JPH0798274B2 - レ−ザ−照射による固形材の切断方法及びその装置 - Google Patents
レ−ザ−照射による固形材の切断方法及びその装置Info
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- JPH0798274B2 JPH0798274B2 JP61306150A JP30615086A JPH0798274B2 JP H0798274 B2 JPH0798274 B2 JP H0798274B2 JP 61306150 A JP61306150 A JP 61306150A JP 30615086 A JP30615086 A JP 30615086A JP H0798274 B2 JPH0798274 B2 JP H0798274B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、低出力のレーザーによって同一切断位置を
繰返し溶断することにより、大出力レーザーで切断した
場合と同等の結果が得られるようにしたレーザー照射に
よる固形材の切断方法及びその装置に関する。
繰返し溶断することにより、大出力レーザーで切断した
場合と同等の結果が得られるようにしたレーザー照射に
よる固形材の切断方法及びその装置に関する。
固形材のうち、特に鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンク
リート、ファイバー鉄筋コンクリート、ファイバーコン
クリート、コンクリート、モルタルおよびそれらを用い
た構造物等をレーザービームによって切断し解体する実
際例は未だほとんど見られず、現在においては実験室的
階段にある。また、現在行われている切断方法は、切断
性能を向上させる要因であるレーザー出力、切断速度、
集光レンズ又は集光ミラーの焦点距離、焦点を合わせる
位置、レーザービームモード(強度分布)、アシストガ
スの圧力とその種類等をパラメータとし、これらのパラ
メータをそれぞれ変化させて組合わせ、切断を行ってい
る。但し、これらの切断方法は、レーザー切断装置を、
その焦点位置を切断深さ方向に一定として一方向へ移動
させることにより対象物を切断している。このような方
法で切断する装置としては、第5図に示す特開昭59−19
4805号公報に開示されたものがある。この概要を説明す
ると、図においてレーザービーム1は図外のレーザー発
振器から発射され、トーチ部2を経て被切断物であるコ
ンクリート材3を照射する。Pはレーザービーム1のほ
ぼ焦点となる照射点で、コンクリート材3はここから内
部へ向って溶融する。そしてこの溶融物へは補給材であ
るMgO等がノズル4を介して補給材供給装置5から供給
され、溶融したコンクリートと混合して冷却後に脆い溶
滓6となる。この溶滓は溶断により生じた溝7に貯まる
ので、ワイヤブラシ8を回転させて除去する。溶滓を除
去した溝7にはコンクリート材3を破断するための破砕
剤9が装入される。
リート、ファイバー鉄筋コンクリート、ファイバーコン
クリート、コンクリート、モルタルおよびそれらを用い
た構造物等をレーザービームによって切断し解体する実
際例は未だほとんど見られず、現在においては実験室的
階段にある。また、現在行われている切断方法は、切断
性能を向上させる要因であるレーザー出力、切断速度、
集光レンズ又は集光ミラーの焦点距離、焦点を合わせる
位置、レーザービームモード(強度分布)、アシストガ
スの圧力とその種類等をパラメータとし、これらのパラ
メータをそれぞれ変化させて組合わせ、切断を行ってい
る。但し、これらの切断方法は、レーザー切断装置を、
その焦点位置を切断深さ方向に一定として一方向へ移動
させることにより対象物を切断している。このような方
法で切断する装置としては、第5図に示す特開昭59−19
4805号公報に開示されたものがある。この概要を説明す
ると、図においてレーザービーム1は図外のレーザー発
振器から発射され、トーチ部2を経て被切断物であるコ
ンクリート材3を照射する。Pはレーザービーム1のほ
ぼ焦点となる照射点で、コンクリート材3はここから内
部へ向って溶融する。そしてこの溶融物へは補給材であ
るMgO等がノズル4を介して補給材供給装置5から供給
され、溶融したコンクリートと混合して冷却後に脆い溶
滓6となる。この溶滓は溶断により生じた溝7に貯まる
ので、ワイヤブラシ8を回転させて除去する。溶滓を除
去した溝7にはコンクリート材3を破断するための破砕
剤9が装入される。
以上のような諸部品が機枠10に列設されてレーザー切断
装置を構成し、この装置を矢印A方向へ移動しつつコン
クリート材の切断を行うようになっている。
装置を構成し、この装置を矢印A方向へ移動しつつコン
クリート材の切断を行うようになっている。
しかしながら、このような従来の切断方法においては、
