JPH0799254A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPH0799254A
JPH0799254A JP5315274A JP31527493A JPH0799254A JP H0799254 A JPH0799254 A JP H0799254A JP 5315274 A JP5315274 A JP 5315274A JP 31527493 A JP31527493 A JP 31527493A JP H0799254 A JPH0799254 A JP H0799254A
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JP
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drive transistor
gate electrode
semiconductor device
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JP5315274A
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Inventor
Taiji Ema
泰示 江間
Kazuo Itabashi
和夫 板橋
Kazuhiro Mizutani
和宏 水谷
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00—Static random access memory [SRAM] devices
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスパラメータの影響をあまり受けず
に、安定した特性を発揮することのできるSRAM型半
導体装置を提供する。 【構成】 駆動トランジスタと負荷の直列接続を2組並
列に接続した並列接続回路と、各直列接続内の駆動トラ
ンジスタと負荷との相互接続点を互いに他の組の駆動ト
ランジスタの制御端子に接続する配線と、各相互接続点
に接続された転送トランジスタとを有するSRAM型半
導体装置において、前記駆動トランジスタと前記転送ト
ランジスタは、各々が半導体基板表面に画定されたチャ
ネル領域とチャネル領域両側のソース/ドレイン領域と
チャネル領域上の絶縁ゲートとを有する絶縁ゲート型電
界効果トランジスタであり、前記転送トランジスタは、
前記駆動トランジスタのチャネル領域両側のソース/ド
レイン領域よりも不純物濃度の低い抵抗領域をチャネル
領域に隣接して含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)型の
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】SRAMにおいては、駆動トランジスタ
と負荷の直列接続を2組電源電圧と接地電圧間に接続
し、駆動トランジスタと負荷の相互接続点を互いに他の
駆動トランジスタの制御端子に接続すると共に、転送ト
ランジスタを介してビット線に接続する。転送トランジ
スタの制御端子は、ワード線に接続される。負荷は抵抗
やトランジスタで構成される。
【0003】たとえば、駆動トランジスタと転送トラン
ジスタは、Si基板表面に形成されたMOSトランジス
タで構成され、負荷は絶縁膜上に形成された多結晶Si
の薄膜トランジスタで構成される。
【0004】集積度向上のためには、SRAMセルの面
積を減少することが望まれ、各トランジスタを微細化す
ることが望まれる。一方、読み出し時においては、転送
トランジスタを介して駆動トランジスタがビット線に接
続さる。ビット線が高電位で駆動トランジスタがオンの
状態では、ビット線と接地間の電圧が転送トランジスタ
と駆動トランジスタで電圧分割される。駆動トランジス
タの能力が十分大きくないと、相互接続点の電位が上昇
してしまう。これは、メモリ状態の不安定化、メモリ状
態の反転につながる。
【0005】SRAMセルの動作マージンに関しては、
転送トランジスタと駆動トランジスタの能力比が極めて
重要である(たとえば、E. Seevinck et al., IEEE J.
Solid-State Circuits, Vol. SC-22, No.5, 1987, pp74
8-754 )。この能力比を一般にセル比と言う。
【0006】メモリセルを安定に動作させるためには、
転送トランジスタがオンの時も駆動トランジスタの動作
が安定しているように、セル比を充分大きくとることが
必要である。動作電圧が低くなるにしたがって、確保す
べきセル比は大きくなる。
【0007】セル比を大きくするには、一般には駆動ト
ランジスタのチャネル幅を大きくする必要がある。しか
し、駆動トランジスタのチャネル幅を大きくすること
は、メモリセル面積を増大することになる。
【0008】最近のメモリセルの高集積度は著しく、消
費電流を抑制するために、動作電圧は低下する方向にあ
る。動作電圧を低下させても、SRAMセルを安定に動
作させるために、より大きなセル比を実現する必要があ
る。
【0009】しかし、セル比を増大させるために、駆動
トランジスタのチャネル幅を大きくしていたのでは、メ
モリセル面積が著しく大きくなってしまい、高集積化の
要求を満たさない。
【0010】この課題を解決するために、転送トランジ
スタのソース側に抵抗を付加することが提案されている
(H. Ohkubo et al., IEDM Technical Digest, 1991, p
p481-484)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】SRAMセルの転送ト
