JPH08104829A - 常温硬化性一液水性塗料組成物 - Google Patents
常温硬化性一液水性塗料組成物Info
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Abstract
性塗料組成物を提供する。 【構成】 (a)分子内に複数の活性メチレン基を有す
るアクリル共重合体の水性エマルション、(b)分子内
に複数のエチレン性不飽和結合を有する化合物の水溶液
または水分散液、および(c)前記(a)成分および
(b)成分間のマイケル反応を促進する触媒を含んでい
る。
Description
を含まない水性塗料に関心が向けられている。広く使用
されているエマルジョン塗料は、塗装後水分の蒸発によ
るエマルジョン粒子の物理的融合を造膜機構とし、その
ため耐水性、耐溶剤性、耐薬品性などの塗膜性能におい
て焼付硬化型の塗料に及ばない。架橋剤による常温での
架橋反応を利用する系、特に高い架橋密度に設計した系
は一般に二液性としなければならない。このような系は
一液性とすると長期間安定に貯蔵することができないか
らである。
した二重結合へ活性メチレン基が付加するマイケル付加
反応を硬化メカニズムとして利用する系は、反応副生成
物を発生せず、新たに形成された結合が化学的に安定な
炭素−炭素間結合であるなどのすぐれた特徴を持ってい
る。この系においても一液性とすると長期貯蔵安定性が
なく、一液性で安定な場合は100℃以上に加熱しなけ
れば架橋反応が実質上進行しない。
に開示されている、複数のアセトアセテートペンダント
基をポリマー骨格へ導入したアクリルポリマーを塩基性
触媒を使用してトリメチロールプロパントリアクリレー
ト等の架橋モノマーで架橋する系は、常温で架橋反応が
進行する代わりに一液性とした場合長期貯蔵安定性に欠
ける。
る、マイケル付加可能なα,β−不飽和カルボニル基を
有する樹脂を活性メチン化合物で架橋する触媒を含まな
い系は、貯蔵安定性は問題ないが100℃以上に加熱し
ないと架橋反応が進行しない。
てマイケル反応を利用する水系塗料組成物を開示する。
この組成物は低温、例えば60℃においても硬化し得る
と記載されているが、マイケル反応成分および触媒の少
なくとも一つを使用直前まで他の成分から分離して貯蔵
しなければならない。
用した硬化系も知られている。例えば、特開平2−15
5956号は、カルボニル基含有共重合体のエマルジョ
ンに、ポリヒドラジド化合物を添加した常温架橋一液性
水性塗料組成物を開示する。この系においても、やはり
高い架橋密度が得られるように設計すると、貯蔵安定性
が得られない。さらにこの系は、架橋により新たに形成
される結合はシッフ塩基型結合であるため、マイケル付
加反応によって形成される炭素−炭素間結合に比べ化学
的に分解され易く、塗膜性能、特に耐酸性が十分でな
い。
とが両立可能であり、かつすぐれた塗膜性能を与える、
マイケル付加反応を利用する常温硬化性一液水性塗料組
成物を提供する。
るアクリル共重合体の水性エマルション、(b)分子内
に複数のエチレン性不飽和結合を有する化合物の水溶液
または水分散液、および(c)前記(a)成分および
(b)成分間のマイケル反応を促進する触媒を含むこと
を特徴とする常温硬化性一液水性塗料組成物を提供す
る。
性メチレン基を有するアクリルモノマー、例えば2−ア
セトアセトキシエチル(メタ)アクリレート、2−シア
ノアセトキシエチル(メタ)アクリレート、N−(2−
シアノアセトキシエチル)アクリルアミド、N−(2−
プロピオニルアセトキシブチル)アクリルアミド、N−
(4−アセトアセトキシメチルベンジル)アクリルアミ
ド、N−(2−アセトアセチルアミノエチル)アクリル
アミド、2−(N−アセトアセチルアミノエチル)(メ
タ)アクリレートなどと、他のアクリル系および/また
は非アクリル系モノマーを共重合することによって製造
することができる。
しては、アクリル酸またはメタクリル酸のメチル、エチ
ル、プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、
2−エチルヘキシル、ラウリル、フェニル、ベンジル、
2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピルエステ
ル、プラクセルFM−1(アクリル酸2−ヒドロキシエ
チルとポリカプロラクトンとの付加物、ダイセル化学工
業(株)製)、アクリルアミド、およびN−メチロール
アクリルアミドのようなその誘導体、アクリロニトリル
などがあり、非アクリル系モノマーとしては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、イタコン酸、マレイン酸、酢
酸ビニルなどがある。さらに少割合の多官能モノマー、
例えばジビニルベンゼン、多価アルコールポリ(メタ)
アクリレート等を含んでもよい。多官能モノマーの添加
は、塗膜の架橋密度を高め、または所望の架橋密度レベ
ルを得るために活性メチレン基含有モノマーの比率を対
応して低くすることを許容する。
混合物は慣用の乳化剤および重合開始剤を使用して水性
媒体中で乳化重合法によって共重合される。乳化剤は慣
用のアニオン性、カチオン性、非イオン性または両性界
面活性剤が使用し得る。開始剤としては過硫酸カリウ
ム、過硫酸アンモニウム、4,4’−アゾビス(4−シ
アノ吉草酸、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオ
ンアミジン)ジ塩酸塩(V−50)、2,2’−アゾビ
ス(N,N’−ジメチレンイソブチロアミジン)(VA
−061)などの水溶性開始剤が使用される。乳化剤と
して、市販されている反応性乳化剤、例えばAntox
MS−60(日本乳化剤)、アクアロンHS−10
(第一工業製薬)、アデカリアソープSE−10N(旭
電化工業)などを使用してもよい。
固形分中0.1〜20mmol/gであるが、高い架橋
密度を望むときは少なくとも1mmol/gであること
が好ましい。
和基を持つ化合物を用いることができる。その例として
多価アルコールの重合性不飽和モノカルボン酸エステル
化合物(例えば、エチレングリコールジアクリレート、
エチレングリコールジメタアクリレート、トリエチレン
グリコールジメタアクリレート、テトラエチレングリコ
ールジメタアクリレート、1,3−ブチレングリコール
ジメタアクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、トリメチロールプロパントリメタアクリレー
ト、1,4−ブタンジオールジアクリレート、ネオペン
チルグリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジメタアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタアクリレ
ート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタエ
リスリトールジメタアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタア
クリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラメタアクリレート、グ
リセロールジアクリレート、グリセロールジメタアクリ
レート、グリセロールアクロキシジメタアクリレート、
1,1,1−トリスヒドロキシメチルエタンジアクリレ
ート、1,1,1−トリスヒドロキシメチルエタンジメ
タアクリレート、1,1,1−トリスヒドロキシメチル
エタントリアクリレート、1,1,1−トリスヒドロキ
シメチルエタントリメタアクリレート、1,1,1−ト
リスヒドロキシメチルプロパンジアクリレート、1,
1,1−トリスヒドロキシメチルプロパンジメタアクリ
レートなど)、多塩基酸の重合性不飽和アルコールエス
テル化合物(例えば、ジアリルテレフタレート、ジアリ
ルフタレート、トリアリルトリメリテートなど)、2個
以上のビニル基で置換された芳香族化合物(例えば、ジ
ビニルベンゼンなど)、エポキシ基含有エチレン性不飽
和単量体とカルボキシル基含有エチレン性不飽和基単量
体との付加物(例えば、グリシジルアクリレートやグリ
シジルメタアクリレートとアクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、マレイン酸との反応物など)が挙げられ
る。
で、あるいは2種以上を混合して用いることができる。
の(メタ)アクリレート、例えばトリメチロールプロパ
ン−エチレンオキシド付加物トリアクリレート(新中村
化学工業社製TMPTA−30Eなど)は水溶性(b)
成分の例である。
を水分散液とする方法としては、慣用の乳化剤または分
散安定剤を使用して水性媒体中に機械的に乳化もしくは
分散すればよい。
る。それらは水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどの
アルカリ金属水酸化物、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
などのアルカリ金属炭酸塩、4級アンモニウム塩基およ
びその炭酸塩、有機酸塩、ハライドである。
ウム化合物が使用し得るが、少なくとも一部のアルキル
基が水酸基で置換されていてもよいテトラアルキルアン
モニウム塩、トリアルキルアラルキルアンモニウム塩が
入手し易い。ピリジン、ピペリジン、ピペラジン、モル
ホリンなどの含窒素複素環化合物の4級アンモニウム塩
を用いてもよい。具体的にはテトラブチルアンモニウ
ム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニ
ウム、トリメチルベンジルアンモニウム、テトラプロピ
ルアンモニウム、テトラヘキシルアンモニウム、テトラ
オクチルアンモニウム、テトラデシルアンモニウム、テ
トラヘキサデシルアンモニウム、トリエチルヘキシルア
ンモニウム、2−ヒドロキシエチルトリメチルアンモニ
ウム(コリン)、メチルトリオクチルアンモニウム、セ
チルトリメチルアンモニウム、2−クロエチルトリメチ
ルアンモニウム、メチルピリジニウムなどがある。
ド、ハライド、カルボキシレート、スルホネート、サル
フェートなどである。具体的にはアセテート、ラウレー
ト、グリコレート、ベンゾエート、サリチレート、クロ
ライド、ブロマイド、アイオダイド、メタンスルホネー
ト、p−トルエンスルホネート、ドデシルベンゼンスル
ホネート、トリフレート、ナイトレート、サルフェー
ト、メトサルフェートなどがある。
願人の特願平5−292736号に開示されているよう
に、エポキシ化合物を併用することができる。
て使用することができる。(a)成分を先に述べたよう
に乳化重合によって製造する場合、開始剤としてV−5
0またはVA−061のような末端にアミジン構造を有
する開始剤を使用することにより、残っているアミジン
骨格が触媒としての機能を十分に発揮する。
ブレンドすることができ、別々に分離して貯蔵する必要
はない。本発明の重要な利点の一つは、組成物が長期間
貯蔵に安定であるが、なお室温において硬化性を保有し
ていることである。勿論加熱条件下での硬化も可能であ
る。
論的割合が好ましいことは勿論であるが、官能基のモル
比が3/1ないし1/3の範囲の変動は許容される。
(c)成分の添加量は、(a)成分および(b)成分の
合計固形分重量に対して0.1〜10%である。
着色顔料、造膜性調整のための有機溶剤、表面調整剤、
消泡剤、粘性調製剤などの慣用の添加剤を含むことがで
きる。
が、これらにおいて「部」および「%」は重量基準によ
る。
脱イオン水200部と、Antox MS−60(日本
乳化剤(株)製反応性乳化剤)1.2部を仕込み、80
℃に昇温した。次いで脱イオン水120部と過硫酸カリ
ウム1.2部よりなる開始剤と、脱イオン水280部、
Antox MS−60 3.2部、アセトアセトキシ
エチルメタクリレート214部、スチレン40部、メチ
ルメタクリレート76.4部、2−エチルヘキシルアク
リレート69.6部よりあらかじめ調製したモノマープ
レ乳化液を2時間かけて滴下した。その後内容物を80
℃に1時間保持し、エマルジョンを得た。さらに2.5
%テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液
60部を加え、pH7.5に調整した。固形分38%,
粒子径130nm(レーザー光散乱法による。以下同
じ。)
で行ったことを除いて全く同様にしてエマルジョンを得
た。固形分38%,粒子径130nm
ル水溶液で行ったことを除いて全く同様にしてエマルジ
ョンを得た。固形分38%,粒子径130nm
部、アゾビスシアノ吉草酸1.2部、テトラメチルアン
モニウムヒドロオキサイド0.78部よりなる溶液に変
更したことを除いて全く同様にしてエマルジョンを得
た。固形分38%,粒子径180nm
とラウリルブロマイドからカチオン性反応性乳化剤を製
造した(固形分100%)。次に、製造例1で使用した
フラスコに、脱イオン水150部、上記カチオン性乳化
剤3部を仕込み、80℃に昇温した。次いで脱イオン水
90部、V−50(和光純薬製2,2’−アゾビス(2
−メチルプロピオンアミジン)ジ塩酸塩)1.5部より
なる開始剤水溶液と、脱イオン水210部、上記カチオ
ン性乳化剤12部、アセトアセトキシエチルメタクリレ
ート160.5部、スチレン30部、メチルメタクリレ
ート57.3部、2−エチルヘキシルメタクリレート5
2.2部よりあらかじめ調製したモノマープレ乳化液を
2時間かけて滴下し、その後80℃に1時間保持し、エ
マルジョンを得た。固形分37%,粒子径220nm
ト(AAEM),スチレン(ST),メチルメタクリレ
ート(MMA),2−エチルヘキシルアクリレート(2
−EHA)およびエチレングリコールジメタクリレート
(EGDM)よりなる下記のモノマー混合物を用いたこ
とを除き、製造例1と同様にしてエマルジョンを得た。
リレート104部、スチレン64部、メチルメタクリレ
ート120部および2−エチルヘキシルアクリレート1
12部を用いたほかは製造例1と同様にして、固形分3
8%,粒子径140nmのエマルションを得た。
リレート104部、スチレン64部、メチルメタクリレ
ート120部および2−エチルヘキシルアクリレート1
12部を使用し、中和に7.1%テトラブチルアンモニ
ウムハイドロオキサイド水溶液60部を使用したことを
除き、実施例1と同様にして固形分39%,粒子径14
0nmのエマルションを得た。
240部を仕込み、110℃へ昇温した。次いでアセト
アセチルエチルメタクリレート152.6部、メチルメ
タクリレート154.6部、2−エチルヘキシルアクリ
レート92.9部、カヤエステルO(化薬アクゾ社製t
−ブチルパーオクトエート)2部よりなる混合物を3時
間かけて滴下し、その後110℃に1時間保持した。次
にカヤエステルO 2部、メトキシプロパノール18部
の混合物を30分かけて滴下し、さらに90分間110
℃に保持し、樹脂ワニスを得た。固形分62%,数平均
分子量5000(GPC法による。)
ータミン86Pコンク(花王製カチオン性乳化剤)1.
6部を仕込み、80℃へ昇温した。次いで脱イオン水9
0部、V−50 0.5部よりなる開始剤水溶液と、脱
イオン水100部、コータミン86Pコンク3部、ジア
セトンアクリルアミド40部、スチレン16部、2−エ
チルヘキシルアクリレート44部からあらかじめつくっ
たモノマープレ乳化液を2時間かけて滴下し、その後1
時間80℃に保持してエマルジョンを得た。固形分28
%,粒子径230nm
ールプロパントリアクリレート(TMPTA)60部、
脱イオン水30部からTMPTA分散液を製造した。T
MPTA含量60%
部、メチルメタクリレート438部、2−エチルヘキシ
ルアクリレート460.8部、スチレン240部、カヤ
エステルO 21.6部から溶液重合法により酸価4
0,固形分60%の高分子分散剤を製造した。次に上記
分散剤75部、25%テトラメチルアンモニウムハイド
ロオキサイド水溶液11.4部、TMPTA105部を
混合し、さらに脱イオン水258部を加え、TMPTA
分散液を製造した。TMPTA含量23%
ト100.1部、脱イオン水224部から80℃で10
時間かけてアジピン酸ジヒドラジドを製造した。
OCHEM社製)を当量のテトラメチルアンモニウムハ
イドロオキサイドで中和して得られる25%水溶液10
部、二酸化チタン100部、脱イオン水33部から顔料
分散体を得た。二酸化チタン含量70%
イドを使用したことを除き、製造例16と同様にして二
酸化チタン含量70%の顔料分散体を得た。
PTA分散液4.2部を混合し、クリヤー塗料とした。
この塗料を8ミルドクターブレードにてガラス板上に塗
布し、室温で一週間乾燥させた。この塗膜についてメチ
ルエチルケトンラビングテスト(20回および50回)
を行った。また、40℃にて貯蔵安定性を試験した。1
ケ月後も塗料の状態に変化はなかった。貯蔵後の塗料か
ら上記と同様に作成した塗膜のラビングテスト(20
回)も行った。結果を表1に示す。
し、表1に示すクリヤー塗料を得た。この塗料を用いて
実施例1と同様にしてラビングテストおよび貯蔵安定性
試験を行った。結果を表1に示す。
ルアルコール水溶液10部、脱イオン水30部とからエ
ポキシ化合物含量60%の分散体を製造した。次に製造
例3のエマルジョン26.4部、製造例13のTMPT
A分散体4.2部、5%テトラブチルアンモニウムブロ
マイド水溶液1.6部、上のエポキシ化合物分散体1.
4部を混合し、クリヤー塗料とした。この塗料を用いて
実施例1と同様にラビングテストおよび貯蔵安定性試験
を行ったところ、いずれも良好であった。
PTA分散体4.2部、製造例16の顔料分散体15部
を混合し、エナメル塗料とした。この塗料を用いて実施
例1と同様にラビングテストおよび貯蔵安定性試験を行
ったところ、いずれも良好であった。
PTA分散体4.2部、製造例16の顔料分散体15部
を混合し、エナメル塗料とした。この塗料を用いて実施
例1と同様にラビングテストおよび貯蔵安定性試験を行
ったところ、いずれも良好であった。
MPTA分散体4.2部、製造例17の顔料分散体15
部を混合し、エナメル塗料とした。この塗料を用いて実
施例1と同様にラビングテストおよび貯蔵安定性試験を
行ったところ、いずれも良好であった。
橋型常乾アクリルエマルジョン塗料)を用いて実施例1
と同様にラビングテストおよび貯蔵安定性試験を行っ
た。メチルエチルケトンラビングで塗膜は溶解し、ガラ
ス板の素地が露出した。40℃1ケ月の貯蔵安定性試験
では異常が認められなかった。
3%テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶
液1部を均一に混合し、クリヤー塗料を得た。この塗料
を8ミルドクターブレードでガラス板上に塗布し、1週
間乾燥させた。メチルエチルケトンラビングテストでは
異常がなかった。この塗料は室温で放置したところ1時
間でゲル化した。
添加しなかった製造例1のエマルジョン26.4部と、
製造例13のTMPTA分散体4.2部を混合して得ら
れたクリヤー塗料を用い、実施例1と同様に試験した。
ラビングテストにおいて塗膜は溶解し、ガラス板素地が
露出した。貯蔵安定性試験では異常が認められなかっ
た。
硬化剤とを、カルボニル基とヒドラジド基が当量になる
ように混合し、クリヤー塗料を得た。この塗料を用いて
実施例1と同様に試験したところ、ラビングテストにお
いては僅かにこすり跡が認められた。貯蔵安定性試験で
は、40℃2日間でゲル化した。
Claims (10)
- 【請求項1】(a)分子内に複数の活性メチレン基を有
するアクリル共重合体の水性エマルション、 (b)分子内に複数のエチレン性不飽和結合を有する化
合物の水溶液または水分散液、および (c)前記(a)成分および(b)成分間のマイケル反
応を促進する触媒 を含むことを特徴とする常温硬化性一液水性塗料組成
物。 - 【請求項2】前記(a)成分は活性メチレン基を有する
アクリルモノマーと、該モノマーと共重合し得るエチレ
ン性不飽和モノマーとの乳化重合によって製造される請
求項1の塗料組成物。 - 【請求項3】前記アクリルモノマーは、2−アセトアセ
トキシエチル(メタ)アクリレート、2−シアノアセト
キシエチル(メタ)アクリレート、N−(2−プロピオ
ニルアセトキシブチル)アクリルアミド、N−(4−ア
セトアセトキシメチルベンジル)アクリルアミド、N−
(2−アセトアセチルアミノエチル)アクリルアミド、
または2−(N−シアノアセチルアミノ)エチル(メ
タ)アクリレートから選ばれる請求項2の塗料組成物。 - 【請求項4】前記(a)成分はその固形分中少なくとも
0.1mmol/gの活性メチレン基濃度を有する請求
項1ないし3のいずれかの塗料組成物。 - 【請求項5】前記分子内に複数のエチレン性不飽和結合
を有する化合物は多価アルコールのアクリル酸もしくは
メタクリル酸エステルである請求項1の塗料組成物。 - 【請求項6】前記(a)成分と(b)成分の割合は、活
性メチレン:エチレン性不飽和結合のモル比が3:1な
いし1:3であるような割合である請求項1ないし5の
いずれかの塗料組成物。 - 【請求項7】前記(c)成分は第4級アンモニウム塩基
またはその塩である請求項1の塗料組成物。 - 【請求項8】前記(c)成分は第4級アンモニウム塩と
エポキシ化合物の組合せである請求項1の塗料組成物。 - 【請求項9】前記(c)成分は有機もしくは無機強塩基
である請求項1の塗料組成物。 - 【請求項10】前記(c)成分の量は、前記(a)成分
および(b)成分の合計固形分重量の0.1ないし10
%である請求項1ないし10のいずれかの塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20991895A JP3997493B2 (ja) | 1994-08-09 | 1995-07-25 | 常温硬化性一液水性塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20920894 | 1994-08-09 | ||
| JP6-209208 | 1994-08-09 | ||
| JP20991895A JP3997493B2 (ja) | 1994-08-09 | 1995-07-25 | 常温硬化性一液水性塗料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08104829A true JPH08104829A (ja) | 1996-04-23 |
| JP3997493B2 JP3997493B2 (ja) | 2007-10-24 |
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ID=26517286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20991895A Expired - Lifetime JP3997493B2 (ja) | 1994-08-09 | 1995-07-25 | 常温硬化性一液水性塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3997493B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0818497A3 (en) * | 1996-07-09 | 1998-05-13 | Dow Corning Corporation | Aqueous emulsions crosslinkable by Michael addition reactions to form silicon modified organic compositions |
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| JP2018066003A (ja) * | 2017-10-25 | 2018-04-26 | ナトコ株式会社 | 塗料組成物、その硬化膜及びその硬化膜を備える塗装物品 |
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