レーザーの焦点位置をその切断深さ方向に変えることな
くレーザー切断装置を一方向に移動させることによりコ
ンクリート材を切断する方法であるため、この装置とこ
の方法によって切断加工性を大幅に向上するには、装置
の移動速度を遅くするかあるいはレーザー出力を大きく
するしかないことになる。そして装置の移動速度を遅く
すれば切断に時間がかかり、レーザー出力を大きくすれ
ばレーザー発振器および電源装置等が大型化し、工場等
の所定場所以外での作業には装置一式の現場への運搬が
困難となり、さらに装置は高額となる。
レーザーの焦点位置をその切断深さ方向に変えることな
くレーザー切断装置を一方向に移動させることによりコ
ンクリート材を切断する方法であるため、この装置とこ
の方法によって切断加工性を大幅に向上するには、装置
の移動速度を遅くするかあるいはレーザー出力を大きく
するしかないことになる。そして装置の移動速度を遅く
すれば切断に時間がかかり、レーザー出力を大きくすれ
ばレーザー発振器および電源装置等が大型化し、工場等
の所定場所以外での作業には装置一式の現場への運搬が
困難となり、さらに装置は高額となる。
また、レーザー出力を大きくすると安定した出力が得ら
れず、現在市販されているものはCO2レーザーで出力は1
0KWまで、その他のレーザーでは出力が3KW以下である。
れず、現在市販されているものはCO2レーザーで出力は1
0KWまで、その他のレーザーでは出力が3KW以下である。
この発明は、以上のような従来の問題点にかんがみてな
されたものであって、レーザーの焦点位置を切断深さ方
向に変えながら同一切断位置を繰返し溶断する方法とす
ることにより、上記問題点を解決することを目的として
いる。
されたものであって、レーザーの焦点位置を切断深さ方
向に変えながら同一切断位置を繰返し溶断する方法とす
ることにより、上記問題点を解決することを目的として
いる。
この発明は、レーザーを照射して固形材を切断するに際
し、同一切断位置を繰返し溶断するために、毎回の溶断
深さに応じてレーザービームの焦点位置を溶断深さ方向
に移動するとともに、毎回の溶断後に固形材が溶融して
生じる溶滓を除去清掃しつつ切断する固形材の切断方
法、及びこの方法の実施に際して使用する装置の発明と
して、レーザービームの焦点位置を固形材の切断位置に
沿う方向及び溶断深さ方向に移動可能に構成したレーザ
ー照射装置と、レーザービームの焦点位置へ向けてアシ
ストガスを吹付けるアシストガスノズルと、前記切断位
置に沿う方向において前記レーザービームの焦点位置よ
り後側に配置されてなり前記レーザー照射装置と一体に
前記切断位置に沿う方向に移動して溶断された固形材の
溶滓を除去清掃するための回転カッタ又はショットブラ
スト装置とを備えたレーザー切断装置としたものであ
る。
し、同一切断位置を繰返し溶断するために、毎回の溶断
深さに応じてレーザービームの焦点位置を溶断深さ方向
に移動するとともに、毎回の溶断後に固形材が溶融して
生じる溶滓を除去清掃しつつ切断する固形材の切断方
法、及びこの方法の実施に際して使用する装置の発明と
して、レーザービームの焦点位置を固形材の切断位置に
沿う方向及び溶断深さ方向に移動可能に構成したレーザ
ー照射装置と、レーザービームの焦点位置へ向けてアシ
ストガスを吹付けるアシストガスノズルと、前記切断位
置に沿う方向において前記レーザービームの焦点位置よ
り後側に配置されてなり前記レーザー照射装置と一体に
前記切断位置に沿う方向に移動して溶断された固形材の
溶滓を除去清掃するための回転カッタ又はショットブラ
スト装置とを備えたレーザー切断装置としたものであ
る。
先ずレーザービームの焦点位置を被切断物である固形材
の表面に設定して照射しつつレーザー切断装置を切断位
置に沿って移動させると、固形材には切断装置の移動速
さに反比例した深さに溶断された溝が形成される。この
とき、アシストガスノズルから溶断をアシストするため
のガスが溶断位置に吹付けられて、これにより鉄筋等の
溶融が早められ且つ溶融状態にある溶滓を吹き飛ばす
が、固形材が例えばコンクリート材である場合は、残り
の溶滓が溶断後に残留して冷却固化した溶滓が上記溝の
中に残り固着する。そこでこの固着した溶滓を除去清掃
する。次にレーザービームの焦点位置を清掃された溝の
底部に移動して照射しつつレーザー切断装置を前回と同
じ切断位置に沿って再び移動させると、上記溝はその底
部からさらに深く溶断されてより深い溝が形成される。
そこで再び生じた溶滓を前記手段によって除去する。次
にこのより深くなった溝の底部へレーザーの焦点位置を
設定し、同様な溶断を繰返すことにより、溶断された溝
の深さが固形材の裏面に達して固形材は切断される。こ
のように低出力レーザーによる溶断を繰返すことによ
り、大出力レーザーで切断した場合と同じ結果が得られ
る。そしてこの際、使用される装置は、レーザービーム
の焦点位置を移動可能とした手段を有する低出力のレー
ザー切断装置である。
の表面に設定して照射しつつレーザー切断装置を切断位
置に沿って移動させると、固形材には切断装置の移動速
さに反比例した深さに溶断された溝が形成される。この
とき、アシストガスノズルから溶断をアシストするため
のガスが溶断位置に吹付けられて、これにより鉄筋等の
溶融が早められ且つ溶融状態にある溶滓を吹き飛ばす
が、固形材が例えばコンクリート材である場合は、残り
の溶滓が溶断後に残留して冷却固化した溶滓が上記溝の
中に残り固着する。そこでこの固着した溶滓を除去清掃
する。次にレーザービームの焦点位置を清掃された溝の
底部に移動して照射しつつレーザー切断装置を前回と同
じ切断位置に沿って再び移動させると、上記溝はその底
部からさらに深く溶断されてより深い溝が形成される。
そこで再び生じた溶滓を前記手段によって除去する。次
にこのより深くなった溝の底部へレーザーの焦点位置を
設定し、同様な溶断を繰返すことにより、溶断された溝
の深さが固形材の裏面に達して固形材は切断される。こ
のように低出力レーザーによる溶断を繰返すことによ
り、大出力レーザーで切断した場合と同じ結果が得られ
る。そしてこの際、使用される装置は、レーザービーム
の焦点位置を移動可能とした手段を有する低出力のレー
ザー切断装置である。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1〜4図
はこの発明の実施例を示す図である。
はこの発明の実施例を示す図である。
先ず、構成を説明すると、第1図において、1はレーザ
ー切断装置で、2はそのレーザー照射装置としての加工
ヘッドである。この加工ヘッド2には反射ミラー,集光
ミラー4等が内設されていて、図外のレーザー発振器か
ら発射されたレーザービーム5を発射集光して固形材で
あるコンクリート材6へ照射するようになっている。
ー切断装置で、2はそのレーザー照射装置としての加工
ヘッドである。この加工ヘッド2には反射ミラー,集光
ミラー4等が内設されていて、図外のレーザー発振器か
ら発射されたレーザービーム5を発射集光して固形材で
あるコンクリート材6へ照射するようになっている。
7は加工ヘッド2の防護筒で、コンクリート6溶断時に
生じる粉塵や煙がレーザービームを遮りレーザーの能力
を低下させないために設けたもので、さらに空気吹込口
8からこの防護筒7内へ空気を吹込み、レーザービーム
5の径路へこれらのヒュームが侵入するのを防止してい
る。9はアシストガスノズルで、レーザービーム焦点位
置へ向けてO2等のアシストガスを吹付けて、コンクリー
ト中の鉄筋等の溶融を早めるとともに溶融状態にある溶
滓(ドロス)を吹飛ばすために設けたものである。ま
た、このドロスは冷却するとガラス状の固体の溶滓10と
なって、溶断によって形成された溝11を埋めるとともに
その壁面に固着する。そこで、この溶滓10を、レーザー
切断装置1に設けた回転カッタ12によって切削して粉砕
し、清掃装置13で吸収して外部へ排出するようになって
いる。
生じる粉塵や煙がレーザービームを遮りレーザーの能力
を低下させないために設けたもので、さらに空気吹込口
8からこの防護筒7内へ空気を吹込み、レーザービーム
5の径路へこれらのヒュームが侵入するのを防止してい
る。9はアシストガスノズルで、レーザービーム焦点位
置へ向けてO2等のアシストガスを吹付けて、コンクリー
ト中の鉄筋等の溶融を早めるとともに溶融状態にある溶
滓(ドロス)を吹飛ばすために設けたものである。ま
た、このドロスは冷却するとガラス状の固体の溶滓10と
なって、溶断によって形成された溝11を埋めるとともに
その壁面に固着する。そこで、この溶滓10を、レーザー
切断装置1に設けた回転カッタ12によって切削して粉砕
し、清掃装置13で吸収して外部へ排出するようになって
いる。
14はコンピュータ制御装置であって、図外のセンサーが
検知した溝11の深さhによって加工ヘッド2を溶断深さ
方向に移動させ、レーザービームの焦点位置を自動的に
制御する。15は図外の遠隔操作装置と連結する作動桿で
ある。
検知した溝11の深さhによって加工ヘッド2を溶断深さ
方向に移動させ、レーザービームの焦点位置を自動的に
制御する。15は図外の遠隔操作装置と連結する作動桿で
ある。
なお、本実施例においては、集光ミラー4によって集光
されるレーザービーム5の焦点距離は大きい溶断深さを
得るために約1mに設定されている。
されるレーザービーム5の焦点距離は大きい溶断深さを
得るために約1mに設定されている。
次に動作を説明する。
先ず、レーザービーム5の焦点位置がコンクリート材6
の表面に来るように加工ヘッド2を調整し、次いでレー
ザー切断装置1をコンクリート材の切断位置に沿って所
定の速度で移動させると、コンクリート材6には後述す
る移動速度に関連した深さh1に溶断された溝11が形成さ
