JPH0798281A - パターン欠陥検出方法及びパターン欠陥検出装置 - Google Patents
パターン欠陥検出方法及びパターン欠陥検出装置Info
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- JPH0798281A JPH0798281A JP5324878A JP32487893A JPH0798281A JP H0798281 A JPH0798281 A JP H0798281A JP 5324878 A JP5324878 A JP 5324878A JP 32487893 A JP32487893 A JP 32487893A JP H0798281 A JPH0798281 A JP H0798281A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明のパターン欠陥検出方法及び装置は、被
検査物上のパターンの高さにばらつきがあり、パターン
エッジにノイズ的な凹凸があっても、多大な悪影響を及
ぼすパターンの欠陥を信頼性が高く高速に検出すること
を目的とする。 【構成】空間フィルタ12a・12bにより設計通りに
正確に形成されたパターンからの全ての光については空
間フィルタ12a・12bを透過できなくする。しか
し、異常を生じているパターンからの光については空間
フィルタ12a・12bを透過して画像センサ3a・3
bに結像されるが、パターンエッジにはノイズ的な凹凸
を生じていたり、パターンの高さにもばらつきがあるた
めに画像センサ3a・3b上にはノイズに近い不規則な
像が現れている。そこで画像センサ3a・3bの双方の
画像を画像処理装置14において比較して不良部分を抽
出する。
検査物上のパターンの高さにばらつきがあり、パターン
エッジにノイズ的な凹凸があっても、多大な悪影響を及
ぼすパターンの欠陥を信頼性が高く高速に検出すること
を目的とする。 【構成】空間フィルタ12a・12bにより設計通りに
正確に形成されたパターンからの全ての光については空
間フィルタ12a・12bを透過できなくする。しか
し、異常を生じているパターンからの光については空間
フィルタ12a・12bを透過して画像センサ3a・3
bに結像されるが、パターンエッジにはノイズ的な凹凸
を生じていたり、パターンの高さにもばらつきがあるた
めに画像センサ3a・3b上にはノイズに近い不規則な
像が現れている。そこで画像センサ3a・3bの双方の
画像を画像処理装置14において比較して不良部分を抽
出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパターン欠陥検出方法
及び装置に係り、特に半導体ウエハや液晶などの表面に
形成された規則的で微細なパターンの欠陥を検出する方
法及び装置に関する。
及び装置に係り、特に半導体ウエハや液晶などの表面に
形成された規則的で微細なパターンの欠陥を検出する方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず従来のパターン欠陥検出方法におい
て代表的な方法を以下に述べる。第一には昭和63年度精
密工学会春期大会学術講演会論文集のP707〜P708に三菱
電機(株)生産技術研究所の宮崎陽子氏他2名が報告し
ているように空間フィルタ法を用いたパターン欠陥検出
方法がある。以下この方法を第1の従来例と称する。
て代表的な方法を以下に述べる。第一には昭和63年度精
密工学会春期大会学術講演会論文集のP707〜P708に三菱
電機(株)生産技術研究所の宮崎陽子氏他2名が報告し
ているように空間フィルタ法を用いたパターン欠陥検出
方法がある。以下この方法を第1の従来例と称する。
【0003】この方法は、半導体集積回路等の規則性パ
ターンからの回折光をレンズによりフーリエ変換して、
このフーリエ変換パターンを写真に記録し、これを空間
フィルタとして用いることによりパターン欠陥からの散
乱光を選択的に透過させることでパターン欠陥検出に応
用できることを利用している。
ターンからの回折光をレンズによりフーリエ変換して、
このフーリエ変換パターンを写真に記録し、これを空間
フィルタとして用いることによりパターン欠陥からの散
乱光を選択的に透過させることでパターン欠陥検出に応
用できることを利用している。
【0004】実際には図5に示すような装置を用いて検
出を行う。He-Cd レーザ32からのレーザ光をミラー3
3、ミラー34、コリメータ35、ハーフミラー36を
介して被検査ウエハ37に照射し、この像をレンズ38
で結像し結像位置に置かれたカメラ39で検出する。そ
して検出された像は画像処理装置40で認識される。レ
ンズ38の焦点面にはホログラフィ用写真乾板で作成し
た空間フィルタ41を設置している。反射物体である被
検査ウエハ37の反射面が輝くと、空間フィルタ41上
の記録パターンに対してフーリエ変換パターンがずれて
しまう。このため被測定ウエハ37上のパターンを除去
し、欠陥のみを選択的に検出するために空間フィルタ4
1上の記録パターンと前記フーリエ変換パターンとを位
置合わせする構造となっている。
出を行う。He-Cd レーザ32からのレーザ光をミラー3
3、ミラー34、コリメータ35、ハーフミラー36を
介して被検査ウエハ37に照射し、この像をレンズ38
で結像し結像位置に置かれたカメラ39で検出する。そ
して検出された像は画像処理装置40で認識される。レ
ンズ38の焦点面にはホログラフィ用写真乾板で作成し
た空間フィルタ41を設置している。反射物体である被
検査ウエハ37の反射面が輝くと、空間フィルタ41上
の記録パターンに対してフーリエ変換パターンがずれて
しまう。このため被測定ウエハ37上のパターンを除去
し、欠陥のみを選択的に検出するために空間フィルタ4
1上の記録パターンと前記フーリエ変換パターンとを位
置合わせする構造となっている。
【0005】この装置ではハーフミラー42によって光
路を分け、回折光の位置と被検査ウエハ37の位置とを
求めている。回折光の位置はハーフミラー43によって
光路を分け、空間フィルタ41に至る光の回折パターン
のうち0次回折光の位置についてカメラ44により反射
回折パターンから位置検出を行い、1次回折光の位置に
ついてカメラ45により反射回折パターンから位置検出
を行う。
路を分け、回折光の位置と被検査ウエハ37の位置とを
求めている。回折光の位置はハーフミラー43によって
