JPH08100293A - メッキ方法およびメッキ用バレル装置 - Google Patents
メッキ方法およびメッキ用バレル装置Info
- Publication number
- JPH08100293A JPH08100293A JP18756395A JP18756395A JPH08100293A JP H08100293 A JPH08100293 A JP H08100293A JP 18756395 A JP18756395 A JP 18756395A JP 18756395 A JP18756395 A JP 18756395A JP H08100293 A JPH08100293 A JP H08100293A
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- Japan
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- barrel
- plating
- stirring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、バレル内の攪拌状態を良好にし、
メッキのばらつき、ワークのくっつき等を抑えることが
可能なメッキ方法およびメッキ用バレル装置を提供する
ことを課題とする。 【構成】 本発明は、バレル内に投入物を入れ、このバ
レルを回転させることにより、バレル内に設けた該バレ
ルの周面と離間する攪拌板を用いて投入物を攪拌しつつ
メッキすることを特徴とするメッキ方法およびこれに関
連する装置を提供する。
メッキのばらつき、ワークのくっつき等を抑えることが
可能なメッキ方法およびメッキ用バレル装置を提供する
ことを課題とする。 【構成】 本発明は、バレル内に投入物を入れ、このバ
レルを回転させることにより、バレル内に設けた該バレ
ルの周面と離間する攪拌板を用いて投入物を攪拌しつつ
メッキすることを特徴とするメッキ方法およびこれに関
連する装置を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗器、コンデンサ等
の電子部品を電気メッキするための方法およびメッキ用
バレル装置に関する。
の電子部品を電気メッキするための方法およびメッキ用
バレル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、バレル装置は、多数の電
子部品(抵抗器、コンデンサ等)をバレル(回転容器)
に入れ、一度に全部の部品を電気メッキするものであ
り、バレルには、多数の孔を開けてあり、このバレルを
メッキ液に浸積し、回転させながらメッキする。
子部品(抵抗器、コンデンサ等)をバレル(回転容器)
に入れ、一度に全部の部品を電気メッキするものであ
り、バレルには、多数の孔を開けてあり、このバレルを
メッキ液に浸積し、回転させながらメッキする。
【0003】一般的なバレル装置を図7に示す。このバ
レル装置50は、六角柱形状のバレル51と、バレル5
1の各面に対して配設された6枚のプラスチックからな
るネット52と、ネット52をバレル51の各面に押え
付ける5枚の押え板53と、押え板53として機能し且
つ取り外しもしくは開閉が自在なフタ54と、バレル5
1の各陵線(コーナー)において各ネット52を押える
ネット受け板55とを備える。
レル装置50は、六角柱形状のバレル51と、バレル5
1の各面に対して配設された6枚のプラスチックからな
るネット52と、ネット52をバレル51の各面に押え
付ける5枚の押え板53と、押え板53として機能し且
つ取り外しもしくは開閉が自在なフタ54と、バレル5
1の各陵線(コーナー)において各ネット52を押える
ネット受け板55とを備える。
【0004】図7には特に示していないが、ネット52
は多数の孔を有し、押え板53も矩形状のスリット53
aを持つ。又、バレル51の両端面には、そのバレル5
1が回転する際の中心軸線を通る部位に孔51aが穿設
されている。また、これらの孔51aのそれぞれには、
回転軸(図示せず)が挿通されている。このようなバレ
ル装置50を用いて、例えばワーク(電子部品)に対し
て電気メッキを行う場合には、図8に示すように、バレ
ル51内にワーク60とダミー(スチールショット)6
1とを投入した状態で、このバレル51を一方向(図8
における矢印方向)へ回転させつつ、ワーク60の表面
にメッキを施すといった方法がとられている。
は多数の孔を有し、押え板53も矩形状のスリット53
aを持つ。又、バレル51の両端面には、そのバレル5
1が回転する際の中心軸線を通る部位に孔51aが穿設
されている。また、これらの孔51aのそれぞれには、
回転軸(図示せず)が挿通されている。このようなバレ
ル装置50を用いて、例えばワーク(電子部品)に対し
て電気メッキを行う場合には、図8に示すように、バレ
ル51内にワーク60とダミー(スチールショット)6
1とを投入した状態で、このバレル51を一方向(図8
における矢印方向)へ回転させつつ、ワーク60の表面
にメッキを施すといった方法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなバレル装
置50を用いて電気メッキを行った場合、図8に示すよ
うに、バレル51内のワーク60およびダミー61は、
それぞれ層状に分離した状態のままあまり流動せず、非
常に攪拌状態が悪くなる。このように攪拌状態が悪いま
まにワーク60およびダミー61のメッキ膜成長がすす
むと、ワーク60とダミー61とがくっついてかたまり
が発生しやすくなる。このかたまりとなったワーク60
は、不良品として排除されるので、生産歩留まりがかな
り低下してしまうことになる。特に、このようなかたま
りはバレル51内の各稜線部分において多く発生しやす
い。
置50を用いて電気メッキを行った場合、図8に示すよ
うに、バレル51内のワーク60およびダミー61は、
それぞれ層状に分離した状態のままあまり流動せず、非
常に攪拌状態が悪くなる。このように攪拌状態が悪いま
まにワーク60およびダミー61のメッキ膜成長がすす
むと、ワーク60とダミー61とがくっついてかたまり
が発生しやすくなる。このかたまりとなったワーク60
は、不良品として排除されるので、生産歩留まりがかな
り低下してしまうことになる。特に、このようなかたま
りはバレル51内の各稜線部分において多く発生しやす
い。
【0006】さらに、バレル内において、各ワーク60
のメッキ膜成長の際の導通状態にばらつきが生じるの
で、バレル51内のすべてのワーク60に対して均一に
メッキを施すことが難かしく、メッキ膜厚がワーク60
によってまちまちになる。そこで、特開平3−5309
7号公報に記載されているような、バレル内周面の稜線
部分に取付固定化されたかき板を等間隔に設置すること
により、バレル内の投入物を均一に攪拌し、メッキ膜厚
のバラツキをより小さくするメッキ用バレル装置が提案
されている。
のメッキ膜成長の際の導通状態にばらつきが生じるの
で、バレル51内のすべてのワーク60に対して均一に
メッキを施すことが難かしく、メッキ膜厚がワーク60
によってまちまちになる。そこで、特開平3−5309
7号公報に記載されているような、バレル内周面の稜線
部分に取付固定化されたかき板を等間隔に設置すること
により、バレル内の投入物を均一に攪拌し、メッキ膜厚
のバラツキをより小さくするメッキ用バレル装置が提案
されている。
【0007】しかしながら、この装置では、かき板がバ
レル内周面に取付固定されているので、このかき板のバ
レル周面との付け根部に位置する投入物は、バレル内の
中心付近で攪拌されている投入物により押し込まれてつ
まってしまい攪拌されにくい。しかも、このかき板は、
最も投入物のかたまりの生じやすいバレル内周面の稜線
部分に取り付けられているので、ワークとダミーとのか
たまりの発生を無くすには至らなかった。
レル内周面に取付固定されているので、このかき板のバ
レル周面との付け根部に位置する投入物は、バレル内の
中心付近で攪拌されている投入物により押し込まれてつ
まってしまい攪拌されにくい。しかも、このかき板は、
最も投入物のかたまりの生じやすいバレル内周面の稜線
部分に取り付けられているので、ワークとダミーとのか
たまりの発生を無くすには至らなかった。
【0008】このように、バレル装置を用いてワークに
対してメッキを施す際には、上記のようなかき板のバレ
ル周面との付け根部に代表されるように、バレル内周面
に僅かでも凹凸部があると、その部分でワークとダミー
とのかたまりが発生するのである。このようなかたまり
による不良を少しでも低減して生産歩留まりを向上させ
ることが強く要望されている。
対してメッキを施す際には、上記のようなかき板のバレ
ル周面との付け根部に代表されるように、バレル内周面
に僅かでも凹凸部があると、その部分でワークとダミー
とのかたまりが発生するのである。このようなかたまり
による不良を少しでも低減して生産歩留まりを向上させ
ることが強く要望されている。
【0009】しかも、このようなかたまりは、バレル5
1内にこびり着くことがあるので、ワーク60のメッキ
処理後にバレルから取り除くといった処理が必要になり
非常に保全性が悪い。また、このような取り除き処理を
重ねていくうちに、バレル51自体の寿命が短くなりや
すく、装置の交換を頻繁にする必要がある等、コストが
嵩むといった問題もある。
1内にこびり着くことがあるので、ワーク60のメッキ
処理後にバレルから取り除くといった処理が必要になり
非常に保全性が悪い。また、このような取り除き処理を
重ねていくうちに、バレル51自体の寿命が短くなりや
すく、装置の交換を頻繁にする必要がある等、コストが
嵩むといった問題もある。
【0010】本発明は、以上のような状況下において考
え出されたものであり、バレル内の攪拌状態を良好に
し、メッキのばらつき、ワークのくっつき等を抑えるこ
とが可能なメッキ方法およびメッキ用バレル装置を提供
することにある。
え出されたものであり、バレル内の攪拌状態を良好に
し、メッキのばらつき、ワークのくっつき等を抑えるこ
とが可能なメッキ方法およびメッキ用バレル装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、上
記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、次の
ような技術を見い出した。「バレル内に投入物を入れ、
このバレルを回転させることにより、バレル内に設けた
該バレルの周面と離間する攪拌板を用いて投入物を攪拌
しつつメッキすることを特徴とするメッキ方法。」 また、本発明者は、次の装置を見い出した。
記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、次の
ような技術を見い出した。「バレル内に投入物を入れ、
このバレルを回転させることにより、バレル内に設けた
該バレルの周面と離間する攪拌板を用いて投入物を攪拌
しつつメッキすることを特徴とするメッキ方法。」 また、本発明者は、次の装置を見い出した。
【0012】「多角柱状のバレルと、該バレルの内部に
設けられた攪拌板と、を備えるメッキ用バレル装置にお
いて、前記攪拌板は、前記バレルの周面と離間するよう
に設けられていることを特徴とするメッキ用バレル装
置。」
設けられた攪拌板と、を備えるメッキ用バレル装置にお
いて、前記攪拌板は、前記バレルの周面と離間するよう
に設けられていることを特徴とするメッキ用バレル装
置。」
【0013】
【作用】このような方法および装置によれば、バレル周
面と攪拌板との間に隙間を設けたので、バレルの回転に
ともなってこの隙間部分を投入物が通過しつつ攪拌され
ることになる。このように、投入物の引っかかりやすい
場所に隙間部分を設けることにより、この場所における
投入物の攪拌状態を良好にし、ひいては投入物のくっつ
きによるかたまりの発生を大幅に低減できるのである。
面と攪拌板との間に隙間を設けたので、バレルの回転に
ともなってこの隙間部分を投入物が通過しつつ攪拌され
ることになる。このように、投入物の引っかかりやすい
場所に隙間部分を設けることにより、この場所における
投入物の攪拌状態を良好にし、ひいては投入物のくっつ
きによるかたまりの発生を大幅に低減できるのである。
【0014】また、本実施例において、攪拌板を、バレ
ルの両内端面に達するように該バレルの長手方向に沿っ
て設けるときは、バレル内の略すべての領域において、
投入物を一層良好な攪拌状態にできる。
ルの両内端面に達するように該バレルの長手方向に沿っ
て設けるときは、バレル内の略すべての領域において、
投入物を一層良好な攪拌状態にできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のメッキ方法およびメッキ用バ
レル装置の一実施例を説明するが、本発明はこれに限定
されるものでない。このバレル装置は、図1に示すよう
に、中空の六角柱状のバレル1と、このバレル1の内部
に設けられた三本の攪拌板10とを備えている。
レル装置の一実施例を説明するが、本発明はこれに限定
されるものでない。このバレル装置は、図1に示すよう
に、中空の六角柱状のバレル1と、このバレル1の内部
に設けられた三本の攪拌板10とを備えている。
【0016】これら攪拌板10は、バレル1の長手方向
に沿って互いに同一方向に向かうように設けられるとと
もに、バレル1の1つの稜線Rを挟んで両隣の稜線Rを
通る平面上に設けられている。また、各攪拌板10は、
バレル1の周面と離間するように設けられており、この
離間寸法は、12mm程度である。さらに、攪拌板10
は、図2の(a)、(b)から分かるように、断面形状
が六角形を呈する。また、攪拌板10は、バレル1の両
内端面11、12に達するように設けられ、詳しくはそ
の両端が両端面11、12に接続固定された状態となっ
ており、その長さaがバレル1の長手方向の長さに略等
しく、また、厚さbは、本実施例では10mm程度であ
る。
に沿って互いに同一方向に向かうように設けられるとと
もに、バレル1の1つの稜線Rを挟んで両隣の稜線Rを
通る平面上に設けられている。また、各攪拌板10は、
バレル1の周面と離間するように設けられており、この
離間寸法は、12mm程度である。さらに、攪拌板10
は、図2の(a)、(b)から分かるように、断面形状
が六角形を呈する。また、攪拌板10は、バレル1の両
内端面11、12に達するように設けられ、詳しくはそ
の両端が両端面11、12に接続固定された状態となっ
ており、その長さaがバレル1の長手方向の長さに略等
しく、また、厚さbは、本実施例では10mm程度であ
る。
【0017】このようなバレル1に周設されるネット2
は、図3に示すように、本実施例では1枚ものであり、
多数の孔2aを有する。このネット2は、バレル1の6
面のうち5面までに対応し、ネット2が設けられない残
りの1面にはフタ(図示せず)が配置される。ネット2
を1枚で済ませることにより、孔2aの開孔率を高め、
ワークの引っかかりを効果的に無くすことができるだけ
でなく、ネット受け板(図7の符号55参照)が不要に
なり、構造が簡素になる。
は、図3に示すように、本実施例では1枚ものであり、
多数の孔2aを有する。このネット2は、バレル1の6
面のうち5面までに対応し、ネット2が設けられない残
りの1面にはフタ(図示せず)が配置される。ネット2
を1枚で済ませることにより、孔2aの開孔率を高め、
ワークの引っかかりを効果的に無くすことができるだけ
でなく、ネット受け板(図7の符号55参照)が不要に
なり、構造が簡素になる。
【0018】さらに、バレル1の両端面11、12にお
ける略中央部分には、棒状の回転軸15、16が挿入さ
れる孔1aが形成されており、バレル1はこれら回転軸
15、16を中心として回転自在に設けられている。
尚、これら回転軸15、16は、バレル1内において互
いに離間した状態で向き合うように配設されている。こ
のような装置を用いて、メッキを施す場合の攪拌状態を
図4に示す。
ける略中央部分には、棒状の回転軸15、16が挿入さ
れる孔1aが形成されており、バレル1はこれら回転軸
15、16を中心として回転自在に設けられている。
尚、これら回転軸15、16は、バレル1内において互
いに離間した状態で向き合うように配設されている。こ
のような装置を用いて、メッキを施す場合の攪拌状態を
図4に示す。
【0019】まず、バレル1内に投入物であるワーク2
0、セラミックボール21、ダミー(スチールショッ
ト)22を入れ、このバレル1をメッキ液に浸漬させ
る。次いで、回転軸15、16を軸心としてバレル1が
回転すると、ワーク20、セラミックボール21、ダミ
ー22は、攪拌・混合されるわけであるが、バレル1内
の3本の攪拌板10がバレル1の内周面と離間している
ので、バレル1の回転にともなってこの隙間部分を投入
物が通過しつつ攪拌されることになる。このように、投
入物の引っかかりやすい場所に隙間部分を設けることに
より、この場所における投入物の攪拌状態を良好にし、
ひいては投入物のくっつきによるかたまりの発生を大幅
に低減できるのである。
0、セラミックボール21、ダミー(スチールショッ
ト)22を入れ、このバレル1をメッキ液に浸漬させ
る。次いで、回転軸15、16を軸心としてバレル1が
回転すると、ワーク20、セラミックボール21、ダミ
ー22は、攪拌・混合されるわけであるが、バレル1内
の3本の攪拌板10がバレル1の内周面と離間している
ので、バレル1の回転にともなってこの隙間部分を投入
物が通過しつつ攪拌されることになる。このように、投
入物の引っかかりやすい場所に隙間部分を設けることに
より、この場所における投入物の攪拌状態を良好にし、
ひいては投入物のくっつきによるかたまりの発生を大幅
に低減できるのである。
【0020】従って、ワーク20のメッキ膜厚が均一に
なり、ワーク20同士のくっつき、バレル1内でのワー
ク20の引っかかりも殆ど起こらない。次に、本発明の
メッキ方法および装置を用いた結果を、比較例との差を
交えて説明する。図5は、本発明の方法と従来の方法を
用いて、ワークにNiメッキを施した場合におけるメッ
キ膜厚(μm)の分布、及び標準偏差σを表す。尚、図
中の数字は平均値であり、000、XX0等は抵抗値を
表し、000は0Ω、XX0は10Ω、XX1は100
Ω、XX2は1kΩ、XX3は10kΩ、XX4は10
0kΩを示す。この図5から、本発明のバレル装置の方
がメッキのばらつきが小さいことが分かる。
なり、ワーク20同士のくっつき、バレル1内でのワー
ク20の引っかかりも殆ど起こらない。次に、本発明の
メッキ方法および装置を用いた結果を、比較例との差を
交えて説明する。図5は、本発明の方法と従来の方法を
用いて、ワークにNiメッキを施した場合におけるメッ
キ膜厚(μm)の分布、及び標準偏差σを表す。尚、図
中の数字は平均値であり、000、XX0等は抵抗値を
表し、000は0Ω、XX0は10Ω、XX1は100
Ω、XX2は1kΩ、XX3は10kΩ、XX4は10
0kΩを示す。この図5から、本発明のバレル装置の方
がメッキのばらつきが小さいことが分かる。
【0021】さらに、図6にSn/Pbメッキを同様に
施した場合における実施例1〜6と比較例1〜6のメッ
キ膜厚(μm)と標準偏差σを示す。ここでも、メッキ
のばらつきが相当減っている。本実施例においては、攪
拌板がバレルの周面に対して mm程度離間した状態
となっているが、これに限定するものでなく、この離間
寸法は、ワークの最大幅寸法よりも大きく且つワークの
最大幅寸法の二倍よりも小さい程度が好ましく、このよ
うに離間寸法を設ければ、ワークがこの隙間につまりに
くく、良好な攪拌状態を維持できる。
施した場合における実施例1〜6と比較例1〜6のメッ
キ膜厚(μm)と標準偏差σを示す。ここでも、メッキ
のばらつきが相当減っている。本実施例においては、攪
拌板がバレルの周面に対して mm程度離間した状態
となっているが、これに限定するものでなく、この離間
寸法は、ワークの最大幅寸法よりも大きく且つワークの
最大幅寸法の二倍よりも小さい程度が好ましく、このよ
うに離間寸法を設ければ、ワークがこの隙間につまりに
くく、良好な攪拌状態を維持できる。
【0022】また、本実施例においては、六角柱状のバ
レルを用いているが、これに限定するものでなく、8角
柱状のバレルに対しても適用可能である。
レルを用いているが、これに限定するものでなく、8角
柱状のバレルに対しても適用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメッキ方
法は、バレル内に設けた攪拌板を、バレルの周面と離間
するように設け、この状態でバレルを回転させて該バレ
ル内の投入物を攪拌板で攪拌するので、バレル内の投入
物(ワークやダミー等)を均一に攪拌でき、バレル内で
のワーク同士およびワークとダミーとのくっつきによる
かたまりの発生が少なくなるので、メッキ膜厚のばらつ
きが小さくなり、信頼性の高いメッキ製品が得られる。
法は、バレル内に設けた攪拌板を、バレルの周面と離間
するように設け、この状態でバレルを回転させて該バレ
ル内の投入物を攪拌板で攪拌するので、バレル内の投入
物(ワークやダミー等)を均一に攪拌でき、バレル内で
のワーク同士およびワークとダミーとのくっつきによる
かたまりの発生が少なくなるので、メッキ膜厚のばらつ
きが小さくなり、信頼性の高いメッキ製品が得られる。
【0024】また、本発明のメッキ用バレル装置におい
ては、バレル内において投入物を良好に攪拌させること
ができるので、メッキを効率よく施すことが可能にな
る。しかも、上記かたまりの発生が起こりにくいので、
このかたまりの取り除き処理等の作業をあまり必要とせ
ず保全性に優れている外、バレル自体の寿命が大幅に延
びるといった効果もある。
ては、バレル内において投入物を良好に攪拌させること
ができるので、メッキを効率よく施すことが可能にな
る。しかも、上記かたまりの発生が起こりにくいので、
このかたまりの取り除き処理等の作業をあまり必要とせ
ず保全性に優れている外、バレル自体の寿命が大幅に延
びるといった効果もある。
【図1】本発明のバレル装置におけるバレルを示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1に示したバレルの内部に設けた攪拌板の平
面図および側面図である。
面図および側面図である。
【図3】バレルにネットを周設した状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明のメッキ装置を用いてバレル内の投入物
を攪拌した時の状態を示す縦断面図である。
を攪拌した時の状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明および従来のメッキ装置を用いてNiメ
ッキを施した場合のメッキ膜厚と標準偏差との関係を示
す図である。
ッキを施した場合のメッキ膜厚と標準偏差との関係を示
す図である。
【図6】本発明および従来のメッキ装置を用いてSn/
Pbメッキを施した場合のメッキを施した場合のメッキ
膜厚と標準偏差との関係を示す図である。
Pbメッキを施した場合のメッキを施した場合のメッキ
膜厚と標準偏差との関係を示す図である。
【図7】従来例に係るメッキ装置の一部省略斜視図であ
る。
る。
【図8】図7に示すメッキ装置を用いてバレル内の投入
