JPH08105763A - 計器の指針軸受構造 - Google Patents
計器の指針軸受構造Info
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- JPH08105763A JPH08105763A JP23992294A JP23992294A JPH08105763A JP H08105763 A JPH08105763 A JP H08105763A JP 23992294 A JP23992294 A JP 23992294A JP 23992294 A JP23992294 A JP 23992294A JP H08105763 A JPH08105763 A JP H08105763A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 専用の軸受部材を用いることなく指針軸の摺
動円滑性が得られる軸受構造の提供を図る。 【構成】 コイル7を巻装するボビン4を、マグネット
ロータ2および指針軸3に対して径方向から組付ける下
ボビン5と上ボビン6とに分割し、下ボビン5に軸受溝
8,9を形成する一方、上ボビンにこの軸受8,9に嵌
合する軸受突起13,14を形成して、これら軸受溝
8,9と軸受突起13,14とで指針軸3を軸支してあ
る。
動円滑性が得られる軸受構造の提供を図る。 【構成】 コイル7を巻装するボビン4を、マグネット
ロータ2および指針軸3に対して径方向から組付ける下
ボビン5と上ボビン6とに分割し、下ボビン5に軸受溝
8,9を形成する一方、上ボビンにこの軸受8,9に嵌
合する軸受突起13,14を形成して、これら軸受溝
8,9と軸受突起13,14とで指針軸3を軸支してあ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車用計器とし
て用いられる計器の指針軸受構造に関し、とりわけ、コ
イルを巻装するボビンを2分割して、これをマグネット
ロータおよび指針軸に対して径方向から組付けて構成し
たムーブメントにおける指針軸受構造に関する。
て用いられる計器の指針軸受構造に関し、とりわけ、コ
イルを巻装するボビンを2分割して、これをマグネット
ロータおよび指針軸に対して径方向から組付けて構成し
たムーブメントにおける指針軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用計器の中には、例えば図7,8
に示すようにムーブメント20のボビン21を2分割し
て、ボビン22,23をマグネットロータ24と、該マ
グネットロータ24の中心を貫通して固着されて先端に
図外の指針を装着した指針軸25に対して径方向から組
付け、ボビン21にコイル26を巻装して構成したもの
が知られている。
に示すようにムーブメント20のボビン21を2分割し
て、ボビン22,23をマグネットロータ24と、該マ
グネットロータ24の中心を貫通して固着されて先端に
図外の指針を装着した指針軸25に対して径方向から組
付け、ボビン21にコイル26を巻装して構成したもの
が知られている。
【0003】これは、図9,10に示すムーブメント2
0のように、ボビン22,23の合わせ面に指針軸25
の半径よりも若干大きな半円形の軸受溝22a,23a
をそれぞれ形成し、これら軸受溝22a,23aを整合
して指針軸25を軸支するようにした場合、指針軸25
の摺動円内で軸受溝22a,23a間に段差AやバリB
が生じていると指針軸25の動作不良を誘発してしまう
ため、図7,8のようにボビン22,23の合わせ面の
指針軸25が挿通する部分に専用の軸受部材27,27
を装着して指針軸25の摺動円滑性を確保しようとした
ものである。
0のように、ボビン22,23の合わせ面に指針軸25
の半径よりも若干大きな半円形の軸受溝22a,23a
をそれぞれ形成し、これら軸受溝22a,23aを整合
して指針軸25を軸支するようにした場合、指針軸25
の摺動円内で軸受溝22a,23a間に段差AやバリB
が生じていると指針軸25の動作不良を誘発してしまう
ため、図7,8のようにボビン22,23の合わせ面の
指針軸25が挿通する部分に専用の軸受部材27,27
を装着して指針軸25の摺動円滑性を確保しようとした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ボビン22,23の合
わせ面の指針軸25が挿通する部分に専用の軸受部材2
7,27が必要となることからコスト的に不利となって
しまうことは免れない。
