JPH0799672A - デジタル色信号処理回路 - Google Patents

デジタル色信号処理回路

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JPH0799672A
JPH0799672A JP6105994A JP10599494A JPH0799672A JP H0799672 A JPH0799672 A JP H0799672A JP 6105994 A JP6105994 A JP 6105994A JP 10599494 A JP10599494 A JP 10599494A JP H0799672 A JPH0799672 A JP H0799672A
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signal
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JP6105994A
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Junichiro Tonami
戸波淳一郎
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路を構成する素子数を低減した小規模,低
コストの構成で、色相,濃度の制御を簡便に行う。 【構成】 低域色信号は、可変増幅器10などによるA
CC処理、A/D変換器12によるデジタル変換、DC
カット回路14による直流分カットの後、ヒルベルトフ
ィルタ16,位相取出回路18,振幅取出回路20によ
って位相,振幅のデータとなる。位相データには、RO
T解除回路21による位相ローテーション解除、デコー
ド回路22による低域角周波数成分の除去、周波数補正
回路24によるビート成分などの位相エラーの除去,位
相補正回路26によるジッタなどの補正、エンコード回
路28による高域角周波数成分の付加、サインROM3
0による連続波形への変換、乗算器32による振幅デー
タの付加が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTRなどにおいて映
像信号中の色信号の低域変換による記録再生を行うため
のデジタル色信号処理回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル色信号処理回路として
は、例えば図14に示すものがある。この従来例は、テ
レビジョン学会技術報告,VOL.15,No.36,PP.1〜6に開示
されたものである。同図中、DCカット回路100,櫛
形フィルタ108,フィードフォワードAPC回路11
4,櫛形フィルタ118は再生時に使用される回路であ
り、AFC回路130,乗算器132は記録時に使用さ
れる回路である。これら以外の回路は、記録・再生に共
通の回路である。
【0003】まず色信号再生時について説明すると、ビ
デオテープなどから読み取られた低域変換色信号データ
は、DCカット回路100によって直流成分がカットさ
れて乗算器102に供給される。この乗算器102に
は、CPU110に制御されたキャリア発生器112か
らキャリア信号が入力されており、これらの回路によっ
てAPCループが構成され、低域変換搬送色信号の同期
検波が行われる。
【0004】その後、データはデシメーションLPF1
04に供給され、ここで不要成分の除去とデータの間引
(1/6)が行われる。デシメーションLPF104か
ら出力されたデータは、乗算器106及びCPU110
によるACCループに供給され、ここでバーストACC
の処理が行われる。
【0005】次に、処理後のデータは、櫛形フィルタ1
08に供給されてクロストーク除去が行われた後、フィ
ードフォワードAPC回路114に供給されて残留位相
誤差の補正が行われる。このデータは、櫛形フィルタ1
18に供給され、ここでS/Nの改善が行われる。その
後、付加機能回路122,インターポレーションLPF
124による処理が行われて乗算器126に供給され、
ここでキャリア発生器128から出力されたキャリア信
号と乗算されて搬送色信号に変調され、色信号の再生が
行われる。
【0006】次に、色信号記録時について説明すると、
高域にある色信号データは、DCカット回路100を介
して乗算器102に入力される。この乗算器102で
は、CPU110,キャリア発生器112によるAPC
ループによって、搬送色信号の同期検波が行われる。
【0007】乗算器102から出力されたデータはデシ
メーションLPF104に供給され、ここで不要成分の
除去とデータの間引(1/2)が行われる。デシメーシ
ョンLPF104から出力されたデータは、乗算器10
6及びCPU110によるACCループに供給され、こ
こでバーストACC,クロマACCの処理が行われる。
処理後のデータは、切換スイッチ120を介して付加機
能回路122に供給され、ここでCNR等のノイズリダ
クションの処理が行われる。
【0008】このデータは、インターポレーションLP
F124に供給され、ここでデータの補間が行われる。
補間後のデータは、乗算器132に供給される。乗算器
132,AFC回路130は、色差信号を低域変換色信
号に変調するためのもので、水平同期信号に同期したキ
ャリアが発生している。これらの作用によって、低域変
換された色信号データが得られるようになる。
【0009】このようなデジタル色信号処理回路には、
次のような特徴がある。 (1)色差信号に変換して処理を行っている。 (2)ACC,APCなどはソフトウェア管理のCPU
で時系列的に処理されている。 (3)フィードフォワード型のAPCを採用して、単一
色でのPMノイズに対するS/Nの向上を図っている。 (4)同期検波を行う乗算器102による処理の後はク
ロック周波数を下げて1H(1水平走査期間)遅延回路
などの素子数を減少させている。 (5)キャリア発生器112がCPU110によって制
御さている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術には次のような不都合がある。 (1)乗算器102,106,126,132が用いら
れており、ゲート数(素子数)が非常に多くなる。その
他、CPU110,キャリア発生器112によるフィー
ドバックAPCでも、位相差情報を積分してPLL制御
が行なわれるため、データのビット数がかなり多くな
る。また、このフィードバックAPCの他にフィードフ
ォワードAPC回路114もあり、両者それぞれ制御回
路があるため、構成上無駄が多い。周波数変換用のロー
カルキャリアとなる正弦波を生成するキャリア発生器も
112,128と2つあり、それぞれ積分器やサインR
OMが必要となって、同様に回路規模を大きくする。
【0011】(2)色相に変化がある場合、構成上回路
規模を小さくしようとすると(ビット情報の削減等)、
S/Nが劣化して解像度が低下するようになる。 (3)現在一般に普及しているアナログ処理用の集積回
路と比較して非常に高く、特に民生用の用途にはコスト
的に見合わない。
【0012】本発明は、これらの点に着目したもので、
第1の目的は、回路を構成する素子数を低減した小規模
の構成で良好な色信号処理を行うことである。第2の目
的は、色相,濃度の制御を簡便に行うことである。第3
の目的は、コスト的に有利な回路構成とすることであ
る。第4の目的は、クロストーク除去,画質の向上を図
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明は、低域変換色信号をデジタル化して再
生処理を行い、高域変換して出力するデジタル色信号処
理回路において、デジタル化された色信号を位相データ
及び振幅データに分離する信号分離手段と、低域変換周
波数に対応する定数を位相データに対して加減するデコ
ード手段と、バースト部の位相を参照して得られた周波
数及び位相の補正量を位相データに対して加減する補正
手段と、高域変換周波数に対応する定数を位相データに
対して加減するエンコード手段と、これらの手段による
処理が行われた位相データに基づいて連続波を得る連続
波生成手段と、これによって生成された連続波に、前記
信号分離手段によって分離された振幅データを乗算して
高域変換色信号を得る振幅付加手段とを備えたことを特
徴とする。
【0014】第2の発明は、高域色信号をデジタル化し
て記録処理を行い、低域変換して出力するデジタル色信
号処理回路において、デジタル化された色信号を位相デ
ータ及び振幅データに分離する信号分離手段と、高域周
波数に対応する定数を位相データに対して加減するデコ
ード手段と、バースト部の位相を参照して得られた周波
数及び位相の補正量を位相データに対して加減する補正
手段と、低域変換周波数に対応する定数を位相データに
対して加減するエンコード手段と、水平同期周波数に基
づくAFCを位相データに対して行うAFC手段と、こ
れらの手段による処理が行われた位相データに基づいて
連続波を得る連続波生成手段と、これによって生成され
た連続波に、前記信号分離手段によって分離された振幅
データを乗算して低域変換色信号を得る振幅付加手段と
を備えたことを特徴とする。
【0015】第3の発明は、低域変換色信号をデジタル
化して再生処理を行い、90゜位相がシフトした色差信
号を出力するデジタル色信号処理回路において、デジタ
ル化された色信号を位相データ及び振幅データに分離す
る信号分離手段と、低域変換周波数に対応する定数を位
相データに対して加減するデコード手段と、バースト部
の位相を参照して得られた周波数及び位相の補正量を位
相データに対して加減する補正手段と、これらの手段に
よる処理後の位相データに基づいて連続波を得る第1の
連続波生成手段と、前記処理後の位相データの位相を9
0゜シフトするための位相シフト手段と、これによって
位相がシフトした位相データに基づいて連続波を得る第
2の連続波生成手段と、第1及び第2の連続波生成手段
によって生成された連続波に、前記信号分離手段によっ
て分離された振幅データをそれぞれ乗算する振幅付加手
