JPH0799954A - 果肉除去装置及び果肉除去方法 - Google Patents

果肉除去装置及び果肉除去方法

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JPH0799954A
JPH0799954A JP2977292A JP2977292A JPH0799954A JP H0799954 A JPH0799954 A JP H0799954A JP 2977292 A JP2977292 A JP 2977292A JP 2977292 A JP2977292 A JP 2977292A JP H0799954 A JPH0799954 A JP H0799954A
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JP
Japan
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fruit
pulp
flesh
directing
skin
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JP2977292A
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English (en)
Inventor
Neiher David
デーヴィッド・ネイハー
Roonen Binyamin
ビンヤミン・ローネン
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Original Assignee
State of Israel
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Publication date
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 果皮からではなく果肉からのみの果汁を抽出
できる果肉除去装置とする。 【構成】 露出した果皮に囲まれた果肉の一部を露出さ
せるために切断された果物から果肉を除去する装置であ
って、果物を取り付ける装置と、前記取付装置に対して
離間されるように配置され、果物の残部から果肉を分離
するために、その果肉の露出した部分の上に1つ以上の
ガスの噴射を向ける装置と、前記1つ以上のガスの噴射
が露出した果皮に当たることをほぼ防止する装置を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に、柑橘果物の処理、
特に果物から果肉を除去する装置及びその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】柑橘果
肉を構成する個別の砂じょうに対する需要は成長市場と
なっている。この砂じょうは有用であり、中でも果汁ま
たはジャムへの添加物として、また、消費者が果物を食
べるのに果皮をむく必要がなく砂じょうの供給を行うの
に便利な製品として使用され得る。
【0003】イスラエルで栽培されるザボンの場合、年
間収穫量の35−40%ほどが新鮮な果物として市場に
出すのには適していないことがわかっている。さらに、
ザボンは商業的な生育物の中で、抽出して果汁にするに
はあまり水分が多くなく、その果皮は非常に堅いので、
動物の餌することもできない。
【0004】従って、果物の果肉部分を構成する砂じょ
うを除去することができれば有用で、その成長需要に応
えることができる。
【0005】特にマンダリンやタンジェリンのような柑
橘果物から果肉を抽出するための装置がHayashi等の米
国特許第4,300,448号に述べられている。この装置は果物
の内部に当たる加圧流体の流れを起こす1対の回転噴射
を使用する。従って、この装置は単に1軸の回転自由度
しかなく、すなわち固定軸線の回りを噴射が回転するだ
けである。
【0006】柑橘果物の切断面の外部形状は大体不規則
である。Hayashi等の装置はこれを全く考慮しておら
ず、果物の果肉の内部の上にのみ加圧流体の流れを当て
ることを確実にする装置ではない。
【0007】ザクロまたは類似の産品の種子を機械的に
分離し、所望の分離を達成するために分離されるべき産
品の一部に向けられたガス噴射を含む装置がSarig等の
米国特許第4,530,278号に述べられている。このガス噴
射はザクロの露出された内部分を走査するように作用
