JPH08105201A - 抜き型 - Google Patents

抜き型

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JPH08105201A
JPH08105201A JP31941994A JP31941994A JPH08105201A JP H08105201 A JPH08105201 A JP H08105201A JP 31941994 A JP31941994 A JP 31941994A JP 31941994 A JP31941994 A JP 31941994A JP H08105201 A JPH08105201 A JP H08105201A
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JP
Japan
Prior art keywords
concrete structure
divided
die
punching die
synthetic resin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31941994A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Ito
良彦 伊藤
Keijiro Murakami
啓次郎 村上
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンクリート構造物5に埋設した後に除去する
ことで、コンクリート構造物5に貫通孔6を形成する抜
き型について、コンクリート構造物5からの引き抜きを
容易にする。 【構成】柱状の抜き型を、縦断する分割面1によって複
数の縦割り分割片2a,2bに分割し、分割片2a,2
bに分けて引き抜けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、建物の壁や床
等のコンクリート構造物に埋設した後に除去すること
で、当該コンクリート構造物に、配管や配線等を通す貫
通孔を形成するのに用いられる抜き型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、抜き型としては、合成樹脂や金属
製の管材を適当な長さに切断し、外周に離型剤を塗布し
たものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
抜き型の場合、ともするとコンクリートと強固に接着さ
れてしまい、引き抜きに多大の手間を要したり、構築し
たコンクリート構造物の一部を壊さざるを得なくなるよ
うな事態も発生している。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、抜き型の引き抜きを容易にすること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために請求項1の発
明で講じた手段を一実施例を示す図1で説明すると、コ
ンクリート構造物5(図2参照)に埋設した後に除去す
ることで、コンクリート構造物5に貫通孔6(図2参
照)を形成する抜き型において、縦断する分割面1によ
って複数の縦割り分割片2a,2bに分割された柱状を
なし、この分割片2a,2bのうち少なくとも1つが、
コンクリート構造物5への埋設状態において一方の端面
側から軸方向に引き抜き可能な抜き型としているもので
ある。
【0006】また、請求項5の発明で講じた手段を一実
施例を示す図9で説明すると、コンクリート構造物5
(図2参照)に埋設した後に除去することで、コンクリ
ート構造物5に貫通孔6(図2参照)を形成する抜き型
において、合成樹脂発泡体で構成された筒状の外筒部3
と、この外筒部3に嵌め込まれた芯部4とからなり、芯
部4が、コンクリート構造物5への埋設状態において一
方の端面側から軸方向に引き抜き可能な抜き型としてい
るものである。
【0007】
【実施例及び作用】図1は請求項1の発明の一実施例を
示すもので、抜き型は円柱状をなし、これを縦断する分
割面1によって2つの縦割りの分割片2a,2bに二分
割されている。分割面1は中心軸に対して傾斜してお
り、コンクリート構造物5(図2参照)に埋設した状態
において、分割片2aは図中左手前方向、分割片2bは
図中右奥方向に引き抜き可能となっている。
【0008】本抜き型は上記のように円柱状であるが、
必要に応じて角柱状やだ円柱状等、他の断面形状の柱状
とすることもできる。大きさは、形成すべき貫通孔6
(図2参照)の大きさやコンクリート構造物5(図2参
照)の厚さ等に応じて定めればよいが、一般的には直径
20〜200mm、長さ500〜700mm程度であ
る。
【0009】分割片2a,2bの引き抜きを助けるため
に分割面1は中心軸に対して傾斜していることが好まし
いが、中心軸と平行にすることもできる。また、やはり
分割片2a,2bの引き抜きを助けるために、分割面1
には滑性層を付設しておくことが好ましい。この滑性層
は分割片2a,2b間の滑りをよくするものであればど
のようなものでもよく、例えば滑り性のよい合成樹脂フ
ィルムを接着もしくは融着したり離型剤を塗布すること
で設けることができる。
【0010】各分割片2a,2bには、その引き抜き側
の端面に取っ手部8が形成されている。この取っ手部8
は、後述するコンクリート構造物5からの引き抜き時に
手掛かりとなるものである。取っ手部8は、省略するこ
ともできるが、作業性が向上させる上で設けることが好
ましく、一方の分割片2a又は2bのみに設けてもよ
い。
【0011】本抜き型は、コンクリートと付着しにくい
材料を選択したり、外周面に離型層を付設しておくこと
により、例えば非発泡合成樹脂、木材、金属等の硬質材
料で構成することもできるが、合成樹脂発泡体で構成す
ると、軽量で取り扱いやすいと共に、除去作業が容易と
なるので好ましい。
【0012】上記離型層は、コンクリートとの剥離を容
易にするための層で、その付設は、例えば離型剤の塗布
や、ポリエチレンフィルム等のような、コンクリートと
付着しにくい合成樹脂フィルムの巻き付け、接着、融着
等によって行うことができる。この離型層は、合成樹脂
発泡体製とする場合にも、本抜き型の除去を容易にする
ために設けることが好ましい。
【0013】特に破断や割れを生じやすい合成樹脂発泡
体製とした場合に、分割片2a,2bを前記滑性層と上
記離型層を兼ねる合成樹脂フィルムにより密着状態でく
るむと、合成樹脂フィルムの補強作用によって引き抜き
時の破断や割れを防止しやすいので好ましい。また、離
型層を構成する合成樹脂フィルムで外周をくるむこと
で、各分割片2a,2bがばらばらにならないようにす
ることもできる。
【0014】本抜き型を合成樹脂発泡体で構成する場
合、合成樹脂発泡体としては、コンクリート構造物5へ
の埋設時にその形状を維持できるものであればよいが、
ポリオレフィン系合成樹脂発泡体が好ましい。ポリオレ
フィン系合成樹脂発泡体とは、ポリエチレン、ポリスチ
レン又はこれらを50重量%以上含む共重合体の発泡体
で、引き抜き時に破断や割れを生じにくく、しかもコン
クリート構造物への埋設時にその形状を維持できる引っ
張り強さ、柔軟性、腰の強さ、圧縮強度等が得やすい。
【0015】ポリオレフィン系合成樹脂発泡体は、上記
のような強度を得ると共に、気泡を小さくし、気泡への
コンクリートの侵入によるコンクリートとの接着強度の
上昇を押える上で、発泡倍率が5〜200倍であること
が好ましく、更に好ましくは10〜60倍である。
【0016】上記のようなポリオレフィン系合成樹脂発
泡体で構成した抜き型は、強度的に優れるため、数回の
繰り返し使用に耐え、経済的にも有利である。
【0017】次に、本抜き型の使用方法を説明する。
【0018】まず、図2(a)に示されるように、本抜
き型をその両端部が突出した状態でコンクリート構造物
5に埋設する。
【0019】次に、図2(b)に示されるように、分割
片2aを引き抜く。この時、分割片2aがコンクリート
構造物5と接している面は本抜き型全体の約1/2であ
り、コンクリート構造物5との接触面積が小さいので、
全体を一度に抜き取るのに比して引き抜きやすい。
【0020】特に、図示されるように、分割面1が中心
軸に対して傾斜しており、分割片2aがいわば先細形状
となっていると、分割片2aを少し引き出しさえすれば
後はさほどの力を加えなくても引き抜くことができ、引
き抜き作業が容易となる。また、本抜き型を合成樹脂発
泡体で構成しておくと、分割片2aとコンクリート構造
物5との界面にへら状の器具を差し込みやすく、このよ
うな器具を用いた剥離作業が容易となる。
【0021】図2(c)のように分割片2aを完全に抜
き取った後、残りの分割片2bは、分割片2aの抜き取
りで形成された空間7側に寄せるようにすることで、容
易にコンクリート構造物5から剥離して引き抜くことが
できる。そして、これによって図2(d)のような貫通
孔6を得ることができる。
【0022】ところで、図1で説明した抜き型のよう
に、縦断する分割面1によって縦割りの分割片2a,2
bに分割された抜き型の場合、輸送中に分割片2a,2
bがばらばらになる恐れがある。そこで、図3に示され
るように、両端部にキャップ9を被せ、分割片2a,2
bがばらばらにならないようにしておくことが好まし
い。
【0023】分割片2a,2bの輸送中の分離を防止す
るだけであれば、粘着テープや紐等で止めることでもよ
いが、上記キャップ9によると、キャップ9を嵌めたま
まコンクリート構造物5(図2参照)に埋設することで
(キャップ9部分はコンクリート構造物5から突出させ
ておく)、取っ手部8にコンクリートが流れ込むのを防
止することができる。また、図4に示されるように、取
っ手部8を形成するためのくり貫き片10を埋め込んだ
ままの状態で、粘着テープ等で仮止めしておくことで
も、取っ手部8がコンクリートで埋められてしまうのを
防止することができる。更に、このくり貫き片10を埋
め込んだまま前記キャップ9(図3参照)を嵌め込んで
もよい。
【0024】図5は、請求項1の発明に係る抜き型の他
の分割状態を示すもので、縦断する2つの分割面1,1
によって3つの縦割りの分割片2a,2b,2cに三分
割されている。また、両分割面1,1は一方の端面側で
交差する方向に傾斜している。
【0025】本抜き型の場合、中央の分割片2bは、分
割面1,1が傾斜していることにより、矢印の方向に抜
きやすくなっている。従って、まずこの中央の分割片2
bを抜き取って中央に空間7(図2参照)を形成し、残
りの分割片2a,2cは、この空間7側へ寄せるように
してコンクリート構造物5(図2参照)から剥すことで
容易に引き向くことができる。
【0026】図6〜図8も夫々請求項1の発明に係る抜
き型の他の分割状態を示すもので、図6及び図7は縦断
する2つの分割面1,1で3つの縦割りの分割片2a,
2b,2cとする場合の他の例、図8は縦断する3つ以
上の分割面1,1,……で4つ以上の縦割りの分割片2
a,2b,……とする場合の例を示すものである。
【0027】図9は請求項5の発明に係る抜き型の一実
施例を示すもので、分割面1が中心部を裁頭円錐状にく
り貫くように形成されており、本抜き型を、円筒状をな
す外筒部3と、その中に嵌め込まれた裁頭円錐状の芯部
4とに分割している。
【0028】外筒部3は、図1に示される抜き型で説明
したものと同様の合成樹脂発泡体で構成されているもの
である。また、芯部4も同様の合成樹脂発泡体で構成さ
れていることが好ましいが、例えば非発泡合成樹脂、木
材、金属等の硬質材料で構成することもできる。いずれ
の場合にも芯部4の引き抜き方向端面には取っ手部8を
設けることが好ましい。
【0029】芯部4は、矢印方向に引き抜きやすくする
ために裁頭円錐状となっているが、分割面1を、中心部
を円柱状にくり貫くように形成し、円柱状とすることも
できる。また、芯部4を硬質材料で構成する場合、これ
を管材とすることで軽量化を図ることもできる。
【0030】尚、本抜き型は、図1で説明した抜き型と
同様に、必要に応じて角柱状やだ円柱状等、種々の形状
をとることができ、芯部4もそれに応じた形状とするこ
とができる。また、分割面1に滑性層を付設したり、外
表面に離型層を設けることが好ましいのは図1で説明し
た抜き型と同様である。
【0031】本抜き型の場合、まず芯部4を抜き取って
から、残る外筒部3を中心方向へ押しつぶすようにし
て、この外筒部3とコンクリート構造体5(図2参照)
間を剥離することで容易に除去することができる。特に
外筒部3を合成樹脂発泡体で構成しているのは、外筒部
3の除去時に上記中心方向への押しつぶしを可能にする
ためである。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、コンクリート構造物5に貫通孔6を形成する際の抜
き型の引き抜き作業を極めて容易とし、当該作業性を高
めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る抜き型の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示される抜き型の使用方法の説明図であ
る。
【図3】抜き型の分離防止及び取っ手部の保護を図る場
合の一例を示す断面図である。
【図4】取っ手部の保護を図る場合の他の例を示す断面
図である。
【図5】請求項1の発明に係る抜き型の他の分割状態を
示す斜視図である。
【図6】請求項1の発明に係る抜き型の他の分割状態を
示す側面図である。
【図7】請求項1の発明に係る抜き型の他の分割状態を
示す側面図である。
【図8】請求項1の発明に係る抜き型の他の分割状態を
示す側面図である。
【図9】請求項5の発明に係る抜き型の一実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 分割面 2a,2b,…… 分割片 3 外筒部 4 芯部 5 コンクリート構造物 6 貫通孔 7 空間 8 取っ手部 9 キャップ 10 くり貫き片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート構造物に埋設した後に除去す
    ることで、コンクリート構造物に貫通孔を形成する抜き
    型において、縦断する分割面によって複数の縦割り分割
    片に分割された柱状をなし、この分割片のうち少なくと
    も1つが、コンクリート構造物への埋設状態において一
    方の端面側から軸方向に引き抜き可能であることを特徴
    とする抜き型。
  2. 【請求項2】中心軸に対して傾斜した1つの分割面によ
    って2分割されていることを特徴とする請求項1の抜き
    型。
  3. 【請求項3】2つの分割面によって3分割されており、
    少なくとも一方の分割面が、一方の端面側で両分割面が
    交差する方向に傾斜していることを特徴とする請求項1
    の抜き型。
  4. 【請求項4】引き抜き可能な分割片の引き抜き側の端面
    に取っ手部が形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし3いずれかの抜き型。
  5. 【請求項5】コンクリート構造物に埋設した後に除去す
    ることで、コンクリート構造物に貫通孔を形成する抜き
    型において、合成樹脂発泡体で構成された筒状の外筒部
    と、この外筒部に嵌め込まれた芯部とからなり、芯部
    が、コンクリート構造物への埋設状態において一方の端
    面側から軸方向に引き抜き可能であることを特徴とする
    抜き型。
  6. 【請求項6】芯部の引き抜き側の端面に取っ手部が形成
    されていることを特徴とする請求項5の抜き型。
JP31941994A 1994-08-10 1994-11-30 抜き型 Withdrawn JPH08105201A (ja)

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JP31941994A JPH08105201A (ja) 1994-08-10 1994-11-30 抜き型

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-208241 1994-08-10
JP20824194 1994-08-10
JP31941994A JPH08105201A (ja) 1994-08-10 1994-11-30 抜き型

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349062A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Mirai Ind Co Ltd ボイド部材、ボイド装置、およびボイド部材の除去方法
CN109946136A (zh) * 2019-04-11 2019-06-28 中国人民解放军军事科学院国防工程研究院 一种沉积面倾斜的黏土试样切削模具及其操作方法

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