JPH0798468A - カメラ用防振装置 - Google Patents

カメラ用防振装置

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JPH0798468A
JPH0798468A JP26304893A JP26304893A JPH0798468A JP H0798468 A JPH0798468 A JP H0798468A JP 26304893 A JP26304893 A JP 26304893A JP 26304893 A JP26304893 A JP 26304893A JP H0798468 A JPH0798468 A JP H0798468A
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JP
Japan
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locking
camera
lens barrel
optical axis
correction optical
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Application number
JP26304893A
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English (en)
Inventor
Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 該装置の小型化、軽量化、構造の簡素化、更
には省電力化を達成する。 【構成】 補正光学手段71,72,75,79p,7
9yの駆動方向への移動を妨げる係止手段11,718
と、該係止手段に係止駆動力を伝達する、光軸方向に摺
動可能に構成される駆動伝達手段12と、該駆動伝達手
段に駆動力を与える係止操作手段13,14,15とを
設け、係止手段の駆動力を手動操作により発生させるよ
うにすると共に、駆動伝達手段を、係止手段の光軸方向
の移動を妨げない構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補正光学手段に取付け
られ、この補正光学手段の駆動方向への移動を妨げる係
止手段を有するカメラ用防振装置の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本発明の対象となる従来技術を以下に説
明する。
【0003】現代のカメラでは、露出決定やピント合せ
等の撮影にとって重要な作業はすべて自動化されている
ため、カメラ操作に未熟な人でも撮影の失敗を起す可能
性は非常に少なくなっているが、カメラ振れによる撮影
の失敗だけは自動的に防ぐことが困難とされていた。
【0004】そこで、近年このカメラ振れに起因する撮
影失敗をも防止することを可能とするカメラが意欲的に
研究されており、特に、撮影者の手振れによる撮影失敗
を防止することのできるカメラについての開発、研究が
進められている。
【0005】撮影時のカメラの手振れは、周波数として
通常1Hz乃至12Hzの振動であるが、シャッタのレ
リーズ時点においてこのような手振れを起していても像
振れのない写真を撮影可能とするための基本的な考えと
して、上記手振れによるカメラの振動を検出し、その検
出値に応じて補正レンズを変位させてやらなければなら
ない。従って、カメラの振れが生じても像振れを生じな
い写真を撮影できることを達成するためには、第1にカ
メラの振動を正確に検出し、第2に手振れによる光軸変
化を補正することが必要となる。
【0006】この振動(カメラ振れ)の検出は、原理的
にいえば、角加速度,角速度,角変位等を検出する振動
センサと、該センサの出力信号を電気的或は機械的に積
分して角変位を出力するカメラ振れ検出手段をカメラに
搭載することによって行うことができる。そして、この
検出情報に基づき撮影光軸を偏心させる補正光学手段を
駆動させて像振れ抑制が行われる。
【0007】ここで、角変位検出器を用いた防振装置に
ついて、図6を用いてその概要を説明する。
【0008】図6の例は、図示矢印41方向のカメラ縦
振れ41p及びカメラ横振れ41yに由来する像振れを
抑制するシステムの図である。
【0009】図6において、42はレンズ鏡筒、43
p,43yは各々カメラ縦振れ角変位、カメラ横振れ角
変位を検出する角変位検出手段で、それぞれの角変位検
出方向を44p,44yで示してある。45は補正光学
手段(46p,46yは各々補正光学手段45に推力を
与えるコイル、47p,47yは補正光学手段45の位
置を検出する位置検出素子)であり、該補正光学手段4
5には後述する位置制御ループを設けられており、角変
位検出手段43p,43yの出力を目標値として駆動さ
れ、像面48での安定を確保する。
【0010】次に、図7はかかる目的に好適に用いられ
る補正光学手段の構造を示す分解斜視図である。
【0011】レンズ71がカシメられた支持枠72に軸
受73yが圧入されている。そして、軸受73yには支
持軸74yが軸方向に摺動可能に支持されている。そし
て、支持軸74yの凹部74yaは支持アーム75の爪
75aにパッチン接着される。又、支持アーム75にも
軸受73pが圧入され、支持軸74pが軸方向に摺動可
能に支持されている。
【0012】なお、図7に支持アーム75の裏面図も併
記すると共に、爪75aを明示する為の一部正面図も併
記している。
【0013】支持枠72の投光器取付穴72pa,72
yaにはIRED等の投光素子76p,76yを接着
し、接続基板を兼ねた蓋77p,77y(支持枠72に
接着される)にその端子が半田付けされる。また、支持
枠72にはスリット72pb,72ybが設けられてお
り、投光素子76p,76yの投光はスリット72p
b,72ybを通し、後述するPSD78p,78yに
入射する。又、支持枠72にはコイル79p,79yも
接着され、端子は蓋77p,77yに半田付けされる。
【0014】鏡筒710には支持球711が嵌入(3か
所)され、また支持軸74pの凹部74paがパッチン
接着される爪部710aを有している。
【0015】ヨーク712p1 ,712p2 ,712p
3 、マグネット713pは重ねて接着され、同様にヨー
ク712y1 ,712y2 ,712y3 、マグネット7
13yも重ねて接着される。尚、マグネットの曲性は矢
印713pa,713yaの配置となる。
【0016】ヨーク712p2 ,712y2 は鏡筒71
0の凹部710pb,710ybにネジ止めされる。
【0017】センサ座714p,714y(714yは
不図示)にPSD等の位置検出素子78p,78yを接
着し、センサマスク715p,715yを被せてフレキ
シブル基板716に位置検出素子78p,78yの端子
が半田付けされる。センサ座714p,714yの凸部
714pa,714ya(714yaは不図示)を鏡筒
710の取付穴710pc,710ycに嵌入し、フレ
キシブル基板ステイ717にてフレキシブル基板716
は鏡筒710にネジ止めされる。フレキシブル基板71
6の耳部716pa,716yaは各々鏡筒710の穴
710pd,710ydを通り、ヨーク712p1 ,7
12y1 上にネジ止めされ、蓋77p,77y上のコイ
ル端子、投光素子端子は各々フレキシブル基板716の
耳部716pa,716yaのランド部716pb,7
16ybとポリウレタン銅線(3本縒り線)に接続され
る。
【0018】メカロックシャーシ718にはプランジャ
719がネジ止めされ、バネ720をチャージしたメカ
ロックアーム721にプランジャ719が嵌込まれ、軸
ビス722によりメカロックシャーシ718に回転可能
にネジ止めされる。
【0019】メカロックシャーシ718は鏡筒710に
ネジ止めされ、プランジシャ719の端子はフレキシブ
ル基板716のランド部716bに半田付けされる。
【0020】先端球状の調整ネジ723(3か所)はヨ
ーク712p1 、メカロックシャーシ718にネジ込み
貫通され、調整ネジ723と支持球711で支持枠72
の摺動面(斜線部72c)を挟んでいる。調整ネジ72
3は摺動面に僅かなクリアランスで対向する様にネジ込
み調整されている。
【0021】カバー724は鏡筒710に接着され、上
記した補正光学手段をカバーしている。
【0022】図8は前述した図7の補正光学手段の駆動
制御系について説明するための図である。
【0023】位置検出素子78p,78yの出力を増幅
回路727p,727yで増幅してコイル79p,79
yに入力すると、支持枠72が駆動されて位置検出素子
78p,78yの出力が変化する。ここでコイル79
p,79yの駆動方向(極性)を位置検出素子78p,
78yの出力が小さくなる方向に設定すると(負帰
還)、コイル79p,79yの駆動力により位置検出素
子78p,78yの出力がほぼ零になる位置で支持枠7
