JPH079943A - インフレータ組立体 - Google Patents

インフレータ組立体

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JPH079943A
JPH079943A JP6128990A JP12899094A JPH079943A JP H079943 A JPH079943 A JP H079943A JP 6128990 A JP6128990 A JP 6128990A JP 12899094 A JP12899094 A JP 12899094A JP H079943 A JPH079943 A JP H079943A
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chamber
canister
inflator assembly
fluid
inflatable
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Jess A Cuevas
ジェス・エイ・キューヴァス
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内でガスを均一に且つ迅速に分散させ、
膨張可能な装置を完全に且つ迅速に膨張させるインフレ
ータ組立体を提供することを目的とする。 【構成】 着火装置90により、アクチュエータハウジ
ング64内の発火性材料80が着火され、燃焼生成物を
発生させ、該ハウジング64内部を加圧する。十分に加
圧されると、破裂可能な周辺部分74が破裂し、キャニ
スター部分70をチャンバ18に向けて推進する。キャ
ニスター部分70は破裂盤56を破裂させ貫通してチャ
ンバ18内に侵入する。キャニスター部分70内に含ま
れる熱い燃焼生成物がチャンバ18の膨張性流体内に均
一に且つ迅速に分散される。該膨張性流体は発火性では
ないので、加熱及び加圧されるだけで燃焼しない。加圧
された膨張性流体は、ガス出口開口54及びマニフォー
ルド40を貫通してガス流開口51まで流れ、拡散器1
80を介してエアバッグ12に向けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の乗員を抑止する
エアバッグ等の膨張可能な装置を膨張させるインフレー
タ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ等の膨張可能な車両乗員抑止
器を膨張させるための装置は、米国特許第5,131,
680号明細書に開示されている。該米国特許第5,1
31,680号明細書に開示される装置は、車両乗員抑
止器を膨張させるためのガスを貯蔵する容器を含有す
る。該装置はさらに、火工品材料からなる本体及び該火
工品材料からなる本体に着火するための着火組立体を含
む。着火組立体は、比較的高温にて迅速に燃焼して熱及
び炎を生成する発火性材料を含む。該発火性材料により
生成された熱及び炎は、火工品材料からなる本体を発火
させる。火工品材料からなる本体が燃焼するにつれ、火
工品材料からなる本体から放出される熱い燃焼生成物
が、貯蔵されているガスを加圧し、さらに追加する。
【0003】前記米国特許第5,131,680号明細
書に開示される装置は、さらに、衝突を暗示する車両の
減速に応答して作用するアクチュエータ組立体を含む。
ゆえに、該アクチュエータ組立体は、着火組立体を作動
させるべく作用し、また破裂盤を破裂させ、容器からの
ガスの流れを解放する。アクチュエータ組立体は、発火
性材料を含み、該発火性材料は着火されると、ピストン
ヘッドに対して圧力を生じさせ、ピストンを移動させ
る。ピストンが移動することで、破裂盤を破裂させ、且
つ着火組立体に衝突して着火組立体内の発火性材料に着
火する。次いで、該着火組立体内の発火性材料は、容器
内で、火工品材料からなる本体に着火する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器内
で発火し、燃焼する場合には、容器内でのガスの分散が
