換軸40が螺入されている。従って、ヘッドボッ
クス4内における作動ボックス42の往復動はナット43及
び変換軸40の作用により角度調節軸39の回転運動に変換
されるようになっている。
作動ボックス42の上部には第一のガイドコード9との係
合手段としてそれぞれ一対ずつの固定ローラ44a,44b、
可動ローラ45a,45b、斜面46a,46b、位置規制軸47が設け
られ、作動ボックス42の移動方向両側にはヘッドボック
ス4内側面から係合解除手段としての押圧棒48a,48bが
所定間隔を隔てて突出されて、作動ボックス42の移動に
基いて可動ローラ45a,45bを押圧可能となっている。そ
して、対向する可動ローラと固定ローラとの間に第一の
ガイドコード9が挿通されている。
次に、上記のように構成されたヘッドボックス昇降型ブ
ラインドの作用を説明する。
さて、このブラインドのスラット6を下降させる場合に
は、まず操作つまみ29を操作してカム軸28を回転させ、
第2図及び第4図に示すようにカム30を移動させて下部
押圧棒32bで下部可動ローラ27bを下方へ押圧した状態と
する。この状態で操作つまみ29を持って操作ボックス21
を上方へ引上げる。すると、操作ボックス21内で昇降コ
ード12は下方へ相対移動しようとするため、第2図に示
すように上部可動ローラ27aが斜面25aに沿って下降して
上部固定ローラ24aとの間に昇降コード12を挟着する。
この状態では昇降コード12の下方への相対移動が阻止さ
れるので、同昇降コード12は操作ボックス21とともに上
方へ引上げられる。なお、このとき前記ストッパ装置13
の摩擦力に抗して昇降コード12を移動させる操作力が必
要である。
操作ボックス21を操作孔20上縁まで引上げた後には同操
作ボックス21を下縁まで引下げる。このとき、操作ボッ
クス21内における昇降コード12の上方への相対移動は自
在であるので、昇降コード12を移動させることなく操作
ボックス21だけが引下げられる。そして、操作孔20下縁
から操作ボックス21を引上げれば同操作ボックス21とと
もに昇降コード12が引上げられ、このような操作を繰返
すことにより昇降コード12を移動させてヘッドボックス
12及び各スラット6を下降させることができる。
一方、スラット6を引上げる場合には、まず操作つまみ
29を操作してカム軸28を回転させ、第3図及び第5図に
示すようにカム30を移動させて上部押圧棒32aで上部可
動ローラ27aを上方へ押圧した状態とする。この状態で
操作つまみ29を持って操作ボックス21を下方へ押し下げ
る。すると、操作ボックス21内で昇降コード12は上方へ
相対移動しようとするため、第3図に示すように下部可
動ローラ27bが斜面25bに沿って上昇して下部固定ローラ
24bとの間に昇降コード12を挟着する。この状態では昇
降コード12の上方への相対移動が阻止されるので、同昇
降コード12は操作ボックス21とともに下方へ押し下げら
れる。
操作ボックス21を操作孔20下縁まで押し下げた後には同
操作ボックス21を操作孔20上縁まで引上げる。このと
き、操作ボックス21内における昇降コード12の下方への
相対移動は自在であるので、昇降コード12を移動させる
ことなく操作ボックス21だけが引上げられる。そして、
操作孔20上縁から操作ボックス21を押し下げれば同操作
ボックス21とともに昇降コード12が押し下げられ、この
ような操作を繰返すことにより昇降コード12を移動させ
てヘッドボックス4及び各スラット6を引上げることが
できる。
また、ヘッドボックス4の昇降に伴って同ヘッドボック
ス4内で第一及び第二のガイドコード9,10がそれぞれ逆
方向へ移動される。このとき、例えば第8図に示すよう
に操作ボックス21内の可動ローラ45a,45bがいずれも押
圧棒48a,48bに押圧されていない状態で第一のガイトコ
ード9が矢印A方向すなわちヘッドボックス4引上げ方
向へ移動されると、右部可動ローラ45aが同方向へ移動
されて右部固定ローラ44aとの間に第一のガイドコード
9を挟着する。すると、作動ボックス42に対する第一の
ガイドコード9の同方向への相対移動が阻止されるの
で、第一のガイドコード9とともに作動ボックス42が同
方向へ移動され、この作動ボックス42の移動にともなっ
て角度調節軸39が回転され、スラット6が角度調節され
る。
作動ボックス42が矢印A方向へ移動されて、第7図に示
すように右部可動ローラ45aが押圧棒48aに当接すると、
両ローラ44a,45aによる昇降コード12の挟着が解除さ