2は安定する。尚、加算回路731p,731yは位置
検出素子78p,78yからの出力と外部からの指令信
号730p,730yを加算する回路であり、補償回路
728p,728yは制御系をより安定させる回路であ
り、駆動回路729p,729yはコイル79p,79
yへの印加電流を補う回路である。
【0024】そして、図8の系に外部から指令信号73
0p,730yを加算回路731p,731yを介して
与えると、支持枠72は指令信号730p,730yに
極めて忠実に駆動される。
【0025】図8の制御系のように位置検出出力を負帰
還してコイルを制御する手法を位置制御手法と云い、指
令信号730p,730yとして手振れの量を与えると
支持枠72は手振れ量に比例して駆動される。
【0026】図9は上記図8に示した補正光学手段の駆
動制御系を詳細に示した回路図であり、ここではピッチ
方向725pについてのみ説明する(ヨー方向725y
も同様であるため)。
【0027】電流−電圧変換アンプ727a,727b
は投光素子76pにより位置検出素子78p(抵抗R
1,R2より成る)に生じる光電流727i1 ,727
2 を電圧に変換し、差動アンプ727cは各電流−電
圧変換アンプ727a,727bの差(支持枠72のピ
ッチ方向725pの位置に比例した出力)を求めるもの
である。以上、電流−電圧変換アンプ727a,727
b、差動アンプ727c及び抵抗R3〜R10にて図8
の増幅器727pを構成している。
【0028】指令アンプ731aは外部より入力される
指令信号730pを差動アンプ727cの差信号に加算
するもので、抵抗R11〜R14とで図8の加算回路7
31pを構成している。
【0029】抵抗R15,16及びコンデンサC1は公
知の位相進み回路であり、これが図8の補償回路728
pに相当する。
【0030】前記加算回路731pの出力は補償回路7
28pを介して駆動アンプ729aへ入力し、ここでピ
ッチコイル79pの駆動信号が生成され、補正光学手段
が変位する。該駆動アンプ729a、抵抗R13及びト
ランジスタTR1,TR2にて図8の駆動回路729p
を構成している。
【0031】加算アンプ732aは電流−電圧変換アン
プ727a,727bの出力の和(位置検出素子78p
の受光量総和)を求め、この信号を受ける駆動アンプ7
32bはこれにしたがって投光素子76pを駆動する。
以上、加算アンプ732a,駆動アンプ732b、抵抗
R18〜R22及びコンデンサC2により投光素子76
pの駆動回路を構成している(図8では不図示)。
【0032】上記の投光素子76pは温度等に極めて不
安定にその投光量が変化し、それに伴い差動アンプ72
7cの位置感度が変化するが、上記の様に受光量総和一
定となる様に前述の駆動回路によって投光素子76pを
制御すれば、位置感度変化が少なくなる。
【0033】メカロックアーム721は、補正光学手段
の駆動時には、その先端の突起721aが支持枠72の
メカロック孔72dから外れている。そして、補正光学
手段駆動終了時に、プランジャ719に電流を流す事
で、メカロックアーム721がプランジャ719のスラ
イダ719bによりステータ719a側に引き込まれ、
突起721aがメカロック孔72dに飛び込み、支持枠
72は鏡筒710に対して係止される。つまり、補正光
学手段は係止手段(メカロックシャーシ718,プラン
ジャ719,メカロックバネ720,メカロックアーム
721より成る)により係止される。
【0034】尚、プランジャ719は公知の磁気吸収力
を有しており、補正光学手段が一旦係止されたしまう
と、そのステータ719aとスライダ719bは安定す
る為、該プランジャ719への給電を断っても係止が解
除されることはなく、又、次のプランジャ719に逆方
向に電流を流し、ステータ719aとスライダ719b
間の磁気吸収力を弱めると、メカロックアーム721は
メカロックバネ720の付勢力によりスライダ719b
と共にステータ719aから離れ、係止が解除される。
そして、この時ステータ719aとスライダ719bは
離れる為に、その磁気吸収力は弱まっており、プランジ
ャ719への給電を断ってもメカロックバネ720の付
勢力により係止は解除された状態が続く。
【0035】勿論、次に係止を行う時にはプランジャ7
19に係止方向の電流を流せば、ステータ719aとス
ライダ719b間の磁気吸引力は増加して再び係止状態
になるのは云うまでもない。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、補正光学
手段の係止,係止解除は、プランジャを用いて電気的に
行っている。しかし、この様に電気的に係止,係止解除
を行うと、以下の様な欠点を有していた。
【0037】1)電源低下或は電池を途中で抜かれる
と、係止不能になってしまう。
【0038】2)プランジャによる電力消費量が多い。
【0039】3)係止手段の為のスペースを大きく必要
とする。
【0040】そこで、プランジャを用いずに機械的構成
によって、つまり手動で係止操作手段を操作することに
よって補正光学手段を係止させる方式が考えられてい
る。
【0041】しかしながら、高倍率ズーム化につれて鏡
筒が多層化してきており、係止操作手段を補正光学手段
の近傍の鏡筒外周に取付け、その力を係止手段に伝える
事が難しくなってきている。更に、ズーム,フォーカス
によっても補正光学手段が光軸方向に移動する場合に
は、係止操作手段も同様に光軸方向に移動させる必要が
ある。
【0042】図10はこの構成例を示す断面図であり、
スライド操作レバー61bを矢印62方向にスライドさ
せと、該スライド操作レバー61bに固着されたアーム
61の先端の突起61aが支持枠72のメカロック孔7
2dに飛び込み、支持枠72は係止される。
【0043】鏡筒710の外周には第1の鏡筒63,第
2の鏡筒64,固定筒65が設けられ、各々の筒にはア
ーム61を貫通させる為の切欠き部63a,64a,6
5aが設けられている。
【0044】以上の様な構成にて手動係止方式が達成さ
れるが、実際にはズーム時に第1の鏡筒63は光軸方向
に移動し、第2の鏡筒64は光軸回りに回転する。従っ
て、切欠き部63aは光軸方向に長くする必要があり、
切欠き部64aは周方向に長くする必要がある。また、
フォーカス時には第2の鏡筒64は光軸方向に移動する
為、切欠き部64aは光軸方向にも長くする必要があ
る。更に、鏡筒710と第1の鏡筒63の光軸方向の相
対位置もズーム時に変化する為、切欠き部63aはより
大きくする必要が出てくる。
【0045】つまり、第1,第2の鏡筒63,64は切
欠き部が多くなり、剛性が不足することになる。これを
補う為に鏡筒を太くことも考えられるが、この様にする
と、該装置の大型化,重量増加を招き、又、切欠き部が
大きいことから他の鏡筒駆動カムと干渉してしまい、こ
れを避ける為には該装置の複雑化を招くといった問題が
あった。
【0046】(発明の目的)本発明の目的は、該装置の
小型化、軽量化、構造の簡素化、更には省電力化を達成
することのできるカメラ用防振装置を提供することであ
る。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明は、補正光学手段
の駆動方向への移動を妨げる係止手段と、該係止手段に
係止駆動力を伝達する、光軸方向に摺動可能に構成され
る駆動伝達手段と、該駆動伝達手段に駆動力を与える係
止操作手段とを設け、係止手段の駆動力を手動操作によ
り発生させるようにすると共に、駆動伝達手段を、係止
手段の光軸方向の移動を妨げない構成にしている。
【0048】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0049】図1は本発明の第1の実施例におけるカメ
ラ用防振装置の要部を示す構成図であり、図8と同じ部
分は同一符号を付してある。また、制御駆動系は本発明
とは直接関係無いので、ここでは省略している。
【0050】メカロックシャーシ718にはメカロック
板11aが軸12に固着され、メカロック板11bが軸
11eに回転可能に取付けられており、これらで係止手
段を構成している。メカロック板11aと11b互いに
ピン11cと長穴11dで噛み合っており、メカロック
板11bを、軸(以下、駆動伝達手段と記す)12によ
り回転させると、メカロック板11aはその回転と反対
方向に回転する。つまり、メカロック板11a,11b
は互いに開閉動作を行い、支持枠72の突出軸72eを
挟むことができ、それにより補正光学手段の係止を行
う。
【0051】駆動伝達手段12は鏡筒710の孔710
eを貫通して延出した中空円筒形状をしており、Dカッ
ト軸13が内径嵌合している。そして、Dカット部に駆
動伝達手段12のネジ12aが螺子込まれ、軸13と駆
動伝達手段12の回り止めを行う。この際、光軸方向へ
の摺動(軸13に対する駆動伝達手段12の)は可能な
様にネジ12aは螺子込まれる。従って、駆動伝達手段
12は軸13に対して光軸方向には摺動(ズーム,フォ
ーカス駆動時に)するが、回転方向には規制される。
【0052】軸13にはレバー14が固着されており、
撮影者がレバー14を矢印18方向に引き上げる事で、
メカロック板11a,11bが開き、係止が解除され
る。レバー14は図1の様に鏡筒外周に沿った形状の為
に、係止時には鏡筒710に沿っているが、係止解除時
には鏡筒710から突出する突出部となる。よって、鏡
筒710を含むカメラをケースに入れる時には、該レバ
ー14がケースに引っ掛かり、ケース内に入らない。そ
のため、撮影者は補正光学手段の係止のし忘れに気付
き、係止させることになる。又、レバー14は係止解除
時に突出している為、その状態で机の上等にカメラを置
いても、突出部が先当りして安定に据え置けない。更
に、そのまま放置していると、鏡筒710の自重により
レバー14が矢印18と反対方向に押され、結局係止状
態となる。
【0053】また、レバー14と鏡筒710の固定部間
には公知のトグルバネ15が設けられており、係止,係
止解除両方向の付勢を行っている。
【0054】軸13には舌端部16が一体的に設けられ
ており、係止解除時には、舌端部16はスイッチ17を
押して該スイッチ17をオンにし、係止時には、スイッ
チ17をオフに、それぞれする構成となっている。この
スイッチ17は防振装置を作動準備させるものであり、
よって、撮影者がレバー14を引き上げることで防振動
作準備状態となり、その後カメラのレリーズ操作がなさ
れることで防振動作が開始される。
【0055】以上、軸13,レバー14,トグルバネ1
5で、係止操作手段を構成している。
【0056】以上の様に、係止手段に、摺動可能な駆動
伝達手段を介して係止操作手段にて係止操作すること
で、係止操作手段の取付け位置を自由に設定でき、例え
ば鏡筒710内でも多層鏡筒でない部位に設置する事
で、各鏡筒に切欠き部を設ける必要がなく、ズーム,フ
ォーカスで係止手段が光軸方向に前後しても、駆動伝達
手段にてその移動を吸収できる。
【0057】(第2の実施例)図2は本発明の第2の実
施例におけるカメラ用防振装置の要部を示す構成図であ
り、図1と同じ部分は同一符号を付してある。
【0058】係止手段は図1と同様の構成から成る。ま
た、第1の実施例では、駆動伝達手段と係止操作手段間
を光軸方向に摺動可能にしているが、この実施例では、
駆動伝達手段と係止手段間を摺動可能にしている。つま
り、駆動伝達手段21は鏡筒710の孔710eを貫通
し、メカロック板11aとDカット嵌合している。従っ
て、メカロック板11aと駆動伝達手段21は互いに回
転規制されるが、光軸方向には摺動可能である。
【0059】駆動伝達手段21の他端には笠歯車21a
が笠歯車23と噛み合っており、笠歯車23はレバー2
2と固着され、レバー22を矢印24方向に回すと、メ
カロック板11aと11bは閉じ、補正光学手段は係止
される構造となっている。
【0060】この実施例においても、レバー22は、係
止時には、鏡筒710の光軸方向に沿っているが、係止
解除時には、図2の様に下方向に突出する。よって、鏡
筒710を含むカメラをケースに入れる時には、該レバ
ー22がケースに引っ掛かり、ケース内に入らず、撮影
者に補正光学手段の係止のし忘れを気付かせることがで
きる。又、レバー22が突出している状態で机の上等に
カメラを放置したままにしていると、鏡筒710の自重
によりレバー22が矢印24方向に押され、結局係止状
態となる。
【0061】(第3の実施例)図3は本発明の第3の実
施例におけるカメラ用防振装置の要部を示す構成図であ
り、図1及び図7と同じ部分は同一符号を付してある。
【0062】この実施例では、駆動伝達手段である芯の
入ったケーブル32により係止手段を作動させ、補正光
学手段の係止を行うようにしている。
【0063】メカロックシャーシ718には、図7と同
様にメカロックアーム721が取付けられ、自由端にケ
ーブル32の芯31が固着されている。ケーブル32の
外皮はサポータ33により、メカロックシャーシ718
に取付けられる。ケーブル32の他端は孔710eを貫
通してサポータ34により、不図示の鏡筒内周面に固定
される。又、芯31の他端はレバー36に固定され、該
レバー36は軸35回りに回転可能に軸支される為に、
このレバー36に一端が回動可能に保持されたシャフト
37(不図示の鏡筒に対しリング38を貫通して外部に
露出している)の他端側に固着されたノブ39を矢印3
10方向に引っ張ると、芯31はレバー36に対して押
され、メカロックアーム721が押され、突起721a
がメカロック孔72dから外れ、補正光学系の係止が解
除される。一方、ノブ39を押すと、同様の動力伝達手
段を介して突起721aがメカロック孔72dに飛び込
み、今度は補正光学系の係止がなされることになる。
【0064】ここで、ケーブル32は鏡筒内周面に沿っ
てスパイラル状(らせん状)配設されており、鏡筒71
0がフォーカス,ズームで光軸方向に前後してもケーブ
ル32はその動きを妨げることはない。
【0065】また、ノブ39は、係止解除時に、鏡筒7
10の下向きに突出するため、このままカメラをケース
に入れることは出来ず、撮影者は係止が解除状態である
ことに気付き、係止を行うことになる。又、ノブ39が
突出している状態で机の上等にカメラを放置したままに
していると、鏡筒710の自重によりノブ39が押さ
れ、結局係止状態となる。
【0066】尚、図3ではケーブル32をスパイラル状
に配設したが、これに限定されるものではなく、図4に
示す様に、S字状に屈曲させても、鏡筒710の光軸方
向に動きを妨げない。
【0067】なお、図4においては、レバー36の回転
同軸上にハンドル41が取付けられ、該ハンドル41を
矢印41a方向に回すと、係止解除となる。レバー36
の切片36aはレバー41を矢印41a方向に回すと、
スイッチ17を押してオンにさせ、防振装置を作動準備
状態にするのは図1と同様である。
【0068】また、前記スイッチ17の出力はANDゲ
ート43の一方の入力端子にも入力している。このAN
Dゲート43の他方の入力端子には、カメラのメインス
イッチ45からの信号(メインスイッチ45のオフでハ
イレベルの信号を出力する)がタイマ44を介して(メ
インスイッチ45がオフしてから所定時間ハイレベルの
信号を出力する)入力しており、係止解除状態、且つ、
カメラのメインスイッチ45のオフから所定時間経過ま
で間、ANDゲート43はハイレベルの信号を出力し、
警告手段42を動作させ、係止解除状態である事を撮影
者に警告して係止を促す。
【0069】以上の様な構成であると、係止忘れのまま
カメラを放置する事はなくなる。
【0070】尚、カメラのメインスイッチ45のオン→
オフ又はオフ→オンの切換時に常にタイマ44へハイレ
ベルの信号を出力する構成にしておけば、カメラ使用毎
に非係止状態の警告を行わせることができ、非防振時の
撮影に際して、非係止状態のまま撮影してしまう失敗は
無くなる。
【0071】(第4の実施例)図5は本発明の第4の実
施例におけるカメラ用防振装置の要部を示す構成図であ
り、図1と同じ部分は同一符号を付してある。
【0072】この実施例における係止手段は、第1及び
第2の実施例における係止手段と同様である。
【0073】メカロック板11aの回転軸には駆動伝達
手段として軸51が取付けられ、該軸51は孔710e
を貫通して他端をコイルスプリング52を介してレバー
14に取付けられている。
【0074】つまり、コイルスプリング52の光軸方向
の撓みにより、ズーム,フォーカスによる鏡筒710の
光軸方向の移動を妨げないばかりでなく、該コイルスプ
リング52の付勢力によって鏡筒710に生じる微小な
ガタを取り除くことができる。
【0075】レバー14を矢印18方向に引き上げるこ
とで補正光学手段の係止が解除されるのは図1と同様で
あるが、レバー14の後端には楕円状の摩擦板53が、
位相をずらした座円孔を有する摩擦リング54に入り込
んでおり、レバー14を一定角以上引き上げた時、及
び、レバー14を鏡筒外周に沿うまで押し込んだ時に、
摩擦板53の長軸方向の辺53a,53bが摩擦リング
54の短軸方向の辺54a,54bに当接し、レバー1
4は重くなり、強い力を加えないと該レバー14は動か
なくなる。
【0076】そして、レバー14の最も押し込んだ時
(下死点)と最も引き上げた時(上死点)の角度θはメ
カロック板11aのメカロックシャーシ718により物
理的に規制される開き角ψより大きくなっており、この
θとψの差をバネ52の回転方向のプリチャージで吸収
している。
【0077】つまり、支持枠72の突出軸72eをメカ
ロック板11a,11bで挟んでいる時には、バネ52
でプリチャージされている為に、メカロック板11a,
11bと突出軸72e間のガタは無く、強固に補正光学
手段は係止される。
【0078】以上の各実施例によれば、係止手段に駆動
を伝える駆動伝達手段を、光軸方向に摺動する部材、或
は、撓む部材にて構成するようにしているため、鏡筒構
造の簡略化、小型化、軽量化、及び、プランジャを用い
ないことによる省電力、小スペース化を達成することが
できる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補正光学手段の駆動方向への移動を妨げる係止手段と、
該係止手段に係止駆動力を伝達する、光軸方向に摺動可
能に構成される駆動伝達手段と、該駆動伝達手段に駆動
力を与える係止操作手段とを設け、係止手段の駆動力を
手動操作により発生させるようにすると共に、駆動伝達
手段を、係止手段の光軸方向の移動を妨げない構成にし
ている。
【0080】よって、該装置の小型化、軽量化、構造の
簡素化、更には省電力化を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラ用防振装
置の要部を示す構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例におけるカメラ用防振装
置の要部を示す構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例におけるカメラ用防振装
置の要部を示す構成図である。
【図4】図3の一部を変更したカメラ用防振装置の要部
を示す構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例におけるカメラ用防振装
置の要部を示す構成図である。
【図6】従来のカメラ用防振装置の概略構成を示す斜視
図である。
【図7】従来の補正光学手段の構成を示す斜視図であ
る。
【図8】図7の補正光学手段を具備したカメラ用防振装
置の要部を示す構成図である。
【図9】図8に示した駆動制御系の詳細を示す回路図で
ある。
【図10】従来のカメラ用防振装置の問題点について説
明するための断面図である。
【符号の説明】
11,11b メカロック板 12 駆動伝達手段 13 軸 14 レバー 15 トグルバネ 32 ケーブル 42 警告手段 52 コイルスプリング 71 レンズ 72 支持枠 75 支持アーム 79p,79y コイル 710 鏡筒 718 メカロックシャーシ 719 プランジャ 721 メカロックアーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ群を保持する鏡筒内に配置され、
    前記レンズ群の光軸を偏心させる、前記鏡筒に対して相
    対的に駆動可能に支持される補正光学手段と、該補正光
    学手段に取付けられ、この補正光学手段の駆動方向への
    移動を妨げる係止手段と、該係止手段に係止駆動力を伝
    達する、光軸方向に摺動可能に構成される駆動伝達手段
    と、該駆動伝達手段に駆動力を与える係止操作手段とを
    備えたカメラ用防振装置。
  2. 【請求項2】 駆動伝達手段は、係止手段に対し光軸方
    向に摺動する手段であることを特徴とする請求項1記載
    のカメラ用防振装置。
  3. 【請求項3】 駆動伝達手段は、係止操作手段に対し光
    軸方向に摺動する手段であることを特徴とする請求項1
    記載のカメラ用防振装置。
  4. 【請求項4】 駆動伝達手段は、少なくとも光軸方向に
    可撓性を有する手段であることを特徴とする請求項1記
    載のカメラ用防振装置。
  5. 【請求項5】 駆動伝達手段は、長さ方向のみ可撓性を
    持たないケーブルより成る手段であることを特徴とする
    請求項4記載のカメラ用防振装置。
  6. 【請求項6】 駆動伝達手段は、光軸方向を軸として巻
    かれたコイルスプリング部を有する手段であることを特
    徴とする請求項4記載のカメラ用防振装置。
  7. 【請求項7】 係止手段による補正光学手段の非係止
    時、且つ、補正光学手段の非駆動時に警告を行う警告手
    段を具備したことを特徴とする請求項1記載のカメラ用
    防振装置。
  8. 【請求項8】 係止操作手段は、鏡筒或は鏡筒が取付け
    られるカメラ本体に具備され、係止手段が補正光学手段
    を非係止時には、鏡筒或はカメラ本体に対して著しく突
    出する突出部を有する手段であることを特徴とする請求
    項1記載のカメラ用防振装置。
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