JPH08102677A - Mpeg規格の音声信号デコーダ - Google Patents
Mpeg規格の音声信号デコーダInfo
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- JPH08102677A JPH08102677A JP6262075A JP26207594A JPH08102677A JP H08102677 A JPH08102677 A JP H08102677A JP 6262075 A JP6262075 A JP 6262075A JP 26207594 A JP26207594 A JP 26207594A JP H08102677 A JPH08102677 A JP H08102677A
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- Japan
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- audio signal
- scale factor
- value
- multiplier
- frequency band
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- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
- G06T9/007—Transform coding, e.g. discrete cosine transform
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Discrete Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路規模を大きくすることなくMPEG音声
デコーダにグラフィックイコライザの機能を持たせるこ
とができるようにする。 【構成】 個人の嗜好に合わせて外部CPU103によ
って設定される所望の周波数帯域ごとの音量レベルに応
じて、分解抽出回路31aから出力されるスケールファ
クタ(SF)の値を変更するスケールファクタ変更回路1
02を設け、逆量子化処理の過程において、上記分解抽
出回路31aから出力される各周波数帯域ごとの量子化
データ(Sample)に対する乗数となる上記スケールファ
クタ(SF)の値を各周波数帯域ごとに変化させて、音声
信号成分を各周波数帯域ごとに所望のレベルにブースト
またはカットすることができるようにすることにより、
上記スケールファクタ(SF)の値を変更するための小規
模な回路を追加するだけで、従来のMPEG音声デコー
ダにグラフィックイコライザの機能を付加することがで
きるようにする。
デコーダにグラフィックイコライザの機能を持たせるこ
とができるようにする。 【構成】 個人の嗜好に合わせて外部CPU103によ
って設定される所望の周波数帯域ごとの音量レベルに応
じて、分解抽出回路31aから出力されるスケールファ
クタ(SF)の値を変更するスケールファクタ変更回路1
02を設け、逆量子化処理の過程において、上記分解抽
出回路31aから出力される各周波数帯域ごとの量子化
データ(Sample)に対する乗数となる上記スケールファ
クタ(SF)の値を各周波数帯域ごとに変化させて、音声
信号成分を各周波数帯域ごとに所望のレベルにブースト
またはカットすることができるようにすることにより、
上記スケールファクタ(SF)の値を変更するための小規
模な回路を追加するだけで、従来のMPEG音声デコー
ダにグラフィックイコライザの機能を付加することがで
きるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮され符号化された
ディジタル音声信号を復号するための音声信号デコーダ
に関し、特に、MPEG規格の音声信号を復号するのに
用いて好適なものである。
ディジタル音声信号を復号するための音声信号デコーダ
に関し、特に、MPEG規格の音声信号を復号するのに
用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル音声信号の圧縮技術の
1つとして、MPEGと称される技術が開発されてきて
いる。このMPEGによる音声信号の圧縮技術は、IS
O/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)によ
って規格化されたものであり、MPEG1とMPEG2
との両方を含む。以下、これらを合わせてMPEG規格
という。
1つとして、MPEGと称される技術が開発されてきて
いる。このMPEGによる音声信号の圧縮技術は、IS
O/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)によ
って規格化されたものであり、MPEG1とMPEG2
との両方を含む。以下、これらを合わせてMPEG規格
という。
【0003】このMPEG規格には、要求される音質や
回路規模によってレイヤ1,レイヤ2,レイヤ3の3つ
の方式が用意されている。レイヤ1とレイヤ2との主な
違いは、ディジタル化された情報についてコード化およ
びサンプリングが施されたデータを幾つごとにまとめる
かというフレームサイズの差にある。また、レイヤ3に
ついては、上記フレームサイズの他に符号化の方式も異
なっている。
回路規模によってレイヤ1,レイヤ2,レイヤ3の3つ
の方式が用意されている。レイヤ1とレイヤ2との主な
違いは、ディジタル化された情報についてコード化およ
びサンプリングが施されたデータを幾つごとにまとめる
かというフレームサイズの差にある。また、レイヤ3に
ついては、上記フレームサイズの他に符号化の方式も異
なっている。
【0004】また、MPEG規格においては、音声信号
のチャンネルモードとして、シングルチャンネル、デュ
アルチャンネル、ステレオ、ジョイントステレオなどの
各モードが規定されている。これらの各モードの違い
は、音源が1つ、2つまたはステレオの何れであるかと
いうことと、高音域におけるステレオ音声の符号化の仕
方との差異によるものである。
のチャンネルモードとして、シングルチャンネル、デュ
アルチャンネル、ステレオ、ジョイントステレオなどの
各モードが規定されている。これらの各モードの違い
は、音源が1つ、2つまたはステレオの何れであるかと
いうことと、高音域におけるステレオ音声の符号化の仕
方との差異によるものである。
【0005】さらに、MPEG規格では、各レイヤの各
チャンネルモードごとに使用可能な伝送レートが規定さ
れている。例えば、レイヤ1のシングルチャンネルにお
いては、32K, 64K, 96K, 128K, 160Kbit/secなどの値が
定義されている。この伝送レートの違いは、圧縮後のデ
ータ量に影響を及ぼす。また、再生後の音声信号の出力
レート(サンプリングレート)として、32K, 44.1K, 48
KHz の3種類のレートが規定されている。
チャンネルモードごとに使用可能な伝送レートが規定さ
れている。例えば、レイヤ1のシングルチャンネルにお
いては、32K, 64K, 96K, 128K, 160Kbit/secなどの値が
