JPH0810272A - 生分解性口腔内清掃具 - Google Patents

生分解性口腔内清掃具

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Publication number
JPH0810272A
JPH0810272A JP16874394A JP16874394A JPH0810272A JP H0810272 A JPH0810272 A JP H0810272A JP 16874394 A JP16874394 A JP 16874394A JP 16874394 A JP16874394 A JP 16874394A JP H0810272 A JPH0810272 A JP H0810272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biodegradable
cleaning means
resin
intraoral cleaning
cleaning tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP16874394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Matsumoto
仁 松本
Naoki Tsurukawa
直希 鶴川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunstar Inc
Original Assignee
Sunstar Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生分解性の熱可塑性樹脂を使用した口腔内清
掃具は、その使用後の廃棄において、土中に投棄された
場合も短時間で分解し、公害問題を起こさない。 【構成】 3ーヒドロキシブチレートと3ーヒドロキシ
バリレートの共重合体ポリエステル樹脂よりなる成形物
および/またはフィラメントからなる、生分解性を有す
る熱可塑性合成樹脂から形成された生分解性口腔内清掃
具である。成型物を構成する3ーヒドロキシバリレート
のモル分率は2%以上12%以下が、また、フィラメン
トの延伸倍率は4倍以上が望ましい。生分解性口腔内清
掃具としては、デンタルフロス、デンタルフロスピック
が好ましい。 【効果】 これらの生分解性口腔内清掃具は、現状の設
備、金型を使用できるため、低コストで生産できる。ま
た、これらの製品の使用後の廃棄において、土中に投棄
しても短時間で分解し、公害問題を引き起こさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄後、焼却処分をせ
ずに土中に投棄することにより分解される生物分解性を
有する熱可塑性樹脂よりなる生分解性口腔内清掃具に関
する。従来、口腔内清掃具は、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート系樹脂等の熱可塑性樹脂から構成された口
腔内清掃具が使用されており、フィラメントとしては、
ナイロン、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレー
ト系の熱可塑性樹脂からなるフィラメントが使用されて
いた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】口腔内清掃具は、使用
後は廃棄され、焼却したり、土中に投棄したりして処分
される。このような処分において、焼却した場合は二酸
化炭素の増加という公害問題が起き、また土中に投棄し
た場合も半永久的に分解されずに残るという問題があ
る。これらの環境に対する影響は、都市周辺では大きな
問題であり、早期の解決が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】このように環境問題がク
ローズアップされてきたため、使用済みの口腔内清掃具
を環境に悪影響を与えないで処分することを研究し、本
発明を行った。ここにいう口腔内清掃具は口腔内を清掃
するために用いられる用具すなわち、ハブラシ、歯間ブ
ラシ、デンタルフロス、デンタルフロスピックなとを意
味する。デンタルフロスピックとは樹脂性の一端を尖れ
せてピックとし、他端部を弓状にしてフロスを接着した
ものの総称である。これらの口腔内清掃具は、熱可塑性
樹脂のみ、あるいは熱可塑性樹脂と少量の金属材料(し
んちゅう、ステンレススチールなど)より形成されてい
る。
【0004】なかでもデンタルフロスとデンタルフロス
ピックは、食事直後に使用されることが多く通常使用後
に残飯などと共に処理されることが多く、しかも、この
2品は熱可塑性樹脂のみから成る場合が多い。本発明の
生分解性口腔内清掃具は、その全体あるいはほとんど全
体が生分解性熱可塑性樹脂でできているので、廃棄処分
において、焼却せずに土中に投棄しても短時間で分解
し、すでに述べたような環境問題を引き起こさないだけ
でなく、これらの成分が土中で分解し、有機肥料として
も作用するという効果もあり積極的に肥料としての利用
さえ考えられる。
【0005】生分解性を有する熱可塑性合成樹脂として
は、3ーヒドロキシブチレートと3ーヒドロキシバリレ
ートの共重合ポリエステル樹脂が望ましい。本樹脂は、
ゼネカ社よりバイオポールの名称で販売されている。生
分解性熱可塑性樹脂としてはデンプンとPVA(ポリビ
ニルアルコール)を混合するタイプもあるが耐水性が低
いため本特許出願の目的には不適切である。
【0006】この様な生分解性樹脂を用いた口腔内清掃
具を作製する方法は、通常の口腔内清掃具の作製方法を
そのまま適用できる。すなわち、ハブラシの場合は、生
分解性樹脂でハンドル成形を行い、生分解性樹脂で紡糸
したモノフィラメントを植毛機により植毛し、フィラメ
ントの先端の毛切りおよび毛先の先丸加工を行いハブラ
シを得る。生分解性樹脂はハンドルとフィラメントの双
方にもちいるのが最も望ましいが、ハンドルかフィラメ
ントのどちらか一方に使用することもできる。
【0007】歯間ブラシの場合は、生分解性樹脂で紡糸
したモノフィラメントと金属線を用いてツイスト植毛機
にてラセンブラシを作製する。ラセンブラシを金型内に
挿入し、生分解性樹脂を用いてインサート成形によりハ
ンドルを作製し歯間ブラシを得る。金属線としてはステ
ンレススチールをはじめ、土中にて腐食しやすい鉄系の
合金を用いることが望ましい。生分解性樹脂は、ハンド
ルとフィラメントの双方に用いるのが最も望ましいが、
ハンドルかフィラメントのどちらか一方に使用すること
もできる。
【0008】デンタルフロスは、生分解性樹脂で紡糸し
たマルチフィラメントをボビン巻きし、それを生分解性
樹脂で成形した容器に入れることにより作製する。生分
解性樹脂は、フィラメントと容器の双方に用いるのが最
ものぞましいが、どちらか一方に使用してもさしつかえ
ない。
【0009】デンタルフロスピックは、生分解性樹脂で
紡糸したマルチフィラメントを金型内に挿入し、生分解
性樹脂を用いてインサート成形によりハンドルを作製す
る。そして、不要な糸を切断しデンタルフロスピックを
得る。生分解性樹脂は、フィラメントとハンドルの双方
に用いるのが最も望ましいが、どちらか一方に使用する
こともできる。
【0010】本発明に用いるフィラメントとしては延伸
倍率が4倍以上ものが望ましい。延伸倍率4倍未満の場
合は強度的に不十分で、耐久性に劣る場合がある。ま
た、射出成型体を構成する共重合体における3ーヒドロ
キシバリレートのモル分率は2%以上12%以下が望ま
しい。3ーヒドロキシバリレートのモル分率が2%未満
では脆く、12%を越えると弾性率が低すぎて使いずら
くなる。 これらの生分解性口腔内清掃具は、口腔内に
おいて使用するに耐える充分な耐水性、耐久性を有する
と共に、土中に投棄された場合には土中で分解され、環
境問題を起こさない。
【0011】
【実施例】
実施例1 3ーヒドロキシブチレートと3ーヒドロキシバリレート
のモル比率がそれぞれ92%と8%である共重合体ポリ
エステル樹脂を型締め圧140トンの射出成形機を用い
て、8丁どり金型で、樹脂温度摂氏160度にて射出成
形しハブラシハンドルを得た。このハンドルに、3ーヒ
ドロキシブチレートと3ーヒドロキシバリレートのモル
比率がそれぞれ90%と10%である共重合体ポリエス
テル樹脂を延伸倍率7倍にて紡糸したモノフィラメント
を辻村式植毛機にて植毛し、ハブラシを得た。このハブ
ラシは、1日に計9分間のブラッシングを行ったところ
1ヶ月にわたり良好な耐久性と使用感を有していた。本
品を大阪府下の森林の土壌中に埋めたところ12ヶ月後
には生分解されていた。
【0012】比較例1 ポリプロピレンを射出成形したハンドルにポリアミド6
・12フィラメントを植毛したハブラシを、実施例1と
同じ条件にて土壌中に埋めたところ12ヶ月後には外観
の変化はなく全く生分解されていなかった。 実施例2−7、比較例2−5 常法により口腔内清掃具を作製し、実施例1、比較例1
と同様の評価をおこなったところ表1の結果を得た。
【0013】
【表1】
【0014】使用感の評価は専門パネラー10名にて使
用した結果を3段階にて記載した。生分解性の試験は、
大阪府下の森林の土中(地下20センチメートル)に埋
め、1年後に取り出し、検査した。検査の結果、分解し
て原形が無くなったものをA、一部原形が残っている物
をB、原形全体が残っているものをCとして評価した。
【0015】
【効果】本願発明になる生分解性口腔内清掃具は、3ー
ヒドロキシブチレートと3ーヒドロキシバリレートの共
重合体ポリエステル樹脂からなる生分解性の熱可塑性樹
脂を使用することにより、現状も設備、金型をそのま
ま、又は多少の変更だけで使用することができ、低コス
トで生産できる。これらの生分解性熱可塑性樹脂よりな
る口腔内清掃具は、その使用後の廃棄において、焼却処
分をせずに土中に投棄しても短時間に分解して公害問題
を引きおこさない。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3ーヒドロキシブチレートと3ーヒドロ
    キシバリレートの共重合ポリエステル樹脂から形成され
    た生分解性口腔内清掃具。
  2. 【請求項2】 射出成型体を構成する3ーヒドロキシバ
    リレートの共重合体中のモル分率が2%以上12%以下
    である請求項1記載の生分解性口腔内清掃具。
  3. 【請求項3】 3ーヒドロキシブチレートと3ーヒドロ
    キシバリレートの共重合ポリエステル樹脂よりなるモノ
    フィラメントあるいはマルチフィラメントの延伸倍率が
    4倍以上である請求項1記載の生分解性口腔内清掃具。
  4. 【請求項4】 口腔内清掃具がデンタルフロス、デンタ
    ルフロスピックである請求項1、請求項2、請求項3記
    載の生分解性口腔内清掃具。
JP16874394A 1994-06-27 1994-06-27 生分解性口腔内清掃具 Pending JPH0810272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16874394A JPH0810272A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 生分解性口腔内清掃具

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JP16874394A JPH0810272A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 生分解性口腔内清掃具

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JPH0810272A true JPH0810272A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15873599

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16874394A Pending JPH0810272A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 生分解性口腔内清掃具

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JP (1) JPH0810272A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005009273A1 (ja) * 2003-07-25 2005-02-03 Matsushita Electric Works, Ltd. 電動デンタルフロス
GB2458138A (en) * 2008-03-05 2009-09-09 Jonathan Isaac Krantz Stretchable dental floss

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420