ランジスタのソース側に抵抗を付加する技術は、SRA
Mセルの動作の安定化には非常に有効な方法である。し
かしながら、本発明者らの検討によれば、このようなS
RAMセルの特性は、プロセスパラメータに依存すると
ころが大きい。
【0012】本発明の目的は、プロセスパラメータの影
響をあまり受けずに、安定した特性を発揮することので
きるSRAM型半導体装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のSRAM型半導
体装置は、駆動トランジスタ(Tr)と負荷(L)の直
列接続を2組並列に接続した並列接続回路と、各直列接
続内の駆動トランジスタと負荷との相互接続点(X)を
互いに他の組の駆動トランジスタの制御端子(G)に接
続する配線と、各相互接続点に接続された転送トランジ
スタ(Q)とを有するSRAM型半導体装置において、
前記駆動トランジスタ(Tr)と前記転送トランジスタ
(Q)は、各々が半導体基板表面に画定されたチャネル
領域とチャネル領域両側のソース/ドレイン領域(S/
D)とチャネル領域上の絶縁ゲートとを有する絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタであり、前記転送トランジス
タは、前記駆動トランジスタのチャネル領域両側のソー
ス/ドレイン領域(S/D)よりも不純物濃度の低い抵
抗領域(R)をチャネル領域に隣接して絶縁ゲートより
も外側に含む。
【0014】本発明の他のSRAM型半導体装置は、駆
動トランジスタ(Tr)と負荷(L)の直列接続を2組
並列に接続した並列接続回路と、各直列接続内の駆動ト
ランジスタと負荷との相互接続点(X)を互いに他の組
の駆動トランジスタの制御端子(G)に接続する配線
と、各相互接続点に接続された転送トランジスタ(Q)
とを有するSRAM型半導体装置において、前記駆動ト
ランジスタ(Tr)と前記転送トランジスタ(Q)は、
各々が半導体基板表面に画定されたチャネル領域とチャ
ネル領域両側のソース/ドレイン領域(S/D)とチャ
ネル領域上の絶縁ゲートとを有する絶縁ゲート型電界効
果トランジスタであり、前記駆動トランジスタのソース
/ドレイン領域のうち、一方の領域がLDD構造を有
し、他方の領域がシングルドレイン構造または二重拡散
ドレイン構造を有し、前記転送トランジスタは、前記駆
動トランジスタのチャネル領域に接する前記他方の領域
よりも不純物濃度の低い抵抗領域(R)をチャネル領域
に隣接して絶縁ゲートよりも外側に含む。
【0015】
【作用】駆動トランジスタのチャネル領域両側のソース
/ドレイン領域よりも、不純物濃度の低い抵抗領域を転
送トランジスタのチャネル領域に隣接して形成すること
により、転送トランジスタに抵抗を接続したSRAM型
半導体装置が形成される。
【0016】さらに、抵抗領域と比較して駆動トランジ
スタのソース/ドレイン領域の不純物濃度を高くするこ
とにより、トランジスタ特性のプロセスパラメータ依存
性を低減することができる。
【0017】駆動トランジスタのドレイン領域において
は、比較的低濃度の領域を介してチャネル領域と接続
し、ソース領域では比較的高濃度の領域とチャネル領域
とを直接接続することにより、リーク電流を低く抑え、
チャネル領域に直列に接続される寄生抵抗を低減するこ
とができる。
【0018】
【実施例】図1(A)に、SRAMセルの等価回路を示
す。駆動トランジスタTr1のドレインと負荷L1とが
直列に接続され、この直列回路が電源電圧Vccと接地
電位との間に接続されている。同様、駆動トランジスタ
Tr2のドレインと負荷L2とが直列に接続され、この
直列回路が電源電圧Vccと接地電位との間に接続され
ている。
【0019】駆動トランジスタTr1のドレインと負荷
L1との相互接続点X1は、他の駆動トランジスタTr
2のゲート電極G2に接続され、駆動トランジスタTr
2のドレインと負荷L2との相互接続点X2は、駆動ト
ランジスタTr1のゲート電極G1に接続されている。
【0020】さらに、相互接続点X1は、抵抗R1、転
送トランジスタQ1を介してビット線BL1に接続され
ている。転送トランジスタQ1のゲート電極は、ワード
線WLに接続されている。
【0021】同様、相互接続点X2は、抵抗R2、転送
トランジスタQ2を介してビット線BL2に接続されて
いる。転送トランジスタQ2のゲート電極は、ワード線
WLに接続されている。
【0022】本発明者らは、図1(A)に示すSRAM
セルの駆動トランジスタTrと転送トランジスタQと抵
抗Rを、図8に示すような製造プロセスによって作成し
ようとした。
【0023】まず、p- 型Si基板51表面にフィール
ド酸化膜を形成し、能動領域を画定する。次に、図8
(A)に示すように、能動領域表面にゲート酸化膜52
を形成する。このゲート酸化膜52を介してボロン
(B)をイオン注入し、チャネル領域の濃度を調整す
る。次に、ゲート酸化膜52を選択的に除去し、接続領
域を開口する。
【0024】次に、表面上に多結晶シリコン層53を堆
積し、パターニングして多結晶シリコン領域53a、5
3b、53cを形成する。ゲート酸化膜52上の多結晶
シリコン領域53a、53cは、MOSトランジスタの
ゲート電極を構成し、Si基板51表面上の多結晶シリ
コン領域53bは接続領域の電極を構成する。これらの
多結晶シリコン領域はほぼ垂直の側面を有する。
【0025】なお、図では、接続領域の多結晶シリコン
領域53bからn型不純物がSi基板51に拡散し、不
純物拡散領域63を形成した状態を示すが、この拡散工
程は後の工程で行なってもよい。
【0026】次に、図8(B)に示すように、多結晶シ
リコン領域53a、53b、53cをマスクとして燐
(P)を約1×1013cm-2のドース量でイオン注入
し、低濃度にドープしたn- 型領域54a、54b、5
4cをSi基板51表面に形成する。
【0027】次に、図8(C)で示すように、全面にC
VDにより酸化膜を堆積し、リアクティブイオンエッチ
ング(RIE)によって異方性エッチングを行なうこと
により、平坦部上の酸化膜を除去する。多結晶シリコン
領域53a、53b、53cの側壁上には側壁酸化物領
域55が残る。このRIEは、たとえばCHF3 をエッ
チングガスとして行なう。
【0028】次に、図8(D)に示すように、転送トラ
ンジスタのゲート電極53aから接続領域の電極53b
に達するレジストマスク56を形成し、砒素(As)を
ドース量4×1015でイオン注入し、ゲート電極53
a、53c近傍の露出領域に不純物を高濃度にドープし
たn+ 型領域60を形成する。
【0029】その後、図8(E)に示すように、レジス
トマスク56を除去する。ゲート電極53aの下に転送
トランジスタが形成され、そのソース側にn- 型領域5
4bで形成された抵抗が接続される。なお、ゲート電極
53cの下には駆動トランジスタが形成される。なお、
各トランジスタはチャネル領域とn+ 型領域との間に低
濃度のn- 型領域が介在するLDD構造を有する。
【0030】ところで、図8に示す製造プロセスにおい
ては、抵抗を形成するn- 型領域54bと転送トランジ
スタおよび駆動トランジスタのLDD構造を形成するた
めのn- 型領域とが同一のn- 型領域によって構成され
ている。充分な抵抗値を得ようとするときには、このn
- 型領域54の濃度を低くする必要がある。
【0031】ところで、図8(C)に示すRIE工程に
おいては、側壁酸化物領域を形成するために、n- 型領
域54の表面は露出され、RIEに曝される。RIEに
より基板表面の一部が除去される、ダメージが入る、等
の現象が生じると、n- 型領域54の抵抗値は大きくば
らついてしまう。特に、抵抗値を大きくしてソース抵抗
付加の効果を充分利用しようとすると、不純物濃度を減
少させる必要があり、この時のばらつきは急激に大きく
なってしまった。
【0032】また、LDD構造のn- 型領域の最適濃度
と、抵抗を構成するn- 型領域の最適濃度とは必ずしも
一致しない。駆動トランジスタや周辺回路トランジスタ
の性能を優先すれば、不純物濃度は高くなり、抵抗の抵
抗値は低過ぎて効果を充分発揮できない。抵抗値を優先
して不純物濃度を選択すると、周辺回路トランジスタの
性能が劣悪となってしまう。以下このような課題を解決
できる実施例を説明する。
【0033】図1に戻って、図1(A)の回路は、たと
えば、図1(B)に示すようなレイアウトによって実現
することができる。なお、図1(B)の構成は、駆動ト
ランジスタTr1、Tr2、転送トランジスタQ1、Q
2および転送トランジスタのソース側に接続された抵抗
R1、R2に相当する部分であり、負荷L1、L2は、
たとえばこの表面上に絶縁膜を介して形成する薄膜トラ
ンジスタによって構成する。
【0034】図1(B)において、ワード線WLa、W
Lbが水平方向に配置されており、これらのワード線W
La、WLbの下をチャネルとし、その両側のn型領域
をソース/ドレイン領域とする2つのMOSトランジス
タが形成される。
【0035】ワード線WLa、WLbの間に、縦方向に
2つのゲート電極G1、G2が配置されており、これら
のゲート電極の下をチャネル領域とし、その両側のn型
領域をソース/ドレイン領域とする2つのMOSトラン
ジスタが形成される。ゲート電極G1、G2の下に配置
されるトランジスタが駆動トランジスタTrとなり、ワ
ード線WLa,WLbの下に配置されるトランジスタが
転送トランジスタQとなる。
【0036】ワード線WLa下の転送トランジスタQ1
と駆動トランジスタTr1は、n型領域S/Daとn-
型の抵抗領域R1とによって直列に接続されている。こ
れら2つのトランジスタの相互接続点X1に他のゲート
G2が接続されている。
【0037】ゲート電極G2の下に、他の駆動トランジ
スタTr2が形成され、ワード線WLbの下に他の転送
トランジスタQ2が形成される。これら2つのトランジ
スタは、n型領域S/Dbとn- 型の抵抗領域R2によ
って直列に接続され、その相互接続点にゲート電極G1
が接続されている。
【0038】図に示されるように、上側の駆動トランジ
スタTr1と転送トランジスタQ1の組および下側の駆
動トランジスタTr2と転送トランジスタQ2の組は対
称的なレイアウトで実現されている。
【0039】図1(A)、(B)において、駆動トラン
ジスタのソース領域S1、S2およびドレイン領域S/
Da、S/Dbは、同一の製造プロセスによって形成さ
れるn型領域であり、抵抗領域R1、R2は、異なる製
造プロセスで形成されるより低濃度のn- 型領域であ
る。転送トランジスタQ1、Q2のドレインDは、n型
領域で形成できる。さらに、ドレインDとチャネル領域
との間に抵抗として機能するn- 型領域を挿入してもよ
い。
【0040】このような構成のSRAMセルの製造方法
を、以下に説明する。図2(A)〜(E)は、図1
(B)の鎖線II−IIに沿う断面図を示す。まず、p
- 型Si基板1を準備し、半導体素子を形成する能動領
域以外に熱酸化で厚いフィールド酸化膜を形成する。次
に、Si基板1の能動領域の表面上に、図2(A)に示
すように、薄いゲート酸化膜2を熱酸化で形成する。
【0041】たとえば、フィールド酸化膜の厚さは約4