わせ面の指針軸25が挿通する部分に専用の軸受部材2
7,27が必要となることからコスト的に不利となって
しまうことは免れない。
【0005】また、ボビン21を貫通した指針軸25の
後端をスラスト方向で受ける面がないため、別のケース
部材28が必要となって該ケース部材28に指針軸25
の後端を受ける受容部28aを形成し、この受容部28
aにダンピング材であるシリコン29を充填して指針軸
25を制動するように構成する必要があるため、益々コ
スト的に不利となってしまうのみならず、ムーブメント
20が大型化してしまう不具合がある。
後端をスラスト方向で受ける面がないため、別のケース
部材28が必要となって該ケース部材28に指針軸25
の後端を受ける受容部28aを形成し、この受容部28
aにダンピング材であるシリコン29を充填して指針軸
25を制動するように構成する必要があるため、益々コ
スト的に不利となってしまうのみならず、ムーブメント
20が大型化してしまう不具合がある。
【0006】そこで、本発明は専用の軸受部材を用いる
ことなく指針軸をその摺動円滑性を保って軸支すること
ができる計器の指針軸受構造を提供するものである。
ことなく指針軸をその摺動円滑性を保って軸支すること
ができる計器の指針軸受構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、コ
イルを巻装するボビンを2分割して、マグネットロータ
および該マグネットロータの中心を貫通して固着した指
針軸に対して径方向から組付けた計器のムーブメントに
おいて、2分割した一方のボビンに軸受溝を形成し、他
方のボビンに該軸受溝に嵌合する軸受突起を形成して、
これら軸受溝と軸受突起とで指針軸を軸支してある。
イルを巻装するボビンを2分割して、マグネットロータ
および該マグネットロータの中心を貫通して固着した指
針軸に対して径方向から組付けた計器のムーブメントに
おいて、2分割した一方のボビンに軸受溝を形成し、他
方のボビンに該軸受溝に嵌合する軸受突起を形成して、
これら軸受溝と軸受突起とで指針軸を軸支してある。
【0008】請求項2にあっては、指針軸の後端を軸支
する軸受溝を閉止壁を有する袋溝状に形成して、指針軸
の後端をこの袋溝状の軸受溝と該軸受溝に嵌合する軸受
突起とで内包して軸支したことを特徴としている。
する軸受溝を閉止壁を有する袋溝状に形成して、指針軸
の後端をこの袋溝状の軸受溝と該軸受溝に嵌合する軸受
突起とで内包して軸支したことを特徴としている。
【0009】請求項3にあっては、2分割した一方のボ
ビンを一端が開口したボックス状に形成して、その対向
する一対の側壁に軸受溝を形成し、他方のボビンは前記
一方のボビンの開口を閉塞する端壁と、該一方のボビン
に内接嵌合する周壁とを備えて、該周壁に前記軸受溝に
対応して軸受突起を形成すると共に、該端壁の周縁に一
方のボビンの開口縁上に密接するフランジを形成したこ
とを特徴としている。
ビンを一端が開口したボックス状に形成して、その対向
する一対の側壁に軸受溝を形成し、他方のボビンは前記
一方のボビンの開口を閉塞する端壁と、該一方のボビン
に内接嵌合する周壁とを備えて、該周壁に前記軸受溝に
対応して軸受突起を形成すると共に、該端壁の周縁に一
方のボビンの開口縁上に密接するフランジを形成したこ
とを特徴としている。
【0010】請求項4にあっては、ボックス状に形成し
た一方のボビンの開口縁と、他方のボビンの端壁周縁に
形成したフランジに相互に係合する係止部を形成し、こ
れら係止部を係着してボビン同志を結合したことを特徴
としている。
た一方のボビンの開口縁と、他方のボビンの端壁周縁に
形成したフランジに相互に係合する係止部を形成し、こ
れら係止部を係着してボビン同志を結合したことを特徴
としている。
【0011】
【作用】請求項1によれば、2分割した一方のボビンに
形成した軸受溝に他方のボビンに形成した軸受突起を嵌
合して、これら軸受溝と軸受突起とで指針軸を軸支して
いるため、軸受溝と軸受突起との合わせ部分には段差を
生じることがなく、指針軸の摺動円滑性が確保される。
形成した軸受溝に他方のボビンに形成した軸受突起を嵌
合して、これら軸受溝と軸受突起とで指針軸を軸支して
いるため、軸受溝と軸受突起との合わせ部分には段差を
生じることがなく、指針軸の摺動円滑性が確保される。
【0012】請求項2によれば、2分割した一方のボビ
ンの軸受溝を閉止壁を有する袋溝状に形成して、この袋
溝状の軸受溝に他方のボビンの軸受突起を嵌合して指針
軸の後端を軸支するから、指針軸のスラスト方向の軸受
面が確保され、指針軸の後端を受ける別のケース部材を