れる。そして、この時生じるドロスは、アシストガスノ
ズル9から吹出すアシストガスで焦点位置近傍から吹と
ばされながら、溝11内で冷却してガラス状の溶滓となり
溝11の壁に固着する。固着した溶滓10は装置1と一体に
移動してくる回転カッタ12により切削粉砕されるととも
に清掃装置13に吸込まれて外部へ排出される。かくし
て、コンクリート材6の切断位置が、深さh1の溝11が形
成されるごとく溶断されると装置1は切断位置の切断開
始点に戻り、同時に図外のセンサが溝11の深さh1を検知
してその検知信号がコンピュータ制御装置14へ送られる
と、加工ヘッド2はこの装置14によって制御され、レー
ザービーム5の焦点位置が溝11の底部へ来るように深さ
方向に移動される。次いで、レーザー切断装置1は、再
び前回と同じコンクリート材6の切断位置を所定の速度
で移動し、移動に伴ってコンクリート材6をさらに溶断
し深さh1+h2の溝を形成するとともに、その溝内の溶滓
はさらにh2の距離だけ装置1から突出した回転カッタ12
によって切削粉砕され、清掃装置13によって排出され
る。
の表面に来るように加工ヘッド2を調整し、次いでレー
ザー切断装置1をコンクリート材の切断位置に沿って所
定の速度で移動させると、コンクリート材6には後述す
る移動速度に関連した深さh1に溶断された溝11が形成さ
れる。そして、この時生じるドロスは、アシストガスノ
ズル9から吹出すアシストガスで焦点位置近傍から吹と
ばされながら、溝11内で冷却してガラス状の溶滓となり
溝11の壁に固着する。固着した溶滓10は装置1と一体に
移動してくる回転カッタ12により切削粉砕されるととも
に清掃装置13に吸込まれて外部へ排出される。かくし
て、コンクリート材6の切断位置が、深さh1の溝11が形
成されるごとく溶断されると装置1は切断位置の切断開
始点に戻り、同時に図外のセンサが溝11の深さh1を検知
してその検知信号がコンピュータ制御装置14へ送られる
と、加工ヘッド2はこの装置14によって制御され、レー
ザービーム5の焦点位置が溝11の底部へ来るように深さ
方向に移動される。次いで、レーザー切断装置1は、再
び前回と同じコンクリート材6の切断位置を所定の速度
で移動し、移動に伴ってコンクリート材6をさらに溶断
し深さh1+h2の溝を形成するとともに、その溝内の溶滓
はさらにh2の距離だけ装置1から突出した回転カッタ12
によって切削粉砕され、清掃装置13によって排出され
る。
レーザー切断装置1がこのような溶断動作を繰返すこと
により溝11の深さは大きくなって、コンクリート材6は
切断位置において切断されることになる。
により溝11の深さは大きくなって、コンクリート材6は
切断位置において切断されることになる。
第2図に第2の実施例を示す(前記実施例と同一の部分
については同一の符号を付し、重複する説明を省く)。
この実施例は前記実施例における回転カッタ12の代わり
にブラストノズル17を設け、ここからサンド又はグリッ
ドを噴射してドロス10を吹とばし、このサンド又はグリ
ッドとドロスの混合した粉粒体を吸引管18を介して清掃
装置13内へ回収し、回収した粉粒体を圧縮空気によって
供給管19を介し再びブラストノズル17から噴射させるよ
うにしたものである。20は密閉用プレートであって、粉
粒体を吸引する際に、溝11を仕切って密閉空間21を画成
する。また、加工ヘッド2の動作及び同一切断位置を繰
返し溶断する方法等については前記第1の実施例と同様
である。
については同一の符号を付し、重複する説明を省く)。
この実施例は前記実施例における回転カッタ12の代わり
にブラストノズル17を設け、ここからサンド又はグリッ
ドを噴射してドロス10を吹とばし、このサンド又はグリ
ッドとドロスの混合した粉粒体を吸引管18を介して清掃
装置13内へ回収し、回収した粉粒体を圧縮空気によって
供給管19を介し再びブラストノズル17から噴射させるよ
うにしたものである。20は密閉用プレートであって、粉
粒体を吸引する際に、溝11を仕切って密閉空間21を画成
する。また、加工ヘッド2の動作及び同一切断位置を繰
返し溶断する方法等については前記第1の実施例と同様
である。
第3図に第3の実施例を示す。これは第2実施例におい
てサンドやグリッドを回収するための吸引管18を欠除し
たものであって、ブラスト材タンク22から供給管19を介
してブラストノズル17から噴射し、サンド等のブラスト
材は再使用しない。従って、構成は第2実施例よりさら
に簡単になっているが、この装置は吹飛ばされた粉塵が
作業環境において問題を生じない場合に使用されるもの
である。
てサンドやグリッドを回収するための吸引管18を欠除し
たものであって、ブラスト材タンク22から供給管19を介
してブラストノズル17から噴射し、サンド等のブラスト
材は再使用しない。従って、構成は第2実施例よりさら
に簡単になっているが、この装置は吹飛ばされた粉塵が
作業環境において問題を生じない場合に使用されるもの
である。
第4図は以上の実施例において、同一切断位置を繰返し
溶断を行った場合のレーザー出力と溶断された切断深さ
(前述の溝11の深さh1,h2,……)との関係を示す線図
であって、出力5KWのレーザーで2回溶断した場合の切
断深さ(1回切り値45mm,2回切り値85mm)は、出力10KW
のレーザーで1回溶断した場合の切断深さ(82mm)より
も大きいことを示している。(但し、いずれも装置の移
動速度は10cm/min)。すなわち、10KWを超えるような大
出力のレーザーで切断を行う必要がなく、5KW乃至10KW
未満の低出力レーザーで繰返し溶断を行えば、大出力レ
ーザーで切断した場合と同じ結果が得られることにな
る。なお、図は出力5KWのレーザーを用い、切断速度を1
0cm/minで2回溶断した場合の切断深さ(85mm)は、切
断速度5cm/minで1回溶断した場合の切断深さ(82mm)
よりも大きいことも示している。
溶断を行った場合のレーザー出力と溶断された切断深さ
(前述の溝11の深さh1,h2,……)との関係を示す線図
であって、出力5KWのレーザーで2回溶断した場合の切
断深さ(1回切り値45mm,2回切り値85mm)は、出力10KW
のレーザーで1回溶断した場合の切断深さ(82mm)より
も大きいことを示している。(但し、いずれも装置の移
動速度は10cm/min)。すなわち、10KWを超えるような大
出力のレーザーで切断を行う必要がなく、5KW乃至10KW
未満の低出力レーザーで繰返し溶断を行えば、大出力レ
ーザーで切断した場合と同じ結果が得られることにな
る。なお、図は出力5KWのレーザーを用い、切断速度を1
0cm/minで2回溶断した場合の切断深さ(85mm)は、切
断速度5cm/minで1回溶断した場合の切断深さ(82mm)
よりも大きいことも示している。
以上説明したように、この発明によれば、低出力レーザ
ーの繰返し溶断で、コンクリート材等の固形物の切断が
容易に行われ、大出力レーザーで切断した場合以上の結
果が得られる。従って、大出力のための大型の装置(レ
ーザー発振器,電源装置等)及び付帯設備を必要とせ
ず、安全対策上及びコスト上、きわめて有利であるとい
う効果が得られる。さらに、この発明のうち装置の発明
によれば、レーザービームの焦点位置へ向けてアシスト
ガスを吹付けるアシストガスノズルを設けているため、
溶断をアシストするためのアシストガスが溶断位置に吹
付けられて、これにより鉄筋等の溶融が早められて溶断
効果を高めるとともに、溶融状態にある溶滓を吹き飛ば
すから溶断溝内での固化溶滓量を低減させる効果があ
る。
ーの繰返し溶断で、コンクリート材等の固形物の切断が
容易に行われ、大出力レーザーで切断した場合以上の結
果が得られる。従って、大出力のための大型の装置(レ
ーザー発振器,電源装置等)及び付帯設備を必要とせ
ず、安全対策上及びコスト上、きわめて有利であるとい
う効果が得られる。さらに、この発明のうち装置の発明
によれば、レーザービームの焦点位置へ向けてアシスト
ガスを吹付けるアシストガスノズルを設けているため、
溶断をアシストするためのアシストガスが溶断位置に吹
付けられて、これにより鉄筋等の溶融が早められて溶断
効果を高めるとともに、溶融状態にある溶滓を吹き飛ば
すから溶断溝内での固化溶滓量を低減させる効果があ
る。
さらにこの装着の発明によれば、レーザー照射により溶
断した後に、レーザー照射に後続する回転カッタ又はシ
ョットブラスト装置により続けて溶滓を除去清掃するこ
とができるから、繰り返しての溶断作業には溶滓が邪魔
になることもなく好適な作業をすることができる効果も
ある。
断した後に、レーザー照射に後続する回転カッタ又はシ
ョットブラスト装置により続けて溶滓を除去清掃するこ
とができるから、繰り返しての溶断作業には溶滓が邪魔
になることもなく好適な作業をすることができる効果も
ある。
第1図は本発明に係る第1の実施例の概要図、第2図は
第2の実施例の概要図、第3図は第3の実施例の概要
図、第4図はレーザー出力と切断深さとの関係を示す線
図、第5図は従来例の概要図である。 2……レーザー照射装置(加工ヘッド)、5……レーザ
ービーム、6……固形材(コンクリート材)、10……溶
滓、12……回転カッタ、13……清掃装置、17……ブラス
トノズル、18……吸引管、19……供給管、13,17,18,19
……ショットブラスト装置。
第2の実施例の概要図、第3図は第3の実施例の概要
図、第4図はレーザー出力と切断深さとの関係を示す線
図、第5図は従来例の概要図である。 2……レーザー照射装置(加工ヘッド)、5……レーザ
ービーム、6……固形材(コンクリート材)、10……溶
滓、12……回転カッタ、13……清掃装置、17……ブラス
トノズル、18……吸引管、19……供給管、13,17,18,19
……ショットブラスト装置。
Claims (2)
- 【請求項1】レーザーを照射して固形材を切断するに際
し、同一切断位置を繰返し溶断するために、毎回の溶断
深さに応じてレーザービームの焦点位置を溶断深さ方向
に移動するとともに、毎回の溶断後に固形材が溶融して
生じる溶滓を除去清掃しつつ切断することを特徴とする
レーザー照射による固形材の切断方法。 - 【請求項2】レーザービームの焦点位置を固形材の切断
位置に沿う方向及び溶断深さ方向に移動可能に構成した
レーザー照射装置と、レーザービームの焦点位置へ向け
てアシストガスを吹付けるアシストガスノズルと、前記
切断位置に沿う方向において前記レーザービームの焦点
位置より後側に配置されてなり前記レーザー照射装置と
一体に前記切断位置に沿う方向に移動して溶断された固
形材の溶滓を除去清掃するための回転カッタ又はショッ
トブラスト装置とを備えたことを特徴とするレーザー照
射による固形材の切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61306150A JPH0798274B2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | レ−ザ−照射による固形材の切断方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61306150A JPH0798274B2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | レ−ザ−照射による固形材の切断方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63157778A JPS63157778A (ja) | 1988-06-30 |
| JPH0798274B2 true JPH0798274B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=17953654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61306150A Expired - Lifetime JPH0798274B2 (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | レ−ザ−照射による固形材の切断方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798274B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9507719D0 (en) * | 1995-04-13 | 1995-05-31 | Boc Group Plc | Machining of materials |
| DE19922169B4 (de) * | 1999-05-12 | 2005-06-30 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zum Trennen/Schneiden von Bauteilen, Werkstücken und/oder Probekörpern beliebiger Dicke, Größe und weiterer Abmessungen aus Beton, Werkstein und anderen mineralischen Baustoffen mit wirtschaftlich vertretbaren Trennungsgeschwindigkeiten |
| AU2003212424A1 (en) * | 2002-07-25 | 2004-02-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | System and method of laser drilling using a continuously optimized depth of focus |
| GB0222560D0 (en) * | 2002-09-28 | 2002-11-06 | British Nuclear Fuels Plc | Cutting of cementitous materials |
| US7057134B2 (en) | 2003-03-18 | 2006-06-06 | Loma Linda University Medical Center | Laser manipulation system for controllably moving a laser head for irradiation and removal of material from a surface of a structure |
