JPH08103179A - 乳苗の育成方法 - Google Patents
乳苗の育成方法Info
- Publication number
- JPH08103179A JPH08103179A JP6243555A JP24355594A JPH08103179A JP H08103179 A JPH08103179 A JP H08103179A JP 6243555 A JP6243555 A JP 6243555A JP 24355594 A JP24355594 A JP 24355594A JP H08103179 A JPH08103179 A JP H08103179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedlings
- seedling
- high temperature
- seeds
- temperature environment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/12—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries using renewable energies, e.g. solar water pumping
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 播種から乳苗までを短期間に行う成育方向を
得る。 【構成】 水稲の種子が播かれた育苗箱1を積重ね状態
で高温環境Bに置いて種子を出芽させた後、所定の間隔
を隔てて棚差し状に積換えて再度高温環境Bに置いて出
芽苗を緑化成育させる。
得る。 【構成】 水稲の種子が播かれた育苗箱1を積重ね状態
で高温環境Bに置いて種子を出芽させた後、所定の間隔
を隔てて棚差し状に積換えて再度高温環境Bに置いて出
芽苗を緑化成育させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乳苗の育成方法に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】田植機ので水稲の苗植付作業に多く用い
られている苗は、稚苗と呼称されるもので、播種から2
0〜25日程度まで成育させたものであり、丈が12〜
15センチメートルで葉齢が2.5程度である。これに
対し、乳苗は播種から7〜10日程度まで成育させたも
のであり、丈が7センチメートル程度以下で葉齢が1.
5程度のものである。
られている苗は、稚苗と呼称されるもので、播種から2
0〜25日程度まで成育させたものであり、丈が12〜
15センチメートルで葉齢が2.5程度である。これに
対し、乳苗は播種から7〜10日程度まで成育させたも
のであり、丈が7センチメートル程度以下で葉齢が1.
5程度のものである。
【0003】そして、従来この乳苗を育成する場合に
は、従来からの稚苗を育成するための方法を用い、その
育成日数を少なくしていた。
は、従来からの稚苗を育成するための方法を用い、その
育成日数を少なくしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように乳苗は、
従来の苗植付作業に用いられてきた稚苗と比較して、育
成日数が少なくて済み、植付作業時に準備すべき苗量が
少なくて済み、植付作業での移植後には乳苗に残存する
胚乳によって低温活着性が高い等の理由から、最近は、
この乳苗を植付ける技術が着目されている。又、乳苗を
用いる目的で育成する場合には、稚苗を用いる場合の2
倍程度の量の種子(種籾)を育苗箱に播くのが普通であ
る((株)新農林社発行の月刊誌、機械化農業の199
2年3月号の「特集」に掲載)。
従来の苗植付作業に用いられてきた稚苗と比較して、育
成日数が少なくて済み、植付作業時に準備すべき苗量が
少なくて済み、植付作業での移植後には乳苗に残存する
胚乳によって低温活着性が高い等の理由から、最近は、
この乳苗を植付ける技術が着目されている。又、乳苗を
用いる目的で育成する場合には、稚苗を用いる場合の2
倍程度の量の種子(種籾)を育苗箱に播くのが普通であ
る((株)新農林社発行の月刊誌、機械化農業の199
2年3月号の「特集」に掲載)。
【0005】又、この乳苗を移植するものであっても能
率化の面からは育成日数が少ないことが望ましく、育成
日数の一層の低減化が求められている。
率化の面からは育成日数が少ないことが望ましく、育成
日数の一層の低減化が求められている。
【0006】そこで、比較例として図4(イ)に示すよ
うに、播種した育苗箱1を棚状部材15等で棚状に保持
し、高温環境の出芽室Dに置き出芽までの日数を少なく
し、出芽後には、図4(ロ)に示すように、出芽室Dか
ら取出し太陽光線が射す緑化室Eに置くことも考えられ
る。
うに、播種した育苗箱1を棚状部材15等で棚状に保持
し、高温環境の出芽室Dに置き出芽までの日数を少なく
し、出芽後には、図4(ロ)に示すように、出芽室Dか
ら取出し太陽光線が射す緑化室Eに置くことも考えられ
る。
【0007】しかし、この比較例のものでは、高温環境
下の出芽室Dで出芽させるので播種から出芽までの日数
を少なくできるものの、出芽の段階から棚状に保持する
ので、出芽時に出芽の遅れた種子(種籾)が持ち上げら
れて苗成育が不揃いになりやすく、又、緑化時に温度低
下があった場合には成育を妨げられやすく改善の余地が
ある。
下の出芽室Dで出芽させるので播種から出芽までの日数
を少なくできるものの、出芽の段階から棚状に保持する
ので、出芽時に出芽の遅れた種子(種籾)が持ち上げら
れて苗成育が不揃いになりやすく、又、緑化時に温度低
下があった場合には成育を妨げられやすく改善の余地が
ある。
【0008】本発明の目的は、できるだけ少ない日数で
質の良い乳苗を得ることが可能な育成方法を得る点にあ
る。
質の良い乳苗を得ることが可能な育成方法を得る点にあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、水稲の
種子が播かれた育苗箱を積重ね状態で出芽用の高温環境
下に置いて種子を出芽させた後、夫々の育苗箱を所定の
間隔を隔てて棚差し状に積換え、この後、棚差し状の育
苗箱を再度前記高温環境下に置いて出芽苗を緑化成育さ
せて乳苗を得る点にあり、その作用、及び、効果は次の
通りである。
種子が播かれた育苗箱を積重ね状態で出芽用の高温環境
下に置いて種子を出芽させた後、夫々の育苗箱を所定の
間隔を隔てて棚差し状に積換え、この後、棚差し状の育
苗箱を再度前記高温環境下に置いて出芽苗を緑化成育さ
せて乳苗を得る点にあり、その作用、及び、効果は次の
通りである。
【0010】
【作用】上記特徴によると、育苗箱を積重ね状態で出芽
させるので、高温の環境によって出芽が促進されると共
に、出芽の遅れた種子があっても、上方からの育苗箱の
押さえつけにより、他の種子の出芽によって持ち上げら
れることがなくマット状に揃った成育状態の苗を得るこ
とが可能となり、又、出芽後は棚差し状に積換えた育苗
箱を再度前記高温環境下に置くので、出芽用の高温環境
を緑化用に利用しながら緑化時には温度を低下させるこ
とがなく、高温の環境で成長を促進しながら緑化を行え
るものとなる。
させるので、高温の環境によって出芽が促進されると共
に、出芽の遅れた種子があっても、上方からの育苗箱の
押さえつけにより、他の種子の出芽によって持ち上げら
れることがなくマット状に揃った成育状態の苗を得るこ
とが可能となり、又、出芽後は棚差し状に積換えた育苗
箱を再度前記高温環境下に置くので、出芽用の高温環境
を緑化用に利用しながら緑化時には温度を低下させるこ
とがなく、高温の環境で成長を促進しながら緑化を行え
るものとなる。
【0011】
【発明の効果】従って、出芽用環境を緑化用環境に兼用
して設備の低廉化を可能にしながら、少ない日数でマッ
ト状に形が揃った質の良い乳苗を得ることが可能な育成
方法が得られたのである。
して設備の低廉化を可能にしながら、少ない日数でマッ
ト状に形が揃った質の良い乳苗を得ることが可能な育成
方法が得られたのである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の乳苗の育成方法は図1に示す播種装置
A、及び、図2(イ)に示す高温環境の一例としての高
温育成室Bが使用される。播種装置Aは、育苗箱1を送
るベルトコンベア2、床土供給部3、灌水部4、播種部
5、覆土部6夫々を順次配置して構成され、高温育成室
Bはガラスなどを張設した透明な隔壁部7と加熱部8と
を備えて構成されいる。
する。本発明の乳苗の育成方法は図1に示す播種装置
A、及び、図2(イ)に示す高温環境の一例としての高
温育成室Bが使用される。播種装置Aは、育苗箱1を送
るベルトコンベア2、床土供給部3、灌水部4、播種部
5、覆土部6夫々を順次配置して構成され、高温育成室
Bはガラスなどを張設した透明な隔壁部7と加熱部8と
を備えて構成されいる。
【0013】そして、乳苗を育成する場合には、ベルト
コンベア2で育苗箱1を送り乍ら、床土供給部2から育
苗箱1に床土を供給すると共に、この床土に対して灌水
部4から灌水を行った後、播種部5から脱芒処理、及
び、催芽処理した種籾を播く。この育苗箱1は略30×
60センチメートルの大きさで所定の深さを有したトレ
ー状であり、灌水は1箱あたり2リットル程度の量を供
給し、又、播種は育苗箱1の1箱あたり180〜230
グラムの量を全面に均一になるように播く。次に、覆土
部6から土を1.1〜1.2リットル程度の量を供給し
て覆土を行い、この播種装置Aでの処理を終了する。
コンベア2で育苗箱1を送り乍ら、床土供給部2から育
苗箱1に床土を供給すると共に、この床土に対して灌水
部4から灌水を行った後、播種部5から脱芒処理、及
び、催芽処理した種籾を播く。この育苗箱1は略30×
60センチメートルの大きさで所定の深さを有したトレ
ー状であり、灌水は1箱あたり2リットル程度の量を供
給し、又、播種は育苗箱1の1箱あたり180〜230
グラムの量を全面に均一になるように播く。次に、覆土
部6から土を1.1〜1.2リットル程度の量を供給し
て覆土を行い、この播種装置Aでの処理を終了する。
【0014】次に、播種処理された育苗箱1を人為的、
あるいは、積重ね装置(図示せず)を用いて台車9に対
して15枚程度積重ね、図2(イ)に示す如く、高温育
成室Bに送り込んで出芽処理する。この出芽処理は、隔
壁部7を遮光シートで覆う等の手段で室内を暗くし、加
熱部8の上面に水を張ったトレー10を載置して、トレ
ー10から水蒸気を発生さて高い湿度を維持し、かつ、
高温育成室B内の温度を30〜32度に維持した環境下
で出芽長が1センチメートル以上となるよう2〜3日の
期間置く。
あるいは、積重ね装置(図示せず)を用いて台車9に対
して15枚程度積重ね、図2(イ)に示す如く、高温育
成室Bに送り込んで出芽処理する。この出芽処理は、隔
壁部7を遮光シートで覆う等の手段で室内を暗くし、加
熱部8の上面に水を張ったトレー10を載置して、トレ
ー10から水蒸気を発生さて高い湿度を維持し、かつ、
高温育成室B内の温度を30〜32度に維持した環境下
で出芽長が1センチメートル以上となるよう2〜3日の
期間置く。
【0015】次に、出芽処理された育苗箱1を人為的、
あるいは、棚差し装置(図示せず)を用いて図2(ロ)
に示す如く、緑化台車11に対して所定の上下間隔を隔
てた状態に積換え、更に、図2(ハ)に示す如く、再度
高温育成室Bに送り込んで緑化処理してマット状の乳苗
を得る。この緑化処理は高温育成室Bの内部に太陽光線
が射すよう遮光シート等を取り除き、加熱部8による加
熱で高温育成室B内の温度を25〜32度に維持した環
境で途中灌水を1回程度行い、丈が7センチメートル程
度の長さとなるよう3〜4日の期間置く。尚、これらの
処理の手順は図3のように、模式的に表せる。
あるいは、棚差し装置(図示せず)を用いて図2(ロ)
に示す如く、緑化台車11に対して所定の上下間隔を隔
てた状態に積換え、更に、図2(ハ)に示す如く、再度
高温育成室Bに送り込んで緑化処理してマット状の乳苗
を得る。この緑化処理は高温育成室Bの内部に太陽光線
が射すよう遮光シート等を取り除き、加熱部8による加
熱で高温育成室B内の温度を25〜32度に維持した環
境で途中灌水を1回程度行い、丈が7センチメートル程
度の長さとなるよう3〜4日の期間置く。尚、これらの
処理の手順は図3のように、模式的に表せる。
【0016】このように、本発明では、育苗箱1を積重
ねた状態で高温環境下で種籾を出芽させ、この出芽の
後、棚差し状態に積換え、出芽させた環境と同じ高温の
環境と利用して緑化させるので、出芽用と緑化用とに別
個の設備を必要とすることがなく、しかも、出芽と緑化
を促進して従来より短期間でマット状に均一に成育した
乳苗を得るものとなっている。
ねた状態で高温環境下で種籾を出芽させ、この出芽の
後、棚差し状態に積換え、出芽させた環境と同じ高温の
環境と利用して緑化させるので、出芽用と緑化用とに別
個の設備を必要とすることがなく、しかも、出芽と緑化
を促進して従来より短期間でマット状に均一に成育した
乳苗を得るものとなっている。
【0017】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
例えば、乳苗の丈は水田の状態、使用する田植機に応じ
て任意に設定できる。
例えば、乳苗の丈は水田の状態、使用する田植機に応じ
て任意に設定できる。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】播種装置の側面図
【図2】(イ)は発芽処理を表す高温環境の断面図 (ロ)は育苗箱を緑化台車に積換えた状態の側面図 (ハ)は緑化処理を表す高温環境の断面図
【図3】乳苗の育成の手順を表す模式図
【図4】(イ)は比較例の乳苗の発芽処理を表す図 (ロ)は比較例の乳苗の緑化処理を表す図
1 育苗箱 B 高温環境
Claims (1)
- 【請求項1】 水稲の種子が播かれた育苗箱(1)を積
重ね状態で出芽用の高温環境(B)下に置いて種子を出
芽させた後、夫々の育苗箱(1)を所定の間隔を隔てて
棚差し状に積換え、この後、棚差し状の育苗箱(1)を
再度前記高温環境(B)下に置いて出芽苗を緑化成育さ
せて乳苗を得る乳苗の育成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6243555A JPH08103179A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 乳苗の育成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6243555A JPH08103179A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 乳苗の育成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08103179A true JPH08103179A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17105602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6243555A Pending JPH08103179A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 乳苗の育成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08103179A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015043730A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社ぶった農産 | 播種育苗方法 |
| CN106416510A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-02-22 | 叶世青 | 一种利用太阳能培育种子发芽桶 |
| CN116267327A (zh) * | 2023-02-20 | 2023-06-23 | 四川农业大学 | 一种户外露场低碳绿色机械育秧系统及方法 |
| CN119256886A (zh) * | 2024-11-27 | 2025-01-07 | 安徽科技学院 | 一种高效多抗水稻智能温控精准催芽育苗方法 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6243555A patent/JPH08103179A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015043730A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社ぶった農産 | 播種育苗方法 |
| CN106416510A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-02-22 | 叶世青 | 一种利用太阳能培育种子发芽桶 |
| CN116267327A (zh) * | 2023-02-20 | 2023-06-23 | 四川农业大学 | 一种户外露场低碳绿色机械育秧系统及方法 |
| CN116267327B (zh) * | 2023-02-20 | 2024-10-11 | 四川农业大学 | 一种户外露场低碳绿色机械育秧系统及方法 |
| CN119256886A (zh) * | 2024-11-27 | 2025-01-07 | 安徽科技学院 | 一种高效多抗水稻智能温控精准催芽育苗方法 |
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