定義されている。この伝送レートの違いは、圧縮後のデ
ータ量に影響を及ぼす。また、再生後の音声信号の出力
レート(サンプリングレート)として、32K, 44.1K, 48
KHz の3種類のレートが規定されている。
【0006】以下に、MPEG規格で採用されている音
声信号の圧縮および復号の原理を、レイヤ1,シングル
チャンネル,伝送レート128Kbit/sec ,サンプリングレ
ート48KHz の下で1フレームの音声信号を圧縮および復
号する場合を例にとって説明する。
声信号の圧縮および復号の原理を、レイヤ1,シングル
チャンネル,伝送レート128Kbit/sec ,サンプリングレ
ート48KHz の下で1フレームの音声信号を圧縮および復
号する場合を例にとって説明する。
【0007】まず、384サンプル単位でなる1フレー
ム分のディジタル音声信号は、サブバンドフィルタによ
り32のサブバンドに分割され、各サブバンド毎に12
サンプルの値を得る。そして、この各サブバンドの最大
振幅からスケールファクタ(SF)が求められ、各データ
はそのサブバンドのスケールファクタ(SF)により正規
化される。また、伝送レート、サンプリングレートから
上記1フレーム当りのビット量が計算される。
ム分のディジタル音声信号は、サブバンドフィルタによ
り32のサブバンドに分割され、各サブバンド毎に12
サンプルの値を得る。そして、この各サブバンドの最大
振幅からスケールファクタ(SF)が求められ、各データ
はそのサブバンドのスケールファクタ(SF)により正規
化される。また、伝送レート、サンプリングレートから
上記1フレーム当りのビット量が計算される。
【0008】また、人の聴覚心理学モデルによる最小下
限聴特性やマスキング特性(前者は人の聴覚が低周波や
高周波の領域ではあまり敏感でないという特性、後者は
ある周波数スペクトルのピーク近傍の周波数では聴感度
が低下するという特性)に基づいて、上記1フレームの
ビット量と合致するよう量子化レベル(Allocation)が
各サブバンドごとに設定される。
限聴特性やマスキング特性(前者は人の聴覚が低周波や
高周波の領域ではあまり敏感でないという特性、後者は
ある周波数スペクトルのピーク近傍の周波数では聴感度
が低下するという特性)に基づいて、上記1フレームの
ビット量と合致するよう量子化レベル(Allocation)が
各サブバンドごとに設定される。
【0009】次に、こうして設定された量子化レベル
(Allocation)に従って、上記正規化された各サブバン
ド毎のサンプルが量子化および符号化され、量子化デー
タ(Sample)が求められる。そして、この量子化データ
(Sample)は、上述のスケールファクタ(SF)および量
子化レベル(Allocation)とともに1つのデータストリ
ームにされて、圧縮音声信号が生成される。
(Allocation)に従って、上記正規化された各サブバン
ド毎のサンプルが量子化および符号化され、量子化デー
タ(Sample)が求められる。そして、この量子化データ
(Sample)は、上述のスケールファクタ(SF)および量
子化レベル(Allocation)とともに1つのデータストリ
ームにされて、圧縮音声信号が生成される。
【0010】ここで、上述の量子化レベル(Allocatio
n)は、復号時において逆量子化演算を行うときに用い
られるデータであり、1つのサブバンド中に含まれる各
サンプルに何ビットが割り当てられているかを表すもの
である。
n)は、復号時において逆量子化演算を行うときに用い
られるデータであり、1つのサブバンド中に含まれる各
サンプルに何ビットが割り当てられているかを表すもの
である。
【0011】また、スケールファクタ(SF)は、復号時
において逆スケーリング演算を行うときに用いられるデ
ータであり、おおよその出力レベルを与えるものであ
る。例えば、電子計算機で使用する浮動小数点数の指数
部に相当する。このスケールファクタ(SF)は、各サブ
バンド毎に固定の値が定められており、その値には0〜
62の63種類の整数が用いられる。
において逆スケーリング演算を行うときに用いられるデ
ータであり、おおよその出力レベルを与えるものであ
る。例えば、電子計算機で使用する浮動小数点数の指数
部に相当する。このスケールファクタ(SF)は、各サブ
バンド毎に固定の値が定められており、その値には0〜
62の63種類の整数が用いられる。
【0012】さらに、量子化データ(Sample)は、復号
時における逆量子化演算に用いられるデータであり、出
力データの細かい値を与えるものである。例えば、電子
計算機で使用する浮動小数点数の仮数部に相当する。
時における逆量子化演算に用いられるデータであり、出
力データの細かい値を与えるものである。例えば、電子
計算機で使用する浮動小数点数の仮数部に相当する。
【0013】一方、以上のようにして圧縮されたデータ
の復号は、この圧縮とは逆の操作によって行われる。す
なわち、まず、対象となる圧縮音声信号のデータストリ
ームが分解されて、そこから量子化レベル(Allocatio
n)、スケールファクタ(SF)および量子化データ(Sam
ple)が抽出される。そして、抽出された量子化データ
(Sample)が量子化レベル(Allocation)によって逆量
子化されるとともに、スケールファクタ(SF)によって
逆スケーリング処理が施されて、サブバンド情報が求め
られる。
の復号は、この圧縮とは逆の操作によって行われる。す
なわち、まず、対象となる圧縮音声信号のデータストリ
ームが分解されて、そこから量子化レベル(Allocatio
n)、スケールファクタ(SF)および量子化データ(Sam
ple)が抽出される。そして、抽出された量子化データ
(Sample)が量子化レベル(Allocation)によって逆量
子化されるとともに、スケールファクタ(SF)によって
逆スケーリング処理が施されて、サブバンド情報が求め
られる。
【0014】次に、この逆量子化演算等により得られた
サブバンド情報に対して、シンセサイザ合成の処理が施
される。その後、ポリフェーズフィルタにより所定の処
理が施された後、前後16の波形が合成されて復号音声
信号として出力される。
サブバンド情報に対して、シンセサイザ合成の処理が施
される。その後、ポリフェーズフィルタにより所定の処
理が施された後、前後16の波形が合成されて復号音声
信号として出力される。
【0015】図5は、上述のようにして圧縮音声信号の
復号を行うための従来の音声信号デコーダの一部を示す
概略的な構成図である。図5に示す音声信号デコーダに
おいて、31は入力ユニットであり、その内部に設けら
れている分解抽出回路31aによって、入力される圧縮
音声信号のデータストリームDS から量子化レベル(Al
location)、スケールファクタ(SF)および量子化デー
タ(Sample)を分解して抽出する。なお、このような処
理は、入力コントローラ32の制御に従って行われる。
復号を行うための従来の音声信号デコーダの一部を示す
概略的な構成図である。図5に示す音声信号デコーダに
おいて、31は入力ユニットであり、その内部に設けら
れている分解抽出回路31aによって、入力される圧縮
