JPH08101038A - 運動同定装置と運動同定方法および形状推定装置と形状測定方法 - Google Patents

運動同定装置と運動同定方法および形状推定装置と形状測定方法

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JPH08101038A
JPH08101038A JP6237414A JP23741494A JPH08101038A JP H08101038 A JPH08101038 A JP H08101038A JP 6237414 A JP6237414 A JP 6237414A JP 23741494 A JP23741494 A JP 23741494A JP H08101038 A JPH08101038 A JP H08101038A
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motion
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JP6237414A
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Masayoshi Hashima
正芳 橋間
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 形状に関して全く情報がない場合にも,物体
の位置,姿勢,運動パラメータ等を計測する。 【構成】 運動している物体の画像データを入力する画
像入力装置2,画像データにより物体を抽出する画像処
理部3,画像面に対する特徴点までの位置を計測する位
置計算部4,並びに特徴点の時系列の位置のデータに基
づいて物体の姿勢及び物体の運動パラメータを求める運
動同定部5を設け,求めた位置,姿勢,及び運動パラメ
ータを出力する。また,運動に併せて,物体の形状を推
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,等速運動,等角速度運
動をしている物体の姿勢,位置,運動パラメータ(並進
速度,回転軸,角速度等)を求める運動同定装置と運動
同定方法およびその物体の形状を求める形状推定装置お
よび形状測定方法に関する。
【0002】宇宙開発等において,宇宙空間を浮遊して
いる人工衛星などの捕獲作業を必要とする場合がある。
このような作業を自動的に行うためには,まず,捕獲す
る人工衛星に接近する必要があるので,その位置,姿
勢,運動パラメータ(並進速度,角速度)を計測する必
要がある。また,人工衛星に限らず,宇宙空間をただよ
うゴミを捕獲する必要もあり,そのような場合にもその
位置と運動の計測が必要になる。また,人工衛星や宇宙
ゴミを捕獲する場合にはその三次元的な形状(表面形
状,立体形状等)の計測も必要である。
【0003】
【従来の技術】従来開発されている技術は,人工衛星の
モデルに基づく計測方法であり,人工衛星の大きさ,形
状が既知であったり,人工衛星にあらかじめ距離計測用
マークを付け,それらをもとに人工衛星の位置,姿勢お
よび運動パラメータを計測するようにしていた。また,
物体の形状推定も運動パラメータ(並進速度,角速度
等)が既知のものについて画像データをもとに形状を推
定する程度であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では,人工
衛星の形状のモデルがない場合,または実際には変形し
ていてモデルが使用できないような場合,さらには宇宙
空間のゴミのように形状に関して全く情報がない場合に
は対象物の位置,姿勢,運動パラメータ等を計測するこ
とができなかった。
【0005】本発明は,形状に関して全く情報がない場
合にも対象物の位置,姿勢,運動パラメータ等を計測す
ることができる運動同定装置と運動同定方法および形状
推定装置と形状測定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】物体の角や模様などを特
徴点とし,その特徴点の距離を計測することにより時系
列の画像データと特徴点の距離とにより物体の位置,姿
勢,運動パラメータ(並進速度,回転軸,角速度等)を
計測することができる。例えば,物体を撮像装置等の画
像入力装置で画像データを求め,特徴点を抽出する。ま
た,その際に複数の視点(画像入力装置の位置)により
物体の特徴点を抽出できれば三角測量の原理により画像
入力装置から物体の特徴点までの距離および方向を計算
できる。あるいは,レーザなどを物体に照射して物体の
距離画像を生成し,その距離画像から物体の角(特徴
点)を抽出して特徴点の距離および方向を測定すること
もできる。
【0007】また,物体の運動パラメータが求まれば,
物体の形状は画像面における輪郭(シルエット)の時系
列データと姿勢,位置,運動パラメータにより表面形状
を測定することができる。
【0008】図1は本発明の基本構成を示す。図1にお
いて,1は測定対象の物体であって,等速運動,等角速
度運動をしているものである。
【0009】Fは運動同定装置である。2は画像入力装
置であって,複数の視点を持つ撮像装置もしくは視点一
つの撮像装置と物体の距離を測定するレーザ装置等であ
る。また,画像入力装置は撮影した画像データを保存す
る磁気ディスク装置等の画像データ保存装置10からの
保存データを入力するインタフェースも含む。
【0010】Kは運動同定手段である。K’は形状推定
手段である。3は画像処理部であって,物体の左右の画
像データを基に物体の特徴点を抽出するものである。
【0011】4は位置計算部であって,複数(左右)の
視点により求められた特徴点の左右の対応付けを行い,
特徴点と画像面の間の距離および方向を計算し,特徴点
の位置を求めるものである。あるいは,視点ひとつの撮
像装置とレーザ装置等の距離測定装置により特徴点の距
離および方向を計測し,位置を求めても良い。
【0012】5は運動同定部であって,特徴点の時系列
の位置のデータに基づいて物体の位置,姿勢,運動パラ
メータを求めるものである。6は形状推定部であって,
画像入力装置2により得られた画像の輪郭の時系列デー
タと位置,姿勢,運動パラメータ等に基づいて物体の形
状を推定するものである。
【0013】7は出力部であって,求めた位置,姿勢,
運動パラメータ,形状等を出力するものである。10は
画像データ保存装置であって,撮像装置等で得られた画
像データを保存するものである。
【0014】
【作用】図1の本発明の基本構成の動作を説明する。画
像入力装置が複数の視点(例えば,左右2台の撮像装置
がある)の場合を例として説明する。
【0015】画像入力装置2は物体1の左右の画像デー
タを入力する。画像処理部3は左右の画像データの特徴
点(画像の角の点等)を抽出する。位置計算部4は左右
の画像データの特徴点同士を対応付け,各特徴点と撮像
装置との距離および方向を計算し,特徴点の位置を求め
る。
【0016】運動同定部5は,特徴点の位置の時系列デ
ータに基づいて,物体の姿勢および運動パラメータを求
める。例えば,3点の特徴点A,B,Cに対して距離を
求める。そして,点Aを原点としてベクトルABをx
軸,ベクトルABとベクトルACの外積をz軸,x軸と
z軸の外積をy軸とすれば物体の直交座標系(重心座標
系)が決まる。重心座標の原点は,例えば特徴点の座標
の平均にとる。その重心座標系の座標軸の直交座標のカ
メラ座標に対する方向ベクトルとその原点の位置を各特
徴点の座標により計算し,その時系列データから物体の
姿勢,運動パラメータが求まり,運動を同定することが
できる。
【0017】出力部7は運動同定部5の求めた位置,姿
勢,運動パラメータを物体の姿勢制御装置等に出力す
る。次に図2により本発明の形状推定装置の形状測定方
法について説明する。
【0018】図2 (a)は回転軸と垂直な平面の断面図で
あり,図2 (b)は回転軸に平行な画像面を示す。図2は
物体20の周囲を視点A,視点B,視点Cが時間ととも
に回転する状態を示す(実際の装置では視点が固定さ
れ,物体20が回転するのであるが,図2のように視点
が固定されていて物体20が回転する場合と相対的に同
じである)。
【0019】図2 (a), (b)において,20は物体であ
る。21は物体の回転軸である。
【0020】22は撮影範囲であって,視点A(24)に撮
影される物体20の範囲である。23は画像面であっ
て,時刻t1 における画像面である。24は視点Aであ
って,時刻t1 の視点である。
【0021】25は視点Bであって,時刻t2 の視点で
ある。26は視点Cであって,時刻t3 の視点である
(時刻はt1 ,t2 ,t3 の順番に経過するものとす
る)。
【0022】30は画像面であって,視点A(24)の方向
から見た回転軸に平行な面である。31は画像であっ
て,画像面30に映された物体20の画像である。32
は輪郭であって,画像31の輪郭である。
【0023】時刻t1 の画像31の輪郭,時刻t2 の画
像の輪郭,時刻t3 の画像の輪郭等の画像の輪郭の時系
列データと物体20の姿勢,位置,運動パラメータによ
り物体20の形状を推定できる。
【0024】形状推定部6は,画像データを入力し,各
時刻における輪郭データを抽出し,運動同定部の求めた
物体の姿勢,位置,運動パラメータとにより物体の形状
推定をする。
【0025】なお,上記において,視点が一つの撮像装
置と物体の位置を測定するレーザ装置を備え,画像デー
タから特徴点を抽出し,その特徴点に対してレーザ光を
照射して反射光を受光し,位置を測定するようにしても
良い。
【0026】なお,撮像装置により撮影された画像デー
タを磁気ディスク装置等の画像データ保存装置10に保
存し,画像データ保存装置10の画像データを取り出し
て入力するようにしても良い。
【0027】本発明によれば,等速運動もしくは等角速
度運動している形状の既知でない物体の位置,姿勢,並
進速度,回転軸,角速度等の運動パラメータを求めるこ
とができる。また,形状,姿勢,位置,並進速度,角速
度の運動パラメータの既知でない物体に対して形状推定
も行うことができる。
【0028】
【実施例】図3は本発明の運動同定装置の実施例であ
る。図3において,50は人工衛星等の浮遊物体であっ
て,並進速度(dv),回転軸(kv)の角速度(ω)
である。dvは速度ベクトル,kvは回転ベクトルであ
る。
【0029】51は運動同定装置である。52,53は
画像入力装置であって左右の撮像装置である。54,5
5は左右の画像処理部であって,特徴点を求めるもので
ある。
【0030】56は位置計算部であって,左右の特徴点
を対応付け,特徴点と画像入力装置の間の距離および方
向を計算し,位置を求めるものである。57は運動同定
部であって,浮遊物体50の位置,姿勢,運動パラメー
タ(並進速度(dv),回転軸(kv),角速度
(ω))を求めるものである。
【0031】58は出力部であって,運動同定部57の
求めた結果を出力するインタフェースである。59は磁
気ディスク装置であって,運動同定部57の求めた結
果,画像入力装置52の画像データ等を保存するもので
ある。
【0032】60はディスプレイである。61’はプリ
ンタである。出力結果は浮遊物体50の姿勢制御装置等
の外部装置にも出力される。
【0033】図3の構成の動作を説明する。左右の画像
入力装置52,53は浮遊物体50を撮影する。左右の
撮像データはそれぞれ画像処理部54,画像処理部55
に入力され,特徴点が抽出される。
【0034】位置計算部56は左右の画像データの特徴
点の対応付けを行い,特徴点と画像入力装置52,53
との距離および方向を計算し,位置を求める。運動同定
部57は特徴点の位置の時系列データに基づいて,浮遊
物体50の姿勢,運動パラメータを計算する。運動同定
部57の計算結果は必要に応じてディスプレイ60,プ
リンタ61’等に出力される。また,磁気ディスク装置
59に格納されて保存される。
【0035】図4は本発明の運動同定装置のシステム構
成実施例である。図4において図3と共通部分は共通の
番号で示す。図4において,51は運動同定装置であ
る。
【0036】52は画像入力装置であって,撮像装置等
である。58は出力部である。59は磁気ディスク装置
である。
【0037】60はディスプレイである。61’はプリ
ンタである。65はCPUである。
【0038】66はメモリである。メモリ66において
Kは運動同定手段である。メモリ66において,54は
画像処理部であって,画像データから特徴抽出するプロ
グラムである。
【0039】56は位置計算部であって,左右の画像デ
ータの特徴点の対応付けと,画像入力装置と物体との距
離および方向を計算し,位置を求めるプログラムであ
る。57は運動同定部であって,座標系変換,姿勢演
算,運動同定演算等を行うプログラムである。
【0040】図4の動作の概略は図3と同様である。運
動同定手段の動作の詳細は後述する。図5は本発明の運
動同定の計算方法の説明図である。
【0041】図5 (a)は実施例1の座標系であり,図5
(b)は実施例2の座標系である。 〔実施例1の運動同定の計算方法〕図5 (a)において,
30は画像入力装置の画像面であり,x軸,y軸,z軸
はカメラ座標系の直交座標であり,x軸,y軸は画像面
30にあり,z軸は画像面30に垂直(光軸方向)であ
る。
【0042】50は物体である。物体50において,
A,B,Cは特徴点であり,Gはその重心(位置座標の
平均)である。物体50は,例えば人工衛星等の浮遊物
体である。
【0043】時刻fの特徴点Aの位置ベクトルをAvf
とし,Avf =(Ax ,Ay ,Az )とする。同様に特
徴点Bの時刻fの位置ベクトルをBvf ,特徴点Cの時
刻fの位置ベクトルをCvf とする。
【0044】tvf は重心Gの位置を表すベクトルであ
り,x,y,z座標系での成分が(tx ,ty ,tz
である。nvは重心座標系のx軸方向の方向ベクトルで
ある。mvは重心座標系のy軸方向の方向ベクトルであ
る。ovは重心座標系のz軸方向の方向ベクトルであ
る。nvはABベクトルの方向にとる。回転軸のベクト
ルkvを表すベクトルの原点となる位置もあらかじめ定
めておく。
【0045】 nv=(nx =ix ,ny =iy ,nz =iz ) av=(ax =jx ,ay =jy ,az =jz ) ov=(ox ,oy ,oz ) とする。
【0046】時刻fのnv,av,ovをそれぞれnv
f ,avf ,ovf とすると, nvf =Bvf −Avf avf =(Bvf −Avf )×(Cvf −Avf ) ovf =nvf ×avf である。(“×”は外積) Rvf は物体50の姿勢を表し,nv,av,ovを成
分とする次のマトリックスで表されるものである。
【0047】
【数1】
【0048】である。kvは角速度ωの回転ベクトル,
dvは物体50の並進ベクトルである。mvは回転中心
座標系に対する重心Gの位置を表すベクトルである。
【0049】時刻fのtv,Rvをそれぞれtvf ,R
f とし,ベクトルkv(角速度ω)の回転変換行列を
Rωとすると, Rvf+1 =RωRvf 従って,Rω=Rvf+1 Rvf -1 である。
【0050】時刻f(fフレーム),P番目の特徴点の
カメラ座標系の座標(Pfx,Pfy,Pfz)に対して,P
fx=xfp,Pfy=yfp,Pfz=zfpとして表すと,時刻
fの各特徴の重心座標は次のようになる。
【0051】
【数2】
【0052】重心から見た特徴点の位置(カメラ座標
系)は,重心座標系をOg−XgYgZgとすると,
【0053】
【数3】
【0054】である。次に重心座標系における各時刻の
座標により,
【0055】
【数4】
【0056】という行列を作ったとき,W’を特異値分
解すると,
【0057】
【数5】
【0058】となる。ここで,(nxf,nyf,nzf)は
時刻fのXg軸のカメラ座標系に対する方向ベクトルで
ある。
【0059】(oxf,oyf,ozf)は時刻fのYg軸の
カメラ座標系に対する方向ベクトルである。(Sxp,S
yp,Szp)は重心座標系の特徴点の位置である。物体の
姿勢は,
【0060】
【数6】
【0061】であり,時刻f,f+1において, Rvf+1 =Rω・Rvf であるので,回転変換行列Rωは Rω=Rvf+1 Rvf -1 により計算する。
【0062】時刻fの重心の位置をtvf とすると,
【0063】
【数7】
【0064】である。以上の関係から,カメラ座標に対
する回転軸の方向(kv),位置(gv),並進速度
(dv),角速度ωを求める。kvとωは,Rω=Rv
f+1 Rvf -1から求めることができる。
【0065】また, gvf+1 =gvf +dv tvf =gvf +Rvf ・mv であるので, tvf =gv0 +dv・f+Rvf ・mv である。
【0066】従って, tx =gv0x+f・dvx +nx ・mvx +ox ・mv
y +ax ・mvzy =gv0y+f・dvy +ny ・mvx +oy ・mv
y +ay ・mvzz =gv0z+f・dvz +nz ・mvx +oz ・mv
y +az ・mvz 以上の関係により,3時刻のtvf ,Rvf を測定し,
その測定値から得られる連立方程式を解いて,gv0
dv,mvを求めることができる。
【0067】図6は本発明のシステム構成実施例のフロ
ーチャート(1) である。 S1,S1’ 画像入力装置から左右の画像データを入
力する。 S2,S2’ 画像処理部54は左右の画像データから
それぞれの特徴抽出をする。
【0068】S3 位置計算部56は左右の特徴点の対
応付けを行う。 S4 位置計算部56は特徴点の距離および方向を計算
し,位置を求める。 S5 運動同定部57は,各特徴点の位置の座標(カメ
ラ座標系)を重心座標系に変換する。
【0069】S6 各特徴点の座標のマトリックを特異
値分解する。 S7 運動同定部57は姿勢,回転成分を求める。 S8 運動同定部57は並進成分を計算する。
【0070】S9 運動同定結果を出力する。 S10 次の時刻の画像データ入力を要求する。 〔実施例2の運動同定方法の計算方法〕以上の説明で
は,特異値分解をして運動パラメータを求めたが,特異
値分解しないでも運動同定をすることができる。
【0071】図5 (b)を参照して,実施例2の物体の姿
勢,運動パラメータを計算する方法について説明する。
図5 (b)において,30は画像入力装置の画像面であ
り,x軸,y軸,z軸はカメラ座標系の直交座標(原点
Oであり,x軸,y軸は画像面30にあり,画像面の各
辺に平行である。z軸はxy平面に垂直(光軸方向)で
ある。
【0072】50は物体である。物体50において,
A,B,Cは特徴点である。時刻fの特徴点Aの位置ベ
クトルをAvf とし,カメラ座標系での座標をAvf
(Ax ,Ay ,Az )とする。
【0073】同様に特徴点Bの時刻fの位置ベクトルを
Bvf ,特徴点Cの時刻fの位置ベクトルをCvf とす
る。対象物の座標系を重心座標系とし,その原点(重
心)Gのカメラ座標系の原点Oに対するベクトルをtv
f とする。重心座標系の原点を特徴点Aにとる。
【0074】tvf=Avfである。tvfの成分を
(tx ,ty ,tz )とする。nvは重心座標系のx軸
の単位方向ベクトルである。mvは重心座標系のy軸の
単位方向ベクトルである。ovは重心座標系のz軸の単
位方向ベクトルである。nv,av,ovをカメラ座標
系で表し, nv=(nx ,ny ,nz ) av=(ax ,ay ,az ) ov=(ox ,oy ,oz ) とする。
【0075】時刻fのnv,av,ovをそれぞれnv
f ,avf ,ovf とすると, avf =(Bvf −Avf )×(Cvf −Avf ) ovf =nvf ×avf nvf =Bvf −Avf である(avf ,ovf ,nvf は単位ベクトルであっ
て,実際には右辺の計算結果を規格化したものである
が,便宜的に上式で表す)。
【0076】Rvf は物体50の姿勢を表し,nv,a
v,ovを成分とする次のマトリックスで表されるもの
である。
【0077】
【数8】
【0078】ものである。kvは角速度ωの回転ベクト
ル,dvは物体50の並進ベクトルである。mvは回転
中心座標系に対する重心Gの位置を表すベクトルであ
る。
【0079】時刻fのtv,Rvをそれぞれtvf ,R
f とし,ベクトルkv(角速度ω)の回転変換行列を
Rωとすると, Rvf+1 =RωRvf 従って,Rω=Rvf+1 Rvf -1である。
【0080】以上の関係から,カメラ座標に対する回転
軸の方向(kv),位置(gv),並進速度(dv),
角速度(ω)を求める。kvとωは,Rω=Rvf+1
f -1から求めることができる。
【0081】また, gvf+1 =gvf +dv tvf =gvf +Rvf ・mv であるので, tvf =gv0 +dv・f+Rvf ・mv である。
【0082】従って, tx =gv0x+f・dvx +nx ・mvx +ox ・mv
y +ax ・mvzy =gv0y+f・dvy +ny ・mvx +oy ・mv
y +ay ・mvzz =gv0z+f・dvz +nz ・mvx +oz ・mv
y +az ・mvz 以上の関係により,3時刻のtvf ,Rvf を測定し,
その測定値から得られる連立方程式を解いて,gv0
dv,mvが求まる。
【0083】なお,運動同定の計算方法のは,特願平5
−145633号に詳述されている。図7は本発明のシ
ステム構成の実施例のフローチャート(2) であって,上
記の運動同定方法(2) により運動同定する場合のフロー
チャートである。
【0084】S1,S1’ 画像データ入力部61は各
時刻毎に左右の画像入力装置から画像データを入力す
る。 S2,S2’ 画像処理部54は各時刻毎に左右の画像
の特徴点A,B,Cをそれぞれ抽出する。
【0085】S3 位置計算部56は各時刻毎の左右の
特徴点の対応付けを行う。 S4 位置計算部56は各時刻毎に特徴点の距離および
方向を計算し,位置を求める。即ち,時刻fの特徴点
A,B,Cの位置ベクトルAvf =(Ax ,Ay
z ),Bvf =(Bx ,By ,Bz ),Cvf =(C
x ,Cy ,Cz )を求める。
【0086】S5 運動同定部57は重心座標系に座標
変換し,姿勢演算をする。即ち,時刻fの重心座標の直
交軸の方向ベクトルnv,av,ovをそれぞれn
f ,avf ,ovf とすると, avf =(Bvf −Avf )×(Cvf −Avf ) ovf =nvf ×avf nvf =Bvf −Avf を求める。
【0087】S6 運動同定部57は特徴点の距離をも
とに連続する3時刻のtvf ,Rv f (f=0,1,
2)を求める。そして回転行列Rω=Rvf+1 Rvf -1
を求める。
【0088】さらに,gvf+1 =gvf +dv (dv
は並進速度ベクトル)より tvf =gv0 +dv・f+Rvf ・mv(f=0,
1,2) であるので,3時刻のtvf ,Rvf の測定値より得ら
れる,連立方程式を解いて,gv0 ,dv,mvを求め
る。
【0089】S7 出力部は運動同定結果を出力する。 S8 次の連続する3時刻の画像データを要求する。 図8は本発明の形状推定装置の実施例である。
【0090】図8 (a)は装置構成を示す。図8 (b)は図
8 (a)の装置のフローチャートである。図8 (a)におい
て,50は浮遊物体であり,並進速度(kv),角速度
(ω),回転軸(kv)である。
【0091】51’は形状推定装置であって,浮遊物体
50の形状を推定するものである。52,53は左右の
画像入力装置である。54,55は左右の画像処理部で
あって,左右の画像データの特徴点を抽出するものであ
る。
【0092】56は位置計算部であって,左右の特徴点
の対応付けをし,特徴点の位置を算出するものである。
58は出力部であって,形状推定した結果を出力するイ
ンタフェースである。
【0093】70は形状推定部であって,浮遊物体50
の形状推定を行うものである。形状推定部70におい
て,57は運動同定部であって,浮遊物体50の姿勢,
運動パラメータを求めるものである。
【0094】65は輪郭点座標保持部であって,画像の
輪郭データを抽出して保持するものである。66’は形
状推定演算部であって,画像の輪郭データと運動パラメ
ータにより形状推定を行うものである。
【0095】60はディスプレイであって,推定形状を
画面に表示するものである。59は磁気ディスク装置で
あって,推定した形状データを保存するものである。
【0096】61’はプリンタであって,形状推定結果
のデータを印刷出力するものである。なお,出力部は物
体の位置,姿勢,運動パラメータ,形状を姿勢制御装置
等の外部装置にも出力する。
【0097】図8 (b)の説明は後述する。図9は本発明
の形状推定装置のシステム構成の実施例である。図9に
おいて,51’は形状推定装置である。
【0098】52は左右の画像入力装置である。61は
画像データ入力部であって,画像データを入力するイン
タフェースである。
【0099】65はCPUである。66はメモリであ
る。K’は形状推定手段である。58は出力部であっ
て,形状推定データを外部装置に出力するインタフェー
スである。
【0100】59は磁気ディスク装置であって,画像デ
ータおよび形状推定データ等を保存するものである。6
0はディスプレイであって,推定した形状を画面に表示
するものである。
【0101】61’はプリンタである。メモリ66にお
いて,54は左右の画像処理部であって,画像データに
基づいて特徴点を抽出する等の処理を行うプログラムで
ある。
【0102】56は位置計算部であって,左右の特徴点
を対応付ける処理および各特徴点の位置を求めるプログ
ラムである。57は運動同定部であって,運動同定する
プログラムである。
【0103】70は形状推定部である。形状推定部70
において,64は輪郭抽出部であって,画像データに基
づいて画像の輪郭を抽出するプログラムである。
【0104】65は輪郭点座標保持部であって,輪郭の
座標を保持する領域である。66’は形状推定演算部で
あって,形状推定の演算を行うプログラムである。59
は磁気ディスク装置である。
【0105】60はディスプレイである。61’はプリ
ンタである。図8 (b)により本発明の形状推定装置の動
作を説明する。
【0106】本発明の形状推定装置の画像入力から運動
同定までの処理は前述の運動同定装置のものと同じであ
る。 S1 左右の画像入力装置52,53から画像入力をす
る。
【0107】S2 左右の画像処理部54,55は画像
データから特徴点を抽出する。 S3 位置計算部56は左右の特徴点の対応付けを行
う。 S4 位置計算部56は特徴点の距離を計算する。
【0108】S5 運動同定部57は浮遊物体50の特
徴点の位置の時系列データから姿勢,運動パラメータを
求める。 S6 輪郭抽出部64は画像データから輪郭を抽出す
る。
【0109】S7 形状推定部70は連続する複数時点
の輪郭データと姿勢,位置,運動パラメータにより形状
を推定する。 S8 位置,姿勢,運動パラメータ,推定した形状を出
力する。
【0110】S9 次の画像データの入力要求をする。
【0111】
【発明の効果】本発明の運動同定装置によれば,物体の
モデルや距離計測用のマークがなくても物体の位置,姿
勢,運動パラメータを求めることができる。また,本発
明の形状測定装置によれば,物体のモデルや距離計測用
のマークがなくても物体の位置,姿勢,運動パラメータ
を求め,その測定結果を用いて物体の形状を求めること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の形状推定装置の形状測定方法の説明図
である。
【図3】本発明の運動同定装置の実施例を示す図であ
る。
【図4】本発明の運動同定装置のシステム構成実施例を
示す図である。
【図5】本発明の運動同定の計算方法(1) ,(2) の説明
図である。
【図6】本発明のシステム構成実施例のフローチャート
(1) を示す図である。
【図7】本発明のシステム構成実施例のフローチャート
(2) を示す図である。
【図8】本発明の形状推定装置の実施例を示す図であ
る。
【図9】本発明の形状推定装置のシステム構成実施例を
示す図である。
【符号の説明】
F:運動同定装置 1:測定対象の物体 2:画像入力装置(形状推定装置) K:運動同定手段 K’:形状推定手段 3:画像処理部 4:位置計算部 5:運動同定部 6:形状推定部 7:出力部 10:画像データ保存装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01P 3/36 C G06T 7/00 7/60

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運動している物体の画像データを入力す
    る画像入力装置と,該画像データにより物体の特徴点を
    抽出する画像処理部と,画像面に対する特徴点までの位
    置を計測する位置計算部と,該特徴点の時系列の位置の
    データに基づいて該物体の姿勢および物体の運動パラメ
    ータを求める運動同定部と,求めた位置,姿勢,運動パ
    ラメータを出力する出力部とを備えたことを特徴とする
    運動同定装置。
  2. 【請求項2】画像入力装置と運動している物体の位置と
    姿勢および運動パラメータを求める運動同定手段と出力
    部とを備え,運動同定手段は,画像入力装置から入力さ
    れる画像データにより物体の特徴点を抽出し,該特徴点
    の画像面に対する位置を算出し,該特徴点の時系列の位
    置のデータに基づいて物体の姿勢および運動パラメータ
    を求め,求めた位置,姿勢,運動パラメータを出力する
    ことを特徴とする運動同定方法。
  3. 【請求項3】 運動している物体の画像データを入力す
    る画像入力装置と,該画像データにより物体の特徴点を
    抽出する画像処理部と,画像面に対する該特徴点の位置
    を計算する位置計算部と,該特徴点の時系列の位置のデ
    ータに基づいて物体の姿勢および運動パラメータを求め
    る運動同定部と,該物体の画像面上の輪郭と位置と姿勢
    および運動パラメータとに基づいて該物体の形状を推定
    する形状推定部と,求めた位置,姿勢,運動パラメータ
    および形状を出力する出力部とを備えたことを特徴とす
    る形状推定装置。
  4. 【請求項4】画像入力装置と運動している物体の位置と
    姿勢および運動パラメータを求める形状推定手段と出力
    部とを備え,形状推定手段は,画像入力装置から入力さ
    れる画像データにより物体の特徴点を抽出し,画像面に
    対する特徴点の位置を計算し,該位置の時系列データに
    基づいて物体の姿勢および運動パラメータを求め,時系
    列の画像の輪郭データを求め,該時系列の輪郭データと
    位置と姿勢および運動パラメータとに基づいて物体の形
    状を推定し,求めた位置,姿勢,運動パラメータおよび
    形状を出力することを特徴とする形状測定方法。
JP6237414A 1994-09-30 1994-09-30 運動同定装置と運動同定方法および形状推定装置と形状測定方法 Withdrawn JPH08101038A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118476A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 株式会社東芝 3次元距離計測装置及びその方法

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