JPH0810071Y2 - キングピン部のシム調整構造 - Google Patents

キングピン部のシム調整構造

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JPH0810071Y2
JPH0810071Y2 JP1990099668U JP9966890U JPH0810071Y2 JP H0810071 Y2 JPH0810071 Y2 JP H0810071Y2 JP 1990099668 U JP1990099668 U JP 1990099668U JP 9966890 U JP9966890 U JP 9966890U JP H0810071 Y2 JPH0810071 Y2 JP H0810071Y2
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JP
Japan
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bearing
preload
conical roller
kingpin
axle beam
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JP1990099668U
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徹 渡辺
国治 野川
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,フォークリフトにおけるキングピン部のベ
アリング予圧を調整するための,シム調整構造に関す
る。
〔従来技術〕
フォークリフトのアクスルビームにはキングピン部が
設けられ,フォークリフトの後軸操舵を容易にしてい
る。そして,上記キングピン部におけるベアリング予圧
を適度に調節するため,従来は予圧調整シムが設けてあ
る。この点を第5図〜第8図を用いて以下に説明する。
即ち,第5図,第6図に示すごとく,フォークリフト
9は,その本体90を前輪91と後輪92の上に搭載してい
る。そして,後輪92と車台94との間にはフレーム93,リ
ヤ用のアクスルビーム95が介設してある。該アクスルビ
ーム95は,枠体であって,その両端部にはキングピン8
を介して,ナックルアーム7が回動可能に装着してあ
る。また,該ナックルアーム7に設けたスピンドル71に
は,上記後輪92が装着してある。
上記キンピング8は,第7図に示すごとく,アクスル
ビーム95の下部に対しては円錐コロ軸受72を介して,一
方アクスルビーム954の上部に対しては円錐コロ軸受73
を介して,回動可能に装着してある。そして,下方の円
錐コロ軸受72,上方の円錐コロ軸受73は,キングピン8
とアクスルビーム95との間に設けたベアリングキャップ
81により,それぞれ支持されている。また,上記円錐コ
ロ軸受72,73は,それぞれテーパローラ721,731を有す
る。なお、同図において,符号82は固定用ボルトであ
る。
また,第7図及び第8図に示すごとく,下方のアクス
ルビーム95とベアリングキャップ81との間には,キング
ピン8と円錐コロ軸受72との間のベアリング予圧を調整
するために,予圧調整シム85が介在させてある。該予圧
調整シム85は,リング状円板で,ベアリングキャップ81
を挿通するための開口部と,ボルト82を挿通するための
ボルト穴とを有する。
〔解決しようとする課題〕
ところで,キングピン8と円錐コロ軸受72,73とから
なるキングピン部における,上記ベアリング予圧を調整
するためには,上記予圧調整シム85の枚数を増減するこ
とにより行っている。
そして,ベアリング予圧の適否検査は,上記第7図に
示すごとく,キングピン8に対して円錐コロ軸受72,予
圧調整シム85,ベアリングキャップ81等を組付け,ボル
ト82により固定した後,ナックルアーム7を回動するこ
とにより行っている。
そのため,上記ベアリング予圧検査の結果,ベアリン
グ予圧が高すぎたり,低すぎたりした場合には,再びこ
れを調整するために,上記予圧調整シム85の厚みを増減
しなければならない。
そして,かかる再調整に当たっては,上記ボルト82を
再び取外し,更には,ベアリングキャップ81,円錐コロ
軸受72及び予圧調整シム85を取り外して,再度予圧調整
シム85の枚数を変更し,再び前記のごとく再組付けをし
なければならない。
そして,上記再組付けの際にはキングピン8と円錐コ
ロ軸受72の間,及び円錐コロ軸受72とベアリングキャッ
プ81との間の面倒な位置合わせ作業を要する。また,円
錐コロ軸受72の再組付けの際には,シールベアリング,
アウターレースなどの位置合わせ等も必要である。
また,ベアリング予圧の調整は,上記のごとく新車組
付時のみならず,フォークリフトの長年使用によるベア
リング予圧の経年変化に対しても,行わなければならな
い。
以上のごとく,従来のベアリング予圧の調整は,その
調整に際して多大の人工と時間を要し,またその調整操
作が煩雑であった。特に上記のごとき複雑構造の円錐コ
ロ軸受の取外し,再組付けは,その調整が煩雑である。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み,ベアリング予圧
の調整が容易な,キングピン部のシム調整構造を提供し
ようとするものである。
〔課題の解決手段〕
本考案は,フォークリフトのアクスルビームに円錐コ
ロ軸受を介して回動可能に支持されたキングピンと,上
記円錐コロ軸受とアクスルビームとの間に配設したベア
リングキャップとよりなり, 該ベアリングキャップをキングピンの軸方向に押圧す
ることにより,円錐コロ軸受のベアリング予圧を調整す
る構造のキングピン部の調整構造であって, 上記ベアリングキャップはアクスルビームに着脱可能
に固定したカバー内に収容されており, また,上記アクスルビームとカバーとの間には上記円
錐コロ軸受のベアリング予圧を調整するための予圧調整
シムを介在させたことを特徴とするキングピン部のシム
調整構造にある。
本考案において最も注目すべきことは,ベアリングキ
ャップをキングピンの軸方向に押圧することによって円
錐コロ軸受のベアリング予圧を調整するキングピン部の
調整機構であって,上記ベアリングキャップをカバーを
用いてアクスルビームに支承すると共に,該カバーとア
クスルビームとの間に予圧調整シムを介設したことにあ
る。即ち,円錐コロ軸受の固定部分であるベアリングキ
ャップと,ベアリング予圧調整構造部分とが分割されて
いることである。また,これらの構造は,少なくともキ
ングピン部の下方において採用する。
また,上記ベアリングキャップには,その回転中心よ
り偏芯させた位置に突出したボスを設け,該ボスをカバ
ーのボス穴に嵌入させることが好ましい。これにより,
ベアリングキャップが円錐コロ軸受の回転と共周りする
ことを防止できる。
また,上記ボスには,円錐コロ軸受へグリースを供給
するためのグリースニップルを接続することが好まし
い。
〔作用〕
本考案においては,円錐コロ軸受の固定機構即ちベア
リングキャップと,ベアリング予圧調整機構即ちカバー
及び予圧調整シムとが互いに分離された構造となってい
る。
そのため,本考案において,ベアリング予圧の調整を
行うに当たっては,アクスルビームにカバーを固定して
いるボルト等の取付具を外し,カバー及び予圧調整シム
を外して,予圧調整シム枚数の増減を行い,再びこれら
をアクスルビームに組付ける。
そして,ここに重要なことは,本考案においては上記
シム調整に当たって,ベアリングキャップ及び複雑構造
の円錐コロ軸受を取外したり,再組付けしたりする必要
がないことである。
即ち,本考案においては,従来のごとくベアリング予
圧の調整に当たって,一旦組付けたベアリングキャッ
プ,円錐コロ軸受を取外し,予圧調整シムの枚数を増減
した後,再び組付けるといった調整作業は不要となる。
それ故,ベアリング予圧の調整作業に要する人工,作
業時間も極めて少なくて済む。
〔効果〕
したがって,本考案によれば,構造簡単で,ベアリン
グ予圧の調整が容易な,キングピン部のシム調整構造を
提供することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例にかかる,キングピン部のシム調整構
造につき,第1図〜第4図を用いて説明する。
本例のシム調整構造は,第1図に示すごとく,下方の
キングピン部に対して設けたもので,フォークリフトの
アクスルビーム95に円錐コロ軸受72を介して回動可能に
支持されたキングピン8と,上記円錐コロ軸受72とアク
スルビーム95との間に配設したベアリングキャップ81と
よりなり,かつ該ベアリングキャップ81はアクスルビー
ム95に固定したカバー2により支承されている。また,
該カバー2と上記アクスルビーム95との間には,円錐コ
ロ軸受72のベアリング予圧を調整するための予圧調整シ
ム1が介設されている。
また,上記カバー2は,第1図,第2図に示すごと
く,ボルト22により,アクスルビーム95に固定されてい
る。
また,上記予圧調整シム1は,第2図,第4図に示す
ごとく,ベアリングキャップ81を挿通するための開口部
11と,上記ボルト22を挿通するためのボルト穴12とを有
するリング状円板である。本例では,2枚の予圧調整シム
を用いた場合を示している。
また,ベアリングキャップ81は,上部にキングピン8
及び円錐コロ軸受72を装着するための凹部を有し,下面
には上記カバーのボス穴25に嵌入するためのボス810を
有する(第1図,第3図)。そして,該ボス810,ボス穴
25は,ベアリングキャップの回転中心より偏芯した位置
に設けてある。また,該ボス810には,ベアリングキャ
ップ81のグリース穴813に連通するグリースニップル23
を接続する。
一方,カバー2は,第1図,第3図に示すごとく,上
記ベアリングキャップ81を嵌合するための凹部及び上記
ボス穴25を有する。
なお,第1図において,符号85はグリースシール材,2
4はワッシャである。
次に,作用効果につき説明する。
まず,キングピン周りの組付けに当たっては,キング
ピン8に対して円錐コロ軸受72及びベアリングキャップ
81を組付け,次いで予圧調整シム1,カバー2を組付け,
カバー2をボルト22によりアクスルビーム95に固定す
る。
次に,ベアリング予圧の調整に当たっては,ボルト22
を取り外して,カバー2を外す。次いで,所望するベア
リング予圧に必要な枚数,厚みの予圧調整シム1を,ア
クスルビーム95とカバー2との間に介在させて,再びボ
ルト22を螺着する。これにより,ベアリング予圧の調整
が完了する。
そして,ここに重要なことは,上記シム調整に当たっ
て,ベアリングキャップ81及び円錐コロ軸受72を取り外
したり,再組付けする作業を行っていないことである。
それ故,従来のごとく,ベアリング予圧の調整に際し
て,一旦組付けたベアリングキャップ,円錐コロ軸受な
どを取外して,予圧調整シムの枚数増減を行い,再び組
付けるといった煩雑な作業を必要としない。そのため,
調整作業に要する人工,時間が極めて少なくて済む。
また,本例においては,ベアリングキャップ81に,そ
の回転中心より偏芯した位置にボス810を設け,これを
カバー2のボス穴25に嵌入させている。それ故,ベアリ
ングキャップ81が円錐コロ軸受72の回転と共周りするこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は実施例におけるキングピン部のシム調
整構造を示し,第1図は第3図のA−A線断面図,第2
図は要部拡大断面図,第3図は底面図,第4図は予圧調
整シムの平面図,第5図〜第8図は従来例を示し,第5
図はフォークリフトの側面図,第6図はアクスルビーム
の正面図,第7図はキングピン部の断面図,第8図は予
圧調整シムの装着図である。 1……予圧調整シム,2……カバー,22……ボルト,72,73
……円錐コロ軸受,8……キングピン,81……ベアリング
キャップ,95……アクスルビーム,

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークリフトのアクスルビームに円錐コ
    ロ軸受を介して回動可能に支持されたキングピンと,上
    記円錐コロ軸受とアクスルビームとの間に配設したベア
    リングキャップとよりなり, 該ベアリングキャップをキングピンの軸方向に押圧する
    ことにより,円錐コロ軸受のベアリング予圧を調整する
    構造のキングピン部の調整構造であって, 上記ベアリングキャップはアクスルビームに着脱可能に
    固定したカバー内に収容されており, また,上記アクスルビームとカバーとの間には上記円錐
    コロ軸受のベアリング予圧を調整するための予圧調整シ
    ムを介在させたことを特徴とするキングピン部のシム調
    整構造。
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