不要とすることができてムーブメントの小型化を図るこ
とができる。
ンの軸受溝を閉止壁を有する袋溝状に形成して、この袋
溝状の軸受溝に他方のボビンの軸受突起を嵌合して指針
軸の後端を軸支するから、指針軸のスラスト方向の軸受
面が確保され、指針軸の後端を受ける別のケース部材を
不要とすることができてムーブメントの小型化を図るこ
とができる。
【0013】請求項3によれば、一方のボビンの開口よ
り他方のボビンの周壁を内接嵌合して組付けることによ
り、該周壁に設けた軸受突起と前記一方のボビンの側壁
に設けた軸受溝との嵌合のガイド作用が得られて、ボビ
ン同志の組付けを容易に行うことができると共に、前記
他方のボビンの端壁周縁のフランジが一方のボビンの開
口縁に密接することによって、軸受溝に対する軸受突起
の嵌合規制が行われ、軸受突起を定位置に組付けること
ができる。
り他方のボビンの周壁を内接嵌合して組付けることによ
り、該周壁に設けた軸受突起と前記一方のボビンの側壁
に設けた軸受溝との嵌合のガイド作用が得られて、ボビ
ン同志の組付けを容易に行うことができると共に、前記
他方のボビンの端壁周縁のフランジが一方のボビンの開
口縁に密接することによって、軸受溝に対する軸受突起
の嵌合規制が行われ、軸受突起を定位置に組付けること
ができる。
【0014】請求項4によれば、ボックス状に形成した
一方のボビンの開口縁と、他方のボビンの端壁周縁のフ
ランジとに設けた係止部を相互に係着することによっ
て、ボビン同志を確実に結合することができて品質感を
向上することができる。
一方のボビンの開口縁と、他方のボビンの端壁周縁のフ
ランジとに設けた係止部を相互に係着することによっ
て、ボビン同志を確実に結合することができて品質感を
向上することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【0016】図1〜5において、1は可動マグネット方
式の計器のムーブメントを示し、2はマグネットロー
タ、3はマグネットロータ2の中心部を貫通して固定
し、先端に図外の指針を装着した指針軸、4はマグネッ
トロータ2を収容し、指針軸3を回動自在に軸支する樹
脂製のボビンをそれぞれ示している。
式の計器のムーブメントを示し、2はマグネットロー
タ、3はマグネットロータ2の中心部を貫通して固定
し、先端に図外の指針を装着した指針軸、4はマグネッ
トロータ2を収容し、指針軸3を回動自在に軸支する樹
脂製のボビンをそれぞれ示している。
【0017】ボビン4は前記マグネットロータ2および
指針軸3に対して径方向から、即ち、本実施例では図1
の横向き配置したマグネットロータ2および指針軸3に
対して上下方向に組付けた下ボビン5と上ボビン6とに
2分割してあり、マグネットロータ2の周縁部と直交す
る如く下ボビン5の外周にコイル7を巻装してある。
指針軸3に対して径方向から、即ち、本実施例では図1
の横向き配置したマグネットロータ2および指針軸3に
対して上下方向に組付けた下ボビン5と上ボビン6とに
2分割してあり、マグネットロータ2の周縁部と直交す
る如く下ボビン5の外周にコイル7を巻装してある。
【0018】下ボビン5は上端が開口した略方形のボッ
クス上に形成してあり、対向する一対の側壁に軸受溝
8,9を上端縁から形成してあって、指針軸3の後端を
軸支する軸受溝9は閉止壁10を有する袋溝状に形成し
てある。
クス上に形成してあり、対向する一対の側壁に軸受溝
8,9を上端縁から形成してあって、指針軸3の後端を
軸支する軸受溝9は閉止壁10を有する袋溝状に形成し
てある。
【0019】上ボビン6は下ボビン5の開口を閉塞する
端壁11と、該下ボビン5に内接嵌合する周壁12とを
備え、この周壁12に前記軸受溝8,9に対応した位置
に、これら軸受溝8,9に嵌合する軸受突起13,14
を形成してあると共に、端壁11の周縁に下ボビン5の
開口縁上に密接するフランジ15を形成してある。
端壁11と、該下ボビン5に内接嵌合する周壁12とを
備え、この周壁12に前記軸受溝8,9に対応した位置
に、これら軸受溝8,9に嵌合する軸受突起13,14
を形成してあると共に、端壁11の周縁に下ボビン5の
開口縁上に密接するフランジ15を形成してある。
【0020】軸受溝8,9は溝底部近傍に軸受突起1
3,14の嵌合位置を規制する段部8a,9aを形成し
てある。
3,14の嵌合位置を規制する段部8a,9aを形成し
てある。
【0021】図3に示す例にあっては、軸受溝8,9の
溝底を円弧状に形成する一方、軸受突起13,14の端
面を平坦に形成して前記段部8a,9aに係止させ、こ
れら軸受溝8,9と軸受突起13,14とで指針軸3を
回動自在に軸支しているが、この他、図4に示すように
軸受溝8,9の溝底を軸受突起13,14の端面と同様
に平坦に形成し、該軸受突起13,14には段部8a,
9aに係止する段部13a,14aを形成して、これら
段部8a,9aと13a,14aとの係合により軸受突
起13,14の嵌合位置を規制し、軸受溝8,9と軸受
突起13,14とで形成される方形の空間部に指針軸3
を回動自在に軸支するようにしてもよい。
溝底を円弧状に形成する一方、軸受突起13,14の端
面を平坦に形成して前記段部8a,9aに係止させ、こ
れら軸受溝8,9と軸受突起13,14とで指針軸3を
回動自在に軸支しているが、この他、図4に示すように
軸受溝8,9の溝底を軸受突起13,14の端面と同様
に平坦に形成し、該軸受突起13,14には段部8a,
9aに係止する段部13a,14aを形成して、これら
段部8a,9aと13a,14aとの係合により軸受突
起13,14の嵌合位置を規制し、軸受溝8,9と軸受
突起13,14とで形成される方形の空間部に指針軸3
を回動自在に軸支するようにしてもよい。
【0022】下ボビン5と上ボビン6とは、下ボビン5
の開口縁および上ボビン6のフランジ15に相互に係合
する係止部16,17を形成し、これら係止部16,1
7を係着してボビン5,6同志を結合するようにしてい
る。
の開口縁および上ボビン6のフランジ15に相互に係合
する係止部16,17を形成し、これら係止部16,1
7を係着してボビン5,6同志を結合するようにしてい
る。
【0023】図2,5に示す例にあっては、下ボビン6
の係止部16を突片として形成する一方、上ボビン5の
係止部17を切欠溝として形成し、突片16と切欠溝1
7とを挿入係着した上で突片16の端末を切欠溝17縁
に溶着かしめして固定するようにしている。
の係止部16を突片として形成する一方、上ボビン5の
係止部17を切欠溝として形成し、突片16と切欠溝1
7とを挿入係着した上で突片16の端末を切欠溝17縁
に溶着かしめして固定するようにしている。
【0024】この他、図6に示すように下ボビン5の係
止部16を突片に替えてフック部として形成し、このフ
ック部16を上ボビン6の係止部としての切欠溝17に
挿入係着して固定するようにしてもよい。
止部16を突片に替えてフック部として形成し、このフ
ック部16を上ボビン6の係止部としての切欠溝17に
挿入係着して固定するようにしてもよい。
【0025】また、本実施例にあっては、下ボビン5の
マグネットロータ2の受容部に制動用のシリコン18を
充填してあるが、このシリコン18は場合によって指針
軸3の後端の軸受部分に充填するようにしてもよい。
マグネットロータ2の受容部に制動用のシリコン18を
充填してあるが、このシリコン18は場合によって指針
軸3の後端の軸受部分に充填するようにしてもよい。
【0026】以上の実施例構造によれば、ムーブメント
1は下ボビン5および上ボビン6をマグネットロータ2
と指針軸3に対して径方向から組付けて構成するが、そ
の際、下ボビン5の開口に上ボビン6の周壁12を内接
させて嵌合することにより、該周壁12に設けた軸受突
起13,14と下ボビン5に設けた軸受溝8,9との嵌
合のガイド作用が得られるから、これら下ボビン5と上
ボビン6との組付けを容易に行うことができる。
1は下ボビン5および上ボビン6をマグネットロータ2
と指針軸3に対して径方向から組付けて構成するが、そ
の際、下ボビン5の開口に上ボビン6の周壁12を内接
させて嵌合することにより、該周壁12に設けた軸受突
起13,14と下ボビン5に設けた軸受溝8,9との嵌
合のガイド作用が得られるから、これら下ボビン5と上
ボビン6との組付けを容易に行うことができる。
【0027】また、この際、上ボビン6の端壁11の周
壁のフランジ15が下ボビン5の開口縁に密接係合する
ことと、前記軸受突起13,14が軸受溝8,9の段部
8a,9aに係合することによって、軸受溝8,9に対
する軸受突起13,14の嵌合規制が行われ、軸受突起
13,14を定位置に組付けて指針軸3を適正に軸支す
ることができる。
壁のフランジ15が下ボビン5の開口縁に密接係合する
ことと、前記軸受突起13,14が軸受溝8,9の段部
8a,9aに係合することによって、軸受溝8,9に対
する軸受突起13,14の嵌合規制が行われ、軸受突起
13,14を定位置に組付けて指針軸3を適正に軸支す
ることができる。
【0028】ここで、軸受突起13,14はその端面を
平坦に形成してあるから、図3又は図4に示すように軸
受溝8,9と軸受突起13,14との合わせ部分に段差
を生じることはなく、また、これらの合わせ部分は指針
軸3から離間して該指針軸3と非接触の隅角部となるこ
とから、該隅角部にバリが生じてもバリが指針軸3に接
触するのを回避でき、専用の軸受部材を用いることなく
指針軸3の摺動円滑性を確保することができる。
平坦に形成してあるから、図3又は図4に示すように軸
受溝8,9と軸受突起13,14との合わせ部分に段差
を生じることはなく、また、これらの合わせ部分は指針
軸3から離間して該指針軸3と非接触の隅角部となるこ
とから、該隅角部にバリが生じてもバリが指針軸3に接
触するのを回避でき、専用の軸受部材を用いることなく
指針軸3の摺動円滑性を確保することができる。
【0029】更に、本実施例にあっては指針軸3の後端
を軸支する軸受溝9は閉止壁10を有する袋溝状に形成
し、この袋溝状の軸受溝9に軸受突起14を嵌合して指
針軸3の後端を軸支してあるから、指針軸3のスラスト
方向の軸受面が確保され、従来の如き別のケース部材を
不要とすることができてムーブメント1の小型化を実現
することができる。
を軸支する軸受溝9は閉止壁10を有する袋溝状に形成
し、この袋溝状の軸受溝9に軸受突起14を嵌合して指
針軸3の後端を軸支してあるから、指針軸3のスラスト
方向の軸受面が確保され、従来の如き別のケース部材を
不要とすることができてムーブメント1の小型化を実現
することができる。
【0030】なお、前記実施例ではコイル7の磁界と図
外の帰零スプリングもしくは帰零マグネットとのバラン
スによって指針を静止させる可動マグネット方式のムー
ブメントを例に採って説明したが、この他、クロスコイ
ル方式のムーブメント等にも適用して同等の効果を得る
ことができる。
外の帰零スプリングもしくは帰零マグネットとのバラン
スによって指針を静止させる可動マグネット方式のムー
ブメントを例に採って説明したが、この他、クロスコイ
ル方式のムーブメント等にも適用して同等の効果を得る
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。
奏せられる。
【0032】請求項1によれば、2分割した一方のボビ
ンに形成した軸受溝に他方のボビンに形成した軸受突起
を嵌合して、これら軸受溝と軸受突起とで指針軸を軸支
するため、軸受溝と軸受突起との合わせ部分には段差を
生じることがなく、従って、専用の軸受部材を用いなく
ても指針軸の摺動円滑性を確保することができ、部品点
数および組付け作業工数を削減してコストダウンに大き
く寄与することができる。
ンに形成した軸受溝に他方のボビンに形成した軸受突起
を嵌合して、これら軸受溝と軸受突起とで指針軸を軸支
するため、軸受溝と軸受突起との合わせ部分には段差を
生じることがなく、従って、専用の軸受部材を用いなく
ても指針軸の摺動円滑性を確保することができ、部品点
数および組付け作業工数を削減してコストダウンに大き
く寄与することができる。
【0033】請求項2によれば、指針軸の後端を軸支す
る軸受溝は閉止壁を有する袋溝状に形成して、指針軸の
後端をこの袋溝状の軸受溝と該軸受溝に嵌合した軸受突
起とで内包して軸支してあるから、指針軸のスラスト方
向の軸受面を確保できて別のケース部材を不要とするこ
とができ、従って、コスト的に有利に得られることは勿
論、ムーブメントの小型化を実現することができる。
る軸受溝は閉止壁を有する袋溝状に形成して、指針軸の
後端をこの袋溝状の軸受溝と該軸受溝に嵌合した軸受突
起とで内包して軸支してあるから、指針軸のスラスト方
向の軸受面を確保できて別のケース部材を不要とするこ
とができ、従って、コスト的に有利に得られることは勿
論、ムーブメントの小型化を実現することができる。
【0034】請求項3によれば、一方のボビンの開口よ
り他方のボビンの周壁を内接嵌合することによって、該
周壁に設けた軸受突起と一方のボビンの側壁に設けた軸
受溝との嵌合のガイド作用が得られるから、ボビン同志
の組付けを容易に行うことができる。
り他方のボビンの周壁を内接嵌合することによって、該
周壁に設けた軸受突起と一方のボビンの側壁に設けた軸
受溝との嵌合のガイド作用が得られるから、ボビン同志
の組付けを容易に行うことができる。
【0035】また、前記他方のボビンの端壁には一方の
ボビンの開口縁に密接係止するフランジを形成してある
ので、これらボビンの組付け時に軸受溝に対する軸受突
起の嵌合規制を行えて軸受突起を定位置に組付けること
ができ、指針軸を適正に軸支することができる。
ボビンの開口縁に密接係止するフランジを形成してある
ので、これらボビンの組付け時に軸受溝に対する軸受突
起の嵌合規制を行えて軸受突起を定位置に組付けること
ができ、指針軸を適正に軸支することができる。
【0036】請求項4によれば、ボックス状に形成した
一方のボビンの開口縁と、他方のボビンの端壁周縁のフ
ランジとに設けた係止部を相互に係着することによっ
て、ボビン同志を確実に結合することができるから品質
感を更に向上することができる。
一方のボビンの開口縁と、他方のボビンの端壁周縁のフ
ランジとに設けた係止部を相互に係着することによっ
て、ボビン同志を確実に結合することができるから品質
感を更に向上することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】同実施例の分解斜視図。
【図3】同実施例の軸受部分を示す拡大断面図。
【図4】軸受部分の異なる例を示す拡大断面図。
【図5】ボビン同志の結合部分を示す側面図。
【図6】ボビン同志の結合手段の異なる例を示す側面
図。
図。
【図7】従来の構造を示す断面図。
【図8】同従来の構造の分解斜視図。
【図9】従来の構造の異なる例を示す平面図。
【図10】図9に示した構造の軸受部分の拡大図。
1 ムーブメント 2 マグネットロータ 3 指針軸 4 ボビン 5 一方のボビン 6 他方のボビン 7 コイル 8,9 軸受溝 13,14 軸受突起
Claims (4)
- 【請求項1】 コイルを巻装するボビンを2分割して、
マグネットロータおよび該マグネットロータの中心を貫
通して固着した指針軸に対して径方向から組付けた計器
のムーブメントにおいて、2分割した一方のボビンに軸
受溝を形成し、他方のボビンに該軸受溝に嵌合する軸受
突起を形成して、これら軸受溝と軸受突起とで指針軸を
軸支したことを特徴とする計器の指針軸受構造。 - 【請求項2】 指針軸の後端を軸支する軸受溝を閉止壁
を有する袋溝状に形成して、指針軸の後端をこの袋溝状
の軸受溝と該軸受溝に嵌合する軸受突起とで内包して軸
支したことを特徴とする請求項1記載の計器の指針軸受
構造。 - 【請求項3】 一方のボビンを一端が開口したボックス
状に形成して、その対向する一対の側壁に軸受溝を形成
し、他方のボビンは前記一方のボビンの開口を閉塞する
端壁と、該一方のボビンに内接嵌合する周壁とを備え
て、該周壁に前記軸受溝に対応して軸受突起を形成する
と共に、該端壁の周縁に一方のボビンの開口縁上に密接
するフランジを形成したことを特徴とする請求項1.2
の何れかに記載の計器の指針軸受構造。 - 【請求項4】 一方のボビンの開口縁と、他方のボビン
のフランジ(15)に相互に係合する係止部を形成し、
これら係止部を係着してボビン同志を結合したことを特
徴とする請求項3記載の計器の指針軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23992294A JPH08105763A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 計器の指針軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23992294A JPH08105763A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 計器の指針軸受構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105763A true JPH08105763A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17051847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23992294A Pending JPH08105763A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 計器の指針軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105763A (ja) |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP23992294A patent/JPH08105763A/ja active Pending
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