JPH0810518Y2 - エアツール - Google Patents

エアツール

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JPH0810518Y2
JPH0810518Y2 JP1989070899U JP7089989U JPH0810518Y2 JP H0810518 Y2 JPH0810518 Y2 JP H0810518Y2 JP 1989070899 U JP1989070899 U JP 1989070899U JP 7089989 U JP7089989 U JP 7089989U JP H0810518 Y2 JPH0810518 Y2 JP H0810518Y2
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JP
Japan
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air
drive unit
tool
traction drive
planetary roller
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JP1989070899U
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JPH0311574U (ja
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恵治 鈴木
浩一 上田
和夫 六角
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、エアモータの動力を遊星式減速機を介して
出力するエアツールに関する。
〈従来の技術〉 本件出願人は、エアツールにおいて、遊星式減速機と
して、遊星ローラを用いたトラクションドライブユニッ
トを採用したものを提案実施している。この種のエアツ
ールの基本構成の具体例としては、本願考案の実施例説
明に用いる第1図や第3図を参照されたい。
そして、このエアツールにおいて、エアモータ20の回
転軸25の両端を転がり軸受1,2でサポートさせ、さらに
トラクションドライブユニット30の入出力軸としての高
速軸32や低速軸33を複数の転がり軸受3〜5でサポート
させており、いずれの転がり軸受についても、現在、非
接触型のシールド板を装着した構造としている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、このような構成を有する従来例の場合に
は、次のような不都合がある。
エアモータ20のタービン翼24を配置する空間21は、ツ
ールハウジング11と、エアモータ20のサポート軸受1,2
が取り付けられる環体22,23とで形成するようになって
おり、環体22,23とエアモータ20の回転軸25との間には
若干の隙間が設けられている。この隙間のうち、特にト
ラクションドライブユニット30側の隙間は、空間21とツ
ールハウジング11の外部とを連通するため、空間21へ導
入されるエアが前記隙間から漏れると、この漏洩エアが
トラクションドライブユニット側サポート軸受1に組み
込んでいるシールド板で形成する非接触密封部を通過す
ることになり、このエアの通過によって当該軸受1内部
の潤滑油(グリースまたはオイルなど)がトラクション
ドライブユニット30側へ吹き飛ばされることがある。こ
のようなことから、トラクションドライブユニット側サ
ポート軸受1の内部の潤滑油が短期間で枯渇し、焼付き
を招来しやすくなっていた。しかも、エアには、湿気な
どの水分を含んでいるため、前記トラクションドライブ
ユニット側サポート軸受1を錆付かせるおそれもある。
また、トラクションドライブユニット30の高速軸32の
サポート軸受3についてもシールド板を装着しているだ
けなので、漏洩エアの通過によって若干の潤滑油の飛散
が生じていた。この場合、高速軸32のサポート軸受3か
ら飛散した潤滑油がトラクションドライブユニット内部
の摩擦転動部位に移着すると、摩擦転動部位で用いる潤
滑油と混ざってしまい、組成の異なる潤滑油の混ざりに
よってトラクションドライブユニット30の動力伝達性能
を低下させるおそれがある。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたもので、
主として、エアモータにおいて遊星式減速機側のサポー
ト軸受の早期焼付きを防ぐことを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、このような目的を達成するために、エアモ
ータの動力を遊星ローラ式減速機を介して出力するエア
ツールにおいて、次のような構成をとる。
本考案のエアツールは、前記遊星ローラ式減速機の遊
星ローラの潤滑剤と、エアモータにおける遊星ローラ式
減速機側サポート用転がり軸受および遊星ローラ式減速
機の高速軸サポート用転がり軸受の潤滑剤とが、それぞ
れ異なる組成の潤滑剤とされているとともに、該転がり
軸受の少なくともいずれか一方に、漏洩エア遮断を兼ね
た接触型の潤滑剤密封シールが装着されている。
〈作用〉 本考案のエアツールによれば、漏洩エア遮断を兼ねた
接触型の潤滑剤密封シールによって、エアモータに供給
するエアがエアモータにおける遊星ローラ式減速機側サ
ポート軸受の内部を通過するのが阻止されることとな
り、それによって軸受内部の潤滑油の飛散が防止され
る。そのため、異なる組成である遊星ローラ式減速機の
遊星ローラの潤滑剤と各転がり軸受の潤滑油とが混ざる
のを回避できるようになる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図に本考案の一実施例を示してい
る。第1図のエアツールは、作業者が手に持って螺子な
どを締結する作業に用いるハンドドリルであって、ツー
ルハウジング10と、エアモータ20と、遊星式減速機とし
てのトラクションドライブユニット30とを備えている。
ツールハウジング10は、エアモータ20およびトラクシ
ョンドライブユニット30が組み込まれる凹入部を有する
断面ほぼL字形の本体部11と、この凹入部の開口に着脱
可能に螺着されるカバー12とからなる。本体部11には、
凹入部に通ずるエア導入路13およびエア排出路14が設け
られており、このエア導入路13に図示しないエア供給源
のエア配管が着脱可能に装着されるようになっている。
エアモータ20は、ツールハウジング10の凹入部に装着
されて空間21を形成する二つの環体22,23と、タービン
翼24を備える回転軸25とからなり、回転軸25の両端は転
がり軸受1,2を介して環体22,23に回動可能に支持されて
いる。この回転軸25は、エア導入路13を通じて供給され
るエアによって回転駆動されるようになっている。
トラクションドライブユニット30は、ツールハウジン
グ10の空間21においてエアモータ20に隣り合って設けら
れており、固定輪が一体形成された円筒状のユニットケ
ース31と、太陽軸が一体形成された高速軸32と、キャリ
アが一体形成された低速軸33と、複数個(図示では三
個)の中空状の遊星ローラ34とを備えている。なお、高
速軸32および低速軸33は、計三つの転がり軸受3〜5を
介してユニットケース31に回動可能に支持されている。
この高速軸32にはエアモータ20の回転軸25の一端がスプ
ライン嵌合などにより同期回転可能に装着されている一
方、低速軸33には図示しない穿孔用ドリルやナット締付
け用工具などが同期回転可能に装着されるようになって
いる。
このエアツールでは、操作部6を押圧することによっ
て、エアをエア導入路13から空間21まで導入し、エアモ
ータ20のタービン翼24を回転させ、このタービン翼24の
回転動力をトラクションドライブユニット30によって所
定の比率で減速して、低速軸33に装着される工具を駆動
するようになっている。
このような構成のエアツールにおいて、エアモータ20
のサポート軸受1,2およびトラクションドライブユニッ
ト30に備える転がり軸受3〜5の総てを、第2図に示す
ように、接触型シール40を組み込んだ構造としている。
この接触型シール40は、芯金41と、芯金の内径側に軸心
側に延出するよう被着されたゴムなどのリップ42と、芯
金41の内径側において軸受内方向きに突設された三角リ
ップ43とを備えている。このリップ42の膨出部が軸受内
輪に弾接されて接触密封部を形成しているとともに、三
角リップ43の内周面およびリップ42の内側面と軸受内輪
との間で断面ほぼL字形のラビリンス(非接触密封部)
を形成している。この接触型シール40によって軸受内部
に潤滑油を密封保持させるようにしている。
つまり、本実施例では、エアモータ20の回転軸25のサ
ポート軸受1,2やトラクションドライブユニット30の高
速軸32および低速軸33のサポート軸受3〜5に接触型シ
ール40を組み込んでいるから、エアモータ20のエアが漏
洩して前記各軸受内部を通過するのを阻止することがで
き、従来の問題点を解消できるようになる。
また、第3図にエアツールとしての穿孔用スピンドル
装置を示している。同図において第1図に示す部品,部
分と同一のものに同じ符号を付してある。このエアツー
ルの基本的な構成は、上述したハンドドリルの構成と変
わりない。ここでのトラクションドライブユニット30に
ついては、低速軸33における工具装着部を孔とし、さら
に、この低速軸33のサポート軸受を一つにした構成が上
述したエアツールのトラクションドライブユニットと若
干異なっている。
このエアツールについても、エアモータ20の回転軸25
のサポート軸受1,2やトラクションドライブユニット30
の高速軸32および低速軸33のサポート軸受3〜5に対し
て、第2図のように、接触型シール40を組み込んで、軸
受内部を、エアモータ20からの漏洩エアが通過するのを
防ぐことができる。
ところで、上述した二つのタイプのエアツールにおい
て、接触型シール40を用いずに、エアモータ20の回転軸
25のサポート軸受1,2やトラクションドライブユニット3
0の高速軸32および低速軸33のサポート軸受3〜5の少
なくとも転動体をセラミックスとした構造としてもよ
い。この場合、エアモータ20からの漏洩エアが回転軸25
のサポート用軸受1,2やトラクションドライブユニット3
0の高速軸32および低速軸33のサポート軸受3〜5の内
部を通過することを許容するから、当該軸受内部の潤滑
油が飛散しうることになるものの、ここの焼付き寿命は
セラミックスからなる転動体を用いているために鋼製の
転動体を用いる場合に比べて大幅に長くなる。但し、前
記各軸受の潤滑油飛散に伴い、それがトラクションドラ
イブユニット30の摩擦転動部位に移着して混合するおそ
れがあるので、この場合には、前記各軸受の潤滑油とト
ラクションドライブユニット30に用いる潤滑油とを同一
の組成のものとするのが望ましい。
また、上記実施例において、エアモータ20の回転軸25
のサポート軸受1,2のみに上記接触型シール40を設ける
ようして実施することも可能である。この場合、エアモ
ータ20からの漏洩エアがトラクションドライブユニット
30側へ流れるのを阻止できるので、エア漏れに伴う不都
合の発生を回避できる最も簡単な構造となる。
さらに、トラクションドライブユニット30の高速軸32
のサポート軸受3にのみ接触型シール40を組み込んで、
エアモータ20の回転軸25のサポート用軸受1,2について
はその少なくとも転動体をセラミックスとした構成とし
て実施することも可能である。この場合、エアモータ20
からの漏洩エアは、回転軸25のサポート軸受1,2の内部
を通過して、当該軸受の内部潤滑油を飛散させるおそれ
があるものの、高速軸32のサポート軸受3の内部を前記
漏洩エアが通過するのを接触型シール40によって防ぐか
ら、当該軸受3の内部の潤滑油が飛散してトラクション
ドライブユニット30の摩擦転動部位に移着するのを防ぐ
ことができる。しかも、回転軸25のサポート軸受1,2の
内部潤滑油が飛散しても、転動体をセラミックスとして
いるから、ここの焼付き寿命は鋼製の転動体を用いる場
合に比べて大幅に長く、運転に支障がない。
なお、上記実施例の各エアツールにおいてトラクショ
ンドライブユニット30の代わりに遊星歯車式減速機を用
いた構造として実施することもできる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、エアモータの
エアが、漏洩エア遮断を兼ねた接触型の潤滑剤密封シー
ルが装着されていることでエアモータにおける遊星ロー
ラ式減速機側サポート用転がり軸受内部を通過するのを
阻止できるから、従来のようなエア漏れに伴う不都合を
解消できるようになる。つまり、異なる組成である遊星
ローラ式減速機の遊星ローラの潤滑剤と各転がり軸受の
潤滑剤とが混ざるという不都合を回避できるようにな
り、それによって、遊星ローラの動力伝達性能が良好に
維持できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例にかかり、第1
図はエアツールとしてのハンドドリルを示す縦断面図、
第2図はエアツール内部に使用する転がり軸受を示す縦
断面図、第3図はエアツールとしての穿孔用スピンドル
装置を示す縦断面図である。 1〜5……転がり軸受、10……ツールハウジング、20…
…エアモータ、21……空間、25……回転軸、30……トラ
クションドライブユニット、32……高速軸、33……低速
軸。
フロントページの続き (72)考案者 六角 和夫 大阪府大阪市中央区南船場3丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (56)参考文献 特公 昭43−21802(JP,B1) 特公 昭51−14320(JP,B2) 実公 昭48−16402(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアモータの動力を遊星ローラ式減速機を
    介して出力するエアツールにおいて、 前記遊星ローラ式減速機の遊星ローラの潤滑剤と、エア
    モータにおける遊星ローラ式減速機側サポート用転がり
    軸受および遊星ローラ式減速機の高速軸サポート用転が
    り軸受の潤滑剤とが、それぞれ異なる組成の潤滑剤とさ
    れているとともに、 該転がり軸受の少なくともいずれか一方に、漏洩エア遮
    断を兼ねた接触型の潤滑剤密封シールが装着されている
    ことを特徴とするエアツール。
JP1989070899U 1989-06-16 1989-06-16 エアツール Expired - Lifetime JPH0810518Y2 (ja)

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JP1989070899U JPH0810518Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 エアツール

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JPH0311574U JPH0311574U (ja) 1991-02-05
JPH0810518Y2 true JPH0810518Y2 (ja) 1996-03-29

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JP2002339536A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Takiron Co Ltd 室内階段用床材
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