JPH08174147A - 鋳造用金型 - Google Patents
鋳造用金型Info
- Publication number
- JPH08174147A JPH08174147A JP32742894A JP32742894A JPH08174147A JP H08174147 A JPH08174147 A JP H08174147A JP 32742894 A JP32742894 A JP 32742894A JP 32742894 A JP32742894 A JP 32742894A JP H08174147 A JPH08174147 A JP H08174147A
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- JP
- Japan
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- mold
- cooling water
- split
- water passage
- casting
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属溶湯を鋳造する鋳造用金型の方案部が摩
耗した時等に、必要最小限の部分だけを交換して経済性
を高める。 【構成】 型合わせ面に方案部8aと製品部8bを形成
するようにした金型6、7において、金型7を、方案部
8aに対応する方案部金型7aと、製品部8aに対応す
る製品部金型7b、7cに分割し、更に方案部金型7a
を第1分割型7a1と第2分割型7a2に分割する。そし
て、第1分割型7a1に方案部8aを形成し、第2分割
型7a2の分割面pに冷却水通路22とシール部材24
を設ける。
耗した時等に、必要最小限の部分だけを交換して経済性
を高める。 【構成】 型合わせ面に方案部8aと製品部8bを形成
するようにした金型6、7において、金型7を、方案部
8aに対応する方案部金型7aと、製品部8aに対応す
る製品部金型7b、7cに分割し、更に方案部金型7a
を第1分割型7a1と第2分割型7a2に分割する。そし
て、第1分割型7a1に方案部8aを形成し、第2分割
型7a2の分割面pに冷却水通路22とシール部材24
を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属溶湯を金型で成形
する鋳造用金型に関する。
する鋳造用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】金型鋳造において生産性の向上、製品の
高精度化、高寿命化等を図るため、熱伝導の高い金型を
用いて溶湯の表層を急速に凝固させ、表層が殻状に凝固
した時点で型開きするような鋳造法が従来から知られて
いる。そして、このような金型鋳造では、熱伝導性に優
れた銅合金製の金型を使用し、また、冷却性を高めるた
め、製品キャビティ部と方案部(湯口から湯道、ゲート
までの製品キャビティ部に通じるまでの総称)に近接し
て冷却水通路を設けるようにしている。
高精度化、高寿命化等を図るため、熱伝導の高い金型を
用いて溶湯の表層を急速に凝固させ、表層が殻状に凝固
した時点で型開きするような鋳造法が従来から知られて
いる。そして、このような金型鋳造では、熱伝導性に優
れた銅合金製の金型を使用し、また、冷却性を高めるた
め、製品キャビティ部と方案部(湯口から湯道、ゲート
までの製品キャビティ部に通じるまでの総称)に近接し
て冷却水通路を設けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
金型鋳造において、方案部を通して高温の溶湯を充填
し、これを急冷させるようなショットを繰り返すと、特
に高温の溶湯に最初に接触する方案部は製品部に較べて
温度変化が激しく、熱的疲労によって寿命が短くなって
いた。このため、方案部の補修、金型交換等は頻繁に行
う必要がある。ところが、このように方案部の金型を交
換する時、金型には性能的に何等問題のない冷却水通路
が形成されており、このような冷却水通路を形成した金
型を一体に交換しているため加工の手間、加工コスト等
の面から不経済となっている。
金型鋳造において、方案部を通して高温の溶湯を充填
し、これを急冷させるようなショットを繰り返すと、特
に高温の溶湯に最初に接触する方案部は製品部に較べて
温度変化が激しく、熱的疲労によって寿命が短くなって
いた。このため、方案部の補修、金型交換等は頻繁に行
う必要がある。ところが、このように方案部の金型を交
換する時、金型には性能的に何等問題のない冷却水通路
が形成されており、このような冷却水通路を形成した金
型を一体に交換しているため加工の手間、加工コスト等
の面から不経済となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、方案部の近傍に冷却水通路が設けられた鋳造
用金型において、方案部と冷却水通路が形成された金型
を、方案部が形状付与された分割型と、冷却水通路が形
成された分割型とに分割した。
本発明は、方案部の近傍に冷却水通路が設けられた鋳造
用金型において、方案部と冷却水通路が形成された金型
を、方案部が形状付与された分割型と、冷却水通路が形
成された分割型とに分割した。
【0005】また、冷却水通路は分割型の分割面側に形
状付与することで構成し、この冷却水通路を設けた分割
型の分割面側には、冷却水通路からの水洩れを防止する
水洩れ防止手段を設けるようにしてもよい。
状付与することで構成し、この冷却水通路を設けた分割
型の分割面側には、冷却水通路からの水洩れを防止する
水洩れ防止手段を設けるようにしてもよい。
【0006】
【作用】方案部と冷却水通路が形成された金型を、方案
部が形状付与された分割型と冷却水通路が形成された分
割型とに分割し、方案部が損耗等によって交換が必要に
なった時は、方案部が形状付与された分割型だけを交換
し、冷却水通路を形成した分割型は継続使用する。ま
た、冷却水通路の形成にあっては、分割型の分割面側に
例えば溝状に形状付与することで加工が容易となり、ま
た水洩れ防止手段を方案部の分割型側に設けるようにす
れば、方案部の分割型を交換する際に新たに水洩れ防止
手段を設ける必要があるが、冷却水通路と水洩れ防止手
段とを同じ分割型に一体に設ければ、それまでの水洩れ
防止手段を継続して使用できる。
部が形状付与された分割型と冷却水通路が形成された分
割型とに分割し、方案部が損耗等によって交換が必要に
なった時は、方案部が形状付与された分割型だけを交換
し、冷却水通路を形成した分割型は継続使用する。ま
た、冷却水通路の形成にあっては、分割型の分割面側に
例えば溝状に形状付与することで加工が容易となり、ま
た水洩れ防止手段を方案部の分割型側に設けるようにす
れば、方案部の分割型を交換する際に新たに水洩れ防止
手段を設ける必要があるが、冷却水通路と水洩れ防止手
段とを同じ分割型に一体に設ければ、それまでの水洩れ
防止手段を継続して使用できる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る鋳造用金型を適用した鋳
造システム全体を示す構成図、図2は鋳造金型のキャビ
ティ部を断面にした縦断面図、図3は図2のA−A方向
から見た可動型の正面図、図4は可動型の底面図であ
る。
説明する。図1は本発明に係る鋳造用金型を適用した鋳
造システム全体を示す構成図、図2は鋳造金型のキャビ
ティ部を断面にした縦断面図、図3は図2のA−A方向
から見た可動型の正面図、図4は可動型の底面図であ
る。
【0008】本発明に係る鋳造用金型は、図1に示すよ
うな自動車の構成部品であるステアリングナックルを全
自動で鋳造するシステムに適用され、このシステムで
は、熱伝導率の高い銅金型によって溶湯の表層に殻状の
凝固層を形成し、内部が未凝固の段階で型開きして払い
出すいわゆるQC(クイック・キャスチング)プロセス
を採用している。
うな自動車の構成部品であるステアリングナックルを全
自動で鋳造するシステムに適用され、このシステムで
は、熱伝導率の高い銅金型によって溶湯の表層に殻状の
凝固層を形成し、内部が未凝固の段階で型開きして払い
出すいわゆるQC(クイック・キャスチング)プロセス
を採用している。
【0009】上記の鋳造システムの略中央には鋳造装置
1が配置され、この鋳造装置1は固定金型2と可動金型
3から構成され、また鋳造装置1の上流側には固定金型
2と可動金型3とを閉じた際に形成される製品キャビテ
ィ内に溶湯を注湯するための注湯ステーション40を設
けている。
1が配置され、この鋳造装置1は固定金型2と可動金型
3から構成され、また鋳造装置1の上流側には固定金型
2と可動金型3とを閉じた際に形成される製品キャビテ
ィ内に溶湯を注湯するための注湯ステーション40を設
けている。
【0010】この注湯ステーション40は加圧注湯炉4
1、ロードセル42、及び加圧注湯炉41から出湯する
溶湯を受け取って鋳造装置1に該溶湯を注湯する取り鍋
43を備え、ロードセル42によって取り鍋43内の溶
湯量を一定量にセットした後、取り鍋43を鋳造装置1
上に移動させ、湯口から製品キャビティ内に注湯するよ
うにしている。
1、ロードセル42、及び加圧注湯炉41から出湯する
溶湯を受け取って鋳造装置1に該溶湯を注湯する取り鍋
43を備え、ロードセル42によって取り鍋43内の溶
湯量を一定量にセットした後、取り鍋43を鋳造装置1
上に移動させ、湯口から製品キャビティ内に注湯するよ
うにしている。
【0011】また、前記加圧注湯炉41には、更に上流
側に配置した溶解炉44で生成した溶湯を搬送取り鍋4
5で供給するようにしている。更に、鋳造装置1の上方
には、黒鉛を球状化させるマグネシウム等の添加剤を溶
湯に添加するための添加剤計量装置50が設けられ、ま
た、この添加剤計量装置50に隣接して、キャビティ面
に離型剤を塗布するブロースモーク装置51が上下移動
自在に設けられている。
側に配置した溶解炉44で生成した溶湯を搬送取り鍋4
5で供給するようにしている。更に、鋳造装置1の上方
には、黒鉛を球状化させるマグネシウム等の添加剤を溶
湯に添加するための添加剤計量装置50が設けられ、ま
た、この添加剤計量装置50に隣接して、キャビティ面
に離型剤を塗布するブロースモーク装置51が上下移動
自在に設けられている。
【0012】また、鋳造装置1の下流側上方には、型開
きした金型から鋳造品を取り出すワーク取出ロボット5
2が水平方向に移動自在に設けられ、取り出した鋳造品
を矯正・切断装置53に移送する。
きした金型から鋳造品を取り出すワーク取出ロボット5
2が水平方向に移動自在に設けられ、取り出した鋳造品
を矯正・切断装置53に移送する。
【0013】そしてこの矯正・切断装置53でトリミン
グ等を行った後、移載ロボット54で熱処理炉55に向
けて移送する。尚、図中、56はフィルタ交換装置であ
り、湯道の途中に配設したスラグ等除去用のフィルタを
例えば毎ショットごとに交換する。
グ等を行った後、移載ロボット54で熱処理炉55に向
けて移送する。尚、図中、56はフィルタ交換装置であ
り、湯道の途中に配設したスラグ等除去用のフィルタを
例えば毎ショットごとに交換する。
【0014】一方、鋳造装置1を構成する固定型2と可
動型3は、図2に示すように、夫々の金型取付板4、5
にクランプ保持された金型6、7を備え、金型取付板
4、5は鋳鉄製又は鋼製であり、金型6、7は熱伝導性
の良い銅合金製としている。そして、固定型2と可動型
3が型締めされると、各金型6、7の型合わせ面にキャ
ビティ8が形成される。
動型3は、図2に示すように、夫々の金型取付板4、5
にクランプ保持された金型6、7を備え、金型取付板
4、5は鋳鉄製又は鋼製であり、金型6、7は熱伝導性
の良い銅合金製としている。そして、固定型2と可動型
3が型締めされると、各金型6、7の型合わせ面にキャ
ビティ8が形成される。
【0015】可動金型7側のキャビティ8は、図3に示
すように、中央に設けられた方案部8aと、両サイドに
設けられた一対の製品部8b、8bからなり、方案部8
aは湯口10に連なる縦湯道12と、この縦湯道12の
底部から左右に分離する横湯道13、13と、各横湯道
13、13の端部に連なる連通湯道14、14からな
り、横湯道13、13の途中には溶湯の不純物を取り除
くフィルタ15、15が設置される。
すように、中央に設けられた方案部8aと、両サイドに
設けられた一対の製品部8b、8bからなり、方案部8
aは湯口10に連なる縦湯道12と、この縦湯道12の
底部から左右に分離する横湯道13、13と、各横湯道
13、13の端部に連なる連通湯道14、14からな
り、横湯道13、13の途中には溶湯の不純物を取り除
くフィルタ15、15が設置される。
【0016】また、連通湯道14、14に連なる製品部
8bはステアリングナックルの製品形状に合せて成形さ
れ、またこの製品部8b内には、図2に示すように、製
品形状の一部に貫通孔を形成するための金属中子16及
び鋳抜きコア17が臨んでいる。そして、金属中子16
は可動金型取付板5に固定されて可動金型7の中子挿通
孔7aを挿通するとともに、鋳抜きコア17はシリンダ
ユニット18によって製品部8b内に出没自在にされて
いる。尚、図2において20、21は押出しピンであ
る。
8bはステアリングナックルの製品形状に合せて成形さ
れ、またこの製品部8b内には、図2に示すように、製
品形状の一部に貫通孔を形成するための金属中子16及
び鋳抜きコア17が臨んでいる。そして、金属中子16
は可動金型取付板5に固定されて可動金型7の中子挿通
孔7aを挿通するとともに、鋳抜きコア17はシリンダ
ユニット18によって製品部8b内に出没自在にされて
いる。尚、図2において20、21は押出しピンであ
る。
【0017】また、金型6、7内にはキャビティ8内の
溶湯の温度を管理するため、図3に示すように冷却水通
路22…を形成してキャビティ8に近接させるととも
に、図3、図4に示すように金型7底面から埋設した複
数の加熱ヒータ23…を方案部8aに近接させている。
そして、例えばキャビティ8内に溶湯を注入する前に加
熱ヒータ23…で加熱して湯流れ性を向上させるととも
に、注湯と同時に冷却水通路22…に冷却水を導入し急
冷する。
溶湯の温度を管理するため、図3に示すように冷却水通
路22…を形成してキャビティ8に近接させるととも
に、図3、図4に示すように金型7底面から埋設した複
数の加熱ヒータ23…を方案部8aに近接させている。
そして、例えばキャビティ8内に溶湯を注入する前に加
熱ヒータ23…で加熱して湯流れ性を向上させるととも
に、注湯と同時に冷却水通路22…に冷却水を導入し急
冷する。
【0018】ところで、このようにキャビティ8を加
熱、冷却する操作を繰り返すと、特に高温の溶湯に最初
に接触する方案部8aの温度変化は製品部8bに較べて
激しく、方案部8aの方が熱的損耗に起因する補修頻度
が高い。そこで本案では金型6、7を複数の小金型に分
割し、補修時の金型交換作業を簡易に行えるようにして
いる。
熱、冷却する操作を繰り返すと、特に高温の溶湯に最初
に接触する方案部8aの温度変化は製品部8bに較べて
激しく、方案部8aの方が熱的損耗に起因する補修頻度
が高い。そこで本案では金型6、7を複数の小金型に分
割し、補修時の金型交換作業を簡易に行えるようにして
いる。
【0019】即ち、図3に示すように、可動金型7を中
央及び下方の方案部8aに対応する逆T字状の方案部金
型7aと、左右の製品部8b、8bに対応する製品部金
型7b、7cとに区割面q、rに沿って分割し、共に同
じ材質の銅合金製としている。そして、方案部8aに損
耗等が生じた際、製品部金型7bについては交換しない
で必要箇所のみを簡易に交換できるようにしている。そ
して、これら方案部金型7aと製品部金型7bは、金型
7底面から締結される複数のボルト25…(図4)で固
定される。尚、かかる構成は固定金型6についても同様
である。
央及び下方の方案部8aに対応する逆T字状の方案部金
型7aと、左右の製品部8b、8bに対応する製品部金
型7b、7cとに区割面q、rに沿って分割し、共に同
じ材質の銅合金製としている。そして、方案部8aに損
耗等が生じた際、製品部金型7bについては交換しない
で必要箇所のみを簡易に交換できるようにしている。そ
して、これら方案部金型7aと製品部金型7bは、金型
7底面から締結される複数のボルト25…(図4)で固
定される。尚、かかる構成は固定金型6についても同様
である。
【0020】また、本発明では方案部金型7aを更に複
数の分割型に分割している。すなわち、図2及び図4に
示すように、方案部金型7aを分割面pを介して前後方
向に2分割して第1分割型7a1と第2分割型7a2に分
け、第1分割型7a1の前面に方案部8aの形状を付与
し、第2分割型7a2の分割面p側に断面半円形の溝状
の冷却水通路22を刻設している。そして、このように
分割面p側に溝状に加工することで加工が容易になる。
数の分割型に分割している。すなわち、図2及び図4に
示すように、方案部金型7aを分割面pを介して前後方
向に2分割して第1分割型7a1と第2分割型7a2に分
け、第1分割型7a1の前面に方案部8aの形状を付与
し、第2分割型7a2の分割面p側に断面半円形の溝状
の冷却水通路22を刻設している。そして、このように
分割面p側に溝状に加工することで加工が容易になる。
【0021】また、図2の部分断面図である図5に示す
ように、第2分割型7a2の冷却水通路22の両側方に
はシール溝mが設けられ、このシール溝mには水洩れ防
止手段としてのシール部材24が装着されている。そし
て、この第1、第2分割型7a1、7a2は図示しない締
結手段で締結されている。
ように、第2分割型7a2の冷却水通路22の両側方に
はシール溝mが設けられ、このシール溝mには水洩れ防
止手段としてのシール部材24が装着されている。そし
て、この第1、第2分割型7a1、7a2は図示しない締
結手段で締結されている。
【0022】因みに、図2に示すように、上記冷却水通
路22…には、可動金型取付板5の冷却水供給・排水通
路26…から供給される冷却水が導入されるようにして
おり、金型7の冷却水通路22…を循環した冷却水は、
再び冷却水供給・排水通路26…から排出される。ま
た、冷却水供給・排水通路26…と冷却水通路22…の
接続部には、継手管27…が設けられている。
路22…には、可動金型取付板5の冷却水供給・排水通
路26…から供給される冷却水が導入されるようにして
おり、金型7の冷却水通路22…を循環した冷却水は、
再び冷却水供給・排水通路26…から排出される。ま
た、冷却水供給・排水通路26…と冷却水通路22…の
接続部には、継手管27…が設けられている。
【0023】ここで、前記のように方案部金型7aを更
に分割している理由は、方案部8aに較べて冷却水通路
22の損耗の程度は少なく、方案部8aが熱的疲労によ
って寿命に達しても冷却水通路22は何等性能に影響が
ないため、このような場合は第1分割型7a1だけを交
換して冷却水通路22を加工する手間と費用を削減する
ためである。また、シール溝m、シール部材24を第2
分割型7a2に形成している理由も同様な理由によるも
のである。
に分割している理由は、方案部8aに較べて冷却水通路
22の損耗の程度は少なく、方案部8aが熱的疲労によ
って寿命に達しても冷却水通路22は何等性能に影響が
ないため、このような場合は第1分割型7a1だけを交
換して冷却水通路22を加工する手間と費用を削減する
ためである。また、シール溝m、シール部材24を第2
分割型7a2に形成している理由も同様な理由によるも
のである。
【0024】以上のような鋳造用金型の作用について説
明する。先ず、固定型2と可動型3を型締めし、注湯前
に加熱ヒータ23で加熱した方案部8a及び製品部8
b、8b内に湯口10から溶湯を注湯する。そして、充
填とともに冷却通路22…に冷却水を導入して溶湯の表
層を急速に冷却し、表層に殻状の凝固層が形成され内部
が未凝固の段階で型開きして製品を払い出す。そして、
この鋳造サイクルを繰り返すことで生産性を高めること
ができる。
明する。先ず、固定型2と可動型3を型締めし、注湯前
に加熱ヒータ23で加熱した方案部8a及び製品部8
b、8b内に湯口10から溶湯を注湯する。そして、充
填とともに冷却通路22…に冷却水を導入して溶湯の表
層を急速に冷却し、表層に殻状の凝固層が形成され内部
が未凝固の段階で型開きして製品を払い出す。そして、
この鋳造サイクルを繰り返すことで生産性を高めること
ができる。
【0025】ところで、方案部7aが熱的疲労を起こし
交換が必要になったら、方案部金型7aの第1分割型7
a1だけを交換する。この際、図5に示すように、新た
な第1分割型7a1を従来の第2分割型7a2に接合する
だけで従来の冷却水通路22、及びシール部材24を継
続して使用することができ、経済的である。
交換が必要になったら、方案部金型7aの第1分割型7
a1だけを交換する。この際、図5に示すように、新た
な第1分割型7a1を従来の第2分割型7a2に接合する
だけで従来の冷却水通路22、及びシール部材24を継
続して使用することができ、経済的である。
【0026】尚、以上のような第1分割型7a1と第2
分割型7a2の分割面pはフラット形状のものでなく、
図6に示すように、突部tと凹部oを嵌合させるような
ものでも良い。すなわち、この構成例では第1分割型7
a1の分割面p側に凹部oを形成し、第2分割型7a2の
分割面p側に突部tを形成するとともに、この突部tの
前面に冷却水通路22を刻設し、突部tの両側面にシー
ル溝m、m、シール部材24、24を設けている。そし
て、この場合はより強力なシール効果を得ることができ
る。また、冷却水通路22は同図(B)に示すような断
面半円形状のものに限られることなく、例えば同図
(A)のように断面矩形状にしても良い。
分割型7a2の分割面pはフラット形状のものでなく、
図6に示すように、突部tと凹部oを嵌合させるような
ものでも良い。すなわち、この構成例では第1分割型7
a1の分割面p側に凹部oを形成し、第2分割型7a2の
分割面p側に突部tを形成するとともに、この突部tの
前面に冷却水通路22を刻設し、突部tの両側面にシー
ル溝m、m、シール部材24、24を設けている。そし
て、この場合はより強力なシール効果を得ることができ
る。また、冷却水通路22は同図(B)に示すような断
面半円形状のものに限られることなく、例えば同図
(A)のように断面矩形状にしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る鋳造
用金型によれば、方案部と冷却水通路を備えた金型を、
方案部が形成された分割型と、冷却水通路が形成された
分割型に分割するようにしたため、熱的損耗度の高い方
案部を交換するような場合、機能に問題のない冷却水通
路を継続して使用することができ、冷却水通路を加工す
る手間、加工費用等を削減することができる。そして、
冷却水通路を分割面側に形成すれば加工が楽であり、ま
た、水洩れ防止手段を冷却水通路側の分割面に設ければ
一層経済的である。
用金型によれば、方案部と冷却水通路を備えた金型を、
方案部が形成された分割型と、冷却水通路が形成された
分割型に分割するようにしたため、熱的損耗度の高い方
案部を交換するような場合、機能に問題のない冷却水通
路を継続して使用することができ、冷却水通路を加工す
る手間、加工費用等を削減することができる。そして、
冷却水通路を分割面側に形成すれば加工が楽であり、ま
た、水洩れ防止手段を冷却水通路側の分割面に設ければ
一層経済的である。
【図1】本発明に係る鋳造用金型を適用した鋳造システ
ム全体を示す構成図
ム全体を示す構成図
【図2】鋳造金型のキャビティ部を断面にした縦断面図
【図3】図2のA−A方向から見た可動型の正面図
【図4】可動型の底面図
【図5】図2の部分拡大図
【図6】分割型の分割構成の別実施例図
1…鋳造金型、2…固定型、3…可動型、37…可動金
型、7a1…第1分割型、7a2…第2分割型、8a…方
案部、22…冷却水通路、24…シール部材、m…シー
ル溝、p…分割面。
型、7a1…第1分割型、7a2…第2分割型、8a…方
案部、22…冷却水通路、24…シール部材、m…シー
ル溝、p…分割面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小玉 春喜 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 方案部の近傍に冷却水通路が設けられた
鋳造用金型において、前記方案部と冷却水通路が形成さ
れた金型は少なくとも2つの分割型に分割され、これら
分割型の1つには方案部が形状付与され、また他の分割
型の1つには冷却水通路が形成されていることを特徴と
する鋳造用金型。 - 【請求項2】 請求項1に記載の鋳造用金型において、
前記冷却水通路は分割型の分割面側に形状付与され、且
つこの冷却水通路を設けた分割型の分割面側には、該冷
却水通路からの水洩れを防止する水洩れ防止手段が設け
られたことを特徴とする鋳造用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32742894A JPH08174147A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 鋳造用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32742894A JPH08174147A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 鋳造用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08174147A true JPH08174147A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18199064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32742894A Withdrawn JPH08174147A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 鋳造用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08174147A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001096336A (ja) * | 1999-09-27 | 2001-04-10 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 鋳造用金型、マグネシウム合金の鋳造法及び鋳造品 |
| US6810941B2 (en) | 2001-06-01 | 2004-11-02 | Ngk Insulators, Ltd. | Injection mold for semi-solidified Fe alloy |
| JP2012096248A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Asahi Tec Corp | 車両用ホイールの低圧鋳造装置 |
| CN104249141A (zh) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | 信浓绢糸株式会社 | 铸造零件及铸造零件的制造方法 |
| WO2019189184A1 (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 本田技研工業株式会社 | 鋳造装置及び鋳造方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32742894A patent/JPH08174147A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN104249141B (zh) * | 2013-06-27 | 2017-01-18 | 信浓绢糸株式会社 | 铸造零件及铸造零件的制造方法 |
| WO2019189184A1 (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 本田技研工業株式会社 | 鋳造装置及び鋳造方法 |
| CN111918734A (zh) * | 2018-03-26 | 2020-11-10 | 本田技研工业株式会社 | 铸造装置及铸造方法 |
| CN111918734B (zh) * | 2018-03-26 | 2021-12-31 | 本田技研工业株式会社 | 铸造装置及铸造方法 |
| US11524335B2 (en) | 2018-03-26 | 2022-12-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Casting device and casting method |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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