00nmであり、ゲート酸化膜2の厚さは約10nmで
ある。必要に応じてゲート酸化膜2を介してp型不純
物、たとえばB、を能動領域のSi基板1表面にイオン
注入し、所望の不純物濃度のチャネル領域を形成する。
【0042】次に、接続領域となる部分のゲート酸化膜
2を除去し、Si表面を露出する。CVDによって全表
面上に多結晶シリコン層3を厚さ約100nm堆積す
る。レジストマスクをエッチングマスクとし、Cl2 /
O2 をエッチングガスとしたリアクティブイオンエッチ
ング(RIE)により、この多結晶Si層3をパターニ
ングすることにより、図2(A)に示すようなゲート電
極3a、3c、および接続領域の電極3bを作成する。
【0043】なお、この多結晶Si層3には多量にn型
不純物(たとえばP)をドープし、電極3bからはp-
型Si基板1にn型不純物を拡散させてn+ 型領域13
を形成する。なお、この電極3bからのn型不純物拡散
は、後の工程で行なってもよい。
【0044】次に、図2(B)に示すように、多結晶S
i層3をマスクとしてPをドース量5×1012cm-2程
度イオン注入し、ゲート電極3a、3c、電極3bの両
側にn- 型領域4a、4b、4c、4dを形成する。な
お、このn- 型領域の不純物濃度は、抵抗領域を作成す
るのに好適な値となるように選択する。
【0045】次に、図2(C)に示すように、図中左側
の部分から中央の接続用電極3bに達するレジストマス
ク7を形成する。このレジストマスク7および多結晶S
i層3をマスクとして、さらにPをドース量1.5×1
013程度イオン注入し、駆動トランジスタのゲート電極
3cの両側に増加させた不純物濃度を有するn型領域8
を形成する。このn型領域8は、駆動トランジスタのL
DD構造に適した不純物濃度を選択する。
【0046】次に、図2(D)に示すように、レジスト
マスク7を除去した後、全面にSi酸化膜9をCVDに
より厚さ約200nm堆積し、その上に図2(C)で示
したものと同様のレジストマスクを形成する。
【0047】レジストマスクをエッチングマスクとし
て、たとえばCHF3 をエッチングガスとした反応性イ
オンエッチング(RIE)を行なうことにより、平面上
に露出したSi酸化膜9を除去する。この時、多結晶S
i層3b、3cのほぼ垂直な側面上にはSi酸化膜9
b、9cが残り、側壁酸化物領域が形成される。なお、
マスクで覆われた左側の領域には、Si酸化膜9aがそ
のまま残留する。
【0048】続いて、図2(E)に示すように、電極3
b、ゲート電極3c、側壁酸化物領域9b、9c、Si
酸化膜9aをマスクとしてAsをドース量約4×1015
イオン注入し、ゲート電極3cの両側に高不純物濃度の
n+ 型領域10を形成する。このn+ 型領域10は、L
DD構造のドレイン/ソースに連続する高不純物濃度の
ドレイン/ソース電極引出領域を形成する。
【0049】図2(E)の構造においては、ゲート電極
3aの下のチャネル領域には、低不純物濃度の抵抗領域
4a、4bが接続され、ゲート電極3cの下のチャネル
領域には、比較的不純物濃度の高いLDD構造のソース
/ドレイン領域8が形成される。
【0050】これらの領域の不純物濃度を独立に制御す
ることにより、転送トランジスタと駆動トランジスタの
能力比を所望の値に設定し、かつ駆動トランジスタ等の
トランジスタ特性を最適のものに選定することが可能と
なる。
【0051】また、図2(D)に示す側壁酸化物領域の
形成工程において、RIE工程に曝される表面は、比較
的高い不純物濃度を有する領域8であり、プロセスパラ
メータによって装置の特性が大きく左右されることが防
止されている。低不純物濃度の抵抗領域4a、4bは、
Si酸化膜9aによって覆われており、RIE工程の影
響から隔離されている。
【0052】なお、転送トランジスタのドレイン領域と
なるゲート電極3aの左側領域には駆動トランジスタの
ソース/ドレイン領域と同様の構造を作成してもよい。
図2に示す構成により、所望の能力比を有し、かつ安定
に製造することのできるSRAM型半導体装置が提供さ
れる。但し、Si酸化物層9aの端部にはほぼ垂直な壁
面が残る。この段差はその後の製造工程において障害と
なりえる。
【0053】図3は、Si酸化物層の段差も緩和するこ
とのできる他の製造方法を示す。図3(A)は、図2
(A)〜(D)と同様の工程により、Si酸化物層9
a、多結晶Si層3をマスクとして駆動トランジスタの
LDDドレイン領域8を形成した状態を示す。
【0054】なお、本実施例においては、マスクとして
作用するSi酸化物層9aの厚さは約50nmとする。
次に、図3(B)に示すように、さらに表面上にSi酸
化物層12を厚さ約150nmCVDによって堆積し、
CHF3 のRIEによって異方性エッチングを行ない、
平坦部上のSi酸化物層12を除去する。
【0055】段差部分においては、Si酸化物層12が
側壁酸化物領域として残る。この側壁酸化物領域12に
より、先に形成したSi酸化物層9aの段差部分は緩や
かな勾配を有する側壁酸化物層12によって覆われる。
【0056】その後、図3(C)に示すように、Si酸
化物層、多結晶Si層をマスクとしてAsをドース量4
×1015イオン注入し、駆動トランジスタのLDD低濃
度ソース/ドレイン領域8に隣接する高濃度ソース/ド
レイン電極引出領域10を形成する。
【0057】以上の製造工程によれば、半導体表面下に
は図2の実施例と同様の構造が形成され、さらに半導体
表面上におけるほぼ垂直な段差は全て側壁酸化物層によ
って覆われ、暖やかな勾配に変換されている。
【0058】抵抗を形成する低濃度n- 型領域4bは、
RIE工程から常に保護されているため、その抵抗値を
大きくかつ安定に作成することができる。駆動トランジ
スタのLDDソース/ドレイン領域表面は、RIE工程
に曝されるが、その不純物濃度が比較的高いため、RI
E工程のプロセスパラメータにより、トランジスタ特性
が大きく左右されることにはならない。なお、図3
(A)と(B)の工程の間にさらにイオン注入工程を追
加してもよい。
【0059】SRAMを構成するためには、さらに負荷
を形成する必要がある。図4、図5は、負荷として薄膜
トランジスタ(TFT)を用いる場合の構成例を示す。
図4は断面図を示し、図5は平面図および等価回路を示
す。
【0060】まず、図4に示すように、Si酸化物層2
1を堆積し、接続用電極3bに対するコンタクトホール
を開口する。Si酸化物層21の上に、n型不純物を多
量にドープした多結晶Si層22を堆積し、パターニン
グする。この多結晶Si層22の表面を覆うように、ゲ
ート絶縁膜となる薄いSi酸化物層23を堆積し、接続
用電極3b上部に開口を形成する。
【0061】Si酸化物層23の上に、多結晶Si層2
4を堆積し、パターニングしてゲート電極3c上方にT
FTのチャネル領域を画定する。この多結晶Si層24
には、選択的にp型不純物をドープする。多結晶Si層
24の上に、Si酸化物層25を堆積し、パターニング
する。
【0062】Si酸化物層25の上に、タングステン
(W)ポリサイド層26を堆積し、パターニングする。
なお、このWポリサイド層26は、駆動トランジスタの
電極端子領域にオーミックに接触し、接地線を形成す
る。
【0063】さらに、Wポリサイド層26の表面上にB
PSG絶縁層28を堆積し、平坦化後、開口部をパター
ニングする。BPSG層28の上に、Al層30を堆積
し、パターニングする。なお、このAl層30は、転送
トランジスタの電極端子領域にオーミックに接触しビッ
ト線を形成する。
【0064】TFT部分の平面構造を、図5(A)、
(B)に示す。まずn+ 型多結晶Si層で形成されたゲ
ート電極22がパターニングされ、ゲート絶縁膜を介し
て、その上に多結晶Si層で形成されたTFT電流通路
領域24が形成される。
【0065】このTFT電流通路領域24は、図5
(B)に示すように、ゲート電極22上においてはノン
ドープであり、その両側の領域においてはp型不純物を
多量にドープされたp+ 型とされる。TFT電流通路領
域24の一端は、電源線29に接続され、他端は他のT
FTのゲート電極22に接続される。
【0066】なお、このようにしてTFT構造を形成し
た後、さらにその表面上にWポリサイド層で形成された
接地線26が形成され、さらにその上にBPSG層を介
してAl層で形成されたビット線30が形成される。
【0067】図5(C)は、このようにして形成された
TFTの等価回路を示す。なお、SRAMセルの動作安
定性は、セル比を大きくすることが重要であり、転送ト
ランジスタのチャネル長を駆動トランジスタのチャネル
長よりも大きくすることも一般的に行なわれている。
【0068】一方、転送トランジスタの閾値電圧と駆動
トランジスタの閾値電圧もSRAMセルの動作安定性に
関し、重要である。転送トランジスタのチャネル長と駆
動トランジスタのチャネル長を異なるものとすると、チ
ャネル不純物濃度はそれぞれ異なるものとなるのが一般
的である。
【0069】上述の実施例においては、転送トランジス
タに任意の抵抗値の抵抗を接続することが可能となり、
転送トランジスタのチャネル長を駆動トランジスタのチ
ャネル長より大きくする必要がなくなる。
【0070】さらに、転送トランジスタのソース/ドレ
イン領域の不純物濃度は駆動トランジスタのソース/ド
レイン領域の不純物濃度よりも低く、ショートチャネル
効果を充分抑制することができる。このため、転送トラ
ンジスタのチャネル長を駆動トランジスタのチャネル長
よりも小さくすることも可能である。
【0071】転送トランジスタに抵抗を接続することに
より、転送トランジスタと駆動トランジスタのチャネル
不純物濃度を同一にすることが可能となる。このため、
チャネル不純物濃度を異なるものとする場合に必要とさ
れる選択的イオン注入工程を不要とすることができる。
【0072】図1、図2に示す実施例では、駆動用トラ
ンジスタTr1、Tr2のソース領域及びドレイン領域
はLDD構造を有している。LDD構造は、ホットエレ
クトロン効果によるMOSFETの寿命低下を回避する
ためには好ましい構造である。しかし、チャネル領域に
側壁酸化物領域下のn- 型領域が直列に接続されるた
め、その部分の寄生抵抗の影響が無視できず、オン電流
が低下することになる。特に、負帰還が働くソース領域
でその影響が強い。従って、ホットエレクトロン効果が
問題にならないトランジスタについてはLDD構造を採
用しない方がよい。
【0073】SRAMセルの駆動トランジスタにおいて
は、ホットエレクトロン効果が大きな問題とならないた
め、LDD構造を採用する必要はない。しかし、本発明
者らの考察によると、駆動トランジスタをシングルドレ
イン構造または二重拡散ドレイン構造(DDD構造)に
すると、以下の問題点があることが判明した。
【0074】図6に、ドレイン領域にシングルドレイン
構造を採用した駆動トランジスタのドレイン領域、チャ
ネル領域及びゲート電極の断面を示す。p型シリコン基
板100の表面の一部にゲート絶縁膜103を介してゲ
ート電極102が形成されている。シリコン基板100
表面が露出している部分には、ゲート絶縁膜103の端
部からわずかにその下に入り込むようにn+ 型ドレイン
領域101が形成されている。
【0075】通常、nチャネルMOSFETは、p型基
板100を接地電位に接続し、ドレイン領域101に正
電圧を印加する。このため、ドレイン領域101とp型
基板100との境界には空乏層104が形成される。
【0076】MOSFETがオフ状態のときには、ゲー
ト電極102には接地電位またはこれに近い電圧が印加
される。従って、ゲート酸化膜103が薄くなると高不
純物濃度のドレイン領域101端部に空乏層が入り込
み、ゲート絶縁膜103との境界近傍で電界が強くな
る。このため、表面近傍でのバンド端の傾きが急峻とな
り、トンネル現象により電子正孔対が発生する。この電
子は、電界によってドレイン領域101に、正孔はシリ
コン基板100の方に移動し、ドレイン〜基板間に電流
が流れる。
【0077】この電流は、トランジスタオフ時のドレイ
ン電極と接地電位間のリーク電流となる。SRAMセル
回路においては、スタンバイ電流の増大を意味する。ド
レイン構造がLDD構造の場合は、ドレイン領域のゲー
ト絶縁膜近傍の不純物濃度が低く電界が弱まるため、ト
ンネル現象が起こらず、リーク電流は、問題とならな
い。しかし、シングルドレイン構造またはDDD構造を
採用すると、スタンバイ電流の増大という問題が発生す
る。
【0078】次に、スタンバイ電流の増大を防止するた
めの本発明の他の実施例について説明する。図7は、本
発明の他の実施例によるSRAMセルの図1(B)の鎖
線II−IIに沿う断面を示す。
【0079】図7(A)、図7(B)は、図2(A)、
図2(B)と同様の構成を示す。ゲート絶縁膜2の膜厚
は、約10nm、多結晶シリコン層3a、3b、3cの
膜厚は約150nm、電極3b下のn型領域の不純物濃
度は、1×1021cm-3、n - 型領域4a〜4dのドー
ス量は約1.5×1013cm-2である。
【0080】次に、図7(C)に示すように、図中左側
の部分から右側のゲート電極3cに達するレジストマス
ク7aを形成する。このレジストマスク7aおよび多結
晶Si層3をマスクとして、Asをイオン注入し、駆動
トランジスタのゲート電極3cのソース領域側にn+ 型
領域8aを形成する。図7(B)の工程で低い不純物濃
度のリン(P)、図7(C)の工程で高い不純物濃度の
砒素(As)がドープされるので二重拡散ドレイン構造
が形成される。
【0081】次に、図7(D)に示すように、レジスト
マスク7aを除去した後、全面にSi酸化膜9をCVD
により厚さ約100nm堆積し、その上に図中左側の部
分から中央の接続用電極3bに達するレジストマスクを
形成する。
【0082】なお、二重拡散ドレイン構造のソースは、
n- 型領域を有するが、たとえこのn- 型領域がn+ 型
領域の外側に張り出してもゲート電極の下であり、チャ
ネル長は短くしても抵抗成分とはならない。
【0083】レジストマスクをエッチングマスクとし
て、たとえばCHF3 をエッチングガスとした反応性イ
オンエッチング(RIE)を行なうことにより、平面上
に露出したSi酸化膜9を除去する。この時、多結晶S
i層3b、3cのほぼ垂直な側面上にはSi酸化膜9
b、9cが残り、側壁酸化物領域が形成される。なお、
マスクで覆われていた左側の領域には、Si酸化膜9a
がそのまま残留する。
【0084】続いて、図7(E)に示すように、電極3
b、ゲート電極3c、側壁酸化物領域9b、9c、Si
酸化膜9aをマスクとしてAsをドース量約3×1015
cm -2イオン注入し、ゲート電極3cの両側にn+ 型領
域10、10aを形成する。ゲート電極3cのドレイン
領域側(図の左側)に形成されたn+ 型領域10は、L
DD構造のドレイン4cに連続する高不純物濃度のドレ
イン電極引出領域を形成する。
【0085】また、ゲート電極3cのソース領域側(図
の右側)に形成されたn+ 型領域10aは、n+ ソース
領域8aに連続するソース電極引出領域を形成する。こ
のように、図7(C)の工程で、ゲート電極3cをマス
クとして高濃度にイオン注入することにより、駆動トラ
ンジスタのソース領域はLDD構造を採らないように形
成できる。
【0086】なお、図7(B)の工程で図には示さない
pチャネルトランジスタを形成する領域を覆うマスクを
延長してゲート電極3cの右側部分をマスクしておいて
もよい。このように、ゲート電極3cの右側部分をマス
クすることにより、駆動トランジスタのソース領域は、
図7(C)の工程で形成されたn+ 領域8aのみとな
り、シングルドレイン構造となる。
【0087】図7(E)に示す構造が図2(E)に示す
構造と異なる点は、駆動トランジスタのソース構造及び
ドレインの低濃度領域の不純物密度である。図7に示す
実施例によると、駆動トランジスタのドレイン構造をL
DD構造とし、かつソース構造をシングルドレイン構造
または二重拡散ドレイン構造とすることができる。
【0088】このように、ソース領域をシングルドレイ
ン構造または二重拡散ドレイン構造にして、チャネル領
域とn+ 型ソース領域を直結することにより、トランジ
スタのオン電流の減少を抑制することができる。
【0089】なお、図7の実施例において、周辺電子回
路のMOSFETのドレイン領域については、駆動トラ
ンジスタのドレイン領域と同様に作成することによりL
DD構造とすることができる。
【0090】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転送トランジスタと駆動トランジスタの能力比を所望の
値に設定し、かつ安定に製造することのできるSRAM
型半導体装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】SRAMセル型半導体装置の等価回路図および
平面図である。
【図2】本発明の実施例による図1に示すSRAM型半
導体装置の製造プロセスを示す断面図である。
【図3】図1に示すSRAM型半導体装置の製造プロセ
スを示す断面図である。
【図4】SRAMセル型半導体装置の断面図である。
【図5】TFT負荷の構成を示す平面図および等価回路
図である。
【図6】MOSFETのドレイン領域をシングルドレイ
ン構造としたときの、リーク電流の発生原因を説明する
ためのドレイン領域、チャネル領域及びゲート電極の断
面図である。
【図7】本発明の他の実施例による図1に示すSRAM
型半導体装置の製造プロセスを示す断面図である。
【図8】参考例による図1に示すSRAM型半導体装置
の製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
Tr 駆動トランジスタ Q 転送トランジスタ R 抵抗 L 負荷 G ゲート電極 BL ビット線 WL ワード線 X 相互接続点 1 p- 型Si基板 2 ゲート酸化膜 3 多結晶Si層 3a、3c ゲート電極 3b 接続用電極 4a、4b、4c、4d n- 型領域 7、7a レジストマスク 8 n型領域 8a n+ 型領域 9a Si酸化膜 9b、9c 側壁酸化物領域 10、10a n+ 型領域 12 側壁酸化物領域 13 n+ 型領域 21 Si酸化物層 22 多結晶Si層(ゲート電極) 23 Si酸化物層 24 多結晶Si層(TFT電流通路領域) 25 Si酸化物層 26 タングステンポリサイド層(接地線) 28 BPSG絶縁層 29 電源線 30 Al層 51 p- 型Si基板 52 ゲート酸化膜 53a、53c ゲート電極 53b 接続用電極 54a、54b、54c n- 型領域 55 側壁酸化物領域 56 レジストマスク 60 n+ 型領域 63 不純物拡散領域 100 p型Si基板 101 n+ 型ドレイン領域 102 ゲート電極 103 ゲート絶縁膜 104 空乏層

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動トランジスタ(Tr)と負荷(L)
    の直列接続を2組並列に接続した並列接続回路と、各直
    列接続内の駆動トランジスタと負荷との相互接続点
    (X)を互いに他の組の駆動トランジスタの制御端子
    (G)に接続する配線と、各相互接続点に接続された転
    送トランジスタ(Q)とを有するSRAM型半導体装置
    において、 前記駆動トランジスタ(Tr)と前記転送トランジスタ
    (Q)は、各々が半導体基板表面に画定されたチャネル
    領域とチャネル領域両側のソース/ドレイン領域(S/
    D)とチャネル領域上の絶縁ゲートとを有する絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタであり、前記転送トランジス
    タは、前記駆動トランジスタのチャネル領域両側のソー
    ス/ドレイン領域(S/D)よりも不純物濃度の低い抵
    抗領域(R)をチャネル領域に隣接して含むSRAM型
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記抵抗領域の上を覆う絶縁膜
    を有する請求項1記載のSRAM型半導体装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記駆動トランジスタと前記転
    送トランジスタの間に配置され、半導体基板表面上に形
    成された前記駆動トランジスタのソース/ドレイン領域
    と同一導電型の多結晶半導体領域と、この多結晶半導体
    領域からの不純物拡散によって形成された低抵抗領域を
    含む接続領域を有する請求項2記載のSRAM型半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜は前記多結晶半導体領域上で
    ほぼ垂直な側面を有し、前記駆動トランジスタの絶縁ゲ
    ートはほぼ垂直な側面を有する多結晶半導体ゲート電極
    と多結晶半導体ゲート電極のほぼ垂直な側面上に形成さ
    れた側壁絶縁物領域を有する請求項3記載のSRAM型
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記絶縁膜のほぼ垂直な側面上
    に形成された側壁絶縁物領域を有する請求項4記載のS
    RAM型半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記転送トランジスタの絶縁ゲートの幅
    が前記駆動トランジスタの絶縁ゲートの幅より狭く、前
    記転送トランジスタのチャネル領域の不純物濃度が前記
    駆動トランジスタのチャネル領域の不純物濃度と同程度
    である請求項1〜5のいずれかに記載のSRAM型半導
    体装置。
  7. 【請求項7】 駆動トランジスタ(Tr)と負荷(L)
    の直列接続を2組並列に接続した並列接続回路と、各直
    列接続内の駆動トランジスタと負荷との相互接続点
    (X)を互いに他の組の駆動トランジスタの制御端子
    (G)に接続する配線と、各相互接続点に接続された転
    送トランジスタ(Q)とを有するSRAM型半導体装置
    において、 前記駆動トランジスタ(Tr)と前記転送トランジスタ
    (Q)は、各々が半導体基板表面に画定されたチャネル
    領域とチャネル領域両側のソース/ドレイン領域(S/
    D)とチャネル領域上の絶縁ゲートとを有する絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタであり、前記転送トランジス
    タは、前記駆動トランジスタの絶縁ゲート両側のソース
    /ドレイン領域(S/D)よりも不純物濃度の低い抵抗
    領域(R)を絶縁ゲートよりも外側に含み、 前記抵抗領域の上は、絶縁膜で覆われているSRAM型
    半導体装置。
  8. 【請求項8】 駆動トランジスタ(Tr)と負荷(L)
    の直列接続を2組並列に接続した並列接続回路と、各直
    列接続内の駆動トランジスタと負荷との相互接続点
    (X)を互いに他の組の駆動トランジスタの制御端子
    (G)に接続する配線と、各相互接続点に接続された転
    送トランジスタ(Q)とを有するSRAM型半導体装置
    において、 前記駆動トランジスタ(Tr)と前記転送トランジスタ
    (Q)は、各々が半導体基板表面に画定されたチャネル
    領域とチャネル領域両側のソース/ドレイン領域(S/
    D)とチャネル領域上の絶縁ゲートとを有する絶縁ゲー
    ト型電界効果トランジスタであり、 前記駆動トランジスタのソース/ドレイン領域のうち、
    一方の領域がLDD構造を有し、他方の領域がシングル
    ドレイン構造または二重拡散ドレイン構造を有し、 前記転送トランジスタは、前記駆動トランジスタのチャ
    ネル領域に接する前記他方の領域よりも不純物濃度の低
    い抵抗領域(R)をチャネル領域に隣接して含むSRA
    M型半導体装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記抵抗領域の上を覆う絶縁膜
    を有する請求項8記載のSRAM型半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動トランジスタの前記他方の領
    域は、チャネル領域に接するように形成された第1の不
    純物濃度を有する第1の領域を絶縁ゲート電極の外側に
    含み、該第1の不純物濃度よりも高濃度の第2の不純物
    濃度を有し該第1の領域に隣接して形成された第2の領
    域とを含む請求項8または9記載のSRAM型半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 第1導電型の半導体基板表面にゲート
    絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート絶縁膜上に転送トランジスタのゲート電極と
    駆動トランジスタのゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板表面に第
    2導電型の不純物を低濃度に導入する工程と、 少なくとも前記転送トランジスタのゲート電極に隣接す
    る領域を覆い、前記駆動トランジスタのゲート電極に隣
    接する領域は露出する絶縁物マスクを形成する工程と、 前記絶縁物マスクを介して半導体基板表面に前記低濃度
    より濃い高濃度の不純物を導入する工程とを有するSR
    AM型半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記高濃度不純物導入工程の前に、 前記低濃度と前記高濃度の中間の中濃度の不純物を前記
    半導体基板表面へ導入する工程と、 前記半導体基板表面上の段差部に側壁絶縁物領域を形成
    する工程とを有する請求項11記載のSRAM型半導体
    装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記ゲート絶縁膜形成工程の後に前記
    半導体基板表面に第1導電型不純物を均一濃度で導入す
    る工程を有する請求項12記載のSRAM型半導体装置
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 第1導電型の半導体基板表面にゲート
    絶縁膜を形成する工程と、 前記ゲート絶縁膜上に転送トランジスタのゲート電極と
    駆動トランジスタのゲート電極を形成する工程と、 前記ゲート電極をマスクとして前記半導体基板表面に第
    2導電型の不純物を低濃度に導入する工程と、 少なくとも前記転送トランジスタのゲート電極に隣接す
    る領域及び前記駆動トランジスタのゲート電極に隣接す
    る領域のうちドレイン領域となる領域を覆い、前記駆動
    トランジスタのゲート電極に隣接する領域のうちソース
    領域となる領域は露出するマスクを形成する工程と、 前記マスクを介して半導体基板表面に前記低濃度より濃
    い高濃度の不純物を導入する工程と前記マスクを除去
    し、前記ゲート電極の側壁上に絶縁領域を形成する工程
    と、 少なくとも前記転送トランジスタのゲート電極に隣接す
    る領域を覆い、少なくとも前記駆動トランジスタのゲー
    ト電極に隣接する領域のうちドレイン領域となる領域は
    露出する絶縁物マスクを形成する工程と、 前記絶縁物マスクを介して半導体基板表面に前記低濃度
    より濃い高濃度の不純物を導入する工程とを有するSR
    AM型半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記ゲート電極を形成する工程の後
    に、前記駆動トランジスタのゲート電極に隣接する領域
    のうちソース領域となる領域を覆うマスクを形成する工
    程を含む請求項14記載のSRAM型半導体装置の製造
    方法。
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