JPH0798614A - 基準電圧発生回路 - Google Patents

基準電圧発生回路

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JPH0798614A
JPH0798614A JP5242507A JP24250793A JPH0798614A JP H0798614 A JPH0798614 A JP H0798614A JP 5242507 A JP5242507 A JP 5242507A JP 24250793 A JP24250793 A JP 24250793A JP H0798614 A JPH0798614 A JP H0798614A
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voltage
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則亮 土橋
Yukinobu Shioda
志信 塩田
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    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is DC
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/30Regulators using the difference between the base-emitter voltages of two bipolar transistors operating at different current densities

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Abstract

(57)【要約】 【目的】素子特性のばらつきに影響されず、かつ電源電
圧にも依存せずに、常に安定して動作する基準電圧発生
回路を提供するを目的とする。 【構成】2個のNPNトランジスタ18、19、3個の抵抗
13、14、15、演算増幅回路16及び起動回路20から構成さ
れており、起動回路20は、電源投入後に基準電圧Vref
の値が何等かの原因、例えば演算増幅回路16のオフセッ
トの存在やノイズ等の混入により、接地電圧となってい
る場合に、上記抵抗13と14の直列接続点の電位を電源電
圧VDDに近い所定の電圧に設定する機能を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路装置に
内蔵される基準電圧発生回路に係り、回路動作が素子特
性やノイズに影響されない基準電圧発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置に内蔵される基準電
圧発生回路として、従来では図13やは図14に示すよ
うなものが知られている。図13の基準電圧発生回路
は、2個のPNPトランジスタ11、12、3個の抵抗13、
14、15及び演算増幅回路16によって構成されている。こ
の回路では2個のPNPトランジスタ11、12に流れる電
流の値を異ならせ、それぞれの電流によって抵抗14、15
に電圧降下を生じさせ、両降下電圧を演算増幅回路16の
非反転入力端子及び反転入力端子に供給すると共に、演
算増幅回路16の出力端子の電圧を上記PNPトランジス
タ11、12の各ベースに供給することによって負帰還をか
けている。その結果、上記抵抗13、14、15の値をR1、
R2、R3、トランジスタのベース・エミッタ間電圧を
VBE、電源電圧をVDD、温度電圧をVT (kT/q=0.
0259V)とすると、 Vref =VDD−{VBE+(R2/R1)VT ln(R2/R3)}…1 で表される一定値の基準電圧Vref が演算増幅回路の出
力端子に得られる。
【0003】一方、図14の基準電圧発生回路は、図1
3中のPNPトランジスタ11、12の代わりにNPNトラ
ンジスタ17、18を用い、かつ電源電圧VDDと接地電圧と
の接続関係を図13とは逆にした構成にされている。な
お、図13と対応する箇所には同じ符号を付している。
【0004】この場合も、2個のNPNトランジスタ1
7、18に流れる電流の値を異ならせ、それぞれの電流に
よって抵抗14、15に電圧降下を生じさせ、両降下電圧を
演算増幅回路16の非反転入力端子及び反転入力端子に供
給すると共に、演算増幅回路16の出力端子の電圧をNP
Nトランジスタ17、18の各ベースに供給することによっ
て負帰還をかけ、一定値の基準電圧Vref を演算増幅回
路16の出力端子に得るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記両従来
回路は原理的には動作するが、実際の回路では製造上の
素子特性のばらつき等の原因により、演算増幅回路には
入力オフセットが生じることは周知である。そして、図
13の従来回路では、演算増幅回路の非反転入力端子の
入力電圧Vin+と反転入力端子の入力電圧Vin−との間
にVin+>Vin−なる関係のようなオフセットが生じた
場合、基準電圧Vref として正常な値と電源電圧の2つ
の安定点を持ち、図14の従来回路ではVin+<Vin−
なる関係のようなオフセットが生じた場合、基準電圧V
ref として正常な値と接地電圧の2つの安定点を持って
しまう。
【0006】すると、例えば図14の従来回路で、電源
投入時にVref の値が接地電圧の場合に、トランジスタ
17、18はカットオフしており、電流は流れず、回路が起
動しないためにVref は接地電圧のままになってしま
う。また、正常動作中であっても、ノイズ等の混入によ
り、正常なVref から接地電圧へと飛び、復帰しないと
いった現象が現れる欠点がある。このようなことは、図
13の従来回路についても同様である。
【0007】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、素子特性のばらつきや
ノイズ等の混入にも影響されず、常に安定して動作する
基準電圧発生回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の基準電圧発生
回路は、それぞれのコレクタが第1の電位に接続され、
ベースどおしが接続された同一極性の第1、第2のバイ
ポーラトランジスタと、一端が上記第1のバイポーラト
ランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、一端
が上記第1の抵抗の他端に接続され、他端が第2の電位
に接続された第2の抵抗と、一端が上記第2のバイポー
ラトランジスタのエミッタに接続され、他端が上記第2
の電位に接続された第3の抵抗と、非反転入力端子、反
転入力端子及び出力端子を有し、非反転入力端子が上記
第1、第2の抵抗の直列接続点に接続され、反転入力端
子が上記第3の抵抗の一端に接続され、出力端子が上記
第1、第2のバイポーラトランジスタのベース共通接続
点に接続され、出力端子から基準電圧を出力する演算増
幅回路と、上記演算増幅回路の出力端子から正常な基準
電圧が出力されない際に、上記演算増幅回路の非反転入
力端子の電位を反転入力端子の電位に比べて上記第1の
電位により近付けるように制御して正常な基準電圧を出
力させる起動手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】電源投入後や、ノイズ等の混入により、演算増
幅回路の出力端子から正常な基準電圧が出力されない際
に、起動手段により演算増幅回路の非反転入力端子の電
位が反転入力端子の電位に比べて上記第1の電位により
近付くように制御され、これにより演算増幅回路がコン
パレータ的な動作をして正常な値の基準電圧が出力され
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。図1はこの発明の基準電圧発生回路の第1
の基本回路の回路図であり、前記図14に示す従来回路
にこの発明を実施したものである。従って、図14と対
応する箇所には同じ符号を付して説明を行う。
【0011】この基準電圧発生回路には従来と同様に、
2個のNPNトランジスタ18、19、3個の抵抗13、14、
15及び演算増幅回路16が設けられていると共に、新たに
起動回路20が追加されている。
【0012】すなわち、この基本回路では2個のNPN
トランジスタ18、19に流れる電流の値を異ならせ、それ
ぞれの電流によって抵抗14、15に電圧降下を生じさせ、
両降下電圧を演算増幅回路16の非反転入力端子(+)及
び反転入力端子(−)に供給すると共に、演算増幅回路
16の出力端子の電圧を上記NPNトランジスタ18、19
の各ベースに供給して負帰還をかけることによって、演
算増幅回路16の出力端子に基準電圧Vref を得るよう
にしている。
【0013】そして、上記起動回路20は、電源投入後に
基準電圧Vref の値が何等かの原因、例えば演算増幅回
路16のオフセットの存在やノイズ等の混入により、接地
電圧となっている場合に、上記抵抗13と14の直列接続点
であるa点もしくはトランジスタ17のエミッタと抵抗13
との接続点であるb点の電位を電源電圧VDDに近い所定
の電圧に設定する機能を持つ。
【0014】上記構成の基準電圧発生回路において、動
作開始時点で出力電圧Vref が接地電圧になっている場
合、トランジスタ17、18はカットオフするために電流は
流れず、上記a、b点及びトランジスタ18のエミッタと
抵抗15との接続点であるc点はいずれも接地電圧になっ
てしまう。
【0015】このような場合に、起動回路20により接地
電圧となっているa点もしくはb点が電源電圧VDDに近
い所定の電圧に設定される。これにより、抵抗14もしく
は抵抗13、14に電流が流れ、抵抗14に電圧降下が生じ
て、a点の電圧が上昇する。そして、このa点の電圧が
c点の電圧よりも演算増幅回路16のオフセット電圧を無
視できる程大きくなることで、演算増幅回路16がコンパ
レータ的な動作をし、演算増幅回路16の出力電圧は上昇
する。その結果、トランジスタ17、18にそれぞれベース
・エミッタ間電圧VBEが加わり、両トランジスタ17、18
に電流が流れ始める。そして、トランジスタ17、18と演
算増幅回路16とが負帰還動作することにより、最終的に
は所望する値の基準電圧Vref が得られるようになる。
【0016】次に上記図1を基本回路とする種々の実施
例について説明する。図2は上記図1の基本回路におけ
る起動回路20を具体化したこの発明の第1の実施例の構
成を示す回路図である。この実施例回路において、前記
起動回路20は定電流源21と抵抗22及びNPNトランジス
タ23とから構成されている。すなわち、上記定電流源21
の一端は電源電圧VDDに接続されており、上記抵抗22は
この定電流源21の他端と接地電圧との間に接続されてい
る。また、上記トランジスタ23のコレクタは電源電圧V
DDに、ベースは上記定電流源21と抵抗22との直列接続点
であるd点にそれぞれ接続され、エミッタは前記a点に
接続されている。なお、トランジスタ23のエミッタは破
線で示すように前記b点に接続してもよい。
【0017】上記のように構成された起動回路20では、
電源投入後にd点の電圧がトランジスタ23のベース・エ
ミッタ間電圧VBE以上の所定のバイアス電圧に設定され
る。これは、抵抗22の抵抗値と定電流源21の電流値を設
定することで実現される。そして、電源投入後にa点の
電圧が接地電圧になった場合、ベースに上記バイアス電
圧が供給されているトランジスタ23がオンし、前記のよ
うな電流が抵抗14に流れ、この抵抗14に前記のような電
圧降下が生じる。この後は、前記のような動作によって
基準電圧Vref が出力される。
【0018】基準電圧Vref が安定に出力されるように
なると、a点の電圧は接地電圧よりも高くなり、トラン
ジスタ23には十分なベース・エミッタ間電圧が加わらな
くなり、このトランジスタ23はカットオフし、トランジ
スタ23には電流が流れなくなるのでトランジスタ17に流
れる電流に影響を与えない。
【0019】なお、上記トランジスタ23がカットオフし
た後でも定電流源21には電流が流れ続ける。この電流
は、この基準電圧発生回路が内蔵されている集積回路に
電源電圧が与えられている限り消費される。従って、集
積回路に電源電圧は与えられているが、基準電圧を発生
する必要が無い時は、この起動回路20における消費電流
を0にすれば低消費電流化を効果的に図ることができ
る。そのためには、定電流源21の電流経路に直列にパワ
ーダウン制御信号により導通制御されるスイッチ回路を
挿入し、基準電圧を発生する必要がある時にのみ、この
スイッチ回路を導通させて起動回路30が動作するように
構成すれば良い。
【0020】図3は上記図1の基本回路における起動回
路20を具体化したこの発明の第2の実施例の構成を示す
回路図である。この実施例回路では、図2の実施例回路
中の定電流源21の代わりに抵抗24を用いるようにしたも
のである。この場合、前記d点に発生するバイアス電圧
の値は2個の抵抗24、22の抵抗比と電源電圧VDDの値に
応じて設定される。
【0021】図4は上記図1の基本回路における起動回
路20を具体化したこの発明の第3の実施例の構成を示す
回路図である。この実施例回路では、起動回路20として
電源電圧VDDと前記a点との間に接続された容量25が用
いられる。この場合も、破線で示すように容量25を前記
b点に接続してもよい。
【0022】この実施回路では、動作開始時点でa点が
接地電圧になると、容量25による容量結合によりa点の
電圧が接地電圧以上に上昇する。この後は前記と同様に
a点の電圧がc点の電圧よりも演算増幅回路16のオフセ
ット電圧を無視できる程大きくなることで、演算増幅回
路16がコンパレータ的な動作をし、演算増幅回路16の出
力電圧が上昇し、その結果、トランジスタ17、18にそれ
ぞれベース・エミッタ間電圧VBEが加わり、両トランジ
スタ17、18に電流が流れ始め、トランジスタ17、18と演
算増幅回路16とが負帰還動作することにより、最終的に
は所望する値の基準電圧Vref が得られるようになる。
【0023】図5は上記図1の基本回路における起動回
路20を具体化したこの発明の第4の実施例の構成を示す
回路図である。この実施例回路では、前記図2の実施例
回路中のNPNトランジスタ23の代わりにNチャネルの
MOSトランジスタ26を用いるようにしたものである。
すなわち、このMOSトランジスタ26のドレインは電源
電圧VDDに接続され、ソースは前記a点に接続されてい
る。なお、この場合、前記NPNトランジスタ23のベー
ス・エミッタ間電圧VBEに相当するものは、Nチャネル
のMOSトランジスタ26の閾値電圧である。そして、こ
の場合も破線で示すように上記MOSトランジスタ26の
ソースを前記b点に接続してもよい。
【0024】図6は上記図1の基本回路における起動回
路20を具体化したこの発明の第5の実施例の構成を示す
回路図である。この実施例回路では、前記図2の実施例
回路中のNPNトランジスタ23の代わりにダイオード27
を用いるようにしたものである。なお、この場合、前記
NPNトランジスタ23のベース・エミッタ間電圧VBEに
相当するものは、ダイオード27の順方向降下電圧VF で
ある。そして、この場合も破線で示すように上記ダイオ
ード27のカソードを前記b点に接続するようにしてもよ
い。
【0025】図7はこの発明の基準電圧発生回路の第2
の基本回路の回路図であり、前記図13に示す従来回路
にこの発明を実施したものである。従って、図13と対
応する箇所には同じ符号を付して説明を行う。
【0026】この基準電圧発生回路には従来と同様に2
個のPNPトランジスタ11、12、3個の抵抗13、14、15
及び演算増幅回路16が設けられていると共に、新たに起
動回路30が追加されている。
【0027】すなわち、この基本回路では2個のPNP
トランジスタ11、12に流れる電流の値を異ならせ、それ
ぞれの電流によって抵抗14、15に電圧降下を生じさせ、
両降下電圧を演算増幅回路16の非反転入力端子(+)及
び反転入力端子(−)に供給すると共に、演算増幅回路
16の出力端子の電圧を上記PNPトランジスタ11、12の
各ベースに供給して負帰還をかけることによって、演算
増幅回路16の出力端子に基準電圧Vref を得るようにし
ている。
【0028】そして、上記起動回路30は、電源投入後に
基準電圧Vref の値が何等かの原因、例えば演算増幅回
路16のオフセットの存在やノイズ等の混入により、電源
電圧VDDとなっている場合に、上記抵抗13と14の直列接
続点であるa点もしくはトランジスタ11のエミッタと抵
抗13との接続点であるb点の電位を接地電圧に近い所定
の電圧に設定する機能を持つ。
【0029】上記構成の基準電圧発生回路において、動
作開始時点で出力電圧Vref が電源電圧になっている場
合、トランジスタ11、12はカットオフするために電流は
流れず、上記a、b点及びトランジスタ12のエミッタと
抵抗15との接続点であるc点はいずれも電源電圧になっ
てしまう。
【0030】このような場合に、起動回路30により、電
源電圧となっているa点もしくはb点が接地電圧に近い
所定の電圧に設定される。これにより、抵抗14にもしく
は抵抗13、14に直列に電流が流れ、抵抗14に電圧降下が
生じて、a点の電圧が降下する。そして、このa点の電
圧がc点の電圧よりも演算増幅回路16のオフセット電圧
を無視できる程低くなることで、演算増幅回路16がコン
パレータ的な動作をし、演算増幅回路16の出力電圧は降
下する。その結果、トランジスタ11、12にそれぞれベー
ス・エミッタ間電圧VBEが加わり、両トランジスタ11、
12に電流が流れ始める。そして、トランジスタ11、12と
演算増幅回路16とが負帰還動作することにより、最終的
には所望する値の基準電圧Vref が得られるようにな
る。
【0031】次に上記図7を基本回路とする種々の実施
例について説明する。図8は上記図7の基本回路におけ
る起動回路30を具体化したこの発明の第6の実施例の構
成を示す回路図である。この実施例回路において、前記
起動回路30は定電流源31と抵抗32及びPNPトランジス
タ33とから構成されている。すなわち、上記定電流源31
の一端は接地電圧に接続されており、上記抵抗32はこの
定電流源31の他端と電源電圧VDDとの間に接続されてい
る。また、上記トランジスタ33のコレクタは接地電圧
に、ベースは上記定電流源31と抵抗32との直列接続点で
あるd点にそれぞれ接続され、エミッタは前記a点に接
続されている。なお、トランジスタ33のエミッタは破線
で示すように前記b点に接続してもよい。
【0032】上記のように構成された起動回路30では、
電源投入後にd点の電圧がトランジスタ23のコレクタに
対してそのベース・エミッタ間電圧VBE以下となるよう
な所定のバイアス電圧に設定される。これは、抵抗32の
抵抗値と定電流源31の電流値を設定することで実現され
る。そして、電源投入後にa点の電圧が電源電圧になっ
た場合、ベースに上記バイアス電圧が供給されているト
ランジスタ33がオンし、電流が抵抗14に流れ、この抵抗
14に電圧降下が生じる。この後は、前記のような動作に
よって基準電圧Vref が出力される。
【0033】基準電圧Vref が安定に出力されるように
なると、a点の電圧は電源電圧VDDよりも低くなり、ト
ランジスタ33には十分なベース・エミッタ間電圧が加わ
らなくなり、このトランジスタ33はカットオフし、トラ
ンジスタ33には電流が流れなくなるのでトランジスタ11
に流れる電流に影響を与えない。
【0034】なお、この実施例の場合も、トランジスタ
33がカットオフした後でも定電流源31には電流が流れ続
ける。従って、この実施例の場合にも、定電流源31の電
流経路に直列にパワーダウン制御信号により導通制御さ
れるスイッチ回路を挿入し、基準電圧を発生する必要が
ある時にのみ、このスイッチ回路を導通させて起動回路
30を動作させるように構成すれば、低集費電流化を図る
ことができる。
【0035】図9は上記図7の基本回路における起動回
路30を具体化したこの発明の第7の実施例の構成を示す
回路図である。この実施例回路では、図8の実施例回路
中の定電流源31の代わりに抵抗34を用いるようにしたも
のである。
【0036】図10は上記図7の基本回路における起動
回路30を具体化したこの発明の第8の実施例の構成を示
す回路図である。この実施例回路では、起動回路30とし
て前記a点と接地電圧との間に接続された容量35が用い
られる。この場合も、破線で示すように容量35を前記b
点に接続してもよい。
【0037】この実施例回路では、動作開始時点でa点
が電源電圧になると、容量35による容量結合によりa点
の電圧が電源電圧以下に降下する。この後は前記と同様
にa点の電圧がc点の電圧よりも演算増幅回路16のオフ
セット電圧を無視できる程低くなることで、演算増幅回
路16がコンパレータ的な動作をし、演算増幅回路16の出
力電圧が降下し、その結果、トランジスタ11、12にそれ
ぞれベース・エミッタ間電圧VBEが加わり、両トランジ
スタ11、12に電流が流れ始め、トランジスタ11、12と演
算増幅回路16とが負帰還動作することにより、最終的に
は所望する値の基準電圧Vref が出力されるようにな
る。
【0038】図11は上記図7の基本回路における起動
回路30を具体化したこの発明の第9の実施例の構成を示
す回路図である。この実施例回路では、前記図8の実施
例回路中のPNPトランジスタ33の代わりにPチャネル
のMOSトランジスタ36を用いるようにしたものであ
る。すなわち、のMOSトランジスタ36のドレインは接
地電圧に接続され、ソースはa点に接続されている。な
お、この場合、前記PNPトランジスタ33のベース・エ
ミッタ間電圧VBEに相当するものは、PチャネルのMO
Sトランジスタ36の閾値電圧である。そして、この場合
も破線で示すように上記MOSトランジスタ36のソース
を前記b点に接続してもよい。
【0039】図12は上記図7の基本回路における起動
回路30を具体化したこの発明の第10の実施例の構成を
示す回路図である。この実施例回路では、前記図9の実
施例回路中のPNPトランジスタ33の代わりにダイオー
ド37を用いるようにしたものである。なお、この場合、
前記PNPトランジスタ33のベース・エミッタ間電圧V
BEに相当するものは、ダイオード37の順方向降下電圧V
F である。そして、この場合も破線で示すように上記ダ
イオード37のアノードを前記b点に接続するようにして
もよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
素子特性のばらつきやノイズ等の混入にも影響されず、
常に安定して動作する基準電圧発生回路を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基準電圧発生回路の第1の基本回路
の回路図。
【図2】この発明の第1の実施例の回路図。
【図3】この発明の第2の実施例の回路図。
【図4】この発明の第3の実施例の回路図。
【図5】この発明の第4の実施例の回路図。
【図6】この発明の第5の実施例の回路図。
【図7】この発明の基準電圧発生回路の第2の基本回路
の回路図。
【図8】この発明の第6の実施例の回路図。
【図9】この発明の第7の実施例の回路図。
【図10】この発明の第8の実施例の回路図。
【図11】この発明の第9の実施例の回路図。
【図12】この発明の第10の実施例の回路図。
【図13】従来の回路図。
【図14】従来の回路図。
【符号の説明】
11,12,23…NPNトランジスタ、13,14,15,22,2
4,32,34…抵抗、16…演算増幅回路、18,19,33…P
NPトランジスタ、20,30…起動回路、21,31…定電流
源、25,35…容量、26…NチャネルのMOSトランジス
タ、27,37…ダイオード、36…PチャネルのMOSトラ
ンジスタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれのコレクタが第1の電位に接続
    され、ベースどおしが接続された同一極性の第1、第2
    のバイポーラトランジスタと、 一端が上記第1のバイポーラトランジスタのエミッタに
    接続された第1の抵抗と、 一端が上記第1の抵抗の他端に接続され、他端が第2の
    電位に接続された第2の抵抗と、 一端が上記第2のバイポーラトランジスタのエミッタに
    接続され、他端が上記第2の電位に接続された第3の抵
    抗と、 非反転入力端子、反転入力端子及び出力端子を有し、非
    反転入力端子が上記第1、第2の抵抗の直列接続点に接
    続され、反転入力端子が上記第3の抵抗の一端に接続さ
    れ、出力端子が上記第1、第2のバイポーラトランジス
    タのベース共通接続点に接続され、出力端子から基準電
    圧を出力する演算増幅回路と、 上記演算増幅回路の出力端子から正常な基準電圧が出力
    されない際に、上記演算増幅回路の非反転入力端子の電
    位を反転入力端子の電位に比べて上記第1の電位により
    近付けるように制御して正常な基準電圧を出力させる起
    動手段とを具備したことを特徴とする基準電圧発生回
    路。
  2. 【請求項2】 前記起動手段が、 コレクタが前記第1の電位に接続され、エミッタが前記
    第1の抵抗の一端もしくは他端に接続され、前記第1、
    第2のバイポーラトランジスタと同一極性の第3のバイ
    ポーラトランジスタと、 上記第3のバイポーラトランジスタのベースに所定のバ
    イアス電位を供給するバイアス電位発生手段とから構成
    されている請求項1に記載の基準電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 前記バイアス電位発生手段が、 前記第1の電位に一端が接続された電流源と、 一端が上記電流源の他端に接続され、他端が前記第2の
    電位に接続された第4の抵抗とから構成され、 上記電流源と上記第4の抵抗の直列接続点から前記バイ
    アス電位を発生するように構成されている請求項2に記
    載の基準電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 前記電流源が第5の抵抗で構成されてい
    る請求項3に記載の基準電圧発生回路。
  5. 【請求項5】 前記起動手段が、 一端が前記第1の電位に接続され、他端が前記第1の抵
    抗の一端もしくは他端に接続された容量で構成されてい
    る請求項1に記載の基準電圧発生回路。
  6. 【請求項6】 前記起動手段が、 ドレインが前記第1の電位に接続され、ソースが前記第
    1の抵抗の一端もしくは他端に接続されたMOSトラン
    ジスタと、 上記MOSトランジスタのゲートに所定のバイアス電位
    を供給するバイアス電位発生手段とから構成されている
    請求項1に記載の基準電圧発生回路。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2のバイポーラトランジス
    タのそれぞれがNPNトランジスタであり、 前記起動手段が、 カソードが前記第1の抵抗の一端もしくは他端に接続さ
    れたダイオードと、 上記ダイオードのアノードに所定のバイアス電位を供給
    するバイアス電位発生手段とから構成されている請求項
    1に記載の基準電圧発生回路。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2のバイポーラトランジス
    タのそれぞれがPNPトランジスタであり、 前記起動手段が、 アノードが前記第1の抵抗の一端もしくは他端に接続さ
    れたダイオードと、 上記ダイオードのカソードに所定のバイアス電位を供給
    するバイアス電位発生手段とから構成されている請求項
    1に記載の基準電圧発生回路。
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