JPH08105269A - 樹脂製キャリアプレ−ト - Google Patents
樹脂製キャリアプレ−トInfo
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- JPH08105269A JPH08105269A JP26832294A JP26832294A JPH08105269A JP H08105269 A JPH08105269 A JP H08105269A JP 26832294 A JP26832294 A JP 26832294A JP 26832294 A JP26832294 A JP 26832294A JP H08105269 A JPH08105269 A JP H08105269A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的簡単な金型構成により、強度・剛性に
優れ、製品全体の精度の向上した樹脂製キャリアプレ−
トを提供する。 【構成】 連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩形波
状の形態を有する基板に、スライドガイドおよび/また
はスリットガイドとインナ−エンド支持部が立体的に一
体成形された樹脂製キャリアプレ−ト。
優れ、製品全体の精度の向上した樹脂製キャリアプレ−
トを提供する。 【構成】 連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩形波
状の形態を有する基板に、スライドガイドおよび/また
はスリットガイドとインナ−エンド支持部が立体的に一
体成形された樹脂製キャリアプレ−ト。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ドアの窓ガラ
スを保持し、窓ガラスの上下移動機構に連結される一体
成形された樹脂製キャリアプレ−トに関する。
スを保持し、窓ガラスの上下移動機構に連結される一体
成形された樹脂製キャリアプレ−トに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアの窓ガラスを上下移動せし
める機構として、ドア内に取り付けたレギュレ−タおよ
びガイドレ−ルに連結され、窓ガラスの下部にガイドレ
−ルに摺動可能とされたキャリアプレ−トを取着し、さ
らにキャリアプレ−トはレギュレ−タに連係されるイン
ナ−ケ−ブルに係着されている。ここで従来のキャリア
プレ−トは、通常は基板として鋼板を切り起こして折曲
げ、該折曲げ部を合成樹脂で被覆して挟持部等を構成し
ている(特開平1−284682号公報参照)。
める機構として、ドア内に取り付けたレギュレ−タおよ
びガイドレ−ルに連結され、窓ガラスの下部にガイドレ
−ルに摺動可能とされたキャリアプレ−トを取着し、さ
らにキャリアプレ−トはレギュレ−タに連係されるイン
ナ−ケ−ブルに係着されている。ここで従来のキャリア
プレ−トは、通常は基板として鋼板を切り起こして折曲
げ、該折曲げ部を合成樹脂で被覆して挟持部等を構成し
ている(特開平1−284682号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板と
して鋼板を用いたキャリアプレ−トは、前記折曲げ部を
合成樹脂で被覆するにあたり、折曲げ精度が正確でない
と、合成樹脂の射出成形の際に樹脂部が割れたり、また
被覆された樹脂部の精度にも問題が生じ、その結果、摺
動時に円滑を欠くという問題があり、さらに基板である
鋼板が錆びるという問題点がある。そこで、かかる従来
技術の問題点を解決するため、キャリアプレ−ト全体を
合成樹脂で一体成形することが考えられるが、この際に
は、鋼板製の基板の剛性に近い剛性を有するようにする
ために形状構造を考慮する必要があると共に、成形時の
冷却の時間的なずれにより製品全体に反りが生じること
等の問題点を考慮する必要がある。このような問題に対
処すべく、図11に示すように、各種リブ53、54に
より基板51を補強し、剛性を向上させることが提案さ
れているが(特開平2−272186号公報参照)、リ
ブによる補強は、基板の肉厚とリブ肉厚とのバランスを
上手にとらないと反りが生じたり、リブ取付け部にひけ
が発生するという問題があると共に、基板全体の剛性向
上にも限界がある。
して鋼板を用いたキャリアプレ−トは、前記折曲げ部を
合成樹脂で被覆するにあたり、折曲げ精度が正確でない
と、合成樹脂の射出成形の際に樹脂部が割れたり、また
被覆された樹脂部の精度にも問題が生じ、その結果、摺
動時に円滑を欠くという問題があり、さらに基板である
鋼板が錆びるという問題点がある。そこで、かかる従来
技術の問題点を解決するため、キャリアプレ−ト全体を
