JPH08100438A - パワーショベル - Google Patents
パワーショベルInfo
- Publication number
- JPH08100438A JPH08100438A JP23889794A JP23889794A JPH08100438A JP H08100438 A JPH08100438 A JP H08100438A JP 23889794 A JP23889794 A JP 23889794A JP 23889794 A JP23889794 A JP 23889794A JP H08100438 A JPH08100438 A JP H08100438A
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- Japan
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- pivotally attached
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者のすぐ側方にブームが位置することが
なく、運転者の居住性を向上し、運転者にかかる圧迫感
のないパワーショベルの掘削装置を提供する。 【構成】 ブーム10が、本体基部12に基端が軸着さ
れる下部ブーム20と、アーム14が軸着される上部ブ
ーム24とに分割されると共に、下部ブーム20に上部
ブーム24が上下方向に回動可能に軸着されるパワーシ
ョベルであって、本体基部12と、下部ブーム20と、
側辺リンク32と、先端辺リンク36とから構成される
四節リンク30と、四節リンク30を駆動させるブーム
シリンダ50と、一端が先端辺リンク36に軸着される
と共に他端が上部ブーム24に軸着され、四節リンク3
0の駆動に伴ってブーム10を起立方向へ回動させる際
には上部ブーム24を下部ブーム20に対して起立方向
へ回動させ、ブーム10を倒伏方向へ回動させる際には
上部ブーム24を下部ブーム20に対して倒伏方向へ回
動させる連繋リンク42とを具備する。
なく、運転者の居住性を向上し、運転者にかかる圧迫感
のないパワーショベルの掘削装置を提供する。 【構成】 ブーム10が、本体基部12に基端が軸着さ
れる下部ブーム20と、アーム14が軸着される上部ブ
ーム24とに分割されると共に、下部ブーム20に上部
ブーム24が上下方向に回動可能に軸着されるパワーシ
ョベルであって、本体基部12と、下部ブーム20と、
側辺リンク32と、先端辺リンク36とから構成される
四節リンク30と、四節リンク30を駆動させるブーム
シリンダ50と、一端が先端辺リンク36に軸着される
と共に他端が上部ブーム24に軸着され、四節リンク3
0の駆動に伴ってブーム10を起立方向へ回動させる際
には上部ブーム24を下部ブーム20に対して起立方向
へ回動させ、ブーム10を倒伏方向へ回動させる際には
上部ブーム24を下部ブーム20に対して倒伏方向へ回
動させる連繋リンク42とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベルに関
し、さらに詳細には、本体基部に上下方向に回動可能に
軸着されたブームの先端に回動可能にアームが軸着さ
れ、該アームの先端に回動可能に軸着されたバケットを
有するパワーショベルに関する。
し、さらに詳細には、本体基部に上下方向に回動可能に
軸着されたブームの先端に回動可能にアームが軸着さ
れ、該アームの先端に回動可能に軸着されたバケットを
有するパワーショベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パワーショベルの掘削装置では、
ブームの形状は中途部でへの字状に折れたものが一般的
である。それは床面上のパワーショベル自身の車体部な
どに干渉せずに、地下の掘削が可能な形状を求めた結果
である。このパワーショベルのブームは、ブームシリン
ダ(油圧シリンダ)の伸縮駆動によって上下方向に回動
できる。油圧シリンダは、その一端がブームの中途部の
折れた部分の下方に軸着され、他端が本体基部に軸着さ
れることが一般的である。油圧シリンダが伸長した際に
はブーム先端が上昇し、縮長した際にはブーム先端が下
降する。従って、油圧シリンダの力が作用する方向と、
ブーム先端の動作に必要な力の方向とが一致しており、
ブームを好適に作動できる。
ブームの形状は中途部でへの字状に折れたものが一般的
である。それは床面上のパワーショベル自身の車体部な
どに干渉せずに、地下の掘削が可能な形状を求めた結果
である。このパワーショベルのブームは、ブームシリン
ダ(油圧シリンダ)の伸縮駆動によって上下方向に回動
できる。油圧シリンダは、その一端がブームの中途部の
折れた部分の下方に軸着され、他端が本体基部に軸着さ
れることが一般的である。油圧シリンダが伸長した際に
はブーム先端が上昇し、縮長した際にはブーム先端が下
降する。従って、油圧シリンダの力が作用する方向と、
ブーム先端の動作に必要な力の方向とが一致しており、
ブームを好適に作動できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
車幅内旋回仕様機において、中途部で折れた形状のブー
ムの先端を車幅内に収納するためには、ブームの本体基
部側の部分が直立する位置よりもさらにブームを後方に
回動させることが必要である。従って、小型の機械では
運転者のすぐ側方にブームが位置することになり、運転
者の居住性を損ない、運転者は圧迫感を抱くものであ
る。
車幅内旋回仕様機において、中途部で折れた形状のブー
ムの先端を車幅内に収納するためには、ブームの本体基
部側の部分が直立する位置よりもさらにブームを後方に
回動させることが必要である。従って、小型の機械では
運転者のすぐ側方にブームが位置することになり、運転
者の居住性を損ない、運転者は圧迫感を抱くものであ
る。
【0004】また、他の課題としては、掘削深さをより
