JPH0799175B2 - 円筒ころ軸受 - Google Patents
円筒ころ軸受Info
- Publication number
- JPH0799175B2 JPH0799175B2 JP61115736A JP11573686A JPH0799175B2 JP H0799175 B2 JPH0799175 B2 JP H0799175B2 JP 61115736 A JP61115736 A JP 61115736A JP 11573686 A JP11573686 A JP 11573686A JP H0799175 B2 JPH0799175 B2 JP H0799175B2
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- JP
- Japan
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- constituent
- curved surface
- outer ring
- curved surfaces
- cylindrical roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 24
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 9
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、モーター等に使用される円筒ころ軸受に関す
る。
る。
<従来の技術> 中、大型モーターには、円筒ころ軸受と玉軸受との組合
わせが一般的に採用されているが、この場合、使用中に
異常音(金属的な音圧レベルの高い音で、運転条件によ
り連続的あるいは間歇的に発生し、一般的にきしり音と
呼ばれる)が生じ易く、その対策として軸受の組み付け
後のすきま(残留すきま)を小さくするとか、特公昭44
−15689号のように外輪軌道面に浅い円筒溝を設ける等
が実施されている。
わせが一般的に採用されているが、この場合、使用中に
異常音(金属的な音圧レベルの高い音で、運転条件によ
り連続的あるいは間歇的に発生し、一般的にきしり音と
呼ばれる)が生じ易く、その対策として軸受の組み付け
後のすきま(残留すきま)を小さくするとか、特公昭44
−15689号のように外輪軌道面に浅い円筒溝を設ける等
が実施されている。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、軸受の組み付け後のすきま(残留すきま)を小
さくするには、軸受すきまの範囲を小さく仕上げなけれ
ばならず、また軸と内輪のはめあいを選択組合わせしな
ければならず、軸受の加工と組み付けに手間がかかり、
費用高となる。また最近モーターが高速化してきている
が、この場合残留すきまが小さいと発熱が大きく温度上
昇が高くなり、ますますすきま選定が難しくなってきて
いる。また特公昭44−15689号のように外輪軌道面に浅
い円周溝を設ける対策も十分な効果を奏することができ
ないといわれている。
さくするには、軸受すきまの範囲を小さく仕上げなけれ
ばならず、また軸と内輪のはめあいを選択組合わせしな
ければならず、軸受の加工と組み付けに手間がかかり、
費用高となる。また最近モーターが高速化してきている
が、この場合残留すきまが小さいと発熱が大きく温度上
昇が高くなり、ますますすきま選定が難しくなってきて
いる。また特公昭44−15689号のように外輪軌道面に浅
い円周溝を設ける対策も十分な効果を奏することができ
ないといわれている。
円筒ころ軸受は、ラジアル荷重下で使用されるが、この
場合潤滑剤の粘性と攪拌抵抗でころの自転、公転に遅れ
を生じ易く、自転、公転に遅れを生ずることは、転がり
面にすべりが発生していることを示し、このすべりと転
がり面の潤滑油膜状態とのある関係下できしり音が発生
すると考えられている。このときは残留すきまを小さく
すると、すべりが小さくなりしきり音が発生しにくくな
ることでも分かる。
場合潤滑剤の粘性と攪拌抵抗でころの自転、公転に遅れ
を生じ易く、自転、公転に遅れを生ずることは、転がり
面にすべりが発生していることを示し、このすべりと転
がり面の潤滑油膜状態とのある関係下できしり音が発生
すると考えられている。このときは残留すきまを小さく
すると、すべりが小さくなりしきり音が発生しにくくな
ることでも分かる。
そこで、この発明の目的は、転がり面の潤滑油膜状態に
改善を与えて、きしり音の発生を防止することにある。
