JPH0810531Y2 - 小管式筆記具 - Google Patents
小管式筆記具Info
- Publication number
- JPH0810531Y2 JPH0810531Y2 JP9020890U JP9020890U JPH0810531Y2 JP H0810531 Y2 JPH0810531 Y2 JP H0810531Y2 JP 9020890 U JP9020890 U JP 9020890U JP 9020890 U JP9020890 U JP 9020890U JP H0810531 Y2 JPH0810531 Y2 JP H0810531Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink reservoir
- small tube
- pressing body
- synthetic resin
- temporary ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 小管とこの小管内を摺動する針体とをペン先とし、縦
断面櫛歯状の一時的インキ溜め溝とこの一時的インキ溜
め溝を連通するスリットとこのスリットとの連通路を有
する貫通孔とを有する一時的インキ溜め部材をペン先と
インキタンクとの間に介在させてなり、また、針体と固
定した押圧体を一時的インキ溜め部材の貫通孔に遊挿し
てなる小管式筆記具に関する。
断面櫛歯状の一時的インキ溜め溝とこの一時的インキ溜
め溝を連通するスリットとこのスリットとの連通路を有
する貫通孔とを有する一時的インキ溜め部材をペン先と
インキタンクとの間に介在させてなり、また、針体と固
定した押圧体を一時的インキ溜め部材の貫通孔に遊挿し
てなる小管式筆記具に関する。
(従来の技術) 上述した種の小管式筆記具の一例は、実公昭63-43107
号公報、実公昭60-23179号公報などに開示されている。
基本的に、螺旋状のインキ補償室構造の一般的な小管式
筆記具よりもインキ漏れ防止機能に優れ、近年、プロッ
タ用ペンなどとして普及しつつある。
号公報、実公昭60-23179号公報などに開示されている。
基本的に、螺旋状のインキ補償室構造の一般的な小管式
筆記具よりもインキ漏れ防止機能に優れ、近年、プロッ
タ用ペンなどとして普及しつつある。
(考案が解決しようとする課題) 一時的インキ溜め部材の貫通孔では連通路を通っての
インキ−空気の置換がなされる。このインキ−空気の置
換は一時的インキ溜め部材の機能に直結するするもので
あり確実性が求められる。
インキ−空気の置換がなされる。このインキ−空気の置
換は一時的インキ溜め部材の機能に直結するするもので
あり確実性が求められる。
この貫通孔には、また、針体と一体に摺動するよう針
体に固定された押圧体が遊挿され、この押圧体は連通路
の部分にも位置する。即ち、貫通孔の内壁と押圧体の外
壁との間のクリアランスがインキ−空気の置換性に影響
することになる。
体に固定された押圧体が遊挿され、この押圧体は連通路
の部分にも位置する。即ち、貫通孔の内壁と押圧体の外
壁との間のクリアランスがインキ−空気の置換性に影響
することになる。
従って、クリアランスを所望の大きさのものにするこ
とが重要となる。貫通孔の内側寸法と押圧体の外側寸法
の制御が求められる訳である。
とが重要となる。貫通孔の内側寸法と押圧体の外側寸法
の制御が求められる訳である。
ところで、押圧体は全体形状も求められる。特に、そ
の先端形状はインキ吐出性と大きな関連性を有し、複雑
な形状とされることが多い。
の先端形状はインキ吐出性と大きな関連性を有し、複雑
な形状とされることが多い。
全体形状を優先すると、一つの手段として、押圧体を
合成樹脂の射出成形品とすることになる。相当複雑な形
状でも容易に得られる。
合成樹脂の射出成形品とすることになる。相当複雑な形
状でも容易に得られる。
ところが、この押圧体を合成樹脂の射出成形品とする
ことが、前述したクリアランスの大きさの安定を確保す
ることを困難にする。合成樹脂の射出成形品は、しばし
ば、応力歪による成形後の変形を伴うからである。その
ため、前述したような一時的インキ溜め部材を使用する
場合には、押圧体として金属の直線状棒状物を使用する
など、全体形状を犠牲にするか、面倒な加工を余儀なく
されるかのいずれかであった。
ことが、前述したクリアランスの大きさの安定を確保す
ることを困難にする。合成樹脂の射出成形品は、しばし
ば、応力歪による成形後の変形を伴うからである。その
ため、前述したような一時的インキ溜め部材を使用する
