JPH08103578A - 替刃式剃刀 - Google Patents

替刃式剃刀

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JPH08103578A
JPH08103578A JP23928994A JP23928994A JPH08103578A JP H08103578 A JPH08103578 A JP H08103578A JP 23928994 A JP23928994 A JP 23928994A JP 23928994 A JP23928994 A JP 23928994A JP H08103578 A JPH08103578 A JP H08103578A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動挟着部材の脱着時における付勢部材の過
大な変形を抑制し、もって替刃式剃刀の耐久性を向上さ
せること。 【構成】 替刃式剃刀R1は、鞘に対して回動自在に軸
着されている柄と一体に形成されている固定挟着板10
と、固定挟着板10に嵌着され、固定挟着板10との協
働により刃体を挟着する可動挟着板30を備えている。
そして、固定挟着板10のバネ装着部20には、略M字
状の板バネ25の山状部25aに対応する位置に、板バ
ネ25の過大な変形を抑制する変形抑制部22が板バネ
25の形状に合わせて形成されている。したがって、可
動挟着板30を脱着するに際して板バネ25が必要以上
に変形することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着脱可能な2つの挟着
部材の間に刃体を挟着させることにより利用に供される
替刃式剃刀刃に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2枚の挟着部材の腹側に刃体
を介在させ、両挟着部材の中央付近に形成されている回
動支持部を支点として、両挟着部材の背側を付勢部材の
付勢力によって押し広げることにより刃体を挟着して備
える替刃式剃刀が種々実用化されている。
【0003】例えば、実公平5−40865号公報に
は、図7に示すような替刃式剃刀R2が記載されてい
る。ここで、図7には替刃式剃刀R2を構成する2つの
挟着板40のうち、固定挟着板40の斜視図が示されて
いる。この替刃式剃刀R2を構成する固定挟着板40に
は、略M字状の側断面を有する板バネ41がバネ装着部
42に装着されており、バネ装着部42の下側には、回
動支持部として機能する2個の支持筒43a、43bが
2備えられている。
【0004】また、前方(図6中右側)の支持筒43a
は、可動挟持板の支軸の被係止部を受け、支軸が離脱す
ることを防止するため後方の支持筒43bよりも短く形
成されている。さらに、支持筒43a、43bの下側に
は、刃体が位置決めされつつ載置される刃体挟着部44
が形成されている。
【0005】一方、同じく替刃式剃刀R2を構成する可
動挟着板(図示しない)には、板バネ41に押圧される
凹部と、回動支持部として機能する支軸が各支持筒43
a、43bに対応するように形成されている。また、前
方の支持筒43aに対応する支軸には、被係止部が形成
されており、さらに、支軸の下側には、固定挟着板に載
置されている刃体を挟着するための刃体挟着部が形成さ
れている。
【0006】そして、各支軸を各支持筒43a、43b
に挿嵌すると、可動挟着板は固定挟着板40に係止され
るとともに、板バネ41の有する弾性力により凹部が外
側に押し広げられ、刃体挟着部44に介在されている刃
体を挟着し、固定する。そして、可動挟着板の背部が押
し広げられた際には、支持筒43a、43bに支軸の被
係止部が係止されているので、可動挟着板が固定挟着板
40から脱離することが防止されるという利点を有して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
替刃式剃刀R2におけるバネ装着部42には、板バネ4
1の変形を抑制するための変形抑制部が形成されていな
かった。すなわち、略M字状の板バネ41の山状部下面
と、バネ装着部42との間には何も形成されていなかっ
た。
【0008】したがって、可動挟着板を固定挟着板40
に嵌着するに際しては、凹部によって板バネ41に必要
以上の応力が作用し、板バネ41が必要以上に変形して
しまうという問題があった。このような状態の下、何度
も何度も可動挟着板の脱着を繰り返すことにより、板バ
ネに疲労が蓄積して次第に弾性力が失われ、最後には刃
体を十分に挟着することができなくなるおそれがあっ
た。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたものであり、可動挟着部材の脱着時におけ
る付勢部材の過大な変形を抑制し、もって替刃式剃刀の