改善を与えて、きしり音の発生を防止することにある。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本発明の円筒ころ軸受におい
ては、外輪軌道が多角形状の曲面からなり、上記多角形
状の曲面は複数の構成曲面を一定の位相角度で配置して
接続して形成され、上記多角形状の曲面は隣り合った構
成曲面同士の接続点で共通接平面を持つように形成され
ていて、外輪加振力を減衰するように外輪軌道に潤滑油
膜が形成されるようにしていることを特徴としている。
ては、外輪軌道が多角形状の曲面からなり、上記多角形
状の曲面は複数の構成曲面を一定の位相角度で配置して
接続して形成され、上記多角形状の曲面は隣り合った構
成曲面同士の接続点で共通接平面を持つように形成され
ていて、外輪加振力を減衰するように外輪軌道に潤滑油
膜が形成されるようにしていることを特徴としている。
<作用> 外輪軌道が多角形状となっているため、外輪軌道面の潤
滑油膜(グリース油膜)が厚くなり、このため、ころの
すべりによる外輪加振力が減衰され、きしり音の発生が
防止される。すなわち、多角形状の外輪軌道のうち最も
曲率半径の小さい部分およびその前後の部分をころが通
過するとき、それらの部分におけるころの負荷が他の部
分におけるころの負荷よりも小さくなっているから、曲
率半径のもっとも小さい部分およびその前部の部分の潤
滑油膜が他の部分の潤滑油膜よりも厚くなって、この厚
い油膜により加振力が減衰されるのである。
滑油膜(グリース油膜)が厚くなり、このため、ころの
すべりによる外輪加振力が減衰され、きしり音の発生が
防止される。すなわち、多角形状の外輪軌道のうち最も
曲率半径の小さい部分およびその前後の部分をころが通
過するとき、それらの部分におけるころの負荷が他の部
分におけるころの負荷よりも小さくなっているから、曲
率半径のもっとも小さい部分およびその前部の部分の潤
滑油膜が他の部分の潤滑油膜よりも厚くなって、この厚
い油膜により加振力が減衰されるのである。
また、上記多角形状の曲面は複数の構成曲面を一定の位
相角度で配置して形成され、隣り合った構成曲面は、そ
の接続点で共通接平面を持つようにしているから、連続
したスムーズな曲面が簡単に得られ、多角形状による軸
受振動の増大が防止される。
相角度で配置して形成され、隣り合った構成曲面は、そ
の接続点で共通接平面を持つようにしているから、連続
したスムーズな曲面が簡単に得られ、多角形状による軸
受振動の増大が防止される。
<実施例> 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の円筒ころ軸受の断面図であって、1は
内周に軌道2を形成した外輪、3は外周に軌道4を形成
した内輪、5は外輪軌道2と内輪軌道4との間に保持器
6により円周略等間隔に配列された円筒ころである。そ
して上記外輪軌道2は第2図にその輪郭を示すように三
角形状の曲面に形成されている。上記三角形状の曲面2
は、60度ずつの位相角度に配置され、接続点で共通接平
面、断面でみて共通接線を持つようにして接続された6
個の構成曲面AB,BC,CD,DE,EF,FAからなる。この三角形
状の曲面、すなわち構成曲面AB,BC,CD,DE,EF,FAは次の
ようにして定められる。
内周に軌道2を形成した外輪、3は外周に軌道4を形成
した内輪、5は外輪軌道2と内輪軌道4との間に保持器
6により円周略等間隔に配列された円筒ころである。そ
して上記外輪軌道2は第2図にその輪郭を示すように三
角形状の曲面に形成されている。上記三角形状の曲面2
は、60度ずつの位相角度に配置され、接続点で共通接平
面、断面でみて共通接線を持つようにして接続された6
個の構成曲面AB,BC,CD,DE,EF,FAからなる。この三角形
状の曲面、すなわち構成曲面AB,BC,CD,DE,EF,FAは次の
ようにして定められる。
一般に2つの曲線 y=f(x) y=g(x) が、点(x0,y0)において共通接線をもつ必要十分条件
は、 f(x0)=g(x0) f′(x0)=g′(x0)である。
は、 f(x0)=g(x0) f′(x0)=g′(x0)である。
いま、三角形状の曲面2を、基準となる楕円形 を原点の囲りに30゜および150゜回転させた曲線の一部
すなわち構成曲面AB,CDと60゜(点B(x0,y0))、120
゜(点C(x0′,y0′))の点で接する長軸,短軸が各
々x,y軸と一致する楕円形 を合わせたものとする。
すなわち構成曲面AB,CDと60゜(点B(x0,y0))、120
゜(点C(x0′,y0′))の点で接する長軸,短軸が各
々x,y軸と一致する楕円形 を合わせたものとする。
すなわち、 構成曲面AB(0゜〜60゜)は(1)式の楕円を30゜回転
