JPH08105771A - 水道メータ - Google Patents
水道メータInfo
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- JPH08105771A JPH08105771A JP24323994A JP24323994A JPH08105771A JP H08105771 A JPH08105771 A JP H08105771A JP 24323994 A JP24323994 A JP 24323994A JP 24323994 A JP24323994 A JP 24323994A JP H08105771 A JPH08105771 A JP H08105771A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピーク器差の発生を抑制すると同時に、微流
量域での羽根車の回転効率を向上させて微流器差を小さ
くし、高感度な水道メータを提供すること。 【構成】 両端に流出入口1,2を有する外箱ケース3
内に、指示機構を収納した上インナケース及び羽根車を
回転自在に軸支して計量室を形成した下インナケース
7’を格納し、外箱ケース3内へ流入した水を下インナ
ケース7’に流入させ、計量室の羽根車を回転させるこ
とにより、その羽根車の回転を指示機構に伝達して流量
を計量して指標する水道メータにおいて、前記下インナ
ケース7’の下部周壁部の円周等配位置に、内周面での
矩形開口部の縦横比が約1対0.6を有する4個の入水
通路12’を設ける。
量域での羽根車の回転効率を向上させて微流器差を小さ
くし、高感度な水道メータを提供すること。 【構成】 両端に流出入口1,2を有する外箱ケース3
内に、指示機構を収納した上インナケース及び羽根車を
回転自在に軸支して計量室を形成した下インナケース
7’を格納し、外箱ケース3内へ流入した水を下インナ
ケース7’に流入させ、計量室の羽根車を回転させるこ
とにより、その羽根車の回転を指示機構に伝達して流量
を計量して指標する水道メータにおいて、前記下インナ
ケース7’の下部周壁部の円周等配位置に、内周面での
矩形開口部の縦横比が約1対0.6を有する4個の入水
通路12’を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水道メータに関し、詳し
くは、複箱式水道メータに内蔵される下インナケースの
構造に関する。
くは、複箱式水道メータに内蔵される下インナケースの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複箱式水道メータは、図6及び
図7に示すような構造のものが一般的である。同図に示
すように両端に流入口1と流出口2とを有する外箱ケー
ス3〔下ケース〕内に、指示機構4を収納した上インナ
ケース5、及び羽根車6を回転自在に軸支して計量室を
形成した下インナケース7を格納する。この下インナケ
ース7は、外箱ケース3の流入側と流出側とを仕切る仕
切り壁部8の開口孔を閉塞するように嵌合させた状態で
装着され、その上部に上インナケース5が下インナケー
ス7の上面開口部を塞ぐように嵌合させた状態で装着さ
れる。尚、図中、9は外箱ケース〔上ケース〕、10は
上ケースに開閉自在に装着された蓋体である。
図7に示すような構造のものが一般的である。同図に示
すように両端に流入口1と流出口2とを有する外箱ケー
ス3〔下ケース〕内に、指示機構4を収納した上インナ
ケース5、及び羽根車6を回転自在に軸支して計量室を
形成した下インナケース7を格納する。この下インナケ
ース7は、外箱ケース3の流入側と流出側とを仕切る仕
切り壁部8の開口孔を閉塞するように嵌合させた状態で
装着され、その上部に上インナケース5が下インナケー
ス7の上面開口部を塞ぐように嵌合させた状態で装着さ
れる。尚、図中、9は外箱ケース〔上ケース〕、10は
上ケースに開閉自在に装着された蓋体である。
【0003】前記下インナケース7は、その底部中央に
ピボット11が植設され、そのピボット11にプラスチ
ック等の合成樹脂製の羽根車6を回転自在に軸支して計
量室を形成する。下インナケース7の下部周壁部の円周
等配位置に、外箱ケース3の流入側から下インナケース
7の計量室へ水を流入させるため、通常8個の入水通路
12を形成する〔図8参照〕。また、下インナケース7
の上部周壁部の円周等配位置に、前記計量室から外箱ケ
ース3の流出側へ水を流出させるため、前記入水通路1
2より少ない3又は4個の出水通路13を形成する。
ピボット11が植設され、そのピボット11にプラスチ