| US7379483B2 (en) | 2003-03-18 | 2008-05-27 | Loma Linda University Medical Center | Method and apparatus for material processing |
| US7060932B2 (en) | 2003-03-18 | 2006-06-13 | Loma Linda University Medical Center | Method and apparatus for material processing |
| US7038166B2 (en) | 2003-03-18 | 2006-05-02 | Loma Linda University Medical Center | Containment plenum for laser irradiation and removal of material from a surface of a structure |
| US7880116B2 (en) | 2003-03-18 | 2011-02-01 | Loma Linda University Medical Center | Laser head for irradiation and removal of material from a surface of a structure |
| US7286223B2 (en) | 2003-03-18 | 2007-10-23 | Loma Linda University Medical Center | Method and apparatus for detecting embedded rebar within an interaction region of a structure irradiated with laser light |
| DE102005023715A1 (de) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung und Verfahren zum Einbringen eines Kanals in bestehendes Mauerwerk |
| JP2007230230A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-09-13 | Oyo Kogaku Kenkyusho | レーザー利用コンクリート切断装置 |
| EP2119527A1 (en) * | 2008-05-16 | 2009-11-18 | Kba-Giori S.A. | Method and system for manufacturing intaglio printing plates for the production of security papers |
| CN110130672A (zh) * | 2019-04-26 | 2019-08-16 | 湖南亘晟门窗幕墙有限公司 | 一种无屑拆窗器 |
| CN116648338A (zh) * | 2020-12-18 | 2023-08-25 | 国立研究开发法人海洋研究开发机构 | 混凝土构件的切割方法 |
| JP2024066245A (ja) * | 2022-11-01 | 2024-05-15 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 | 大型コンクリート部材の切断方法 |
| CN118989651A (zh) * | 2024-10-09 | 2024-11-22 | 安徽欢驰汽车科技有限公司 | 一种应用于钢材开卷加工线的激光切割单元 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2932427C2 (de) * | 1979-08-07 | 1985-10-03 | Francotyp - Postalia GmbH, 1000 Berlin | Kupplung für Frankiermaschinen |
| JPS61276792A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-06 | Kawasaki Steel Corp | 金属ストリツプの突合わせ溶接方法 |
-
1986
- 1986-12-22 JP JP61306150A patent/JPH0798274B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63157778A (ja) | 1988-06-30 |
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