させた曲面、 構成曲面BC(60゜〜120゜)は(2)式の楕円による曲
面、 構成間面CD(120゜〜180゜)は(1)式の楕円を150゜
回転した曲面、 構成曲面DE(180゜〜240゜)は(2)式の楕円を120゜
回転した曲面、 構成曲面EF(240゜〜300゜)は(1)式の楕円を270゜
回転した曲面、 構成曲面FA(300゜〜360゜)は(2)式の楕円を240゜
回転した曲面 とする。
させた曲面、 構成曲面BC(60゜〜120゜)は(2)式の楕円による曲
面、 構成間面CD(120゜〜180゜)は(1)式の楕円を150゜
回転した曲面、 構成曲面DE(180゜〜240゜)は(2)式の楕円を120゜
回転した曲面、 構成曲面EF(240゜〜300゜)は(1)式の楕円を270゜
回転した曲面、 構成曲面FA(300゜〜360゜)は(2)式の楕円を240゜
回転した曲面 とする。
次に、(1)式の基準楕円形が決まっている時に、
(2)式の係数c,dを、共通接線を持つように次のよう
にして定める。
(2)式の係数c,dを、共通接線を持つように次のよう
にして定める。
(1)式の楕円 を30゜回転させた構成曲面ABの曲線の方程式は、 (1)式に を代入して、 となる。
そして、点Bでの座標を求めるために、x=x0, を代入すると、次のようになる。
(a2+3b2)x0 2+6(b2−a2)x0 2+3(3a2+b2)x0 2 =4a2b2 (4a2+12b2)x0 2=4a2b2 ……(4) 点B(x0,y0)第1象限内だから(4)式を解くと、次
の如くなる。
の如くなる。
(5a),(5b)で表わされる点が(2)式を満足しなけ
ればならないから、(2)式にx=x0, を代入して、 これに(5a)の を代入して、 次に(3)式の両辺をxで微分すると、 ここで点Bにおける(3)式の楕円の傾きを求めるため
に、(7)式にx=x0, を代入して、次の(8)式を得る。
ればならないから、(2)式にx=x0, を代入して、 これに(5a)の を代入して、 次に(3)式の両辺をxで微分すると、 ここで点Bにおける(3)式の楕円の傾きを求めるため
に、(7)式にx=x0, を代入して、次の(8)式を得る。
一方、(2)式の楕円の点Bにおける傾きは、(2)式
の両辺をxで微分して、 そして、x=x0, を代入して、 点Bにおける構成曲面BAの接線、点Bにおける構成曲面
BCの接線が一致して、共通接線とするために、(8)式
と(9)式の右辺が等しいとおいて、 となる。
の両辺をxで微分して、 そして、x=x0, を代入して、 点Bにおける構成曲面BAの接線、点Bにおける構成曲面
BCの接線が一致して、共通接線とするために、(8)式
と(9)式の右辺が等しいとおいて、 となる。
前述の(6),(10)式より、c,dをa,bを用いて表すた
め、 を(6)式に代入して、 を得る。
め、 を(6)式に代入して、 を得る。
(11)式を(10)式に代入して、 を得る。
したがって、求める(2)式の楕円は、 となる。
上記解析に基づいて、基準とする楕円形を すなわち、 とすると、 構成曲面ABは、 39970x2−35xy+3990y2=3996×105 構成曲面BCは、 となる。
残りの部分は構成曲面AB,BCをそれぞれ120゜,240゜回転
させて得られる。
させて得られる。
このようにして、構成曲面AB,BC,CD,DE,EF,FAを連結す
ることによって、接続点A,B,C,D,E,Fで共通接線を持っ
たアスムーズな三角形状の曲面2が得られる。
ることによって、接続点A,B,C,D,E,Fで共通接線を持っ
たアスムーズな三角形状の曲面2が得られる。
下記の第1表に上記の如く形成した三角形状の軌道面を
もつ円筒ころ軸受NU312と真円の軌道面をもつ円筒ころ
軸受NU312とのきしり音を比較したテスト結果を示す。
もつ円筒ころ軸受NU312と真円の軌道面をもつ円筒ころ
軸受NU312とのきしり音を比較したテスト結果を示す。
上記実験データより外輪軌道を三角形状とすることによ
り、きしり音の発生が防止されたことが分かる。これ
は、第2図において、構成曲面AB,CD,EFにおいて、潤滑
油膜が他の構成曲面BC,DE,FAよりも厚くなって、この厚
い油膜によって、きしり音が減衰されるからである。
り、きしり音の発生が防止されたことが分かる。これ
は、第2図において、構成曲面AB,CD,EFにおいて、潤滑
油膜が他の構成曲面BC,DE,FAよりも厚くなって、この厚
い油膜によって、きしり音が減衰されるからである。
上記実施例では、外輪軌道面は三角形状にしたが、二角
形状(楕円)または四角形状にしてもよい。また、構成