ック等の合成樹脂製の羽根車6を回転自在に軸支して計
量室を形成する。下インナケース7の下部周壁部の円周
等配位置に、外箱ケース3の流入側から下インナケース
7の計量室へ水を流入させるため、通常8個の入水通路
12を形成する〔図8参照〕。また、下インナケース7
の上部周壁部の円周等配位置に、前記計量室から外箱ケ
ース3の流出側へ水を流出させるため、前記入水通路1
2より少ない3又は4個の出水通路13を形成する。
【0004】また、前記羽根車6のピボット11に軸支
された中心軸上部にマグネット14を装着し、このマグ
ネット14により上インナケース5内に収納された指示
機構4を非接触で駆動させ、羽根車6の回転を指示機構
4に伝達する。尚、前記上インナケース5と指示機構4
との間には防磁リング15を介設する。
された中心軸上部にマグネット14を装着し、このマグ
ネット14により上インナケース5内に収納された指示
機構4を非接触で駆動させ、羽根車6の回転を指示機構
4に伝達する。尚、前記上インナケース5と指示機構4
との間には防磁リング15を介設する。
【0005】この水道メータでは、流入口1からの水が
下インナケース7の下部周壁部にある入水通路12から
流入してその流入量に応じて計量室内の羽根車6を回転
させながら、上部周壁部にある出水通路13から流出し
て流出口2に達する。この羽根車6の回転が、マグネッ
ト14を介して非接触で連結された上インナケース5内
の指示機構4に伝達され、前記羽根車6の回転に応じた
流量を前記指示機構4が指標する。
下インナケース7の下部周壁部にある入水通路12から
流入してその流入量に応じて計量室内の羽根車6を回転
させながら、上部周壁部にある出水通路13から流出し
て流出口2に達する。この羽根車6の回転が、マグネッ
ト14を介して非接触で連結された上インナケース5内
の指示機構4に伝達され、前記羽根車6の回転に応じた
流量を前記指示機構4が指標する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記水道メ
ータでは高感度対応という目的から、流水を羽根車6の
外周先端に効率よく噴流させるため、図8に示すように
下インナケース7の入水通路12の横断面形状を、前記
羽根車6の外周先端にほぼ接線方向となるように角錐形
状となるように設計している。この入水通路12の角錐
形状を適宜設計することにより、乱流域から層流域へ移
行する途中の変化領域で発生するピーク器差を抑制し、
高感度な水道メータを実現するようにしている。
ータでは高感度対応という目的から、流水を羽根車6の
外周先端に効率よく噴流させるため、図8に示すように
下インナケース7の入水通路12の横断面形状を、前記
羽根車6の外周先端にほぼ接線方向となるように角錐形
状となるように設計している。この入水通路12の角錐
形状を適宜設計することにより、乱流域から層流域へ移
行する途中の変化領域で発生するピーク器差を抑制し、
高感度な水道メータを実現するようにしている。
【0007】しかしながら、高感度な水道メータを実現
するための要件としては、前記ピーク器差の他に、微流
量域での羽根車6の回転効率を考慮する必要があり、こ
の点を改善するための手段として、本出願人は下インナ
ケース7の入水通路12の個数に着目した。この入水通
路12の個数については、従来から現在に至るまで8個
という設計が世界的にも採用されて技術的な常識となっ
ているが、これは従来からの慣例によるもので、必ずし
も適正なものであるとは限らないというのが現状であ
る。
するための要件としては、前記ピーク器差の他に、微流
量域での羽根車6の回転効率を考慮する必要があり、こ
の点を改善するための手段として、本出願人は下インナ
ケース7の入水通路12の個数に着目した。この入水通
路12の個数については、従来から現在に至るまで8個
という設計が世界的にも採用されて技術的な常識となっ
ているが、これは従来からの慣例によるもので、必ずし
も適正なものであるとは限らないというのが現状であ
る。
【0008】本発明は、前記ピーク器差の発生を抑制す
ると同時に、微流量域での羽根車の回転効率を向上させ
て微流器差を小さくし、高感度な水道メータを提供する
ことを目的とする。
ると同時に、微流量域での羽根車の回転効率を向上させ
て微流器差を小さくし、高感度な水道メータを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、両端に流出入口を有す
る外箱ケース内に、指示機構を収納した上インナケース
及び羽根車を回転自在に軸支して計量室を形成した下イ
ンナケースを格納し、外箱ケース内へ流入した水を下イ
ンナケースに流入させ、計量室の羽根車を回転させるこ
とにより、その羽根車の回転を指示機構に伝達して流量
を計量して指標する水道メータにおいて、前記下インナ
ケースの下部周壁部の円周等配位置に3乃至5個の入水
通路を設けたことを特徴とする。
の技術的手段として、本発明は、両端に流出入口を有す
る外箱ケース内に、指示機構を収納した上インナケース
及び羽根車を回転自在に軸支して計量室を形成した下イ
ンナケースを格納し、外箱ケース内へ流入した水を下イ
ンナケースに流入させ、計量室の羽根車を回転させるこ
とにより、その羽根車の回転を指示機構に伝達して流量
を計量して指標する水道メータにおいて、前記下インナ
ケースの下部周壁部の円周等配位置に3乃至5個の入水
通路を設けたことを特徴とする。
【0010】尚、本発明では、前記下インナケースの下
部周壁部の円周等配位置に、内周面での矩形開口部の縦
横比が約1対0.6を有する4個の入水通路を設けるこ
とが望ましく、また、前記下インナケースの中間部周壁
部にその周方向に沿って環状突部を形成すると共に羽根
車の外径を前記環状突部の内径より若干小さくすること
が可能である。
部周壁部の円周等配位置に、内周面での矩形開口部の縦
横比が約1対0.6を有する4個の入水通路を設けるこ
とが望ましく、また、前記下インナケースの中間部周壁
部にその周方向に沿って環状突部を形成すると共に羽根
車の外径を前記環状突部の内径より若干小さくすること
が可能である。
【0011】
【作用】本発明に係る水道メータでは、下インナケース
の下部周壁部の円周等配位置に3乃至5個の入水通路、
特に内周面での矩形開口部の縦横比が約1対0.6を有
する4個の入水通路を設けると、乱流域から層流域へ移
行する途中の変化領域で発生するピーク器差を抑制する
と同時に、微流量域での羽根車の回転効率を良くして微
流器差を小さくする。
の下部周壁部の円周等配位置に3乃至5個の入水通路、
特に内周面での矩形開口部の縦横比が約1対0.6を有
する4個の入水通路を設けると、乱流域から層流域へ移
行する途中の変化領域で発生するピーク器差を抑制する
と同時に、微流量域での羽根車の回転効率を良くして微
流器差を小さくする。
【0012】また、前記下インナケースの中間部周壁部
にその周方向に沿って環状突部を形成すると共に羽根車
の外径を前記環状突部の内径より若干小さくすると、前
記環状突部が堰止め作用と計量室中心方向への誘導案内
作用を呈して良好な感度を保持すると共に、前記羽根車
の外径を小さくしたことにより、下インナケースの内周
壁面と羽根車との隙間を大きくするので、乱流域から層
流域へ移行する途中の変化領域での計量感度を若干鈍ら
せてピーク器差の発生を抑制する。
にその周方向に沿って環状突部を形成すると共に羽根車
の外径を前記環状突部の内径より若干小さくすると、前
記環状突部が堰止め作用と計量室中心方向への誘導案内
作用を呈して良好な感度を保持すると共に、前記羽根車
の外径を小さくしたことにより、下インナケースの内周
壁面と羽根車との隙間を大きくするので、乱流域から層
流域へ移行する途中の変化領域での計量感度を若干鈍ら
せてピーク器差の発生を抑制する。
【0013】
【実施例】本発明に係る水道メータの実施例を図1乃至
図5に示して説明する。尚、図6乃至図8と同一又は相
当部分には同一参照符号を付して重複説明は省略する。
図5に示して説明する。尚、図6乃至図8と同一又は相
当部分には同一参照符号を付して重複説明は省略する。
【0014】本発明の特徴は、下インナケース7’の下
部周壁部の円周等配位置に設ける入水通路12’の個数
にある。即ち、前記下インナケース7’の上部周壁部に
設けられた3又は4個の出水通路13とほぼ同数の3乃
至5個の入水通路12’、特に、前記下インナケース
7’の内周面での矩形開口部の縦横比が約1対0.6を
有する4個の入水通路12’を設ける。図1は4個の入
水通路12’を、図2(a)は3個の入水通路12''を
設けた下インナケース7''、図2(b)は5個の入水通
路12''' を設けた下インナケース7''' をそれぞれ示
す。尚、以下の実施例では、図1の4個の入水通路1
2’を形成した場合について説明する。
部周壁部の円周等配位置に設ける入水通路12’の個数
にある。即ち、前記下インナケース7’の上部周壁部に
設けられた3又は4個の出水通路13とほぼ同数の3乃
至5個の入水通路12’、特に、前記下インナケース
7’の内周面での矩形開口部の縦横比が約1対0.6を
有する4個の入水通路12’を設ける。図1は4個の入
水通路12’を、図2(a)は3個の入水通路12''を
設けた下インナケース7''、図2(b)は5個の入水通