段とを備えたことを特徴とする。
【0016】第4の発明は、低域変換色信号をデジタル
化して再生処理を行い、高域変換して出力するデジタル
色信号処理回路において、デジタル化された色信号を位
相データ及び振幅データに分離する第1の信号分離手段
と、低域変換周波数に対応する定数を位相データに対し
て加減するデコード手段と、同期信号を参照して得られ
た周波数エラー成分を位相データに対して補正する周波
数補正手段と、バースト部の位相を参照して得られた位
相エラーに基づいてフィードバックによる位相エラー補
正を行うフィードバックAPC手段と、高域変換周波数
に対応する定数を位相データに対して加減するエンコー
ド手段と、これらの手段による処理が行われた位相デー
タに基づいて連続波を得る第1の連続波生成手段と、こ
れによって生成された連続波に、前記第1の信号分離手
段によって分離された振幅データを乗算して高域変換色
信号を得る第1の振幅付加手段と、これによる信号に対
してその遅延信号との減算を行う櫛形フィルタ手段と、
これによる処理後の信号を位相データ及び振幅データに
分離する第2の信号分離手段と、分離された位相データ
に対してフィードフォワードによる位相エラー補正を行
うフィードフォワードAPC手段と、これによる処理後
の位相データに基づいて連続波を得る第2の連続波生成
手段と、これによって生成された連続波に、前記第2の
信号分離手段によって分離された振幅データを乗算して
色信号を得る第2の振幅付加手段とを備えたことを特徴
とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、デジタル化された色信号は位
相及び振幅の各成分に分離される。そして、分離された
位相データに対して、デコード,周波数や位相の補正,
あるいはエンコードの処理が加減算により行われる。そ
の後、これを連続波とするとともに、振幅データの付加
が行われる。この発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、次の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0018】
【実施例】この発明のデジタル色信号処理回路には数多
くの実施例が有り得るが、ここでは適切な数の実施例を
示し、詳細に説明する。 [実施例1]最初に、実施例1について説明する。 <実施例1の再生回路> (1)全体構成 まず、図1〜図10を参照しながら、実施例1の再生回
路について説明する。図1には、再生回路の全体構成が
示されている。同図において、ビデオテープなどの記録
媒体から読み出された低域変換色信号は、可変増幅器1
0に入力されるようになっている。この可変増幅器10
の出力側は、A/D変換器12,DCカット回路14を
それぞれ介してヒルベルトフィルタ16の入力側に接続
されている。そして、このヒルベルトフィルタ16の0
゜成分,90゜成分の各出力側は、位相取出回路18,
振幅取出回路20にそれぞれ接続されている。
【0019】次に、位相取出回路18の出力側はROT
(ローテーション)解除回路21に接続されており、こ
の回路の出力側はデコード回路22に接続されている。
また、デコード回路22の出力側は周波数補正回路24
に接続されており、この回路の出力側は位相補正回路2
6に接続されている。また、位相補正回路26の出力側
はエンコード回路28に接続されており、この回路の出
力側はサインROM30に接続されている。更に、サイ
ンROM30の出力側は乗算器32の一方の入力側に接
続されており、この乗算器32の出力側はD/A変換器
34に接続されている。
【0020】次に、前記振幅取出回路20の出力側は、
一方において、バースト・ディエンファシス回路36に
接続されており、この回路の出力側は前記乗算器32の
他方の入力側に接続されている。また、振幅取出回路2
0の出力側は、他方においてACC回路38に接続され
ており、この回路の出力側はPWM回路40に接続され
ている。そして、このPWM回路40の出力側が前記可
変増幅器10の制御側に接続されている。
【0021】(2)可変増幅器10,ACC回路38,
PWM回路40 以上の各部のうち、可変増幅器10は、ACC回路3
8,PWM回路40とともにACCループを構成してお
り、これによって低域変換色信号のレベルを一定とする
制御が行われるようになっている。PWM回路40によ
るパルス幅変調信号として制御することで、A/D変換
の構成が簡略化されて、例えば抵抗とコンデンサでLP
Fを構成できるようになるため、A/D変換処理に都合
がよい。
【0022】(3)ヒルベルトフィルタ16 ヒルベルトフィルタ16は、入力信号を全周波数帯域に
わたって90゜位相をずらすための回路であり、これに
よって信号の直交成分が得られるようになっている。基
本的にフィードフォワード型の回路であり、乗算器を用
いることなく実現可能である。
【0023】(4)位相取出回路18,振幅取出回路2
0 位相取出回路18及び振幅取出回路20は、ヒルベルト
フィルタ16から出力される90゜位相の異なる信号か
ら位相成分と振幅成分とをそれぞれ分離して取り出すた
めの回路である。振幅,位相ともにノイズ変動があり、
かつ周波数変動も考慮すると、入力信号Φ1(t)は次の数
1式のように表わすことができる。
【0024】
【数1】 ただし、A(t):振幅変調信号 ω629k:低域変換信
号角周波数 X(t):位相変調信号 M:変調指数 Y(t):周波数変調信号 Dω:変調指数(周波数に依
存) Z(t):ジッタ成分 θ0:初期位相 である。
【0025】なお、振幅成分に重畳されているノイズ成
分は、フィードバックACCによって取り除かれている
ものとする。前記ヒルベルトフィルタ16によって得ら
れた直交成分A,Bに対し、位相取出回路18ではta
-1ROMを用いて位相成分tan-1(B/A)の取出
しが行われるようになっている。また、振幅取出回路2
0では、√(A2+B2)ROMを用いて振幅成分√(A
2+B2)の取出しが行われるようになっている。
【0026】前記数1式をヒルベルトフィルタ16に通
すと、それぞれ次の数2式,数3式の信号Φ1A(t),Φ
1B(t)が得られる。なお、θ0″は、フィルタリング後の
初期位相である。
【0027】
【数2】
【数3】
【0028】これらの式に対し、位相取出回路18の出
力Ф3を数式で示すと次の数4式,数5式のようにな
る。
【0029】
【数4】
【数5】
【0030】ところで、位相成分は360゜で元に戻
る。そこで、本実施例では、位相成分の表現法として、
モジュロ(法,Modulo)を利用することとしている。例
えば、370゜は、それを360゜で割ると1あまり1
0゜となり、このあまりの角度と結果的に同一である。
このようにすることで、以後の各回路の処理を簡単にす
ることができ、回路構成の簡略化が可能となる。
【0031】次に、この位相取出回路18の具体例につ
いて更に説明する。360゜を例えば10ビットに割り
当てる。まず、図2(A)に示すような単純な除算回路
18AでB/Aの演算を行う場合、被除数Bは、除数A
の10ビットと商の10ビットの合計20ビットに桁上
げする必要がある。このため、直列除算でもフルアダー
とシフトレジスタが20個ずつ、また1つの計算をする
間に別のデータについても計算しなければならないか
ら、この構成が更に20組必要となり、全体でかなりの
ゲート数になってしまう。また、この除算回路をROM
を用いて20ビット(約105万アドレス)で構成する
ことも現実的ではない。
【0032】そこで、本実施例では、同図(B)に示す
ように、最大値回路18B,切換スイッチ18C,(1/
X)ROM18D,乗算器18E,tan-1ROM18
Fによって位相取出回路18を構成している。除数A
は、一担(1/X)ROM18Dに入力され、その後乗算
器18Eを用いて被除数Bに対する除算が行われる。た
だし、(1/X)ROM18Dの入力Aが「0」であって
は好ましくないし、後段の乗算器18EにおけるB/A
の演算のことも考慮すると、1以下のデータを入力した
方が位相精度が良くなるので、分母Aの方をBよりも大
きい値のデータとすると好都合である。そこで、入力の
うちの大きい方がAとなるように、最大値回路18Bに
よって切換スイッチ18Cを切り換えるようにしてい
る。
【0033】なお、tanはπ周期の関数なので、ta
-1(B/A)の検出範囲が±π/2であるかのように
思われるが、入力A,Bの符号さえ分っていれば、その
象限が明らかとなるので、±πまでの範囲(すなわち3
60゜の範囲)で検出が可能となる。このような回路の
ゲート数を概略計算すると約4000ゲート弱となり、
十分実現可能なゲート数である。次に、振幅取出回路2
0の出力Φ2を数式で示すと次の数6式のようになる。
【0034】
【数6】
【0035】(5)ROT解除回路21 次に、ROT解除回路21は、いわゆるクロストーク除
去のために1H(1水平走査期間)毎に90゜シフトし
ている信号位相を解除して元に戻すための回路である。
前記式で示すと、数5式中のω629kが位相のローテーシ
ョンによって1H毎に90゜ずつシフトしている。この
記録時に行われた4相ローテーションを元に戻すため、
本実施例では位相成分の上位2ビットを操作する。
【0036】図3には、その様子が示されている。ベク
トルQAで示す位相θの10ビットのデータ「00**
******」(*は0又は1)において、上位2ビッ
トを「01」とすると、90゜回転してベクトルQBと
なる。同様にして、上位2ビットを「10」とすると、
更に90゜回転してベクトルQCとなる。上位2ビット
を「11」とすると、更に90゜回転してベクトルQD
となる。このように、ROT解除回路21では、入力位
相データの上位2ビットを操作することで、位相ローテ
ーションの解除が行われるようになっている。
【0037】(6)デコード回路22 次に、デコード回路22は、前記従来例における乗算器
102に対応する回路で、前記ROT解除回路21によ
って位相ローテーションが解除された位相データΦ3
ω629kを取り除くための回路である。すなわち、色信号
中の位相成分がω629k・tで回転している状態にある
(別言すれば、色相を示す位相データがω6 29kで変調さ
れている状態にある)ので、この変調角周波数成分ω
629kを取り除く処理がデコード回路22で行われる。
【0038】図4には、デコード回路22の一例が示さ
れている。同図に示すように、角周波数定数出力回路2
2Aからは、位相データΦ3が1クロックで進む(又は
遅れる)と思われる単位量である角周波数定数ω629k
T(Tは1クロックの時間)が出力される。この角周波数
定数は、加算器と遅延回路によって構成された積分回路
22Bによって積分される。これにより、減算器22C
においてΦ3からω629 k・Tが減算されてデコードされた
位相データΦ4が出力される。このとき、積分回路22
Bも入力データと同じビット数として上述したモジュロ
を利用すれば、360゜で元に戻る処理を簡単に実現で
き、積分用にビット数を増やす必要がない。
【0039】なお、記録時のω629kRと再生時のω629kP
が異なる場合、あるいは特殊再生を行った場合は、ビー
ト角周波数(ω629kR−ω629P)が残るが、これについ
ては次段の周波数補正回路24で補正が行なわれるよう
になっている。このデコード回路22の出力Φ4は、数
7式に示すようになる。
【0040】
【数7】
【0041】次に、具体的な数値例を示す。最初に、N
TSC方式で10ビット表示(1024)の場合の例を
示すと、水平同期周波数はfH=15.734KHz,
副搬送波(サブキャリア)周波数はfsc=3.579M
Hz=(455/2)fHである。ここで、色信号のサ
ンプリング周波数はfSMP=4fscである。搬送色周波
数はfc=40fHであるから、角周波数定数ω629k・T
は数8式のようになる。
【0042】
【数8】
【0043】次に、PAL方式で9ビット表示(51
2)の場合の例を示すと、水平同期周波数はfH=1
5.625KHz,副搬送波周波数はfsc=4.433
MHz=(1134/4)fH+25である。色信号の
サンプリング周波数はfSMP=4fscであり、搬送色周
波数はfc=40.125fHであるから、角周波数定数
ω62 9k・Tは数9式のようになる。
【0044】
【数9】
【0045】(7)周波数補正回路24 次に、周波数補正回路24は、デコード後の位相データ
に対して周波数補正の処理を行うためのものである。上
述した数7式のΦ4を書き換えると、次の数10式とな
る。
【0046】
【数10】
【0047】この数10式のうち、第2項は周波数変調
成分であり、この成分があるとベロシティエラーが発生
し、例えば再生画面の右側で色相がずれるといったよう
なことが起きる。この第2項中、Y(t)はスキューなど
による入力信号の周波数変動、(ω629kR629kP)は
前段のデコード回路22で角周波数定数の値にずれがあ
った場合に生ずる定常エラーである。本実施例では、ま
ず第2項の周波数変調成分を抽出するため、前記Ф4
微分する。すると、数11式のようになる。
【0048】
【数11】
【0049】この式の第1項は入力信号変調成分を微分
したものであるが、バースト部分をサンプリングする限
り微分値は0である。また、第4項は位相ジッタ成分で
あり、これも長期的にみれば(積分すれば)平均値は0
であり、微分の平均値も0となると予想される。従っ
て、数H以上のバースト部データに対して微分を行うと
次の数12式のようになり、更に微分すると数13式の
ようになる。
【0050】
【数12】
【数13】
【0051】この数13式が「0」のときは、数12式
には角周波数ビート成分ω629kR−ω629kPが出力されて
いることになる。上述したように、実際には1Hの時間
間隔でサンプルした(1Hの時間で積分した)データに
対して微分を行っているから、(ω629kR−ω629kP)×
(1Hの時間)分が得られていることになる。いずれに
しても、数13式が「0」の状態で角周波数ビート成分
ω629kR−ω629kPを記憶し、これを定常的にキャンセル
するようにすれば、数12式に残るのはスキュー成分の
みとなり、突然の周波数変動に対してもその補正量を正
確に検出することが可能になる。
【0052】次に、図5を参照しながら、以上のような
手法に基づく周波数補正回路24の一例について説明す
る。デコード回路22の出力側は、一方においてバース
ト位相検出回路24Aに接続されている。この回路の出
力側は加算器と遅延回路によるサンプリング回路24B
に接続されており、この回路の出力側は減算器とnビッ
トフリップフロップによる微分回路24C,24Dに接
続されている。
【0053】微分回路24C,24Dの各出力側は、ビ
ート成分定常位相エラー判別回路24Eに接続されてお
り、微分回路24C,ビート成分定常位相エラー判別回
路24Eの各出力側は、スキュー位相エラー判別回路2
4Fに接続されている。そして、これら位相エラー判別
回路24E,24Fの各出力側は、補正量出力回路24
G,24Hにそれぞれ接続されており、これらの回路の
各出力側は、減算器24I,24Jの減算側にそれぞれ
接続されている。
【0054】このような回路において、バースト位相検
出回路24Aでは、バーストゲートパルスを利用してバ
ースト位相が検出される。検出データは、サンプリング
回路24BでnH分積分され、更に微分回路24C,2
4Dで微分がそれぞれ行われて、前記数12式,数13
式がそれぞれ得られる。
【0055】ビート成分定常位相エラー判別回路24E
では、上述したように、数13式が「0」のときの数1
2式の角周波数ビート成分ω629kR−ω629kPを求めるこ
とで、ビート成分定常位相エラーの判別が行われる。こ
の判別結果は、補正量出力回路24Gに供給され、ここ
で相当する補正量が減算器24Iに出力される。減算器
24Iでは、デコード回路22でデコードされた位相デ
ータから補正量が減算されて、ビート成分定常位相エラ
ーの補正が行われる。
【0056】また、スキュー位相エラー判別回路24F
では、数12式からビート成分定常位相エラー判別回路
24Eで得られた角周波数ビート成分ω629kR−ω629kP
を差し引くことで、スキュー位相エラーの判別が行われ
る。この判別結果は、補正量出力回路24Hに供給さ
れ、ここで相当する補正量が減算器24Jに出力され
る。減算器24Jでは、前記ビート成分定常位相エラー
の補正が行われた位相データから補正量が減算されて、
スキュー位相エラーの補正が行われる。
【0057】次に、実際の補正量の与え方の一例につい
て説明する。 角周波数ビート成分の補正 図6には、記録時の角周波数ω629kRと再生時の角周波
数ω629kPとの位相データの定常エラー(位相ずれ)θ
の変化の様子が示されている。ω629kR−ω629kP=0の
場合は、同図(A)に示すようにビート成分は存在せ
ず、従って定常エラーθも「0」である。次に、ω
629kR−ω629kP≠0の場合は、同図(B)に示すよう
に、定常エラーθが時間の経過に伴って蓄積されるよう
になる。同図(B)を1Hの時間サンプルを行って微分
すると、同図(C)に示すように1Hの期間で同量の定
常エラーθが発生していることが分る。同図(D)は、
これの1H分を拡大して示したものである。
【0058】この定常エラーθから、tSMPに相当する
エラーθSMPを求め、これをキャンセルすればベロシテ
ィエラーは発生しない。しかし、位相データは、有限ビ
ットのデジタル信号で表示されており、例えば360゜
を10ビットに割り当てると、1ビットはθmin=36
0゜/1024=0.3515625゜に相当し、これ
以下の制御は不可能である。別言すれば、位相の補正
は、この0.3515625゜を最小単位として行うこ
とになる。
【0059】例えば、毎サンプリング時間毎にθmin
補正を続けると、NTSC方式の場合1H後には、t
SMPが1Hの中に910個存在することから、θmin×9
10≒320゜にもなってしまう。そこで本実施例で
は、サンプリング周期の数回に1回の割合で補正を行っ
て、位相ずれを0とするのではなく検知可能限界以下に
止めるようにしている。
【0060】スキュー成分の補正 前記数12式,数13式によって示したように、角周波
数ビート成分ω629kR−ω629kPの補正を行っている状態
で数12式を監視していればスキュー成分が求められる
から、角周波数ビート成分ω629kR−ω629kPの補正と同
じ要領で補正を行えばよい。
【0061】(8)位相補正回路26 次に、位相補正回路26は、いわゆるジッタ補正を行う
ための回路である。上述した周波数補正回路24によっ
て周波数補正を受けた位相データΦ5は、次の数14式
のようになる。
【0062】
【数14】
【0063】ここで、バースト部においてはM・X(t)
=0であるから、Ф5がそのままジッタ成分Z(t)と初期
位相θ0″を表していることになる。従って、バースト
位相を検出して、それが毎水平走査周期毎に「0」にな
るような位相オフセット(位相補正)を与えてやれば、
ジッタ成分も初期位相成分もキャンセルすることが可能
となる。
【0064】図7(A)には、これらジッタ成分Z(t)
と初期位相θ0″の一例が示されている。バースト部を
サンプリングしてオフセット量を求めると同図(B)に
示すようになり、これを同図(A)から減算すると同図
(C)に示すようになり、ジッタ成分,初期位相成分が
キャンセルされる。
【0065】図8には、位相補正回路26の一例が示さ
れている。同図において、周波数補正回路24の出力側
は減算器26Aに接続されており、減算器26Aの出力
側は突然の位相変化やドロップアウトを検出して補正を
行うか、もしくは過補正の回避を行うためのリミッタ等
回路26Bを介して減算器26C及びバースト位相検出
回路26Dに接続されている。バースト位相検出回路2
6Dの出力側は、積分・平均処理回路26E及び1/N
回路26Fにそれぞれ接続されており、積分・平均処理
回路26Eの出力側は1/N回路26Gに接続されてい
る。そして、1/N回路26F,26Gの出力側が、減
算器26C,26Aの減算入力側にそれぞれ接続されて
いる。
【0066】この例によれば、ジッタ成分Z(t)と初期
位相θ0″は分離して補正される。ジッタ成分Z(t)の平
均値は「0」である。従って、バースト位相検出回路2
6DでN点加算されて取り出されたバースト部位相のΦ
5を、積分・平均処理回路26Eで処理すると、初期位
相θ0″が求められる。この初期位相θ0″は、1/N回
路26Gで1/Nされた後減算器26Aに供給され、こ
こで位相データに対する初期位相θ0″の補正が行われ
る。
【0067】なお、Ф5の微分をとればジッタZ(t)の動
きが読みとれるので、Z(t)が動いていないとき、つま
りdZ(t)/dt=0のときのФ5を検出するようにして
も、初期位相θ0″を求めることができる。
【0068】初期位相θ0″がキャンセルされた位相デ
ータは、リミッタ等回路26Bに供給され、ここで、リ
ミッタ,ドロップアウト,ノイズ検出などの処理が行わ
れる。処理後の位相データは、減算器26Cに供給され
る。この減算器26Cには、バースト位相検出回路26
Dの出力が1/N回路26Fを介して供給されている。
初期位相θ0″の成分が減算器26Aで予めキャンセル
されているので、減算器26Cによる減算によって、位
相「0」付近でジッタZ(t)のみの補正をすることが可
能となる。この例は、ジッタZ(t)の補正にリミッタを
かける場合や、ドロップアウト、ノイズ検出を行う場合
に有効な手段である。過去のデータにより補正を行うこ
とで、現在のデータが定常的なものか、あるいは突出し
たものなのかの判別が容易になる。
【0069】以上の例ではバースト位相検出時にデータ
をN点加算しているが、これはバースト内の平均値をと
ることによってノイズの影響をなくすためである。ま
た、1/Nの処理を積分の後に行っているのは、量子化
誤差の影響を少なくするためで、ちなみにNとして2の
乗数を選択すると1/Nを求める際に有利となる。特に
説明しなかったが、前記周波数補正回路24でも、バー
ストをサンプリングして位相データを求める際にはバー
スト内のN点の平均をとるのが望ましい。
【0070】図9には、位相補正回路26の他の例が示
されている。上述した減算器26Aの出力側は櫛形フィ
ルタ26Hに接続されており、このフィルタの出力側が
減算器26C,バースト位相検出回路26Dにそれぞれ
接続されている。1/N回路26Fの出力側は、減算器
26Cの他に1H遅延回路26Iにも接続されており、
この回路の出力側が減算器26Aの減算入力側に接続さ
れている。
【0071】この例は、初期位相θ0″を求めることな
く、単に1H前の情報を用いて前もって位相補正するも
のである。この手法は、減算器26A,26Cの間に櫛
形フィルタ26Hを挿入する場合に有効である。それ
は、櫛形フィルタの特性上、ある程度現在のデータと1
H前のデータとが同じ位相ベクトル方向を向いていない
と、クロストークキャンセルが効果薄になってしまうか
らである。
【0072】(9)エンコード回路28 次に、エンコード回路28は、位相補正が行われた位相
データを所定の高域周波数帯に変換するための回路であ
る。位相補正回路26によってジッタ成分Z(t)と初期
位相θ0″の補正が行われた後の位相データΦ6は、次の
数15式に示すようになる。
【0073】
【数15】
【0074】これは、入力色信号の本来の位相変調成分
であるから、これに希望する出力周波数(例えば3.5
8MHz)に相当する角周波数成分を加算していくこく
により、変調された位相成分,すなわち所定帯域に変換
された位相成分を求めることが可能になる。基本的な処
理手法は、上述したデコード回路22と同様である。
【0075】図10には、エンコード回路28の一例が
示されており、角周波数定数出力回路28A,積分回路
28B,加算器28Cが含まれている。角周波数定数出
力回路28Aにおける1クロックの時間に対する角周波
数定数の求め方は、デコード回路22の場合と同様であ
る。このエンコードの場合の3.58MHzの角周波数
ω3.58Mはフリーランでよいから、単純に位相を管理す
ることなく角周波数定数を位相データに加算していけば
よい。エンコード後の位相データを数式で示すと、次の
数16式のようになる。
【0076】
【数16】
【0077】(10)サインROM30 次に、サインROM30は、エンコード回路28で高域
変換された位相データをアドレスとして、波形データを
得るためのものである。このサインROM30による変
換処理によって、位相変調を受けた一定振幅の連続波で
あって、その位相が入力色信号に対応する信号が得られ
る。これを数式で示すと、次の数17式のようになる。
【0078】
【数17】
【0079】(11)乗算器32,バースト・ディエンフ
ァシス回路36 次に、乗算器32は、以上のような位相データに振幅取
出回路20で取り出した振幅データを加えるための回路
である。乗算後の色信号データを数式で示すと、数18
式のようになる。なお、A(t)が振幅成分である。
【0080】
【数18】
【0081】次に、バースト・ディエンファシス回路3
6は、振幅取出回路20で求めた振幅成分のバースト部
分のみを、所定量(例えば6dB)低減するための回路
である。位相データの処理に時間がかかるので、このバ
ースト・ディエンファシスの処理は時間的に余裕を持っ
て行うことができる。従って、素子数の多い乗算器を用
いることなく処理が可能である。
【0082】<全体の動作>次に、以上のように構成さ
れたデジタル色信号再生回路の実施例の動作を説明す
る。ビデオテープなどから読み出されたアナログの低域
変換色信号は、可変増幅器10,ACC回路38,PW
M回路40によるACC処理の後、A/D変換器12に
供給されてデジタル信号に変換される。変換後の色信号
は、DCカット回路14で直流成分がカットされた後、
ヒルベルトフィルタ16に供給され、ここで0゜と90
゜の直交成分が得られる。この直交成分は、位相取出回
路18及び振幅取出回路20にそれぞれ供給され、ここ
で位相データ,振幅データがそれぞれ得られる。
【0083】次に、位相データは、ROT解除回路21
によって色信号記録時の位相ローテーションが解除され
るとともに、デコード回路22によって角周波数成分が
取り除かれる。その後、周波数補正回路24によるビー
ト成分定常位相エラー及びスキュー位相エラーの除去,
位相補正回路26によるジッタ及び初期位相の補正がそ
れぞれ行われる。
【0084】これらの補正処理後の位相データは、エン
コード回路28に供給され、ここで3.58MHzの角
周波数成分が加えられる。そして、更にサインROM3
0で連続する波形の位相データとなる。このデータに
は、乗算器32でバースト・ディエンファシス回路36
によってバースト成分が低減された振幅データが乗算さ
れ、高域変換された色信号データが得られる。このデジ
タル色信号データは、D/A変換器24によってアナロ
グの高域色信号に変換される。
【0085】<再生回路の効果>この実施例によれば、
次のような効果がある。 従来方式と比較して、乗算器の個数が1/2となるな
ど素子数が20〜30%前後低減され、全体として構成
が簡略化できる。このため、1チップIC化が容易とな
り、素子数削減によるコストダウンが可能となる。 モジュロを利用して位相データの処理を行っているた
め、位相データのビット数が一定であるにもかかわら
ず、色相の解像度の向上を図ることができる。
【0086】振幅と位相に分離してデータ処理を行う
ので、色相や濃度の制御が容易となるなど、多機能化に
好適である。 その他、安定で信頼性の高い処理が可能,IC間のバ
ラツキが減少して調整箇所や外付部品が大幅減少する,
多機能化が可能でシステムの発展性があるなどの回路の
デジタル化による利点ももちろんある。
【0087】<実施例1の記録回路> (1)全体構成 次に、図11〜図12を参照しながら、実施例1の記録
回路について説明する。なお、上述した再生回路と共通
する部分,対応する部分には同一の符号を用いる。図1
1には、記録回路の全体構成が示されている。同図にお
いて、テレビジョン信号から得られた高域色信号は、可
変増幅器10に入力されるようになっている。この可変
増幅器10の出力側は、A/D変換器12,DCカット
回路14をそれぞれ介してヒルベルトフィルタ16の入
力側に接続されている。そして、このヒルベルトフィル
タ16の0゜成分,90゜成分の各出力側は、位相取出
回路18,振幅取出回路20にそれぞれ接続されてい
る。
【0088】次に、位相取出回路18の出力側はデコー
ド回路22に接続されている。このデコード回路22の
出力側は周波数補正回路24に接続されており、この回
路の出力側は位相補正回路26に接続されている。ま
た、位相補正回路26の出力側は、エンコード回路50
に接続されており、この回路の出力側は位相検波回路5
2,周波数制御回路54に接続されており、位相検波回
路52の出力側は周波数制御回路54に接続されてい
る。そして、周波数制御回路54の出力側はROT回路
56に接続されており、この回路の出力側はサインRO
M30,乗算器32を介してD/A変換器34に接続さ
れている。
【0089】次に、前記振幅取出回路20の出力側は、
一方において、バースト・エンファシス回路58に接続
されており、この回路の出力側は前記乗算器32の他方
の入力側に接続されている。また、振幅取出回路20の
出力側は、他方において、ACC回路38に接続されて
おり、この回路の出力側はPWM回路40に接続されて
いる。そして、このPWM回路40の出力側が前記可変
増幅器10の制御側に接続されている。
【0090】(2)エンコード回路50,位相検出回路
52,周波数制御回路54 次に、記録回路に特徴的な構成部分について説明する
と、まずエンコード回路50は、前記再生回路と同じも
のを角周波数定数を変更して用いており、これによって
629KHzの角周波数成分が位相データに付加される
ようになっている。そして更に、位相検出回路52,周
波数制御回路54が付加されており、これらのループに
よって、従来のアナログシステムで行われているAFC
のように、記録周波数を水平同期周波数fHの40逓倍
に制御する処理が行われるようになっている。
【0091】図12には、これらの回路の一例が示され
ている。まず、エンコード回路50は、角周波数定数出
力回路50A,積分回路50B,加算器50Cを含んで
おり、角周波数定数が異なることを除いては、上述した
再生回路のエンコード回路28と基本的に同様の構成と
なっている。
【0092】このエンコード回路50には、デコード回
路22,周波数補正回路24,位相補正回路26による
処理がそれぞれ行われた位相データが入力される。これ
を数式で示すと、数19式のようになる。これは、前記
数15式と同様で、入力色信号の位相変調成分である。
【0093】
【数19】
【0094】このエンコード回路50では、前記再生時
のように、角周波数定数出力回路50Aからω629k・t
の連続波に相当する角周波数定数が出力され、その積分
回路50Bによる積分値が加算器50Cにおいて位相デ
ータに付加されて変調がかけられる。
【0095】ただし、再生時と同様に、ω629k・tの場
合も10ビット程度では正確な値を得ることは無理があ
るので、定期的に補正を行う必要がある。そこで、補正
量出力回路50Dと加算器50Eによって補正が行われ
る。
【0096】次に、周波数を水平同期周波数fHの40
倍に制御するAFCループについて説明する。位相検出
回路52では、水平同期信号Syncのタイミングで積
分回路50Bの出力であるω629k・tの位相が読み取ら
れる。上述したように、ある離れた時間の位相データの
差分をとれば(つまり微分すれば)周波数が得られるの
で、周波数制御回路54の微分回路54Aでその処理が
行われる。基本的には、この周波数情報に基づいてデコ
ード回路の場合と同様に補正を行えばよい。
【0097】しかし、水平同期信号Syncのタイミン
グはシステムブロックとは無関係で、水平同期信号Sy
ncの入力時の位相値をデータとして読み取ることは困
難である。このため、最大で1サンプリング時間に相当
する読取誤差が生じ、これを位相量に換算すると、次の
数20式に示すようになる。
【0098】
【数20】
【0099】なお、fsc,fcSMPは、上述した通りで
ある。この15.82゜という値は、画面上における検
知限界の範囲(2゜程度)を大きく超えている。従っ
て、単に1回の周波数データを用いて周波数制御を行う
のではなく、複数回の平均値をとる,周波数データを巡
回フィルタに通す,1回の周波数制御の重み付けを低減
してゆっくり応答するようにする,などの処理が必要と
なる。本実施例では、フィルタ54Bが用いられてい
る。そして、このフィルタ54Bの出力に基づいて補正
量出力回路54Cから補正量が減算器54Dに出力され
て、周波数制御が行われる。
【0100】(3)バースト・エンファシス回路58 このバースト・エンファシス回路58は、記録時にバー
ストのC/Nを上げるためにバースト振幅のみをレベル
アップ(例えば6dB)するための回路である。本実施
例ではデジタルデータとなっているため、1ビットシフ
トの回路で簡単に構成できる。
【0101】(4)全体の動作 次に、以上のように構成されたデジタル色信号記録回路
の実施例の動作を説明する。テレビジョン信号などから
取り出されたアナログの高域色信号は、可変増幅器1
0,ACC回路38,PWM回路40によるACC処理
の後、A/D変換器12に供給されてデジタル信号に変
換される。変換後の色信号は、DCカット回路14で直
流成分がカットされた後、ヒルベルトフィルタ16に供
給され、ここで0゜と90゜の直交成分が得られる。こ
の直交成分は、位相取出回路18及び振幅取出回路20
にそれぞれ供給され、ここで位相データ,振幅データが
それぞれ得られる。
【0102】次に、位相データは、デコード回路22に
よって3.58MHzの角周波数成分が取り除かれる。
その後、周波数補正回路24によるビート成分定常位相
エラー及びスキュー位相エラーの除去,位相補正回路2
6によるジッタ及び初期位相の補正がそれぞれ行われ
る。
【0103】これらの補正処理後の位相データは、エン
コード回路50に供給され、ここで629KHzの角周
波数成分が加えられる。そして、更に位相検出回路5
2,周波数制御回路54によるAFC処理が行われる。
処理後の位相データは、ROT回路56によって位相ロ
ーテーション(シフト)処理が行われ、更にサインRO
M30で連続する波形の位相データとなる。このデータ
には、乗算器32でバースト・エンファシス回路58に
よってバースト成分がレベルアップされた振幅データが
乗算され、低域変換された色信号データが得られる。こ
のデジタル色信号データは、D/A変換器24によって
アナログの低域色信号に変換される。
【0104】<PAL方式に適用する場合の留意点>次
に、前記実施例をPAL方式に適用する場合に留意すべ
き点について説明する。
【0105】(1)バースト位相の検出方法 PAL方式の場合は、前記NTSC方式と異なり、バー
スト信号が1Hおきに位相が交番して含まれているの
で、この点を考慮して位相検出及びそれに伴う周波数や
位相の補正制御を行うようにする。例えば、隣接2H
のバースト部分の位相平均をとり、これを位相情報とし
て制御を行う,隣接2Hのバースト部分の位相が90
゜ずれているのでいずれか一方の位相情報に90゜のオ
フセットをかけて位相を揃える,デコード回路におい
て角周波数定数の累積に90゜の交番を与えて入力デー
タの位相成分から差し引き、相対的な位相差を揃える,
ある一定の方向に対して位相差を検出し、隣接2Hの
平均をとって制御を行うなどである。
【0106】(2)パイロットバースト PAL方式のS−VHS規格では、信号記録の際にパイ
ロットバーストを付加することになっている。これは、
エンコードの際に、所定の位置でバーストの平均値方向
に対して90゜ずれた位相信号を出力し、振幅情報側に
も同じ位置に一定振幅のデータを挿入してやれば実現で
きる。このとき、パイロットバーストを+90゜にする
か−90゜にするかはS−VHS規格に従う。再生時に
は、パイロットバーストの位相情報をバーストの位相情
報として制御すればよく、出力時にはその振幅を「0」
としてパイロットバーストを消去する。
【0107】(3)4相ローテーション PAL方式では、4相ローテーションを片チャンネルに
ついてのみ(つまり、隣接するトラックの1つおきにつ
いて)行うようにVHS規格で決まっている。これはR
OT回路における位相データの上位2ビットの制御をON
/OFFすることで簡単に実現できる。
【0108】[実施例2]次に、実施例2について説明
する。 <実施例2の再生回路>最初に、図16〜図21を参照
しながら、実施例2の再生回路について説明する。
【0109】(1)全体構成 図16には、再生回路の全体構成が示されている。同図
において、ビデオテープなどの記録媒体から読み出され
た低域変換色信号は、可変増幅器200に入力されるよ
うになっている。この可変増幅器200の出力側は、A
/D変換器202,DCカット回路204,デシメーシ
ョンLPF206をそれぞれ介してヒルベルトフィルタ
208の入力側に接続されている。そして、このヒルベ
ルトフィルタ208の0゜成分,90゜成分の各出力側
は、位相取出回路210,振幅取出回路212にそれぞ
れ接続されている。
【0110】次に、位相取出回路210の出力側は周波
数制御回路213,位相処理回路214にそれぞれ接続
されており、位相処理回路214の出力側はsincosRO
M216を介して乗算器218の一方の入力側に接続さ
れている。この乗算器218の他方の入力側には、振幅
取出回路212の出力側が接続されている。乗算器21
8の出力側は、デシメーションLPF220,櫛形フィ
ルタ(くし型フィルタ)222をそれぞれ介してAPC
DET回路224に接続されている。APCDET回路
224の誤差データ出力側は周波数制御回路213に接
続されており、色差信号出力側は位相取出回路226,
振幅取出回路228にそれぞれ接続されている。
【0111】位相取出回路226の出力側はFFAPC
回路230に接続されており、このFFAPC回路23
0の出力側はsincosROM232に接続されている。他
方、振幅取出回路228の出力側はバーストディエンフ
ァシス回路234に接続されている。そして、sincosR
OM232及びバーストディエンファシス回路234の
出力側が、乗算器236の入力側に接続されている。こ
の乗算器236の出力側はD/A変換器237,238
に接続されており、これらの出力側はエンコード回路2
39に接続されている。また、振幅取出回路228の出
力側は、ACC回路240を介して可変増幅器200の
制御入力側に接続されている。
【0112】(2)可変増幅器200から位相取出回路
210,振幅取出回路212に至る回路、及びACC回
路240 可変増幅器200には、VTRから出力された低域変換
色信号が供給されるようになっている。また、可変増幅
器200から位相取出回路210,振幅取出回路212
に至る回路は、前記実施例1と基本的に同様である。な
お、デシメーションLPF206は、位相,振幅分離時
に用いるヒルベルトフィルタ208の素子数(段数)を
低減するために、データを間引くためのものである。A
CC回路240から可変増幅器200に至るループは、
上述したACCループである。
【0113】(3)周波数制御回路213 周波数制御回路213は、低域変換色信号が正規の周波
数で再生されているか否かを1H毎に検出するための回
路である。例えば、高速サーチなどの特殊再生時には、
正規の周波数からずれるようになる。また、ヘッド切換
時には、いわゆるスキュー歪みが発生するため、周波数
がずれる。これらに対処するため、この回路でフィード
バック型の周波数制御,位相制御が行われる。
【0114】図17には、周波数制御回路213の構成
が示されている。同図において、上述した位相取出回路
210の出力側は、8逓倍回路213Aに接続されてい
る。8逓倍回路213Aの出力側は、周波数判別回路2
13Bに接続されている。周波数判別回路213Bは、
計数回路213C,比較回路213Dを含んでおり、連
続性判別回路213Eに接続されている。この連続性判
別回路213Eも、計数回路213F,比較回路213
Gを含んでいる。連続性判別回路213Eの出力側は、
切換スイッチ213Hの制御入力側に接続されている。
【0115】これら8逓倍回路213A〜連続性判別回
路213Eによって、いわゆるサイドロック検出が行わ
れるようになっている。バースト成分は、時間的に1H
間隔で離散的に存在するため、周波数領域で見ると本来
の周波数629kHzの周辺にfH 間隔でサイドバンド
が現われる。このサイドバンドに周波数がロックするこ
とをサイドロックという。
【0116】切換スイッチ213Hの一方の入力側に
は、制御信号発生回路213Jが接続されている。この
制御信号発生回路213Jは、計数回路213K,RO
M213Lを含んでいる。切換スイッチ213Hの他方
の入力側には、APCDET224の誤差データが供給
されている。
【0117】次に、図18の信号図も参照しながら周波
数制御回路213の動作を説明する。低域変換色信号が
正規の周波数で再生されているとする。この場合、位相
取出回路210からは、図18(A)に示すように、1
H中に40回0に戻るように制御された位相信号が出力
されている。8逓倍回路213Aでは、その位相信号が
8逓倍され、同図(B)に示すように、1/40H期間
中にパルスが8周期含まれる信号,つまり1H中に32
0パルスが含まれる信号が得られる。低域変換色信号が
正規の周波数で再生されていないときは、320パルス
からずれるようになる。
【0118】周波数判別回路213Bでは、1Hのパル
ス数が計数回路213Cでカウントされるとともに、比
較回路213Dでカウント値が320±1の範囲内に入
っているかどうかが比較判別される。この判別は、図1
8(C)に矢印で示すように1H毎に行われ、論理値の
「H」,「L」で出力される。もし、低域変換色信号が
正規の周波数であればカウント値は320±1の範囲内
となり、論理値の「L」が出力される。しかし、正規の
周波数となっていないときはカウント値が320±1の
範囲外となり、エラーを示す論理値の「H」が出力され
る。
【0119】連続性判別回路213Eでは、計数回路2
13Fで入力の論理値の「H」がカウントされ、比較回
路213Gで論理値「H」が8回連続したかどうかが比
較判別される。つまり、8H連続して周波数エラーが生
じたかどうかが、連続性判別回路213Eで判別され
る。そして、その結果に対応して切換スイッチ213H
が切り換えられる。
【0120】制御信号発生回路213Jの計数回路21
3Kでは、マスタクロックMCLK(=4fsc=910fH
=3.58MHz×4)と、低域変換色信号の水平同期
信号SYNCとに基づいて、再生された低域変換色信号の1
Hの正規周波数とのずれが検出される。そして、その検
出結果に対応する周波数エラー信号,つまり1Hを正規
の周波数とするためのエラー信号が、ROM213Lか
ら出力される。この制御信号は、切換スイッチ213H
に供給される。
【0121】切換スイッチ213Aには、後述するAP
CDET224から位相エラー信号が供給されている。
そして、連続性判別回路213Eで連続して周波数エラ
ーが生じたと判別されたときは、切換スイッチ213H
がF側に切り換えられ、周波数エラー信号が出力され
る。しかし、連続して周波数エラーが生じなかったと判
別されたときは、切換スイッチ213HがP側に切り換
えられ、位相エラー信号が出力される。
【0122】(4)位相処理回路214 位相処理回路214は、位相取出回路210によって取
出された低域変換色信号の位相成分に、周波数エラーや
位相エラーの補正,ローテーションの解除,629kH
zの角周波数成分の除去を行うための回路である。図1
9を参照して説明すると、上述した周波数制御回路21
3のエラー信号出力側は、位相処理回路214の加算器
214Aの一方の入力側に接続されている。加算器21
4Aの他方の入力側には、角周波数定数出力回路214
Bの出力側が接続されている。
【0123】加算器214Aの出力側は、積分回路21
4Cの加算器214Dの一方の入力側に接続されてい
る。加算器214Dの出力側はその入力側に接続されて
おり、これによって積分が行われるようになっている。
積分回路214Cの出力側は加算器214Eの一方の入
力側に接続されており、その他方の入力側にはROT解
除回路214Fが接続されている。加算器214Eの出
力側は、減算器214Gのマイナス入力側に接続されて
いる。減算器214Gのプラス入力側には、上述した位
相取出回路210が接続されている。また、減算器21
4Gの出力側は、sincosROM216に接続されてい
る。
【0124】次に、この位相処理回路214の動作を説
明すると、角周波数定数出力回路214B及び積分回路
214Cによる角周波成分の除去,ROT解除回路21
4Fによるローテーションの解除は、前記実施例と同様
である。これらに、前記周波数制御回路213から出力
された周波数エラー信号あるいは位相エラー信号が加算
器214Aで加算される。そして、それら全体の修正信
号が、位相取出回路210で取出された位相成分に減算
器214Gによって減算され、位相処理が行われる。処
理後の信号が、sincosROM216に供給される。これ
ら位相処理回路214,周波数制御回路213は、図1
のROT解除回路21から位相補正回路26に対応す
る。
【0125】(5)sincosROM216,乗算器218 sincosROM216は、入力位相データに基づいて波形
データを得るための回路である。色差信号R−Y,B−
Yを得るため、sin及びcosのROMとなっている。乗算
器218は、このROM216の出力に振幅取出回路2
12で取出された振幅を乗算器218で乗算すること
で、色差信号B−Y,R−Yが復調される。乗算器21
8の出力は、R−Y,B−Yが混在する。
【0126】(6)デシメーションLPF220,櫛形
フィルタ222 次に、デシメーションLPF220は、後段の櫛形フィ
ルタ222における演算を簡単にするために、入力デー
タを1/2に間引く回路である。これにより、櫛形フィ
ルタ222の段数を少なくして、信号遅延を低減でき
る。
【0127】櫛形フィルタ222は、1H前後で信号を
加算することによってビデオテープの隣接トラック間に
おけるクロストークをキャンセルするための回路であ
る。図20にはその構成が示されており、入力色差信号
と1Hディレイ回路222Aから得られた1H前の色差
信号とを加算器222Bで加算してクロストークがキャ
ンセルされる。加算後の色差信号は、1/2回路222
Cで1/2される。なお、PAL方式の場合は、1Hデ
ィレイ回路222Aの代わりに2Hディレイ回路を用い
る。
【0128】なお、櫛形フィルタ222では1H前後の
信号のベクトル加算が行われるため、乗算器218で色
差信号をベクトル合成し、その後再び位相取出回路22
6,振幅取出回路228で位相,振幅に分離している。
【0129】(7)APCDET回路224 APCDET224は、次の2つの動作を行う。 入力信号中のバースト部分のR−Yデータから位相エ
ラーを検出する。位相エラーが存在しない場合、R−Y
データのバースト部分の出力は、両者が同位相となるた
め、「0」となる。しかし、位相エラーが存在すると、
B−YデータがR−Yデータに混入するようになるた
め、バースト部分になんらかの信号が表われる。従っ
て、1H期間中のバースト部分のR−Yデータを積分
し、更にその結果をライン毎に積分すると、定常的な位
相エラーを検出することができる。このようにして得ら
れた位相エラー信号は、周波数制御回路213に供給さ
れる。
【0130】図21には、以上の位相エラー検出部分の
構成が示されている。同図において、櫛形フィルタ22
2から出力された色差信号R−Y,B−Yは、バースト
期間平均回路224A,224Bに入力され、ここでそ
れぞれレベルの平均値が求められる。これら平均値は、
除算器224Cに供給され除算される。その結果は、t
an-1ROM224Dに供給され、ここで対応する角
度,すなわちバースト平均位相が求められる。
【0131】このバースト平均位相に対し、減算器22
4Eにおいてバースト基本位相出力回路224Fから出
力された基本位相が減算され、更に減算器224Gにお
いて1Hディレイ回路224Hから出力された1H前の
値が減算される。これによって、図6(C)に示した定
常的な位相エラーが求められる。これが、除算器224
Jで計数回路224Kで計数されている1H中のマスタ
クロックで除算され、1クロック当りの位相エラーが求
められる。これが、周波数制御回路213に供給され
る。R−Yデータは、振幅成分も含んでおり、信号レベ
ルによって重みづけされる。このため、バースト内積分
を行っても微小ノイズ成分の位相に影響されないという
利点がある。図1の位相補正回路26でも同様である。
【0132】後段のFFAPC回路230のために、
入力信号のバースト部分のR−Y,B−Yデータのレベ
ルを平均する。つまり、1H中のバースト部分の平均を
求める。そして、その値を、入力信号のバースト部分の
直後に挿入して出力する。
【0133】(8)FFAPC回路230 FFAPC回路230は、フィードフォワード型の位相
制御を行うためのもので、バースト部分のR−Y,B−
Yデータから、位相エラーを求めて位相補正する。
【0134】なお、このFFAPC回路230による位
相制御と、位相処理回路214による位相制御を比較す
ると、位相処理回路214による位相補正は、いわゆる
フィート゛バック型のAPCであり、PLL(Phase Lo
cked Loop)を用いたものである。これは、原理上、ル
ープ内に応答の遅延が存在し、位相補正のタイミングが
追従したい周波数によって異なる。このため、VTRの
出力信号のジッタ成分(数kHz以下の低い周波数)に
追従しつつノイズに影響されないPLL応答を実現する
ことは非常に困難であり、実際完全な位相補正を行うこ
とはできない。しかし、FFAPCでは、かかる応答の
遅延を伴うことなく位相補正が行われるため、画質は大
きく改善される。
【0135】ただし、FFAPCのみでは、バースト部
の位相のみに基づいて補正を行うため、周波数変動によ
る補正は行われない。このため、画面右側にいくに従っ
て色相がずれるいわゆるベロシティエラーが生ずる。ま
た、櫛形フィルタ222による遅延信号との加算演算に
よるクロストークキャンセルは、ある程度フィードバッ
クAPCによって周波数が追い込まれていないと、良好
な結果が得られない。このような理由から、FFAPC
の他に、位相処理回路214によるFBAPCが行われ
る。
【0136】(9)位相取出回路226,振幅取出回路
228,sincosROM232,バーストディエンファシ
ス回路234,乗算器236,D/A変換器237,2
38,エンコード回路239 これらの動作は、いずれも上述したものと同様である。
D/A変換器237,238は、色差信号R−Y,B−
Y用にそれぞれ設けられている。エンコード回路239
では、アナログ信号に対して周波数変換が行われる。
【0137】(10)全体の動作 次に、以上の実施例2のデジタル色信号再生回路の全体
動作を説明する。ビデオテープなどから読み出されたア
ナログの低域変換色信号は、可変増幅器200,ACC
回路240によるACC処理の後、A/D変換器202
に供給されてデジタル信号に変換される。変換後の色信
号は、DCカット回路204による直流成分のカット,
デシメーションLPF206によるデータの間引の後、
ヒルベルトフィルタ208に供給され、ここで0゜と9
0゜の直交成分が得られる。これらの直交成分は、位相
取出回路210及び振幅取出回路212にそれぞれ供給
され、ここで位相データ,振幅データがそれぞれ得られ
る。
【0138】次に、位相データは位相処理回路214に
供給され、ここで周波数制御回路213から供給される
周波数エラー信号,位相エラー信号に基づく位相補正が
行われる。位相ローテーション解除,角周波数成分の除
去も同時に行われる。
【0139】これらの補正処理後の位相データは、sinc
osROM216に供給されて連続する波形の位相データ
となる。このデータは、乗算器218で振幅取出回路2
12によって取出された振幅データと乗算され、ベクト
ルの色差信号となる。この信号は、デシメーションLP
F220でデータの間引が行われた後、櫛形フィルタ2
22に供給され、ここでクロストークが除去される。
【0140】クロストーク除去後のデータは、APCD
ET回路224に供給され、ここで定常的な位相エラー
の検出,バースト成分の平均値が求められるとともにそ
の挿入が行われる。処理後のデータは、位相取出回路2
26,振幅取出回路228によって再び位相と振幅に分
離される。位相データは、FFAPC回路230に供給
され、ここでバースト成分に基づく位相補正が行われ
る。このときに、APCDET224で付加されたバー
スト成分の平均値が利用される。その後、sincosROM
232,バーストディエンファシス回路234,乗算器
236による処理を介して合成される。合成された色差
信号R−Y,B−Yは、それぞれD/A変換器237,
238でアナログ信号に変換され、更にエンコード回路
239で周波数変換される。
【0141】<実施例2の記録回路>次に、図22を参
照しながら実施例2の記録回路について説明する。同図
に示すように、高帯域の色差信号R−Y,B−Yは、A
/D変換器(図示せず)でデジタル信号に変換された
後、位相取出回路300,振幅取出回路302にそれぞ
れ供給され、位相データ,振幅データがそれぞれ取出さ
れる。位相データは、記録位相処理回路304に供給さ
れ、ここで周波数の低域変換の処理が行われる。振幅デ
ータはバーストエンファシス回路306に供給され、こ
こでバースト成分の強調が行われる。これらの処理後の
データは乗算器308に供給され、ここで合成される。
合成された高域変換色信号は、D/A変換器(図示せ
ず)でアナログ信号に変換された後、ビデオテープに記
録される。
【0142】<実施例2の効果>この実施例によれば、
実施例1の効果の他に、位相,振幅分離の前段階で、デ
シメーションフィルタにより色信号の帯域を制限してい
るので、分離時の不要スプリアスが低減される,ヒルベ
ルトフィルタ208の構成が簡略化されるという効果が
ある。また、上述した従来技術に対し、復調ブロックと
FFAPCブロックとが同一回路で兼用する構成となっ
ており、コスト的に非常に有利である。
【0143】[実施例3] <実施例3の構成>次に、図23を参照しながら実施例
3について説明する。この例は、記録,再生兼用となっ
ており、再生系の構成が簡略化されている。同図に示す
ように、各ブロックは、前記実施例2の再生回路で説明
した通りである。しかし、位相処理回路400は、図1
6の位相処理回路214と図22の記録位相処理回路3
04とを兼用した構成となっており、バーストディエン
ファシス回路402は、図16のバーストディエンファ
シス回路234と図22のバーストエンファシス回路3
06とを兼用した構成となっている。また、図16のブ
ロックのうち、位相取出回路226,振幅取出回路22
8,sincosROM232,乗算器236が削除されてい
る。その代わり、切換スイッチSW1〜SW4が設けら
れている。
【0144】<実施例3の動作>この実施例では、前記
ブロックの削除のため、信号が位相取出回路210,振
幅取出回路212を2巡して出力される。 (1)1巡目 切換スイッチSW1〜SW4は、いずれもa側に切り換
えられる。これにより、図16の可変増幅器200から
APCDET回路224までの動作が行われる。 (2)2巡目 次に、切換スイッチSW1をc側,SW2〜4をb側と
する。これにより、APCDET回路224の色差信号
出力に対し、図16の位相取出回路226,振幅取出回
路228から乗算器236までの動作が行われる。
【0145】(3)記録時 次に、記録時は、切換スイッチSW1,4がb,切換ス
イッチSW2,3がaに切り換えられる。位相処理回路
400,バーストディエンファシス回路402で、図2
2の回路の動作が行われる。 <実施例3の効果>この実施例によれば、前記実施例の
効果に加えて、回路の兼用により更にコストダウンが可
能となるという効果がある。 [他の実施例]この発明は、以上の開示に基づいて多様
に改変することが可能であり、例えば次のようなものが
ある。 (1)前記実施例では、tan-1ROMやサインROM
として、360゜の全ての位相に対する関数データを書
き込んでおくことにしたが、それらの関数の性質からす
れば明らかなように、π/2の範囲内の関数データにお
ける情報さえあれば、入力信号の符号ビットもしくは象
限を表わす上位2ビットを利用してデータ変換を行うこ
とが可能である。
【0146】(2)周波数補正を、図13に示すように
フィードバックループの構成で行うようにしてもよい。
同図において、バースト位相検出回路60で検出された
バースト部分の位相はサンプリング回路62に供給さ
れ、ここでN点分の加算サンプリングが行われる。サン
プリングされたバースト成分の位相データは、周波数も
しくは位相が大きくずれた場合を検出して補正をかける
周波数追い込み回路64,応答周波数を制御するPLL
用ループフィルタ66にそれぞれ供給される。そして、
周波数追い込み回路64の出力に基づいて切り換えられ
るスイッチ68を介して、周波数追い込み回路64,P
LL用ループフィルタ66の出力が選択され、デコード
回路22の加算器22Dに供給される。そして、ここで
角周波数定数回路22Aから出力された角周波数定数が
補正され、これによって位相データの周波数補正が行わ
れる。
【0147】なお、上述したように、角周波数定数のビ
ット数によって最小可変周波数が決定されてしまうの
で、この例では角周波数定数を20ビット程度で表わす
必要がある。この程度とすると、1H後の量子化エラー
は、fSMP=fscとして、(360/220)×910=
0.31゜となり検知限界の範囲内となる。積分回路2
2Bによる積分後は入力位相データのビット数(前記実
施例では10ビット)に合わせてMSBより必要なビッ
ト数に制限する。
【0148】(3)前記実施例に示した具体的な回路構
成も、同様の作用を奏するように種々設計変更が可能で
ある。 (4)前記実施例は、本発明を主としてVHS方式のV
TRに適用する場合を例としたが、もちろんその他の方
式のVTRなどの画像処理装置に適用することを妨げる
ものではない。テレビジョンの方式についても同様であ
り、NTSC方式の他、PAL,SECAMなど各種方
式に適用可能である。この場合、例えば位相ローテーシ
ョンやその解除,バーストアップやダウンの処理などに
ついて、必要に応じた変更を行うようにする。
【0149】(5)前記実施例に示した加算器又は減算
器は、供給される信号が反転すれば減算器又は加算器に
なることは明かであるので、いずれとするかは信号との
関係で適宜設定する。
【0150】(6)前記実施例において、ROT解除回
路21からエンコード回路28,あるいはデコード回路
22からROT回路56に至る処理回路部分では、ビッ
ト数を増大させる乗算器を用いることなく加減算の演算
器を用いているので、線形結合と考えることができる。
従って、それらの回路部分における各回路の順序を入れ
換えてもよく、また、各回路の機能を統合してもよい。
例えば、ROT解除回路21で行われる1H毎の位相デ
ータの加算と、デコード回路22及びエンコード回路2
8で行われる1クロック毎の位相データの加算とを統合
して、1クロック毎に所定の位相データを加減算する演
算処理を施すようにしてよい。
【0151】(7)前記実施例を電子ビューファインダ
を備えたカメラ一体型VTRに適用する場合において
は、電子ビューファインダに位相が90゜ずれた2種類
の色差信号(R−Y,B−Y)を供給する必要がある。
この場合には、図15に示すように、3.58MHzに
高域変換するエンコード回路28(図1参照)を省略
し、一方において、位相補正回路26の出力データを直
接サインROM30に供給する。また、他方において、
位相補正回路26の出力データに90゜位相シフト回路
70に供給して、90゜位相シフトするためのデータを
得る。その後、位相シフトしたデータを他のサインRO
M72に供給する。そして、これら両サインROM3
0,72の出力信号を各々乗算器74,76に供給して
振幅データとの乗算を行うようにする。これによって、
乗算器74,76から2種の色差信号を得ることができ
る。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるデジ
タル色信号処理回路によれば、次のような効果がある。 (1)色信号を位相と振幅とに分離し、位相成分に対し
て加減算によるデコード,エンコード,周波数や位相の
補正を行うこととしたので、回路を構成する素子数を低
減した小規模,低コストの構成で良好な色信号処理を行
うことができ、更には色相,濃度の制御も簡便に行うこ
とができる。
【0153】(2)色信号を位相と振幅とに分離し、位
相成分に対して加減算によるデコード,エンコード,周
波数や位相の補正を行うとともに、位相シフトを行って
色差信号を得ることとしたので、回路を構成する素子数
を低減した小規模,低コストの構成で良好な色差信号処
理を行うことができ、更には色相,濃度の制御も簡便に
行うことができる。
【0154】(3)加えて、位相,振幅合成後に櫛形フ
ィルタによってクロストークキャンセルを行い、その後
位相,振幅分離を行ってFFAPCによる位相エラー補
正を行うこととしたので、一層の画質の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のデジタル色信号再生回路を
示す構成図である。
【図2】前記実施例における位相取出回路の一例を示す
回路ブロック図である。
【図3】前記実施例におけるROT解除回路の作用を示
す説明図である。
【図4】前記実施例におけるデコード回路の一例を示す
回路ブロック図である。
【図5】前記実施例における周波数補正回路の一例を示
す回路ブロック図である。
【図6】記録再生時の各周波数の関係と定常位相エラー
の関係を示す説明図である。
【図7】前記実施例における位相補正の様子を示す説明
図である。
【図8】前記実施例における位相補正回路の一例を示す
回路ブロック図である。
【図9】前記実施例における位相補正回路の他の例を示
す回路ブロック図である。
【図10】前記実施例におけるエンコード回路の一例を
示す回路ブロック図である。
【図11】本発明による実施例1のデジタル色信号記録
回路を示す構成図である。
【図12】前記実施例の特徴的な部分の一例を示す回路
ブロック図である。
【図13】周波数補正回路の他の例を示す回路ブロック
図である。
【図14】従来の色信号処理回路の一例を示す回路ブロ
ック図である。
【図15】本発明の他の実施例の主要部を示す回路ブロ
ック図である。
【図16】実施例2のデジタル色信号再生回路を示す構
成図である。
【図17】前記実施例の周波数制御回路の一例を示す回
路ブロック図である。
【図18】前記周波数制御回路の動作を示す信号波形図
である。
【図19】前記実施例の位相処理回路の一例を示す回路
ブロック図である。
【図20】前記実施例の櫛形フィルタの一例を示す回路
ブロック図である。
【図21】前記実施例のAPCDET回路の主要部を示
す回路ブロック図である。
【図22】実施例2のデジタル色信号記録回路を示す構
成図である。
【図23】実施例3のデジタル色信号処理回路を示す構
成図である。
【符号の説明】
10,200…可変増幅器 12,202…A/D変換器 14,204…DCカット回路 16,208…ヒルベルトフィルタ(信号分離手段) 18,210,226,300…位相取出回路(信号分
離手段) 20,212,228,302…振幅取出回路(信号分
離手段) 21…ROT解除回路 22…デコード回路(デコード手段) 24…周波数補正回路(補正手段) 26…位相補正回路(補正手段) 28,50…エンコード回路(エンコード手段) 30,72…サインROM(連続波生成手段) 32,74,76,218,236,308…乗算器
(振幅付加手段) 34,238…D/A変換器 36,234,402…バースト・ディエンファシス回
路 38,240…ACC回路 40…PWM回路 52…位相検出回路(AFC手段) 54,213…周波数制御回路(AFC手段) 56…ROT回路 58,306…バースト・エンファシス回路 70…90゜位相シフト回路(位相シフト手段) 206,220…デシメーションLPF 214,400…位相処理回路(周波数補正手段,フィ
ードバックAPC手段) 216,232…sincosROM 222…櫛形フィルタ(櫛形フィルタ手段) 224…APCDET回路(フィードバックAPC手
段) 230…FFAPC回路(フィードフォワードAPC手
段) 304…記録位相処理回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低域変換色信号をデジタル化して再生処
    理を行い、高域変換して出力するデジタル色信号処理回
    路において、 デジタル化された色信号を位相データ及び振幅データに
    分離する信号分離手段と、低域変換周波数に対応する定
    数を位相データに対して加減するデコード手段と、バー
    スト部の位相を参照して得られた周波数及び位相の補正
    量を位相データに対して加減する補正手段と、高域変換
    周波数に対応する定数を位相データに対して加減するエ
    ンコード手段と、これらの手段による処理が行われた位
    相データに基づいて連続波を得る連続波生成手段と、こ
    れによって生成された連続波に、前記信号分離手段によ
    って分離された振幅データを乗算して高域変換色信号を
    得る振幅付加手段とを備えたことを特徴とするデジタル
    色信号処理回路。
  2. 【請求項2】 高域色信号をデジタル化して記録処理を
    行い、低域変換して出力するデジタル色信号処理回路に
    おいて、 デジタル化された色信号を位相データ及び振幅データに
    分離する信号分離手段と、高域周波数に対応する定数を
    位相データに対して加減するデコード手段と、バースト
    部の位相を参照して得られた周波数及び位相の補正量を
    位相データに対して加減する補正手段と、低域変換周波
    数に対応する定数を位相データに対して加減するエンコ
    ード手段と、水平同期周波数に基づくAFCを位相デー
    タに対して行うAFC手段と、これらの手段による処理
    が行われた位相データに基づいて連続波を得る連続波生
    成手段と、これによって生成された連続波に、前記信号
    分離手段によって分離された振幅データを乗算して低域
    変換色信号を得る振幅付加手段とを備えたことを特徴と
    するデジタル色信号処理回路。
  3. 【請求項3】 低域変換色信号をデジタル化して再生処
    理を行い、90゜位相がシフトした色差信号を出力する
    デジタル色信号処理回路において、 デジタル化された色信号を位相データ及び振幅データに
    分離する信号分離手段と、低域変換周波数に対応する定
    数を位相データに対して加減するデコード手段と、バー
    スト部の位相を参照して得られた周波数及び位相の補正
    量を位相データに対して加減する補正手段と、これらの
    手段による処理後の位相データに基づいて連続波を得る
    第1の連続波生成手段と、前記処理後の位相データの位
    相を90゜シフトするための位相シフト手段と、これに
    よって位相がシフトした位相データに基づいて連続波を
    得る第2の連続波生成手段と、第1及び第2の連続波生
    成手段によって生成された連続波に、前記信号分離手段
    によって分離された振幅データをそれぞれ乗算する振幅
    付加手段とを備えたことを特徴とするデジタル色信号処
    理回路。
  4. 【請求項4】 低域変換色信号をデジタル化して再生処
    理を行い、高域変換して出力するデジタル色信号処理回
    路において、 デジタル化された色信号を位相データ及び振幅データに
    分離する第1の信号分離手段と、低域変換周波数に対応
    する定数を位相データに対して加減するデコード手段
    と、同期信号を参照して得られた周波数エラー成分を位
    相データに対して補正する周波数補正手段と、バースト
    部の位相を参照して得られた位相エラーに基づいてフィ
    ードバックによる位相エラー補正を行うフィードバック
    APC手段と、高域変換周波数に対応する定数を位相デ
    ータに対して加減するエンコード手段と、これらの手段
    による処理が行われた位相データに基づいて連続波を得
    る第1の連続波生成手段と、これによって生成された連
    続波に、前記第1の信号分離手段によって分離された振
    幅データを乗算して高域変換色信号を得る第1の振幅付
    加手段と、これによる信号に対してその遅延信号との減
    算を行う櫛形フィルタ手段と、これによる処理後の信号
    を位相データ及び振幅データに分離する第2の信号分離
    手段と、分離された位相データに対してフィードフォワ
    ードによる位相エラー補正を行うフィードフォワードA
    PC手段と、これによる処理後の位相データに基づいて
    連続波を得る第2の連続波生成手段と、これによって生
    成された連続波に、前記第2の信号分離手段によって分
    離された振幅データを乗算して色信号を得る第2の振幅
    付加手段とを備えたことを特徴とするデジタル色信号処
    理回路。
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