JPH08100871A - 自動配管接続装置 - Google Patents

自動配管接続装置

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Publication number
JPH08100871A
JPH08100871A JP23744694A JP23744694A JPH08100871A JP H08100871 A JPH08100871 A JP H08100871A JP 23744694 A JP23744694 A JP 23744694A JP 23744694 A JP23744694 A JP 23744694A JP H08100871 A JPH08100871 A JP H08100871A
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JP
Japan
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pipe
laser
light receiving
laser beam
laser light
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Application number
JP23744694A
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English (en)
Inventor
Takeaki Nozaki
豪朗 野崎
Hiroyasu Yukino
弘泰 雪野
Yuji Yamaguchi
雄司 山口
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビル等の天井に配管を設置する際において、
既設配管P2と接続配管P1との接続配管挟持部Mの位
置を合わせて、オペレーターがパイプの接合作業を容易
にできるようにするものである。 【構成】 走行装置の上にブーム8とアーム9により昇
降自在とした接続配管挟持部Mを設け、該接続配管挟持
部Mの抱持アーム5・6の部分に接続配管P1を挟持可
能とし、天井に固定した既設配管P2との間を、レーザ
ー発信部Bから発信するレーザービームと、これを受け
るレーザー受光部Aにより位置検出し、両者が一致する
ように自動的に接続配管挟持部Mを操作するものであ
る。またレーザー発信部Bとレーザー受光部Aを最初に
近づける為の概略位置合わせと、接続配管P1と既設配
管P2の端面を正確に合わせる為のパイプ端面位置合せ
機構を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルの天井配管等の接
合において、作業者が重量のある配管を支持したり、接
合したりする手間を省く為の自動配管接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビル等の天井配管の接続にお
いては、チェーンブロックや設備機材取付ロボットを用
いて、2〜3人の作業員により行われていた。しかし、
このような従来の作業では、軸ズレの検出を作業員が目
測により行っており、作業効率が悪く、正確に合わせる
作業を行うことは困難であった。また、従来から、配管
接続作業を自動的に行うべく、レーザービームとマニピ
ュレータを使用して、被接続配管と既設配管との軸心を
一致させる技術は公知とされているのである。例えば、
特開平1−222878号公報に記載の技術の如くであ
る。しかし、該従来技術においては、地中に埋設するヒ
ューム管等を連結する際において、軸心を一致させる為
の技術であるので、ヒューム管の内部をレーザービーム
が通過すべく構成されており、また軸心を一致させる際
における微調整や、軸心方向への位置合わせ等が不可能
であったのである。また、既設配管の側にレーザー発信
部を設けることが出来ないので、正確な軸心合わせが出
来なかったのである。また、該従来技術においては、接
続配管に配管把持機構部を設けたので、把持機構取付け
の為にオペレーターが配管置き場まで移動する必要があ
ったのである。また、従来の如くレーザービームを用い
た配管組立ロボットにおいては、レーザービームの受光
範囲までオペレーターが配管組立ロボットを操作する、
概略位置合わせにおいて、オペレーターが散乱板に反射
した点を見ながらセンサー、センサー受光面にレーザー
ビームが入るようにロボットを操作させるものであっ
た。また受光面が小さいので、オペレーターの操作で
は、なかなか概略位置合わせが完了しないのでオペレー
ターが疲れ易く、配管作業に時間が掛かるという不具合
があった。また、概略位置合わせの後に、詳細位置合わ
せを行う場合にも、2本の配管を突き合わせる作業は、
オペレーターが行っていた。この突き合わせを自動化す
る為には、2本の配管の端面の距離を計測する必要があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
如く、地下埋設の土管の接続の為の自動配管接続装置で
はなくて、ビルが竣工した後において、ビルの天井部分
において、電話線や水道やガスやその他のハーネスを通
過させる為に吊り下げ配置するパイプの自動配管接続装
置に関するものである。このように、天井配管の接続に
際しては、土中埋設の配管に比較して、色々の制約、例
えばビル等は曲管等が多いことからその障害回避作業な
どがあり、これが、作業を困難にしているのである。本
発明はこの天井配管の場合において自動配管接続装置を
提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。請求項1においては、移動可能な基台
に旋回可能に枢支されたアームの先端部に、接続配管挟
持部Mを設け、該接続配管挟持部Mにより接続配管P1
を挟持し、既設配管P2又は接続配管P1の側にレーザ
ー発信部Bを固定し、逆の側にレーザー受光部Aを設
け、レーザー発信部Bからの信号を受けたレーザー受光
部Aにより、接続配管挟持部Mの姿勢及び位置を制御
し、接続配管P1と既設配管P2との軸心方向を一致さ
せるものである。
【0005】請求項2においては、自動配管接続装置に
おいて、レーザー発信部Bより、水平面レーザー光と垂
直面レーザー光の直交する2平面のレーザー光を発信可
能とし、まず水平面レーザー光又は垂直面レーザー光を
発信し、該レーザー光の範囲内まで接続配管挟持部Mを
一方向へ移動し、レーザー受光部Aの受光範囲内まで移
動して停止し、次に直交する他のレーザー光を発信し、
直交した方向に移動し、レーザー受光部Aの受光範囲ま
で移動して停止し、概略位置合わせを行うものである。
【0006】請求項3においては、自動配管接続装置に
おいて、レーザービームのスポット光の発射方向で、接
続配管P1と既設配管P2の端面を接触する方向に、接
続配管P1を移動させ、この移動する接続配管P1の端
面位置を検出する複数の近接センサーを配置し、該複数
の近接センサーからの検出信号により、接続配管P1と
既設配管P2が近接した位置で接続配管P1の移動を停
止するものである。
【0007】
【作用】次に作用を説明する。請求項1によれば、配管
作業を能率よく、かつ高精度で行うことか出来るのであ
る。また、既設配管と次の配管との軸ずれを検出するセ
ンサーを用いて、常に配管の軸を一致させるように自動
制御することにより、オペレーターの作業は、両管端部
位置を近づける指令を出すことのみとなった。
【0008】請求項2によれば、概略位置合わせを簡単
にかつ能率的に行うことが出来るのである。概略位置合
わせを、高さ方向と横方向の2段階で行うことにより、
オペレーターは各段階毎に1方向の操作を行うだけでよ
く、またその各段階の操作の終了はロボットが自動的に
判断してくれるので、非常に能率的で、合わせ時間の短
縮を図ることができる。
【0009】請求項3によれば、レーザービーム発信器
取付部に近接センサーを取付け、既設・接続配管端面間
の距離を計測し、その情報をロボットに送信することに
より、詳細位置合わせ作業も自動化できるのである。更
に、最終的にクランプを用いて強制的に固定するので、
接続配管の揺れも防止でき、確実に配管が固定できる。
またクランプ部を既設配管に取り付けることにより、オ
ペレーターがクランプ部取付の為に地上に降りなくても
よくなったのである。
【0010】次に実施例を説明する。図1は本発明の自
動配管接続装置の全体構成を示す図面、図2は接続配管
P1の挟持部と該挟持部に設けた方向調整する為のレー
ザー受光部Aを示す正面図、図3は接続配管の挟持部と
レーザー受光部Aの側面図、図4は既設配管P2の挟持
部に設けたレーザー発信部Bの正面図、図5は同じく既
設配管P2の挟持部に設けたレーザー発信部Bの側面
図、図6は概略位置合わせのアルゴリズムを示す図面、
図7は概略位置合わせの説明図、図8は概略位置合わせ
のアルゴリズムを示す図面、図9は概略位置合わせのア
ルゴリズムを示す図面、図10はレーザー受光部Aの部
分の構成を示す図面、図11はレーザービームの受光状
態を示す図面、図12はレーザービームの受光に基づく
角度計算を示す図面である。
【0011】本発明の概要は次の如くである。接続配管
P1を把持した接続配管組立ロボットと、既設配管P2
の管端にレーザー発信部Bを挟持固定させた構成におい
て、レーザー発信部Bよりレーザービームをスポット光
として発信し、レーザー光の受光範囲外ではオペレータ
ーが配管組立ロボットを操作し、レーザー光の受光範囲
に入ったら、手動操作を自動操作に切換え、レーザー光
を基礎とした、変位信号により、ΔyとΔzとΔαとΔ
βが、0となるように、自動運転に切換、設定誤差の範
囲内に入ると、配管組立ロボットは停止し、オペレータ
ーにこれを知らせる信号を発し、オペレーターはx方向
にパイプ端面位置合せ機構を操作して、接続配管P1を
接触させるものである。
【0012】図1において、配管組立ロボットの全体的
な構成を説明する。配管組立ロボットはクローラ式走行
装置11によりビル等の内部を走行する。該クローラ式
走行装置11の上に旋回台軸受12aが配置されてお
り、該旋回台軸受12aにより、旋回フレーム12を支
持している。該旋回フレーム12の上に、ブーム8を支
持し、該ブーム8にそってブーム平行リンク16が支持
されている。該ブーム8の上端にアーム9が枢支され、
該アーム9に沿ってアーム平行リンク15が支持されて
いる。
【0013】該ブーム8を昇降の為に上下回動させるの
がブーム回動シリンダ13であり、またアーム9を昇降
の為に上下回動させるのが、アーム回動シリンダ14で
ある。該アーム回動シリンダ14の伸縮をアーム9の回
動連動するアーム回動リンク17がブーム8と平行に配
置されている。これらのブーム回動シリンダ13とアー
ム回動シリンダ14は、制御ボックス10に送信された
概略位置合わせと詳細位置合わせの信号に基づいて、一
定範囲内においては自動制御されて、接続配管P1と既
設配管P2の軸心合わせを行う。
【0014】そして、アーム9の上端に接続配管挟持部
Mが配置されている。また、既設配管P2に対して固定
するレーザー発信部Bが別に設けられている。図2と図
3について説明する。アーム9とアーム平行リンク15
が平行リンク機構を構成しており、該アーム9とアーム
平行リンク15の先端に、接続配管挟持部Mの上下回動
枢支軸50を中心に、上下に回動する上下回動駆動部7
が設けられている。
【0015】また、該上下回動駆動部7により回動され
る上下回動枢支軸50の先端部分にレーザー受光部Aと
接続配管挟持部Mを同時に水平に回転する為の水平回転
支持部21と水平回転軸22が設けられている。該水平
回転軸22の上の大径ギア55が水平回動駆動部18か
らの回転により水平回転する。レーザー受光部Aは、上
下回動駆動部7による上下回動によっても、水平回動駆
動部18による水平回動によっても位置を制御される位
置に配置されている。
【0016】また、接続配管P1は図2に示す如く、大
小の相違する径のものが装着可能とすべく、抱持アーム
5・6により抱持機構を構成している。該抱持アーム5
・6は、5F,6F,5R,6Rの4本が接続配管P1
を左右から抱持すべく構成している。該抱持アーム5・
6の開閉は、水平回動駆動部18と同じ位置に設けられ
た駆動モータから、出力プーリー52とベルト55aと
入力プーリー56により伝達される。また抱持アーム5
・6の先端には、接続配管P1を抱持した場合に傷付け
ることの無いように、弾性体ローラー58・59が枢支
されている。
【0017】そして、アームは接続配管P1の抱持下端
位置から、或る距離Tだけ下方に配置されている。実際
は、接続配管P1の中心位置に配置したいのであるが、
接続配管P1自体は付け替えの為に外されるので、その
下方に配置している。該レーザー受光部Aの入力方向
は、接続配管P1の軸心方向と平行に構成されている。
また同様に既設配管P2に装着するレーザー発信部B
も、既設配管P2の抱持下端位置から同じ距離Tだけ下
方に配置されており、既設配管P2の軸心と平行したレ
ーザービームを発信すべく構成している。
【0018】次に図4と図5において、天井から吊設杆
24により吊設した接続配管P1に対し装着したレーザ
ー発信部Bの構成を説明する。該レーザー発信部Bは、
上部に抱持腕25,26を前後に配置し、合計4本の抱
持腕により、既設配管P2を抱持して固定されている。
該抱持腕25,26を抱持方向に付勢する抱持バネ2
7,27が設けられている。該抱持部の下方に、距離T
だけ離して平行にレーザー発信部Bが配置されている。
該レーザー発信部Bの下方には、傾斜センサーCと傾斜
警報ランプKが配置されている。
【0019】次に、レーザー受光部Aの部分に構成され
たセンサーシステムについて説明する。本センサーシス
テムは、既設配管P2にレーザー発信部Bを取付け、該
レーザー発信部Bから発信するレーザー光とその情報
を、配管組立ロボットに設けたレーザー受光部Aにより
計測し、既設配管P2と接続配管P1との間の、軸心ズ
レ角であるΔαとΔβとΔyとΔzを計測するシステム
である。
【0020】まずレーザー発信部Bの設置位置姿勢につ
いて説明する。レーザー発信部Bは、抱持腕25,26
と抱持バネ27,27により構成された、レーザー発信
部Bの既設配管P2への取付機構により、既設配管P2
の軸心方向とレーザー発信部Bの光軸が平行して配置す
るように、距離Tだけ既設配管P2の下方に配置されて
いる。該レーザー発信部Bが既設配管P2に鉛直下方の
位置に配置されていないと、距離Tの値が微妙に変化す
るので、レーザー発信部Bの下方に傾斜センサーCを設
け、該傾斜センサーCにより、レーザー発信部Bの鉛直
下方にあるかどうか検出する。該レーザー発信部Bが既
設配管P2の鉛直下方に位置した水平状態の場合に傾斜
警報ランプKが点灯すべく構成している。
【0021】次にレーザー受光部Aの取付姿勢について
説明する。レーザー受光部Aは、接続配管挟持部Mの部
分に固定している。また接続配管P1の抱持部の下端の
位置と、レーザー受光部Aとの間の距離は、レーザー発
信部Bの場合と同じく距離Tで一致されている。故に、
接続配管P1と既設配管P2が同じ径であることは既知
であるから、接続配管P1と既設配管P2との軸心のズ
レ量は、レーザー発信部Bとレーザー受光部Aとのズレ
と等しくなる。よってレーザー発信部Bとレーザー受光
部Aとの軸心のズレを計測することは、接続配管P1と
既設配管P2のズレを計測することとなる。
【0022】次にレーザー光受光域範囲外でのオペレー
ターによる配管組立ロボットの操作である概略位置合わ
せについて、図6から図9において説明する。接続配管
P1と既設配管P2とのずれ角である、ΔαとΔβとΔ
yとΔzが検出可能な範囲までオペレーターが配管組立
ロボットを手動により操作するのである。配管組立ロボ
ットは、オペレーターの操作により接続配管挟持部Mの
位置を任意の姿勢に動作させることが可能である。レー
ザー受光部Aは、接続配管挟持部Mに固定されているの
で、レーザー受光部Aも配管組立ロボットにより任意の
位置と姿勢に移動させることができる。
【0023】配管組立ロボットの操作は、まずオペレー
ターがレーザー受光部Aの周辺に設けた散乱板2にレー
ザー光が投射されるまで操作し、次に散乱板2に投射さ
れたレーザー光の点位置の情報をオペレーターが目で見
て、配管組立ロボットの操作方向を判断し、その指令を
配管組立ロボットに与えることにより、レーザー光の受
光範囲に配管組立ロボットを操作する。レーザー光受光
範囲に入ると、オペレーターにその情報を受光ランプ4
4を点灯させることにより知らせ、配管組立ロボットを
停止させる。操作のアルゴリズムは図6において図示し
ている。また散乱板2については、図7に図示してい
る。
【0024】図7において、散乱板2にレーザー光の点
eが投射されると、オペレーターはこの点eが、散乱板
2の中央部のセンサー受光面4に位置するように配管組
立ロボットを操作する。そして配管組立ロボット操作に
より、点eがセンサー受光面4に入ると、上方の散乱板
受光センサーが点灯し、ΔαとΔβとΔyとΔβの計算
を開始するのである。
【0025】レーザー光がセンサー受光面4の範囲内に
入ったら、レーザー光を基礎とした、変位信号により、
ΔyとΔzとΔαとΔzが0となるように、自動的に配
管組立ロボットを操作する。そして自動センサーシステ
ムにより、既設配管P2と接続配管P1の軸ずれを、Δ
αとΔβとΔyとΔzにより計測し、それぞれが予め設
定した許容誤差以内となるように、配管組立ロボットを
自動操作する。そして許容誤差以内となると、軸合わせ
完了ランプを点灯させて、オペレーターにその情報を知
らせ、配管組立ロボットの動きを停止する。この制御の
アルゴリズムが図8に図示されている。
【0026】次に図10から図12において、センサー
受光面4に入ったレーザー光による、ΔαとΔβとΔy
とΔzとの計算方法を説明する。レーザー受光部Aは、
ビームスプリッターS1とビームスプリッターS2、全
反射ミラーL1と全反射ミラーL2とCCD受光器1よ
り構成されている。関係位置を図10において、平面図
と正面図と右側面図によって図示している。
【0027】図11において、レーザー発信部Bより発
射されたレーザービームは、レーザー発信部Bとレーザ
ー受光部Aの軸心が一致している場合には、CCD受光
器1の中心に2点が一致する。しかし、レーザー発信部
Bとレーザー受光部Aの光芯がずれている場合には、ビ
ームスプリッターS1より直進光と分岐光に分割され
る。直進光は、ビームスプリッターS2も透過し、CC
D受光器1の上に投射されて、図11の点aとなる。ま
た分岐光はビームスプリッターS1より全反射ミラーL
1と全反射ミラーL2とビームスプリッターS2とに反
射し、CCD受光器1の上に点bとして投射される。
【0028】そして、レーザー発信部Bとレーザー受光
部Aとの光心がずれている場合の、ΔαとΔβとΔyと
Δzの計算は、図12において次の如く行われる。CC
D受光器1の上の点a,bの座標値をそれぞれ、 (Ax,Ay)、(Bx,By) とする。点bは直進光がCCD受光器1の受光面より後
方距離2×Lの面上に投射される点b '(B 'x,B '
y)と同じ座標軸を持つ。直進光と分岐光ではCCD受
光器1まで光が進む間に、分岐光の方がX方向距離にし
て2×Lだけ多く進むことになるからである。よって、
軸ずれΔαとΔβとΔyとΔzは、次の式により計算で
きる。
【0029】
【数1】
【0030】次に、概略位置合わせが終了した後の、X
の方向の接触組立を説明する。図9において、オペレー
ターは位置合わせボタンを押し、X方向に配管組立ロボ
ットを操作して接続配管P1を既設配管P2に接触させ
る。この時に配管組立ロボットはオペレーターの指令に
より、X方向にのみ移動となるように制御する。即ち、
ΔαとΔβとΔyとΔzの方向へ、位置を変化するのを
停止させておく。そして最終的にオペレーターの判断に
より既設配管P2と接続配管P1の端面が接触したこと
を確認して、詳細位置合わせを完了する。そして完了ス
イッチを押し、配管組立ロボットを固定し、軸合わせ完
了ランプを点灯させる。
【0031】次に図13から図16において、他の概略
位置合わせの実施例について説明する。概略位置合わせ
とは、前述の如く、接続配管P1と既設配管P2の軸ず
れをセンサーで計測できる範囲までオペレーターが配管
組立ロボットを操作することを言う。まずレーザー発信
部Bの構成を図13において説明する。まずレーザー発
信部Bより水平面ビームを発信する。これは、オペレー
ターがレーザー発信部Bに水平面ビーム送信信号を送信
することにより発信される。レーザー発信部Bは水平面
ビーム発信信号を受信すると、レンズ回転モーター20
を回転させて、3枚の支持ギア40・40・40に支持
された円筒面レンズ41を回転し、レンズ上下用直動ア
クチュエータ19を作動させ、レンズ回転モーター20
と円筒面レンズ41の全体を上下動し、円筒面ビームを
水平面ビーム送信位置まで移動させる。この時に、レー
ザー発信部Bの光軸と、円筒面ビームの光軸は一致して
いる。レンズが水平面ビーム送信位置に来ると、レーザ
ー発信部Bよりレーザー光を発信するレーザー光は円筒
面ビームを通過することにより水平面ビームとなる。
【0032】オペレーターは、図14に示す如く、水平
面ビームを受光するまで、配管組立ロボットを高さ方向
に、即ちZ方向に操作する。水平面ビームをセンサー受
光面4が受光することにより、配管組立ロボットは自動
的に停止し、水平面ビーム受光ランプを点灯し、このこ
とをオペレーターに知らせる。次にレーザー発信部Bよ
り垂直面ビームを発信する。これはオペレーターがレー
ザー発信部Bに垂直面ビーム送信信号を送信することで
行う。レーザー発信部Bは垂直面ビーム送信信号を受け
ると、レンズ回転モーター20とレンズ上下用直動アク
チュエータ19を動作させて、円筒面レンズを垂直面ビ
ームの送信位置まで回転する。この時にレーザー発信部
Bの光軸と円筒面ビームの光軸は一致している。レンズ
が垂直面ビームの送信位置にくると、レーザー発信部B
よりレーザー光を発信する。レーザー光は円筒面ビーム
を通過することにより垂直面ビームとなって発信され
る。
【0033】オペレーターは、図15に示す如く、垂直
面ビームを受光するまで、配管組立ロボットを横のY方
向に操作する。垂直面ビームをセンサー受光面4が受光
すると、配管組立ロボットは自動的に停止し、垂直面ビ
ーム受光ランプを点灯させて、このことをオペレーター
に知らせる。次にレーザー発信部Bよりスポットビーム
を送信する。この操作はオペレーターがスポットビーム
送信信号を送信することで行う。スポットビームは円筒
面レンズを通過せずに発信される。レーザー発信部Bは
スポットビーム送信信号を受けると、レンズ回転モータ
ー20とレンズ上下用直動アクチュエータ19を操作す
る。この時にレーザー発信部Bの光軸と円筒面ビームの
光軸とは一致していない。
【0034】レンズがスポットビームを送信する位置に
くると、レーザー発信部Bよりレーザー光を発信する。
レーザー光は円筒面ビームを通過することなく、スポッ
トビームとなる。この時、上述の操作により、レーザー
受光部Aはレーザー光を受光している。既設配管P2と
接続配管P1の軸角度ずれがセンサー計測範囲内であれ
ば、軸ずれが計算できる。もし軸ずれが範囲外であれ
ば、オペレーターは配管組立ロボットの姿勢を微操作
し、角度ズレをセンサー計測範囲に合わす。角度ズレが
計測されると、位置ずれも計測できるので、概略位置合
わせ終了ランプを点灯し、このことをオペレーターに知
らせ、配管組立ロボットを固定する。このアルゴリズム
を図16に示す。
【0035】次に図17と図18と図19により、X方
向のパイプ端面位置合せ機構を説明する。配管クランプ
部は配管組立ロボットの側に設けた抱持アームにより構
成された部分と同じである。この抱持アームが、既設配
管P2側の抱持アーム30と、接続配管P1の側の抱持
アーム31の2組が設けられており、それぞれが別々に
挟持と離間を可能としている。そして、既設配管P2側
の抱持アーム30を先ず抱持させることにより、本装置
を固定する。該既設配管P2側の抱持アーム30と接続
配管P1の側の抱持アーム31とは、連結フレーム32
により一体化されており、該連結フレーム32の上面
に、摺動テーブル36と近接センサーテーブル35が載
置されている。該近接センサーテーブル35の上に、第
1近接センサーD1と第2近接センサーD2と第3近接
センサーD3が配置されている。該第1近接センサーD
1と第2近接センサーD2の間は広いが、第2近接セン
サーD2と第3近接センサーD3の間は狭く構成してい
る。
【0036】そして摺動テーブル36と近接センサーテ
ーブル35の間に、テーブル駆動モーター37が配置さ
れており、第3近接センサーD3の位置を既設配管P2
の端部の位置に微調整することが出来るように構成して
いる。また連結フレーム32の下面に傾斜センサー34
と該傾斜センサーが水平であり、接続配管P1の鉛直下
方にレーザー発信部Bが配置された場合に点灯する傾斜
状態表示ランプ33が設けられている。
【0037】次に、図18において、既設配管P2の端
面位置の計測から説明する。該操作は、第3近接センサ
ーD3を、既設配管P2の端面の位置と一致させる為の
制御であり、第3近接センサーD3の位置に既設配管P
2の端部が位置するかどうかを検出し、そうでなけれ
ば、テーブル駆動モーター37を正転又は逆転させて、
第3近接センサーD3が丁度既設配管P2の端部の真下
の位置にくるように調整するものである。
【0038】次に図19において、端面接触の制御を説
明する。まずオペレーターは、位置合わせボタンを押
す。配管組立ロボットは、自動的にΔyとΔzとΔαと
Δβの許容誤差位置範囲を保ちながら、X方向に一定速
度の高速で、動作して、接続配管P1を既設配管P2に
近づける。この動作は、クランプ部に設置された近接セ
ンサーD1によって、接続配管を検出するまで行われ
る。この近接センサーD1の信号を配管組立ロボットに
送信し、この信号によりX方向の移動速度は低速に減速
される。次に、近接センサーD2が接続配管P1を認識
すると、その情報を配管組立ロボットに送信し、配管組
立ロボットは自動的に停止する。そしてクランプ部の接
続配管P1の側の抱持アーム31を挟持方向に作動さ
せ、強制的に接続配管P1を固定する。これにより軸合
わせ完了ランプが点灯する。
【0039】該状態では、接続配管P1が第2近接セン
サーD2の位置にあり、既設配管P2は第3近接センサ
ーD3の位置にあるが、第2近接センサーD2と第3近
接センサーD3の位置の間隙は小さいので、殆ど接触し
た状態に近い位置となる。この状態で、既設配管P2側
を抱持アーム30が挟持し、接続配管P1が挟持してい
るので、接続配管P1と既設配管P2は固定された状態
となり、両パイプの間を溶接したり、接合リングを嵌装
することが可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、配管作業を能率よく、かつ高精度で行うことが出
来るのである。また、既設配管と次の配管との軸ずれを
検出するセンサーを用いて、常に配管の軸を一致させる
ように自動制御することにより、オペレーターの作業
は、両管端部位置を近づける指令を出すことのみとなっ
たのである。
【0041】請求項2の如く構成したので、概略位置合
わせを簡単にかつ能率的に行うことが出来るのである。
概略位置合わせを、高さ方向と横方向の2段階で行うこ
とにより、オペレーターは各段階毎に1方向の操作を行
うだけでよく、またその各段階の操作の終了はロボット
が自動的に判断してくれるので、非常に能率的で、合わ
せ時間の短縮を図ることができる。
【0042】請求項3の如く構成したので、レーザービ
ーム発信器取付部に近接センサーを取付け、既設・接続
配管端面間の距離を計測し、その情報をロボットに送信
することにより、詳細位置合わせ作業も自動化できるの
である。更に、最終的にクランプを用いて強制的に固定
するので、接続配管の揺れも防止でき、確実に配管が固
定できる。またクランプ部を既設配管に取り付けること
により、オペレーターがクランプ部取付の為に地上に降
りなくてもよくなったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動配管接続装置の全体構成を示す図
面。
【図2】接続配管P1の挟持部と該挟持部に設けた方向
調整する為のレーザー受光部Aを示す正面図。
【図3】接続配管の挟持部とレーザー受光部Aの側面
図。
【図4】既設配管P2の挟持部に設けたレーザー発信部
Bの正面図。
【図5】同じく既設配管P2の挟持部に設けたレーザー
発信部Bの側面図。
【図6】概略位置合わせのアルゴリズムを示す図面。
【図7】概略位置合わせの説明図。
【図8】自動軸合わせのアルゴリズムを示す図面。
【図9】詳細位置合わせのアルゴリズムを示す図面。
【図10】レーザー受光部Aの部分の構成を示す図面。
【図11】レーザービームの受光状態を示す図面。
【図12】図12もレーザービームの受光に基づく角度
計算を示す図面。
【図13】水平面レーザー光と垂直面レーザー光を発信
するレーザー発信部Bの構成を示す図面。
【図14】水平面レーザー光を受光する位置までレーザ
ー受光部Aを昇降移動する状態を示す図面。
【図15】垂直面レーザー光を受光する位置まで、レー
ザー受光部Aを移動する状態を示す図面。
【図16】概略位置合わせのアルゴリズムを示す図面。
【図17】パイプ端面位置合せ機構を示す図面。
【図18】パイプ端面位置合せ機構の第3近接センサー
D3の位置制御機構を示すアルゴリズムの図面。
【図19】パイプ端面位置合せ機構の制御アルゴリズム
を示す図面。
【符号の説明】
A レーザー受光部 B レーザー発信部 C 傾斜センサー P1 接続配管 P2 既設配管 1 CCD受光器 2 散乱板 3 散乱板受光センサー 4 センサー受光面 5,6 抱持アーム 7 上下回動駆動部 8 ブーム 9 アーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な基台に旋回可能に枢支された
    アームの先端部に、接続配管挟持部Mを設け、該接続配
    管挟持部Mにより接続配管P1を挟持し、既設配管P2
    又は接続配管P1の側にレーザー発信部Bを前記配管P
    1又はP2に対して側方にオフセットさせ固定し、逆の
    側にレーザー受光部Aを設け、レーザー発信部Bからの
    信号を受けたレーザー受光部Aにより、接続配管挟持部
    Mの姿勢及び位置を制御し、接続配管P1と既設配管P
    2との軸心方向を一致させることを特徴とする自動配管
    接続装置。
  2. 【請求項2】 自動配管接続装置において、レーザー発
    信部Bより、水平面レーザー光と垂直面レーザー光の直
    交する2平面のレーザー光を発信可能とし、まず水平面
    レーザー光又は垂直面レーザー光を発信し、該レーザー
    光の範囲内まで接続配管挟持部Mを一方向へ移動し、レ
    ーザー受光部Aの受光範囲内まで移動して停止し、次に
    直交する他のレーザー光を発信し、直交した方向に移動
    し、レーザー受光部Aの受光範囲まで移動して停止し、
    概略位置合わせを行うことを特徴とする自動配管接続装
    置。
  3. 【請求項3】 自動配管接続装置において、レーザービ
    ームのスポット光の発射方向で、接続配管P1と既設配
    管P2の端面を接触する方向に、接続配管P1を移動さ
    せ、この移動する接続配管P1の端面位置を検出する複
    数の近接センサーを配置し、該複数の近接センサーから
    の検出信号により、接続配管P1と既設配管P2が近接
    した位置で接続配管P1の移動を停止することを特徴と
    する自動配管接続装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2293590A (en) * 1993-03-01 1996-04-03 Kawasaki Steel Co Fork system for stacker crane,and method and apparatus for controlling the same
CN110026964A (zh) * 2019-04-24 2019-07-19 北京轩宇智能科技有限公司 一种汽车底盘维护机器人
JPWO2021010489A1 (ja) * 2019-07-17 2021-01-21

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