均一にならず、エアバッグ等を完全に且つ迅速に膨張さ
せることができないという問題があった。
【0005】したがって本発明は、圧力容器内の膨張性
流体中に燃焼生成物を均一に且つ迅速に分散させ、エア
バッグ等の膨張可能な装置を完全に且つ迅速に膨張させ
ることができるインフレータ組立体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧力容
器手段と、拡散器手段と、着火可能手段と、を備える膨
張可能な装置を膨張させるためのインフレータ組立体が
提供される。該圧力容器手段は、封印されたチャンバを
規定する。該封印されたチャンバは、膨張性流体で満た
されており、該膨張性流体は前記チャンバ内にて着火可
能ではない。該拡散器手段は、前記膨張性流体を前記チ
ャンバから膨張可能な装置まで指向させる。該着火可能
手段は、前記チャンバ内の膨張性流体の温度及び圧力を
増加させる。該着火可能手段は、発火性材料を含む。該
発火性材料は、着火されると、膨張性流体を加熱し且つ
加圧するための熱を含む燃焼生成物を生成する。
【0007】さらに、本発明のインフレータ組立体は、
作動信号に応答して発火性材料を着火させる着火手段
と、チャンバ内の膨張性流体内に燃焼生成物を分散させ
る分散手段と、を含む。該分散手段は、発火性材料が燃
焼する際に、チャンバ内で発火性材料を移動させる。
【0008】
【作用】本発明に従って構成された装置は、車両乗員を
完全に且つ迅速に抑止するエアバッグ等の膨張可能な装
置を膨張させる。発火性材料が燃焼する際に、前記分散
手段がチャンバ内にて発火性材料を移動させるので、発
火性材料は、チャンバ内の膨張性流体の温度及び圧力を
迅速に増加させることになる。ゆえに、発火性材料によ
り放出される燃焼生成物は、チャンバ内の膨張性流体を
通して分散され、膨張性流体をチャンバ全体に実質的に
均一に且つ迅速に加熱し且つ加圧する。ゆえに、膨張性
流体は、膨張可能な装置を完全に且つ迅速に膨張させる
ために十分なほど加圧される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を添付図面を参照しながら詳細
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0010】図1及び図2に概略を示すように、本発明
の第1の実施態様は、車両乗員抑止器装置10である。
該装置10は、一般にエアバッグと称される膨張可能な
車両乗員抑止器12である。該装置10は、図1に示さ
れるようなエアバッグ12が折り畳まれた状態で貯蔵さ
れている非作動状態と、図2に示されるようなエアバッ
グ12が膨張している作動状態と、を有する。該装置1
0は、衝突を暗示する車両の減速に応答して作動され
る。次いで、エアバッグ12は、折り畳まれて貯蔵され
ている状態から、膨張された状態まで膨張して、車両乗
員の動きを抑止して、車両の部品に強制的に打ち付けら
れないように保護する。
【0011】さらに、装置10は、圧力容器手段として
圧力容器14を含む。該圧力容器14は、タンク15及
びアクチュエータ組立体16を含む。該タンク15及び
アクチュエータ組立体16は、共に、エアバッグ12を
膨張させるための膨張性流体を含有する封印されたチャ
ンバ18を規定する。図面に示されている本発明の好ま
しい実施態様において、膨張性流体は基本的に、不活性
ガスもしくは不活性ガスの混合物からなる。アクチュエ
ータ組立体16は、衝突を暗示する車両の減速の発生に
従って、該ガスをチャンバ18から解放するように作用
する。
【0012】タンク15は、円筒状側壁部分20、第1
の端部壁部分22及び第2の端部壁部分24を有する。
タンク15の第1の端部壁部分22は、第1の端部壁部
分22を貫通して延びる開口を規定する環状の内側縁部
表面26を有する。タンク15の第2の端部壁部分24
は、同様に、第2の端部壁部分24を貫通して延びる開
口を規定する環状の内側縁部表面28を有する。
【0013】端部キャップ30が、タンク15の第2の
端部壁部分24内の開口を貫通して、密接して受け入れ
られている。溶接部32が、縁部表面28及び端部キャ
ップ30の間での、チャンバ18からのガス漏れを阻止
する。端部キャップ30は、通路(図示せず)を有し、
該通路を貫通して、ガスがチャンバ18内に導通されて
いる。所望の圧力にてチャンバ18がガスで満たされて
いる際には、端部キャップ30内の通路は閉鎖されてい
る。さらに端部キャップ30は、慣用の圧力スイッチを
含んでもいてもよく、該スイッチは、チャンバ18内の
圧力を監視し、ガス圧が所定レベル以下に下がる場合
に、車両乗員に警報を発する。
【0014】上述のように、チャンバ18内の膨張性流
体は、単一ガスもしくはガスの混合物を含有していても
よい。しかしながら、いかなる場合でも、膨張性流体は
チャンバ18内で発火しない。特に、ガスもしくはガス
の混合物であるチャンバ18内の膨張性流体は、基本的
にチャンバ18内で発火性あるいは可燃性の成分を含ま
ないことが好ましい。エアバッグ12を膨張させるため
に適しているかようなガス及びガスの混合物からなる成
分は、当該技術分野で知られている。例えば、エアバッ
グを膨張させる好ましいガスとして、アルゴンが知られ
ている。ゆえに、チャンバ18は、本発明の好ましい実
施態様において、アルゴンで満たされている。
【0015】アクチュエータ組立体16は、マニフォー
ルド40及び電気回路42を含む。マニフォールド40
は、円筒状側壁44、第1の端部壁46及び第2の端部
壁48を有する。マニフォールド40の円筒状側壁44
は、圧力容器14の第1の端部壁部分22内の開口を貫
通して、密接して受け入れられている。溶接部49が、
縁部表面26及び円筒状側壁44の間で、貯蔵用チャン
バ18からのガス漏れを阻止する。
【0016】さらに、マニフォールド40の円筒状側壁
44は、円周方向に延びる複数のガス流開口51の列を
規定する複数の環状の内側縁部表面50を有する。マニ
フォールド40の第1の端部壁46は、ガス出口開口5
4を規定する環状の内側縁部表面52を有する。該ガス
出口開口54は、金属性の破裂盤56により、閉鎖され
ている。該破裂盤56は、膨らんだ中心部分58及び平
坦な環状のリム部分60を有する。該中心部分58は、
ガス出口開口54全体に延びている。該リム部分60
は、マニフォールド40の円筒状側壁44及び第1の端
部壁46の間で、溶接されている。ゆえに、破裂盤56
は、ガス出口開口54及びガス流開口50の間で、マニ
フォールド40内に支持されており、且つガス出口開口
54を通ってチャンバ18から外方向に流れるガスを阻
止する。
【0017】さらに、分散手段として作用するアクチュ
エータハウジング64が、マニフォールド40内に支持
されている。該アクチュエータハウジング64は、長手
方向中心軸線66、円形ベース部分68及び円筒状キャ
ニスター部分70を備える管状部材である。アクチュエ
ータハウジング64は、マニフォールド40の第2の端
部壁部分48内の開口を貫通して延びており、且つアク
チュエータハウジング64のベース部分68及びマニフ
ォールド40の第2の端部壁48の間で、溶接部71に
よりマニフォールド40に固着されている。ノッチ72
が、ベース部分68及びキャニスター部分70の間で、
アクチュエータハウジング64の周りに円周方向に延び
る。該ノッチ72は、アクチュエータハウジング64を
弱体化し、よって、ベース部分68及びキャニスター部
分70の間に、アクチュエータハウジング64の破裂可
能な周辺部分74を規定する。アクチュエータハウジン
グ64の該破裂可能な周辺部分74は、周辺の刻みライ
ン、薄肉化された周辺の壁部分等により形成されてもよ
い。
【0018】アクチュエータハウジング64のキャニス
ター部分70は、破裂盤56に隣接する端部壁78を有
し、且つ発火性手段である発火性推進薬材料80を含有
する。発火性推進薬材料80は、好ましくはBKNO3
であり、好ましくは図1に示されるように、アクチュエ
ータハウジング64のキャニスター部分70内に密接し
て固着されているチューブ形状である。よって、発火性
推進薬材料80は、アクチュエータハウジング64のキ
ャニスター部分70内で軸線66に沿って延びる円筒状
の内側表面82を有する。
【0019】着火手段としての着火装置90が、アクチ
ュエータハウジング64のベース部分68内の開口を貫
通して、キャニスター部分70内へ延びる。該着火装置
90は公知の構造のものであり、着火装置90内の一対
の導電ピン92の間の電流の通過に従って作動される際
に、燃焼生成物を放出する。着火装置90は、溶接部9
4によるなどして、ベース部分68に固着されており、
よって、アクチュエータハウジング64により、ある位
置に支持されており、該燃焼生成物をキャニスター部分
70内に指向させる。
【0020】電気回路42は、好ましくは車両バッテリ
ーである電源150と、常時開スイッチ152と、を含
む。該スイッチ152は、好ましくは車両減速センサー
154の一部である。該減速センサー154は、衝突の
暗示である車両減速を検知し、かような車両減速に応答
してスイッチ152を閉鎖する。かような減速センサー
は、当業技術分野で知られている。電気回路42は、着
火装置90を貫通して、ピン92の間に延びる。
【0021】車両が衝突すると、減速センサー154
が、衝突により生じる車両の減速を検知し、スイッチ1
52を閉鎖する。スイッチ152が閉鎖されると、電流
が着火装置90を貫通してピン92の間に流れる。次い
で、着火装置90が作動され、燃焼生成物を放出する。
該燃焼生成物は、アクチュエータハウジング64のキャ
ニスター部分70内に移動する。着火装置90により放
出された燃焼生成物が、発火性推進薬材料80の管状本
体の円筒状の内側表面82に向かって移動し、発火性推
進薬材料80の管状本体をその長さに沿って均一に発火
させる。次いで、発火性推進薬材料80が燃焼し、アク
チュエータハウジング64のキャニスター部分70内
で、熱、炎、熱い粒子及び熱いガスを含有する燃焼生成
物を放出する。
【0022】発火性推進薬材料80により放出された燃
焼生成物は、初期段階では、アクチュエータハウジング
64内に含まれている。アクチュエータハウジング64
内の燃焼生成物のガス成分及び空気は、発火性推進薬材
料80が燃焼するにつれ、圧力を増す。アクチュエータ
ハウジング64内の増加するガス圧は、端部壁78に対
して軸方向に、且つ破裂可能な周辺部分74に対して半
径方向に作用する。増加するガス圧が所定の上昇レベル
に達する際に、ガス圧の影響力は、破裂可能な周辺部分
74を破裂させるに十分なほど大きくなる。あるいは、
発火性材料80の燃焼により生じる熱もしくは熱とガス
圧との組合せの影響下にて破裂するように、破裂可能な
周辺部分74を設計することもできる。こうして、 破
裂可能な周辺部分74を破裂させる際に、端部壁78に
対して軸方向に作用するガス圧の影響力は、キャニスタ
ー部分70をベース部分68から軸方向に離間させ且つ
破裂盤56に向かって移動させる推力として作用する。
【0023】図2に示すように、アクチュエータハウジ
ング64のキャニスター部分70は、破裂盤56を破裂
させるに十分なほど、破裂盤56に対して強制的に移動
させられる。よって、キャニスター部分70は、圧力容
器14を開放し、チャンバ18からガスを解放する。次
いで、ガスは、ガス出口開口54を通って且つマニフォ
ールド40を通ってガス流開口51まで、外方向に流れ
始める。膨張性流体を膨張可能な装置へ指向させる手段
としての複数のガス流開口182を備える拡散器180
が、ガスをマニフォールド40からエアバッグ12内に
指向させる。
【0024】したがって、図2に示すように、破裂盤5
6を通ってチャンバ18内に移動し続けるに十分なほ
ど、キャニスター部分70は強制的に移動させられる。
任意のスクリーン190が、チャンバ18内に設けられ
てもよく、キャニスター部分70がスクリーン190を
突破した後に、ガス出口開口54から離れたチャンバ1
8の端部にて、キャニスター部分70を捕獲する。ゆえ
に、発火性推進薬材料80が燃焼する際に、キャニスタ
ー部分70が発火性推進薬材料80をチャンバ18内の
ガスまで運搬する。さらに、キャニスター部分70は、
後方に面する開口192を有する。該開口192は、破
裂した周辺部分74の縁部194により規定される。
熱、炎、熱い粒子及び熱いガスを含有する発火性推進薬
材料80により放出された燃焼生成物は、キャニスター
部分70がチャンバ18内のガスを貫通して移動する際
に、開口192から出現する。よって、燃焼生成物は、
チャンバ18全体にわたり、実質的に均一にかつ迅速
に、ガスを加熱し、さらに加圧するに十分なほど、ガス
内に分散される。燃焼生成物は、チャンバ18内のガス
を加熱しさらに加圧するであろうが、上述したように、
チャンバ18内のガスは発火性ではないので、ガスは発
火しない。さらに加圧されたガスは、エアバッグ12を
完全に且つ迅速に膨張させる。
【0025】図3及び図4に概略示されるように、本発
明の第2の実施態様は、車両乗員抑止器装置200であ
る。上述した装置10と同様に、該装置200は、貯蔵
され折り畳まれている状態(図3)から、衝突の暗示で
ある車両の減速に応答する装置200の作動に従って膨
張された状態(図4)まで、膨張されるエアバッグ20
2を含む。
【0026】該装置200もまた圧力容器手段として、
圧力容器204を含む。該圧力容器204は、タンク2
05及びアクチュエータ組立体206を含む。タンク2
05及びアクチュエータ組立体206は、共に、エアバ
ッグ202を膨張させるための膨張性流体で満たされた
封印されたチャンバ208を規定する。アクチュエータ
組立体206は、衝突を暗示する車両の減速に従って、
チャンバ208から膨張性流体を解放するように作用す
る。上述した本発明の第1の実施態様におけるように、
チャンバ208内の膨張性流体は、チャンバ208内で
着火可能ではない。アルゴンが好ましいが、チャンバ2
08内の膨張性流体は、チャンバ208内で着火可能で
ない組成物であれば何でもよい。
【0027】タンク205は、長手方向軸線210上に
中心決めされた円筒形状を有する。図3及び図4に示さ
れているタンク205の端部は、アクチュエータ組立体
206により閉鎖されている。タンク205の対向端部
は、上述された端部キャップ30のような端部キャップ
等の当該技術分野で公知の適する構造体により閉鎖され
ている。
【0028】アクチュエータ組立体206は、マニフォ
ールド212及びキャニスター214を含む。該マニフ
ォールド212は、マニフォールド212を貫通して軸
方向に延びるガス流通路218を規定する複数の内側表
面216を有する。ガス流通路218の軸方向の内側端
部が、マニフォールド212の円筒状の内側表面219
にて開放されている。マニフォールド212は、軸線2
10に沿って内方向に燃焼生成物を指向させるべく、着
火手段としての着火装置222をある位置に支持する中
心部分220を有する。着火装置222は、上述の着火
装置90のような公知の構造のものでよく、一対の導電
ピン224の間で、着火装置222を通る電流の通過に
従って作動される。
【0029】キャニスター214は、軸線210上に中
心決めされている円筒状の側壁230及び軸線210に
垂直な円形内部端部壁232を有する。キャニスター2
14の側壁230は、マニフォールド212の円筒状の
内側表面219全体に密接して受け入れられる。ゆえ
に、側壁230は、ガス流通路218の内側端部全体に
延びており、チャンバ208からガス流通路218への
ガスの流れを阻止する。側壁230及び円筒状内側表面
219の間のチャンバ208からのガス漏れは、溶接部
240により、あるいはシールを規定する他の適当な手
段により、阻止される。上述された装置10でのよう
に、必要に応じて、追加の溶接部及び/または他のシー
ルが装置200に含まれる。
【0030】キャニスター214の側壁230は、さら
に比較的薄い端部部分242を有する。該端部部分24
2は、軸線210の周り全体に円周方向に且つガス流通
路218の内側端部全体に直接、延びる。図3に示され
た側壁230の主部分と比較すれば、端部部分242
は、キャニスター214の破裂可能な部分を規定するに
十分なほど弱い。
【0031】発火性手段として、発火性推進薬材料25
0が、キャニスター214内に含有される。発火性推進
薬材料250は、好ましくはBKNO3であるが、当該
技術分野で知られている他の適当な材料を用いることも
できる。図3に示されるように、発火性推進薬材料25
0は、発火性推進薬材料250及び着火装置222の間
を軸方向に延びるスペース254を横断して着火装置2
22に面する表面252を有する。
【0032】アクチュエータ組立体206は、さらに電
気回路260を含む。該電気回路260は、好ましくは
車両のバッテリーである電源262と、常時開スイッチ
264と、を含む。該スイッチ264は、好ましくは車
両減速センサー266の一部である。当該技術分野で知
られているように、減速センサー266は、衝突を暗示
する車両の減速を検知し、かような車両の減速に応答し
てスイッチ264を閉鎖する。電気回路260は、着火
装置222を貫通してピン224の間を延びる。
【0033】車両が衝突すると、減速センサー266が
衝突により生じる車両の減速を検知し、スイッチ264
を閉鎖する。スイッチ264が閉鎖されると、電流が着
火装置222を貫通してピン224の間を通過する。次
いで、着火装置222が作動し、スペース254を横切
ってキャニスター214内の発火性推進薬材料250に
向かって移動する燃焼生成物を放出する。次いで、着火
装置222により放出される燃焼生成物は、発火性推進
薬材料250の表面252に対して移動し、発火性推進
薬材料250を発火させる。次いで、発火性推進薬材料
250は、燃焼し、燃焼生成物をスペース254内にさ
らに放出する。
【0034】発火性推進薬材料250により放出された
燃焼生成物は、初期段階では、アクチュエータ組立体2
06内のスペース254内に含有される。スペース25
4内の燃焼生成物のガス状成分及び空気は、発火性推進
薬材料250が燃焼するにつれ、圧力を増す。スペース
254内の増加するガス圧は、発火性推進薬材料250
を貫通して且つキャニスター214の端部壁232に対
して、軸方向に作用する。増加するガス圧の影響力は、
キャニスター214の側壁230を貫通して、端部壁2
32から破裂可能な部分242まで伝達され、よって破
裂可能な部分242に対して、軸方向に向けられたスト
レスとして作用する。増加するガス圧が所定の上昇レベ
ルに達すると、ガス圧の影響力は、破裂可能な部分24
2を破裂させるに十分なほど、大きくなる。次いで、端
部壁232に対して軸方向に作用し続けるガス圧の影響
力は、図4に示すように、マニフォールド212から離
間して且つチャンバ208内に、キャニスター214を
軸方向に移動させる推力として作用する。
【0035】図4に示すように、キャニスター214
が、チャンバ208内に移動する際に、キャニスター2
14の破裂可能な部分242が、マニフォールド212
の円筒状の内側表面219から離れる。次いで、ガス流
通路の内側端部218が露出し、チャンバ208内のガ
スが解放され、ガス流通路218を通って外方向に流れ
る。ガスは、拡散器272の複数のガス流開口270を
通って、エアバッグ202へ向かって流れる。したがっ
て、キャニスター214は、破裂可能な部分242の縁
部282により規定される後方に面する開口280を有
する。キャニスター214がチャンバ208内のガスを
貫通して移動するにつれ、発火性推進薬材料250によ
り放出され、熱、炎、熱い粒子及び熱いガスを含む燃焼
生成物が、開口280から現出する。よって、チャンバ
18全体に、実質的に均一に且つ迅速にガスを加熱しさ
らに加圧するに十分なほど、燃焼生成物はガス内に分散
される。燃焼生成物は、チャンバ18内で、ガスを加熱
さらに加圧するであろうが、チャンバ18内ではガスは
基本的に発火性び可燃性成分を含んでいないので、ガス
が発火することはない。さらに加圧されたガスは、エア
バッグ202を完全に且つ迅速に膨張させる。
【0036】キャニスター214から現出する燃焼生成
物によりさらに加圧されることに加えて、端部壁232
がガスに対して移動し、ガスをガス流通路218に向か
ってキャニスター214の周りに流すようにするので、
チャンバ208内のガスもまたキャニスター214によ
りさらに加圧される。こうして、ガスは、圧力容器20
4の対向端部に向かうキャニスター214の過度の推進
に抵抗し、これを防止する。図面に示される本発明の好
ましい実施態様において、チャンバ18内のガスに面す
る端部壁232の表面積は、チャンバ18の横断面積の
およそ75%に等しい。よって、キャニスター214
は、チャンバ208内のガスに上述の効果を達成するに
最適な大きさを有する。なぜなら、非常に小さい端部壁
ではガスを十分に圧縮せず、非常に大きな端部壁ではキ
ャニスターの周りのガス流通路218に向かうガス流を
過度に阻止するからである。
【0037】本発明の上記記載から、当業者が改良、変
化及び変更を加えることができるであろう。かような改
良、変化及び変更は、本発明の請求の範囲によりカバー
されるであろう。
【0038】
【発明の効果】本発明のインフレータ組立体によれば、
チャンバ内で膨張性流体を発火させることなく、均一に
且つ迅速にガスを分散させることができる。よって、エ
アバッグ等の膨張可能な装置を完全に且つ迅速に膨張さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施態様である車両乗
員抑止器装置の概略図である。
【図2】図2は、図1の装置が作動された状態を示す。
【図3】図3は、本発明の第2の実施態様である車両乗
員抑止器装置の概略図である。
【図4】図4は、図3の装置が作動された状態を示す。
【符号の説明】
10,200:車両乗員抑止装置 12,202:エアバッグ 14,204:圧力容器 15,205:タンク 16,206:アクチュエータ組立体 18,208:チャンバ 40,212:マニフォールド 56:破裂盤 64:アクチュエータハウジング 70,214:キャニスター 80,250:発火性材料 90,222:着火装置 180,272:拡散器 182,270:開口

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバ内で燃焼可能な成分を基本的に
    含有しない膨張性流体で満たされて、封印されているチ
    ャンバを規定するための圧力容器手段と、 該膨張性流体を該圧力容器手段から膨張可能な装置へ指
    向させる手段と、 着火されると、該膨張性流体を加熱し加圧するための熱
    を有する燃焼生成物を生成する発火性材料を含有し、該
    チャンバ内の膨張性流体の温度及び圧力を増加させるた
    めの発火性手段と、 作動信号に応答して、該発火性材料に着火するための着
    火手段と、 該発火性材料が燃焼する際に、前記チャンバ内で該発火
    性材料を移動させ、該チャンバ内の燃焼生成物を該膨張
    性流体内に分散させるための分散手段と、を備える、 ことを特徴とする膨張可能な装置を膨張させるインフレ
    ータ組立体。
  2. 【請求項2】 さらに、前記発火性材料を含有するキャ
    ニスターを備え、該発火性材料が燃焼する際に、前記分
    散手段が該キャニスターを前記チャンバ内で移動させ
    る、ことを特徴とする請求項1のインフレータ組立体。
  3. 【請求項3】 前記分散手段が、前記燃焼生成物に前記
    キャニスターに対する推力を発現させる手段を含み、前
    記チャンバ内の膨張性流体を貫通して、前記キャニスタ
    ーを推進させる、ことを特徴とする請求項2のインフレ
    ータ組立体。
  4. 【請求項4】 前記分散手段が、前記キャニスターを前
    記チャンバの外側のある位置に支持する、ことを特徴と
    する請求項3のインフレータ組立体。
  5. 【請求項5】 前記圧力容器手段が、出口開口を規定す
    るために破裂可能な破裂性の容器壁を含み、該出口開口
    を通して前記膨張性流体を前記チャンバから外方向に流
    し、前記推力が該破裂性の容器壁に対して前記キャニス
    ターを推進させ、該破裂性の容器壁を破裂させる、こと
    を特徴とする請求項4のインフレータ組立体。
  6. 【請求項6】 前記膨張性流体を前記圧力容器手段から
    膨張可能な装置内に指向させる手段が、複数の開口を有
    する拡散器を含み、該開口を通して前記膨張性流体が前
    記圧力容器手段から膨張可能な装置に向かって流れるこ
    とができる、ことを特徴とする請求項1のインフレータ
    組立体。
  7. 【請求項7】 前記膨張可能な装置が膨張性の車両乗員
    抑止器装置であり、前記インフレータ組立体がさらに、
    車両の減速に応答して作動信号を生じさせる手段を含
    む、ことを特徴とする請求項1のインフレータ組立体。
  8. 【請求項8】 チャンバ内で燃焼可能な成分を基本的に
    含有しない膨張性流体で満たされて、封印されているチ
    ャンバを規定するための圧力容器手段と、 該膨張性流体を該圧力容器手段から膨張可能な装置へ指
    向させる手段と、 着火されると、該膨張性流体を加熱し加圧するための熱
    を有する燃焼生成物を生成する発火性材料を含有し、該
    チャンバ内の膨張性流体の温度及び圧力を増加させるた
    めの発火性手段と、 作動信号に応答して、発火性材料に着火するための着火
    手段と、を備え、 前記圧力容器手段がさらに、前記発火性材料を含有する
    キャニスターを規定し、該圧力容器手段がさらに、前記
    燃焼生成物に該キャニスターに対する推力を発現させる
    手段を含み、該発火性材料が燃焼する際に、前記チャン
    バ内の膨張性流体を貫通して、前記キャニスターを推進
    させる、ことを特徴とする膨張可能な装置を膨張させる
    インフレータ組立体。
  9. 【請求項9】 前記圧力容器手段は、前記キャニスター
    を前記チャンバに関する第1の位置に支持し、破裂する
    際に、該第1の位置からの移動のために、前記キャニス
    ターを解放する破裂性の部分を有し、さらに、前記発火
    性材料が燃焼する際に、前記燃焼生成物が該破裂性の部
    分を破裂させる、ことを特徴とする請求項8のインフレ
    ータ組立体。
  10. 【請求項10】 前記圧力容器手段の破裂性の部分が、
    前記膨張性流体の前記チャンバからの外方向への流れを
    阻止し、破裂すると、該膨張性流体を解放し、前記チャ
    ンバから外方向に流す、ことを特徴とする請求項9のイ
    ンフレータ組立体。
  11. 【請求項11】 前記チャンバが長手方向軸線を有して
    おり、該長手方向軸線に沿って前記キャニスターが推進
    させられ、該キャニスターが長手方向軸線に沿って推進
    させられる際に、該キャニスターが前記チャンバの横断
    面積のおよそ75%を占有する、ことを特徴とする請求
    項8のインフレータ組立体。
  12. 【請求項12】 前記チャンバの横断面積が円形であ
    り、前記キャニスターが前記軸線に垂直な平たんな円形
    表面を有しており、該表面の面積が前記横断面積のおよ
    そ75%に等しい、ことを特徴とする請求項11のイン
    フレータ組立体。
  13. 【請求項13】 前記膨張性流体を圧力容器手段から膨
    張可能な装置内に指向させる手段が、複数の開口を有す
    る拡散器を含み、該開口を通して前記膨張性流体が圧力
    容器手段から膨張可能な装置に向かって流れることがで
    きる、ことを特徴とする請求項8のインフレータ組立
    体。
  14. 【請求項14】 前記膨張可能な装置が膨張可能な車両
    乗員抑止器であり、前記インフレータ組立体がさらに、
    車両の減速に応答して作動信号を生じさせる手段を含
    む、ことを特徴とする請求項8のインフレータ組立体。
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