物を攪拌した時の状態を示す横断面図である。
物を攪拌した時の状態を示す横断面図である。
1 バレル 1a 孔 2 ネット 2a 孔 10 攪拌板 11、12 バレルの端面 15、16 回転軸 20 ワーク 21 セラミックボール 22 ダミー
Claims (3)
- 【請求項1】 バレル内に投入物を入れ、このバレルを
回転させることにより、バレル内に設けた該バレルの周
面と離間する攪拌板を用いて投入物を攪拌しつつメッキ
することを特徴とするメッキ方法。 - 【請求項2】 前記バレルの両内端面に達するように該
バレルの長手方向に沿って設けられた前記攪拌板を用い
て投入物を攪拌しつつメッキすることを特徴とする請求
項1に記載のメッキ方法。 - 【請求項3】 多角柱状のバレルと、該バレルの内部に
設けられた攪拌板と、を備えるメッキ用バレル装置にお
いて、 前記攪拌板は、前記バレルの周面と離間するように設け
られていることを特徴とするメッキ用バレル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18756395A JPH08100293A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | メッキ方法およびメッキ用バレル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18756395A JPH08100293A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | メッキ方法およびメッキ用バレル装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3315091A Division JP2945197B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | メッキ用バレル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100293A true JPH08100293A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=16208281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18756395A Pending JPH08100293A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | メッキ方法およびメッキ用バレル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100293A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08100294A (ja) * | 1995-07-24 | 1996-04-16 | Rohm Co Ltd | メッキ方法およびメッキ用バレル装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02133600A (ja) * | 1989-06-26 | 1990-05-22 | Kanehimu Metaraijingu:Kk | バレルメッキ装置 |
| JPH08100294A (ja) * | 1995-07-24 | 1996-04-16 | Rohm Co Ltd | メッキ方法およびメッキ用バレル装置 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP18756395A patent/JPH08100293A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02133600A (ja) * | 1989-06-26 | 1990-05-22 | Kanehimu Metaraijingu:Kk | バレルメッキ装置 |
| JPH08100294A (ja) * | 1995-07-24 | 1996-04-16 | Rohm Co Ltd | メッキ方法およびメッキ用バレル装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08100294A (ja) * | 1995-07-24 | 1996-04-16 | Rohm Co Ltd | メッキ方法およびメッキ用バレル装置 |
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