耐久性を向上させることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係る替刃式剃刀は、刃体が載置される刃体載置
部と、その刃体載置部の上部に形成される係止部と、そ
の係止部の上部に形成されるとともに、付勢部材の過大
な変形を抑制する変形抑制部が形成されている付勢部材
装着部と、その付勢部材装着部に装着される付勢部材と
を有する固定挟着部材と、前記刃体載置部との協働によ
り刃体を挟着する刃体挟着部と、その刃体挟着部の上部
に形成されるとともに、前記係止部に回動自在に係止さ
れる被係止部と、その被係止部の上部に形成されるとと
もに、前記付勢部材により押圧される被押圧部とを有す
る可動挟着部材とを構成として備える。
【0011】
【作用】上記構成を備えた本発明に係る替刃式剃刀で
は、固定挟着部材の刃体載置部に刃体を載置した状態に
おいて、可動挟着部材の背部を押圧しつつ固定挟着部材
の係止部に可動挟着部材の被係止部を挿嵌させることに
より、可動挟着部材を固定挟着部に対して組み合わせて
いく。このとき、付勢部材装着部における付勢部材は、
可動挟着部材の被押圧部によって押圧されるので変形す
るのであるが、付勢部材装着部には、付勢部材の過大な
変形を抑制する変形抑制部が形成されているので、かか
る変形抑制部によって付勢部材の過大な変形が抑制さ
れ、必要以上に変形することはない。
【0012】そして、可動挟着部材が固定挟着部材に完
全に係止されたところで、可動挟着部材の押圧を止める
と、付勢部材が可動挟着部材の被押圧部を押圧し、可動
挟着部材背部を押し広げる。ここで、可動挟着部材は被
係止部によって固定挟着部材に対して回動自在に係止さ
れているので、可動挟着部材の刃体挟着部は、固定挟着
部材の刃体載置部に近接していき、やがて、刃体を挟着
する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を替刃式剃刀に具体化した一実
施例について図面を参照して説明する。
【0014】先ず、図1〜図5を参照して本実施例に係
る替刃式剃刀R1の構成について説明する。替刃式剃刀
R1は、鞘2と、鞘2に対して回動自在に軸着されてい
る柄1と、柄1と一体に形成されている固定挟着板10
と、固定挟着板10に対向するとともに固定挟着板10
との協働により刃体を挟着する可動挟着板30とを備え
ている。
【0015】図2及び図3に示すように、固定挟着板1
0は、刃体(図示しない)が位置決めされつつ載置され
る刃体載置部11と、可動挟着体の支軸(後述する)が
回動自在に支持される支持筒15、16と、バネ装着部
20と、バネ装着部20に装着されている板バネ25を
備えている。
【0016】刃体載置部11は、固定挟着板10におけ
る上下方向の中央付近から下側縁部にかけて平滑に形成
されており、その最上部には、上下方向への刃体の移動
を制限するための係止突状部12が形成されている。な
お、固定挟着板10の基端方向(図2、3においては左
側)への刃体の移動は、可動挟着板30を係止する壁状
部13によって制限されている。
【0017】また、係止突状部12の上面には、基端側
から先端側に延びる断面半円状のガイド溝14が形成さ
れており、可動挟着板30の支軸は、このガイド溝14
に案内されつつ支持筒15、16に到達する。
【0018】支持筒15、16は、断面半円状のガイド
溝14の先端側、及び基端側において、その開口部が前
基端側向を向く筒状体によって形成されており、先端側
の支持筒15は、支軸34の被係止部34cを係止する
ために基端側の支持筒16よりも短く形成されている。
【0019】バネ装着部20は、装着される板バネ25
の寸法に対応するように凹設されており、その中央部分
には、装着される板バネ25の装着位置を定めるための
バネ装着突起21が形成されている。
【0020】板バネ25は、側面から見て略M字状に形
成されており、その中央部分に形成された装着孔26が
バネ装着部20のバネ装着突起21に係合され、係止ワ
ッシャ27によって遊動自在に装着されている。また、
バネ装着部20には、図4に示すように、板バネ25の
山状部25aに対応する位置に、板バネ25の過大な変
形を抑制する変形抑制部22が、板バネ25の形状に沿
うようにして形成されている。
【0021】図6に示すように、可動挟着板30は、刃
体載置部11との協働により刃体を挟着する刃体挟着部
31と、支持筒15、16に挿嵌される支軸34、35
と、板バネ25によって押圧される被押圧部36とを備
えている。
【0022】刃体挟着部31は、可動挟着板30におけ
る上下方向の中央付近から下側縁部にかけて平滑に形成
されており、その最上部には、係止突状部12を受ける
ため、係止突状部12に対応する断面段状の帯状溝32
が形成されている。
【0023】また、帯状溝32の上面には、前基端側向
に延びる断面半円状のガイド溝33が形成されており、
このガイド溝33と支持筒15、16とが係合した状態
でスライドされることにより、各支軸34、35が各支
持筒15、16に案内される。
【0024】支軸34、35は、支持筒15、16に挿
嵌される軸部34a、35aと、軸部34a、35aを
可動挟着板30に固定する固定部34b、35bとから
構成されており、ガイド溝33の先端側、及び基端側に
おいて、軸部が基端側を向くように配設されている。そ
して、先端側に位置する支軸34の軸部34aの周囲に
は、先端側の支持筒15に確実に係止されるための被係
止部34cが形成されている。
【0025】この被係止部34は、支軸34における軸
部34aに先端付近に、軸部34aが有する断面径より
も大きな断面径を有するよう形成されている。そして、
軸部34aが支持筒15に挿嵌された後、板バネ25の
弾性力によって、両者15、34aの軸がずれるのに伴
って、被係止部34が支持筒15に係止されるのであ
る。
【0026】次に、上記構成を備えた本実施例に係る替
刃式剃刀R1の作用について、刃体BRを組み付ける作
業に沿って説明する。先ず、各支軸34、35を固定挟
着板10のガイド溝14に合わせ、可動挟着板30のガ
イド溝33を各支持筒15、16に合わせた状態にす
る。この際、可動挟着板30の後端(図6において右
端)を固定挟着板10に突設された目印Sに合わせると
良い。そして、可動挟着板30の背部と固定挟着板10
の背部を指先で押圧する。
【0027】すると、可動挟着板30の背部が固定挟着
板10の背部に近接し、被押圧部36が略M字状の板バ
ネ25を押圧することにより、各支軸34、35の軸部
34a、35aと各支持筒15、16とが同一軸上に位
置し、かかる状態で可動挟着板30をスライドさせてい
くと、やがて、各支持筒15、16に支軸34、35の
軸部34a、35aが挿嵌される。
【0028】ここで、板バネ25は、可動挟着板30の
背部と固定挟着板10の背部を指先で押圧した際に、被
押圧部36により押圧されて変形するが、バネ装着部2
0には、略M字状の板バネ25の形状に合わせた、板バ
ネ25の過大な変形を抑制する変形抑制部22が形成さ
れている。したがって、押圧された板バネ25は、各支
軸34、35の軸部34a、35aと各支持筒15、1
6とが同一軸上に位置する程度までは変形するものの、
それ以上の変形を生ずることはない。
【0029】そして、可動挟着板30が固定挟着板10
の壁状部13に当接したところで、可動挟着板30の背
部と固定挟着板10の背部との押圧を止めると、板バネ
25が非押圧状態に戻ろうとして被押圧部36を押圧
し、可動挟着板30の背部を押し広げる。
【0030】ここで、可動挟着板30は、各支軸34、
35が各支持筒15、16に回動自在に挿嵌されること
により、固定挟着板10に対して回動自在に係止されて
いる。したがって、可動挟着板30の背部が広がるにつ
れ、刃体挟着部31は固定挟着板10の刃体載置部11
に近接する。この状態の下、再度、固定挟着板10の背
部と可動挟着板30の背部を指先で押圧し、刃体載置部
11と刃体挟着部31とを離間させ、刃体BRを挿入さ
せる。
【0031】なお、先端側の支軸34の軸部34aの先
端付近には、軸部34aの断面径よりも大きな断面径を
有する被係止部34cが形成されている。したがって、
板バネ25の弾性力によって支軸34の軸部34aと支
持筒15とが同一軸線上からずれると被係止部34が支
持筒15に係止されることになり、支軸34は先端側の
支持筒15に確実に係止される。この結果、可動挟着板
30の背部を再び押圧しない限り、可動挟着板30が固
定挟着板10から外れることはない。
【0032】以上、実施例に基づき詳細に説明した通
り、本実施例に係る替刃式剃刀R1は、バネ装着部20
に略M字状板バネ25の形状に合わせた、板バネ25の
過大な変形を抑制する変形抑制部22を備えている。
【0033】したがって、可動挟着板30を固定挟着板
10に装着する場合にも、板バネ25は各支持筒15、
16と各支軸34、35とが同一線上に位置する程度ま
でしか変形することはなく、板バネ25の山状部25a
がバネ装着部20に当接することはない。この結果、可
動挟着板30の脱着を繰り返した場合にも、板バネ25
に疲労が蓄積することはなく、また、板バネ25の弾性
力が低下することはない。そして、刃体載置部11と刃
体挟着部31とによって挟着されている刃体は、常に一
定の刃体挟着力によって挟着されることとなり、剃り味
(使い勝手)が変化することがなく、また、替刃式剃刀
R1の耐久性を向上させることができる。
【0034】なお、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲
で種々の変形改良が可能である。例えば、本実施例で
は、略M字状の板バネ25を備え、かかる板バネ25の
形状に合致させた変形抑制部22がバネ装着部20に形
成されている。しかしながら、アーチ形状の板バネを備
え、かかるバネ形状に合致させた変形抑制部をバネ装着
部20に形成してもよい。すなわち、バネの下面とバネ
装着部20の空間を満たすような変形抑制部が形成され
ていれば、バネの過大な変形を抑制することができるの
で、バネの形状に合致させた変形抑制部を備えればよい
のである。
【0035】また、可動挟着板30に形成されている支
軸34、35に替えて、支軸筒を形成し、その支軸筒に
別体の挿入ピン(図示せず)を挿入するようにしてもよ
い。さらに、可動挟着板30の支軸34には被係止部3
4cが形成されているが、かかる被係止部34cを形成
しなくてもよい。
【0036】なお、以上の実施例から把握できる請求項
以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記
載する。 (1)請求項1に記載された替刃式剃刀において、前記
被係止部には帯状の被係止部が形成されており、前記係
止部には前記被係止部を受ける被係止部受部が形成され
ていることを特徴とする替刃式剃刀。
【0037】かかる構成を備える場合、固定挟着部材と
可動挟着部材とが一旦、組み合わされ、係止部と被係止
部との軸線がずれた場合には、被係止部受部に被係止部
が係止される。したがって、可動挟着部材が固定挟着部
材から容易に外れることを防止することができるという
利点を有する。 (2)請求項1または(1)に記載された替刃式剃刀に
おいて、前記付勢手段は略M字状の板バネであり、前記
付勢手段装着部には、前記板バネの山状部に合わせた2
つの変形抑制部が形成されていることを特徴とする替刃
式剃刀。
【0038】かかる構成を備える場合、2つの変形抑制
部によって略M字状の板バネの過大な変形が抑制され、
替刃式剃刀の耐久性が向上される。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係る替刃式剃
刀は、付勢部材装着部に付勢部材の形状に合わせた、付
勢部材の過大な変形を抑制する変形抑制部を備えてい
る。
【0040】したがって、可動挟着部材の脱着時におけ
る付勢部材の過大な変形を抑制し、もって替刃式剃刀の
耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 替刃式剃刀の外観構成を示す斜視図である。
【図2】 本実施例に係る固定挟着板の構成を示す斜視
図である。
【図3】 本実施例に係る固定挟着板の構成を示す平面
図である。
【図4】 図3中の固定挟着板をA−A線で切断した拡
大断面図である。
【図5】 本実施例に係る替刃式剃刀の組み立て状態を
示す説明図である。
【図6】 本実施例に係る可動挟着板の構成を示す斜視
図である。
【図7】 従来例に係る固定挟着板の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】 10…固定挟着板、11…刃体載置部、15…先端側支
持筒、20…バネ装着部、21…バネ係止突起、22…
変形抑制部、25…板バネ、26…装着孔、30…可動
挟着板、31…刃体装着部、34…先端側支軸、34c
…被係止部、36…被押圧部、R1…替刃式剃刀、R2
…従来例に係る替刃式剃刀

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刃体が載置される刃体載置部と、その刃
    体載置部の上部に形成される係止部と、その係止部の上
    部に形成されるとともに、付勢部材の過大な変形を抑制
    する変形抑制部が形成されている付勢部材装着部と、そ
    の付勢部材装着部に装着される付勢部材とを有する固定
    挟着部材と、 前記刃体載置部との協働により刃体を挟着する刃体挟着
    部と、その刃体挟着部の上部に形成されるとともに、前
    記係止部に回動自在に係止される被係止部と、その被係
    止部の上部に形成されるとともに、前記付勢部材により
    押圧される被押圧部とを有する可動挟着部材とを備える
    ことを特徴とする替刃式剃刀。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006098248A1 (ja) * 2005-03-17 2006-09-21 Feather Safety Razor Co., Ltd. 刃物

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006098248A1 (ja) * 2005-03-17 2006-09-21 Feather Safety Razor Co., Ltd. 刃物
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