合成樹脂で一体成形することが考えられるが、この際に
は、鋼板製の基板の剛性に近い剛性を有するようにする
ために形状構造を考慮する必要があると共に、成形時の
冷却の時間的なずれにより製品全体に反りが生じること
等の問題点を考慮する必要がある。このような問題に対
処すべく、図11に示すように、各種リブ53、54に
より基板51を補強し、剛性を向上させることが提案さ
れているが(特開平2−272186号公報参照)、リ
ブによる補強は、基板の肉厚とリブ肉厚とのバランスを
上手にとらないと反りが生じたり、リブ取付け部にひけ
が発生するという問題があると共に、基板全体の剛性向
上にも限界がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂製キャリア
プレ−トは、連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩形
波状の形態を有する基板に、スライドガイドおよび/ま
たはスリットガイドとインナ−エンド支持部が立体的に
一体成形されていることを構成上の特徴としている。
プレ−トは、連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩形
波状の形態を有する基板に、スライドガイドおよび/ま
たはスリットガイドとインナ−エンド支持部が立体的に
一体成形されていることを構成上の特徴としている。
【0005】凹凸の箱型形状が交互に連続して繰り返さ
れる基板構造を有することが好ましい。
れる基板構造を有することが好ましい。
【0006】本発明の樹脂製キャリアプレ−トは、ガイ
ドレ−ルを案内するスリットガイドの背面にリブを付設
し、ガイド溝を開く方向の強度・剛性を向上させると共
に成形時の倒れ防止を改良したことを構成上の特徴とし
ている。
ドレ−ルを案内するスリットガイドの背面にリブを付設
し、ガイド溝を開く方向の強度・剛性を向上させると共
に成形時の倒れ防止を改良したことを構成上の特徴とし
ている。
【0007】本発明の樹脂製キャリアプレ−トは、イン
ナ−エンドの当接面において、インナ−エンド外径とイ
ンナ−ケ−ブル外径との半径差の5〜95%が箱ユニッ
ト底板にかかる構造、および/または、インナ−エンド
支持部を負荷方向に補強した構造を有することを構成上
の特徴としている。
ナ−エンドの当接面において、インナ−エンド外径とイ
ンナ−ケ−ブル外径との半径差の5〜95%が箱ユニッ
ト底板にかかる構造、および/または、インナ−エンド
支持部を負荷方向に補強した構造を有することを構成上
の特徴としている。
【0008】
【作用】本願第1発明は、基板そのものを中空状形態と
しているので、基板そのものにリブとしての役割も果た
せ、反り・変形の防止と強度・剛性の向上を図ることが
できる。本願第2発明は、ガイドレ−ルを案内するスリ
ットガイドの背面にリブを付設し、ガイド溝を開く方向
の強度・剛性を向上させると共に成形時の倒れ防止を改
良することができる。本願第3発明は、インナ−エンド
の当接面の一部が箱ユニット底板にかかり、荷重の一部
がこの底板により支持される構造により、インナ−エン
ド支持部のクリ−プ破壊を防止することができる。
しているので、基板そのものにリブとしての役割も果た
せ、反り・変形の防止と強度・剛性の向上を図ることが
できる。本願第2発明は、ガイドレ−ルを案内するスリ
ットガイドの背面にリブを付設し、ガイド溝を開く方向
の強度・剛性を向上させると共に成形時の倒れ防止を改
良することができる。本願第3発明は、インナ−エンド
の当接面の一部が箱ユニット底板にかかり、荷重の一部
がこの底板により支持される構造により、インナ−エン
ド支持部のクリ−プ破壊を防止することができる。
【0009】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明の樹脂製キ
ャリアプレ−トを説明する。図1は本発明の樹脂製キャ
リアプレ−トの一実施例を示す表側の斜視図、図2は本
発明の樹脂製キャリアプレ−トの一実施例を示す裏側の
斜視図、図3は図1のキャリアプレ−ト基板I−I線断
面図、図4は図1のキャリアプレ−ト基板のI−I線断
面の略示図、図5は図1のキャリアプレ−ト基板のII
−II線断面図、図6はキャリアプレ−トにおける一般
的なガイドレ−ルと窓ガラスの関係を示す説明図、図7
はスリットガイドの背面にリブを付設する一つの態様を
示す説明図、図8はキャリアプレ−ト基板におけるイン
ナ−エンドの当接面の状態を示す説明図、図9はインナ
−エンド外径とインナ−ケ−ブル外径との半径差を説明
する説明図、図10はインナ−エンド支持部に補強手段
として補強用リブを付設した状態を示す斜視図である。
ャリアプレ−トを説明する。図1は本発明の樹脂製キャ
リアプレ−トの一実施例を示す表側の斜視図、図2は本
発明の樹脂製キャリアプレ−トの一実施例を示す裏側の
斜視図、図3は図1のキャリアプレ−ト基板I−I線断
面図、図4は図1のキャリアプレ−ト基板のI−I線断
面の略示図、図5は図1のキャリアプレ−ト基板のII
−II線断面図、図6はキャリアプレ−トにおける一般
的なガイドレ−ルと窓ガラスの関係を示す説明図、図7
はスリットガイドの背面にリブを付設する一つの態様を
示す説明図、図8はキャリアプレ−ト基板におけるイン
ナ−エンドの当接面の状態を示す説明図、図9はインナ
−エンド外径とインナ−ケ−ブル外径との半径差を説明
する説明図、図10はインナ−エンド支持部に補強手段
として補強用リブを付設した状態を示す斜視図である。
【0010】本発明の樹脂製キャリアプレ−トは、基板
として、連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩形波状
の形態を有するものを用いることを特徴とするものであ
り、それ以外の構成は従前のものと同様の形式でよい。
すなわち、図11と同様にキャリアプレ−トAは、基板
1上に形成されるスライドガイド2、スリットガイド
(ガイドレ−ル挟持部)3、インナ−エンド支持部4、
ガラス保持部5などからなる。
として、連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩形波状
の形態を有するものを用いることを特徴とするものであ
り、それ以外の構成は従前のものと同様の形式でよい。
すなわち、図11と同様にキャリアプレ−トAは、基板
1上に形成されるスライドガイド2、スリットガイド
(ガイドレ−ル挟持部)3、インナ−エンド支持部4、
ガラス保持部5などからなる。
【0011】本発明者は、キャリアプレ−トの基板全体
に充分な強度・剛性をもたせ、かつ強度・剛性の異方性
をできるだけ少なくし、さらに基板全体および各箇所の
反り・変形を小さくするため鋭意検討した結果、本発明
の第1の態様を完成した。すなわち、上記要求を満足す
る形態として、図1〜2に示すように、基板全体を、小
さな箱を上向きと下向きに連続して並べたような形状の
ものが有効であり、とくに互いに交互に格子状に並べた
場合に効果が大きいことを見出した。すなわち、本願の
第1の発明は、連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩
形波状の形態を有する基板に、スライドガイドおよび/
またはスリッドガイドとインナ−エンド支持部が立体的
に一体成形された樹脂製キャリアプレ−トであり、より
具体的には凹凸の箱型形状が交互に連続して繰り返され
る基板構造を有するものである。
に充分な強度・剛性をもたせ、かつ強度・剛性の異方性
をできるだけ少なくし、さらに基板全体および各箇所の
反り・変形を小さくするため鋭意検討した結果、本発明
の第1の態様を完成した。すなわち、上記要求を満足す
る形態として、図1〜2に示すように、基板全体を、小
さな箱を上向きと下向きに連続して並べたような形状の
ものが有効であり、とくに互いに交互に格子状に並べた
場合に効果が大きいことを見出した。すなわち、本願の
第1の発明は、連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩
形波状の形態を有する基板に、スライドガイドおよび/
またはスリッドガイドとインナ−エンド支持部が立体的
に一体成形された樹脂製キャリアプレ−トであり、より
具体的には凹凸の箱型形状が交互に連続して繰り返され
る基板構造を有するものである。
【0012】前記特開平2−272186号公報には、
基板が開口部を有する場合に開口部裏面側に開口部保形
用リブを設けたり、基板の裏面外周縁にリブを設け、か
つ該リブを連結する補強用リブを形成することが開示さ
れているが、本発明者等の検討によれば、このようなリ
ブにより基板の反り・変形の防止や強度・剛性の向上を
図るにはきわめて多数のリブが必要になり、樹脂の使用
量が多くなること、また基板の反りを防止するための基
板とリブの肉厚比の設定が難しいこと、さらに金型設計
も複雑になることが判明した。これに対し、本発明の態
様は、基板そのものを中空状形態として、基板そのもの
にリブとしての役割も果たせ、反り・変形の防止と強度
・剛性の向上を図るものである。
基板が開口部を有する場合に開口部裏面側に開口部保形
用リブを設けたり、基板の裏面外周縁にリブを設け、か
つ該リブを連結する補強用リブを形成することが開示さ
れているが、本発明者等の検討によれば、このようなリ
ブにより基板の反り・変形の防止や強度・剛性の向上を
図るにはきわめて多数のリブが必要になり、樹脂の使用
量が多くなること、また基板の反りを防止するための基
板とリブの肉厚比の設定が難しいこと、さらに金型設計
も複雑になることが判明した。これに対し、本発明の態
様は、基板そのものを中空状形態として、基板そのもの
にリブとしての役割も果たせ、反り・変形の防止と強度
・剛性の向上を図るものである。
【0013】図1〜2に示すように、本発明では、基板
を中空箱型構造とし、凹状面部と凸状面部とが交互に連
続して繰り返されるような形態、すなわち上面側から見
た場合に格子状となるように形成してあり、図1では縦
に5つ、横に3つの部分(a〜o)に格子状に区分さ
れ、a、c、e、g、i、k、m、oが凹状面部とな
り、b、d、f、h、j、l、nが凸状面部となってい
る。そして、かかる基板の断面は、図3のI−I線断面
図、図4のその略示図および図5のII−II線断面図
に示すように、矩形波状の形態を有する。なお、箱の底
面と側面の交差する角度(図4のα)は90度から15
0度で良いが、直角が最も好ましい。前記スライドガイ
ド等の突出部ほかキャリアプレ−トの必要部材は、上記
凸状面部または凹状面部の適宜箇所に設置される。
を中空箱型構造とし、凹状面部と凸状面部とが交互に連
続して繰り返されるような形態、すなわち上面側から見
た場合に格子状となるように形成してあり、図1では縦
に5つ、横に3つの部分(a〜o)に格子状に区分さ
れ、a、c、e、g、i、k、m、oが凹状面部とな
り、b、d、f、h、j、l、nが凸状面部となってい
る。そして、かかる基板の断面は、図3のI−I線断面
図、図4のその略示図および図5のII−II線断面図
に示すように、矩形波状の形態を有する。なお、箱の底
面と側面の交差する角度(図4のα)は90度から15
0度で良いが、直角が最も好ましい。前記スライドガイ
ド等の突出部ほかキャリアプレ−トの必要部材は、上記
凸状面部または凹状面部の適宜箇所に設置される。
【0014】またキャリアプレ−トにおける一般的なガ
イドレ−ルと窓ガラスの関係を図6に示す。キャリアプ
レ−トにおいては、ガイドレ−ルを案内する上下のスリ
ットガイドにより、窓ガラスBの面内の動き(図6にお
ける矢印M、N方向)を拘束している。したがって面内
の力が加わったときにスリットガイドのガイド溝の剛性
が足りないと、窓ガラスが前方向あるいは後方向に傾き
窓ガラスの上下の作動に支障を来すことがある。そこで
本発明者はこの問題の解決について検討した結果、本願
第2の発明を完成させた。すなわち、本願第2の発明
は、ガイドレ−ルを案内するスリットガイド3の背面に
リブ6を付設し、ガイド溝を開く方向の強度・剛性を向
上させると共に成形時の倒れ防止を改良した樹脂製キャ
リアプレ−トである。
イドレ−ルと窓ガラスの関係を図6に示す。キャリアプ
レ−トにおいては、ガイドレ−ルを案内する上下のスリ
ットガイドにより、窓ガラスBの面内の動き(図6にお
ける矢印M、N方向)を拘束している。したがって面内
の力が加わったときにスリットガイドのガイド溝の剛性
が足りないと、窓ガラスが前方向あるいは後方向に傾き
窓ガラスの上下の作動に支障を来すことがある。そこで
本発明者はこの問題の解決について検討した結果、本願
第2の発明を完成させた。すなわち、本願第2の発明
は、ガイドレ−ルを案内するスリットガイド3の背面に
リブ6を付設し、ガイド溝を開く方向の強度・剛性を向
上させると共に成形時の倒れ防止を改良した樹脂製キャ
リアプレ−トである。
【0015】本願第2発明では、スリットガイドの背面
にリブを付設したので、ガイド溝を開く方向の強度・剛
性が向上し、上述のごとき問題点を解決した共に成形時
の倒れ防止にも効果がある。本願第2発明の技術内容
は、前述の中空箱型構造からなる基板を用いた樹脂製キ
ャリアプレ−ト(本願第1発明)に適用した場合に効果
が大であるが、もちろん一般的な樹脂製キャリアプレ−
トにも適用可能である。
にリブを付設したので、ガイド溝を開く方向の強度・剛
性が向上し、上述のごとき問題点を解決した共に成形時
の倒れ防止にも効果がある。本願第2発明の技術内容
は、前述の中空箱型構造からなる基板を用いた樹脂製キ
ャリアプレ−ト(本願第1発明)に適用した場合に効果
が大であるが、もちろん一般的な樹脂製キャリアプレ−
トにも適用可能である。
【0016】本願第1発明のごとく、基板を前記のよう
な中空箱型形状としたばあい、インナ−エンド支持部4
がクリ−プ破壊を起こさないようとくに注意をはらう必
要がある。そのためにはインナ−エンド9が当接する側
板を何らかの形で補強することが必要である。この問題
に対処するため検討したところ、図8に示すように樹脂
は圧縮荷重に強いので、インナ−エンドの当接面の一部
が箱ユニット底板7にかかり、荷重の一部がこの底板に
より支持される構造とすることが好ましい。具体的に
は、インナ−エンドの当接面においてインナ−エンド外
径とインナ−ケ−ブル外径との半径差X(図8〜9参
照)の5〜95%が箱ユニット底板にかかる構造とする
ことが有効であることを見出し、本願第3発明を完成し
た。なお、かかる圧縮構造と負荷方向の補強が別々に実
施されても有効である。ここで、インナ−エンド支持部
の補強手段としては、図10に示すように一般的な補強
用リブ10(図10では三角リブ)を付設する方法が望
ましい。このように構成を採用することにより、インナ
−エンド支持部がクリ−プ破壊を起こさず、製品として
の信頼性がきわめて向上する。前述のように本願第3発
明の技術内容は、前述の中空箱型構造からなる基板を用
いた樹脂製キャリアプレ−ト(本願第1発明)に適用し
たばあいに効果が大であるが、もちろん一般的な樹脂製
キャリアプレ−トにも適用可能であり、とくに軽量化の
ために薄肉化、小型化の傾向にある現在のキャリアプレ
−トに大きな効果を発揮する。
な中空箱型形状としたばあい、インナ−エンド支持部4
がクリ−プ破壊を起こさないようとくに注意をはらう必
要がある。そのためにはインナ−エンド9が当接する側
板を何らかの形で補強することが必要である。この問題
に対処するため検討したところ、図8に示すように樹脂
は圧縮荷重に強いので、インナ−エンドの当接面の一部
が箱ユニット底板7にかかり、荷重の一部がこの底板に
より支持される構造とすることが好ましい。具体的に
は、インナ−エンドの当接面においてインナ−エンド外
径とインナ−ケ−ブル外径との半径差X(図8〜9参
照)の5〜95%が箱ユニット底板にかかる構造とする
ことが有効であることを見出し、本願第3発明を完成し
た。なお、かかる圧縮構造と負荷方向の補強が別々に実
施されても有効である。ここで、インナ−エンド支持部
の補強手段としては、図10に示すように一般的な補強
用リブ10(図10では三角リブ)を付設する方法が望
ましい。このように構成を採用することにより、インナ
−エンド支持部がクリ−プ破壊を起こさず、製品として
の信頼性がきわめて向上する。前述のように本願第3発
明の技術内容は、前述の中空箱型構造からなる基板を用
いた樹脂製キャリアプレ−ト(本願第1発明)に適用し
たばあいに効果が大であるが、もちろん一般的な樹脂製
キャリアプレ−トにも適用可能であり、とくに軽量化の
ために薄肉化、小型化の傾向にある現在のキャリアプレ
−トに大きな効果を発揮する。
【0017】本発明において、使用する熱可塑性樹脂は
とくに限定されないが、充分な強度・剛性を満足し、摺
動特性も良好である必要があることから、ポリアセタ−
ル、ポリブチレンテレフタレ−トなどのエンジニアリン
グプラスチックが望ましい。
とくに限定されないが、充分な強度・剛性を満足し、摺
動特性も良好である必要があることから、ポリアセタ−
ル、ポリブチレンテレフタレ−トなどのエンジニアリン
グプラスチックが望ましい。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば比較
的簡単な金型構成により、強度・剛性に優れ、製品全体
の精度の向上した樹脂製キャリアプレ−トを提供するこ
とができる。本発明のキャリアプレ−トは、樹脂の一体
化成形によるコストダウンが可能であり、リサイクル対
応もしやすく、軽量で、部品の取扱いもきれいで楽にな
るなどの優れた効果を有する。
的簡単な金型構成により、強度・剛性に優れ、製品全体
の精度の向上した樹脂製キャリアプレ−トを提供するこ
とができる。本発明のキャリアプレ−トは、樹脂の一体
化成形によるコストダウンが可能であり、リサイクル対
応もしやすく、軽量で、部品の取扱いもきれいで楽にな
るなどの優れた効果を有する。
【図1】本発明の樹脂製キャリアプレ−トの一実施例を
示す表側の斜視図である。
示す表側の斜視図である。
【図2】本発明の樹脂製キャリアプレ−トの一実施例を
示す裏側の斜視図である。
示す裏側の斜視図である。
【図3】図1のキャリアプレ−ト基板I−I線断面図で
ある。
ある。
【図4】図1のキャリアプレ−ト基板のI−I線断面の
略示図である。
略示図である。
【図5】図1のキャリアプレ−ト基板のII−II線断
面図である。
面図である。
【図6】キャリアプレ−トにおける一般的なガイドレ−
ルと窓ガラスの関係を示す説明図である。
ルと窓ガラスの関係を示す説明図である。
【図7】スリットガイドの背面にリブを付設する一つの
態様を示す説明図である。
態様を示す説明図である。
【図8】キャリアプレ−ト基板におけるインナ−エンド
の当接面の状態を示す説明図である。
の当接面の状態を示す説明図である。
【図9】インナ−エンド外径とインナ−ケ−ブル外径と
の半径差を説明する説明図である。
の半径差を説明する説明図である。
【図10】インナ−エンド支持部に補強手段として補強
用リブを付設した状態を示す斜視図である。
用リブを付設した状態を示す斜視図である。
【図11】従来の一体成形型キャリアプレ−トの一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
A キャリアプレ−ト B 窓ガラス 1 基板 2 スライドガイド 3 スリットガイド 4 インナ−エンド支持部 5 ガラス保持部 6 補強リブ 7 箱ユニット底板 8 インナ−ケ−ブル 9 インナ−エンド 10 補強リブ 11 ガイドレ−ル 12 ガラスホルダ− 13 補強リブ 14 補強リブ
Claims (4)
- 【請求項1】 連続した凹凸の箱型形状からなり断面矩
形波状の形態を有する基板に、スライドガイドおよび/
またはスリットガイドとインナ−エンド支持部が立体的
に一体成形された樹脂製キャリアプレ−ト。 - 【請求項2】 凹凸の箱型形状が交互に連続して繰り返
される基板構造を有する請求項1記載の樹脂製キャリア
プレ−ト。 - 【請求項3】 ガイドレ−ルを案内するスリットガイド
の背面にリブを付設し、ガイド溝を開く方向の強度・剛
性を向上させると共に成形時の倒れ防止を改良した樹脂
製キャリアプレ−ト。 - 【請求項4】 インナ−エンドの当接面において、イン
ナ−エンド外径とインナ−ケ−ブル外径との半径差の5
〜95%が箱ユニット底板にかかる構造、および/また
は、インナ−エンド支持部を負荷方向に補強した構造を
有する樹脂製キャリアプレ−ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26832294A JPH08105269A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 樹脂製キャリアプレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26832294A JPH08105269A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 樹脂製キャリアプレ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105269A true JPH08105269A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17456934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26832294A Pending JPH08105269A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 樹脂製キャリアプレ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105269A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016156850A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 走査光学装置 |
| CN107109886A (zh) * | 2015-04-23 | 2017-08-29 | 白木工业株式会社 | 玻璃升降器 |
| CN107109884A (zh) * | 2015-04-23 | 2017-08-29 | 白木工业株式会社 | 玻璃升降器 |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP26832294A patent/JPH08105269A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016156850A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 走査光学装置 |
| CN107109886A (zh) * | 2015-04-23 | 2017-08-29 | 白木工业株式会社 | 玻璃升降器 |
| CN107109884A (zh) * | 2015-04-23 | 2017-08-29 | 白木工业株式会社 | 玻璃升降器 |
| US10030430B2 (en) | 2015-04-23 | 2018-07-24 | Shiroki Corporation | Window regulator |
| US10041284B2 (en) | 2015-04-23 | 2018-08-07 | Shiroki Corporation | Window regulator |
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