光路を分け、空間フィルタ41に至る光の回折パターン
のうち0次回折光の位置についてカメラ44により反射
回折パターンから位置検出を行い、1次回折光の位置に
ついてカメラ45により反射回折パターンから位置検出
を行う。
【0006】そしてあらかじめ記憶してある空間フィル
タ41の各次回折光の位置と実際に検出した各次回折光
との位置ずれ量から、光軸に対する煽り角のずれ量と回
転角のずれ量を求めて六軸制御ステージ46を用いてこ
れを補正する。
タ41の各次回折光の位置と実際に検出した各次回折光
との位置ずれ量から、光軸に対する煽り角のずれ量と回
転角のずれ量を求めて六軸制御ステージ46を用いてこ
れを補正する。
【0007】更に、実際の被検査ウエハ37の位置はハ
ーフミラー47によって光路を分けカメラ48によって
検出している。また第二には「電子材料」誌1984年別冊
のP181〜P188に(株)東芝超LSI 研究所の佐々木貞夫氏
が報告しているように被検査ウエハの検査に対して、こ
の被検査ウエハの製造に用いるマスクパターンの周期性
を利用して1枚のマスク中に存在するチップ中の特定の
2チップの同一箇所を拡大比較し、差異信号を欠陥とし
て認識するものがある。代表例として日本自動制御社の
「5MD-25」やKLA 社の「KLA-101 」などが実用化されて
いる。以下この方法を第2の従来例と称する。
ーフミラー47によって光路を分けカメラ48によって
検出している。また第二には「電子材料」誌1984年別冊
のP181〜P188に(株)東芝超LSI 研究所の佐々木貞夫氏
が報告しているように被検査ウエハの検査に対して、こ
の被検査ウエハの製造に用いるマスクパターンの周期性
を利用して1枚のマスク中に存在するチップ中の特定の
2チップの同一箇所を拡大比較し、差異信号を欠陥とし
て認識するものがある。代表例として日本自動制御社の
「5MD-25」やKLA 社の「KLA-101 」などが実用化されて
いる。以下この方法を第2の従来例と称する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来のパターン欠陥検出方法では、以下に述べるような
問題点が発生してくる。まず第1の従来例においては、
被検査ウエハ37の製造工程の不完全さから通常、微細
なパターンはパターンエッジが完全な直線を形成してお
らずノイズ的な凹凸を生じている。また図6に示すよう
な単位領域49の周辺では、被検査ウエハ37の製造工
程の不完全さから角が丸くなってしまう。更に光学的な
歪みからも前記の角の光学像が丸くなってしまう。そし
て被検査ウエハ37上のパターンの高さにもばらつきが
ある。これらのため第1の従来例では欠陥検出の信頼性
が低く、被検査ウエハ37の特性に多大な悪影響を及ぼ
すパターンエッジの欠陥を検出できなかったり、被検査
ウエハ37の特性にあまり悪影響を及ぼさない被検査ウ
エハ37上のパターンの角の丸みや高さのばらつきを欠
陥として検出してしまうことがあった。
従来のパターン欠陥検出方法では、以下に述べるような
問題点が発生してくる。まず第1の従来例においては、
被検査ウエハ37の製造工程の不完全さから通常、微細
なパターンはパターンエッジが完全な直線を形成してお
らずノイズ的な凹凸を生じている。また図6に示すよう
な単位領域49の周辺では、被検査ウエハ37の製造工
程の不完全さから角が丸くなってしまう。更に光学的な
歪みからも前記の角の光学像が丸くなってしまう。そし
て被検査ウエハ37上のパターンの高さにもばらつきが
ある。これらのため第1の従来例では欠陥検出の信頼性
が低く、被検査ウエハ37の特性に多大な悪影響を及ぼ
すパターンエッジの欠陥を検出できなかったり、被検査
ウエハ37の特性にあまり悪影響を及ぼさない被検査ウ
エハ37上のパターンの角の丸みや高さのばらつきを欠
陥として検出してしまうことがあった。
【0009】加えて被検査ウエハ37を構成しているチ
ップにおける周辺部には規則性の低いパターンが多い
が、この第1の従来例の方法ではこのパターンからの不
規則な回折光をレンズにより集光しフーリエ変換するこ
とが難しくなる。そのため空間フィルタ41上の記録パ
ターンも不規則となってしまい、検出感度が著しく低下
してしまう。
ップにおける周辺部には規則性の低いパターンが多い
が、この第1の従来例の方法ではこのパターンからの不
規則な回折光をレンズにより集光しフーリエ変換するこ
とが難しくなる。そのため空間フィルタ41上の記録パ
ターンも不規則となってしまい、検出感度が著しく低下
してしまう。
【0010】また第2の従来例においては、微細なパタ
ーン上の2ヶ所を比較してパターン欠陥を検出する必要
からパターン上の2ヶ所に高精度に位置決めする必要が
あった。またパターン欠陥を検出するために取り込んだ
画像の画素をパターンの大きさと同様にまできめ細かく
し、正規のパターン以外の欠陥部分のみを検出するため
に複雑な演算が必要となっていた。そのため検査に多大
な時間を要することとなっていた。
ーン上の2ヶ所を比較してパターン欠陥を検出する必要
からパターン上の2ヶ所に高精度に位置決めする必要が
あった。またパターン欠陥を検出するために取り込んだ
画像の画素をパターンの大きさと同様にまできめ細かく
し、正規のパターン以外の欠陥部分のみを検出するため
に複雑な演算が必要となっていた。そのため検査に多大
な時間を要することとなっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記したよう
な技術的課題を解決するためになされたものであり第一
には、板状物体に形成されている規則的パターンの欠陥
を検出するパターン欠陥検出方法において、前記規則的
パターンのフーリエ変換像に空間フィルタをかけた結果
と、前記規則的パターン上の複数箇所での同一パターン
の光学画像を比較した結果とを用いることを特徴とした
パターン欠陥検出方法を提供するものである。
な技術的課題を解決するためになされたものであり第一
には、板状物体に形成されている規則的パターンの欠陥
を検出するパターン欠陥検出方法において、前記規則的
パターンのフーリエ変換像に空間フィルタをかけた結果
と、前記規則的パターン上の複数箇所での同一パターン
の光学画像を比較した結果とを用いることを特徴とした
パターン欠陥検出方法を提供するものである。
【0012】第二には板状物体に形成されている規則的
パターンの欠陥を検出するパターン欠陥検出方法におい
て、前記規則的パターン上の奇数箇所且つ複数箇所の光