音声信号のデータストリームDS から量子化レベル(Al
location)、スケールファクタ(SF)および量子化デー
タ(Sample)を分解して抽出する。なお、このような処
理は、入力コントローラ32の制御に従って行われる。
【0016】次いで、33は逆量子化ユニットであり、
逆量子化コントローラ37の制御に従って、以下のよう
な処理を行う。すなわち、逆量子化ユニット33は、そ
の内部に設けられている逆量子化処理ユニット34およ
び第1の乗算器35により、逆量子化および逆スケーリ
ングの各処理を行う。
逆量子化コントローラ37の制御に従って、以下のよう
な処理を行う。すなわち、逆量子化ユニット33は、そ
の内部に設けられている逆量子化処理ユニット34およ
び第1の乗算器35により、逆量子化および逆スケーリ
ングの各処理を行う。
【0017】ここで、逆量子化処理ユニット34は、上
記抽出した量子化レベル(Allocation)を用いて、量子
化データ(Sample)に対して(式1)に示すような逆量
子化演算を施すことにより、演算値Sample-Valueを求め
る。
記抽出した量子化レベル(Allocation)を用いて、量子
化データ(Sample)に対して(式1)に示すような逆量
子化演算を施すことにより、演算値Sample-Valueを求め
る。
【0018】
【数1】
【0019】また、第1の乗算器35は、上述のスケー
ルファクタ(SF)を用いて、逆量子化処理ユニット34
により求められた演算値Sample-Valueに単項式21-SF/3
の値を乗ずることにより、サブバンド情報Sj (jは0
〜31の値で、32個のサブバンド番号を示す)を求め
る。
ルファクタ(SF)を用いて、逆量子化処理ユニット34
により求められた演算値Sample-Valueに単項式21-SF/3
の値を乗ずることにより、サブバンド情報Sj (jは0
〜31の値で、32個のサブバンド番号を示す)を求め
る。
【0020】このとき、上記単項式21-SF/3の値として
は、第1のテーブルROM36にテーブル情報として予
め記憶されている値SF-TBL(Scale-Factor)が用いられ
る。なお、このテーブル情報SF-TBL(Scale-Factor)は、
与えられるスケールファクタ(SF)に基づいて単項式2
1-SF/3を実際に計算した値と比較して丸め誤差の範囲で
しか異ならない。したがって、MPEG−Audio規
格では、数値テーブルで値が与えられている。
は、第1のテーブルROM36にテーブル情報として予
め記憶されている値SF-TBL(Scale-Factor)が用いられ
る。なお、このテーブル情報SF-TBL(Scale-Factor)は、
与えられるスケールファクタ(SF)に基づいて単項式2
1-SF/3を実際に計算した値と比較して丸め誤差の範囲で
しか異ならない。したがって、MPEG−Audio規
格では、数値テーブルで値が与えられている。
【0021】次いで、38はバッファメモリユニットで
あり、その内部にある第1のバッファメモリ(RAM)
39に、上記逆量子化ユニット33で求められたサブバ
ンド情報Sj が格納される。そして、この第1のバッフ
ァメモリ39に格納されたサブバンド情報Sj は、次段
においてシンセサイザ合成を行う際に使用される。
あり、その内部にある第1のバッファメモリ(RAM)
39に、上記逆量子化ユニット33で求められたサブバ
ンド情報Sj が格納される。そして、この第1のバッフ
ァメモリ39に格納されたサブバンド情報Sj は、次段
においてシンセサイザ合成を行う際に使用される。
【0022】上記第1のバッファメモリ39に格納され
たサブバンド情報Sj は、バッファメモリコントローラ
40の制御に従って、次段のシンセサイザ合成ユニット
41に供給される。このシンセサイザ合成ユニット41
には、第2の乗算器42と累積加算器43と第2のテー
ブルROM44とが備えられており、これらによって各
サブバンドの周波数と、対象となる時刻の位相とから波
形情報Vi が求められるようになされている。
たサブバンド情報Sj は、バッファメモリコントローラ
40の制御に従って、次段のシンセサイザ合成ユニット
41に供給される。このシンセサイザ合成ユニット41
には、第2の乗算器42と累積加算器43と第2のテー
ブルROM44とが備えられており、これらによって各
サブバンドの周波数と、対象となる時刻の位相とから波
形情報Vi が求められるようになされている。
【0023】具体的には、まず、第2の乗算器42によ
り、上記第1のバッファメモリ39から供給されるサブ
バンド情報Sj に、cos((16+i)×(2j+1)π/64)の値が乗
ぜられる。このようなcos((16+i)×(2j+1)π/64)の値
は、上記第2のテーブルROM44にテーブル情報とし
て予め記憶されているものが用いられる。なお、上記式
中のi は時間軸方向のパラメータ(サンプル番号)であ
り、0〜63の値をとる。また、j は周波数軸方向のパ
ラメータ(サブバンド番号)であり、0〜31の値をと
る。
り、上記第1のバッファメモリ39から供給されるサブ
バンド情報Sj に、cos((16+i)×(2j+1)π/64)の値が乗
ぜられる。このようなcos((16+i)×(2j+1)π/64)の値
は、上記第2のテーブルROM44にテーブル情報とし
て予め記憶されているものが用いられる。なお、上記式
中のi は時間軸方向のパラメータ(サンプル番号)であ
り、0〜63の値をとる。また、j は周波数軸方向のパ
ラメータ(サブバンド番号)であり、0〜31の値をと
る。
【0024】次に、累積加算器43により、上記第2の
乗算器42で求められた各サブバンド毎の乗算値が全て
加算されて波形情報Vi が求められる。なお、このよう
なシンセサイザ合成ユニット41での一連の演算処理
は、シンセサイザ合成コントローラ45による制御に従
って行われる。そして、こうしてシンセサイザ合成ユニ
ット41にて求められた波形情報Vi は、次段の出力ユ
ニット46の内部にある第2のバッファメモリ47に格
納される。
乗算器42で求められた各サブバンド毎の乗算値が全て
加算されて波形情報Vi が求められる。なお、このよう
なシンセサイザ合成ユニット41での一連の演算処理
は、シンセサイザ合成コントローラ45による制御に従
って行われる。そして、こうしてシンセサイザ合成ユニ
ット41にて求められた波形情報Vi は、次段の出力ユ
ニット46の内部にある第2のバッファメモリ47に格
納される。
【0025】次に、以上のように構成した音声信号デコ
ーダの中の入力ユニット31および逆量子化ユニット3
3の動作を、図6のフローチャートとともに説明する。
図6において、まずステップP1で、分解抽出回路31
aによって、圧縮音声信号のデータストリームDs から
量子化レベル(Allocation)、スケールファクタ(SF)
および量子化データ(Sample)が各々抽出される。
ーダの中の入力ユニット31および逆量子化ユニット3
3の動作を、図6のフローチャートとともに説明する。
図6において、まずステップP1で、分解抽出回路31
aによって、圧縮音声信号のデータストリームDs から
量子化レベル(Allocation)、スケールファクタ(SF)