し、その部分の種子を分離させる。しかしながら、この
走査は果物の外部形状に関しては考慮することなく作用
する。
【0008】果物、特に柑橘果物から果汁を抽出する分
野において、果物をつぶし次に果物の残部から果汁を排
出することによって抽出が行われるのが最も一般的であ
る。
【0009】果汁を得るために果物をつぶすことの欠点
の中には、全体の果物をつぶすときに液体が果肉からだ
けではなく果皮からも放出されるということがある。こ
れは特に柑橘果物においては苦い味になる。さらなる欠
点として一般的に果物をつぶすのではすべての果汁を抽
出することができないということがある。
【0010】以下に掲げる特許は一般的な果肉抽出分
野、特に砂じょう及び/または果汁の抽出に属する分野
の代表である。
【0011】それらの特許は、米国特許第1,982,742号、
3,518,093号、3,976,001号、4,078,481号、4,106,401号、4,
125,064号、4,157,062号、4,183,293号、4,228,732号、4,30
1,719号、4,309,942号、4,309,943号、4,345,517号、4,350,
087号、4,363,265号、4,376,409号、4,378,730号、4,393,76
0号、4,414,886号、4,421,021号、4,429,626号、4,440,074
号、4,586,430号、4,614,153号、4,640,186号、及び4,479,4
24号、そして、イスラエル特許第17,138号、20,296号、22,
409号、23,226号、23,237号、26,735号、27,544号、33,451
号、44,719号、41,390号、42,715号、43,867号、45,151号、5
5,761号、55,852号、62,032号、64,762号、66,563号及び67,
026号である。
【0012】
【課題を達成するための手段】本発明は、従来の欠点を
解消する、柑橘及び他の果物から果肉を除去する装置及
び方法を提供することを目的とする。
【0013】従って、1つの本発明の実施例によれば、
果皮の露出領域に囲まれた果肉の一部を露出させるため
に切断された果物から果肉を除去する装置であって、果
物を取り付ける装置と、その取付装置に対して離間され
るように配置され、果物の残部から果肉を分離するため
に、その果肉の露出した部分の上に1つ以上のガスの噴
射を向ける装置と、その1つ以上のガスの噴射が果皮の
露出領域に当たることをほぼ防止する装置を含む。
【0014】さらに、本発明の1つの実施例によれば、
果物と前記ガス噴射を向ける装置との間で相対回転を起
こさせる装置を備え、その相対回転が果物の形状と相関
する装置を前記防止装置が含む。
【0015】さらに、本発明の1つの実施例によれば、
1つ以上のガス噴射から果皮の厚さに関連した所定距離
だけ離れたところで果物の外面を係合し、前記ガス噴射
を向ける装置と関連する装置を、前記相関装置が含む。
【0016】また、本発明のさらなる実施例によれば、
果皮の露出領域に囲まれた果肉の一部を露出させるため
に切断された果物から果肉を除去する方法であって、果
物の残部から果肉を分離するために、1つ以上のガスの
加圧噴射が果皮の露出領域に当たることをほぼ防止しな
がら、その果肉の露出した部分の上にその1つ以上のガ
スの加圧噴射を向ける工程を含む。
【0017】さらに、本発明によれば、その方法は、果
物と前記1つ以上のガスの加圧噴射との間で相対回転を
起こさせる工程を含み、果皮に当たることをほぼ防止し
ながら加圧噴射を向ける前記工程は、上記相対回転が果
物の形状と相関する工程を含む。
【0018】
【実施例】図1を参照するに、本発明の好ましい実施例
によって構成され作用する果物から果肉を除去するため
の装置が全体的に参照番号10で示されている。この装
置は特にザボンやグレープフルーツのような柑橘果物の
果肉を除去するのに適しているが、オレンジやレモンの
ような他の種類の柑橘果物にも使用することができる。
また、ザグロのようなある種の非柑橘果物にも使用する
ことができる。
【0019】装置10は、果物の一部、好ましくは果物
の半分を把持し、軸回りに回転させる装置12を備えて
おり、その果肉と果皮が露出する表面がほぼ下方向を向
くようになされる。また、下方向に向いた果物の露出面
に向けて加圧ガス噴射を選択的に向ける装置14を備え
ている。下記に詳細に説明するように、果物に対する加
圧ガス噴射の方向は果物の残部から果肉の分離を起こす
ように作用させる。
【0020】当業者には理解され、以下に詳細に説明す
るように、ガス噴射は比較的低圧でもよく、従って、以
下に詳述し定義するように、果皮から名目的に「完全」
な砂じょうの形で除去することができる。択一的には、
ガス噴射は比較的高圧でもよく、従って、果物から除去
された果肉がそれらの果汁を放出するように破裂した砂
じょうを多く含むようにすることができる。
【0021】一般的に、装置10はまた供給コンベア1
6を含み、図示された実施例によれば、このコンベア1
6は、一つの果物の半分を保持するように形成された複
数の果物搬位置18を画成するよう配置される。この供
給コンベア16は複数の果肉除去位置19に隣接した位
置へ果物を搬送する。果物を把持し回転する装置12
と、果物に加圧ガス噴射を向ける装置14は、各果肉除
去位置に位置付けられる。
【0022】各果肉除去位置19では、好ましくは符号
21で概略的に図示した液圧モータのようなモータによ
って軸線22を回りに回転可能な扉20が備えられる。
第1位置では、扉20はコンベア16の隣接部分に対し
てほぼ平行にしかしながら少しそれに対して下がった位
置にあり、露出面を下にむけた隣接の果物の半分を搬送
する面を構成し、図3と共に以下に詳述する果物把持及
び回転装置12による果物の係合を許容する。
【0023】第2位置では、破線で示したように扉20
はその第1の果物の位置に対してほぼ直角な向きをして
いる。理解されるように、扉20は果物が装置12によ
って係合されるするだけで、第1位置から第2位置へ回
転する。
【0024】機械プッシャー24が搬送位置18から隣
接した果肉除去位置19へ果物を一部を個別に押すため
に備えられている。プッシャー24はいかなる適当な装
置でよいが、図示した実施例では、供給コンベア16の
上方に配置され、複数の横方向に伸びた固定アーム28
を備えたフレーム26を備えている。1つのアーム28
が各果肉除去位置に関連して備えられるが、簡単のた
め、すべてのアーム28を図示してはいない。各アーム
28はそこから下がった前部及び後部フラップ30、3
1を有する。各前部フラップ30は図示した実線の位置
から参照符号34で図示した破線の位置の間をヒンジ3
2の回りで回転するように取り付けられる。後部フラッ
プ31も同じように取り付けられている。
【0025】各フラップは図示した実線の位置までしか
矢印36の示すのと反対の方向に回転することができな
いようにしてもよい。したがって、プッシャー24がほ
ぼ非係合位置(図示せず)にあり、搬送位置18から隣
接する果肉除去位置19まで果物を搬送するように求め
られ、同時にそこから空の果皮を除去するときに、装置
38は矢印42で示した方向に軸線40に沿ってプッシ
ャー24を移動させるように作用する。この言及のプッ
シャー24の軸線40に沿った運動によって、各後部フ
ラップ31が果物と係合し、従って、果物を対応する供
給コンベアの搬送位置18から対応する果肉除去位置1
9まで押し出すことができる。同時に、前部フラップ3
0は果肉が除去されて一つの扉20上に位置付けられた
空の果皮と係合し、果皮を廃棄コンベア47に押し出す
ように作用する。
【0026】装置38はそれから、矢印44で示したよ
うに軸線40に沿う反対方向をプッシャー24が非係合
位置に戻るように作用する。万一、プッシャー24が戻
される前に果肉除去位置19に隣接した搬送位置18の
中に果物がすでに移動されている場合には、プッシャー
24が続いて戻るときに、果物と係合する後部フラップ
31がそれを越えてただ滑るように作用する。
【0027】装置38は軸線40に沿って往復的にプッ
シャー24を運動させるいかなる装置でもよい。しかし
ながら、図示した実施例では、装置38は両方向液圧組
立体である。
【0028】傾斜樋46が果肉除去位置19の下方に伸
びており、重力によって落下する除去された果肉を受け
取るように配置される。
【0029】主に完全な砂じょうの形で果肉を除去する
装置として使用するときには、傾斜樋の上端に備えられ
た水供給部48が、樋の中の水を少なくとも所定の最低
の深さを維持するように使用される。図示した構造によ
れば、その水の深さは樋の下端50で最大である。
【0030】従って、樋の中に落下した砂じょうがその
下端の方へ運ばれると、すべての種子は上方の流水の浮