学画像を比較して、この比較結果が等しく且つ多数を占
める前記規則的パターンを正確な前記規則的パターンと
認定し、この認定結果から欠陥を持つ前記規則的パター
ンを特定することを特徴としたパターン欠陥検出方法を
提供するものである。
パターンの欠陥を検出するパターン欠陥検出方法におい
て、前記規則的パターン上の奇数箇所且つ複数箇所の光
学画像を比較して、この比較結果が等しく且つ多数を占
める前記規則的パターンを正確な前記規則的パターンと
認定し、この認定結果から欠陥を持つ前記規則的パター
ンを特定することを特徴としたパターン欠陥検出方法を
提供するものである。
【0013】第三には板状物体に形成されている規則的
パターンの欠陥を検出するパターン欠陥検出装置におい
て、前記規則的パターンの光学像をフーリエ変換する変
換手段と、空間フィルタと、前記規則的パターン上の複
数箇所での同一パターンのの光学画像の比較手段とを具
備し、前記変換手段によるフーリエ変換像に空間フィル
タをかけた結果と、前記比較手段の比較結果とを用いて
パターン欠陥を検出することを特徴とするパターン欠陥
検出装置を提供するものである。
パターンの欠陥を検出するパターン欠陥検出装置におい
て、前記規則的パターンの光学像をフーリエ変換する変
換手段と、空間フィルタと、前記規則的パターン上の複
数箇所での同一パターンのの光学画像の比較手段とを具
備し、前記変換手段によるフーリエ変換像に空間フィル
タをかけた結果と、前記比較手段の比較結果とを用いて
パターン欠陥を検出することを特徴とするパターン欠陥
検出装置を提供するものである。
【0014】第四には板状物体に形成されている規則的
パターンの欠陥を検出するパターン欠陥検出装置におい
て、前記規則的パターン上の奇数箇所且つ複数箇所の光
学画像の比較手段と、この比較手段による比較結果が等
しく且つ多数を占める前記規則的パターンを正確な前記
規則的パターンとする認定手段とを具備し、この認定手
段の認定結果から欠陥を持つ前記規則的パターンを特定
することを特徴としたパターン欠陥検出装置を提供する
ものである。
パターンの欠陥を検出するパターン欠陥検出装置におい
て、前記規則的パターン上の奇数箇所且つ複数箇所の光
学画像の比較手段と、この比較手段による比較結果が等
しく且つ多数を占める前記規則的パターンを正確な前記
規則的パターンとする認定手段とを具備し、この認定手
段の認定結果から欠陥を持つ前記規則的パターンを特定
することを特徴としたパターン欠陥検出装置を提供する
ものである。
【0015】
【作用】本発明のパターン欠陥検出方法は上記したよう
な構成により、被検査物上のパターンの高さにばらつき
があり、パターンエッジにノイズ的な凹凸があっても、
多大な悪影響を及ぼすパターンの欠陥を信頼性が高く高
速に検出するものである。
な構成により、被検査物上のパターンの高さにばらつき
があり、パターンエッジにノイズ的な凹凸があっても、
多大な悪影響を及ぼすパターンの欠陥を信頼性が高く高
速に検出するものである。
【0016】
【実施例】本発明のパターン欠陥検出方法を用いたパタ
ーン検出装置の第1の実施例を図1に示す。図1におい
て被検査物1は半導体ウエハ、液晶パネル、或いはこれ
らを製造するためのマスクなど規則的パターンが形成さ
れているものである。被検査物1は駆動テーブル2に載
置されている。
ーン検出装置の第1の実施例を図1に示す。図1におい
て被検査物1は半導体ウエハ、液晶パネル、或いはこれ
らを製造するためのマスクなど規則的パターンが形成さ
れているものである。被検査物1は駆動テーブル2に載
置されている。
【0017】被検査物1に形成されている規則的パター
ンは距離lだけ離れたパターン同士が同一パターンにな
るように設計されている。光学系A・Bは、被検査物1
上のパターンを投影してそれぞれに対応するセンサ3a
およびセンサ3bにそれぞれ結像させる(図中の点
線)。
ンは距離lだけ離れたパターン同士が同一パターンにな
るように設計されている。光学系A・Bは、被検査物1
上のパターンを投影してそれぞれに対応するセンサ3a
およびセンサ3bにそれぞれ結像させる(図中の点
線)。
【0018】なお、光学系Aの光軸4aと光学系Bの光
軸4bとは距離lだけ離れている(図中の一点鎖線)。
光学系Aと光学系Bとには、光軸4aと光軸4bとの距
離を距離lに一致させるための調整機構(図示せず)が
備えられている。
軸4bとは距離lだけ離れている(図中の一点鎖線)。
光学系Aと光学系Bとには、光軸4aと光軸4bとの距
離を距離lに一致させるための調整機構(図示せず)が
備えられている。
【0019】光学系Aと光学系Bでは、規則的パターン
を有する被検査物1が半導体ウエハなどのように不透明
部分しか有しない場合には単色光を発する光源である単
色光源5a・5bのみを用いる。そして、それらの光を
それぞれハーフミラー7a・7bによって反射し、レン
ズ6a・6bを通じて光軸4a・4bに沿うように被検
査物1に落射照明する(単色光源5a・5bが起点の図
中の実線)。
を有する被検査物1が半導体ウエハなどのように不透明
部分しか有しない場合には単色光を発する光源である単
色光源5a・5bのみを用いる。そして、それらの光を
それぞれハーフミラー7a・7bによって反射し、レン
ズ6a・6bを通じて光軸4a・4bに沿うように被検
査物1に落射照明する(単色光源5a・5bが起点の図
中の実線)。
【0020】また、規則的パターンを有する被検査物1
が液晶パネル、半導体マスクやシャドウマスクなどのよ
うに透明部分と不透明部分を有する場合には単色光を発
する光源である単色光源8a・8bのみを用いる。そし
て、それらの光をそれぞれレンズ9a・9bによって平
行光にし、その平行光でそれぞれ光軸4a・4bに沿っ
て被検査物1を透過照明する(単色光源8a・8bが起
点の図中の実線)。
が液晶パネル、半導体マスクやシャドウマスクなどのよ
うに透明部分と不透明部分を有する場合には単色光を発
する光源である単色光源8a・8bのみを用いる。そし
て、それらの光をそれぞれレンズ9a・9bによって平
行光にし、その平行光でそれぞれ光軸4a・4bに沿っ
て被検査物1を透過照明する(単色光源8a・8bが起
点の図中の実線)。
【0021】ここで、不透明部分しか有しない被検査物
1のみを扱う場合には単色光源5a・5bによる照明系
のみを備えていれば良く、透明部分と不透明部分を有す
るパターンを持つ被検査物1のみを扱う場合には単色光
源8a・8bによる照明系のみを備えていれば良い。
1のみを扱う場合には単色光源5a・5bによる照明系
のみを備えていれば良く、透明部分と不透明部分を有す
るパターンを持つ被検査物1のみを扱う場合には単色光
源8a・8bによる照明系のみを備えていれば良い。
【0022】更に、単色光源5a・5b・8a・8bは
レーザ光源や或いは、水銀ランプなどの白色光源と干渉
フィルタを組み合わせたものとする。さて、被検査物1
が不透明部分しか有しない場合および被検査物1が透明
部分と不透明部分を有するパターンを持つ場合の双方に
おいて、被検査物1によって反射、透過、散乱、或いは
回折された光10a・10bはレンズ6a・6bで集光
される。レンズ6a・6bの焦点位置には空間フィルタ
12a・12bがおかれている。一方、被検査物1の像
を写した光11a・11bが、空間フィルタ12a・1
2bを通過してレンズ13a・13bを通ることにより
被検査物1上のパターンが画像センサ3a・3bの上に
結像される。
レーザ光源や或いは、水銀ランプなどの白色光源と干渉
フィルタを組み合わせたものとする。さて、被検査物1
が不透明部分しか有しない場合および被検査物1が透明
部分と不透明部分を有するパターンを持つ場合の双方に
おいて、被検査物1によって反射、透過、散乱、或いは
回折された光10a・10bはレンズ6a・6bで集光
される。レンズ6a・6bの焦点位置には空間フィルタ
12a・12bがおかれている。一方、被検査物1の像
を写した光11a・11bが、空間フィルタ12a・1
2bを通過してレンズ13a・13bを通ることにより
被検査物1上のパターンが画像センサ3a・3bの上に
結像される。
【0023】画像センサ3a・3bの双方からの画像デ
ータはそれぞれ増幅され両者とも画像処理装置14に入
力される。画像処理装置14からの出力は検査結果出力
装置15に入力される。
ータはそれぞれ増幅され両者とも画像処理装置14に入
力される。画像処理装置14からの出力は検査結果出力
装置15に入力される。
【0024】ここで本実施例の欠陥検出の過程を以下に
示す。まず、被検査物1を単色光で照らすと被検査物1
上の規則的パターンからはそれぞれ回折光が生じる。こ
れらの回折光は0次光を含めてレンズ6a・6bの焦点
面では規則的な点像に集光される。この現象を光学的に
はパターンのフーリエ変換と称している。
示す。まず、被検査物1を単色光で照らすと被検査物1
上の規則的パターンからはそれぞれ回折光が生じる。こ
れらの回折光は0次光を含めてレンズ6a・6bの焦点
面では規則的な点像に集光される。この現象を光学的に
はパターンのフーリエ変換と称している。
【0025】この焦点面におかれた空間フィルタ12a
・12bは図2に12で示されているように、上記の規
則的な点像の生じた位置および光の中心部分(図2で十
字型の部分)のみ不透明になっており、他の部分は透明
になっている。この空間フィルタ12a・12bは、予
め設計通りに正確に形成された規則的パターンを持つ良
品の被検査物1を用いて製作しておく。具体的には被検
査物1上の規則的パターンからの回折光に空間フィルタ
12a・12bを感光させたり、コンピュータを用いて
規則的な点像が集光される部分を不透明にする。
・12bは図2に12で示されているように、上記の規
則的な点像の生じた位置および光の中心部分(図2で十
字型の部分)のみ不透明になっており、他の部分は透明
になっている。この空間フィルタ12a・12bは、予
め設計通りに正確に形成された規則的パターンを持つ良
品の被検査物1を用いて製作しておく。具体的には被検
査物1上の規則的パターンからの回折光に空間フィルタ
12a・12bを感光させたり、コンピュータを用いて
規則的な点像が集光される部分を不透明にする。
【0026】この空間フィルタ12a・12bにより設
計通りに正確に形成されたパターンからの全ての光につ
いては空間フィルタ12a・12bを透過できない。し
かし、異常を生じているパターンからの光については空
間フィルタ12a・12bを透過して画像センサ3a・
3bに結像される。
計通りに正確に形成されたパターンからの全ての光につ
いては空間フィルタ12a・12bを透過できない。し
かし、異常を生じているパターンからの光については空
間フィルタ12a・12bを透過して画像センサ3a・
3bに結像される。
【0027】しかし、異常がないと許容される被検査物
1上の規則的微細パターンにも、その製造工程の不完全
さから通常パターンエッジが完全な直線を形成しておら
ずノイズ的な凹凸を生じている。またパターンの高さに
もばらつきがある。そのため画像センサ3a・3b上に
はノイズに近い不規則な像が現れている。そこで画像セ
ンサ3a・3bの双方の画像を以下のような方法で画像
処理装置14において比較して不良部分を抽出する。
1上の規則的微細パターンにも、その製造工程の不完全
さから通常パターンエッジが完全な直線を形成しておら
ずノイズ的な凹凸を生じている。またパターンの高さに
もばらつきがある。そのため画像センサ3a・3b上に
はノイズに近い不規則な像が現れている。そこで画像セ
ンサ3a・3bの双方の画像を以下のような方法で画像
処理装置14において比較して不良部分を抽出する。
【0028】(1) 画像センサ3a・3bの双方の画像を
正確に位置合わせし、両者の光強度の差を演算し、その
差が所定の値C1 以上である場合にその部分を不良と判
断する。ただし所定の値C1 の決定は、人間が前もって
設定するかもしくは、画像の強度分布の標準偏差σ1 の
γ1 倍即ち、C1 =γ1 σ1 と自動的に演算して設定さ
れるようにする。ただしここでもγ1 は人間が前もって
設定することとなる。
正確に位置合わせし、両者の光強度の差を演算し、その
差が所定の値C1 以上である場合にその部分を不良と判
断する。ただし所定の値C1 の決定は、人間が前もって
設定するかもしくは、画像の強度分布の標準偏差σ1 の
γ1 倍即ち、C1 =γ1 σ1 と自動的に演算して設定さ
れるようにする。ただしここでもγ1 は人間が前もって
設定することとなる。
【0029】上記の光強度の差がC1 以上になったとき
でも不良部分が画像センサ3a・3bのどちらに捕らえ
られているものなのか判断ができない。そこで上記の光
強度の差がC1 以上になった時点での位置では双方のパ
ターンにおいて不良部分を有しているとみなして検査結
果出力装置15で双方のパターン上の位置を表示するこ
ととなる。
でも不良部分が画像センサ3a・3bのどちらに捕らえ
られているものなのか判断ができない。そこで上記の光
強度の差がC1 以上になった時点での位置では双方のパ
ターンにおいて不良部分を有しているとみなして検査結
果出力装置15で双方のパターン上の位置を表示するこ
ととなる。
【0030】或いは駆動テーブル2を更にlだけ移動し
てパターン上の第3の画像と検査済みの画像を比較する
ことも考えられる。この第3の画像と画像センサ3a・
3bで測定された双方の画像とにおいてそれぞれ再び上
記の光強度の差C1 を測定して光強度の差がC1 以上に
なった前記検査済みの画像部分の位置に不良部分を限定
することができる。
てパターン上の第3の画像と検査済みの画像を比較する
ことも考えられる。この第3の画像と画像センサ3a・
3bで測定された双方の画像とにおいてそれぞれ再び上
記の光強度の差C1 を測定して光強度の差がC1 以上に
なった前記検査済みの画像部分の位置に不良部分を限定
することができる。
【0031】(2) 上記の(1) の方法では画像センサ3a
・3bの双方の画像を正確に位置合わせし、両者の光強
度の差を演算したが、両者の光強度分布の微分値同士の
差を演算しても良い。前記微分値の差が所定の値C2 以
上の場合にその部分を(1)の方法と同じ要領で不良部分
とする。
・3bの双方の画像を正確に位置合わせし、両者の光強
度の差を演算したが、両者の光強度分布の微分値同士の
差を演算しても良い。前記微分値の差が所定の値C2 以
上の場合にその部分を(1)の方法と同じ要領で不良部分
とする。
【0032】ここで所定の値C2 の決定は、人間が前も
って設定するかもしくは、画像の強度分布の標準偏差σ
2 のγ2 倍即ち、C2 =γ2 σ2 と自動的に演算して設
定されるようにする。ただしここでもγ2 は人間が前も
って設定することとなる。
って設定するかもしくは、画像の強度分布の標準偏差σ
2 のγ2 倍即ち、C2 =γ2 σ2 と自動的に演算して設
定されるようにする。ただしここでもγ2 は人間が前も
って設定することとなる。
【0033】実際には(1) 或いは(2) のいずれかか、も
しくは(1) と(2) とを同時に演算しても良い。上記した
ような構成とすることで第1の従来例のような空間フィ
ルタ法を用いたパターン欠陥検出方法の最大の欠点であ
った信頼性の低さを大きく改善することができる。
しくは(1) と(2) とを同時に演算しても良い。上記した
ような構成とすることで第1の従来例のような空間フィ
ルタ法を用いたパターン欠陥検出方法の最大の欠点であ
った信頼性の低さを大きく改善することができる。
【0034】また第2の従来例のような被検査ウエハの
製造に用いるマスクパターンの周期性を利用して1枚の
マスク中に存在するチップ中の特定の2チップの同一箇
所を拡大比較し、差異信号を欠陥として認識するものに
おいては、非常に正確な位置決めが必要となるが、上述
した方法によると空間フィルタ12a・12bを透過す
る時点で設計通りに正確に形成されたパターンからの全
ての光についてはほとんど存在しないので、パターン欠
陥を検出するために取り込んだ画像の画素をパターンの
大きさと同様にまできめ細かくする必要がなくなった。
この画素が大きいので位置合わせの精度も従来のように
高精度にする必要もない。
製造に用いるマスクパターンの周期性を利用して1枚の
マスク中に存在するチップ中の特定の2チップの同一箇
所を拡大比較し、差異信号を欠陥として認識するものに
おいては、非常に正確な位置決めが必要となるが、上述
した方法によると空間フィルタ12a・12bを透過す
る時点で設計通りに正確に形成されたパターンからの全
ての光についてはほとんど存在しないので、パターン欠
陥を検出するために取り込んだ画像の画素をパターンの
大きさと同様にまできめ細かくする必要がなくなった。
この画素が大きいので位置合わせの精度も従来のように
高精度にする必要もない。
【0035】ここで、被検査ウエハ21を構成している
チップにおける周辺部が対象のときにはlを大きめに設
定し、他のチップの同一箇所と比較することで検査でき
る。そして被検査ウエハ21を構成しているチップにお
けるメモリなどの規則性の高い部分が対象のときはlを
小さめに設定し同一チップ内の同一パターン部と比較す
ることで検査できる。
チップにおける周辺部が対象のときにはlを大きめに設
定し、他のチップの同一箇所と比較することで検査でき
る。そして被検査ウエハ21を構成しているチップにお
けるメモリなどの規則性の高い部分が対象のときはlを
小さめに設定し同一チップ内の同一パターン部と比較す
ることで検査できる。
【0036】更に画素が大きいことから検査に要する演
算時間も短くなるので検査速度自体も速くなる。そして
ほとんどの規則的パターンの像は検出されないので欠陥
検出演算方法自体も簡単なものとなる。
算時間も短くなるので検査速度自体も速くなる。そして
ほとんどの規則的パターンの像は検出されないので欠陥
検出演算方法自体も簡単なものとなる。
【0037】なお、本実施例では光学系を2つ用いた
が、画像記憶部を付加することによって、この後の第2
の実施例で述べるように1つの光学系を用いて検査する
こともできる。最初に画像データを取り込み前記画像記
憶部に、この画像データを記憶させておき、次に駆動テ
ーブル2をこの記憶箇所からlだけ、またはlの倍数分
だけ移動させたときの画像データと比較して不良部分を
抽出して上述した実施例と同様の処理をしても良い。
が、画像記憶部を付加することによって、この後の第2
の実施例で述べるように1つの光学系を用いて検査する
こともできる。最初に画像データを取り込み前記画像記
憶部に、この画像データを記憶させておき、次に駆動テ
ーブル2をこの記憶箇所からlだけ、またはlの倍数分
だけ移動させたときの画像データと比較して不良部分を
抽出して上述した実施例と同様の処理をしても良い。
【0038】さらに画像センサ3a・3bは通常のテレ
ビカメラでも良いし、ラインセンサを用いて駆動テーブ
ル2の動きと同期させながら画像データを採取しても良
い。
ビカメラでも良いし、ラインセンサを用いて駆動テーブ
ル2の動きと同期させながら画像データを採取しても良
い。
【0039】次に、この第1の実施例を変形させた第2
の実施例を記す。本実施例は第1の実施例と基本的な構
成は同じなのであるが、第1の実施例のように1枚のマ
スク中に存在するチップ中の特定の2チップの同一箇所
を拡大比較しているのではなく、チップ中における複数
個で且つ奇数個の特定のチップの同一箇所を拡大比較
し、後述する「多数決アルゴリズム」を用いて欠陥部分
の検出を行っているものである。
の実施例を記す。本実施例は第1の実施例と基本的な構
成は同じなのであるが、第1の実施例のように1枚のマ
スク中に存在するチップ中の特定の2チップの同一箇所
を拡大比較しているのではなく、チップ中における複数
個で且つ奇数個の特定のチップの同一箇所を拡大比較
し、後述する「多数決アルゴリズム」を用いて欠陥部分
の検出を行っているものである。
【0040】ここで具体的に本発明のパターン欠陥検出
方法を用いたパターン欠陥検出装置の第2の実施例を図
3に示す。本実施例の本質は、欠陥を検出するために取
り込んだ画像データの比較の手法である。なお、この他
の、本実施例における欠陥検出の過程及び構成は上述し
た第1の実施例と同じであるのでここでは述べない。
方法を用いたパターン欠陥検出装置の第2の実施例を図
3に示す。本実施例の本質は、欠陥を検出するために取
り込んだ画像データの比較の手法である。なお、この他
の、本実施例における欠陥検出の過程及び構成は上述し
た第1の実施例と同じであるのでここでは述べない。
【0041】図3において被検査物16は半導体ウエ
ハ、液晶パネル、或いはこれらを製造するためのマスク
など規則的パターンが形成されているものである。被検
査物16は駆動テーブル17に載置されている。
ハ、液晶パネル、或いはこれらを製造するためのマスク
など規則的パターンが形成されているものである。被検
査物16は駆動テーブル17に載置されている。
【0042】被検査物16に形成されている規則的パタ
ーンはx方向及びy方向に距離lだけ離れたパターン同
士が同一パターンになるように設計されている。光学系
Cは、被検査物16上のパターンを投影してこのパター
ンに対応するセンサ18にそれぞれ結像させる(図中の
点線)。
ーンはx方向及びy方向に距離lだけ離れたパターン同
士が同一パターンになるように設計されている。光学系
Cは、被検査物16上のパターンを投影してこのパター
ンに対応するセンサ18にそれぞれ結像させる(図中の
点線)。
【0043】なお、光学系Cの光軸19(図中の一点鎖
線)は駆動テーブル17によって被検査物16上をx方
向及びy方向に距離lまたはlの倍数分だけ移動させる
ことができる。
線)は駆動テーブル17によって被検査物16上をx方
向及びy方向に距離lまたはlの倍数分だけ移動させる
ことができる。
【0044】光学系Cでは、規則的パターンを有する被
検査物16が半導体ウエハなどのように不透明部分しか
有しない場合には単色光を発する光源である単色光源2
0のみを用いる。そして、それらの光をそれぞれハーフ
ミラー21によって反射し、レンズ22を通じて光軸1
9に沿うように被検査物16に落射照明する(単色光源
20が起点の図中の実線)。
検査物16が半導体ウエハなどのように不透明部分しか
有しない場合には単色光を発する光源である単色光源2
0のみを用いる。そして、それらの光をそれぞれハーフ
ミラー21によって反射し、レンズ22を通じて光軸1
9に沿うように被検査物16に落射照明する(単色光源
20が起点の図中の実線)。
【0045】また、規則的パターンを有する被検査物1
6が液晶パネル、半導体マスクやシャドウマスクなどの
ように透明部分と不透明部分を有する場合には単色光を
発する光源である単色光源23のみを用いる。そして、
それらの光をそれぞれレンズ24によって平行光にし、
その平行光でそれぞれ光軸19に沿って被検査物16を
透過照明する(単色光源23が起点の図中の実線)。
6が液晶パネル、半導体マスクやシャドウマスクなどの
ように透明部分と不透明部分を有する場合には単色光を
発する光源である単色光源23のみを用いる。そして、
それらの光をそれぞれレンズ24によって平行光にし、
その平行光でそれぞれ光軸19に沿って被検査物16を
透過照明する(単色光源23が起点の図中の実線)。
【0046】ここで、不透明部分しか有しない被検査物
16のみを扱う場合には単色光源20による照明系のみ
を備えていれば良く、透明部分と不透明部分を有するパ
ターンを持つ被検査物16のみを扱う場合には単色光源
23による照明系のみを備えていれば良い。
16のみを扱う場合には単色光源20による照明系のみ
を備えていれば良く、透明部分と不透明部分を有するパ
ターンを持つ被検査物16のみを扱う場合には単色光源
23による照明系のみを備えていれば良い。
【0047】更に、単色光源20・23はレーザ光源や
或いは、水銀ランプなどの白色光源と干渉フィルタを組
み合わせたものとする。さて、被検査物16が不透明部
分しか有しない場合および被検査物16が透明部分と不
透明部分を有するパターンを持つ場合の双方において、
被検査物16によって反射、透過、散乱、或いは回折さ
れた光25はレンズ22で集光される。レンズ22の焦
点位置には空間フィルタ27がおかれている。一方、被
検査物16の像を写した光26が、空間フィルタ27を
通過してレンズ28を通ることにより被検査物1上のパ
ターンが画像センサ18の上に結像される。そして画像
センサ18からの画像データは画像記憶部29に記憶さ
れる。
或いは、水銀ランプなどの白色光源と干渉フィルタを組
み合わせたものとする。さて、被検査物16が不透明部
分しか有しない場合および被検査物16が透明部分と不
透明部分を有するパターンを持つ場合の双方において、
被検査物16によって反射、透過、散乱、或いは回折さ
れた光25はレンズ22で集光される。レンズ22の焦
点位置には空間フィルタ27がおかれている。一方、被
検査物16の像を写した光26が、空間フィルタ27を
通過してレンズ28を通ることにより被検査物1上のパ
ターンが画像センサ18の上に結像される。そして画像
センサ18からの画像データは画像記憶部29に記憶さ
れる。
【0048】具体的には、まず画像センサ18からの画
像データを取り込み画像記憶部29にこの画像データを
記憶させておく。次に駆動テーブル2をこの記憶箇所か
らx方向又はy方向にlだけ、またはlの倍数分だけ複
数(但し奇数)回移動させて画像センサ18からの画像
データを複数(但し奇数)個採取する。そして、これら
の画像データを第1の実施例と同様に比較して、後述す
る「多数決アルゴリズム」によって不良部分を抽出して
第1の実施例と同様の処理をする。この際各画像データ
はそれぞれ増幅され画像処理装置30に入力される。画
像処理装置30からの出力は検査結果出力装置31に入
力される。
像データを取り込み画像記憶部29にこの画像データを
記憶させておく。次に駆動テーブル2をこの記憶箇所か
らx方向又はy方向にlだけ、またはlの倍数分だけ複
数(但し奇数)回移動させて画像センサ18からの画像
データを複数(但し奇数)個採取する。そして、これら
の画像データを第1の実施例と同様に比較して、後述す
る「多数決アルゴリズム」によって不良部分を抽出して
第1の実施例と同様の処理をする。この際各画像データ
はそれぞれ増幅され画像処理装置30に入力される。画
像処理装置30からの出力は検査結果出力装置31に入
力される。
【0049】ここで、「多数決アルゴリズム」を三つの
パターンを比較する場合を例にして説明する。このアル
ゴリズムによるとパターン製作の基礎となる設計データ
を用いたり、目視などによらずとも欠陥箇所の特定が容
易となる。
パターンを比較する場合を例にして説明する。このアル
ゴリズムによるとパターン製作の基礎となる設計データ
を用いたり、目視などによらずとも欠陥箇所の特定が容
易となる。
【0050】図4に「多数決アルゴリズム」を用いた本
実施例のパターン欠陥検出装置の処理の流れをブロック
図で示すとともに以下に詳解する。まず、三つのパター
ンの画像データ間での差分の検出で考えられるのは以下
の三つの場合である。これらの場合から、多数決を採る
ことによって欠陥をもつパターンを画像処理装置30に
おいて特定することとなる。
実施例のパターン欠陥検出装置の処理の流れをブロック
図で示すとともに以下に詳解する。まず、三つのパター
ンの画像データ間での差分の検出で考えられるのは以下
の三つの場合である。これらの場合から、多数決を採る
ことによって欠陥をもつパターンを画像処理装置30に
おいて特定することとなる。
【0051】(1) 三つのパターンの間で差分が検出され
なかった場合には、三つのパターン全てに欠陥がないと
見做す。
なかった場合には、三つのパターン全てに欠陥がないと
見做す。
【0052】(2) 三つのパターンの間で一つのパターン
と、その他の二つのパターンとの間に差分が検出された
ときには、その他の二つのパターンとの間に差分が検出
された一つのパターンには欠陥があると見做す。
と、その他の二つのパターンとの間に差分が検出された
ときには、その他の二つのパターンとの間に差分が検出
された一つのパターンには欠陥があると見做す。
【0053】(3) 三つのパターンの間で全て差分が検出
された場合には、三つのパターン全てに欠陥があると見
做す。
された場合には、三つのパターン全てに欠陥があると見
做す。
【0054】即ち、この方法はパターンの比較結果が等
しく且つ多数を占めるパターンを正確なパターンと認定
し、この結果によって、欠陥を生じているパターンを特
定している。なお、逆にパターンの比較結果が異なり且
つ少数を占めるパターンを欠陥を生じているパターンと
認定し、この結果によって、欠陥を生じているパターン
を特定することもできる。
しく且つ多数を占めるパターンを正確なパターンと認定
し、この結果によって、欠陥を生じているパターンを特
定している。なお、逆にパターンの比較結果が異なり且
つ少数を占めるパターンを欠陥を生じているパターンと
認定し、この結果によって、欠陥を生じているパターン
を特定することもできる。
【0055】更に加えるならば上記(2) の場合で多数の
パターンから欠陥箇所を特定する場合において、あまり
にも差分が検出されるパターンの多いときには不良品と
して分別することが妥当である。
パターンから欠陥箇所を特定する場合において、あまり
にも差分が検出されるパターンの多いときには不良品と
して分別することが妥当である。
【0056】この「多数決アルゴリズム」は本発明のパ
ターン欠陥検出方法のみならず種々の比較対象において
用いることができるのはいうまでもない。なお、本実施
例では画像記憶部29を付加することによって、光学系
を1つ用いたが、第1の実施例の様に複数の光学系を用
いて同時に複数のパターンの検査をすることもできる。
さらに画像センサ18は通常のテレビカメラでも良い
し、ラインセンサを用いて駆動テーブル17の動きと同
期させながら画像データを採取しても良い。
ターン欠陥検出方法のみならず種々の比較対象において
用いることができるのはいうまでもない。なお、本実施
例では画像記憶部29を付加することによって、光学系
を1つ用いたが、第1の実施例の様に複数の光学系を用
いて同時に複数のパターンの検査をすることもできる。
さらに画像センサ18は通常のテレビカメラでも良い
し、ラインセンサを用いて駆動テーブル17の動きと同
期させながら画像データを採取しても良い。
【0057】
【発明の効果】光学フィルタによるパターン欠陥検出方
法と、複数箇所の同一パターンの差を演算する検出方法
を組み合わせたことにより、その製造工程の不完全さか
ら通常パターンエッジが完全な直線を形成しておらずノ
イズ的な凹凸を生じており、更にパターンの高さにもば
らつきがある、半導体ウエハ、液晶パネル、或いはこれ
らを製造するためのマスクなど規則的パターンが形成さ
れているものが対象でも、パターン欠陥を高い信頼性
で、高速に簡単な演算で検出できるようになった。
法と、複数箇所の同一パターンの差を演算する検出方法
を組み合わせたことにより、その製造工程の不完全さか
ら通常パターンエッジが完全な直線を形成しておらずノ
イズ的な凹凸を生じており、更にパターンの高さにもば
らつきがある、半導体ウエハ、液晶パネル、或いはこれ
らを製造するためのマスクなど規則的パターンが形成さ
れているものが対象でも、パターン欠陥を高い信頼性
で、高速に簡単な演算で検出できるようになった。
【0058】さらに半導体チップの周辺部などの規則性
の低いパターンの欠陥も検出できるようになった。そし
てパターン製作の基礎となる設計データを用いたり、目
視などによらずとも欠陥箇所の特定が容易となった。
の低いパターンの欠陥も検出できるようになった。そし
てパターン製作の基礎となる設計データを用いたり、目
視などによらずとも欠陥箇所の特定が容易となった。
【図1】本発明の第1の実施例の概略構成図。
【図2】本発明に用いる空間フィルタの平面図。
【図3】本発明の第2の実施例の概略構成図。
【図4】「多数決アルゴリズム」を用いた本発明の第2
の実施例における処理を示すブロック図。
の実施例における処理を示すブロック図。
【図5】第1の従来例の概略構成図。
【図6】被検査パターンの単位領域の一例の概略図。
1・16…被検査物 2・17…駆動テーブル 3a・3b・18…画像センサ 4a・4b・19…光軸 5a・5b・8a・8b・20・23…単色光源 6a・6b・9a・9b・13a・13b・22・28
・38…レンズ 7a・7b・21・36・42・43・47…ハーフミ
ラー 10a・10b・11a・11b・25・26…光 12・12a・12b・27・41…空間フィルタ 14・30・40…画像処理装置 15・31…検査結果出力装置 29…画像記憶部 32…He-Cd レーザ 33・34…ミラー 35…コリメータ 37…被検査ウエハ 39・44・45・48…カメラ 46…六軸制御ステージ 47…単位領域
・38…レンズ 7a・7b・21・36・42・43・47…ハーフミ
ラー 10a・10b・11a・11b・25・26…光 12・12a・12b・27・41…空間フィルタ 14・30・40…画像処理装置 15・31…検査結果出力装置 29…画像記憶部 32…He-Cd レーザ 33・34…ミラー 35…コリメータ 37…被検査ウエハ 39・44・45・48…カメラ 46…六軸制御ステージ 47…単位領域
Claims (6)
- 【請求項1】 板状物体に形成されている規則的パタ
ーンの欠陥を検出するパターン欠陥検出方法において、
前記規則的パターンのフーリエ変換像に空間フィルタを
かけた結果と、前記規則的パターン上の複数箇所での同
一パターンの光学画像を比較した結果とを用いることを
特徴としたパターン欠陥検出方法。 - 【請求項2】 規則的パターン上の複数箇所での同一
パターンの光学画像を比較した結果は前記規則的パター
ン上の複数箇所での同一パターンそれぞれの光学画像の
光強度の差を用いることを特徴とした請求項1記載のパ
ターン欠陥検出方法。 - 【請求項3】 規則的パターン上の複数箇所での同一
パターンの光学画像を比較した結果は前記規則的パター
ン上の複数箇所での同一パターンそれぞれの光学画像の
光強度分布の微分値の差を用いることを特徴とした請求
項1記載のパターン欠陥検出方法。 - 【請求項4】 板状物体に形成されている規則的パタ
ーンの欠陥を検出するパターン欠陥検出方法において、
前記規則的パターン上の奇数箇所且つ複数箇所の光学画
像を比較して、この比較結果が等しく且つ多数を占める
前記規則的パターンを正確な前記規則的パターンと認定
し、この認定結果から欠陥を持つ前記規則的パターンを
特定することを特徴としたパターン欠陥検出方法。 - 【請求項5】 板状物体に形成されている規則的パタ
ーンの欠陥を検出するパターン欠陥検出装置において、
前記規則的パターンの光学像をフーリエ変換する変換手
段と、空間フィルタと、前記規則的パターン上の複数箇
所での同一パターンの光学画像の比較手段とを具備し、
前記変換手段によるフーリエ変換像に空間フィルタをか
けた結果と、前記比較手段の比較結果とを用いてパター
ン欠陥を検出することを特徴とするパターン欠陥検出装
置。 - 【請求項6】 板状物体に形成されている規則的パタ
ーンの欠陥を検出するパターン欠陥検出装置において、
前記規則的パターン上の奇数箇所且つ複数箇所の光学画
像の比較手段と、この比較手段による比較結果が等しく
且つ多数を占める前記規則的パターンを正確な前記規則
的パターンとする認定手段とを具備し、この認定手段の
認定結果から欠陥を持つ前記規則的パターンを特定する
ことを特徴としたパターン欠陥検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5324878A JPH0798281A (ja) | 1993-06-11 | 1993-12-22 | パターン欠陥検出方法及びパターン欠陥検出装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13971193 | 1993-06-11 | ||
| JP5-139711 | 1993-06-11 | ||
| JP5324878A JPH0798281A (ja) | 1993-06-11 | 1993-12-22 | パターン欠陥検出方法及びパターン欠陥検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0798281A true JPH0798281A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=26472422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5324878A Pending JPH0798281A (ja) | 1993-06-11 | 1993-12-22 | パターン欠陥検出方法及びパターン欠陥検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798281A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013518261A (ja) * | 2010-01-27 | 2013-05-20 | エーエスエムエル ホールディング エヌ.ブイ. | 空間フィルタを有するホログラフィックマスク検査システム |
| JP2013542404A (ja) * | 2010-07-30 | 2013-11-21 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | 領域ベースの仮想フーリエ・フィルタ |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP5324878A patent/JPH0798281A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013518261A (ja) * | 2010-01-27 | 2013-05-20 | エーエスエムエル ホールディング エヌ.ブイ. | 空間フィルタを有するホログラフィックマスク検査システム |
| JP2013542404A (ja) * | 2010-07-30 | 2013-11-21 | ケーエルエー−テンカー コーポレイション | 領域ベースの仮想フーリエ・フィルタ |
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