路12''' を設けた下インナケース7''' をそれぞれ示
す。尚、以下の実施例では、図1の4個の入水通路1
2’を形成した場合について説明する。
【0015】ここで、入水通路の断面積をそのままにし
てその個数を従来品〔8個の入水通路12〕より単に減
少させたのでは、羽根車6の回転数が著しく増大し、入
水通路での使用最大流量(Qmax )が大きく減少するお
それがある。そこで、前記使用最大流量(Qmax )を従
来品と同等以上とし、入水通路の容量が所定値となるよ
うにその断面積を従来品のほぼ二倍近くに設定する。
てその個数を従来品〔8個の入水通路12〕より単に減
少させたのでは、羽根車6の回転数が著しく増大し、入
水通路での使用最大流量(Qmax )が大きく減少するお
それがある。そこで、前記使用最大流量(Qmax )を従
来品と同等以上とし、入水通路の容量が所定値となるよ
うにその断面積を従来品のほぼ二倍近くに設定する。
【0016】この場合、入水通路12’の矩形開口部の
縦横比によって器差が変化するので、前述したように前
記縦横比a対bを約1対0.6とすることが好ましい
〔図3参照〕。この入水通路12’の開口部の縦が1で
あるのに対して横が0.6より小さいと、乱流域から層
流域へ移行する途中の変化領域付近でピーク器差が発生
しやすくなる。また逆に、前記開口部の縦が1であるの
に対して横が0.6より大きいと、器差の平坦性を損な
う傾向が見られ、ともに不適である。
縦横比によって器差が変化するので、前述したように前
記縦横比a対bを約1対0.6とすることが好ましい
〔図3参照〕。この入水通路12’の開口部の縦が1で
あるのに対して横が0.6より小さいと、乱流域から層
流域へ移行する途中の変化領域付近でピーク器差が発生
しやすくなる。また逆に、前記開口部の縦が1であるの
に対して横が0.6より大きいと、器差の平坦性を損な
う傾向が見られ、ともに不適である。
【0017】また、本発明では、図4に示すように下イ
ンナケース7’において、入水通路12’が設けられた
下部周壁部と出水通路13が設けられた上部周壁部の間
に位置する中間部周壁部に、その周方向に沿って環状突
部16を形成すると共に、羽根車6の外径を前記環状突
部16の内径より若干小さくする。
ンナケース7’において、入水通路12’が設けられた
下部周壁部と出水通路13が設けられた上部周壁部の間
に位置する中間部周壁部に、その周方向に沿って環状突
部16を形成すると共に、羽根車6の外径を前記環状突
部16の内径より若干小さくする。
【0018】これにより、下インナケース7’の入水通
路12’から流入した水が出水通路13へ移行する際、
前記環状突部16が堰止め作用と計量室中心方向への誘
導案内作用を呈して良好な感度を保持すると共に、前記
羽根車6の外径を小さくしたことにより、下インナケー
ス7’の内周壁面と羽根車6との隙間を従来品よりも大
きくしているので、乱流域から層流域へ移行する途中の
変化領域での計量感度を若干鈍らせてピーク器差の発生
を抑制する。
路12’から流入した水が出水通路13へ移行する際、
前記環状突部16が堰止め作用と計量室中心方向への誘
導案内作用を呈して良好な感度を保持すると共に、前記
羽根車6の外径を小さくしたことにより、下インナケー
ス7’の内周壁面と羽根車6との隙間を従来品よりも大
きくしているので、乱流域から層流域へ移行する途中の
変化領域での計量感度を若干鈍らせてピーク器差の発生
を抑制する。
【0019】本発明品アは、図5に示すように水道メー
タとして要求される器差が高感度であると同時に、大流
域における器差の平坦性も十分に確保されている。ま
た、入水通路12’を従来品イよりも大きく開口させた
から、羽根車6の外径を若干小さくしても、その羽根車
6の先端に流水の回転力が十分に作用し得るので、乱流
域から層流域へ移行する途中の変化領域でピーク器差の
発生を抑制し得る結果が得られた。また、下インナケー
ス7’の内周壁面と羽根車6との隙間が大きく設定され
ているため、微流域においては前記隙間での流水の層流
抵抗による器差の劣化が減少し、適正な器差を保持して
いる。
タとして要求される器差が高感度であると同時に、大流
域における器差の平坦性も十分に確保されている。ま
た、入水通路12’を従来品イよりも大きく開口させた
から、羽根車6の外径を若干小さくしても、その羽根車
6の先端に流水の回転力が十分に作用し得るので、乱流
域から層流域へ移行する途中の変化領域でピーク器差の
発生を抑制し得る結果が得られた。また、下インナケー
ス7’の内周壁面と羽根車6との隙間が大きく設定され
ているため、微流域においては前記隙間での流水の層流