遊物の中に存在し、種子収容部材52へ放出される。し
かしながら、流水の底に沈んだ砂じょうは、ふるいコン
ベア54の上に放出される。
【0031】しかしながら、大部分がばらばらの果汁の
形で果肉を除去する装置として使用するときには、水は
果肉除去作業の間に清掃の目的で樋に供給されるだけで
ある。
【0032】装置10の作用は手動で実行することもで
きるが、装置10の多種の作用に同調した電子制御処理
装置56を使用することによって、最大の効率を達成す
ることができる。適当な装置の例としては、SOLCON IND
USTRIES LTD.,(イスラエル国テルアビブデレクペタチ
クバ37)によって製造されたVSD1500−1モデル
がある。
【0033】次に図2を参照すると、把持及び回転装置
12(図3)によって係合される前にその第1位置のド
ア20(図1)の上に搬送されるとその果物の一部の中
心付けを行うための装置を全体的に参照符号58で示し
た概略平面図である。装置12が図3に関して後述する
ように果物の一部を軸回りに回転させるように作用する
ときに、装置12によって係合される前に果物の一部が
回転軸(図3)に軸的に整合するように運ばれることが
望ましい。
【0034】従って、中心付け装置58は、その自由端
にローラ62を有した複数のアーム60を備え、各アー
ムは固定支持体66を貫通した軸線64の回りに回転す
ることができるように取り付けられる。端要素68が各
アームの自由端からアームの末端方向の上に固定的に取
り付けられ、この端要素の軸線64の回りの回転運動
が、アームの軸線64の回りの同じような回転を起こす
ように作用する。図示した実施例では、一つのアーム6
0がその要素を介して液圧組立体70に連結され、この
組立体は、ほぼ軸線72に沿って関連する端要素68に
変位力を与えるように作用する。細長部材74がアーム
60間を対応する端要素68を介して連結され、液圧組
立体の運動をすべてのアームに均等に伝達する。
【0035】図示された各アーム60の回転は、把持及
び回転装置12の軸線(図3)に軸的に整合する方向へ
果物の一部を静かに移動させるように作用する。作用中
でないときには、液圧組立体70は収縮し、アーム60
を破線で示した位置へ移動させる。
【0036】次に図3を参照するに、装置58(図2)
で中心付けがなされた後に果物の一部を把持し回転させ
る装置12の概略斜視図が示されている。装置12は、
図示したように、固定部材78の中に取り付けられた中
央シャフト76を備え、シャフト76の上に取り付けら
れた歯型車輪80に作用する回転力によってシャフトが
軸線82の回りに回転する。
【0037】装置12はまた、複数のクランクグリッパ
アーム84を含み、各々はシャフト76の下部分の上に
取り付けられた固定部材88に蝶番式に付着された第1
端86と、符号92で示した果物の一部に係合し把持す
るための(図示しない)複数の釘を典型的に有する第2
端90を有し、それをシャフト76とともに回転させる
ようにできる。
【0038】また、各グリッパアーム84は、シャフト
76内を往復運動するように取り付けられた軸方向に整
合された駆動シャフト98によって典型的に駆動される
組立体96に蝶番位置94で付着され、グリッパアーム
84を上下に移動させる。シャフト98は典型的に両方
向液圧組立体100によって駆動される。4つのグリッ
パが示されているが、他の適当な数のアームが本発明の
択一的に実施例において使用できることがわかるであろ
う。
【0039】次に図4を参照するに、装置12によって
保持され回転された果物の一部92に対して加圧ガス噴
射を向けて、それによって果物の残部から果肉を分離す
るための装置14が示されている。
【0040】装置14はほぼ類似した組立体102の対
を備え、各々は空気供給管106と連通されて取り付け
られた加圧空気ノズル104を含む。加圧空気は概略的
に107で示したいかなる適当な供給源から供給される
ものであってもよい。上述したように空気が供給される
ところの圧力は除去される果肉の所望の形状に依存し、
果肉が除去される果物の種類に依存する。
【0041】装置が放出された果汁が大部分である果肉
を除去するように使用されるときの空気圧力は、完全砂
じょうを除去することを目的とするときに要求される圧
力より高い圧力が必要とされる。さらに、ザボンのよう
な比較的堅い果物から果肉を除去するときは、グレープ
フルーツ、オレンジ、レモンのような比較的柔らかい果
物に対して必要とされるものより高い空気圧力を使用す
る必要がある。従って、比較的堅い果物から放出された
果汁の大部分をもつ果肉を除去するのには最大の圧力が
必要とされるのに対し、比較的柔らかい果汁から完全砂
じょうを除去するのには最小の圧力が必要とされる。
【0042】本発明者は、ザボンから完全砂じょうを分
離させるのには約6−7気圧の圧力で供給された空気を
作用させるとよいことを見出した。しかしながら、グレ
ープフルーツやオレンジのようなより柔らかい果物から
完全砂じょうを得るには約2.5−3気圧の比較的低い
圧力で空気を供給するべきである。砂じょうの大部分が
破裂した果肉を除去するためにはより高い作用圧力が必
要である。
【0043】図6に概略的に示したように、ノズル10
4から吐出される空気噴射は、砂じょうを果物の中果皮
を通常分離する膜に各砂じょうが結び付けられる「尾」
を切断するのに効果的である。砂じょうの尾が切断され
ると、樋46(図1)の方向へ重力によって落下する。
衝突する空気噴射の圧力は、砂じょうの尾を切断するた
めにかなり高いけれども、砂じょうを破裂させないほど
の高さで、従って、通常完全砂じょうが分離される結果
となる。
【0044】択一的には、空気圧力を、中果皮から砂じ
ょうの尾を分離するだけでなく、砂じょうを破裂させる
ように設定することもでき、従って、砂じょうによって
その中に今まで包含されていた果汁を解放する結果とな
る。この果汁を抽出する方法は、従来の果物の絞りを含
む果汁抽出方法に比較して幾つかの利点があることがわ
かる。
【0045】本発明の利点の中で、最終的には果汁に変
換可能な果肉のほぼすべてを果物から除去できるという
ことがある。さらに、得られる液体は砂じょうに先に包
含されていたものだけで、果皮に包含される油や他の要
素は含まれない。
【0046】各管106は、参照符号108と110で
夫々図示した第1被駆動車輪と、類似の第2被駆動車輪
の上に偏心的に取り付けられる。第1被駆動車輪108
は、軸線82に平行で、部材112を貫通し、支持され
る第1駆動シャフト111の上に回転できるように取り
付けられる。第3被駆動車輪114が駆動シャフト11
1の上に取り付けられ、駆動ベルト116を介して、第
1駆動シャフトに平行で、第2被駆動車輪110も取り
付けられる第2駆動シャフト120の上に取り付けられ
た第4被駆動車輪118を駆動するように作用する。従
って、駆動車輪の回転によって、ノズル104の図6の
実線の位置と破線の位置との間の回転運動を起こさせ
る。
【0047】各組立体102に関連して、果物の一部の
露出面によって画成される面におけるその果物の一部の
外形に、ノズル104の回転運動を相関させる装置12
2がある。装置122は、伝達部材126の上に取り付
けられたアーム124を備える。アーム124の第1端
130にローラ132を備え、このローラは、軸線82
にほぼ垂直な面において、果物の一部92の外面に沿っ
て走行するように配置される。
【0048】アーム124の第2端134は、伝達部材
126の上に取り付けられた調節ネジ組立体136によ
って保持される。伝達部材126は、第1及び第2駆動
シャフト111、120が貫通する部分138を画成す
るので、果物の外面上の表面の凹凸によって生ずる可能
性のある部材126の横方向の運動が、空気管106、
従ってノズル140を同じ間隔で移動させるように作用
する。また、ローラ132を果物の外面に接触させるよ
うに運ぶ装置140を備え、その接触を確実に保持する
ように作用する。典型的には、装置140は両方向空圧
組立体である。
【0049】調節ネジ組立体136は、ローラ142の
軸線132とノズル104との間の距離を所定の最小距
離に保持するように作用する。この最小距離は、組立体
136の中のネジ137を変えることによって変化させ
ることができ、与えられた果物の中で及び与えられた果
物の種類の与えられた大きさの中でほぼ均一と推定され
る果物の果皮の厚さに対応するように設定される。
【0050】次に図7を参照するに、把持及び回転装置
12によって起こる果物の一部92の回転が、各空気ノ
ズル104の回転運動とともに、符号144で示した一
連のループの形をした走査運動を起こすことがわかる。
本実施例によれば、各果物の一部は半回転以上回転さ
れ、従って、各ノズルは露出した果物の一部の半分を走
査することになる。しかしながら、他の実施例では、よ
り望まれる数のノズルが備えられ、果物は望まれる数の
回転をなされるようにしてもよい。
【0051】次に図8及び9Aを参照するに、本発明の
択一的な実施例による果物の一部を把持し、果物に対し
て加圧ガス噴射を向ける組立体150が示されている。
【0052】本実施例によれば、組立体150は、夫々
符号154、156が付された第1及び第2端を有する
複数のアーム152を含む。4つのアーム152が本実
施例では備えられている。各アーム152は、その第1
端154で、概略的に図示した両方向液圧モータ160
及びその関連した伝達組立体によって軸線158の回り
を回転できるように取り付けられる。この伝達組立体は
駆動ベルト164を介して相互連結された複数の被駆動
車輪162を備える。各アーム152は、関連する駆動
車輪162に付着された取付要素166を介してその関
連した軸線158の回りを回転させられる。
【0053】さらに、図9Bを参照するに、各アーム1
52の第2端156に関連して調節可能な加圧ガスノズ
ル168と、果物係合ローラ170が取り付けられてい
る。本発明によれば、各ローラ170は、端部材173
の上に取り付けられた支持部材172(図9B)を介し
てアーム152の上に軸線174の回りに回転可能に取
り付けられる。
【0054】各ノズル168は、剛体ガス供給管176
を介してアーム152の第2端156に取り付けられ
る。管176は端部材173を貫通し、図示した両方向
矢印177のように管はその長手方向軸線171に沿っ
て移動することができ、ノズル168をローラ170か
ら選択された距離の位置におくことができる。典型的に
はネジ175が管176を固定するために備えられてい
る。
【0055】図示したように、関連したアーム152従
って、その関連した果物係合ローラ170からのノズル
168の垂直距離は、ローラ170の端178(図9
B)とガスノズル168との距離が果肉を除去しようと
する果物の果皮179の厚さに関連するように決められ
る。例えば取付要素166(図8及び9A)に関連した
(図示しない)バネ機構によって果物の外面に接触する
各アーム152を保持することができる。
【0056】従って、果物係合ローラは、果物の外形状
に従って作用し、果皮ではなく果肉に対して加圧ガス噴
射を確実に向けることができることがわかる。図4の実
施例と対照的に、本実施例のガスノズルは回転可能では
ない。典型的には、かならずしも限定されないが、ノズ
ル168を介して供給された加圧ガスは空気である。
【0057】組立体150はまた、果物の一部が関連す
る果肉除去位置におかれるとそれを把持し、回転させる
装置180を含む。装置180は、図3と共に上述して
示した装置12と類似の物なので、ここでは特に説明し
ない。装置180の構成要素には、類似の構成要素を示
すために図4で使用された参照番号を付している。
【0058】従って、作用において果肉除去位置19
(図1)の扉20(図1)の上に果物の一部を位置付け
る前に、把持装置180は、ほぼ上昇位置にあり、アー
ム152は図9Aの符号182の破線で示したようなほ
ぼ収縮位置にある。
【0059】上述したように扉20が下がる前に、把持
装置180のアーム84が下がり、扉20(図1)の上
に位置付けられた果物の一部を係合する。一実施例で
は、果物を把持するのに使用される圧力は、一般的に果
皮と果物の堅さによって定められる。
【0060】図8で示したように果物が係合されると、
モータ160が作用し、破線で示したほぼ収縮位置から
果物係合位置までアーム152を回転し、従って、ロー
ラ170が果物の外面に係合することができる。果物の
一部は軸線82の回りを把持装置によって回転され、果
物の表面形状の不規則性にかかわらずアーム152が果
物の外面との接触を保持すると、加圧空気噴射も果肉に
向かって保持され、従って果皮に当てることを防止でき
る。
【0061】上述のように、衝突する空気噴射によって
各砂じょうの尾が切断されるにつれて、果肉が果皮から
分離され、従って、空気圧によって、果肉は破裂した砂
じょうが大部分となるかまたは完全砂じょうとして果物
から除去される。
【0062】本発明者は、グレープフルーツの果肉を除
去するために図8A−9の実施例によって構成された果
肉除去装置を使用すると、次のテーブルを含む結果が得
られることがわかった。
【0063】 作動 空気圧(気圧) :3 4 5 6 6.5 全産出パーセント :38 51 56 57 58.5 砂じょうの産出割合 :65 62 68 64 67 完全砂じょう :18 18 21 15 15 パーセント 果汁の産出割合 :35 38 32 36 43 ここで、 全産出パーセント=(果汁と砂じょうの重量)/(果物
の重量)×100 砂じょうの産出割合=(すべての砂じょうの重量)/
(産出重量)×100 完全砂じょうパーセント=(完全砂じょうの重量)/
(果物の重量)×100 果汁の産出割合=(こされた果汁の重量)/(産出重
量)×100 上に掲げた表は、果物を絞ることを含む従来の果汁抽出
方法の有効性に比べ明らかに改良されている。従来の果
物を絞る方法では、全体の果物の重量の約40−50%
の重量しか果汁量を得ることができない。従来方法に対
して、本発明の装置を空気圧5−6.5気圧の範囲で作
用させると、上記の例と共に定義された全産出パーセン
トが56−58.5%の範囲となる。直接得られる現実
の果汁は、全産出率で32−43%の間であるが、全産
出の96%以上が最終的に果汁に変換可能である。従っ
て、本発明の装置を使用することによって得ることので
きる果汁量は従来の方法によって得ることのできるそれ
に比べて7.5−40%増加する。
【0064】上述のように、本発明の装置は一実施例と
して通常の完全砂じょうの形で果肉を除去するために使
用してもよい。「完全」という用語は損傷を受けていな
い砂じょうのある最小パーセントを意味するものとし、
認められた品質試験基準によって砂じょうのサンプルを
試験することによって決められるものでもよい。
【0065】典型的な砂じょうのサンプルの品質試験は
色試験である。これは、2分間流出させた液体からとっ
た砂じょうのランダムな5グラムのサンプルが1分間
0.1%メチレンブルー水溶液に浸される。次にこの砂
じょうを水で洗浄し、白い容器の中に置き、3つの色カ
テゴリーすなわち完全に色づいた砂じょう、50%色づ
いた砂じょうそして突出した部分のみが色づいた砂じょ
うに分類する。
【0066】完全に色づいた砂じょうは0ポイント、5
0%色づいた砂じょうは3ポイント、突出した部分のみ
が色づいた砂じょうは5ポイントを得る。得たポイント
の総数を、サンプルに対する可能な最大のポイント数で
割り、次に100をかけることによって結果が得られ
る。従って、結果100は完全なサンプルであることを
意味し、結果0は完全に損傷を受けたサンプルであるこ
とを意味する。本出願を通じ、砂じょうを「完全」とし
て述べたときには、上述の試験方法によって結果80以
上のサンプルとなる砂じょうを意味するものとする。
【0067】本発明は、上述に示した物に限定されない
ことは当業者に理解されることであろう。むしろ、本発
明の範囲は請求の範囲によってのみ画定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成され作用する果物から果肉
を除去する装置の概略斜視図である。
【図2】本実施例によって構成され、図1の装置の一部
を構成する把持及び回転装置によって画成される回転軸
線に対して果物の一部の中心付けを行う装置の概略平面
図である。
【図3】図2の装置によって中心付けされた果物の一部
を把持し回転する装置の概略斜視図である。
【図4】図3の装置によって保持され回転される果物の
一部に対してガスの加圧噴射を向ける装置の概略斜視図
であって、ガスのノズルの走査運動を果物の一部の形状
と相関させることによって果物の露出された果肉に対す
るガス噴射の方向を保持する装置を含む。
【図5】図4の矢印Vの方向にとった図である。
【図6】図4のVI−VIの線に沿ってとった部分切取
図である。
【図7】図2に示した装置による果物の一部の回転と、
図4に示したガスノズルの往復運動によっておこる図4
のガス噴射の走査パターンの線図である。
【図8】本発明の他の実施例によって構成され作用する
把持及びガス噴射組立体の斜視図である。
【図9】図9Aは図8と類似の図であり、図9Bは図9
AのIXB−IXBの方向に取った組立体の一部の詳細
図である。
【符号の説明】
10 果肉除去装置 12、180 把持及び回転装置 14 加圧ガス噴射を向ける装置 58 中心付け装置 136 調節ネジ組立体 150 把持及び加圧ガス噴射を向ける装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月28日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露出した果皮に囲まれた果肉の一部を露
    出させるために切断された果物から果肉を除去する装置
    であって、 果物の残部から果肉を分離するために、その果肉の露出
    した部分の上に少なくとも1つのガスの加圧噴射を向け
    る手段と、 果物と前記加圧噴射を向ける手段との間で回転軸線の回
    りの相対回転を起こさせる手段と、 前記少なくとも1つのガスの加圧噴射が露出した果皮に
    当たることをほぼ防止する手段であって、果物の外面に
    係合する手段と、前記少なくとも1つのガスの加圧噴射
    をその係合手段から果皮の厚さに関連した所定距離離れ
    て位置付ける手段とを含む前記手段と、 を備えた果肉除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の果肉除去装置において、
    上記係合手段は前記回転軸線の回りに果物を中心付けす
    るように作用することを特徴とする果肉除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の果肉除去装置にお
    いて、上記係合手段は果物に同時に係合する複数のロー
    ラを備えることを特徴とする果肉除去装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の果肉除去装置において、
    上記ガスの加圧噴射を向ける手段は複数のノズルを備
    え、各々上記回転軸線に対して上記複数のローラの対応
    する一つの半径方向内側の所定の距離に取付られること
    を特徴とする果肉除去装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の果肉除去装置において、
    さらに、前記噴射が果皮に当たらないように期待される
    果皮の厚さに対応して前記所定距離を操作者が調節する
    ことができる手段を含むことを特徴とする果肉除去装
    置。
  6. 【請求項6】 果皮に囲まれた果肉の一部を露出させる
    ために切断された果物から果肉を除去する方法であっ
    て、 果物の残部から果肉を分離するために、少なくとも1つ
    のガスの加圧噴射が果皮に当たることをほぼ防止しなが
    ら、その果肉の露出した部分の上にその少なくとも1つ
    のガスの加圧噴射を向ける工程と、 果物と前記少なくとも1つの加圧噴射との間で相対回転
    を起こさせる工程と、を備え、 前記加圧噴射を向ける工程は、果物の外面に係合し、果
    物の外面から所定距離よりも短い位置の果物に噴射が当
    たることを防止する工程を含むことを特徴とする果肉除
    去方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の果肉除去方法であって、
    さらに、前記噴射が果皮に当たらないように期待される
    果皮の厚さに対応して前記所定距離を調節する工程を備
    えることを特徴とする果肉除去方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の果肉除去方法
    が、果汁及び砂じょうの重量/果物の重量×100の全
    産出パーセントが50%を超えることを特徴とする果肉
    除去方法。
  9. 【請求項9】 請求項6または請求項7記載の方法によ
    って生産された製品。
  10. 【請求項10】 果皮から得られた成分をほとんど含ま
    ない果汁製品。
JP2977292A 1992-02-17 1992-02-17 果肉除去装置及び果肉除去方法 Pending JPH0799954A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007135437A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Iseki & Co Ltd 芋分離装置および芋分離方法
CN109875076A (zh) * 2019-03-12 2019-06-14 广东水利电力职业技术学院(广东省水利电力技工学校) 一种火龙果取肉装置

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