れ、第一のガイドコード9だけが同方向へ移動可能な状
態となってヘッドボックス4が引上げられる。
一方、第7図に示す状態からヘッドボックス4が引下げ
られて第一のガイドコード9が矢印B方向へ移動される
と、左部可動ローラ45bが移動されて左部固定ローラ44b
との間に第一のガイドコード9を挟着する。すると、作
動ボックス42に対する第一のガイドコード9の同方向へ
の相対移動が阻止されるので、第一のガイドコード9と
ともに作動ボックス42が同方向へ移動され、この作動ボ
ックス42の移動にともなって角度調節軸39が回転され、
スラット6が角度調節される。そして、作動ボックス42
が矢印B方向へ移動されて、第9図に示すように左部可
動ローラ45bが押圧棒48bに当接すると、両ローラ44b,45
bによる挟着が解除され、第一のガイドコード9だけが
同方向へ移動可能な状態となってヘッドボックス4及び
スラット6が引下げられる。従って、この角度調節装置
38では両可動ローラ45a,45bが押圧棒48a,48bのいずれに
も当接していない状態では作動ボックス42が第一のガイ
ドコード9と一体に移動して角度調節軸39を回転させ、
作動ボックス42が両押圧棒48a,48b間で一方から他方へ
移動する間に各スラット6は180度回動されるように設
定されている。
以上のようにこのヘッドボックス昇降型ブラインドは、
上下両端が前記各竪框2,3に固定された第一及び第二の
ガイドコード9,10がヘッドボックス4両端のガイドロー
ラ7,8に掛装され、一方の第一のガイドコード9はその
上端が一方の竪框2上部に固定されるとともに一方のガ
イドローラ7の下方及び他方のガイドローラ8の上方を
経てその下端が他方の竪框3下部に固定され、第二のガ
イドコード10はその上端が他方の竪框3上部に固定され
るとともにガイドローラ8の下方及びガイドローラ7の
上方を経てその下端が一方の竪框2下部に固定されてい
るので、ガイドコード9,10が緊張された状態で張設され
るとヘッドボックス4は常に水平方向に保持される。そ
して、ヘッドボックス4一側を自重降下防止用のストッ
パ装置13を備えた無端状の昇降コード12で駆動すること
により簡単な構成でヘッドボックス4を常に水平方向に
保持した状態で昇降することができる。更に、第一及び
第二のガイドコード9,10はヘッドボックス4の両端に設
けられた一対のガイドローラ7,8に掛装されている。即
ち、ガイドコードが2本あるにも拘わらずそのガイドコ
ード9,10を、2個のガイドローラ7,8にのみ掛装してい
る。従って、ヘッドボックス4には2個のガイドローラ
7,8だけを設ければよいため、ヘッドボックス4を低コ
ストで製作することができるとともにヘッドボックス4
を小型化することができる。
また、昇降コード12の操作は操作つまみ29を回転操作し
て押圧棒32a,32bの一方で可動ローラ27a,27bの一方を押
圧した状態で、操作ボックス21を操作孔20の範囲で上下
に往復動させることによりヘッドボックス4の上昇ある
いは下降方向のいずれにも操作可能である。そして、操
作ボックス21を往復動させることにより操作孔20の大き
さで限定される操作ボックス21の短い操作ストロークで
ヘッドボックス4の昇降ストロークを確保することがで
きる。従って、ヘッドボックス4の昇降ストロークに関
わらず操作孔20を小さくすることができるので、同操作
孔20部分の気密性を向上させることができる。なお、こ
のようなヘッドボックス昇降装置は、ボトムレールを昇
降してスラットを昇降する通常のブラインドの昇降装置
に応用することもできる。
また、このヘッドボックス昇降型ブラインドのスラット
角度調節装置38はヘッドボックス4の昇降にともなう第
一のガイドコード9のヘッドボックス4に対する相対移
動を利用して角度調節軸39を回転駆動するようにしてい
る。すなわち、第一のガイドコード9の直線移動をナッ
ト43及び変換軸40で回転運動に変換して角度調節軸39を
回転駆動している。そして、第一のガイドコード9が所
定距離移動された後は第一のガイドコード9の移動にと
もなう作動ボックス42の移動を阻止して第一のガイドコ
ード9のみを移動可能としている。従って、ヘッドボッ
クス4の昇降にともなう第一のガイドコード9のヘッド
ボックス4に対する相対移動を利用してスラット6を角
度調節することができるので、竪框2内にスラットの角
度調節装置を内蔵する必要がなく、スラット6が垂直方
向まで回動された後はそれ以上の回動を自動的に阻止し
てヘッドボックス4を昇降することができる。なお、こ
のようなスラット昇降装置はボトムレールを昇降してス
ラットを昇降する通常のブラインドに応用することもで
きる。
また、前記実施例では螺旋溝41を設けた変換軸40とナッ
ト43との作用により作動ボックスの往復移動を正逆回転
運動に変換したが、平板を捩った形状の変換軸を作動ボ
ックスに挿通して係合させ、その捩れに基づいて作動ボ
ックスの往復移動を正逆運動に変換し、その変換軸の両
端に角度調節軸を連結する構成としてもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば、昇降コード12
でヘッドボックス4一端を昇降することにより同ヘッド
ボックス4を常に水平方向に保持しながら昇降すること
ができるとともに、ストッパ装置13でヘッドボックス4
の自重降下を防止することができるので、ヘッドボック
ス昇降型ブラインドにおいて昇降装置を簡単な構造で実
現してサッシ1の竪框2,3を大型化することなく容易に
同竪框内に収納することができる。
又、この発明では、ガイドコード9,10が2本あるにも拘
わらず、そのガイドコード9,10を掛装するガイドローラ
7,8をヘッドボックス4に2個設けるだけでよいため、
ヘッドボックス4を低コストで製作することができると
共にヘッドボックス4の小型化及び軽量化を図ることが
できる。
更に、この発明では、昇降コード12のストッパ装置13を
竪框内の昇降コード12に沿ったどの部分に設けてもよい
ため、汎用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したヘッドボックス昇降型ブ
ラインドの概略図、第2図及び第3図はそのヘッドボッ
クス昇降装置を構成する操作ボックスの動作を示す断面
図、第4図及び第5図は操作ボックス内のカムの動作を
示す正面図、第6図は操作ボックスの正面図、第7図、
第8図及び第9図はスラット角度調節装置の動作を示す
断面図、第10図はストッパ装置の断面図である。 二重ガラスサッシ1、竪框2,3、ヘッドボックス4、ガ
イドローラ7,8、第一のガイドコード9、第二のガイド
コード10、昇降コード12、ストッパ装置13、支軸14、ク
ラッチ内環15、クラッチ外環16、プーリ17。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシの竪框内に設けた昇降装置でヘッド
    ボックスを昇降することによりスラットを昇降するヘッ
    ドボックス昇降型ブラインドにおいて、ヘッドボックス
    (4)の両端にはガイドローラ(7,8)を回転可能に支
    持し、上端を一方の竪框(2)上部に固定した第一のガ
    イドコード(9)を一方のガイドローラ(7)の下方及
    び他方のガイドローラ(8)の上方を経てその下端を他
    方の竪框(3)下部に固定し、上端を他方の竪框(3)
    上部に固定した第二のガイドコード(10)を他方のガイ
    ドローラ(8)の下方及び一方のガイドローラ(7)の
    上方を経てその下端を一方の竪框(2)下部に固定して
    両ガイドコード(9,10)を緊張し、一方の竪框(2)内
    に張設した昇降コード(12)にヘッドボックス(4)の
    一端を連結し、前記昇降コード(12)が張設された側の
    竪框(2)内にはヘッドボックス(4)の自重降下に伴
    う昇降コード(12)の移動を阻止するストッパ装置(1
    3)を備えるとともに同昇降コード(12)を竪框(2)
    外から操作可能とし、更に前記ストッパ装置(13)を、
    竪框(2)に固定された支軸(14)と、その支軸(14)
    に外嵌され、かつ所定以上の力が加わった場合にのみ前
    記支軸(14)に対して回動可能となるクラッチ内環(1
    5)と、そのクラッチ内環(15)に外嵌され、クラッチ
    内環(15)と協働してヘッドボックス(4)の上昇方向
    への移動に伴う昇降コード(12)の移動を許容する一
    方、ヘッドボックス(4)の下降方向への移動に伴う昇
    降コード(12)の移動を阻止するクラッチ外環(16)
    と、そのクラッチ外環(16)と一体回転可能に設けら
    れ、前記昇降コード(12)が掛装されたプーリ(17)と
    から構成したことを特徴とするヘッドボックス昇降型ブ
    ラインドの昇降装置。
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