および量子化データ(Sample)が各々抽出される。
【0026】こうして抽出された量子化レベル(Alloca
tion)および量子化データ(Sample)は、逆量子化処理
ユニット34に供給される。また、スケールファクタ
(SF)は、第1のテーブルROM36に供給される。
tion)および量子化データ(Sample)は、逆量子化処理
ユニット34に供給される。また、スケールファクタ
(SF)は、第1のテーブルROM36に供給される。
【0027】次に、ステップP2で、逆量子化処理ユニ
ット34により上記量子化レベル(Allocation)に従っ
て量子化データ(Sample)が逆量子化され、演算値Samp
le-Valueが求められる。こうして求められた演算値Samp
le-Valueは、第1の乗算器35に与えられる。
ット34により上記量子化レベル(Allocation)に従っ
て量子化データ(Sample)が逆量子化され、演算値Samp
le-Valueが求められる。こうして求められた演算値Samp
le-Valueは、第1の乗算器35に与えられる。
【0028】ステップS3では、上述のようにして分解
抽出回路31aから第1のテーブルROM36に与えら
れるスケールファクタ(SF)の値に応じて、第1のテー
ブルROM36からSF-TBL(Scale-Factor)が読み出さ
れ、これが第1の乗算器35に与えられる。
抽出回路31aから第1のテーブルROM36に与えら
れるスケールファクタ(SF)の値に応じて、第1のテー
ブルROM36からSF-TBL(Scale-Factor)が読み出さ
れ、これが第1の乗算器35に与えられる。
【0029】そして、ステップS4で、上記第1の乗算
器35により上記第1のテーブルROM36から読み出
されたSF-TBL(Scale-Factor)の値と、上記逆量子化処理
ユニット34から与えられる演算値Sample-Valueとが乗
ぜられることにより、サブバンド情報Sj が求められ
る。こうして求められたサブバンド情報Sj は、次段の
処理で用いるために、第1のバッファメモリ39に与え
られて格納される。
器35により上記第1のテーブルROM36から読み出
されたSF-TBL(Scale-Factor)の値と、上記逆量子化処理
ユニット34から与えられる演算値Sample-Valueとが乗
ぜられることにより、サブバンド情報Sj が求められ
る。こうして求められたサブバンド情報Sj は、次段の
処理で用いるために、第1のバッファメモリ39に与え
られて格納される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なMPEG規格の音声信号デコーダにより圧縮音声信号
を復号して音声を出力する際に、特定の音声帯域の信号
レベルをブーストまたはカットすることにより、個人の
嗜好に合った音場を作り出したい場合がある。しかしな
がら、従来の音声再生装置では、所望の音場を作り出す
ためにはグラフィックイコライザ等の処理装置を付加し
なければならなかった。
なMPEG規格の音声信号デコーダにより圧縮音声信号
を復号して音声を出力する際に、特定の音声帯域の信号
レベルをブーストまたはカットすることにより、個人の
嗜好に合った音場を作り出したい場合がある。しかしな
がら、従来の音声再生装置では、所望の音場を作り出す
ためにはグラフィックイコライザ等の処理装置を付加し
なければならなかった。
【0031】このため、回路規模が非常に大きくなって
しまい、また、装置のハード構成も複雑になってしまう
という問題があった。本発明は、このような問題を解決
するために成されたものであり、回路規模を大きくする
ことなくMPEG規格の音声信号デコーダにグラフィッ
クイコライザの機能を持たせることができるようにする
ことを目的とする。
しまい、また、装置のハード構成も複雑になってしまう
という問題があった。本発明は、このような問題を解決
するために成されたものであり、回路規模を大きくする
ことなくMPEG規格の音声信号デコーダにグラフィッ
クイコライザの機能を持たせることができるようにする
ことを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明のMPEG規格の
音声信号デコーダは、MPEG規格の圧縮音声信号のデ
ータストリームから量子化レベルデータ、スケールファ
クタデータおよび複数の周波数帯域に分割された量子化
データの各データを抽出し、上記周波数帯域ごとの量子
化データに対して上記スケールファクタに基づいて生成
される乗数を乗算する逆量子化処理を行って上記圧縮音
声信号を復号するようにした音声信号デコーダにおい
て、上記複数の周波数帯域の中から選択された所望の周
波数帯域と、その周波数帯域における所望のブースト量
またはカット量とに関する設定情報を入力する入力手段
と、上記入力手段により入力された設定情報に応じて、
上記逆量子化処理で用いられる乗数の値を変化させる乗
数変更手段とを設けたものである。
音声信号デコーダは、MPEG規格の圧縮音声信号のデ
ータストリームから量子化レベルデータ、スケールファ
クタデータおよび複数の周波数帯域に分割された量子化
データの各データを抽出し、上記周波数帯域ごとの量子
化データに対して上記スケールファクタに基づいて生成
される乗数を乗算する逆量子化処理を行って上記圧縮音
声信号を復号するようにした音声信号デコーダにおい
て、上記複数の周波数帯域の中から選択された所望の周
波数帯域と、その周波数帯域における所望のブースト量
またはカット量とに関する設定情報を入力する入力手段
と、上記入力手段により入力された設定情報に応じて、
上記逆量子化処理で用いられる乗数の値を変化させる乗
数変更手段とを設けたものである。
【0033】本発明の他の特徴とするところは、上記入
力手段により入力された所望の周波数帯域に対応するス
ケールファクタの値を、上記入力手段により入力された
所望のブースト量またはカット量に応じて変化させるよ
うに上記乗数変更手段を構成したものである。
力手段により入力された所望の周波数帯域に対応するス
ケールファクタの値を、上記入力手段により入力された
所望のブースト量またはカット量に応じて変化させるよ
うに上記乗数変更手段を構成したものである。
【0034】本発明の更に他の特徴とするところは、上
記入力手段により入力された所望の周波数帯域に対応す
るスケールファクタに基づいて生成される乗数の値を、
上記入力手段により入力された所望のブースト量または
カット量に応じてシフト演算によって変化させるように
上記乗数変更手段を構成したものである。
記入力手段により入力された所望の周波数帯域に対応す
るスケールファクタに基づいて生成される乗数の値を、
上記入力手段により入力された所望のブースト量または
カット量に応じてシフト演算によって変化させるように
上記乗数変更手段を構成したものである。
【0035】
【作用】本発明は、MPEG規格では圧縮音声信号のデ
ータストリームに含まれる量子化データが複数の周波数
帯域に既に分割されていることを利用して、圧縮音声信
号の復号時における逆量子化処理において、各周波数帯
域ごとに順に供給される量子化データに対する乗数が所