深くする要求と、車幅内旋回仕様機においてブームを上
昇させた場合はその高さを低く抑える要求とが、前者は
ブームを長くすることで、後者はブームを短くすること
で対応できる相反する要求であり、従来のブームとブー
ムシリンダとの取付関係では解決できないということが
ある。
深くする要求と、車幅内旋回仕様機においてブームを上
昇させた場合はその高さを低く抑える要求とが、前者は
ブームを長くすることで、後者はブームを短くすること
で対応できる相反する要求であり、従来のブームとブー
ムシリンダとの取付関係では解決できないということが
ある。
【0005】そこで、本発明の目的は、運転者のすぐ側
方にブームが位置することがなく、運転者の居住性を向
上し、運転者にかかる圧迫感のないパワーショベルの掘
削装置を提供することにある。
方にブームが位置することがなく、運転者の居住性を向
上し、運転者にかかる圧迫感のないパワーショベルの掘
削装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は、上記目的を達
成すると共に、ブームの起立時の全体高さを低く抑えて
も、地下深くまで好適に掘削することができ、安心して
使用できるパワーショベルの掘削装置を提供することに
ある。
成すると共に、ブームの起立時の全体高さを低く抑えて
も、地下深くまで好適に掘削することができ、安心して
使用できるパワーショベルの掘削装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明は、
本体基部に上下方向に回動可能に軸着されたブームの先
端に回動可能にアームが軸着され、該アームの先端に回
動可能に軸着されたバケットを有し、前記ブームが、本
体基部に基端が軸着される下部ブームと、アームが軸着
される上部ブームとに分割されると共に、下部ブームに
上部ブームが上下方向に回動可能に軸着されるパワーシ
ョベルであって、一のリンクとして作用する前記本体基
部と、一のリンクとして作用する前記下部ブームと、前
記本体基部に一端が軸着されると共に前記下部ブームに
対向して設けられる側辺リンクと、一端が前記下部ブー
ムの先端側に軸着されると共に他端が前記側辺リンクの
他端に軸着される先端辺リンクとから構成される四節リ
ンクと、該四節リンクを駆動させるシリンダ装置と、一
端が前記先端辺リンクに軸着されると共に他端が前記上
部ブームに軸着され、前記四節リンクの駆動に伴って前
記ブームを起立方向へ回動させる際には前記上部ブーム
を前記下部ブームに対して起立方向へ回動させ、前記ブ
ームを倒伏方向へ回動させる際には前記上部ブームを前
記下部ブームに対して倒伏方向へ回動させる連繋リンク
とを具備する。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、本発明は、
本体基部に上下方向に回動可能に軸着されたブームの先
端に回動可能にアームが軸着され、該アームの先端に回
動可能に軸着されたバケットを有し、前記ブームが、本
体基部に基端が軸着される下部ブームと、アームが軸着
される上部ブームとに分割されると共に、下部ブームに
上部ブームが上下方向に回動可能に軸着されるパワーシ
ョベルであって、一のリンクとして作用する前記本体基
部と、一のリンクとして作用する前記下部ブームと、前
記本体基部に一端が軸着されると共に前記下部ブームに
対向して設けられる側辺リンクと、一端が前記下部ブー
ムの先端側に軸着されると共に他端が前記側辺リンクの
他端に軸着される先端辺リンクとから構成される四節リ
ンクと、該四節リンクを駆動させるシリンダ装置と、一
端が前記先端辺リンクに軸着されると共に他端が前記上
部ブームに軸着され、前記四節リンクの駆動に伴って前
記ブームを起立方向へ回動させる際には前記上部ブーム
を前記下部ブームに対して起立方向へ回動させ、前記ブ
ームを倒伏方向へ回動させる際には前記上部ブームを前
記下部ブームに対して倒伏方向へ回動させる連繋リンク
とを具備する。
【0008】また、前記下部ブームが前記本体基部に軸
着される位置が、前記側辺リンクが前記本体基部に軸着
される位置よりも下方に設けられ、前記シリンダ装置の
一端が前記下部ブームに軸着され、他端が前記側辺リン
クと前記先端辺リンクとが軸着された軸に軸着されてい
ることにより、シリンダ装置をブームの背側に位置させ
ることができ、ブームの起立時の装置全高を低く抑える
ことができると共に、地下深くまで掘削することができ
る。
着される位置が、前記側辺リンクが前記本体基部に軸着
される位置よりも下方に設けられ、前記シリンダ装置の
一端が前記下部ブームに軸着され、他端が前記側辺リン
クと前記先端辺リンクとが軸着された軸に軸着されてい
ることにより、シリンダ装置をブームの背側に位置させ
ることができ、ブームの起立時の装置全高を低く抑える
ことができると共に、地下深くまで掘削することができ
る。
【0009】また、前記四節リンクが平行リンクである
ことによって、安定的且つ効率よくブームを駆動でき
る。
ことによって、安定的且つ効率よくブームを駆動でき
る。
【0010】さらに、本体基部に上下方向に回動可能に
軸着されたブームの先端に回動可能にアームが軸着さ
れ、該アームの先端に回動可能に軸着されたバケットを
有し、前記ブームが、本体基部に基端が軸着される下部
ブーム、および該下部ブームと別体に設けられると共に
アームが軸着される上部ブームを備えるパワーショベル
であって、前記アームおよび前記バケットをブームの側
方へ変位可能に、一のリンクとして作用する前記下部ブ
ームと、一のリンクとして作用する前記上部ブームと、
前記ブームの回動方向に直交する方向へ回動可能に一端
が前記下部ブームに軸着されると共に他端が前記上部ブ
ームに軸着される一対の連結リンクとからなる四節リン
クと、該四節リンクを駆動させるシリンダ装置とを具備
することを特徴とするパワーショベルとすれば、アーム
およびバケットをよりコンパクトに折り畳むことができ
る。
軸着されたブームの先端に回動可能にアームが軸着さ
れ、該アームの先端に回動可能に軸着されたバケットを
有し、前記ブームが、本体基部に基端が軸着される下部
ブーム、および該下部ブームと別体に設けられると共に
アームが軸着される上部ブームを備えるパワーショベル
であって、前記アームおよび前記バケットをブームの側
方へ変位可能に、一のリンクとして作用する前記下部ブ
ームと、一のリンクとして作用する前記上部ブームと、
前記ブームの回動方向に直交する方向へ回動可能に一端
が前記下部ブームに軸着されると共に他端が前記上部ブ
ームに軸着される一対の連結リンクとからなる四節リン
クと、該四節リンクを駆動させるシリンダ装置とを具備
することを特徴とするパワーショベルとすれば、アーム
およびバケットをよりコンパクトに折り畳むことができ
る。
【0011】また、前記四節リンクが平行リンクである
ことで、アームおよびバケットをブームの側方に平行移
動でき、アームおよびバケットをより好適に折り畳むこ
とができる。
ことで、アームおよびバケットをブームの側方に平行移
動でき、アームおよびバケットをより好適に折り畳むこ
とができる。
【0012】
【作用】請求項1にかかる発明によれば、ブームが、下
部ブームと、上部ブームとに分割され、下部ブームに上
部ブームが上下方向に回動可能に軸着され、四節リンク
の駆動に伴って連繋リンクが回動する。これにより、四
節リンクによってブームを起立方向へ回動させる際には
上部ブームが下部ブームに対して起立方向へ回動し、ブ
ームを倒伏方向へ回動させる際には上部ブームが下部ブ
ームに対して倒伏方向へ回動する。従って、ブームを起
立させた際、下部ブームと上部ブームの折れ曲がり角度
がより鈍角となり、ブームの先端である上部ブームの先
端を、容易に車幅内に位置させることができる。すなわ
ち、ブームの先端を、ブーム全体を運転者の側方まで回
動することなく、車幅内に位置できる、このため、ブー
ムを運転者のすぐ側方に位置させないことが可能とな
り、運転者の居住性を向上し、運転者にかかる圧迫感を
なくすことができる。
部ブームと、上部ブームとに分割され、下部ブームに上
部ブームが上下方向に回動可能に軸着され、四節リンク
の駆動に伴って連繋リンクが回動する。これにより、四
節リンクによってブームを起立方向へ回動させる際には
上部ブームが下部ブームに対して起立方向へ回動し、ブ
ームを倒伏方向へ回動させる際には上部ブームが下部ブ
ームに対して倒伏方向へ回動する。従って、ブームを起
立させた際、下部ブームと上部ブームの折れ曲がり角度
がより鈍角となり、ブームの先端である上部ブームの先
端を、容易に車幅内に位置させることができる。すなわ
ち、ブームの先端を、ブーム全体を運転者の側方まで回
動することなく、車幅内に位置できる、このため、ブー
ムを運転者のすぐ側方に位置させないことが可能とな
り、運転者の居住性を向上し、運転者にかかる圧迫感を
なくすことができる。
【0013】また、請求項2にかかる発明によれば、四
節リンクと、ブームを駆動させるシリンダ装置とが、ブ
ームの背側に配設されるから、ブームの取付位置を低す
ることでブームの起立時の全高を低く抑えることがで
き、取付位置が低くなった分だけ地下を深く掘削するこ
とができる。
節リンクと、ブームを駆動させるシリンダ装置とが、ブ
ームの背側に配設されるから、ブームの取付位置を低す
ることでブームの起立時の全高を低く抑えることがで
き、取付位置が低くなった分だけ地下を深く掘削するこ
とができる。
【0014】また、請求項4にかかる発明によれば、下
部ブームと、上部ブームと、一対の連結リンクとからな
る四節リンクによって、アームおよびバケットをブーム
の側方へ変位することができる。このため、運転者のす
ぐ側方にブームを位置させることなく、運転者の居住性
を向上し、運転者にかかる圧迫感をなくすことができる
状態で、パワーショベルの掘削装置部をよりコンパクト
に折り畳むことができる。
部ブームと、上部ブームと、一対の連結リンクとからな
る四節リンクによって、アームおよびバケットをブーム
の側方へ変位することができる。このため、運転者のす
ぐ側方にブームを位置させることなく、運転者の居住性
を向上し、運転者にかかる圧迫感をなくすことができる
状態で、パワーショベルの掘削装置部をよりコンパクト
に折り畳むことができる。
【0015】
【実施例】以下には本発明に係る好適な実施例について
図面を参照して詳述する。図1は本発明に係るパワーシ
ョベルの掘削装置部の一実施例を示す側面図である。図
2は図1の実施例の掘削装置部を具備するパワーショベ
ルの側面図である。ブーム10が本体基部12に上下方
向に回動可能に軸着され、そのブーム10の先端に回動
可能にアーム14が軸着され、そのアーム14の先端に
回動可能にバケット16が軸着され、パワーショベルの
掘削装置を構成している。そして、ブーム10は、本体
基部12に基端の軸22にて軸着される下部ブーム20
と、アーム14が軸26で軸着される上部ブーム24と
に分割されており、下部ブーム20に上部ブーム24が
軸28で上下方向に回動可能に軸着されている。
図面を参照して詳述する。図1は本発明に係るパワーシ
ョベルの掘削装置部の一実施例を示す側面図である。図
2は図1の実施例の掘削装置部を具備するパワーショベ
ルの側面図である。ブーム10が本体基部12に上下方
向に回動可能に軸着され、そのブーム10の先端に回動
可能にアーム14が軸着され、そのアーム14の先端に
回動可能にバケット16が軸着され、パワーショベルの
掘削装置を構成している。そして、ブーム10は、本体
基部12に基端の軸22にて軸着される下部ブーム20
と、アーム14が軸26で軸着される上部ブーム24と
に分割されており、下部ブーム20に上部ブーム24が
軸28で上下方向に回動可能に軸着されている。
【0016】30は四節リンクであり、それぞれが一の
リンクとして作用する本体基部12および下部ブーム2
0と、本体基部12の上側に一端が軸34にて軸着され
ると共に下部ブーム20に対向して設けられる側辺リン
ク32と、一端が下部ブーム20の先端側に軸38にて
軸着されると共に他端が側辺リンク32の他端に軸40
にて軸着される先端辺リンク36とから構成される。こ
の四節リンク30は、本体基部12と先端辺リンク36
が平行に対向し、下部ブーム20と側辺リンク32とが
平行に対向して平行リンクに形成されている。
リンクとして作用する本体基部12および下部ブーム2
0と、本体基部12の上側に一端が軸34にて軸着され
ると共に下部ブーム20に対向して設けられる側辺リン
ク32と、一端が下部ブーム20の先端側に軸38にて
軸着されると共に他端が側辺リンク32の他端に軸40
にて軸着される先端辺リンク36とから構成される。こ
の四節リンク30は、本体基部12と先端辺リンク36
が平行に対向し、下部ブーム20と側辺リンク32とが
平行に対向して平行リンクに形成されている。
【0017】42は連繋リンクであり、一端が先端辺リ
ンク36に軸45にて軸着されると共に他端が上部ブー
ム24に軸46にて軸着されている。この連繋リンク4
2は、四節リンク30の駆動に伴ってブーム10を起立
方向へ回動させる際には上部ブーム24を下部ブーム2
0に対して起立方向へ回動させる。また、ブーム10を
倒伏方向へ回動させる際には上部ブーム24を下部ブー
ム20に対して倒伏方向へ回動させるように配設されて
いる。
ンク36に軸45にて軸着されると共に他端が上部ブー
ム24に軸46にて軸着されている。この連繋リンク4
2は、四節リンク30の駆動に伴ってブーム10を起立
方向へ回動させる際には上部ブーム24を下部ブーム2
0に対して起立方向へ回動させる。また、ブーム10を
倒伏方向へ回動させる際には上部ブーム24を下部ブー
ム20に対して倒伏方向へ回動させるように配設されて
いる。
【0018】50はブームシリンダであり、ロッド52
がシリンダ54から突出することで伸長するシリンダ装
置であり、ブーム10を上下方向に回動させる駆動源と
して作用する。このブームシリンダ50は、一端が下部
ブーム20の背面21に基端側に設けられた軸56に軸
着され、他端が側辺リンク32と先端辺リンク36とが
軸着された軸40に軸着されている。このブームシリン
ダ50を伸長させると、四節リンク30が作用して図2
に示すようにブーム10が起立し、ブーム10がより直
線的に伸びた状態になる。また、ブームシリンダ50を
収縮させるとブーム10は倒伏し、ブーム10がよりへ
の字状に折れ曲がった状態になる。なお、ブーム10を
上下動させるためのブームシリンダ50の伸縮動作の方
向と、従来のブームを上下動作させるためのブームシリ
ンダの伸縮動作の方向とが一致している。すなわち、共
にブームシリンダを伸長すればブームが起立方向に回動
し、ブームシリンダを収縮すればブームが倒伏方向に回
動する。
がシリンダ54から突出することで伸長するシリンダ装
置であり、ブーム10を上下方向に回動させる駆動源と
して作用する。このブームシリンダ50は、一端が下部
ブーム20の背面21に基端側に設けられた軸56に軸
着され、他端が側辺リンク32と先端辺リンク36とが
軸着された軸40に軸着されている。このブームシリン
ダ50を伸長させると、四節リンク30が作用して図2
に示すようにブーム10が起立し、ブーム10がより直
線的に伸びた状態になる。また、ブームシリンダ50を
収縮させるとブーム10は倒伏し、ブーム10がよりへ
の字状に折れ曲がった状態になる。なお、ブーム10を
上下動させるためのブームシリンダ50の伸縮動作の方
向と、従来のブームを上下動作させるためのブームシリ
ンダの伸縮動作の方向とが一致している。すなわち、共
にブームシリンダを伸長すればブームが起立方向に回動
し、ブームシリンダを収縮すればブームが倒伏方向に回
動する。
【0019】また、このブームシリンダ10の取付位置
と、従来の取付位置とを比較すると次のようになる。従
来のブームシリンダは、一端が本体基部の取付部の下側
の軸に軸着され、他端がブームの腹面に設けられた軸に
軸着されており、ブームの基端は本体基部の取付部の上
側の軸に軸着されている。これに対し、本実施例のブー
ムシリンダ50は上記のようにブーム10の背面21側
に配設されている。このため、下部ブーム20の基端が
本体基部12に軸着される位置が、側辺リンク32が本
体基部12に軸着される位置よりも下方に設けられてい
る。従って、ブーム10の取付位置を低することでブー
ム10の起立時の全高を低く抑えることができ、取付位
置が低くなった分だけ地下を深く掘削することができ
る。従来と同じ深さを掘削するにはブーム10を短くす
ることができる。
と、従来の取付位置とを比較すると次のようになる。従
来のブームシリンダは、一端が本体基部の取付部の下側
の軸に軸着され、他端がブームの腹面に設けられた軸に
軸着されており、ブームの基端は本体基部の取付部の上
側の軸に軸着されている。これに対し、本実施例のブー
ムシリンダ50は上記のようにブーム10の背面21側
に配設されている。このため、下部ブーム20の基端が
本体基部12に軸着される位置が、側辺リンク32が本
体基部12に軸着される位置よりも下方に設けられてい
る。従って、ブーム10の取付位置を低することでブー
ム10の起立時の全高を低く抑えることができ、取付位
置が低くなった分だけ地下を深く掘削することができ
る。従来と同じ深さを掘削するにはブーム10を短くす
ることができる。
【0020】次に上記実施例の使用状態について図1お
よび2に基づいて説明する。先ず、図1のような中間位
置から、図2に実線で示すようにパワーショベルの掘削
装置部を起立するには、ブームシリンダ50を伸長すれ
ばよい。すなわち、ブームシリンダ50を伸長すると、
軸40で軸着された側辺リンク32と先端辺リンク36
とがより鋭角に交わる状態へ四節リンク30が作動し、
下部ブーム20がブーム10の背面側(起立方向、矢印
A方向)へ回動し、下部ブーム20が起立する。この動
作と同時に、先端辺リンク36の動きに伴って連繋リン
ク42が、上部ブーム24を起立方向へ回動させる。こ
のように、下部ブーム20が起立する際に、上部ブーム
24が下部ブーム20に対して起立するように作動する
ため、ブーム10の先端10aを、ブーム24全体を運
転者の側方まで回動することなく、車幅内に位置でき
る。なお、連繋リンク42が先端辺リンク36に軸着さ
れる軸45の位置は、先端辺リンク36におけるブーム
10の基端側に設けられる。また、連繋リンク42が上
部ブーム24に軸着される軸46の位置は、上部ブーム
24が下部ブーム20に軸着する軸28の位置よりも先
端側に位置している。
よび2に基づいて説明する。先ず、図1のような中間位
置から、図2に実線で示すようにパワーショベルの掘削
装置部を起立するには、ブームシリンダ50を伸長すれ
ばよい。すなわち、ブームシリンダ50を伸長すると、
軸40で軸着された側辺リンク32と先端辺リンク36
とがより鋭角に交わる状態へ四節リンク30が作動し、
下部ブーム20がブーム10の背面側(起立方向、矢印
A方向)へ回動し、下部ブーム20が起立する。この動
作と同時に、先端辺リンク36の動きに伴って連繋リン
ク42が、上部ブーム24を起立方向へ回動させる。こ
のように、下部ブーム20が起立する際に、上部ブーム
24が下部ブーム20に対して起立するように作動する
ため、ブーム10の先端10aを、ブーム24全体を運
転者の側方まで回動することなく、車幅内に位置でき
る。なお、連繋リンク42が先端辺リンク36に軸着さ
れる軸45の位置は、先端辺リンク36におけるブーム
10の基端側に設けられる。また、連繋リンク42が上
部ブーム24に軸着される軸46の位置は、上部ブーム
24が下部ブーム20に軸着する軸28の位置よりも先
端側に位置している。
【0021】そして、図1のような中間位置から、図2
に二点鎖線で示すようにパワーショベルの掘削装置部を
倒伏するには、ブームシリンダ50を収縮すればよい。
すなわち、ブームシリンダ50を収縮すると、軸着され
た下部ブーム20と先端辺リンク36とがより鋭角に交
わる状態へ四節リンク30が作動するため、下部ブーム
20がブーム10の腹面側(倒伏方向、矢印B方向)に
回動し、下部ブーム20が倒伏する。この動作と同時
に、先端辺リンク36の動きに伴って連繋リンク42
が、上部アーム24を前方に回動させる。このように、
下部ブーム20が倒伏する際に、上部ブーム24が下部
ブーム20に対して倒伏するように作動するため、下部
ブーム20に対して上部ブーム24がより大きく屈折し
た状態になる。このため、ブーム10全体を大きく倒さ
なくても、地下深く掘削できる。ブーム10が自らの車
体部に干渉することも防止することができる。
に二点鎖線で示すようにパワーショベルの掘削装置部を
倒伏するには、ブームシリンダ50を収縮すればよい。
すなわち、ブームシリンダ50を収縮すると、軸着され
た下部ブーム20と先端辺リンク36とがより鋭角に交
わる状態へ四節リンク30が作動するため、下部ブーム
20がブーム10の腹面側(倒伏方向、矢印B方向)に
回動し、下部ブーム20が倒伏する。この動作と同時
に、先端辺リンク36の動きに伴って連繋リンク42
が、上部アーム24を前方に回動させる。このように、
下部ブーム20が倒伏する際に、上部ブーム24が下部
ブーム20に対して倒伏するように作動するため、下部
ブーム20に対して上部ブーム24がより大きく屈折し
た状態になる。このため、ブーム10全体を大きく倒さ
なくても、地下深く掘削できる。ブーム10が自らの車
体部に干渉することも防止することができる。
【0022】また、四節リンク30と、ブームを駆動さ
せるブームシリンダ50とが、ブーム10の背側に配設
されるから、ブーム10の本体基部12への取付位置を
低くすることでブーム10の起立時の全高を低く抑える
ことができ、取付位置が低くなった分だけ地下を深く掘
削することができる。
せるブームシリンダ50とが、ブーム10の背側に配設
されるから、ブーム10の本体基部12への取付位置を
低くすることでブーム10の起立時の全高を低く抑える
ことができ、取付位置が低くなった分だけ地下を深く掘
削することができる。
【0023】次に請求項4にかかる発明について図3〜
6に基づいて説明する。図3はアーム114およびバケ
ット116を側方にオフセット(変位)してアーム11
4を折り畳んだ状態のパワーショベルの掘削装置部の一
実施例を示す説明図であり、図4は図3の状態に折り畳
まれた掘削装置部が搭載されたパワーショベルの側面図
である。また、図5はブーム110とアーム114の軸
線を一致させた掘削装置部の状態を示す平面図であり、
図6は図5の側面図である。ブーム110は本体基部1
12に上下方向に回動可能に軸着され、そのブーム11
0の先端に回動可能にアーム114が軸着され、そのア
ーム114の先端に回動可能にバケット116が軸着さ
れている。そして、ブーム110が、本体基部112に
基端が軸122にて軸着される下部ブーム120、およ
び該下部ブーム120と別体に設けられると共にアーム
114が軸126にて軸着される上部ブーム124を備
える。
6に基づいて説明する。図3はアーム114およびバケ
ット116を側方にオフセット(変位)してアーム11
4を折り畳んだ状態のパワーショベルの掘削装置部の一
実施例を示す説明図であり、図4は図3の状態に折り畳
まれた掘削装置部が搭載されたパワーショベルの側面図
である。また、図5はブーム110とアーム114の軸
線を一致させた掘削装置部の状態を示す平面図であり、
図6は図5の側面図である。ブーム110は本体基部1
12に上下方向に回動可能に軸着され、そのブーム11
0の先端に回動可能にアーム114が軸着され、そのア
ーム114の先端に回動可能にバケット116が軸着さ
れている。そして、ブーム110が、本体基部112に
基端が軸122にて軸着される下部ブーム120、およ
び該下部ブーム120と別体に設けられると共にアーム
114が軸126にて軸着される上部ブーム124を備
える。
【0024】また、四節リンク130は、アーム114
およびバケット116を下部ブーム120の軸線の側方
へ変位可能に、一のリンクとしてそれぞれが作用する下
部ブーム120および上部ブーム124と、ブーム11
0の回動方向に直交する方向へ回動可能に一端が軸12
2にて下部ブーム120に軸着されると共に他端が軸1
23にて上部ブーム124に軸着される第1連結リンク
132と、ブーム110の回動方向に直交する方向へ回
動可能に一端が軸134にて下部ブーム120に軸着さ
れると共に他端が軸140にて上部ブーム124に軸着
される第2連結リンク132とからなる。なお、本実施
例では、四節リンク130が、下部ブーム120と上部
ブーム124が平行であり、第1連結リンク132と第
2連結リンク133が平行である平行リンクに設けられ
ている。150はシリンダ装置であり、一端が下部ブー
ム120に設けられた軸156に軸着され、他端が第2
連結リンク133の上部ブーム124に軸着された軸1
40の近傍に設けられた軸145に軸着されている。1
60はアームシリンダであり、シリンダの端が下部ブー
ム120に前後左右方向に回動可能に軸部162で軸着
されており、ロッドの端がアーム114に前後左右方向
に回動可能に軸部164で軸着されている。このアーム
シリンダ160が伸縮することで、アーム114を上下
方向に回動することができる。
およびバケット116を下部ブーム120の軸線の側方
へ変位可能に、一のリンクとしてそれぞれが作用する下
部ブーム120および上部ブーム124と、ブーム11
0の回動方向に直交する方向へ回動可能に一端が軸12
2にて下部ブーム120に軸着されると共に他端が軸1
23にて上部ブーム124に軸着される第1連結リンク
132と、ブーム110の回動方向に直交する方向へ回
動可能に一端が軸134にて下部ブーム120に軸着さ
れると共に他端が軸140にて上部ブーム124に軸着
される第2連結リンク132とからなる。なお、本実施
例では、四節リンク130が、下部ブーム120と上部
ブーム124が平行であり、第1連結リンク132と第
2連結リンク133が平行である平行リンクに設けられ
ている。150はシリンダ装置であり、一端が下部ブー
ム120に設けられた軸156に軸着され、他端が第2
連結リンク133の上部ブーム124に軸着された軸1
40の近傍に設けられた軸145に軸着されている。1
60はアームシリンダであり、シリンダの端が下部ブー
ム120に前後左右方向に回動可能に軸部162で軸着
されており、ロッドの端がアーム114に前後左右方向
に回動可能に軸部164で軸着されている。このアーム
シリンダ160が伸縮することで、アーム114を上下
方向に回動することができる。
【0025】次に請求項4にかかる実施例の使用状態に
ついて図3〜6に基づいて説明する。図5に示すよう
に、アーム114およびバケット116を変位(オフセ
ット)しない状態の場合は一般的なパワーショベルと同
様の形態で作動し、アーム114およびバケット116
はブーム110の下部に干渉しない作動範囲で作動させ
るように設定できる。シリンダ装置150を伸長すれ
ば、図3に示すように、四節平行リンク(四節リンク1
30)が作動して、図上においてアーム114、バケッ
ト116および上部ブーム124が右側へオフセットす
る。すなわち、オフセットするとアーム114の作動軸
は、ブーム110の構造中心線より右側に移動する。
ついて図3〜6に基づいて説明する。図5に示すよう
に、アーム114およびバケット116を変位(オフセ
ット)しない状態の場合は一般的なパワーショベルと同
様の形態で作動し、アーム114およびバケット116
はブーム110の下部に干渉しない作動範囲で作動させ
るように設定できる。シリンダ装置150を伸長すれ
ば、図3に示すように、四節平行リンク(四節リンク1
30)が作動して、図上においてアーム114、バケッ
ト116および上部ブーム124が右側へオフセットす
る。すなわち、オフセットするとアーム114の作動軸
は、ブーム110の構造中心線より右側に移動する。
【0026】そのときの変位量はバケット116を折り
畳み方向に回動した際にブーム110への干渉を回避で
きる距離に設定してある。また、アーム114およびバ
ケット116をオフセットをする動作によって、図3お
よび4に示すようにシリンダ(アームシリンダ160)
が軸着されたアーム114上の軸164と下部ブーム1
20上の軸162との距離が次第に短くなるため、アー
ムシリンダ160が伸縮せずそのままの状態であると、
アーム114が折り畳み方向に自動的に回動される。す
なわち、通常のアーム114を作動させる操作において
アームシリンダ160を伸長させてアーム114を折り
畳み方向に回動させる際と同様の関係となり、オフセッ
トの動作と折り畳みの動作が、シリンダ装置150が伸
長する駆動のみによって同時になされる。これにより、
側面図示ではアーム114とバケット116はブーム1
10と干渉した位置に移動することとなり、アーム11
4、バケット116はブーム110の側方に収納した形
態になる。なお、そのオフセット距離は一対の連結リン
ク132、133の長さおよびオフセットの角度等で所
望の距離に設定できる。
畳み方向に回動した際にブーム110への干渉を回避で
きる距離に設定してある。また、アーム114およびバ
ケット116をオフセットをする動作によって、図3お
よび4に示すようにシリンダ(アームシリンダ160)
が軸着されたアーム114上の軸164と下部ブーム1
20上の軸162との距離が次第に短くなるため、アー
ムシリンダ160が伸縮せずそのままの状態であると、
アーム114が折り畳み方向に自動的に回動される。す
なわち、通常のアーム114を作動させる操作において
アームシリンダ160を伸長させてアーム114を折り
畳み方向に回動させる際と同様の関係となり、オフセッ
トの動作と折り畳みの動作が、シリンダ装置150が伸
長する駆動のみによって同時になされる。これにより、
側面図示ではアーム114とバケット116はブーム1
10と干渉した位置に移動することとなり、アーム11
4、バケット116はブーム110の側方に収納した形
態になる。なお、そのオフセット距離は一対の連結リン
ク132、133の長さおよびオフセットの角度等で所
望の距離に設定できる。
【0027】この際、四節リンク130が平行リンクで
あるので、ブーム110の軸線とアーム114の軸線と
は常に平行に保たれ、そのオフセットがなされる。この
ように、アーム114およびバケット16を側方へオフ
セットして折り畳むことができるため、ブーム110等
を車幅内旋回の範囲に収め、且つ運転者のすぐ側方にブ
ーム110を位置させることなくブーム110を上昇さ
せることができ、運転者の居住性を向上し、運転者にか
かる圧迫感をなくすことができる状態で、パワーショベ
ルの掘削装置部をよりコンパクトに折り畳むことができ
る。
あるので、ブーム110の軸線とアーム114の軸線と
は常に平行に保たれ、そのオフセットがなされる。この
ように、アーム114およびバケット16を側方へオフ
セットして折り畳むことができるため、ブーム110等
を車幅内旋回の範囲に収め、且つ運転者のすぐ側方にブ
ーム110を位置させることなくブーム110を上昇さ
せることができ、運転者の居住性を向上し、運転者にか
かる圧迫感をなくすことができる状態で、パワーショベ
ルの掘削装置部をよりコンパクトに折り畳むことができ
る。
【0028】そして、アームシリンダ160を収縮すれ
ば、図5に示すようにブーム110を背側から見れば、
下部ブーム120および上部ブーム124の構造中心
線、アーム114の作動軸とが一致した直線状態に戻す
ことができる。なお、変位を右側としたのは、一般的に
運転席が機械の左側に設けられているので反運転席側へ
変位させることのためである。以上、本発明の好適な実
施例について種々述べてきたが、本発明はこの実施例に
限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲
内でさらに多くの改変を施し得るのは勿論のことであ
る。
ば、図5に示すようにブーム110を背側から見れば、
下部ブーム120および上部ブーム124の構造中心
線、アーム114の作動軸とが一致した直線状態に戻す
ことができる。なお、変位を右側としたのは、一般的に
運転席が機械の左側に設けられているので反運転席側へ
変位させることのためである。以上、本発明の好適な実
施例について種々述べてきたが、本発明はこの実施例に
限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲
内でさらに多くの改変を施し得るのは勿論のことであ
る。
【0029】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、四節リ
ンクによってブームを起立方向へ回動させる際には上部
ブームが下部ブームに対して起立方向へ回動し、ブーム
を倒伏方向へ回動させる際には上部ブームが下部ブーム
に対して倒伏方向へ回動するため、ブームを起立させた
際、下部ブームと上部ブームの折れ曲がり角度がより鈍
角となり、ブームの先端である上部ブームの先端を、容
易に車幅内に位置させることができる。このため、ブー
ム先端を車幅内に収納するようにブームを上昇した際に
もブームを運転者のすぐ側方に位置させないことが可能
となり、運転者の居住性を向上し、運転者にかかる圧迫
感をなくすことができるという特有顕著な効果を奏す
る。
ンクによってブームを起立方向へ回動させる際には上部
ブームが下部ブームに対して起立方向へ回動し、ブーム
を倒伏方向へ回動させる際には上部ブームが下部ブーム
に対して倒伏方向へ回動するため、ブームを起立させた
際、下部ブームと上部ブームの折れ曲がり角度がより鈍
角となり、ブームの先端である上部ブームの先端を、容
易に車幅内に位置させることができる。このため、ブー
ム先端を車幅内に収納するようにブームを上昇した際に
もブームを運転者のすぐ側方に位置させないことが可能
となり、運転者の居住性を向上し、運転者にかかる圧迫
感をなくすことができるという特有顕著な効果を奏す
る。
【0030】また、請求項2にかかる発明によれば、四
節リンクと、ブームを駆動させるシリンダ装置とが、ブ
ームの背側に配設されるから、ブームの取付位置を低す
ることでブームの起立時の全高を低く抑えることがで
き、取付位置が低くなった分だけ地下を深く掘削するこ
とができるという特有顕著な効果を奏する。
節リンクと、ブームを駆動させるシリンダ装置とが、ブ
ームの背側に配設されるから、ブームの取付位置を低す
ることでブームの起立時の全高を低く抑えることがで
き、取付位置が低くなった分だけ地下を深く掘削するこ
とができるという特有顕著な効果を奏する。
【0031】また、請求項4にかかる発明によれば、下
部ブームと、上部ブームと、一対の連結リンクとからな
る四節リンクによって、アームおよびバケットをブーム
の側方へ変位することができる。このため、運転者のす
ぐ側方にブームを位置させることなく、運転者の居住性
を向上し、運転者にかかる圧迫感をなくすことができる
状態で、パワーショベルの掘削装置部をよりコンパクト
に折り畳むことができるという特有顕著な効果を奏す
る。
部ブームと、上部ブームと、一対の連結リンクとからな
る四節リンクによって、アームおよびバケットをブーム
の側方へ変位することができる。このため、運転者のす
ぐ側方にブームを位置させることなく、運転者の居住性
を向上し、運転者にかかる圧迫感をなくすことができる
状態で、パワーショベルの掘削装置部をよりコンパクト
に折り畳むことができるという特有顕著な効果を奏す
る。
【図1】本発明にかかるパワーショベルの一実施例の要
部を示す側面図である。
部を示す側面図である。
【図2】図1の実施例にかかるパワーショベルの側面図
である。
である。
【図3】本発明にかかるパワーショベルの他の実施例の
要部を示す説明図である。
要部を示す説明図である。
【図4】図3の実施例にかかるパワーショベルの側面図
である。
である。
【図5】図3の作動状態を示す平面図である。
【図6】図5の実施例の側面図である。
10 ブーム 12 本体基部 14 アーム 16 バケット 20 下部ブーム 24 上部ブーム 30 四節リンク 32 側辺リンク 36 先端辺リンク 42 連繋リンク 50 ブームシリンダ 110 ブーム 112 本体基部 114 アーム 116 バケット 120 下部ブーム 124 上部ブーム 130 四節リンク 132 第1連結リンク 133 第2連結リンク 150 シリンダ装置 160 アームシリンダ
Claims (5)
- 【請求項1】 本体基部に上下方向に回動可能に軸着さ
れたブームの先端に回動可能にアームが軸着され、該ア
ームの先端に回動可能に軸着されたバケットを有し、前
記ブームが、本体基部に基端が軸着される下部ブーム
と、アームが軸着される上部ブームとに分割されると共
に、下部ブームに上部ブームが上下方向に回動可能に軸
着されるパワーショベルであって、 一のリンクとして作用する前記本体基部と、一のリンク
として作用する前記下部ブームと、前記本体基部に一端
が軸着されると共に前記下部ブームに対向して設けられ
る側辺リンクと、一端が前記下部ブームの先端側に軸着
されると共に他端が前記側辺リンクの他端に軸着される
先端辺リンクとから構成される四節リンクと、 該四節リンクを駆動させるシリンダ装置と、 一端が前記先端辺リンクに軸着されると共に他端が前記
上部ブームに軸着され、前記四節リンクの駆動に伴って
前記ブームを起立方向へ回動させる際には前記上部ブー
ムを前記下部ブームに対して起立方向へ回動させ、前記
ブームを倒伏方向へ回動させる際には前記上部ブームを
前記下部ブームに対して倒伏方向へ回動させる連繋リン
クとを具備することを特徴とするパワーショベル。 - 【請求項2】 前記下部ブームが前記本体基部に軸着さ
れる位置が、前記側辺リンクが前記本体基部に軸着され
る位置よりも下方に設けられ、前記シリンダ装置の一端
が前記下部ブームに軸着され、他端が前記側辺リンクと
前記先端辺リンクとが軸着された軸に軸着されているこ
とを特徴とする請求項1記載のパワーショベル。 - 【請求項3】 前記四節リンクが平行リンクであること
を特徴とする請求項1または2記載のパワーショベル。 - 【請求項4】 本体基部に上下方向に回動可能に軸着さ
れたブームの先端に回動可能にアームが軸着され、該ア
ームの先端に回動可能に軸着されたバケットを有し、前
記ブームが、本体基部に基端が軸着される下部ブーム、
および該下部ブームと別体に設けられると共にアームが
軸着される上部ブームを備えるパワーショベルであっ
て、 前記アームおよび前記バケットをブームの側方へ変位可
能に、一のリンクとして作用する前記下部ブームと、一
のリンクとして作用する前記上部ブームと、前記ブーム
の回動方向に直交する方向へ回動可能に一端が前記下部
ブームに軸着されると共に他端が前記上部ブームに軸着
される一対の連結リンクとからなる四節リンクと、 該四節リンクを駆動させるシリンダ装置とを具備するこ
とを特徴とするパワーショベル。 - 【請求項5】 前記四節リンクが平行リンクであること
を特徴とする請求項4記載のパワーショベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23889794A JPH08100438A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | パワーショベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23889794A JPH08100438A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | パワーショベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100438A true JPH08100438A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17036902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23889794A Withdrawn JPH08100438A (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | パワーショベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08100438A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110965598A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-07 | 金堆城钼业股份有限公司 | 电铲起重臂联结结构 |
-
1994
- 1994-10-03 JP JP23889794A patent/JPH08100438A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110965598A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-07 | 金堆城钼业股份有限公司 | 电铲起重臂联结结构 |
| CN110965598B (zh) * | 2019-12-31 | 2023-05-26 | 金堆城钼业股份有限公司 | 电铲起重臂联结结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |