JPH0799610A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
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- JPH0799610A JPH0799610A JP5241182A JP24118293A JPH0799610A JP H0799610 A JPH0799610 A JP H0799610A JP 5241182 A JP5241182 A JP 5241182A JP 24118293 A JP24118293 A JP 24118293A JP H0799610 A JPH0799610 A JP H0799610A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 垂直レジスタの最終段にある信号電荷を水平
レジスタ間の転送領域に転送するまでの電荷転送時間を
長くとれるようにして、水平レジスタ間の転送効率を向
上させると共に、縦すじ不良率を大幅に低減させる。 【構成】 イメージ部とストレージ部を有するフレーム
・インターライン転送方式のイメージセンサにおいて、
ストレージ部における垂直レジスタ15の最終段と第1
の水平レジスタH1間に、垂直レジスタ15の最終段に
転送された信号電荷を第1の水平レジスタH1に転送す
るための第1及び第2のVH転送領域16a及び16b
を形成する。そして、これらVH転送領域16a及び1
6b下に選択的なP形不純物の高エネルギーのイオン注
入によって、P形の不純物拡散領域18a及び18bを
それぞれ形成し、第1及び第2のVH転送領域16a及
び16bにおけるポテンシャル分布が第1の水平レジス
タH1に向かって下り傾斜となるように設定して構成す
る。
レジスタ間の転送領域に転送するまでの電荷転送時間を
長くとれるようにして、水平レジスタ間の転送効率を向
上させると共に、縦すじ不良率を大幅に低減させる。 【構成】 イメージ部とストレージ部を有するフレーム
・インターライン転送方式のイメージセンサにおいて、
ストレージ部における垂直レジスタ15の最終段と第1
の水平レジスタH1間に、垂直レジスタ15の最終段に
転送された信号電荷を第1の水平レジスタH1に転送す
るための第1及び第2のVH転送領域16a及び16b
を形成する。そして、これらVH転送領域16a及び1
6b下に選択的なP形不純物の高エネルギーのイオン注
入によって、P形の不純物拡散領域18a及び18bを
それぞれ形成し、第1及び第2のVH転送領域16a及
び16bにおけるポテンシャル分布が第1の水平レジス
タH1に向かって下り傾斜となるように設定して構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の水平レジスタ
を有する固体撮像素子に関し、特に、水平レジスタ間の
電荷の転送効率の改善を図った固体撮像素子に関する。
を有する固体撮像素子に関し、特に、水平レジスタ間の
電荷の転送効率の改善を図った固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、水平方向の画素数の増加に伴い、
例えば200万画素のHDTV用のイメージセンサにお
いては、信号出力の読出し周波数及び水平レジスタ(C
CD)の駆動周波数が高くなるため、従来から用いられ
てきた1本の水平レジスタの構造では、CCDを駆動す
るための消費電力の増加や水平レジスタにおける電荷の
転送効率の低下等の問題が生じてきている。
例えば200万画素のHDTV用のイメージセンサにお
いては、信号出力の読出し周波数及び水平レジスタ(C
CD)の駆動周波数が高くなるため、従来から用いられ
てきた1本の水平レジスタの構造では、CCDを駆動す
るための消費電力の増加や水平レジスタにおける電荷の
転送効率の低下等の問題が生じてきている。
【0003】そこで、これらの問題を解決するものとし
て、複数本の水平レジスタを有するCCD固体撮像素子
の構造が提案されている(テレビジョン学会誌Vol.41,N
o.11(1987)”超高解像度CCDイメージセンサ”及び特
開平1−308072号公報参照)。
て、複数本の水平レジスタを有するCCD固体撮像素子
の構造が提案されている(テレビジョン学会誌Vol.41,N
o.11(1987)”超高解像度CCDイメージセンサ”及び特
開平1−308072号公報参照)。
【0004】このCCDイメージセンサは、図10に示
すように、入射光量に応じた量の電荷に光電変換する受
光部(図示せず)が多数マトリクス状に配され、更にこ
れら多数の受光部のうち、列方向に配列された受光部に
対して共通とされた垂直レジスタ(図示せず)が多数
本、行方向に配列されたイメージ部101と、このイメ
ージ部101に隣接して配され、イメージ部101に形
成されているような受光部はなく、イメージ部101に
おける多数本の垂直レジスタに連続してそれぞれ多数本
の垂直レジスタのみが延長形成されたストレージ部10
2とを有する、いわゆるフレームインターライン転送
(FIT)方式のイメージセンサである。
すように、入射光量に応じた量の電荷に光電変換する受
光部(図示せず)が多数マトリクス状に配され、更にこ
れら多数の受光部のうち、列方向に配列された受光部に
対して共通とされた垂直レジスタ(図示せず)が多数
本、行方向に配列されたイメージ部101と、このイメ
ージ部101に隣接して配され、イメージ部101に形
成されているような受光部はなく、イメージ部101に
おける多数本の垂直レジスタに連続してそれぞれ多数本
の垂直レジスタのみが延長形成されたストレージ部10
2とを有する、いわゆるフレームインターライン転送
(FIT)方式のイメージセンサである。
【0005】このイメージセンサは、ストレージ部10
2に隣接し、かつ多数本の垂直レジスタに対して共通と
された水平レジスタが2本、それぞれ並設されて構成さ
れている。ここで、2本の水平レジスタのうち、ストレ
ージ部側に位置する水平レジスタを第1の水平レジスタ
H1、他の水平レジスタを第2の水平レジスタH2と記
す。そして、ストレージ部102と第1の水平レジスタ
H1間には、ストレージ部102における最終段の垂直
レジスタに転送された信号電荷を第1の水平レジスタH
1に転送するための2つの垂直−水平転送領域(以下、
VH転送領域と記す)103a及び103bが多数の垂
直レジスタに対して共通に、かつそれぞれ並列に形成さ
れている。
2に隣接し、かつ多数本の垂直レジスタに対して共通と
された水平レジスタが2本、それぞれ並設されて構成さ
れている。ここで、2本の水平レジスタのうち、ストレ
ージ部側に位置する水平レジスタを第1の水平レジスタ
H1、他の水平レジスタを第2の水平レジスタH2と記
す。そして、ストレージ部102と第1の水平レジスタ
H1間には、ストレージ部102における最終段の垂直
レジスタに転送された信号電荷を第1の水平レジスタH
1に転送するための2つの垂直−水平転送領域(以下、
VH転送領域と記す)103a及び103bが多数の垂
直レジスタに対して共通に、かつそれぞれ並列に形成さ
れている。
【0006】また、第1及び第2の水平レジスタH1及
びH2間には、一旦、第1の水平レジスタH1に転送さ
れた信号電荷を選択的に第2の水平レジスタH2に転送
するためのレジスタ間転送領域104が形成されてい
る。このレジスタ間転送領域104は、水平レジスタH
1及びH2に沿って横方向に延長されて形成されてお
り、図12に示すように、垂直レジスタの例えば奇数列
(…2n−3列,2n−1列)における垂直レジスタに
対応する位置に信号電荷の転送をせき止めるチャネル・
ストッパ領域CSがそれぞれ形成されている。
びH2間には、一旦、第1の水平レジスタH1に転送さ
れた信号電荷を選択的に第2の水平レジスタH2に転送
するためのレジスタ間転送領域104が形成されてい
る。このレジスタ間転送領域104は、水平レジスタH
1及びH2に沿って横方向に延長されて形成されてお
り、図12に示すように、垂直レジスタの例えば奇数列
(…2n−3列,2n−1列)における垂直レジスタに
対応する位置に信号電荷の転送をせき止めるチャネル・
ストッパ領域CSがそれぞれ形成されている。
【0007】イメージ部101における垂直レジスタ上
及びストレージ部102における垂直レジスタ上には、
例えば2層の多結晶シリコン層による4枚の垂直転送電
極ST1〜ST4がそれぞれ絶縁膜を介して形成されて
いる。即ち、4枚の垂直転送電極ST1〜ST4を1組
として、その組が多数、縦方向に順次配列されて形成さ
れている。そして、それぞれ4枚の垂直転送電極ST1
〜ST4には、互いに位相の異なる4つの垂直転送パル
スφST1〜φST4がそれぞれ供給されるようになっ
ており、これら垂直転送パルスφST1〜φST4の供
給によって、垂直転送電極ST1〜ST4下のポテンシ
ャル分布が順次変化し、これによって、信号電荷が垂直
レジスタに沿って縦方向に転送されることになる。
及びストレージ部102における垂直レジスタ上には、
例えば2層の多結晶シリコン層による4枚の垂直転送電
極ST1〜ST4がそれぞれ絶縁膜を介して形成されて
いる。即ち、4枚の垂直転送電極ST1〜ST4を1組
として、その組が多数、縦方向に順次配列されて形成さ
れている。そして、それぞれ4枚の垂直転送電極ST1
〜ST4には、互いに位相の異なる4つの垂直転送パル
スφST1〜φST4がそれぞれ供給されるようになっ
ており、これら垂直転送パルスφST1〜φST4の供
給によって、垂直転送電極ST1〜ST4下のポテンシ
ャル分布が順次変化し、これによって、信号電荷が垂直
レジスタに沿って縦方向に転送されることになる。
【0008】特に、イメージ部101においては、受光
部に蓄積されている信号電荷を垂直帰線期間において、
まず、垂直レジスタに読出し、その後、この垂直帰線期
間内において、垂直レジスタに転送された信号電荷を高
速にストレージ部102の垂直レジスタに転送する。
部に蓄積されている信号電荷を垂直帰線期間において、
まず、垂直レジスタに読出し、その後、この垂直帰線期
間内において、垂直レジスタに転送された信号電荷を高
速にストレージ部102の垂直レジスタに転送する。
【0009】ストレージ部102は、垂直帰線期間にお
いてその垂直レジスタに転送された信号電荷を、その後
の水平帰線期間において1行単位に水平レジスタ側に転
送する。これによって、垂直レジスタの最終段にあった
信号電荷は、2つのVH転送領域103a及び103b
を経て、まず、第1の水平レジスタH1に転送され、そ
のうち、例えば奇数列(…2n−3列,2n−1列)に
関する信号電荷はレジスタ間転送領域104に形成され
たチャネル・ストッパ領域CSにて第2の水平レジスタ
H2への転送がせき止められ、偶数列(…2n−4列,
2n−2列,2n列)に関する信号電荷が第2の水平レ
ジスタH2に転送されることになる。
いてその垂直レジスタに転送された信号電荷を、その後