場合には、押圧体として金属の直線状棒状物を使用する
など、全体形状を犠牲にするか、面倒な加工を余儀なく
されるかのいずれかであった。
このように、品質上からは、前述した一時的インキ溜
め部材の使用が望まれ、成形上からは、押圧体として合
成樹脂の射出成形品の使用が望まれ、これら相容れない
ところがあった。
め部材の使用が望まれ、成形上からは、押圧体として合
成樹脂の射出成形品の使用が望まれ、これら相容れない
ところがあった。
(課題を解決するための手段) 本考案は、小管とこの小管内を摺動する針体とをペン
先とし、縦断面櫛歯状の一時的インキ溜め溝とこの一時
的インキ溜め溝を連通するスリットとこのスリットとの
連通路を有する貫通孔とを有する一時的インキ溜め部材
を前記ペン先とインキタンクとの間に介在させてなり、
また、前記針体と固定した押圧体を前記一時的インキ溜
め部材の貫通孔に遊挿してなる小管式筆記具であって、
前記押圧体を合成樹脂射出成形部材と硬質部材とよりな
るものとし、また、前記押圧体の前記連通路に位置する
部分は、前記合成樹脂射出成形部材を外側にして前記硬
質部材が内在するものとしてなる小管式筆記具を要旨と
する。
先とし、縦断面櫛歯状の一時的インキ溜め溝とこの一時
的インキ溜め溝を連通するスリットとこのスリットとの
連通路を有する貫通孔とを有する一時的インキ溜め部材
を前記ペン先とインキタンクとの間に介在させてなり、
また、前記針体と固定した押圧体を前記一時的インキ溜
め部材の貫通孔に遊挿してなる小管式筆記具であって、
前記押圧体を合成樹脂射出成形部材と硬質部材とよりな
るものとし、また、前記押圧体の前記連通路に位置する
部分は、前記合成樹脂射出成形部材を外側にして前記硬
質部材が内在するものとしてなる小管式筆記具を要旨と
する。
(実施例) 添付第1図に一例を示す。参照符号1が小管、同2が
針体である。小管1はチップホルダー3に突出固定され
ている。チップホルダー3は軸筒4の先端に圧入や凹凸
嵌合などで固定されている。軸筒4の後部内孔はインキ
タンク5となっている。また、チップホルダー3の後部
には一時的インキ溜め部材6が挿入固定されている。61
が縦断面櫛歯状となる一時的インキ溜め溝、62が一時的
インキ溜め溝61を連通するスリット、63が連通路、64が
貫通孔である。
針体である。小管1はチップホルダー3に突出固定され
ている。チップホルダー3は軸筒4の先端に圧入や凹凸
嵌合などで固定されている。軸筒4の後部内孔はインキ
タンク5となっている。また、チップホルダー3の後部
には一時的インキ溜め部材6が挿入固定されている。61
が縦断面櫛歯状となる一時的インキ溜め溝、62が一時的
インキ溜め溝61を連通するスリット、63が連通路、64が
貫通孔である。
貫通孔64内に遊挿配置されているのが押圧体7であ
り、参照符号71,72で示す2部材からなっている。71が
合成樹脂射出成形部材であり、先端凹部に針体2の後部
を挿入固定しており、また、後端凹部に部材72を挿入固
定している。部材72が硬質部材であり、小径前部の先端
は、一時的インキ溜め溝61の先端近傍まで位置してい
る。硬質部材72の材質としては、例えば、ステンレスな
どの金属とかセラミックなどを例示できる。
り、参照符号71,72で示す2部材からなっている。71が
合成樹脂射出成形部材であり、先端凹部に針体2の後部
を挿入固定しており、また、後端凹部に部材72を挿入固
定している。部材72が硬質部材であり、小径前部の先端
は、一時的インキ溜め溝61の先端近傍まで位置してい
る。硬質部材72の材質としては、例えば、ステンレスな
どの金属とかセラミックなどを例示できる。
合成樹脂射出成形部材71は、一時的インキ溜め溝61の
後端より更に後方にまで延在しており、コイルスプリン
グなどの弾撥部材8によって後端を支承され、前方付勢
されている。従って、図示のように、押圧体7として
は、チップホルダー3の内孔まで延在する先端からイン
キタンク5内にまで延在する後端を有するものとなって
いるが、その連通路63に位置する部分は、合成樹脂射出
成形部材71を外側にして硬質部材72が内在するものとな
っている。尚、9は液密のための環状弾性体である。
後端より更に後方にまで延在しており、コイルスプリン
グなどの弾撥部材8によって後端を支承され、前方付勢
されている。従って、図示のように、押圧体7として
は、チップホルダー3の内孔まで延在する先端からイン
キタンク5内にまで延在する後端を有するものとなって
いるが、その連通路63に位置する部分は、合成樹脂射出
成形部材71を外側にして硬質部材72が内在するものとな
っている。尚、9は液密のための環状弾性体である。
次に、第2図に他の一例を示す。尚、前例のものと基
本的に同一の部位には同一の参照符号を使用する。
本的に同一の部位には同一の参照符号を使用する。
本例のものが前例のものと異なる点は、連通路63が分
割されて2つになっているところにある。しかし、これ
ら両方の連通路63の部分で、押圧体7が、合成樹脂射出
成形部材71を外側にして硬質部材72が内在するものとな
っている点は前例のものと同様である。
割されて2つになっているところにある。しかし、これ
ら両方の連通路63の部分で、押圧体7が、合成樹脂射出
成形部材71を外側にして硬質部材72が内在するものとな
っている点は前例のものと同様である。
一般に、一時的インキ溜め部材において、縦断面櫛歯
状となる一時的インキ溜め部を連通するスリットと貫通
孔との連絡部分は適宜数形成され1つであるとは限らな
い。そして、複数形成されるとき、それら連絡部分のす
べてをインキ−空気の置換に使用する、即ち、連通路と
するかどうかも任意に設計される。本例のものは2つの
連絡部分をいずれも連通部としたものであり、従って、
押圧体7の、合成樹脂射出成形部材71を外側にして硬質
部材72が内在する部分も、両連通路63のところで満足す
るものとしてある。勿論、連絡部分が連通路とならない
ところ、即ち、一例として単にインキのみの移動を可能
とするよう設計される部分では、クリアランスの寸法管
理はあまり精度を要求されないので、必ずしも押圧体7
に上述したような部材関係を満足させる必要はない。
状となる一時的インキ溜め部を連通するスリットと貫通
孔との連絡部分は適宜数形成され1つであるとは限らな
い。そして、複数形成されるとき、それら連絡部分のす
べてをインキ−空気の置換に使用する、即ち、連通路と
するかどうかも任意に設計される。本例のものは2つの
連絡部分をいずれも連通部としたものであり、従って、
押圧体7の、合成樹脂射出成形部材71を外側にして硬質
部材72が内在する部分も、両連通路63のところで満足す
るものとしてある。勿論、連絡部分が連通路とならない
ところ、即ち、一例として単にインキのみの移動を可能
とするよう設計される部分では、クリアランスの寸法管
理はあまり精度を要求されないので、必ずしも押圧体7
に上述したような部材関係を満足させる必要はない。
以上2例を通じて説明したが、その外にも、本考案の
要旨を逸脱しない範囲で種々なせる。例えば、一時的イ
ンキ溜め部材としては種々細部構造にわたって検討され
ており、図示した以外の形状、構造となるものなども種
々公知となっているが、これらも勿論採用できるし、ま
た、チップホルダー3と一時的インキ溜め部材6とを一
部材にするようなこともできる。インキタンクとして交
換可能なものを使用することもできる。また、合成樹脂
射出成形部材71を得るにあたって、針体2や硬質部材72
を、インサート成形により同時に一体品として得ること
などもできる。硬質部材の全表面を合成樹脂射出成形部
品で覆うようにすることも可能である。また、弾撥部材
8を使用する一例を示したこともあって、「押圧体」と
表したが、押圧体7は、通常の小管式筆記具における錘
りのように自重を利用されるものとすることもできる。
要旨を逸脱しない範囲で種々なせる。例えば、一時的イ
ンキ溜め部材としては種々細部構造にわたって検討され
ており、図示した以外の形状、構造となるものなども種
々公知となっているが、これらも勿論採用できるし、ま
た、チップホルダー3と一時的インキ溜め部材6とを一
部材にするようなこともできる。インキタンクとして交
換可能なものを使用することもできる。また、合成樹脂
射出成形部材71を得るにあたって、針体2や硬質部材72
を、インサート成形により同時に一体品として得ること
などもできる。硬質部材の全表面を合成樹脂射出成形部
品で覆うようにすることも可能である。また、弾撥部材
8を使用する一例を示したこともあって、「押圧体」と
表したが、押圧体7は、通常の小管式筆記具における錘
りのように自重を利用されるものとすることもできる。
(考案の効果) 合成樹脂射出成形部材は応力歪による変形を生じよう
とする。しかし、硬質部材がこの変形を阻止する。ま
た、硬質部材が内在することは、その分、合成樹脂射出
成形部材の肉厚を薄くする。肉厚が薄くなれば、応力歪
による変形の発生そのものも抑制できるし、同時に合成
樹脂射出成形部材の成形時の寸法バラツキも低減でき
る。それゆえ、このように、合成樹脂射出成形部材を外
側にして硬質部材が内在する押圧体の部分を一時的イン
キ溜め部材の連通路のところで満足させると、クリアラ
ンスが安定したものとなる。また、合成樹脂射出成形品
としての全体形状は容易に所望のものとできるので、そ
の他の部分における機能も有効に発揮できるものとな
る。従って、本考案の小管式筆記具は、容易に得られ
て、かつ、インキ吐出性品質に優れたものたることがで
きる。
とする。しかし、硬質部材がこの変形を阻止する。ま
た、硬質部材が内在することは、その分、合成樹脂射出
成形部材の肉厚を薄くする。肉厚が薄くなれば、応力歪
による変形の発生そのものも抑制できるし、同時に合成
樹脂射出成形部材の成形時の寸法バラツキも低減でき
る。それゆえ、このように、合成樹脂射出成形部材を外
側にして硬質部材が内在する押圧体の部分を一時的イン
キ溜め部材の連通路のところで満足させると、クリアラ
ンスが安定したものとなる。また、合成樹脂射出成形品
としての全体形状は容易に所望のものとできるので、そ
の他の部分における機能も有効に発揮できるものとな
る。従って、本考案の小管式筆記具は、容易に得られ
て、かつ、インキ吐出性品質に優れたものたることがで
きる。
第1図は本考案の一実施例を示す要部縦断面図、第2図
は他の一実施例を示す要部縦断面図。 1……小管、2……針体、3……チップホルダー、4…
…軸筒、5……インキタンク、6……一時的インキ溜め
部材、61……一時的インキ溜め溝、62……スリット、63
……連通路、64……貫通孔、7……押圧体、71……合成
樹脂射出成形部材、72……硬質部材、8……押圧部材、
9……環状弾性体。
は他の一実施例を示す要部縦断面図。 1……小管、2……針体、3……チップホルダー、4…
…軸筒、5……インキタンク、6……一時的インキ溜め
部材、61……一時的インキ溜め溝、62……スリット、63
……連通路、64……貫通孔、7……押圧体、71……合成
樹脂射出成形部材、72……硬質部材、8……押圧部材、
9……環状弾性体。
Claims (1)
- 【請求項1】小管とこの小管内を摺動する針体とをペン
先とし、縦断面櫛歯状の一時的インキ溜め溝とこの一時
的インキ溜め溝を連通するスリットとこのスリットとの
連通路を有する貫通孔とを有する一時的インキ溜め部材
を前記ペン先とインキタンクとの間に介在させてなり、
また、前記針体と固定した押圧体を前記一時的インキ溜
め部材の貫通孔に遊挿してなる小管式筆記具であって、
前記押圧体を合成樹脂射出成形部材と硬質部材とよりな
るものとし、また、前記押圧体の前記連通路に位置する
部分は、前記合成樹脂射出成形部材を外側にして前記硬
質部材が内在するものとしてなる小管式筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9020890U JPH0810531Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 小管式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9020890U JPH0810531Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 小管式筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0447576U JPH0447576U (ja) | 1992-04-22 |
| JPH0810531Y2 true JPH0810531Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31824765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9020890U Expired - Lifetime JPH0810531Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 小管式筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810531Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP9020890U patent/JPH0810531Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0447576U (ja) | 1992-04-22 |
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