JPH0810448Y2 - 鋳造用金型装置 - Google Patents

鋳造用金型装置

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JPH0810448Y2
JPH0810448Y2 JP9167590U JP9167590U JPH0810448Y2 JP H0810448 Y2 JPH0810448 Y2 JP H0810448Y2 JP 9167590 U JP9167590 U JP 9167590U JP 9167590 U JP9167590 U JP 9167590U JP H0810448 Y2 JPH0810448 Y2 JP H0810448Y2
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JP
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孝二 冨谷
貴則 山田
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鋳造用金型装置、特に、複数の鋳造品を同時
に鋳造する鋳造用金型装置に関する。
(従来の技術) 各種製品の鋳造時において同時に複数の鋳造品を鋳造
し得るように複数の金型を備えた鋳造用金型装置が知ら
れている。例えば、特開昭60−9567号公報によれば、鋳
込み数に応じて設けられた複数対の上下型と、これらの
上下型に対して水平方向に進退される横型とを備え、こ
れらの型により形成されるキャビティ内に上記下型に設
けられた注湯口(湯口)より溶湯を注入することによ
り、一度に複数の鋳造品を鋳造するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のように複数の鋳造品を同時に鋳造す
るようにした金型装置においては、通常、複数の上型お
よび下型がそれぞれ所定の間隔を隔てて相対向するよう
に金型ホルダーに取付けられており、このため、鋳造時
に金型ホルダーにおける隣接金型間の部位には両方の金
型からの熱が伝達されることになって該部位が特に高温
となり、このため、金型ホルダーにおける金型に挟まれ
ていない両側部との間に温度差が生じ、この温度差に起
因して金型ホルダーが熱変形して歪みが生じ、これに伴
って、該金型ホルダーに取付けられた上型と下型との合
わせ面間に隙間が発生して鋳造不良を引き起こすことに
なっていた。
これに対処しては、金型ホルダーにおける隣接金型間
の部位を冷却して該金型ホルダーの全体を均一な温度と
することにより、該ホルダーの熱変形を防止することが
考えられるが、金型によっては金型ホルダーにおける上
記冷却部位の近傍に湯口が設けられる場合がある。この
場合には、上記金型ホルダーにおける隣接金型間の部位
に対する冷却が湯口に対して悪影響を及ぼし、湯口凝固
や、これに伴う湯回り不良等を招く虞があった。
そこで本考案は、金型ホルダーに複数の金型を取付け
同時に複数の鋳造品を鋳造するようにした鋳造用金型装
置において、上記金型ホルダーを冷却することにより該
金型ホルダーの熱変形を防止すると共に、この金型ホル
ダーに対する冷却による湯口等への悪影響を防止するこ
とのできる鋳造用金型装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本考案は次のように構
成したことを特徴とする。
即ち、複数の鋳造品を同時に鋳造する鋳造用金型装置
において、上記複数の鋳造品ごとに対応する複数の金型
を所定の間隔を隔てて取付ける金型ホルダーにおける隣
接金型間の部位に該部位を冷却する冷却水通路を形成
し、且つ該金型ホルダーにおける隣接金型間の部位と該
部位に接触する金型との接触面積を金型形状に応じて設
定可能としたことを特徴とする。
(作用) 上記の構成によれば、鋳造時に、隣接する金型の両方
より熱を受けて特に高温となる金型ホルダーにおける隣
接金型間の部位に冷却水通路が設けられているので、該
冷却水通路に冷却水を流すことにより該部位が過熱され
ることなく金型ホルダーの全体を均一な温度に温度コン
トロールすることが可能となり、これにより、該金型ホ
ルダーの熱変形が防止されることになる。
また、上記冷却水通路が形成された金型ホルダーにお
ける隣接金型間の部位の近傍に湯口が形成されて、金型
ホルダーにおける隣接金型間の部位に対する冷却により
湯口凝固や湯回り不良等の悪影響が懸念される場合に
は、上記金型ホルダーにおける隣接金型間の部位とこれ
に接触する金型との接触面積を減少させることにより、
湯口周辺の過度の放熱が抑制されて該湯口の過冷却が防
止されることになって、湯口凝固やこれに伴う湯回り不
良等を起こすことがない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例に係る鋳造用金型装置の型締状態を
示す縦断面図であり、また第2図は該金型装置を構成す
る下型およびこれを支持する下型ホルダーの平面図であ
って、図示のように、この金型装置1は、同時に2つの
鋳造品を鋳造し得るように構成されており、ベース2上
に固定された下型ホルダー3に複数の取付ボルト4…4
により所定の間隔を隔てて取付けられた2つの下型5,5
と、これらに下型にそれぞれ対向するように上型ホルダ
ー6に複数の取付ボルト7…7を介して取付けられた2
つの上型8,8と、油圧シリンダ等の駆動手段9,9により水
平方向に往復移動されて上記各下型5,5および上型8,8に
対して離接されるスライド型10,10と、上記各下型5,5お
よび上型8,8間に位置するセンタ型11とが備えられい
る。そして、上記上型ホルダー6の上面には固定フレー
ム12上に取付けられた油圧シリンダ等の駆動手段13が連
結されており、この駆動手段13により上型ホルダー6が
複数のガイドロッド14,14により案内されて昇降される
ようになっており、第1図に示す型締時においては、上
記各下型5,5、上型8,8、スライド型10,10およびセンタ
型11により所定形状のキャビティ15,15が形成されると
共に、これらのキャビティ15,15内に各下型5,5に設けら
れた一対の湯口16,16より溶湯が注入されるようになっ
ている。
そして、第1〜3図に示すように、上記下型ホルダー
3における隣接する下型5,5に挟まれた隣接金型間部位3
aには、2本の冷却水通路17,17が形成され、これらの冷
却水通路17,17内に冷却水が供給されるようになってい
ると共に、これらの冷却水通路17,17が形成された金型
ホルダー3における隣接金型間部位3aと該部位3aに接触
する各下型5,5の一側部5a,5aとの間には所定間隙11およ
び12(第2,3図参照)が形成されて両者間の接触面積を
減少させるように構成されている。
上記の構成によれば、鋳造時に、隣接する下型5,5の
両方より熱を受けて特に高温となる下型ホルダー3にお
ける隣接金型間部位3aに冷却水通路17,17が設けられて
いるので、該冷却水通路17,17に冷却水を流すことによ
り該部位3aが過熱されることなく下型ホルダー3の全体
を均一な温度に温度コントロールすることが可能とな
り、これにより、該下型ホルダー3の熱変形が防止され
ることになって、該下型ホルダー3に取付けられた下型
5,5と上型ホルダーに取付けられた上型8,8との合わせ面
間に隙間を発生させるといったことがなく良好に鋳造す
ることができる。
また、上記冷却水通路17,17が形成された下型ホルダ
ー3における隣接金型間部位3aの近傍に一方の湯口16が
位置されて、下型ホルダー3における隣接金型間部位3a
に対する冷却により湯口凝固や湯回り不良等の悪影響が
懸念されるのであるが、上記下型ホルダー3における隣
接金型間部位3aとこれに接触する下型5における一側部
5aとの接触面積が減少されているので、湯口16周辺の過
度の放熱が抑制されて該湯口16の過冷却が防止されるこ
とになって、湯口凝固やこれに伴う湯回り不良等を起こ
すことがない。
なお、上記上型ホルダー6側についても隣接上型間部
位に冷却水通路を形成すると共に、該隣接金型部位と該
部位に接触する上型8,8との接触面積を該上型8,8の形状
に応じて設定可能に構成しても良い。更に、上記下型ホ
ルダー3に形成された冷却水通路17の本数を適宜に増減
させ、あるいはそれらの通路径を増減させるように構成
しても良い。
また、第4図に示すように、下型ホルダー3′に形成
される取付ボルト4′の取付け孔4′aを長穴形状とす
ることにより、この長穴の範囲で下型5′をずらすこと
により冷却水通路17′が形成された下型ホルダー3′に
おける隣接金型間部位3a′と該部位に接触する下型5′
における一側部5a′との接触面積を変更するように構成
しても良い。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、鋳造時に、隣接する
金型の両方より熱を受けて特に高温となる金型ホルダー
における隣接金型間の部位に冷却水通路が設けられてい
るので、該冷却水通路に冷却水を流すことにより該部位
が過熱されることなく金型ホルダーの全体を均一な温度
に温度コントロールすることが可能となり、これによ
り、該金型ホルダーの熱変形が防止されることになる。
また、上記冷却水通路が形成された金型ホルダーにお
ける隣接金型間の部位の近傍に湯口が形成されて、該金
型ホルダーにおける隣接金型間の部位に対する冷却によ
り湯口凝固や湯回り不良等の悪影響が懸念される場合に
は、上記金型ホルダーにおける隣接金型間の部位とこれ
に接触する金型との接触面積を減少させることにより、
湯口周辺の過度の放熱が抑制されて該湯口の過冷却が防
止されることになって、湯口凝固やこれに伴う湯回り不
良等を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本実施
例に係る鋳造用金型装置の型締状態を示す縦断面図、第
2図は該金型装置を構成する下型とこれを支持する下型
ホルダーの平面図、第3図は第2図におけるIII−III線
に沿ってみた要部拡大断面図、第4図は他の実施例を示
す第3図と同様の図である。 1…金型装置、3…金型ホルダー(下型ホルダー)、3a
…隣接金型間部位、5…金型(下型)、17…冷却水通
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の鋳造品を同時に鋳造する鋳造用金型
    装置であって、上記複数の鋳造品に対応する複数の金型
    を所定の間隔を隔てて取付ける金型ホルダーにおける隣
    接金型間の部位に該部位を冷却する冷却水通路が形成さ
    れ、且つ該金型ホルダーにおける隣接金型間の部位と該
    部位に接触する金型との接触面積を金型形状に応じて設
    定可能とされていることを特徴とする鋳造用金型装置。
JP9167590U 1990-08-31 1990-08-31 鋳造用金型装置 Expired - Fee Related JPH0810448Y2 (ja)

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JPH0447838U JPH0447838U (ja) 1992-04-23
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KR101061812B1 (ko) * 2004-01-21 2011-09-05 야마하하쓰도키 가부시키가이샤 주조기

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