JPH0799236B2 - 車両用エアダクトのドレンバルブ取付構造 - Google Patents

車両用エアダクトのドレンバルブ取付構造

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JPH0799236B2
JPH0799236B2 JP3062936A JP6293691A JPH0799236B2 JP H0799236 B2 JPH0799236 B2 JP H0799236B2 JP 3062936 A JP3062936 A JP 3062936A JP 6293691 A JP6293691 A JP 6293691A JP H0799236 B2 JPH0799236 B2 JP H0799236B2
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JP
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drain valve
drain
protector
duct
valve
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JP3062936A
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栄二 伊藤
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエンジンルー
ム内等に配設されて例えばエンジンの空気導入ダクトと
して用いられるエアダクトに、水抜きを目的として取り
付けられるドレンバルブの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドレンバルブの取付構造
としては例えば図8および図9に示す構造のものがあ
る。これは図8および図9に示すように、ゴム等の可撓
性材料で形成されたドレンバルブ51の外周に嵌合溝5
2を形成しておき、排水穴53が形成された樹脂製のダ
クト本体54の外側から前記排水穴53に対しドレンバ
ルブ51を圧入し、嵌合溝52を排水穴53の開口周縁
部にはめ合わせることでドレンバルブ51を固定するよ
うにしたものである。
【0003】そして、ドレンバルブ51は図9に示すよ
うに全体として先端部が偏平したロート状に形成されて
おり、先端にはリード弁として機能する弁体55が曲折
形成されている。これによりドレンバルブ51は、外部
からダクト本体54内への粉塵等の侵入を防止する一
方、ダクト本体54内に溜まった水がドレンバルブ51
内に流れ込むとドレンバルブ51下端の弁体55を押し
開いて水が外部に排出されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造においては、ドレンバルブ51側の嵌合溝52をダク
ト本体54側の排水穴53にはめ合わせる構造であるた
めに取付作業性が悪い。また自動車のエンジンルーム内
等に配設される外気導入ダクトは一般にブロー成形法に
よって成形されることから肉厚が不均一になりやすく、
この肉厚不均一のままで上記のドレンバルブ51を装着
すると、特に肉厚が規定寸法より小さい場合にはドレン
バルブ51にガタつきが生じてドレンバルブ51が脱落
するおそれがあるほか、嵌合溝52と排水穴53の嵌合
部から水洩れが生じてドレンバルブ51が正常に機能し
ないことがある。
【0005】しかも、ダクト本体54内には嵌合溝52
の上部の高さhだけ突出しているため、高さhを乗り越
えるだけの水量にならないとその水をドレンバルブ51
で捕集することができず、ドレンバルブ51が有効に機
能しない。
【0006】加えて、上記の外気導入ダクトが例えばエ
ンジンルーム内等の下部に配設されるような場合には、
ドレンバルブ51が突出していてこれを保護するものが
何もないために、ドレンバルブ51が石跳ね(チッピン
グ)等によって損傷するとともに、泥水等のスプラッシ
ュによって弁体55の部分が目詰まりしてしまうことが
ある。
【0007】本発明は以上のような課題に鑑みてなされ
たもので、特に取り付けが容易でドレンバルブが脱落す
ることがなく、しかもチッピング等による損傷からドレ
ンバルブを保護することができるようにしたドレンバル
ブの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱やチッピン
グ等の保護対策のためにダクト本体の外周にプロテタを
備えたエアダクトにドレンバルブを取り付ける構造であ
って、排水穴が形成されたダクト本体の外側に前記排水
穴と軸心を一致させてリード弁タイプの略円筒状のドレ
ンバルブを当接させるとともに、ドレンバルブの上端外
周にフランジ部を一体に形成し、前記ダクト本体の外周
に装着されるプロテクタのうちダクト本体側の排水穴に
対応する位置に、ドレンバルブが挿入される取付穴とと
もに該ドレンバルブのフランジ部を受容する座部を形成
し、前記ドレンバルブのフランジ部をダクト本体とプロ
テクタの座部とで挟んで圧締することで該ドレンバルブ
をダクト本体に固定し、さらに前記プロテクタには少な
くともドレンバルブの外周の一部を覆うガード部材を一
体に形成したことを特徴としている。
【0009】
【作用】この構造によると、プロテクタの取付穴にドレ
ンバルブを挿入しつつそのフランジ部をプロテクタ側の
座部にはめ合わせた上、ダクト本体の外側からプロテク
タを装着してこのプロテクタをリベット締め等の手段に
よりダクト本体に固定する。これにより、ドレンバルブ
のフランジ部がプロテクタとダクト本体の座部との間に
挟まれて圧締され、該ドレンバルブがダクト本体側の排
水穴に押し当てられるようにして固定される。したがっ
て、ダクト本体の肉厚にばらつきがあってもドレンバル
ブの取付状態に影響することがなく、ドレンバルブが堅
固に固定されるとともにドレンバルブが脱落することも
ない。
【0010】また、ダクト本体の外周に装着されたプロ
テクタにはガード部材が一体に突出形成されてドレンバ
ルブを覆っているので、ダクト本体がプロテクタによっ
て熱やチッピング等から保護されることはもとろんのこ
と、ガード部材によってチッピング等による損傷からド
レンバルブを保護することができる。
【0011】
【実施例】図2〜図5は本発明の一実施例を示す図で、
自動車のエンジンルーム内等に配設されて外気導入ダク
トとして使用されるエアダクトの例を示している。
【0012】図2〜図5に示すように、エアダクト1の
ダクト本体2は樹脂材料により三次元的に屈曲した形状
に一体成形されており、自動車のエンジンルーム内等に
配設された場合に最も低位となる中央の屈曲部に硬質樹
脂製のエルボ状のプロテクタ3が装着されているととも
に、ドレンバルブ4が設けられている。5はベローズ部
である。
【0013】そして、プロテクタ3はエンジンルーム内
等の他の機器との接触やエンジンの熱からエアダクト1
を保護するとともに、石跳ね等によるいわゆるチッピン
グからエアダクト1を保護する役目も併せ持っている。
また、ダクト本体2にはエンジンルーム内等にエアダク
ト1そのものを取り付けるためのクリップ6,7が予め
設けられている。
【0014】ダクト本体2には図1に示すように排水穴
8が形成されており、この排水穴8と軸心が一致するよ
うにダクト本体2の外側にはドレンバルブ4が押し当て
られる。ドレンバルブ4はゴム等の可撓性材料により全
体としてロート状に形成されており、上端部には円形の
フランジ部9が形成されているほか、先細りの先端部に
は排水穴として機能するスリット10が形成されてい
る。
【0015】一方、上記のプロテクタ3はドレンバルブ
4をダクト本体2に固定するためのリテーナを兼ねてお
り、プロテクタ3のうちドレンバルブ4に対応する位置
にはドレンバルブ4が挿入される取付穴11とともにド
レンバルブ4のフランジ部9を受容する座部12が形成
されているほか、図6に示すように取付穴11を取り囲
むように略J字状もしくはU字状のスプラッシュガード
13が一体に突出形成されている。
【0016】スプラッシュガード13は、後述するよう
にドレンバルブ4の外周のうち特定の方向だけを覆うこ
とで、車両走行に伴う泥水等のスプラッシュによる汚染
あるいはチッピングによる損傷等からドレンバルブ4を
保護するために設けられているもので、エアダクト1の
配置関係に応じてスプラッシュガード13も特定の方向
を向くようにその位置および形状が設定される。
【0017】そして、図4および図5にも示すようにプ
ロテクタ3は複数のリベット14によりダクト本体2に
固定されるようになっていることから、プロテクタ3の
取付穴11にドレンバルブ4を予め挿入してそのフラン
ジ部9と座部12とを合致させる一方、ドレンバルブ4
の軸心と排水穴8の軸心とを一致させつつプロテクタ3
をダクト本体2に嵌合させた上で、プロテクタ3をリベ
ット14でダクト本体2に固定してある。これにより、
ドレンバルブ4は、そのフランジ部9がダクト本体2と
プロテクタ3との間に挟まれて圧締されることでダクト
本体2に堅固に固定されている。
【0018】したがって、このような構造においては、
通常はドレンバルブ4の先端のスリット10が閉塞して
いることから、外部からエアダクト1内部への粉塵等の
侵入が防止される。また、ドレンバルブ4の外周は特定
方向を向いたスプラッシュガード13で覆われているの
で、スプラッシュあるいはチッピング等からドレンバル
ブ4を保護して、スリット10の目詰まりやドレンバル
ブ4の損傷を未然に防止できる。
【0019】一方、エアダクト1内に水が浸入したよう
な場合には、ドレンバルブ4がエアダクト1のうち最も
低位位置に設けられていることから、それらの水は排水
穴8からドレンバルブ4内に捕集される。そして、ドレ
ンバルブ4に捕集された水自体がドレンバルブ4先端の
スリット10を押し広げながら外部に排出される。
【0020】ここで、ドレンバルブ4とダクト本体2お
よびプロテクタ3との間のシール性を高めるために、図
7に示すようドレンバルブ4のフランジ部9に予めシー
ルリップ15を突出形成しておくのが望ましい。
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、排水穴が
形成されたダクト本体の外側に前記排水穴と軸心を一致
させてリード弁タイプの略円筒状のドレンバルブを当接
させるとともに、ドレンバルブの上端外周にフランジ部
を一体に形成し、前記ダクト本体の外周に装着されるプ
ロテクタのうちダクト本体側の排水穴に対応する位置
に、ドレンバルブが挿入される取付穴とともに該ドレン
バルブのフランジ部を受容する座部を形成し、前記ドレ
ンバルブのフランジ部をダクト本体とプロテクタの座部
とで挟んで圧締することで該ドレンバルブをダクト本体
に固定し、さらに前記プロテクタには少なくともドレン
バルブの外周の一部を覆うガード部材を一体に形成した
ことからプロテクタを利用してドレンバルブを取り付
けることによって、簡単かつ確実にそのドレンバルブを
取り付けることができ、従来構造よりもドレンバルブ取
付時の作業性が改善されるとともに、例えばダクト本体
の肉厚のばらつき等があってもドレンバルブの固定保持
力に影響することがなく、ドレンバルブの脱落を阻止で
きる。しかもドレンバルブを取り付けるための別部材の
リテーナ等を必要としないため、部品点数の削減が図れ
る。加えて、従来のようにドレンバルブの一部がダクト
本体内に突出していないので、ダクト本体に浸入した水
がわずかであっても確実にドレンバルブに捕集されるこ
とからドレン効率が向上する。
【0023】また、ドレンバルブの外周にはプロテクタ
と一体にガード部材が設けられているので、プロテクタ
によって熱やチッピング等からダクト本体を保護できる
ことはもちろんのこと、ガード部材によってスプラッシ
ュあるいはチッピング等からドレンバルブを保護してド
レンバルブの目詰まりや損傷を防止できることから、ド
レンバルブの耐久性が向上してドレンバルブ本来の機能
を長寿的に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で、図4のa−a線
に沿う断面図。
【図2】本発明の一実施例を示すダクト全体の平面図。
【図3】図2の正面図。
【図4】図2の要部拡大図。
【図5】図3の要部拡大図。
【図6】図5のb−b線に沿う断面図。
【図7】本発明の他の実施例を示す要部断面図。
【図8】従来のドレンバルブ取付構造の一例を示す説明
図。
【図9】図8のc−c線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…エアダクト 2…ダクト本体 3…プロテク 4…ドレンバルブ 8…排水穴9…フランジ部 11…取付穴 12…座部 13…スプラッシュガード(ガード部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 55/07 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱やチッピング等の保護対策のためにダ
    クト本体の外周にプロテクタを備えたエアダクトにドレ
    ンバルブを取り付ける構造であって、 排水穴が形成されたダクト本体の外側に前記排水穴と軸
    心を一致させてリード弁タイプの略円筒状のドレンバル
    ブを当接させるとともに、ドレンバルブの上端外周にフ
    ランジ部を一体に形成し、 前記ダクト本体の外周に装着されるプロテクタのうちダ
    クト本体側の排水穴に対応する位置に、ドレンバルブが
    挿入される取付穴とともに該ドレンバルブのフランジ部
    を受容する座部を形成し、 前記ドレンバルブのフランジ部をダクト本体とプロテク
    タの座部とで挟んで圧締することで該ドレンバルブをダ
    クト本体に固定し、 さらに前記プロテクタ には少なくともドレンバルブの外
    周の一部を覆うガード部材を一体に形成したことを特徴
    とする車両用エアダクトのドレンバルブ取付構造。
JP3062936A 1991-03-27 1991-03-27 車両用エアダクトのドレンバルブ取付構造 Expired - Lifetime JPH0799236B2 (ja)

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