曲面は楕円の一部に限らず、サイクロイド等の曲線を用
いてもよい。
形状(楕円)または四角形状にしてもよい。また、構成
曲面は楕円の一部に限らず、サイクロイド等の曲線を用
いてもよい。
<発明の効果> 以上より明らかなように、本発明は、上記の如く構成し
ているので、外輪軌道円周方向に連続したスムーズな曲
面が簡単に得られ、外輪軌道面に適当な厚みの潤滑油膜
が形成され、きしり音の発生が防止される。
ているので、外輪軌道円周方向に連続したスムーズな曲
面が簡単に得られ、外輪軌道面に適当な厚みの潤滑油膜
が形成され、きしり音の発生が防止される。
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図,第3図は
第1図の外輪軌道の輪郭の説明図である。 1……外輪、2……軌道、3……内輪、4……軌道、5
……円筒ころ、6……保持器。
第1図の外輪軌道の輪郭の説明図である。 1……外輪、2……軌道、3……内輪、4……軌道、5
……円筒ころ、6……保持器。
Claims (2)
- 【請求項1】外輪軌道が多角形状の曲面からなり、上記
多角形状の曲面は複数の構成曲面を一定の位相角度で配
置して接続して形成され、上記構成曲面は隣り合った構
成曲面同士の接続点で共通接平面を持つように形成さ
れ、外輪加振力を減衰するように外輪軌道に潤滑油膜が
形成されるようにしていることを特徴とする円筒ころ軸
受。 - 【請求項2】上記多角形状の曲面は三角形状の曲面であ
り、上記構成曲面は楕円面の一部である特許請求の範囲
第1項に記載の円筒ころ軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61115736A JPH0799175B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 円筒ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61115736A JPH0799175B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 円筒ころ軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62270825A JPS62270825A (ja) | 1987-11-25 |
| JPH0799175B2 true JPH0799175B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=14669808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61115736A Expired - Lifetime JPH0799175B2 (ja) | 1986-05-19 | 1986-05-19 | 円筒ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799175B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02283398A (ja) * | 1989-04-26 | 1990-11-20 | Brother Ind Ltd | セラミックス製釜及びその微量給油装置を備えたミシン |
| JP5423458B2 (ja) * | 2010-02-10 | 2014-02-19 | 株式会社ジェイテクト | 分割形転がり軸受 |
| US12117042B2 (en) | 2021-03-31 | 2024-10-15 | Nsk Ltd. | Roller bearing, roller bearing unit, motor, method for manufacturing roller bearing, and method for silencing roller bearing |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5481039U (ja) * | 1977-11-19 | 1979-06-08 |
-
1986
- 1986-05-19 JP JP61115736A patent/JPH0799175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62270825A (ja) | 1987-11-25 |
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