望のブースト量またはカット量に応じて変更され、この
ように乗数が変更されるだけで、その変更に対応して音
声信号成分が各周波数帯域ごとに所望のレベルにブース
トまたはカットされるようになる。
ータストリームに含まれる量子化データが複数の周波数
帯域に既に分割されていることを利用して、圧縮音声信
号の復号時における逆量子化処理において、各周波数帯
域ごとに順に供給される量子化データに対する乗数が所
望のブースト量またはカット量に応じて変更され、この
ように乗数が変更されるだけで、その変更に対応して音
声信号成分が各周波数帯域ごとに所望のレベルにブース
トまたはカットされるようになる。
【0036】
【実施例】まず、本発明のMPEG規格の音声信号デコ
ーダが採用する逆量子化処理の原理を、レイヤ1の場合
を例にとって以下に説明する。
ーダが採用する逆量子化処理の原理を、レイヤ1の場合
を例にとって以下に説明する。
【0037】図4に示すように、音声信号の圧縮過程で
生成されたデータストリームには、0〜31の32サブ
バンドに帯域分割された量子化データ(図4中では実線
で示される)が含まれている。そして、これらの各サブ
バンド毎の量子化データは、サブバンド0からサブバン
ド31まで順に音声信号デコーダに入力され、逆量子化
の処理が施されて各サブバンド毎の逆量子化データとさ
れる。
生成されたデータストリームには、0〜31の32サブ
バンドに帯域分割された量子化データ(図4中では実線
で示される)が含まれている。そして、これらの各サブ
バンド毎の量子化データは、サブバンド0からサブバン
ド31まで順に音声信号デコーダに入力され、逆量子化
の処理が施されて各サブバンド毎の逆量子化データとさ
れる。
【0038】すなわち、量子化データの最上位ビットを
反転した値(2の補数)をS''' とすると、逆量子化デ
ータS’(図4中では実線+破線で示される)は、次の
ように求められる。なお、スケールファクタの値は各サ
ブバンド毎に一定であり、その値はMPEG規格で0〜
62の63種類に限定されている。
反転した値(2の補数)をS''' とすると、逆量子化デ
ータS’(図4中では実線+破線で示される)は、次の
ように求められる。なお、スケールファクタの値は各サ
ブバンド毎に一定であり、その値はMPEG規格で0〜
62の63種類に限定されている。
【0039】 S''=(2nb/2nb-1)×(S''' +2-nb+1 ) nbはサブバンド毎の量子化レベルデータ S’=factor×S'' factorはスケールファクタ
【0040】次に、個人の嗜好に合った音場を作り出そ
うとする場合は、所望のサブバンドの逆量子化データ
S’に対して所望のブースト量またはカット量に対応し
た係数f’をかけて、 S=f’×factor×S'' のように新たな逆量子化データSを求める。
うとする場合は、所望のサブバンドの逆量子化データ
S’に対して所望のブースト量またはカット量に対応し
た係数f’をかけて、 S=f’×factor×S'' のように新たな逆量子化データSを求める。
【0041】このように、所望のブースト量またはカッ
ト量に応じた逆量子化データSを各サブバンド毎に求め
ることにより、任意のサブバンド(周波数帯域)の音声
信号を所望のレベルにブーストまたはカットすることが
できるようにしている。
ト量に応じた逆量子化データSを各サブバンド毎に求め
ることにより、任意のサブバンド(周波数帯域)の音声
信号を所望のレベルにブーストまたはカットすることが
できるようにしている。
【0042】つまり、MPEG規格の圧縮音声信号中に
含まれている量子化データが複数のサブバンドに既に帯
域分割されていることを利用して、これらの各サブバン
ド毎に決められた値を持つスケールファクタを可変とす
ることにより、グラフィックイコライザ等の大掛かりな
処理装置を付加しなくても、それと同等の効果を得るこ
とができるようにしている。
含まれている量子化データが複数のサブバンドに既に帯
域分割されていることを利用して、これらの各サブバン
ド毎に決められた値を持つスケールファクタを可変とす
ることにより、グラフィックイコライザ等の大掛かりな
処理装置を付加しなくても、それと同等の効果を得るこ
とができるようにしている。
【0043】以下に示す各実施例によるMPEG規格の
音声信号デコーダは、上述のような原理を利用して構成
したものである。図1は、第1の実施例によるMPEG
音声デコーダ100の概略的な構成を示す図である。な
お、図1において、図5に示した符号と同じ符号を付し
たものは、同じ機能を有するものであるので、これにつ
いての詳細な説明は省略する。
音声信号デコーダは、上述のような原理を利用して構成
したものである。図1は、第1の実施例によるMPEG
音声デコーダ100の概略的な構成を示す図である。な
お、図1において、図5に示した符号と同じ符号を付し
たものは、同じ機能を有するものであるので、これにつ
いての詳細な説明は省略する。
【0044】図1において、103はMPEG音声デコ
ーダ100に外付けされる汎用のCPU(外部CPU)
であり、変化させたい周波数帯域や音量レベル(ブース
ト量またはカット量)を任意に設定する。そして、これ
らの周波数帯域や音量レベルに関する設定情報s1をC
PUインタフェース回路101に転送する。
ーダ100に外付けされる汎用のCPU(外部CPU)
であり、変化させたい周波数帯域や音量レベル(ブース
ト量またはカット量)を任意に設定する。そして、これ
らの周波数帯域や音量レベルに関する設定情報s1をC
PUインタフェース回路101に転送する。
【0045】上述のCPUインタフェース回路101
は、MPEG音声デコーダ100の内部に設けられてい
て、上記外部CPU103から周波数帯域毎の設定情報
s1を受け取り、この設定情報s1を基にして所定の制
御情報s2を出力してスケールファクタ変更回路102
を制御する。
は、MPEG音声デコーダ100の内部に設けられてい
て、上記外部CPU103から周波数帯域毎の設定情報
s1を受け取り、この設定情報s1を基にして所定の制
御情報s2を出力してスケールファクタ変更回路102
を制御する。
【0046】また、スケールファクタ変更回路102
は、CPUインタフェース回路101から与えられる制
御情報s2に基づいて、分解抽出回路31aから供給さ
れるスケールファクタ(SF)の値を増大させたり減少さ
せたりする。
は、CPUインタフェース回路101から与えられる制
御情報s2に基づいて、分解抽出回路31aから供給さ
れるスケールファクタ(SF)の値を増大させたり減少さ
せたりする。
【0047】次に、本実施例によるMPEG規格の音声
信号デコーダにおける逆量子化時における動作を、図2
のフローチャートとともに説明する。まず、ステップP
1で、変化させたい周波数帯域や音量レベルを外部CP
U103にセットすると、その周波数帯域に対応するサ
ブバンド、および音量レベルに対応するブースト量また
はカット量の設定情報s1が、外部CPU103からC
PUインタフェース回路101に転送される。
信号デコーダにおける逆量子化時における動作を、図2
のフローチャートとともに説明する。まず、ステップP
1で、変化させたい周波数帯域や音量レベルを外部CP
U103にセットすると、その周波数帯域に対応するサ
ブバンド、および音量レベルに対応するブースト量また
はカット量の設定情報s1が、外部CPU103からC
PUインタフェース回路101に転送される。
【0048】一方、MPEG音声デコーダ100の内部
でPCM音声信号をデコードする際には、まずステップ
P2で、圧縮音声信号のデータストリームDs から量子
化レベル(Allocation)、スケールファクタ(SF)およ
び32のサブバンドに分割された量子化データ(Sampl
e)が分解抽出回路31aによって各々抽出される。
でPCM音声信号をデコードする際には、まずステップ
P2で、圧縮音声信号のデータストリームDs から量子
化レベル(Allocation)、スケールファクタ(SF)およ
び32のサブバンドに分割された量子化データ(Sampl
e)が分解抽出回路31aによって各々抽出される。
【0049】こうして抽出された量子化レベル(Alloca
tion)および量子化データ(Sample)は、逆量子化処理
ユニット34に入力される。このとき、上記抽出された
サブバンド毎の量子化データ(Sample)は、サブバンド
0からサブバンド31まで順に逆量子化処理ユニット3
4に入力される。また、各サブバンド毎に固有のスケー
ルファクタ(SF)は、スケールファクタ変更回路102
に入力される。
tion)および量子化データ(Sample)は、逆量子化処理
ユニット34に入力される。このとき、上記抽出された
サブバンド毎の量子化データ(Sample)は、サブバンド
0からサブバンド31まで順に逆量子化処理ユニット3
4に入力される。また、各サブバンド毎に固有のスケー
ルファクタ(SF)は、スケールファクタ変更回路102
に入力される。
【0050】上記逆量子化処理ユニット34では、分解
抽出回路31aから入力されたサブバンド毎の量子化デ
ータ(Sample)が、同様に入力された量子化レベル(Al
location)に従って逆量子化され、演算値Sample-Value
が求められる。これがステップP3における処理であ
る。
抽出回路31aから入力されたサブバンド毎の量子化デ
ータ(Sample)が、同様に入力された量子化レベル(Al
location)に従って逆量子化され、演算値Sample-Value
が求められる。これがステップP3における処理であ
る。
【0051】また、スケールファクタ変更回路102で
は、上記逆量子化処理ユニット34で逆量子化される量
子化データ(Sample)のサブバンドがCPUインタフェ
ース回路101にセットされたサブバンドと一致するか
否かに応じて、上記逆量子化される量子化データ(Samp
le)のサブバンドに対応するスケールファクタ(SF)の
値が変更される。
は、上記逆量子化処理ユニット34で逆量子化される量
子化データ(Sample)のサブバンドがCPUインタフェ
ース回路101にセットされたサブバンドと一致するか
否かに応じて、上記逆量子化される量子化データ(Samp
le)のサブバンドに対応するスケールファクタ(SF)の
値が変更される。
【0052】すなわち、ステップP4で、逆量子化処理
ユニット34により逆量子化される量子化データ(Samp
le)のサブバンドがCPUインタフェース回路101に
セットされたサブバンドと一致するか否かを判定する。
そして、両者のサブバンドが一致しないときは、ステッ
プP6にジャンプする。この場合は、分解抽出回路31
aから出力されたスケールファクタ(SF)は、スケール
ファクタ変更回路102によって何ら処理が施されるこ
となくそのまま第1のテーブルROM36に送られる。
ユニット34により逆量子化される量子化データ(Samp
le)のサブバンドがCPUインタフェース回路101に
セットされたサブバンドと一致するか否かを判定する。
そして、両者のサブバンドが一致しないときは、ステッ
プP6にジャンプする。この場合は、分解抽出回路31
aから出力されたスケールファクタ(SF)は、スケール
ファクタ変更回路102によって何ら処理が施されるこ
となくそのまま第1のテーブルROM36に送られる。
【0053】これに対し、上記逆量子化される量子化デ
ータ(Sample)のサブバンドがCPUインタフェース回
路101にセットされたサブバンドと一致するときは、
ステップP5に進む。この場合は、スケールファクタ変
更回路102により、分解抽出回路31aから出力され
たスケールファクタ(SF)から新たなスケールファクタ
(SF')が生成される。
ータ(Sample)のサブバンドがCPUインタフェース回
路101にセットされたサブバンドと一致するときは、
ステップP5に進む。この場合は、スケールファクタ変
更回路102により、分解抽出回路31aから出力され
たスケールファクタ(SF)から新たなスケールファクタ
(SF')が生成される。
【0054】上記新たに生成されたスケールファクタ
(SF')の値は、外部CPU103からCPUインタフェ
ース回路101に転送されてくるブースト量またはカッ
ト量に応じて決められる。すなわち、新たなスケールフ
ァクタ(SF')は、分解抽出回路31aから供給される元
のスケールファクタ(SF)に対して、上記ブースト量ま
たはカット量に応じた値が加減算されることにより求め
られる。
(SF')の値は、外部CPU103からCPUインタフェ
ース回路101に転送されてくるブースト量またはカッ
ト量に応じて決められる。すなわち、新たなスケールフ
ァクタ(SF')は、分解抽出回路31aから供給される元
のスケールファクタ(SF)に対して、上記ブースト量ま
たはカット量に応じた値が加減算されることにより求め
られる。
【0055】なお、元のスケールファクタ(SF)に上記
ブースト量またはカット量に応じた係数を乗算すること
により新たなスケールファクタ(SF')を求めるようにし
てもよい。何れにしても、新たなスケールファクタ(S
F')の値は、MPEG規格で定められている0〜62の
値をとるように制限される。例えば、音量レベルをブー
ストする場合は、0< SF'< SF の間で変化し、音量レ
ベルをカットする場合は、SF< SF'<62の間で変化す
る。
ブースト量またはカット量に応じた係数を乗算すること
により新たなスケールファクタ(SF')を求めるようにし
てもよい。何れにしても、新たなスケールファクタ(S
F')の値は、MPEG規格で定められている0〜62の
値をとるように制限される。例えば、音量レベルをブー
ストする場合は、0< SF'< SF の間で変化し、音量レ
ベルをカットする場合は、SF< SF'<62の間で変化す
る。
【0056】このようにして、本実施例では、分解抽出
回路31aから送られるスケールファクタ(SF)の値
を、外部入力に応じて変化させるスケールファクタ変更
回路102を設けて、第1のテーブルROM36から読
み出すべき単項式21-SF/3のテーブル情報を特定するた
めのスケールファクタ(SF)を、MPEG規格で定めら
れている固定値とは異なる値に変更するようにしてい
る。
回路31aから送られるスケールファクタ(SF)の値
を、外部入力に応じて変化させるスケールファクタ変更
回路102を設けて、第1のテーブルROM36から読
み出すべき単項式21-SF/3のテーブル情報を特定するた
めのスケールファクタ(SF)を、MPEG規格で定めら
れている固定値とは異なる値に変更するようにしてい
る。
【0057】以上のようにして、スケールファクタ(S
F)または(SF')が第1のテーブルROM36に与えら
れると、次のステップP6で第1のテーブルROM36
から上記スケールファクタ(SF)または(SF')の値に応
じた単項式21-SF/3のテーブル情報が読み出される。
F)または(SF')が第1のテーブルROM36に与えら
れると、次のステップP6で第1のテーブルROM36
から上記スケールファクタ(SF)または(SF')の値に応
じた単項式21-SF/3のテーブル情報が読み出される。
【0058】そして、ステップP7で、第1の乗算器3
5により、逆量子化処理ユニット34で求められた演算
値Sample-Valueと、第1のテーブルROM36から読み
出された単項式21-SF/3の値とが乗ぜられて、サブバン
ド情報Sj (jは0〜31の値で、32個のサブバンド
番号を示す)が求められる。
5により、逆量子化処理ユニット34で求められた演算
値Sample-Valueと、第1のテーブルROM36から読み
出された単項式21-SF/3の値とが乗ぜられて、サブバン
ド情報Sj (jは0〜31の値で、32個のサブバンド
番号を示す)が求められる。
【0059】このような処理を0〜31の全てのサブバ
ンドについて行うことにより、所望のサブバンド毎に、
音声信号成分を所望のレベルにブーストまたはカットす
ることができる。このように、本実施例では、簡単な回
路を追加するだけであり、回路規模を大幅に増大するこ
となく、従来のMPEG規格の音声信号デコーダに対し
て、所望の周波数帯域をブーストまたはカットするグラ
フィックイコライザの機能を付加することができる。
ンドについて行うことにより、所望のサブバンド毎に、
音声信号成分を所望のレベルにブーストまたはカットす
ることができる。このように、本実施例では、簡単な回
路を追加するだけであり、回路規模を大幅に増大するこ
となく、従来のMPEG規格の音声信号デコーダに対し
て、所望の周波数帯域をブーストまたはカットするグラ
フィックイコライザの機能を付加することができる。
【0060】次に、本発明の第2の実施例について、図
3を用いて説明する。この第2の実施例によるMPEG
音声デコーダ110は、図1に示したスケールファクタ
変更回路102を用いる代わりに、制御回路111およ
びシフタ112を用いて構成したものである。
3を用いて説明する。この第2の実施例によるMPEG
音声デコーダ110は、図1に示したスケールファクタ
変更回路102を用いる代わりに、制御回路111およ
びシフタ112を用いて構成したものである。
【0061】上記制御回路111は、CPUインタフェ
ース回路101から出力される制御情報s2に基づいて
シフタ112を制御する。なお、上記制御情報s2は、
外部CPU103から転送される周波数帯域や音量レベ
ルの設定情報s1を基にして出力されるものである。ま
た、シフタ112は、制御回路111による制御の下
で、スケールファクタ(SF)の値に応じて第1のテーブ
ルROM36から読み出される単項式21-SF/3の値に対
してシフト演算を施す。
ース回路101から出力される制御情報s2に基づいて
シフタ112を制御する。なお、上記制御情報s2は、
外部CPU103から転送される周波数帯域や音量レベ
ルの設定情報s1を基にして出力されるものである。ま
た、シフタ112は、制御回路111による制御の下
で、スケールファクタ(SF)の値に応じて第1のテーブ
ルROM36から読み出される単項式21-SF/3の値に対
してシフト演算を施す。
【0062】本実施例においては、逆量子化処理ユニッ
ト34で逆量子化される量子化データ(Sample)のサブ
バンドと、CPUインタフェース回路101にセットさ
れた音量変化させるべきサブバンドとが一致する場合
に、第1のテーブルROM36から読み出される単項式
21-SF/3の値がシフタ112によってシフトされる。つ
まり、CPUインタフェース回路101にセットされた
周波数帯域に対応するサブバンドの単項式21-SF/3の値
のみがシフタ112によってシフトされる。
ト34で逆量子化される量子化データ(Sample)のサブ
バンドと、CPUインタフェース回路101にセットさ
れた音量変化させるべきサブバンドとが一致する場合
に、第1のテーブルROM36から読み出される単項式
21-SF/3の値がシフタ112によってシフトされる。つ
まり、CPUインタフェース回路101にセットされた
周波数帯域に対応するサブバンドの単項式21-SF/3の値
のみがシフタ112によってシフトされる。
【0063】また、このシフト演算におけるシフト量
は、上述の第1の実施例と同様に、CPUインタフェー
ス回路101にセットされたブースト量またはカット量
に応じて決められる。すなわち、上記第1のテーブルR
OM36から読み出される単項式21-SF/3の値に対し
て、上記ブースト量またはカット量に応じた量だけシフ
トされることにより、第1の乗算器35に供給される値
が所望の値に調整される。
は、上述の第1の実施例と同様に、CPUインタフェー
ス回路101にセットされたブースト量またはカット量
に応じて決められる。すなわち、上記第1のテーブルR
OM36から読み出される単項式21-SF/3の値に対し
て、上記ブースト量またはカット量に応じた量だけシフ
トされることにより、第1の乗算器35に供給される値
が所望の値に調整される。
【0064】このように、本実施例では、シフタ112
を用いて、第1のテーブルROM36から読み出される
単項式21-SF/3の値を、個人の嗜好に合わせて各サブバ
ンド毎に任意に変化させることができるので、所望のサ
ブバンドの音声信号を所望のレベルにブーストまたはカ
ットすることができる。したがって、本実施例において
も第1の実施例と同様に、回路規模を大幅に増大するこ
となく、従来のMPEG規格の音声信号デコーダに対し
て、所望の周波数帯域をブーストまたはカットするグラ
フィックイコライザの機能を付加することができる。
を用いて、第1のテーブルROM36から読み出される
単項式21-SF/3の値を、個人の嗜好に合わせて各サブバ
ンド毎に任意に変化させることができるので、所望のサ
ブバンドの音声信号を所望のレベルにブーストまたはカ
ットすることができる。したがって、本実施例において
も第1の実施例と同様に、回路規模を大幅に増大するこ
となく、従来のMPEG規格の音声信号デコーダに対し
て、所望の周波数帯域をブーストまたはカットするグラ
フィックイコライザの機能を付加することができる。
【0065】また、本実施例では、第1の乗算器35に
供給すべき乗数をシフト演算によって変更するようにし
ているので、逆量子化に際しての演算負荷を小さくする
ことができ、処理を高速に行うことができるようにな
る。
供給すべき乗数をシフト演算によって変更するようにし
ているので、逆量子化に際しての演算負荷を小さくする
ことができ、処理を高速に行うことができるようにな
る。
【0066】
【発明の効果】本発明は上述したように、MPEG規格
の圧縮音声信号のデータストリームから抽出した周波数
帯域ごとの量子化データに対して、同様に抽出したスケ
ールファクタに基づいて生成される乗数を乗算する逆量
子化処理において、上記逆量子化処理で用いられる乗数
の値を所望のブースト量またはカット量に応じて変化さ
せる乗数変更手段を設け、逆量子化されるデータのレベ
ルを上記変化させた乗数を用いて各周波数帯域ごとに任
意に変更するようにしたので、上記乗数を変化させるた
めの小規模な回路を追加するだけで、音声信号成分を各
周波数帯域ごとに所望のレベルにブーストまたはカット
することができ、回路規模を大幅に増大しなくても、従
来のMPEG規格の音声信号デコーダにグラフィックイ
コライザの機能を付加することができる。
の圧縮音声信号のデータストリームから抽出した周波数
帯域ごとの量子化データに対して、同様に抽出したスケ
ールファクタに基づいて生成される乗数を乗算する逆量
子化処理において、上記逆量子化処理で用いられる乗数
の値を所望のブースト量またはカット量に応じて変化さ
せる乗数変更手段を設け、逆量子化されるデータのレベ
ルを上記変化させた乗数を用いて各周波数帯域ごとに任
意に変更するようにしたので、上記乗数を変化させるた
めの小規模な回路を追加するだけで、音声信号成分を各
周波数帯域ごとに所望のレベルにブーストまたはカット
することができ、回路規模を大幅に増大しなくても、従
来のMPEG規格の音声信号デコーダにグラフィックイ
コライザの機能を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である音声信号デコーダ
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】第1の実施例による音声信号デコーダの逆量子
化時における動作を示すフローチャートである。
化時における動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例である音声信号デコーダ
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図4】32のサブバンドに分割された量子化データの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図5】従来の音声信号デコーダの構成を示す図であ
る。
る。
【図6】従来の音声信号デコーダの逆量子化時における
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
31a 分解抽出回路 34 逆量子化処理ユニット 35 第1の乗算器 36 第1のテーブルROM 101 CPUインタフェース回路 102 スケールファクタ変更回路 103 外部CPU 111 制御回路 112 シフタ
Claims (3)
- 【請求項1】 MPEG規格の圧縮音声信号のデータス
トリームから量子化レベルデータ、スケールファクタデ
ータおよび複数の周波数帯域に分割された量子化データ
の各データを抽出し、上記周波数帯域ごとの量子化デー
タに対して上記スケールファクタに基づいて生成される
乗数を乗算する逆量子化処理を行って上記圧縮音声信号
を復号するようにした音声信号デコーダにおいて、 上記複数の周波数帯域の中から選択された所望の周波数
帯域と、その周波数帯域における所望のブースト量また
はカット量とに関する設定情報を入力する入力手段と、 上記入力手段により入力された設定情報に応じて、上記
逆量子化処理で用いられる乗数の値を変化させる乗数変
更手段とを設けたことを特徴とするMPEG規格の音声
信号デコーダ。 - 【請求項2】 上記入力手段により入力された所望の周
波数帯域に対応するスケールファクタの値を、上記入力
手段により入力された所望のブースト量またはカット量
に応じて変化させるように上記乗数変更手段を構成した
ことを特徴とする請求項1記載のMPEG規格の音声信
号デコーダ。 - 【請求項3】 上記入力手段により入力された所望の周
波数帯域に対応するスケールファクタに基づいて生成さ
れる乗数の値を、上記入力手段により入力された所望の
ブースト量またはカット量に応じてシフト演算によって
変化させるように上記乗数変更手段を構成したことを特
徴とする請求項1記載のMPEG規格の音声信号デコー
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6262075A JPH08102677A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | Mpeg規格の音声信号デコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6262075A JPH08102677A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | Mpeg規格の音声信号デコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102677A true JPH08102677A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17370687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6262075A Pending JPH08102677A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | Mpeg規格の音声信号デコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102677A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8149927B2 (en) | 2004-05-12 | 2012-04-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of and apparatus for encoding/decoding digital signal using linear quantization by sections |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6262075A patent/JPH08102677A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8149927B2 (en) | 2004-05-12 | 2012-04-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of and apparatus for encoding/decoding digital signal using linear quantization by sections |
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