の水平帰線期間において1行単位に水平レジスタ側に転
送する。これによって、垂直レジスタの最終段にあった
信号電荷は、2つのVH転送領域103a及び103b
を経て、まず、第1の水平レジスタH1に転送され、そ
のうち、例えば奇数列(…2n−3列,2n−1列)に
関する信号電荷はレジスタ間転送領域104に形成され
たチャネル・ストッパ領域CSにて第2の水平レジスタ
H2への転送がせき止められ、偶数列(…2n−4列,
2n−2列,2n列)に関する信号電荷が第2の水平レ
ジスタH2に転送されることになる。
【0010】そして、次の水平走査期間において、例え
ば水平レジスタH1及びH2上に形成された例えば2層
の多結晶シリコン層による第1の水平転送電極GH1及
び第2の水平転送電極GH2への互いに位相の異なる2
相の水平転送パルスφH1及びφH2の印加によって、
信号電荷が順次出力部105(図10参照)側に転送さ
れ、該出力部105において合成されて、その出力端子
φoutより撮像信号Sとして取り出されることにな
る。
ば水平レジスタH1及びH2上に形成された例えば2層
の多結晶シリコン層による第1の水平転送電極GH1及
び第2の水平転送電極GH2への互いに位相の異なる2
相の水平転送パルスφH1及びφH2の印加によって、
信号電荷が順次出力部105(図10参照)側に転送さ
れ、該出力部105において合成されて、その出力端子
φoutより撮像信号Sとして取り出されることにな
る。
【0011】第1及び第2の水平転送電極GH1及びG
H2は、図12に示すように、水平レジスタH1及びH
2上において、交互に、かつ横方向に配列され、その形
状は、まず、第1の水平転送電極GH1に関してみる
と、第1の水平レジスタH1上においては、例えば奇数
列(…2n−3列,2n−1列)に関する垂直レジスタ
と対応する箇所に配され、途中、レジスタ間転送電極H
H上において偶数列(…2n−4列,2n−2列,2n
列)に関する垂直レジスタと対応する側に屈曲され、そ
して、第2の水平レジスタH2上において、偶数列に関
する垂直レジスタと対応する箇所に連続して配されたか
たちになっている。
H2は、図12に示すように、水平レジスタH1及びH
2上において、交互に、かつ横方向に配列され、その形
状は、まず、第1の水平転送電極GH1に関してみる
と、第1の水平レジスタH1上においては、例えば奇数
列(…2n−3列,2n−1列)に関する垂直レジスタ
と対応する箇所に配され、途中、レジスタ間転送電極H
H上において偶数列(…2n−4列,2n−2列,2n
列)に関する垂直レジスタと対応する側に屈曲され、そ
して、第2の水平レジスタH2上において、偶数列に関
する垂直レジスタと対応する箇所に連続して配されたか
たちになっている。
【0012】第2の水平転送電極GH2も同様で、ま
ず、第1の水平レジスタH1上において、偶数列に関す
る垂直レジスタと対応する箇所に配され、途中、レジス
タ間転送電極HH上において奇数列に関する垂直レジス
タと対応する側に屈曲され、そして、第2の水平レジス
タH2上において、奇数列に関する垂直レジスタと対応
する箇所に連続して配されたかたちになっている。
ず、第1の水平レジスタH1上において、偶数列に関す
る垂直レジスタと対応する箇所に配され、途中、レジス
タ間転送電極HH上において奇数列に関する垂直レジス
タと対応する側に屈曲され、そして、第2の水平レジス
タH2上において、奇数列に関する垂直レジスタと対応
する箇所に連続して配されたかたちになっている。
【0013】そして、この従来のイメージセンサにおい
ては、水平レジスタH1及びH2間の電荷転送効率を向
上させるために、図12に示すように、第1の水平レジ
スタH1上に形成される転送電極の形状を例えば逆扇状
(末広形状)にするか、あるいは第1の水平レジスタを
構成する不純物拡散領域の濃度分布を連続的に変化させ
ることにより、第1の水平レジスタH1におけるポテン
シャル分布をレジスタ間の電荷転送方向に向かって下り
傾斜となるようにしている。
ては、水平レジスタH1及びH2間の電荷転送効率を向
上させるために、図12に示すように、第1の水平レジ
スタH1上に形成される転送電極の形状を例えば逆扇状
(末広形状)にするか、あるいは第1の水平レジスタを
構成する不純物拡散領域の濃度分布を連続的に変化させ
ることにより、第1の水平レジスタH1におけるポテン
シャル分布をレジスタ間の電荷転送方向に向かって下り
傾斜となるようにしている。
【0014】即ち、図10のC−C線上で示すイメージ
部101、ストレージ部102、第1及び第2のVH転
送領域103a及び103b、第1の水平レジスタH
1、レジスタ間転送領域104及び第2の水平レジスタ
H2の各不純物拡散領域上に形成されている各転送電極
に同電位(例えば0V)を印加したときの各不純物拡散
領域のポテンシャル分布をみると、図11に示すよう
に、イメージ部101から第2のVH転送領域103b
にかけての範囲が平坦な分布であり、第1の水平レジス
タH1が第2の水平レジスタH2側に向かって下り傾斜
の分布であり、レジスタ間転送領域104から第2の水
平レジスタH2にかけて第1の水平レジスタH1のポテ
ンシャル分布に連続して平坦な分布となっている。
部101、ストレージ部102、第1及び第2のVH転
送領域103a及び103b、第1の水平レジスタH
1、レジスタ間転送領域104及び第2の水平レジスタ
H2の各不純物拡散領域上に形成されている各転送電極
に同電位(例えば0V)を印加したときの各不純物拡散
領域のポテンシャル分布をみると、図11に示すよう
に、イメージ部101から第2のVH転送領域103b
にかけての範囲が平坦な分布であり、第1の水平レジス
タH1が第2の水平レジスタH2側に向かって下り傾斜
の分布であり、レジスタ間転送領域104から第2の水
平レジスタH2にかけて第1の水平レジスタH1のポテ
ンシャル分布に連続して平坦な分布となっている。
【0015】ここで、上記従来のイメージセンサにおけ
る信号電荷の転送状態を、図13のタイミングチャート
と図14及び図15で示す各種転送電極下のポテンシャ
ル変化を示す動作概念図に基づいて説明する。なお、図
において、φST1〜φST4はそれぞれ第1〜第4の
垂直転送電極ST1〜ST4に供給される第1〜第4の
垂直転送パルス、φVH1及びφVH2は第1及び第2
のVH転送電極VH1及びVH2に供給される第1及び
第2のVH転送パルス、φH1及びφH2は第1及び第
2の水平転送電極GH1及びGH2に供給される第1及
び第2の水平転送パルス、φHHはレジスタ間転送電極
HHに供給されるレジスタ間転送パルスをそれぞれ示
す。また、図14及び図15で示す動作概念図は、各時
刻ごとにそれぞれ奇数列に関する信号電荷の転送状態と
偶数列に関する転送状態を対にして示してある。
る信号電荷の転送状態を、図13のタイミングチャート
と図14及び図15で示す各種転送電極下のポテンシャ
ル変化を示す動作概念図に基づいて説明する。なお、図
において、φST1〜φST4はそれぞれ第1〜第4の
垂直転送電極ST1〜ST4に供給される第1〜第4の
垂直転送パルス、φVH1及びφVH2は第1及び第2
のVH転送電極VH1及びVH2に供給される第1及び
第2のVH転送パルス、φH1及びφH2は第1及び第
2の水平転送電極GH1及びGH2に供給される第1及
び第2の水平転送パルス、φHHはレジスタ間転送電極
HHに供給されるレジスタ間転送パルスをそれぞれ示
す。また、図14及び図15で示す動作概念図は、各時
刻ごとにそれぞれ奇数列に関する信号電荷の転送状態と
偶数列に関する転送状態を対にして示してある。
【0016】そして、t1時における状態、即ち、スト
レージ部102において第1及び第2の垂直転送電極S
T1及びST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に
信号電荷eが蓄積され、第1のVH転送電極VH1下に
形成されたポテンシャル井戸に信号電荷eが蓄積されて
いる状態からこのイメージセンサの信号電荷eの転送状
態を説明する。
レージ部102において第1及び第2の垂直転送電極S
T1及びST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に
信号電荷eが蓄積され、第1のVH転送電極VH1下に
形成されたポテンシャル井戸に信号電荷eが蓄積されて
いる状態からこのイメージセンサの信号電荷eの転送状
態を説明する。
【0017】まず、次のt2時において、第3の垂直転
送パルスφST3、第2のVH転送パルスφVH2及び
レジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ高レベルになる
ことから、信号電荷eは、ストレージ部102の最終段
において、第1〜第3の垂直転送電極ST1〜ST3下
に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄積され、
同時に第1及び第2のVH転送電極VH1及びVH2下
に連続形成されたポテンシャル井戸にも信号電荷が転送
・蓄積される。
送パルスφST3、第2のVH転送パルスφVH2及び
レジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ高レベルになる
ことから、信号電荷eは、ストレージ部102の最終段
において、第1〜第3の垂直転送電極ST1〜ST3下
に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄積され、
同時に第1及び第2のVH転送電極VH1及びVH2下
に連続形成されたポテンシャル井戸にも信号電荷が転送
・蓄積される。
【0018】次のt3時において、第1の垂直転送パル
スφST1及び第1のVH転送パルスφVH1がそれぞ
れ低レベルになることから、信号電荷eは、ストレージ
部102の最終段における第2及び第3の垂直転送電極
ST2及びST3下に連続形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積され、同時に第2のVH転送電極VH2下
に形成されたポテンシャル井戸にも信号電荷が転送・蓄
積される。
スφST1及び第1のVH転送パルスφVH1がそれぞ
れ低レベルになることから、信号電荷eは、ストレージ
部102の最終段における第2及び第3の垂直転送電極
ST2及びST3下に連続形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積され、同時に第2のVH転送電極VH2下
に形成されたポテンシャル井戸にも信号電荷が転送・蓄
積される。
【0019】次のt4時において、第4の垂直転送パル
スφST4が高レベル、第2のVH転送パルスφVH2
が低レベルになることから、信号電荷eは、ストレージ
部102の最終段における第2及び第3の垂直転送電極
ST2及びST3下に連続形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積される。このとき、上記t3時において第
2のVH転送電極VH2下にあった信号電荷eは、この
第2のVH転送電極VH2下のポテンシャルが浅くなる
ことにより、第1の水平レジスタH1側に転送される。
この場合、第1の水平レジスタH1のポテンシャルが第
2の水平レジスタH2側に向かって下り傾斜となってい
ることから、信号電荷eは、この第1の水平レジスタH
1に沿ってレジスタ間転送領域104に高速転送され、
結果的にレジスタ間転送電極HH下に蓄積されることに
なる。
スφST4が高レベル、第2のVH転送パルスφVH2
が低レベルになることから、信号電荷eは、ストレージ
部102の最終段における第2及び第3の垂直転送電極
ST2及びST3下に連続形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積される。このとき、上記t3時において第
2のVH転送電極VH2下にあった信号電荷eは、この
第2のVH転送電極VH2下のポテンシャルが浅くなる
ことにより、第1の水平レジスタH1側に転送される。
この場合、第1の水平レジスタH1のポテンシャルが第
2の水平レジスタH2側に向かって下り傾斜となってい
ることから、信号電荷eは、この第1の水平レジスタH
1に沿ってレジスタ間転送領域104に高速転送され、
結果的にレジスタ間転送電極HH下に蓄積されることに
なる。
【0020】そして、次のt5時において、第2の垂直
転送パルスφST2が低レベル、第1のVH転送パルス
φVH1が高レベルになることから、信号電荷eは、ス
トレージ部102の最終段における第3の垂直転送電極
ST3下から第1のVH転送電極VH1下にわたって連
続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄積される。こ
のとき、レジスタ間転送電極HH下に転送された信号電
荷eは該レジスタ間転送電極HH下に蓄積されたままで
ある。
転送パルスφST2が低レベル、第1のVH転送パルス
φVH1が高レベルになることから、信号電荷eは、ス
トレージ部102の最終段における第3の垂直転送電極
ST3下から第1のVH転送電極VH1下にわたって連
続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄積される。こ
のとき、レジスタ間転送電極HH下に転送された信号電
荷eは該レジスタ間転送電極HH下に蓄積されたままで
ある。
【0021】次のt6時において、第1の垂直転送パル
スφST1が高レベルになることから、ストレージ部1
02の最終段の前段における信号電荷eが第1の垂直転
送電極ST1下に転送されることになる。このとき、ス
トレージ部102の最終段の信号電荷eは、第3の垂直
転送電極ST3下から第1のVH転送電極VH1下にわ
たって連続形成されたポテンシャル井戸に蓄積されたま
まであり、レジスタ間転送電極HH下にも依然信号電荷
eが蓄積されたままである。
スφST1が高レベルになることから、ストレージ部1
02の最終段の前段における信号電荷eが第1の垂直転
送電極ST1下に転送されることになる。このとき、ス
トレージ部102の最終段の信号電荷eは、第3の垂直
転送電極ST3下から第1のVH転送電極VH1下にわ
たって連続形成されたポテンシャル井戸に蓄積されたま
まであり、レジスタ間転送電極HH下にも依然信号電荷
eが蓄積されたままである。
【0022】次のt7時において、第3の垂直転送パル
スφST3が低レベルとなることから、最終段の信号電
荷eは、第4の垂直転送電極ST4下及び第1のVH転
送電極VH1下に連続形成されたポテンシャル井戸に転
送・蓄積されることになる。このとき、同時に第1の水
平転送パルスφH1が高レベルになることから、第1の
水平レジスタH1においては、奇数列に関する水平レジ
スタH1下のポテンシャルが深くなり、第2の水平レジ
スタH2においては、偶数列に関する水平レジスタH2
下のポテンシャルが深くなる。その結果、奇数列に関す
る信号電荷eにおいては、レジスタ間転送領域104に
形成されているチャネル・ストッパ領域CSにてその転
送がせき止められ、偶数列に関する信号電荷において
は、レジスタ間転送電極HH下及び第2の水平レジスタ
H2下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄積
されることになる。
スφST3が低レベルとなることから、最終段の信号電
荷eは、第4の垂直転送電極ST4下及び第1のVH転
送電極VH1下に連続形成されたポテンシャル井戸に転
送・蓄積されることになる。このとき、同時に第1の水
平転送パルスφH1が高レベルになることから、第1の
水平レジスタH1においては、奇数列に関する水平レジ
スタH1下のポテンシャルが深くなり、第2の水平レジ
スタH2においては、偶数列に関する水平レジスタH2
下のポテンシャルが深くなる。その結果、奇数列に関す
る信号電荷eにおいては、レジスタ間転送領域104に
形成されているチャネル・ストッパ領域CSにてその転
送がせき止められ、偶数列に関する信号電荷において
は、レジスタ間転送電極HH下及び第2の水平レジスタ
H2下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄積
されることになる。
【0023】次のt8時において、第2の垂直転送パル
スφST2が高レベルになることから、最終段の前段の
信号電荷eは、第1及び第2の垂直転送電極ST1及び
ST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄
積されることになる。このとき、第1及び第2の水平転
送パルスφH1及びφH2並びにレジスタ間転送パルス
φHHの電位的な変化はないため、依然上記t7時の状
態を維持している。
スφST2が高レベルになることから、最終段の前段の
信号電荷eは、第1及び第2の垂直転送電極ST1及び
ST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄
積されることになる。このとき、第1及び第2の水平転
送パルスφH1及びφH2並びにレジスタ間転送パルス
φHHの電位的な変化はないため、依然上記t7時の状
態を維持している。
【0024】次のt9時において、第4の垂直転送パル
スφST4及びレジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ
低レベルになることから、最終段の信号電荷eは、第1
のVH転送電極VH1下に形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積される。このとき、レジスタ間転送電極H
H下のポテンシャルが浅くなることから、レジスタ間転
送電極HH下にあった偶数列に関する信号電荷eが完全
に第2の水平レジスタH2のポテンシャル井戸に転送・
蓄積されることになり、奇数列に関する信号電荷eが第
1の水平レジスタH1へ、偶数列に関する信号電荷eが
第2の水平レジスタH2へそれぞれ振り分けられること
になる。
スφST4及びレジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ
低レベルになることから、最終段の信号電荷eは、第1
のVH転送電極VH1下に形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積される。このとき、レジスタ間転送電極H
H下のポテンシャルが浅くなることから、レジスタ間転
送電極HH下にあった偶数列に関する信号電荷eが完全
に第2の水平レジスタH2のポテンシャル井戸に転送・
蓄積されることになり、奇数列に関する信号電荷eが第
1の水平レジスタH1へ、偶数列に関する信号電荷eが
第2の水平レジスタH2へそれぞれ振り分けられること
になる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のイ
メージセンサにおいては、例えば200万画素のHDT
V用のイメージセンサ等に適用させるために、水平レジ
スタの駆動周波数を半減させる目的で、水平レジスタを
2本としている。この場合、2本の水平レジスタH1及
びH2間の電荷振り分け転送が難しく、縦すじ不良の原
因を引き起こすという問題があったが、上述したよう
に、第1の水平レジスタH1上に形成される転送電極G
H1の形状を例えば逆扇状(末広形状)にして、第1の
水平レジスタH1の電荷転送電界を強める。あるいは第
1の水平レジスタH1を構成する不純物拡散領域の濃度
分布を連続的に変化させて、第1の水平レジスタH1に
おけるポテンシャル分布をレジスタH1及びH2間の電
荷転送方向に向かって下り傾斜とすることにより、第1
の水平レジスタH1の電荷転送電界を強めるなどの対策
がとられている。
メージセンサにおいては、例えば200万画素のHDT
V用のイメージセンサ等に適用させるために、水平レジ
スタの駆動周波数を半減させる目的で、水平レジスタを
2本としている。この場合、2本の水平レジスタH1及
びH2間の電荷振り分け転送が難しく、縦すじ不良の原
因を引き起こすという問題があったが、上述したよう
に、第1の水平レジスタH1上に形成される転送電極G
H1の形状を例えば逆扇状(末広形状)にして、第1の
水平レジスタH1の電荷転送電界を強める。あるいは第
1の水平レジスタH1を構成する不純物拡散領域の濃度
分布を連続的に変化させて、第1の水平レジスタH1に
おけるポテンシャル分布をレジスタH1及びH2間の電
荷転送方向に向かって下り傾斜とすることにより、第1
の水平レジスタH1の電荷転送電界を強めるなどの対策
がとられている。
【0026】しかしながら、上記対策をとったとして
も、第1及び第2の水平レジスタH1及びH2への信号
電荷の振り分け転送効率は、まだ完全ではなく、第1の
水平レジスタH1の電荷転送電界を更に強めるか、ある
いは振り分け転送時間を長くとるかして振り分け転送効
率を改善する必要があった。
も、第1及び第2の水平レジスタH1及びH2への信号
電荷の振り分け転送効率は、まだ完全ではなく、第1の
水平レジスタH1の電荷転送電界を更に強めるか、ある
いは振り分け転送時間を長くとるかして振り分け転送効
率を改善する必要があった。
【0027】即ち、従来のイメージセンサにおいては、
図13のタイミングチャート及び図14及び図15の動
作概念図からもわかるように、第1のVH転送電極VH
1下にあった信号電荷eをレジスタ間転送電極HH下ま
で転送するのにt1時からt4時までかかり、ストレー
ジ部102の最終段の信号電荷eを、第1のVH転送電
極VH1下に転送する期間の初期時点であるt5までに
わずかな時間tしかなく、信号電荷eの転送が完了する
前に上記期間が始まってしまい、結果的に転送残り等が
生じ、レジスタH1及びH2間転送の効率の向上を有効
に図れないという問題がある。
図13のタイミングチャート及び図14及び図15の動
作概念図からもわかるように、第1のVH転送電極VH
1下にあった信号電荷eをレジスタ間転送電極HH下ま
で転送するのにt1時からt4時までかかり、ストレー
ジ部102の最終段の信号電荷eを、第1のVH転送電
極VH1下に転送する期間の初期時点であるt5までに
わずかな時間tしかなく、信号電荷eの転送が完了する
前に上記期間が始まってしまい、結果的に転送残り等が
生じ、レジスタH1及びH2間転送の効率の向上を有効
に図れないという問題がある。
【0028】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、垂直レジスタの最終段
にある信号電荷を水平レジスタ間の転送領域に転送する
までの電荷転送時間を長くとることができ、水平レジス
タ間の転送効率を向上させることができると共に、縦す
じ不良率を大幅に低減することができる固体撮像素子を
提供することにある。
ので、その目的とするところは、垂直レジスタの最終段
にある信号電荷を水平レジスタ間の転送領域に転送する
までの電荷転送時間を長くとることができ、水平レジス
タ間の転送効率を向上させることができると共に、縦す
じ不良率を大幅に低減することができる固体撮像素子を
提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、入射光量に応
じた量の電荷に光電変換する受光部が多数マトリクス状
に配列され、これら多数の受光部のうち、列方向に配列
された上記受光部に対して共通とされた垂直レジスタが
多数本、行方向に配列され、上記行方向に配列された複
数本の垂直レジスタに対して共通とされた水平レジスタ
が複数本配列された固体撮像素子において、上記垂直レ
ジスタの最終段と上記水平レジスタ間の転送領域上に2
本の転送電極を有し、これら転送電極下のポテンシャル
分布を上記水平レジスタ側に向かって下り傾斜にして構
成する。
じた量の電荷に光電変換する受光部が多数マトリクス状
に配列され、これら多数の受光部のうち、列方向に配列
された上記受光部に対して共通とされた垂直レジスタが
多数本、行方向に配列され、上記行方向に配列された複
数本の垂直レジスタに対して共通とされた水平レジスタ
が複数本配列された固体撮像素子において、上記垂直レ
ジスタの最終段と上記水平レジスタ間の転送領域上に2
本の転送電極を有し、これら転送電極下のポテンシャル
分布を上記水平レジスタ側に向かって下り傾斜にして構
成する。
【0030】この場合、電気的中性状態での上記垂直レ
ジスタ下のポテンシャル分布を、上記水平レジスタのそ
れよりも浅くして構成してもよい。また、上記垂直レジ
スタの最終段の電荷を上記水平レジスタ側に転送する
際、各転送電極に供給される駆動パルスを交番パルスと
することが好ましい。
ジスタ下のポテンシャル分布を、上記水平レジスタのそ
れよりも浅くして構成してもよい。また、上記垂直レジ
スタの最終段の電荷を上記水平レジスタ側に転送する
際、各転送電極に供給される駆動パルスを交番パルスと
することが好ましい。
【0031】
【作用】本発明に係る固体撮像素子においては、垂直レ
ジスタの最終段と上記水平レジスタ間の転送領域上に2
本の転送電極を有し、これら転送電極下のポテンシャル
分布を上記水平レジスタ側に向かって下り傾斜にしたの
で、垂直レジスタの最終段に転送された電荷を高速に水
平レジスタ側に転送することができ、これによって、複
数本の水平レジスタ間の電荷の転送を高速に行うことが
可能となる。
ジスタの最終段と上記水平レジスタ間の転送領域上に2
本の転送電極を有し、これら転送電極下のポテンシャル
分布を上記水平レジスタ側に向かって下り傾斜にしたの
で、垂直レジスタの最終段に転送された電荷を高速に水
平レジスタ側に転送することができ、これによって、複
数本の水平レジスタ間の電荷の転送を高速に行うことが
可能となる。
【0032】また、電気的中性状態での垂直レジスタ下
のポテンシャル分布を、水平レジスタのそれよりも浅く
することにより、垂直レジスタと水平レジスタ間に生じ
るフリンジング電界の発生を防止することができ、垂直
レジスタにて転送された最大取扱電荷量の低減を引き起
こすことなく、電荷を水平レジスタ側に転送させること
ができる。
のポテンシャル分布を、水平レジスタのそれよりも浅く
することにより、垂直レジスタと水平レジスタ間に生じ
るフリンジング電界の発生を防止することができ、垂直
レジスタにて転送された最大取扱電荷量の低減を引き起
こすことなく、電荷を水平レジスタ側に転送させること
ができる。
【0033】また、垂直レジスタの最終段の電荷を水平
レジスタ側に転送する際、各転送電極に供給される駆動
パルスを交番パルスとすることにより、転送電極間のフ
リンジング電界の発生を防止することができ、しかも、
転送電極下のポテンシャル分布が水平レジスタ側に向か
って下り傾斜となっていることから、垂直レジスタの最
終段に転送された電荷を高速に、かつ転送残りを引き起
こすことなく転送することができる。
レジスタ側に転送する際、各転送電極に供給される駆動
パルスを交番パルスとすることにより、転送電極間のフ
リンジング電界の発生を防止することができ、しかも、
転送電極下のポテンシャル分布が水平レジスタ側に向か
って下り傾斜となっていることから、垂直レジスタの最
終段に転送された電荷を高速に、かつ転送残りを引き起
こすことなく転送することができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明に係る固体撮像素子をいわゆる
フレーム・インターライン転送方式のイメージセンサに
適用した実施例(以下、単に実施例に係るイメージセン
サと記す)を図1〜図9を参照しながら説明する。
フレーム・インターライン転送方式のイメージセンサに
適用した実施例(以下、単に実施例に係るイメージセン
サと記す)を図1〜図9を参照しながら説明する。
【0035】この実施例に係るイメージセンサISは、
図1に示すように、入射光量に応じた量の電荷に光電変
換する受光部(図示せず)が多数マトリクス状に配さ
れ、更にこれら多数の受光部のうち、列方向に配列され
た受光部に対して共通とされた垂直レジスタ(図示せ
ず)が多数本、行方向に配列されたイメージ部1と、こ
のイメージ部1に隣接して配され、イメージ部1に形成
されているような受光部はなく、イメージ部1における
多数本の垂直レジスタに連続してそれぞれ多数本の垂直
レジスタ(図示せず)のみが延長形成されたストレージ
部2とを有する、いわゆるフレームインターライン転送
(FIT)方式のイメージセンサである。
図1に示すように、入射光量に応じた量の電荷に光電変
換する受光部(図示せず)が多数マトリクス状に配さ
れ、更にこれら多数の受光部のうち、列方向に配列され
た受光部に対して共通とされた垂直レジスタ(図示せ
ず)が多数本、行方向に配列されたイメージ部1と、こ
のイメージ部1に隣接して配され、イメージ部1に形成
されているような受光部はなく、イメージ部1における
多数本の垂直レジスタに連続してそれぞれ多数本の垂直
レジスタ(図示せず)のみが延長形成されたストレージ
部2とを有する、いわゆるフレームインターライン転送
(FIT)方式のイメージセンサである。
【0036】このイメージセンサISは、図4に示すよ
うに、N形のシリコン基板11上に、P形のウェル領域
12が形成され、このウェル領域12の表面に電荷の転
送路であるN形の埋め込みチャネル領域13が形成され
て構成されている。そして、平面的にみると、図3に示
すように、ストレージ部2に隣接し、かつ多数本のチャ
ネル・ストッパ領域14(斜線で示す)にて行方向に対
して分離された多数本の垂直レジスタ15に対して共通
とされた水平レジスタが2本、それぞれ並設されて構成
されている。ここで、2本の水平レジスタのうち、スト
レージ部2側に位置する水平レジスタを第1の水平レジ
スタH1、他の水平レジスタを第2の水平レジスタH2
と記す。
うに、N形のシリコン基板11上に、P形のウェル領域
12が形成され、このウェル領域12の表面に電荷の転
送路であるN形の埋め込みチャネル領域13が形成され
て構成されている。そして、平面的にみると、図3に示
すように、ストレージ部2に隣接し、かつ多数本のチャ
ネル・ストッパ領域14(斜線で示す)にて行方向に対
して分離された多数本の垂直レジスタ15に対して共通
とされた水平レジスタが2本、それぞれ並設されて構成
されている。ここで、2本の水平レジスタのうち、スト
レージ部2側に位置する水平レジスタを第1の水平レジ
スタH1、他の水平レジスタを第2の水平レジスタH2
と記す。
【0037】そして、ストレージ部2と第1の水平レジ
スタH1間には、図4に示すように、ストレージ部2に
おける垂直レジスタ15の最終段に転送された信号電荷
を第1の水平レジスタH1に転送するための2つの垂直
−水平転送領域(以下、第1及び第2のVH転送領域1
6a及び16bと記す)が多数の垂直レジスタ15に対
して共通に、かつそれぞれ並列に形成されている。
スタH1間には、図4に示すように、ストレージ部2に
おける垂直レジスタ15の最終段に転送された信号電荷
を第1の水平レジスタH1に転送するための2つの垂直
−水平転送領域(以下、第1及び第2のVH転送領域1
6a及び16bと記す)が多数の垂直レジスタ15に対
して共通に、かつそれぞれ並列に形成されている。
【0038】この実施例においては、図4に示すよう
に、第1の水平レジスタH1から第2の水平レジスタH
2にわたる埋め込みチャネル領域13下に高エネルギー
のイオン注入によるN形の深い埋め込みチャネル領域1
7が形成されて、電気的中性状態での第1及び第2の水
平レジスタH1及びH2下のポテンシャル分布が、垂直
レジスタ15のそれよりも深さhほど深くなるように設
定されている。また、第1及び第2のVH転送領域16
a及び16b下に選択的なP形不純物(例えばボロン
(B))の高エネルギーのイオン注入によって、P形の
不純物拡散領域18a及び18bがそれぞれ形成され、
第1及び第2のVH転送領域におけるポテンシャル分布
が第1の水平レジスタH1に向かって下り傾斜となるよ
うに設定されている。
に、第1の水平レジスタH1から第2の水平レジスタH
2にわたる埋め込みチャネル領域13下に高エネルギー
のイオン注入によるN形の深い埋め込みチャネル領域1
7が形成されて、電気的中性状態での第1及び第2の水
平レジスタH1及びH2下のポテンシャル分布が、垂直
レジスタ15のそれよりも深さhほど深くなるように設
定されている。また、第1及び第2のVH転送領域16
a及び16b下に選択的なP形不純物(例えばボロン
(B))の高エネルギーのイオン注入によって、P形の
不純物拡散領域18a及び18bがそれぞれ形成され、
第1及び第2のVH転送領域におけるポテンシャル分布
が第1の水平レジスタH1に向かって下り傾斜となるよ
うに設定されている。
【0039】このP形の不純物拡散領域18a及び18
bの形成方法としては、そのP形不純物濃度が電荷の転
送方向に向かって連続的に薄くなるように形成する。即
ち、水平レジスタH1及びH2の不純物濃度からみた場
合に、各VH転送電極16a及び16b下のN形の不純
物濃度が信号電荷の転送方向に向かって濃くなるように
形成する。
bの形成方法としては、そのP形不純物濃度が電荷の転
送方向に向かって連続的に薄くなるように形成する。即
ち、水平レジスタH1及びH2の不純物濃度からみた場
合に、各VH転送電極16a及び16b下のN形の不純
物濃度が信号電荷の転送方向に向かって濃くなるように
形成する。
【0040】具体的には、第1及び第2のVH転送領域
16a及び16bにおける上記P形の不純物拡散領域1
8a及び18bを平面的にみたとき、例えば図5に示す
ように、垂直レジスタ15側を底辺とし、第1の水平レ
ジスタH1側を頂点とする三角形状のパターンにする。
図においては、直角三角形のパターンを示してある。こ
のようにP形の不純物拡散領域18a及び18bをそれ
ぞれ三角形状のパターンにすることにより、各VH転送
領域16a及び16b中、垂直レジスタ15側のP形不
純物の濃度が高く、第1の水平レジスタH1側に向かっ
て徐々にP形不純物の濃度が低くなるという濃度分布に
なり、各VH転送領域16a及び16b上のVH転送電
極VH1及びVH2に所定の電圧を印加したとき、各V
H転送領域16a及び16bのポテンシャルが第1の水
平レジスタH1に向かって下り傾斜の分布を有すること
になる。
16a及び16bにおける上記P形の不純物拡散領域1
8a及び18bを平面的にみたとき、例えば図5に示す
ように、垂直レジスタ15側を底辺とし、第1の水平レ
ジスタH1側を頂点とする三角形状のパターンにする。
図においては、直角三角形のパターンを示してある。こ
のようにP形の不純物拡散領域18a及び18bをそれ
ぞれ三角形状のパターンにすることにより、各VH転送
領域16a及び16b中、垂直レジスタ15側のP形不
純物の濃度が高く、第1の水平レジスタH1側に向かっ
て徐々にP形不純物の濃度が低くなるという濃度分布に
なり、各VH転送領域16a及び16b上のVH転送電
極VH1及びVH2に所定の電圧を印加したとき、各V
H転送領域16a及び16bのポテンシャルが第1の水
平レジスタH1に向かって下り傾斜の分布を有すること
になる。
【0041】その他の方法としては、図6に示すよう
に、P形の不純物拡散領域18a及び18bにおける垂
直レジスタ15側の深さを大きくし、第1の水平レジス
タH1に向かって徐々にその深さが小さくなるように、
P形の不純物を例えば斜め方向のイオン注入によって導
入して、垂直レジスタ15側を底辺、第1の水平レジス
タH1側を頂点とする断面ほぼ直角三角形の形状にP形
の不純物拡散領域18a及び18bを形成するようにし
てもよい。
に、P形の不純物拡散領域18a及び18bにおける垂
直レジスタ15側の深さを大きくし、第1の水平レジス
タH1に向かって徐々にその深さが小さくなるように、
P形の不純物を例えば斜め方向のイオン注入によって導
入して、垂直レジスタ15側を底辺、第1の水平レジス
タH1側を頂点とする断面ほぼ直角三角形の形状にP形
の不純物拡散領域18a及び18bを形成するようにし
てもよい。
【0042】一方、第1及び第2の水平レジスタH1及
びH2間には、図4に示すように、一旦、第1の水平レ
ジスタH1に転送された信号電荷を選択的に第2の水平
レジスタH2に転送するためのレジスタ間転送領域19
が形成されている。このレジスタ間転送領域19は、比
較的高濃度のN形の不純物拡散領域にて構成され、かつ
第1及び第2の水平レジスタH1及びH2に沿って横方
向に延長されて形成されている。このレジスタ間転送領
域19には、図3に示すように、垂直レジスタ15の例
えば奇数列(…2n−3列,2n−1列)における垂直
レジスタ15に対応する位置に信号電荷の転送をせき止
めるチャネル・ストッパ領域CSがそれぞれ形成されて
いる。
びH2間には、図4に示すように、一旦、第1の水平レ
ジスタH1に転送された信号電荷を選択的に第2の水平
レジスタH2に転送するためのレジスタ間転送領域19
が形成されている。このレジスタ間転送領域19は、比
較的高濃度のN形の不純物拡散領域にて構成され、かつ
第1及び第2の水平レジスタH1及びH2に沿って横方
向に延長されて形成されている。このレジスタ間転送領
域19には、図3に示すように、垂直レジスタ15の例
えば奇数列(…2n−3列,2n−1列)における垂直
レジスタ15に対応する位置に信号電荷の転送をせき止
めるチャネル・ストッパ領域CSがそれぞれ形成されて
いる。
【0043】イメージ部1における垂直レジスタ上及び
ストレージ部2における垂直レジスタ上には、例えば2
層の多結晶シリコン層による4枚の垂直転送電極ST1
〜ST4がそれぞれ絶縁膜20を介して形成されてい
る。即ち、4枚の垂直転送電極ST1〜ST4を1組と
して、その組が多数、縦方向に順次配列されて形成され
ている。そして、それぞれ4枚の垂直転送電極ST1〜
ST4には、互いに位相の異なる4つの垂直転送パルス
φST1〜φST4がそれぞれ供給されるようになって
おり、これら垂直転送パルスφST1〜φST4の供給
によって、第1〜第4の垂直転送電極ST1〜ST4下
のポテンシャル分布が順次変化し、これによって、信号
電荷がそれぞれ垂直レジスタ15に沿って縦方向に転送
されることになる。
ストレージ部2における垂直レジスタ上には、例えば2
層の多結晶シリコン層による4枚の垂直転送電極ST1
〜ST4がそれぞれ絶縁膜20を介して形成されてい
る。即ち、4枚の垂直転送電極ST1〜ST4を1組と
して、その組が多数、縦方向に順次配列されて形成され
ている。そして、それぞれ4枚の垂直転送電極ST1〜
ST4には、互いに位相の異なる4つの垂直転送パルス
φST1〜φST4がそれぞれ供給されるようになって
おり、これら垂直転送パルスφST1〜φST4の供給
によって、第1〜第4の垂直転送電極ST1〜ST4下
のポテンシャル分布が順次変化し、これによって、信号
電荷がそれぞれ垂直レジスタ15に沿って縦方向に転送
されることになる。
【0044】特に、イメージ部1においては、受光部に
蓄積されている信号電荷を垂直帰線期間において、ま
ず、垂直レジスタに読出し、その後、この垂直帰線期間
内において、垂直レジスタに転送された信号電荷を高速
にストレージ部2の垂直レジスタ15に転送する。
蓄積されている信号電荷を垂直帰線期間において、ま
ず、垂直レジスタに読出し、その後、この垂直帰線期間
内において、垂直レジスタに転送された信号電荷を高速
にストレージ部2の垂直レジスタ15に転送する。
【0045】ストレージ部2は、垂直帰線期間において
垂直レジスタ15に転送された信号電荷を、その後の水
平帰線期間において1行単位に第1の水平レジスタH1
側に転送する。これによって、垂直レジスタ15の最終
段にあった信号電荷は、2つのVH転送領域16a及び
16bを経て、まず、第1の水平レジスタH1に転送さ
れ、そのうち、例えば奇数列(…2n−3列,2n−1
列)に関する信号電荷はレジスタ間転送領域19に形成
されたチャネル・ストッパ領域CS(図3参照)にて第
2の水平レジスタH2への転送がせき止められ、偶数列
(…2n−4列,2n−2列,2n列)に関する信号電
荷が第2の水平レジスタH2に転送されることになる。
垂直レジスタ15に転送された信号電荷を、その後の水
平帰線期間において1行単位に第1の水平レジスタH1
側に転送する。これによって、垂直レジスタ15の最終
段にあった信号電荷は、2つのVH転送領域16a及び
16bを経て、まず、第1の水平レジスタH1に転送さ
れ、そのうち、例えば奇数列(…2n−3列,2n−1
列)に関する信号電荷はレジスタ間転送領域19に形成
されたチャネル・ストッパ領域CS(図3参照)にて第
2の水平レジスタH2への転送がせき止められ、偶数列
(…2n−4列,2n−2列,2n列)に関する信号電
荷が第2の水平レジスタH2に転送されることになる。
【0046】そして、次の水平走査期間において、第1
及び第2の水平レジスタH1及びH2上に形成された例
えば2層の多結晶シリコン層による第1の水平転送電極
GH1及び第2の水平転送電極GH2への互いに位相の
異なる2相の水平転送パルスφH1及びφH2の印加に
よって、信号電荷が順次出力部21(図1参照)側に転
送され、該出力部21において合成されて、その出力端
子φoutより撮像信号Sとして取り出されることにな
る。
及び第2の水平レジスタH1及びH2上に形成された例
えば2層の多結晶シリコン層による第1の水平転送電極
GH1及び第2の水平転送電極GH2への互いに位相の
異なる2相の水平転送パルスφH1及びφH2の印加に
よって、信号電荷が順次出力部21(図1参照)側に転
送され、該出力部21において合成されて、その出力端
子φoutより撮像信号Sとして取り出されることにな
る。
【0047】第1及び第2の水平転送電極GH1及びG
H2は、図3に示すように、水平レジスタH1及びH2
上において、交互に、かつ横方向に配列され、その形状
は、まず、第1の水平転送電極GH1に関してみると、
第1の水平レジスタH1上においては、例えば奇数列
(…2n−3列,2n−1列)に関する垂直レジスタ1
5と対応する箇所に配され、途中、レジスタ間転送領域
19上において偶数列(…2n−4列,2n−2列,2
n列)に関する垂直レジスタ15と対応する側に屈曲さ
れ、そして、第2の水平レジスタH2上において、偶数
列に関する垂直レジスタと対応する箇所に連続して配さ
れたかたちになっている。
H2は、図3に示すように、水平レジスタH1及びH2
上において、交互に、かつ横方向に配列され、その形状
は、まず、第1の水平転送電極GH1に関してみると、
第1の水平レジスタH1上においては、例えば奇数列
(…2n−3列,2n−1列)に関する垂直レジスタ1
5と対応する箇所に配され、途中、レジスタ間転送領域
19上において偶数列(…2n−4列,2n−2列,2
n列)に関する垂直レジスタ15と対応する側に屈曲さ
れ、そして、第2の水平レジスタH2上において、偶数
列に関する垂直レジスタと対応する箇所に連続して配さ
れたかたちになっている。
【0048】第2の水平転送電極GH2も同様で、ま
ず、第1の水平レジスタH1上において、偶数列(…2
n−4列,2n−2列,2n列)に関する垂直レジスタ
15と対応する箇所に配され、途中、レジスタ間転送領
域19上において奇数列(…2n−3列,2n−1列)
に関する垂直レジスタ15と対応する側に屈曲され、そ
して、第2の水平レジスタH2上において、奇数列に関
する垂直レジスタ15と対応する箇所に連続して配され
たかたちになっている。
ず、第1の水平レジスタH1上において、偶数列(…2
n−4列,2n−2列,2n列)に関する垂直レジスタ
15と対応する箇所に配され、途中、レジスタ間転送領
域19上において奇数列(…2n−3列,2n−1列)
に関する垂直レジスタ15と対応する側に屈曲され、そ
して、第2の水平レジスタH2上において、奇数列に関
する垂直レジスタ15と対応する箇所に連続して配され
たかたちになっている。
【0049】そして、この実施例に係るイメージセンサ
ISにおいては、第1及び第2の水平レジスタH1及び
H2間の電荷転送効率を向上させるために、図3に示す
ように、第1の水平レジスタH1上に形成される転送電
極GH1又はGH2の形状を例えば逆扇状(末広形状)
にするか、あるいは第1の水平レジスタH1を構成する
不純物拡散領域の濃度分布を連続的に変化させることに
より、第1の水平レジスタH1におけるポテンシャル分
布をレジスタ間転送領域19に向かって下り傾斜となる
ようにしている。
ISにおいては、第1及び第2の水平レジスタH1及び
H2間の電荷転送効率を向上させるために、図3に示す
ように、第1の水平レジスタH1上に形成される転送電
極GH1又はGH2の形状を例えば逆扇状(末広形状)
にするか、あるいは第1の水平レジスタH1を構成する
不純物拡散領域の濃度分布を連続的に変化させることに
より、第1の水平レジスタH1におけるポテンシャル分
布をレジスタ間転送領域19に向かって下り傾斜となる
ようにしている。
【0050】ここで、図1のA−A線上で示すイメージ
部1,ストレージ部2,第1のVH転送領域16a,第
2のVH転送領域16b,第1の水平レジスタH1,レ
ジスタ間転送領域19及び第2の水平レジスタH2の各
不純物拡散領域、特に第1のVH転送領域16a,第2
のVH転送領域16b,第1の水平レジスタH1,レジ
スタ間転送領域19及び第2の水平レジスタH2におい
ては、図3のB−B線上に沿った各不純物拡散領域上に
形成されている各転送電極に同電位(例えば0V)を印
加したときの各不純物拡散領域のポテンシャル分布をみ
ると、図2に示すように、まず、イメージ部1からスト
レージ部2にかけての範囲は平坦な分布となっている。
次段の第1及び第2のVH転送領域16a及び16b
は、各垂直レジスタ15と接するポテンシャルがストレ
ージ部2のポテンシャルよりも浅く、いわゆるポテンシ
ャル障壁として存在し、更に第1の水平レジスタH1に
向かって連続的にポテンシャルが深くなる分布を有す
る。即ち、各VH転送領域16a及び16bは、第1の
水平レジスタH1に向かって下り傾斜のポテンシャル分
布を有する。そして、第1の水平レジスタH1が第2の
水平レジスタH2に向かって下り傾斜の分布であり、レ
ジスタ間転送領域19から第2の水平レジスタH2にか
けて第1の水平レジスタH1のポテンシャル分布に連続
して平坦な分布となっている。
部1,ストレージ部2,第1のVH転送領域16a,第
2のVH転送領域16b,第1の水平レジスタH1,レ
ジスタ間転送領域19及び第2の水平レジスタH2の各
不純物拡散領域、特に第1のVH転送領域16a,第2
のVH転送領域16b,第1の水平レジスタH1,レジ
スタ間転送領域19及び第2の水平レジスタH2におい
ては、図3のB−B線上に沿った各不純物拡散領域上に
形成されている各転送電極に同電位(例えば0V)を印
加したときの各不純物拡散領域のポテンシャル分布をみ
ると、図2に示すように、まず、イメージ部1からスト
レージ部2にかけての範囲は平坦な分布となっている。
次段の第1及び第2のVH転送領域16a及び16b
は、各垂直レジスタ15と接するポテンシャルがストレ
ージ部2のポテンシャルよりも浅く、いわゆるポテンシ
ャル障壁として存在し、更に第1の水平レジスタH1に
向かって連続的にポテンシャルが深くなる分布を有す
る。即ち、各VH転送領域16a及び16bは、第1の
水平レジスタH1に向かって下り傾斜のポテンシャル分
布を有する。そして、第1の水平レジスタH1が第2の
水平レジスタH2に向かって下り傾斜の分布であり、レ
ジスタ間転送領域19から第2の水平レジスタH2にか
けて第1の水平レジスタH1のポテンシャル分布に連続
して平坦な分布となっている。
【0051】ここで、上記本実施例に係るイメージセン
サにおける信号電荷の転送状態を、図7のタイミングチ
ャートと図8及び図9で示す各種転送電極下のポテンシ
ャル変化を示す動作概念図に基づいて説明する。なお、
図において、φST1〜φST4はそれぞれ第1〜第4
の垂直転送電極ST1〜ST4に供給される第1〜第4
の垂直転送パルス、φVH1及びφVH2は第1及び第
2のVH転送領域16a及び16b上に形成された第1
及び第2のVH転送電極VH1及びVH2に供給される
第1及び第2のVH転送パルス、φH1及びφH2は第
1及び第2の水平転送電極GH1及びGH2に供給され
る第1及び第2の水平転送パルス、φHHはレジスタ間
転送領域19上に形成されたレジスタ間転送電極HHに
供給されるレジスタ間転送パルスをそれぞれ示す。ま
た、図8及び図9で示す動作概念図は、各時刻ごとにそ
れぞれ奇数列に関する信号電荷の転送状態と偶数列に関
する転送状態を対にして示してある。
サにおける信号電荷の転送状態を、図7のタイミングチ
ャートと図8及び図9で示す各種転送電極下のポテンシ
ャル変化を示す動作概念図に基づいて説明する。なお、
図において、φST1〜φST4はそれぞれ第1〜第4
の垂直転送電極ST1〜ST4に供給される第1〜第4
の垂直転送パルス、φVH1及びφVH2は第1及び第
2のVH転送領域16a及び16b上に形成された第1
及び第2のVH転送電極VH1及びVH2に供給される
第1及び第2のVH転送パルス、φH1及びφH2は第
1及び第2の水平転送電極GH1及びGH2に供給され
る第1及び第2の水平転送パルス、φHHはレジスタ間
転送領域19上に形成されたレジスタ間転送電極HHに
供給されるレジスタ間転送パルスをそれぞれ示す。ま
た、図8及び図9で示す動作概念図は、各時刻ごとにそ
れぞれ奇数列に関する信号電荷の転送状態と偶数列に関
する転送状態を対にして示してある。
【0052】そして、t1時における状態、即ち、スト
レージ部2において第1及び第2の垂直転送電極ST1
及びST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に信号
電荷が蓄積され、第1のVH転送電極ST1下に形成さ
れたポテンシャル井戸に信号電荷が蓄積されている状態
からこのイメージセンサISの信号電荷の転送状態を説
明する。
レージ部2において第1及び第2の垂直転送電極ST1
及びST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に信号
電荷が蓄積され、第1のVH転送電極ST1下に形成さ
れたポテンシャル井戸に信号電荷が蓄積されている状態
からこのイメージセンサISの信号電荷の転送状態を説
明する。
【0053】まず、次のt2時において、第3の垂直転
送パルスφST3、第2のVH転送パルスφVH2及び
レジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ高レベルにな
り、第1のVH転送パルスφVH1が低レベルになる。
上記t1時においてストレージ部2の最終段に蓄積され
ていた信号電荷は、第1〜第3の垂直転送電極ST1〜
ST3下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄
積される。
送パルスφST3、第2のVH転送パルスφVH2及び
レジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ高レベルにな
り、第1のVH転送パルスφVH1が低レベルになる。
上記t1時においてストレージ部2の最終段に蓄積され
ていた信号電荷は、第1〜第3の垂直転送電極ST1〜
ST3下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄
積される。
【0054】また、このとき、第1のVH転送電極VH
1下のポテンシャルが浅くなり、同時に第2のVH転送
電極VH2下のポテンシャルが深くなることから、第1
及び第2のVH転送電極VH1及びVH2下において、
第1の水平レジスタH1側に向かって下り階段状のポテ
ンシャル分布が形成され、しかも、各VH転送電極VH
1及びVH2下のポテンシャル分布が第1の水平レジス
タH1側に向かって連続的に下り傾斜となされ、更に垂
直レジスタ15と第1の水平レジスタH1間に、第1の
水平レジスタH1を低とするポテンシャル段差h(図2
参照)が生じていることから、上記t1時において第1
のVH転送電極VH1下に蓄積されていた信号電荷e
は、高速に第1の水平レジスタH1側に転送されること
になる。
1下のポテンシャルが浅くなり、同時に第2のVH転送
電極VH2下のポテンシャルが深くなることから、第1
及び第2のVH転送電極VH1及びVH2下において、
第1の水平レジスタH1側に向かって下り階段状のポテ
ンシャル分布が形成され、しかも、各VH転送電極VH
1及びVH2下のポテンシャル分布が第1の水平レジス
タH1側に向かって連続的に下り傾斜となされ、更に垂
直レジスタ15と第1の水平レジスタH1間に、第1の
水平レジスタH1を低とするポテンシャル段差h(図2
参照)が生じていることから、上記t1時において第1
のVH転送電極VH1下に蓄積されていた信号電荷e
は、高速に第1の水平レジスタH1側に転送されること
になる。
【0055】また、第1の水平レジスタH1は、高速転
送を考慮してそのポテンシャル分布が第2の水平レジス
タH2に向かって下り傾斜となっており、更に偶数列に
関するレジスタ間転送電極HH下のポテンシャルが深く
なっていることから、結局、偶数列に関する信号電荷
は、第1のVH転送電極VH1下からレジスタ間転送電
極HH下に高速に転送されることになる。一方、奇数列
に関する信号電荷eは、レジスタ間転送領域19に形成
されているチャネル・ストッパ領域CSにてその転送が
せき止められる。
送を考慮してそのポテンシャル分布が第2の水平レジス
タH2に向かって下り傾斜となっており、更に偶数列に
関するレジスタ間転送電極HH下のポテンシャルが深く
なっていることから、結局、偶数列に関する信号電荷
は、第1のVH転送電極VH1下からレジスタ間転送電
極HH下に高速に転送されることになる。一方、奇数列
に関する信号電荷eは、レジスタ間転送領域19に形成
されているチャネル・ストッパ領域CSにてその転送が
せき止められる。
【0056】即ち、この実施例においては、t2時にお
いて、垂直レジスタ15の最終段(正確には第1のVH
転送電極VH1下)からレジスタ間転送電極HH下に信
号電荷eが転送されることになる。
いて、垂直レジスタ15の最終段(正確には第1のVH
転送電極VH1下)からレジスタ間転送電極HH下に信
号電荷eが転送されることになる。
【0057】そして、次のt3時において、第1の垂直
転送パルスφST1及び第2のVH転送パルスφVH2
がそれぞれ低レベルになり、第4の垂直転送パルスφS
T4が高レベルになることから、信号電荷eは、ストレ
ージ部2の最終段における第2〜第4の垂直転送電極S
T2〜ST4下に連続形成されたポテンシャル井戸に転
送・蓄積される。このとき、レジスタ間転送電極HH下
に転送された信号電荷eは該レジスタ間転送電極HH下
に蓄積されたままである。
転送パルスφST1及び第2のVH転送パルスφVH2
がそれぞれ低レベルになり、第4の垂直転送パルスφS
T4が高レベルになることから、信号電荷eは、ストレ
ージ部2の最終段における第2〜第4の垂直転送電極S
T2〜ST4下に連続形成されたポテンシャル井戸に転
送・蓄積される。このとき、レジスタ間転送電極HH下
に転送された信号電荷eは該レジスタ間転送電極HH下
に蓄積されたままである。
【0058】次のt4時においては、上記t3時の状態
が保持されたままであるため、垂直レジスタ15の最終
段における信号電荷eは、依然第2〜第4の垂直転送電
極ST2〜ST4下に連続形成されたポテンシャル井戸
に蓄積されたままである。また、レジスタ間転送電極H
H下に転送された信号電荷eも該レジスタ間転送電極H
H下に蓄積されたままである。
が保持されたままであるため、垂直レジスタ15の最終
段における信号電荷eは、依然第2〜第4の垂直転送電
極ST2〜ST4下に連続形成されたポテンシャル井戸
に蓄積されたままである。また、レジスタ間転送電極H
H下に転送された信号電荷eも該レジスタ間転送電極H
H下に蓄積されたままである。
【0059】そして、次のt5時において、第2の垂直
転送パルスφST2が低レベル、第1のVH転送パルス
φVH1が高レベルになることから、信号電荷eは、ス
トレージ部2の最終段における第3及び第4の垂直転送
電極ST3及びST4下にわたって連続形成されたポテ
ンシャル井戸に転送・蓄積される。このとき、レジスタ
間転送電極HH下に転送された信号電荷eは該レジスタ
間転送電極HH下に蓄積されたままである。
転送パルスφST2が低レベル、第1のVH転送パルス
φVH1が高レベルになることから、信号電荷eは、ス
トレージ部2の最終段における第3及び第4の垂直転送
電極ST3及びST4下にわたって連続形成されたポテ
ンシャル井戸に転送・蓄積される。このとき、レジスタ
間転送電極HH下に転送された信号電荷eは該レジスタ
間転送電極HH下に蓄積されたままである。
【0060】次のt6時において、第1の垂直転送パル
スφST1が高レベルになることから、ストレージ部2
の最終段の前段における信号電荷eが第1の転送電極S
T1下に転送されることになる。このとき、ストレージ
部2の最終段の信号電荷eは、第3及び第4の垂直転送
電極ST3及びST4下にわたって連続形成されたポテ
ンシャル井戸に蓄積されたままであり、レジスタ間転送
電極HH下にも依然信号電荷eが蓄積されたままであ
る。
スφST1が高レベルになることから、ストレージ部2
の最終段の前段における信号電荷eが第1の転送電極S
T1下に転送されることになる。このとき、ストレージ
部2の最終段の信号電荷eは、第3及び第4の垂直転送
電極ST3及びST4下にわたって連続形成されたポテ
ンシャル井戸に蓄積されたままであり、レジスタ間転送
電極HH下にも依然信号電荷eが蓄積されたままであ
る。
【0061】次のt7時において、第3の垂直転送パル
スφST3が低レベルとなることから、最終段の信号電
荷eは、第4の垂直転送電極ST4下及び第1のVH転
送電極VH1下に連続形成されたポテンシャル井戸に転
送・蓄積されることになる。このとき、同時に第1の水
平転送パルスφH1が高レベルになることから、第1の
水平レジスタH1においては、奇数列に関する水平レジ
スタH1下のポテンシャルが深くなり、第2の水平レジ
スタH2においては、偶数列に関する水平レジスタH2
下のポテンシャルが深くなる。その結果、奇数列に関す
る信号電荷eにおいては、レジスタ間転送領域19に形
成されているチャネル・ストッパ領域CSにてその転送
がせき止められたままであり、偶数列に関する信号電荷
eにおいては、レジスタ間転送電極HH下及び第2の水
平レジスタH2下に連続形成されたポテンシャル井戸に
転送・蓄積されることになる。
スφST3が低レベルとなることから、最終段の信号電
荷eは、第4の垂直転送電極ST4下及び第1のVH転
送電極VH1下に連続形成されたポテンシャル井戸に転
送・蓄積されることになる。このとき、同時に第1の水
平転送パルスφH1が高レベルになることから、第1の
水平レジスタH1においては、奇数列に関する水平レジ
スタH1下のポテンシャルが深くなり、第2の水平レジ
スタH2においては、偶数列に関する水平レジスタH2
下のポテンシャルが深くなる。その結果、奇数列に関す
る信号電荷eにおいては、レジスタ間転送領域19に形
成されているチャネル・ストッパ領域CSにてその転送
がせき止められたままであり、偶数列に関する信号電荷
eにおいては、レジスタ間転送電極HH下及び第2の水
平レジスタH2下に連続形成されたポテンシャル井戸に
転送・蓄積されることになる。
【0062】次のt8時において、第2の垂直転送パル
スφST2が高レベルになることから、最終段の前段の
信号電荷eは、第1及び第2の垂直転送電極ST1及び
ST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄
積されることになる。このとき、第1及び第2の水平転
送パルスφH1及びφH2並びにレジスタ間転送パルス
φHHの電位的な変化はないため、依然上記t7時の状
態を維持している。
スφST2が高レベルになることから、最終段の前段の
信号電荷eは、第1及び第2の垂直転送電極ST1及び
ST2下に連続形成されたポテンシャル井戸に転送・蓄
積されることになる。このとき、第1及び第2の水平転
送パルスφH1及びφH2並びにレジスタ間転送パルス
φHHの電位的な変化はないため、依然上記t7時の状
態を維持している。
【0063】次のt9時において、第4の垂直転送パル
スφST4及びレジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ
低レベルになることから、最終段の信号電荷eは、第1
のVH転送電極VH1下に形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積される。このとき、レジスタ間転送電極H
H下のポテンシャルが浅くなることから、レジスタ間転
送電極HH下にあった偶数列に関する信号電荷eが完全
に第2の水平レジスタH2のポテンシャル井戸に転送・
蓄積されることになり、奇数列に関する信号電荷eが第
1の水平レジスタH1へ、偶数列に関する信号電荷が第
2の水平レジスタH2へそれぞれ振り分けられることに
なる。
スφST4及びレジスタ間転送パルスφHHがそれぞれ
低レベルになることから、最終段の信号電荷eは、第1
のVH転送電極VH1下に形成されたポテンシャル井戸
に転送・蓄積される。このとき、レジスタ間転送電極H
H下のポテンシャルが浅くなることから、レジスタ間転
送電極HH下にあった偶数列に関する信号電荷eが完全
に第2の水平レジスタH2のポテンシャル井戸に転送・
蓄積されることになり、奇数列に関する信号電荷eが第
1の水平レジスタH1へ、偶数列に関する信号電荷が第
2の水平レジスタH2へそれぞれ振り分けられることに
なる。
【0064】このように、本実施例に係るイメージセン
サISにおいては、垂直レジスタ15の最終段と第1の
水平レジスタH1間における第1及び第2のVH転送領
域16a及び16b上に第1及び第2のVH転送電極V
H1及びVH2を有し、これら転送電極VH1及びVH
2下のポテンシャル分布を第1の水平レジスタH1側に
向かって下り傾斜にしたので、垂直レジスタ15の最終
段に転送された信号電荷eを高速に第1の水平レジスタ
H1側に転送することができ、これによって、複数本の
水平レジスタH1及びH2間の電荷の転送を高速に行う
ことが可能となる。
サISにおいては、垂直レジスタ15の最終段と第1の
水平レジスタH1間における第1及び第2のVH転送領
域16a及び16b上に第1及び第2のVH転送電極V
H1及びVH2を有し、これら転送電極VH1及びVH
2下のポテンシャル分布を第1の水平レジスタH1側に
向かって下り傾斜にしたので、垂直レジスタ15の最終
段に転送された信号電荷eを高速に第1の水平レジスタ
H1側に転送することができ、これによって、複数本の
水平レジスタH1及びH2間の電荷の転送を高速に行う
ことが可能となる。
【0065】また、電気的中性状態での垂直レジスタ1
5下のポテンシャル分布を、第1の水平レジスタH1の
それよりも浅くすることにより、垂直レジスタ15と第
1の水平レジスタH1間に生じるフリンジング電界の発
生を防止することができ、垂直レジスタ15にて転送さ
れた最大取扱電荷量の低減を引き起こすことなく、信号
電荷eを第1の水平レジスタH1側に転送させることが
できる。
5下のポテンシャル分布を、第1の水平レジスタH1の
それよりも浅くすることにより、垂直レジスタ15と第
1の水平レジスタH1間に生じるフリンジング電界の発
生を防止することができ、垂直レジスタ15にて転送さ
れた最大取扱電荷量の低減を引き起こすことなく、信号
電荷eを第1の水平レジスタH1側に転送させることが
できる。
【0066】また、図7のt1〜t2のに示すように、
垂直レジスタ15の最終段の信号電荷eを第1の水平レ
ジスタH1側に転送する際、各VH転送電極VH1及び
VH2に供給される第1及び第2のVH転送パルスφV
H1及びVH2を交番パルスとすることにより、第1及
び第2のVH転送電極VH1及びVH2間のフリンジン
グ電界の発生を防止することができ、しかも、各VH転
送電極VH1及びVH2下のポテンシャル分布が第1の
水平レジスタH1側に向かって下り傾斜となっているこ
とから、垂直レジスタ15の最終段に転送された信号電
荷eを高速に、かつ転送残りを引き起こすことなく転送
することができる。
垂直レジスタ15の最終段の信号電荷eを第1の水平レ
ジスタH1側に転送する際、各VH転送電極VH1及び
VH2に供給される第1及び第2のVH転送パルスφV
H1及びVH2を交番パルスとすることにより、第1及
び第2のVH転送電極VH1及びVH2間のフリンジン
グ電界の発生を防止することができ、しかも、各VH転
送電極VH1及びVH2下のポテンシャル分布が第1の
水平レジスタH1側に向かって下り傾斜となっているこ
とから、垂直レジスタ15の最終段に転送された信号電
荷eを高速に、かつ転送残りを引き起こすことなく転送
することができる。
【0067】しかも、図7のタイミングチャートからも
わかるように、t2時において、第1のVH転送電極V
H1下にあった信号電荷eをレジスタ間転送電極HH下
まで転送することができるため、ストレージ部2の最終
段の信号電荷eを第1のVH転送電極VH1下に転送す
る期間の初期であるt5までに長い時間(従来の3倍)
かけることができ、信号電荷eの転送が完了する前に上
記期間が始まるということがない。その結果、転送残り
等の不都合は生じなくなり、レジスタ間転送の効率の向
上を有効に図ることができる。即ち、垂直レジスタ15
の最終段にある信号電荷eを水平レジスタH1及びH2
間の転送領域に転送するまでの電荷転送時間を長くとる
ことができ、水平レジスタH1及びH2間の転送効率を
向上させることができると共に、縦すじ不良率を大幅に
低減することができる。
わかるように、t2時において、第1のVH転送電極V
H1下にあった信号電荷eをレジスタ間転送電極HH下
まで転送することができるため、ストレージ部2の最終
段の信号電荷eを第1のVH転送電極VH1下に転送す
る期間の初期であるt5までに長い時間(従来の3倍)
かけることができ、信号電荷eの転送が完了する前に上
記期間が始まるということがない。その結果、転送残り
等の不都合は生じなくなり、レジスタ間転送の効率の向
上を有効に図ることができる。即ち、垂直レジスタ15
の最終段にある信号電荷eを水平レジスタH1及びH2
間の転送領域に転送するまでの電荷転送時間を長くとる
ことができ、水平レジスタH1及びH2間の転送効率を
向上させることができると共に、縦すじ不良率を大幅に
低減することができる。
【0068】上記実施例においては、フレーム・インタ
ーライン転送方式に適用した例を示したが、その他イン
ターライン転送方式のイメージセンサにも適用させるこ
とができる。
ーライン転送方式に適用した例を示したが、その他イン
ターライン転送方式のイメージセンサにも適用させるこ
とができる。
【0069】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る固体撮像素
子によれば、入射光量に応じた量の電荷に光電変換する
受光部が多数マトリクス状に配列され、これら多数の受
光部のうち、列方向に配列された上記受光部に対して共
通とされた垂直レジスタが多数本、行方向に配列され、
上記行方向に配列された複数本の垂直レジスタに対して
共通とされた水平レジスタが複数本配列された固体撮像
素子において、上記垂直レジスタの最終段と上記水平レ
ジスタ間の転送領域上に2本の転送電極を有し、これら
転送電極下のポテンシャル分布を上記水平レジスタ側に
向かって下り傾斜にするようにしたので、垂直レジスタ
の最終段にある信号電荷を水平レジスタ間の転送領域に
転送するまでの電荷転送時間を長くとることができ、水
平レジスタ間の転送効率を向上させることができると共
に、縦すじ不良率を大幅に低減することができる。
子によれば、入射光量に応じた量の電荷に光電変換する
受光部が多数マトリクス状に配列され、これら多数の受
光部のうち、列方向に配列された上記受光部に対して共
通とされた垂直レジスタが多数本、行方向に配列され、
上記行方向に配列された複数本の垂直レジスタに対して
共通とされた水平レジスタが複数本配列された固体撮像
素子において、上記垂直レジスタの最終段と上記水平レ
ジスタ間の転送領域上に2本の転送電極を有し、これら
転送電極下のポテンシャル分布を上記水平レジスタ側に
向かって下り傾斜にするようにしたので、垂直レジスタ
の最終段にある信号電荷を水平レジスタ間の転送領域に
転送するまでの電荷転送時間を長くとることができ、水
平レジスタ間の転送効率を向上させることができると共
に、縦すじ不良率を大幅に低減することができる。
【図1】本発明に係る固体撮像素子をいわゆるフレーム
・インターライン転送方式のイメージセンサに適用した
実施例(以下、単に実施例に係るイメージセンサと記
す)の概略構成を示す平面図である。
・インターライン転送方式のイメージセンサに適用した
実施例(以下、単に実施例に係るイメージセンサと記
す)の概略構成を示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線上並びに図3におけるB
−B線上の断面でみた場合において、各種転送電極に同
電位を印加したときの各種転送電極下のポテンシャル分
布を示す図である。
−B線上の断面でみた場合において、各種転送電極に同
電位を印加したときの各種転送電極下のポテンシャル分
布を示す図である。
【図3】本実施例に係るイメージセンサの要部、特にス
トレージ部における垂直レジスタの最終段から第2の水
平レジスタにわたる部分の構成を示す平面図である。
トレージ部における垂直レジスタの最終段から第2の水
平レジスタにわたる部分の構成を示す平面図である。
【図4】図3におけるB−B線上の断面図である。
【図5】本実施例に係るイメージセンサの第1及び第2
のVH転送領域下にP形の不純物を導入することによっ
て形成されるP形不純物拡散領域の形成パターンを示す
要部の平面図である。
のVH転送領域下にP形の不純物を導入することによっ
て形成されるP形不純物拡散領域の形成パターンを示す
要部の平面図である。
【図6】本実施例に係るイメージセンサの第1及び第2
のVH転送領域下にP形の不純物を導入することによっ
て形成されるP形不純物拡散領域の別の形成パターンを
示す要部の断面図である。
のVH転送領域下にP形の不純物を導入することによっ
て形成されるP形不純物拡散領域の別の形成パターンを
示す要部の断面図である。
【図7】本実施例に係るイメージセンサの各種転送電極
に供給される転送パルスの出力タイミングを示すタイミ
ング・チャートである。
に供給される転送パルスの出力タイミングを示すタイミ
ング・チャートである。
【図8】図7におけるタイミング・チャートのt1〜t
5時における各種転送電極下のポテンシャルの変動に伴
う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
5時における各種転送電極下のポテンシャルの変動に伴
う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
【図9】図7におけるタイミング・チャートのt6〜t
9時における各種転送電極下のポテンシャルの変動に伴
う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
9時における各種転送電極下のポテンシャルの変動に伴
う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
【図10】従来例に係るイメージセンサの概略構成を示
す平面図である。
す平面図である。
【図11】図10におけるC−C線上の断面でみた場合
において、各種転送電極に同電位を印加したときの各種
転送電極下のポテンシャル分布を示す図である。
において、各種転送電極に同電位を印加したときの各種
転送電極下のポテンシャル分布を示す図である。
【図12】本実施例に係るイメージセンサの要部、特に
ストレージ部における垂直レジスタの最終段から第2の
水平レジスタにわたる部分の構成を示す平面図である。
ストレージ部における垂直レジスタの最終段から第2の
水平レジスタにわたる部分の構成を示す平面図である。
【図13】従来例に係るイメージセンサの各種転送電極
に供給される転送パルスの出力タイミングを示すタイミ
ング・チャートである。
に供給される転送パルスの出力タイミングを示すタイミ
ング・チャートである。
【図14】図13におけるタイミング・チャートのt1
〜t5時における各種転送電極下のポテンシャルの変動
に伴う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
〜t5時における各種転送電極下のポテンシャルの変動
に伴う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
【図15】図13におけるタイミング・チャートのt6
〜t9時における各種転送電極下のポテンシャルの変動
に伴う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
〜t9時における各種転送電極下のポテンシャルの変動
に伴う信号電荷の転送状態を示す動作概念図である。
IS イメージセンサ 1 イメージ部 2 ストレージ部 11 シリコン基板 12 P形のウェル領域 13 埋め込みチャネル領域 14 チャネル・ストッパ領域 15 垂直レジスタ 16a及び16b 第1及び第2のVH転送領域 17 深い埋め込みチャネル領域 18a及び18b P形の不純物拡散領域 CS チャネル・ストッパ領域 ST1〜ST4 第1〜第4の垂直転送電極 VH1及びVH2 第1及び第2のVH転送電極 GH1及びGH2 第1及び第2の水平転送電極 φST1〜φST4 第1〜第4の垂直転送パルス φVH1及びφVH2 第1及び第2のVH転送パルス φGH1及びφGH2 第1及び第2の水平転送パルス
Claims (3)
- 【請求項1】 入射光量に応じた量の電荷に光電変換す
る受光部が多数マトリクス状に配列され、 これら多数の受光部のうち、列方向に配列された上記受
光部に対して共通とされた垂直レジスタが多数本、行方
向に配列され、 上記行方向に配列された複数本の垂直レジスタに対して
共通とされた水平レジスタが複数本配列された固体撮像
素子において、 上記垂直レジスタの最終段と上記水平レジスタ間の転送
領域上に2本の転送電極を有し、 これら転送電極下のポテンシャル分布が上記水平レジス
タ側に向かって下り傾斜とされていることを特徴とする
固体撮像素子。 - 【請求項2】 電気的中性状態での上記垂直レジスタ下
のポテンシャル分布が、上記水平レジスタのそれよりも
浅いことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項3】 上記垂直レジスタの最終段の電荷を上記
水平レジスタ側に転送する際、各転送電極に供給される
駆動パルスが交番パルスであることを特徴とする請求項
1又は2記載の固体撮像素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241182A JPH0799610A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5241182A JPH0799610A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 固体撮像素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799610A true JPH0799610A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17070454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5241182A Withdrawn JPH0799610A (ja) | 1993-09-28 | 1993-09-28 | 固体撮像素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0799610A (ja) |
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5241182A patent/JPH0799610A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |