JPH0798881A - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

光学ピックアップ装置

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JPH0798881A
JPH0798881A JP5245451A JP24545193A JPH0798881A JP H0798881 A JPH0798881 A JP H0798881A JP 5245451 A JP5245451 A JP 5245451A JP 24545193 A JP24545193 A JP 24545193A JP H0798881 A JPH0798881 A JP H0798881A
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JP
Japan
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peltier element
laser
temperature
light source
peltier
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JP5245451A
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Fumisada Maeda
史貞 前田
Yoshinori Matsumoto
義典 松本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型、軽量な構成を採って高い環境温度下で
も確実に所定の温度設定を行うことのできるようにす
る。 【構成】 励起用半導体レーザと、この半導体レーザか
らのレーザ光によって励起されるレーザ媒質と、非線形
光学素子とを有する光源部1が設けられて成る光学ピッ
クアップ装置において、少なくとも第1のペルチェ素子
21と第2のペルチェ素子22とを重ねて配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学ピックアップ装
置、特に励起用半導体レーザと、この半導体レーザから
のレーザ光によって励起されるレーザ媒質すなわち固体
レーザと、非線形光学素子とを有する光源部が設けられ
て成る光学ピックアップ装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク、レーザディスク、
光磁気ディスク等の光ディスクに対する記録、再生にお
いて用いられる光は、記録密度の向上、再生解像の向上
から短波長化が望まれる。
【0003】このような光源として、励起用半導体レー
ザと、レーザ媒質と、非線形光学素子とを有する光源部
を設けた構成を採り、半導体レーザ1のレーザ光によっ
てレーザ媒質を励起して取り出したレーザ光を基本波と
して非線形光学素子に導入し、この非線形光学素子から
例えば2次高調波による短波長のレーザ光を得るように
した、低消費電力で高パワー密度が得られるレーザ光発
生装置の提案がなれている(例えば特開平1−1433
77)。
【0004】ところで、このようなレーザ光発生装置に
いては、励起用半導体レーザは、常時、レーザ媒質を効
率良く励起する所定の波長の光を発振する状態に保持さ
れるように、所定の温度に制御される必要がある。
【0005】一方、レーザ媒質に関してもこれが所定の
温度に保持される必要があるが、このレーザ媒質に関し
ては、例えばこれを楔型にカットしておいて、このレー
ザ媒質を光路に対して移動調整することによって、この
光路が楔状のレーザ媒質のどの位置を通過するかによっ
てその光路長を選定することによって、その保持すべき
温度が丁度励起用半導体レーザにおける設定温度と一致
するようにして、共通の温度制御装置で両者の温度を設
定できるようにしている。
【0006】この温度制御装置としては、図7にその概
略構成の断面図を示すように、前述したように、励起用
半導体レーザと、レーザ媒質と、非線形光学素子とを有
する光源部1に熱的に結合して単一段のペルチェ素子2
が配置される。このペルチェ素子2は、例えば相対向す
る基板4間に多数のペルチェ効果を有するペレットが配
列され、各一方の基板側を共通に低温側すなわち冷却側
の極とし、他方側を共通に高温側すなわち発熱側の極と
して構成される。
【0007】そして、サーミスタ等の温度検出素子によ
って光源部1の励起用半導体レーザの温度を検出して、
これによってペルチェ素子2の供給電力P(=電流I・
電圧V)を制御して、光源部1の冷却を行って、これを
所定の温度に保持するという方法が採られる。
【0008】この場合、確実な温度制御、すなわち充分
な放熱を行うために熱伝導度が高く、表面積を大とする
放熱フィンが形成されたいわゆるヒートシンク3を、ペ
ルチェ素子2の、光源部1との結合部とは反対側の極に
熱的に結合して設けるという構成が採られる。
【0009】したがって、上述した短波長のレーザ光発
生装置を、各種光ディスクに対する記録もしくは再生、
あるいはその双方を行う光学ピックアップの光源として
用いる場合、上述した励起用半導体レーザ、レーザ媒
質、非線形光学素子等による光源部1とともに、その温
度制御装置、ヒートシンク等が光学ピックアップに搭載
されることになる。
【0010】この光学ピックアップは、一般に回転する
光ディスクに対してその半径方向に沿う方向に可動する
構成を採る必要があり、この光学ピックアップは、全体
として小型化されることが望まれるとともに、そのアク
セスタイムをできるだけ短くする必要があることからこ
の光学ピックアップの全体の重量はできるだけ軽量に構
成されることが要求される。
【0011】一方、上述の光源としてのレーザ光発生装
置においては、高い外囲温度下においても充分な冷却を
行って常時所定の温度に保持して安定な動作ができる構
成とすることが望まれる。
【0012】ところが、上述したような構成による温度
制御装置では、その温度制御、特にその冷却が必ずしも
充分に行われるものではなく、長期の連続使用に問題が
生じる。
【0013】今、図7に示す従来の構造、すなわち単一
段のペルチェ素子2が設けられるモデルについて考察す
る。
【0014】この場合、簡単化のために、各部の熱的結
合部の熱的接触抵抗、ペルチェ素子2における基板4へ
のペルチェ素子2の熱抵抗等は無視するものとする。
【0015】一般にペルチェ素子の効率ηは、下記数1
で与えられる。
【0016】
【数1】η={αTcI−(1/2)rI2 −k・Δ
T}/(αΔTI+krI2
【0017】ここで、 αI>0,k>0である。
【0018】αは、ペルチェ素子のゼーベック係数。T
H は、ペルチェ素子の高温側(発熱側)の温度。Tc
は、ペルチェ素子の低温側(冷却側)の温度すなわち制
御目標温度。Iは、ペルチェ素子への供給電流。rは、
ペルチェ素子の電気抵抗。kは、ペルチェ素子の熱コン
ダクタンス。 ΔT=TH −Tc
【0019】ここで、ペルチェ素子の電気抵抗r,熱コ
ンダクタンスKは、ペルチェ素子1段当たりの断面積お
よび高さをそれぞれAおよびLとすると、 r=ρL/A k=λA/L で表せる。ここで、ρはペルチェ素子の抵抗率,λは熱
伝導率である。
【0020】ここで、A/Lを形状変数xとすると、電
気抵抗r,熱コンダクタンスkはxの関数となる。
【0021】数1によれば、ΔTが小さい程、効率ηが
良くなる。
【0022】光学ピックアップにおいては、その光源部
1すなわち半導体レーザおよびレーザ媒質等の温度を一
定に保持するものであるから、Tc=一定であるので、
Hを下げることがΔTを小さくすることができて、効
率ηを向上させることになる。
【0023】そこで、ヒートシンク3を設けて、熱を外
気に伝達させてTH の低下をはかることになる。この場
合のペルチェ素子の排熱量Qout は下記数2で表せる。
【0024】
【数2】Qout =hSout (TH −Tair
【0025】ここで、hはヒートシンクから外気への熱
伝達率,Sout はヒートシンク面積,Tair は外気温度
である。
【0026】いま、仮に、Qout を一定とすると、TH
を下げる方法としては、以下の2方法が考えられる。
【0027】(i) 熱伝達係数hを上げる。 (ii)ヒートシンク面積Sout を大とする。
【0028】熱伝達係数hを上げるには、強制冷却を行
う冷却ファンを設けることが考えられる。しかしなが
ら、このように(i)のために冷却ファンを設けたり、
上記(ii)のヒートシンク面積を増大することは、光
学ピックアップにおいては、その重量の増大化、大型化
を招き好ましくない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した励
起用半導体レーザを有する固体レーザ構成と、波長変換
素子としての非線形光学素子を有するレーザ光発生装置
を光源として用いる光学ピックアップにおいて、小型、
軽量な構成を採って高い環境温度下でも確実に所定の温
度設定を行うことのできるようにする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1および図
2にそれぞれ本発明による光学ピックアップの光源部構
体の各例の略線的断面図を示すように、これら図1およ
び図2には図示しないが、励起用半導体レーザと、この
半導体レーザからのレーザ光によって励起されるレーザ
媒質と、非線形光学素子とを有する光源部1が設けられ
て成る光学ピックアップ装置において、少なくとも第1
のペルチェ素子21と第2のペルチェ素子22とを重ね
て配置する。すなわち、少なくとも2段以上のペルチェ
素子を配置する。
【0031】そして、第1のペルチェ素子21の一方の
極を光源部1に熱的に結合し、第2のペルチェ素子22
の低温側の極を第1のペルチェ素子21の他方の極に熱
的に結合する。
【0032】また、本発明は、上述の構成において、第
1のペルチェ素子21を、光源部1の温度制御手段と
し、第2のペルチェ素子22を主たる放熱手段とする。
【0033】
【作用】本発明構成によれば、光源部1に熱的に結合さ
れる第1のペルチェ素子21と、この第1のペルチェ素
子21に熱的に結合する第2のペルチェ素子22との少
なくとも2段のペルチェ素子を設けたので、効率良い冷
却を行うことができる。
【0034】すなわち,ペルチェ素子のエネルギー収支
に関して数3が成り立ち、ペルチェ素子の吸熱量Qab
関して数4が成り立つ。
【0035】
【数3】 Qout =Qab+P=Qab+α( TH −Tc) I+rI2
【0036】
【数4 】 Qab=αTcI−(1/2rI2 )−k(TH −Tc)
【0037】いま、単一段のペルチェ素子についてみる
と、その特性,寸法,温度条件等が下記の場合、 吸熱量Qab=1.2〔W〕, ゼーベック係数α=205×10-6[ V/K〕, 抵抗率ρ=1.22×10-5〔Ωm〕, 熱伝導率λ=1.53〔W/m・K〕, 低温側温度Tc=25〔℃〕, 高さL=1.43〔mm〕, 断面積A=0.5〔mm2 〕、 ヒートシンク面積=0.03〔m2 〕 ヒートシンクと外気との熱伝達係数=8〔W/m2 K〕 の下での高温側温度TH と効率η,供給電力Pの関係
は、図3に示すようになる。図3において、曲線31は
効率η(Qab/P),曲線32は供給電力P〔W〕を示
す。これによれば、効率η温度TH の上昇と共に低下
し、TH =80℃のときには、ηは0.3以下に低下し
てしまい、数3のペルチェ排熱量と、数2のヒートシン
クの放熱量のバランスがとれなくなり、これ以上温度が
上昇すると制御不能になる。
【0038】しかしながら、TH が80℃以上の例えば
90℃であっても、例えば2段あるいはそれ以上のペル
チェ素子21および22で分担させることで、各ペルチ
ェ素子に関しては、低い温度での制御例えば40℃近傍
での効率ηの高い範囲で動作させることになるので、結
局80℃以上の高温においても効率良い冷却、すなわち
温度制御を行うことができることになる。
【0039】なお、上述したように、本発明では複数段
のペルチェ素子を設けるものであるが、このペルチェ素
子は、ヒートシンクや冷却ファンに比してきわめて軽
量、小型であるので、このペルチェ素子を複数段設ける
ことによる光学ピックアップに掛かる負担は問題となら
ない。
【0040】更に、本発明では、少なくとも2段のペル
チェ素子構成としたことによって、上述したように高精
度を必要とする光源部1の温度制御と、この制御を確実
に行うための冷却とを分担できることから、レーザ光を
長時間に渡って連続発振させた場合においても、その温
度上昇を第2のペルチェ素子6で有効に放熱冷却できる
ので、第1段目のペルチェ素子2において、微妙なすな
わち高精度の温度制御を行うことができることになる。
【0041】
【実施例】本発明による光学ピックアップの実施例を説
明する。本発明によるピックアップは、通常のように、
例えば図4にその略線的外観の斜視図を示すように、回
転する光ディスク101に対してその半径方向に沿って
矢印102で示すように、本発明による光学ピックアッ
プ103が可動に構成される。
【0042】この光学ピックアップ103は、例えば図
5に示すように、光源部1を有する光源部構体105
と、これから取り出されたレーザ光を光ディスク101
に集光する対物レンズを有する対物レンズ駆動デバイス
105を有してなる。
【0043】光源部構体105は、パッケージ105内
に光源部1が収容されるてなる。この光源部1は、励起
用半導体レーザ106と、この半導体レーザ106から
のレーザ光によって励起されるレーザ媒質107と、非
線形光学素子108とを有してなる。
【0044】半導体レーザ106は、良熱伝導性の載置
台109上に熱的に密に結合して載置配置される。レー
ザ106の光学的な後段には、集光レンズ110、良熱
伝導性のレンズ固定ブロック111に固定されて配置さ
れる。
【0045】レーザ媒質107の励起レーザ光の入射側
には例えば1/4波長板112が配置され、この1/4
波長板112と、レーザ媒質107と、非線形光学素子
108とによって共振器200が構成される。
【0046】レーザ媒質107は、例えばNd:YAG
よりなり、励起用半導体レーザ光よりのレーザ光は、レ
ンズ110によって集光されて1/4波長板112を介
してレーザ媒質107に導入される。
【0047】1/4波長板112の励起レーザ光の入射
面は、励起用レーザ光(例えば波長810nm)を透過
し、レーザ媒質107によって発生するレーザ光を反射
する波長選択性を有する反射面113とする。また、非
線形光学素子108の波長変換光を導出する端面は、そ
の基本波すなわちレーザ媒質107から発生する波長の
光を反射し、その波長変換光例えば第2高調波を透過す
る反射面114とする。
【0048】非線形光学素子108は、例えばKTP
(KTiOPO4 )よりなり、上述の例えば例えばN
d:YAGよりなるレーザ媒質107からのレーザ光に
よる基本波光例えば1064nmの第2高調波(532
nm)が反射面114を透過して出力されるようになさ
れる。
【0049】この構成において、1/4波長板112
は、特開平1−220870号公報に開示されたレーザ
光源でもちいられている複屈折性素子であり、出力レー
ザ光として出射する第2高調波によるレーザ光を安定に
効率良く出力させるものである。
【0050】上述した共振器200すなわちレーザ媒質
107等は、良熱伝導性固定ブロック117上に設置さ
れる。
【0051】半導体レーザ106の載置台109、レン
ズ110および共振器200の各固定ブロック111お
よび117は、例えば共通の良熱伝導性の基板118上
に熱的に密に結合して相互に所定の位置関係を保持して
配置されて、光源部1が構成される。
【0052】そして、この光源部1に第1のペルチェ素
子21を、その一方の側の極を光源部1、図示の例では
基板118に熱的に密着させて配置する。また、この第
1のペルチェ素子21の他方側の極に第2のペルチェ素
子22を、その低温側の極を密着させて重ねて配置す
る。第2のペルチェ素子22の高温側の極には、多数の
放熱フィン119が形成されたヒートシンク3が熱的に
密に結合配置する。
【0053】第1および第2のペルチェ素子21および
22は、それぞれ相対向する例えばAl2 3 よりなる
基板4間にペルチェ効果を有し両端に金属が被着された
半導体ペレットが配列された通常の構成をとることがで
きる。
【0054】図1および図5の例では、第2のペルチェ
素子22をパッケージ105外に配置した場合で、図2
の例では、両ペルチェ素子21および22をともにパッ
ケージ105内に配置した場合である。
【0055】そして、この非線形光学素子108から波
長変換されて出射した短波長のレーザ光は例えばミラー
115によってその光路が屈曲されて、パッケージ10
5の窓116を通じてパッケージ105外に導出され、
これが図4に破線をもって示すように、対物レンズ駆動
デバイス5の対物レンズを通過するようになされて光デ
ィスク101にフォーカシングされる。
【0056】上述の光源部構体において、その低温側温
度すなわち制御目標温度Tc、吸熱量Qab、使用環境温
度が制約されれば、消費電力を最小にする最適な形状変
数xが決定される。いま、第1のペルチェ素子21にお
いてΔT=20℃となるように制御する場合において、
消費電力が最小になるように最適化されたものの外気温
度に対する消費電力をみると、図6中曲線61となる。
この場合の境界条件は、ヒートーシンク3の熱伝達係数
h=8[W/m2 K]で、ペルチェ素子については、 吸熱量Qab=1.2〔W〕, ゼーベック係数α=205×10-6[ V/K〕, 抵抗率ρ=1.22×10-5〔Ωm〕, 熱伝導率λ=1.53〔W/m・K〕, 低温側温度Tc=25〔℃〕, 高さL=1.43〔mm〕, 断面積A=0.5〔mm2 〕。
【0057】同様の条件下で、図7で示したペルチェ素
子が単一段の場合を、図6中曲線62に示す。この従来
構成によるときは、外気温度が60.5℃を越えると上
記条件では解がない。すなわちペルチェ素子の形状の最
適化をはかっても温度制御が不可能である。
【0058】これに対し、本発明構成によれば、従来構
成に比し高い温度での動作が可能となる。
【0059】上述した例では、第2のペルチェ素子22
をパッケージ105内に配置した場合であるが、図2に
示すように、第2のペルチェ素子22をパッケージ外に
配置する構成をとるとか、パッケージ自体をヒートーシ
ンクとするなど、図示の例に限らず種々の変形変更を行
うことができる。
【0060】また、図示の例ではペルチェ素子が基板4
を介してパッケージあるいはヒートシンク3と熱的に結
合した構成とした場合であるが、この基板4をはじめと
して、各ペルチェ素子21および22の各基板が排除さ
れることが望ましい。これに付いて説明すると、前述し
たところでは、説明の簡単化のために、ペルチェ素子の
高温側の温度TH とヒートシンク3の温度が同一である
とした場合であるが、実際には両者間に温度差が存在す
る。
【0061】いま、ヒートシンク3の温度をTHSとし、
簡単のため1次元モデルを考えると、下記数3となる。
【0062】
【数5】Qout =(TH −THS)・λp p /Lp
【0063】λp ,Sp ,Lp はそれぞれ基板の熱伝導
率,面積,厚みである。
【0064】これを、変形すると、数4になる。
【0065】
【数6】TH =(Qout ・Lp /λp ・Sp )+THS
【0066】したがって、TH を下げるには、Lp を小
さくするか、λp ,Sp を大とすることが考えられる
が、ペルチェ素子の基板を排除することが効果的である
ことが分かる。
【0067】
【発明の効果】本発明構成によれば、光源部1に熱的に
結合される第1のペルチェ素子21と、この第1のペル
チェ素子21に熱的に結合する第2のペルチェ素子22
との少なくとも2段のペルチェ素子を設けたことによっ
て上述したところからあきらかのように効率良く、高い
外気温度下においても確実、安定に温度制御を行うこと
ができる。
【0068】したがって本発明によれば、ヒートーシン
クの小型化、更に或る場合はその省略化をはかることが
でき、また使用外囲条件によって強制冷却のファンを設
ける場合においても、その小型化をはかることができ
る。
【0069】更に、本発明では、少なくとも2段のペル
チェ素子構成としたことによって、上述したように高精
度を必要とする光源部1の温度制御と、この制御を確実
に行うための冷却とを分担できることから、レーザ光を
長時間に渡って連続発振させた場合においても、その温
度上昇を第2のペルチェ素子6で有効に放熱冷却できる
ので、第1段目のペルチェ素子2において、微妙なすな
わち高精度の温度制御を行うことができるなど、実用に
供してその利益は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ピックアップの一例の要部の略
線的断面図である。
【図2】本発明による光ピックアップの他の一例の要部
の略線的断面図である。
【図3】ペルチェ素子の効率および供給電力の温度との
関係示す図である。
【図4】本発明の一例の斜視図である。
【図5】本発明による光ピックアップの一例の要部の略
線的断面図である。
【図6】従来および本発明によるピックアップの消費電
力の外気温度依存性を示す図である。
【図7】従来の光ピックアップの要部の略線的断面図で
ある。
【符号の説明】
1 光源部 21 第1のペルチェ素子 22 第2のペルチェ素子 3 ヒートシンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励起用半導体レーザと、該半導体レーザ
    からのレーザ光によって励起されるレーザ媒質と、非線
    形光学素子とを有する光源部が設けられて成る光学ピッ
    クアップ装置において、 少なくとも第1のペルチェ素子と第2のペルチェ素子と
    を重ねて配置し、第1のペルチェ素子の一方の極を上記
    光源部に熱的に結合し、 第2のペルチェ素子の低温側の極を上記第1のペルチェ
    素子の他方の極に熱的に結合して成ることを特徴とする
    光学ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のペルチェ素子を、上記光源部
    の温度制御手段とし、 上記第2のペルチェ素子を主たる放熱手段とすることを
    特徴とする請求項1に記載の光学ピックアップ装置。
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