JPH08105169A - 軒樋支持具 - Google Patents

軒樋支持具

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JPH08105169A
JPH08105169A JP24363094A JP24363094A JPH08105169A JP H08105169 A JPH08105169 A JP H08105169A JP 24363094 A JP24363094 A JP 24363094A JP 24363094 A JP24363094 A JP 24363094A JP H08105169 A JPH08105169 A JP H08105169A
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JP
Japan
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hole
mounting
attachment
eaves gutter
eaves
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Application number
JP24363094A
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English (en)
Inventor
Eiji Katamata
英司 片又
Jiro Hamaguchi
次郎 濱口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軒先への取り付けが簡単に、かつ、確実にで
きる軒樋支持具を提供するものである。 【構成】 支持具本体(21)、この支持具本体(2
1)の後端に設けられて軒先(40)に固定する固定片
(24)、および、この固定片(24)に設けられた取
り付け用貫通孔(15)を備え、さらに、上記取り付け
用貫通孔(15)に柔軟な取付具保持部材(16)が充
填されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒樋支持具に関し、具
体的には、軒先に固定されて、軒樋を保持する樹脂製の
軒樋支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製の軒樋支持具としては、実
開昭64−33834号公報に開示されている。この公
報の記載を引用すると、軒樋の両上端淵に形成された耳
部を係合保持する保持部を合成樹脂製の平板状の吊り具
本体の両端部に形成し、吊り具本体の屋内側の端部に家
屋側に取付ける取付部を形成し、吊り具本体の上面に吊
り具本体の長さ方向に長く吊り具本体の全巾にわたって
薄金属板を沿設して成るものであった。また、軒先への
取付けは、取付部に設けられた取り付け用貫通孔に釘打
ちされていたものであった。
【0003】しかし、上記のような軒樋支持具は、軒先
に施工するにあたって、吊り具本体に金槌などが当たら
ないように取り付け用貫通孔に斜めから釘打ちすると、
取付部が樹脂製のため、厚肉に形成されており、釘打ち
が非常に困難であった。そこで、取り付け用貫通孔を大
きくすると、斜めからの釘打ちの困難さは解消されてい
るものの、釘が完全に止まらず、取り付け用貫通孔が大
きいために吊り具本体が取り付け用貫通孔の上下方向お
よび左右方向に動き、完全な固定ができない点に問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解決するためになされたもので、その目的とするとこ
ろは、軒先への取り付けが簡単に、かつ、確実にできる
軒樋支持具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
軒樋支持具は、支持具本体(21)、この支持具本体
(21)の後端に設けられて軒先(40)に固定する固
定片(24)、および、この固定片(24)に設けられ
た取り付け用貫通孔(15)を備え、さらに、上記取り
付け用貫通孔(15)に柔軟な取付具保持部材(16)
が充填されてなることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る軒樋支持具は、上
記取付具保持部材(16)を上記取り付け用貫通孔(1
5)の表面から突出するように充填してなることを特徴
とする。
【0007】本発明の請求項3に係る軒樋支持具は、上
記取付具保持部材(16)の裏面に粘着材(43)を形
成してなることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る軒樋支持具は、上
記取付具保持部材(16)の表裏面のうち、少なくとも
一面に同取付具保持部材(16)が上記取り付け用貫通
孔(15)の周囲に係止する鍔(42)を設けたことを
特徴とする。
【0009】本発明の請求項5に係る軒樋支持具は、上
記取付具保持部材(16)を上記取り付け用貫通孔(1
5)に嵌合させてなることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6に係る軒樋支持具は、上
記取り付け用貫通孔(15)の孔の断面形状が、裏側で
広がるように穿設したことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項7に係る軒樋支持具は、上
記固定片(24)の下部に取り付けの際に仮止めする上
下方向の長孔(14)を備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に係る軒樋支持具によると、
支持具本体(21)、この支持具本体(21)の後端に
設けられて軒先(40)に固定する固定片(24)、お
よび、この固定片(24)に設けられた取り付け用貫通
孔(15)を備え、さらに、上記取り付け用貫通孔(1
5)に柔軟な取付具保持部材(16)が充填されてなる
ので、取り付け用貫通孔(15)に釘やボルトなどの取
付具を取り付けても、柔軟な取付具保持部材(16)に
よって、取り付け用貫通孔(15)内で取付具ががたつ
くことがなく、取付具が完全に止まり、固定片(24)
が取り付け用貫通孔(15)の上下方向および左右方向
に動くことなく、完全な固定ができる。つまり、軒先
(40)への取り付けが簡単に、かつ、確実にできる。
【0013】本発明の請求項2に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)を上記取り付け用貫通
孔(15)の表面から突出するように充填してなるの
で、請求項1記載の場合に加えて、この取り付け用貫通
孔(15)に向かって取付具を取り付ける際に、仮に、
金槌、ドライバーなどを打ったり、たたいたりして取り
付け用貫通孔(15)にあたることがあっても、取付具
保持部材(16)が取り付け用貫通孔(15)の表面か
ら突出しているために、取付具保持部材(16)で金
槌、ドライバーなどの衝撃が弱められ、上記取り付け用
貫通孔(15)からひび割れたり、欠けたりすることが
なく、支持具本体(21)または固定片(24)が保護
される。
【0014】本発明の請求項3に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)の裏面に粘着材(4
3)を形成してなるので、請求項1または請求項2記載
の場合に加えて、取り付けられる軒先(40)の表面に
凹凸があっても、取付具保持部材(16)の裏面の粘着
材(43)が柔軟に順応し、粘着材(43)で固定片
(24)の軒先(40)の表面での仮り止めができ、そ
の後の取付具の取り付け用貫通孔(15)への取り付け
作業もスムーズに行うことができる。
【0015】本発明の請求項4に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)の表裏面のうち、少な
くとも一面に同取付具保持部材(16)が上記取り付け
用貫通孔(15)の周囲に係止する鍔(42)を設けた
ので、請求項1ないし請求項3何れか記載の場合に加え
て、釘、ボルトなどの取付具を取り付け用貫通孔(1
5)に取り付ける際に、取付具保持部材(16)の鍔
(42)が取り付け用貫通孔(15)の周囲で係止して
おり、取付具保持部材(16)が取り付け用貫通孔(1
5)から外れ落ちることがない。
【0016】本発明の請求項5に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)を上記取り付け用貫通
孔(15)に嵌合させてなるので、請求項1ないし請求
項4何れか記載の場合に加えて、取り付け用貫通孔(1
5)への取付具保持部材(16)の充填が嵌合させるの
みで完結し、より簡単にできるものである。
【0017】本発明の請求項6に係る軒樋支持具による
と、上記取り付け用貫通孔(15)の孔の断面形状が、
表側で広がるように穿設したので、請求項1ないし請求
項5何れか記載の場合に加えて、樹脂製の軒樋支持具の
支持具本体(21)に金槌、ドライバーなどの取り付け
用の道具が当たらないように取り付け用貫通孔(15)
に斜めから取り付け施工しても、取り付け用貫通孔(1
5)が裏側で広がるように穿設しており、斜めからの取
り付け施工の困難さが解消できている。逆に、取り付け
用貫通孔(15)は、取り付け施工側、すなわち、取り
付け用貫通孔(15)の表側では狭まるように穿設して
いるから、釘やボルトなどが完全に止まり、固定片(2
4)が取り付け用貫通孔(15)の上下方向および左右
方向に動くことなく、完全な固定ができる。
【0018】本発明の請求項7に係る軒樋支持具による
と、上記固定片(24)の下部に取り付けの際に仮止め
する上下方向の長孔(14)を備えたので、請求項1な
いし請求項6何れか記載の場合に加えて、この上下方向
の長孔(14)に釘やボルトなどによって仮止めするこ
とで、固定片(24)の上下位置を調節でき、長孔(1
4)の上部にある取り付け用貫通孔(15)に正確に釘
やボルトなどを止めて、固定片(24)の軒先(40)
への取り付けができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に係る図面に基づいて
詳しく説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例に係る軒樋支持
具の正面図である。図2は、本発明の一実施例に係る軒
樋支持具の背面図である。図3は、本発明の軒樋支持具
の固定片の取り付け用貫通孔の一実施例に係る要部断面
図である。図4は、本発明の軒樋支持具の固定片の取り
付け用貫通孔の他の一実施例に係る要部断面図である。
図5は、本発明の軒樋支持具の固定片の取り付け用貫通
孔のさらに他の一実施例に係る要部断面図である。図6
は、本発明の軒樋支持具の固定片の取り付け用貫通孔に
釘打ちした一状態を示す要部断面図である。図7は、本
発明の軒樋支持具の一実施例に係る側面図である。図8
は、本発明の一実施例に係る軒樋支持具を用いて軒樋を
取り付けた状態を示す、軒樋を断面した側面図である。
【0021】本発明の軒樋支持具は、一般に、樹脂製の
軒樋支持具であって、この樹脂製の軒樋支持具に用いら
れる樹脂としては、アクリロニトリル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレンなど
のものが一般的であるが、特に、硬質塩化ビニル樹脂層
とこの硬質塩化ビニル樹脂層を被覆し、保護する耐候性
樹脂層とからなっていると、硬質塩化ビニル樹脂層によ
って力学強度を向上でき、かつ、耐候性樹脂層によって
紫外線などの原因で起こる退変色性を阻止でき、耐熱性
を付与できる点で好ましいものである。硬質塩化ビニル
樹脂層は、塩化ビニル樹脂であるが、耐候性樹脂層とし
ては、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、シリコンアクリ
レートなどのシリコン系樹脂などが用いられる。
【0022】本発明の軒樋支持具は、図1に示すごと
く、支持具本体(21)、この支持具本体(21)の後
端に設けられて軒先(40)に固定する固定片(2
4)、および、この固定片(24)に設けられた取り付
け用貫通孔(15)を備え、さらに、上記取り付け用貫
通孔(15)に柔軟な取付具保持部材(16)が充填さ
れてなっているものである。
【0023】このような構成をとることによって、取り
付け用貫通孔(15)に釘やボルトなどの取付具を取り
付けても、柔軟な取付具保持部材(16)によって、取
り付け用貫通孔(15)内で取付具ががたつくことがな
く、取付具が完全に止まり、固定片(24)が取り付け
用貫通孔(15)の上下方向および左右方向に動くこと
なく、完全な固定ができるものである。つまり、軒先
(40)への取り付けが簡単に、かつ、確実にできるも
のである。
【0024】また、図4に示すごとく、上記取付具保持
部材(16)を上記取り付け用貫通孔(15)の表面か
ら突出するように充填してなっていると、この取り付け
用貫通孔(15)に向かって取付具を取り付ける際に、
仮に、金槌、ドライバーなどを打ったり、たたいたりし
て取り付け用貫通孔(15)にあたることがあっても、
取付具保持部材(16)が取り付け用貫通孔(15)の
表面から突出しているために、取付具保持部材(16)
で金槌、ドライバーなどの衝撃が弱められ、上記取り付
け用貫通孔(15)からひび割れたり、欠けたりするこ
とがなく、支持具本体(21)または固定片(24)が
保護されるものである。
【0025】さらに、図2に示すごとく、上記取付具保
持部材(16)の裏面に粘着材(43)を形成してなっ
ていると、取り付けられる軒先(40)の表面に凹凸が
あっても、取付具保持部材(16)の裏面の粘着材(4
3)が柔軟に順応し、粘着材(43)で固定片(24)
の軒先(40)の表面での仮り止めができ、その後の取
付具の取り付け用貫通孔(15)への取り付け作業もス
ムーズに行うことができるものである。
【0026】なお、図2に示すごとく、固定片(24)
の裏側を適宜空洞(13)を設けることで、軽量化をは
かることができるものである。
【0027】その他にも、図5に示すごとく、上記取付
具保持部材(16)の表裏面のうち、少なくとも一面に
同取付具保持部材(16)が上記取り付け用貫通孔(1
5)の周囲に係止する鍔(42)を設けていると、釘、
ボルトなどの取付具を取り付け用貫通孔(15)に取り
付ける際に、取付具保持部材(16)の鍔(42)が取
り付け用貫通孔(15)の周囲で係止しており、取付具
保持部材(16)が取り付け用貫通孔(15)から外れ
落ちることがないものである。
【0028】また、図3に示すごとく、上記取付具保持
部材(16)を上記取り付け用貫通孔(15)に嵌合さ
せてなっていると、取り付け用貫通孔(15)への取付
具保持部材(16)の充填が嵌合させるのみで完結し、
より簡単にできるものである。
【0029】図3および図6に示すごとく、しかも、上
記取り付け用貫通孔(15)の孔の断面形状が、表側で
広がるように穿設していると、樹脂製の軒樋支持具の支
持具本体(21)に金槌、ドライバーなどの取り付け用
の道具が当たらないように取り付け用貫通孔(15)に
斜めから取り付け施工しても、取り付け用貫通孔(1
5)が裏側で広がるように穿設しており、斜めからの取
り付け施工の困難さが解消できているものである。
【0030】逆に、取り付け用貫通孔(15)は、取り
付け施工側、すなわち、取り付け用貫通孔(15)の表
側では狭まるように穿設しているから、釘やボルトなど
が完全に止まり、固定片(24)が取り付け用貫通孔
(15)の上下方向および左右方向に動くことなく、完
全な固定ができるものである。
【0031】一方、図1、図2および図6に示すごと
く、上記取り付け用貫通孔(15)が、例えば、上記軒
先(40)から一部が突出するように埋め込まれたアン
カーボルトなどに嵌合するボルト用孔(11)である
と、アンカーボルトなどが傾いて埋め込まれたものであ
っても、このアンカーボルトなどに向かってボルト用孔
(11)を接近させるだけで、取り付け時に見えにくい
固定片(24)の裏側を見ることなしに簡単にボルト用
孔(11)をアンカーボルトなどに導くことができ、嵌
合させることができるものである。そして、固定片(2
4)がボルト用孔(11)でアンカーボルトなどを通し
てナットなどの固定具で固定されるものである。
【0032】また、図1、図2および図6に示すごと
く、上記取り付け用貫通孔(15)が、上記軒先(4
0)に向かって釘(41)打ちする釘用孔(12)であ
ると、この釘用孔(12)に向かって釘(41)を接近
させ、上記支持具本体(21)に当たらないように所望
の角度で打ち込むことで固定片(24)が釘用孔(1
2)で固定されるものである。
【0033】図2に示すごとく、上記固定片(24)の
下部に取り付けの際に仮止めする上下方向の長孔(1
4)を備えていると、この上下方向の長孔(14)に釘
やボルトなどによって仮止めすることで、固定片(2
4)の上下位置を調節でき、長孔(14)の上部にある
取り付け用貫通孔(15)を上下方向において、所望の
位置にずらすことができ、この取り付け用貫通孔(1
5)に正確に釘やボルトなどを止めて、固定片(24)
の軒先(40)への取り付けができるものである。
【0034】上記支持具本体(21)は、例えば、図7
に示すごとく、鼻隠板、母屋などの取付面に取り付けら
れ、取付部(22)と吊着部(23)とからなるもので
ある。取付部(22)は、上記支持具本体(21)の後
端に設けられて軒先(40)の取付面に固定する固定片
(24)、この固定片(24)に一体に備えた凹状の耳
受部(19)が設けられている。この耳受部(19)に
軒樋(1)の後耳部(2)が下側(10)から係合する
ものである。
【0035】図7に示すごとく、上記吊着部(23)
は、固定片(24)の上端から前面板(6)の内面に突
き出した第1の支持片(27)と第2の支持片(2
5)、この第1の支持片(27)の先端で軒樋(1)の
前面板(6)の内面に沿って上側に折曲した第1の挿着
片(28)、および、上記第2の支持片(25)の先端
で軒樋(1)の前面板(6)の内面に沿って下側に折曲
した沿設アーム(31)を設け、この沿設アーム(3
1)の先端に第2の挿着片(29)を備えている。
【0036】上記吊着部(23)の第2の支持片(2
5)と取付部(22)の固定片(24)との継ぎ目部分
には、補強リブ(18)を備えており、吊着部(23)
の強度を向上させているものである。
【0037】上記第1の挿着片(28)の上端(26)
は、図2に示す軒樋(1)の前耳部(9)と前面板
(6)で形成された間隙に挿入され、前耳部(9)の突
片(17)と係合し、この突片(17)によって間隙か
ら支持具本体(21)が外れず、前耳部(9)が支持さ
れるものである。
【0038】一方、第2の挿着片(29)の下端は、軒
樋(1)に対して下から風が吹き上げる場合などに起こ
る軒樋(1)の浮き上がりを防止できる点で好ましいも
のである。
【0039】その他にも、例えば、上記第2の支持片
(25)の反対側の先端から延設して板バネ(30)が
設けられている。上記軒樋(1)の後耳部(2)を差し
込むために、この板バネ(30)に後耳部(2)を下か
ら押し当てると、板バネ(30)の性質から板バネ(3
0)は上方に曲がる。したがって、板バネ(30)の曲
がった分だけ間隙が広がるので、後耳部(2)の差し込
みが容易である。上記軒樋(1)の後耳部(2)を差し
込まれた後、板バネ(30)は、板バネ(30)の性質
から当初の位置に戻り、仮に、軒樋(1)の後耳部
(2)が、前倒する外力が加わっても板バネ(30)の
遊端が軒樋(1)の後耳部(2)を裏面側から支えるの
で、軒樋(1)の後耳部(2)の前倒を防ぐものであ
る。
【0040】なお、支持具本体(21)の形状は、これ
に限定されるものではなく、支持具本体(21)が、同
支持具本体(21)の後端に設けられて軒先(40)に
固定する固定片(24)が設けられて、軒樋の前後を保
持できるものであれば、どのような形状であってもかま
わないものである。
【0041】図8に示すごとく、上記軒樋(1)は、前
面板(6)、後面板(3)、この前面板(6)の上端に
内側に突設した前耳部(9)、この後面板(3)の上端
に外側に突設した後耳部(2)、および、上記前面板
(6)と後面板(3)を一連に繋ぐ底面板(4)を一体
にして押し出し成形され、所望の形状に折り曲げて形成
されたものである。前耳部(9)および後耳部(2)
は、図1に示すごとく、中央部に空洞が形成されてい
る。特に、この空洞の上下の肉厚が等しいと、集中応力
のかかりやすい輸送時や保管時に空洞の上下で均等の応
力を受けるので、割れや変形が起こりにくくなるもので
ある。
【0042】図8に示すごとく、上記前面板(6)は、
例えば、底面板(4)から上方につれて後面板(3)か
ら離れて徐々に傾斜する第1の前面板(5)、この第1
の前面板(5)から外側に折曲する第2の前面板
(7)、および、この第2の前面板(7)から前耳部
(9)に向かって外側に傾斜する第3の前面板(35)
から構成され、さらに、第1の前面板(5)と第2の前
面板(7)との間の内側に積載時に有用な載置段(8)
を設けているが、軒樋(1)はこの形状に限定されるも
のではない。
【0043】本発明の軒樋支持具によると、図1に示す
ごとく、支持具本体(21)、この支持具本体(21)
の後端に設けられて軒先(40)に固定する固定片(2
4)、および、この固定片(24)に設けられた取り付
け用貫通孔(15)を備え、さらに、上記取り付け用貫
通孔(15)に柔軟な取付具保持部材(16)が充填さ
れてなるので、取り付け用貫通孔(15)に釘やボルト
などの取付具を取り付けても、柔軟な取付具保持部材
(16)によって、取り付け用貫通孔(15)内で取付
具ががたつくことがなく、取付具が完全に止まり、固定
片(24)が取り付け用貫通孔(15)の上下方向およ
び左右方向に動くことなく、完全な固定ができるもので
ある。つまり、軒先(40)への取り付けが簡単に、か
つ、確実にできるものである。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る軒樋支持具によ
ると、取り付け用貫通孔(15)に釘やボルトなどの取
付具を取り付けても、柔軟な取付具保持部材(16)に
よって、取り付け用貫通孔(15)内で取付具ががたつ
くことがなく、取付具が完全に止まり、固定片(24)
が取り付け用貫通孔(15)の上下方向および左右方向
に動くことなく、完全な固定ができるものである。つま
り、軒先(40)への取り付けが簡単に、かつ、確実に
できるものである。
【0045】本発明の請求項2に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)を上記取り付け用貫通
孔(15)の表面から突出するように充填してなるの
で、請求項1記載の場合に加えて、この取り付け用貫通
孔(15)に向かって取付具を取り付ける際に、仮に、
金槌、ドライバーなどを打ったり、たたいたりして取り
付け用貫通孔(15)にあたることがあっても、取付具
保持部材(16)が取り付け用貫通孔(15)の表面か
ら突出しているために、取付具保持部材(16)で金
槌、ドライバーなどの衝撃が弱められ、上記取り付け用
貫通孔(15)からひび割れたり、欠けたりすることが
なく、支持具本体(21)または固定片(24)が保護
されるものである。
【0046】本発明の請求項3に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)の裏面に粘着材(4
3)を形成してなるので、請求項1または請求項2記載
の場合に加えて、取り付けられる軒先(40)の表面に
凹凸があっても、取付具保持部材(16)の裏面の粘着
材(43)が柔軟に順応し、粘着材(43)で固定片
(24)の軒先(40)の表面での仮り止めができ、そ
の後の取付具の取り付け用貫通孔(15)への取り付け
作業もスムーズに行うことができるものである。
【0047】本発明の請求項4に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)の表裏面のうち、少な
くとも一面に同取付具保持部材(16)が上記取り付け
用貫通孔(15)の周囲に係止する鍔(42)を設けた
ので、請求項1ないし請求項3何れか記載の場合に加え
て、釘、ボルトなどの取付具を取り付け用貫通孔(1
5)に取り付ける際に、取付具保持部材(16)の鍔
(42)が取り付け用貫通孔(15)の周囲で係止して
おり、取付具保持部材(16)が取り付け用貫通孔(1
5)から外れ落ちることがないものである。
【0048】本発明の請求項5に係る軒樋支持具による
と、上記取付具保持部材(16)を上記取り付け用貫通
孔(15)に嵌合させてなるので、請求項1ないし請求
項4何れか記載の場合に加えて、取り付け用貫通孔(1
5)への取付具保持部材(16)の充填が嵌合させるの
みで完結し、より簡単にできるものである。
【0049】本発明の請求項6に係る軒樋支持具による
と、上記取り付け用貫通孔(15)の孔の断面形状が、
表側で広がるように穿設したので、請求項1ないし請求
項5何れか記載の場合に加えて、樹脂製の軒樋支持具の
支持具本体(21)に金槌、ドライバーなどの取り付け
用の道具が当たらないように取り付け用貫通孔(15)
に斜めから取り付け施工しても、取り付け用貫通孔(1
5)が裏側で広がるように穿設しており、斜めからの取
り付け施工の困難さが解消できているものである。逆
に、取り付け用貫通孔(15)は、取り付け施工側、す
なわち、取り付け用貫通孔(15)の表側では狭まるよ
うに穿設しているから、釘やボルトなどが完全に止ま
り、固定片(24)が取り付け用貫通孔(15)の上下
方向および左右方向に動くことなく、完全な固定ができ
るものである。
【0050】本発明の請求項7に係る軒樋支持具による
と、上記固定片(24)の下部に取り付けの際に仮止め
する上下方向の長孔(14)を備えたので、請求項1な
いし請求項6何れか記載の場合に加えて、この上下方向
の長孔(14)に釘やボルトなどによって仮止めするこ
とで、固定片(24)の上下位置を調節でき、長孔(1
4)の上部にある取り付け用貫通孔(15)に正確に釘
やボルトなどを止めて、固定片(24)の軒先(40)
への取り付けができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る軒樋支持具の正面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に係る軒樋支持具の背面図で
ある。
【図3】本発明の軒樋支持具の固定片の取り付け用貫通
孔の一実施例に係る要部断面図である。
【図4】本発明の軒樋支持具の固定片の取り付け用貫通
孔の他の一実施例に係る要部断面図である。
【図5】本発明の軒樋支持具の固定片の取り付け用貫通
孔のさらに他の一実施例に係る要部断面図である。
【図6】本発明の軒樋支持具の固定片の取り付け用貫通
孔に釘打ちした一状態を示す要部断面図である。
【図7】本発明の軒樋支持具の一実施例に係る側面図で
ある。
【図8】本発明の一実施例に係る軒樋支持具を用いて軒
樋を取り付けた状態を示す、軒樋を断面した側面図であ
る。
【符号の説明】
14 長孔 15 取り付け用貫通孔 16 取付具保持部材 21 支持具本体 24 固定片 40 軒先 42 鍔 43 粘着材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持具本体(21)、この支持具本体
    (21)の後端に設けられて軒先(40)に固定する固
    定片(24)、および、この固定片(24)に設けられ
    た取り付け用貫通孔(15)を備え、さらに、上記取り
    付け用貫通孔(15)に柔軟な取付具保持部材(16)
    が充填されてなることを特徴とする軒樋支持具。
  2. 【請求項2】 上記取付具保持部材(16)を上記取り
    付け用貫通孔(15)の表面から突出するように充填し
    てなることを特徴とする請求項1記載の軒樋支持具。
  3. 【請求項3】 上記取付具保持部材(16)の裏面に粘
    着材(43)を形成してなることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の軒樋支持具。
  4. 【請求項4】 上記取付具保持部材(16)の表裏面の
    うち、少なくとも一面に同取付具保持部材(16)が上
    記取り付け用貫通孔(15)の周囲に係止する鍔(4
    2)を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3
    何れか記載の軒樋支持具。
  5. 【請求項5】 上記取付具保持部材(16)を上記取り
    付け用貫通孔(15)に嵌合させてなることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4何れか記載の軒樋支持具。
  6. 【請求項6】 上記取り付け用貫通孔(15)の孔の断
    面形状が、裏側で広がるように穿設したことを特徴とす
    る請求項1ないし請求項5何れか記載の軒樋支持具。
  7. 【請求項7】 上記固定片(24)の下部に取り付けの
    際に仮止めする上下方向の長孔(14)を備えたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項6何れか記載の軒樋支
    持具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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