抵抗による器差の劣化が減少し、適正な器差を保持して
いる。
【0020】ところで、国際規格(ISO)として規定
されているものは口径別に、Qmin、Qt 、Qmax で示
す流量の値によりクラスA、B、Cの三つの計量等級に
分けられ、Qmin からQt の範囲は±5%、Qt からQ
max の範囲は±2%と横T字形状になるように最大許容
誤差(器差範囲)が決められており、クラスC規格のも
のがQmin 、Qt の値が最も小さく高精度、高感度の水
道メータに対応している。これに対して、上記実施例の
水道メータは推測式(羽根車式)でマグネットカップリ
ングを用いた乾式指示機構を具備した複箱式水道メータ
であり、最も多く使用される口径15mmで上記タイプの
場合、従来品イではISOクラスC規格をクリアするこ
とが困難であったが、本発明品アでは、流量Qmin で要
求される±5%の器差範囲において、器差の実測値が十
分規格をクリアすることが明白となった。
されているものは口径別に、Qmin、Qt 、Qmax で示
す流量の値によりクラスA、B、Cの三つの計量等級に
分けられ、Qmin からQt の範囲は±5%、Qt からQ
max の範囲は±2%と横T字形状になるように最大許容
誤差(器差範囲)が決められており、クラスC規格のも
のがQmin 、Qt の値が最も小さく高精度、高感度の水
道メータに対応している。これに対して、上記実施例の
水道メータは推測式(羽根車式)でマグネットカップリ
ングを用いた乾式指示機構を具備した複箱式水道メータ
であり、最も多く使用される口径15mmで上記タイプの
場合、従来品イではISOクラスC規格をクリアするこ
とが困難であったが、本発明品アでは、流量Qmin で要
求される±5%の器差範囲において、器差の実測値が十
分規格をクリアすることが明白となった。
【0021】この水道メータでは、下インナケース7’
の下部周壁部の円周等配位置に、内周面での矩形開口部
の縦横比a対bが約1対0.6を有する4個の入水通路
12’を設けた点と、下インナケース7’の中間部周壁
部にその周方向に沿って環状突部16を形成すると共に
羽根車6の外径を前記環状突部16の内径より若干小さ
くした点との相乗作用により、乱流域から層流域へ移行
する途中の変化領域で発生するピーク器差を抑制すると
同時に、微流量域での羽根車6の回転効率を良くして微
流器差を小さくすることが実現される。
の下部周壁部の円周等配位置に、内周面での矩形開口部
の縦横比a対bが約1対0.6を有する4個の入水通路
12’を設けた点と、下インナケース7’の中間部周壁
部にその周方向に沿って環状突部16を形成すると共に
羽根車6の外径を前記環状突部16の内径より若干小さ
くした点との相乗作用により、乱流域から層流域へ移行
する途中の変化領域で発生するピーク器差を抑制すると
同時に、微流量域での羽根車6の回転効率を良くして微
流器差を小さくすることが実現される。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、下インナケースの下部
周壁部の円周等配位置に3乃至5個の入水通路、特に内
周面での矩形開口部の縦横比が約1対0.6を有する4
個の入水通路を設けたことにより、乱流域から層流域へ
移行する途中の変化領域でのピーク器差を抑制できると
共に微流量域での微流器差も小さくすることができ、高
感度な水道メータを容易に実現することができる。ま
た、金型構造も従来品と比較して簡単になるため精度向
上及びコスト低減化を図れる。更に、前記下インナケー
スの中間部周壁部にその周方向に沿って環状突部を形成
すると共に羽根車の外径を前記環状突部の内径より若干
小さくすれば、水道メータの感度向上をより一層図るこ
とができる。
周壁部の円周等配位置に3乃至5個の入水通路、特に内
周面での矩形開口部の縦横比が約1対0.6を有する4
個の入水通路を設けたことにより、乱流域から層流域へ
移行する途中の変化領域でのピーク器差を抑制できると
共に微流量域での微流器差も小さくすることができ、高
感度な水道メータを容易に実現することができる。ま
た、金型構造も従来品と比較して簡単になるため精度向
上及びコスト低減化を図れる。更に、前記下インナケー
スの中間部周壁部にその周方向に沿って環状突部を形成
すると共に羽根車の外径を前記環状突部の内径より若干
小さくすれば、水道メータの感度向上をより一層図るこ
とができる。
【図1】本発明に係る水道メータの実施例を説明するた
めのもので、下インナケースを示す断面図
めのもので、下インナケースを示す断面図
【図2】(a)は3個の入水通路を形成した下インナケ
ースを示す断面図、(b)は5個の入水通路を形成した
下インナケースを示す断面図
ースを示す断面図、(b)は5個の入水通路を形成した
下インナケースを示す断面図
【図3】図1の下インナケースを示す斜視図
【図4】中間部周壁部に環状突部を形成した下インナケ
ースと上インナケースを示す部分断面を含む正面図
ースと上インナケースを示す部分断面を含む正面図
【図5】本発明品と従来品とを比較した器差特性図
【図6】複箱式水道メータの具体的な構造例を示す部分
断面を含む正面図
断面を含む正面図
【図7】上インナケース、下インナケース、羽根車及び
指示機構を含む構成要素を示す組立分解斜視図
指示機構を含む構成要素を示す組立分解斜視図
【図8】従来の水道メータで使用される下インナケース
を示す断面図
を示す断面図
1 流入口 2 流出口 3 外箱ケース 4 指示機構 5 上インナケース 6 羽根車 7’ 下インナケース 12’ 入水通路 16 環状突部
Claims (3)
- 【請求項1】 両端に流出入口を有する外箱ケース内
に、指示機構を収納した上インナケース及び羽根車を回
転自在に軸支して計量室を形成した下インナケースを格
納し、外箱ケース内へ流入した水を下インナケースに流
入させ、計量室の羽根車を回転させることにより、その
羽根車の回転を指示機構に伝達して流量を計量して指標
する水道メータにおいて、前記下インナケースの下部周
壁部の円周等配位置に3乃至5個の入水通路を設けたこ
とを特徴とする水道メータ。 - 【請求項2】 前記下インナケースの下部周壁部の円周
等配位置に、内周面での矩形開口部の縦横比が約1対
0.6を有する4個の入水通路を設けたことを特徴する
請求項1記載の水道メータ。 - 【請求項3】 前記下インナケースの中間部周壁部にそ
の周方向に沿って環状突部を形成すると共に羽根車の外
径を前記環状突部の内径より若干小さくしたことを特徴
とする請求項1又は2記載の水道メータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24323994A JPH08105771A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 水道メータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24323994A JPH08105771A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 水道メータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105771A true JPH08105771A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17100916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24323994A Withdrawn JPH08105771A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 水道メータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105771A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009244062A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 水道メータ及び水道メータ用インナーケース |
| CN120907619A (zh) * | 2025-07-30 | 2025-11-07 | 宁波水表(集团)股份有限公司 | 一种湿式水表机芯 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24323994A patent/JPH08105771A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009244062A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 水道メータ及び水道メータ用インナーケース |
| CN120907619A (zh) * | 2025-07-30 | 2025-11-07 | 宁波水表(集团)股份有限公司 | 一种湿式水表机芯 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |