JPH08105885A - 血液凝固促進剤、血液凝固促進方法及びその血液検査容器 - Google Patents
血液凝固促進剤、血液凝固促進方法及びその血液検査容器Info
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- JPH08105885A JPH08105885A JP6241528A JP24152894A JPH08105885A JP H08105885 A JPH08105885 A JP H08105885A JP 6241528 A JP6241528 A JP 6241528A JP 24152894 A JP24152894 A JP 24152894A JP H08105885 A JPH08105885 A JP H08105885A
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- blood coagulation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 実質的に血液凝固活性及び血清化学的検査に
影響を与えることがなく、しかもそれ自体が血液凝固促
進作用をも有する抗菌性組成物を含む血液凝固促進剤を
提供する。 【構成】 担体に抗菌性金属を担持させてなり、血液に
対して実質的に不溶性である抗菌性組成物を含有する血
液凝固促進剤。
影響を与えることがなく、しかもそれ自体が血液凝固促
進作用をも有する抗菌性組成物を含む血液凝固促進剤を
提供する。 【構成】 担体に抗菌性金属を担持させてなり、血液に
対して実質的に不溶性である抗菌性組成物を含有する血
液凝固促進剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液検体を検査する臨
床検査分野において、より詳しくは、血液検体を凝固さ
せ、遠心分離等によって血清成分を分離する工程におい
て、血液の凝固時間を短縮するために用いる血液凝固促
進剤、血液凝固促進方法及びその血液検査容器に関す
る。
床検査分野において、より詳しくは、血液検体を凝固さ
せ、遠心分離等によって血清成分を分離する工程におい
て、血液の凝固時間を短縮するために用いる血液凝固促
進剤、血液凝固促進方法及びその血液検査容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、検査技術の進歩に伴って、化学的
検査、免疫血清学的検査、血液学的検査等の血液検査は
著しく機械化が進み、適切な前処理を施した検体さえ用
意できれば短時間のうちに検査が可能となり、例えば、
外来患者が来院したその場で検査結果に基づいた医師の
診断を得ることができるようになり、疾病の診断の迅速
化に大きく貢献している。
検査、免疫血清学的検査、血液学的検査等の血液検査は
著しく機械化が進み、適切な前処理を施した検体さえ用
意できれば短時間のうちに検査が可能となり、例えば、
外来患者が来院したその場で検査結果に基づいた医師の
診断を得ることができるようになり、疾病の診断の迅速
化に大きく貢献している。
【0003】このうち血液学的検査における前処理は、
抗凝固剤と血液との充分な混和のみで充分であり、さほ
ど時間を要するものではなく、直ちに測定装置にセット
できる。しかし、化学的検査又は免疫血清学的検査にお
いては、必要な血清を得るためには、いったん血液を凝
固させ、しかる後に遠心分離等によって血清成分を分取
しなければならず、少なからず時間を要するものであ
る。従って、検体の前処理から測定結果を得るまでの検
査の全工程の所要時間を短縮するためには、単に分析工
程の機械化がなされるだけでは不充分であり、血清の分
取時間も短縮されなければならない。
抗凝固剤と血液との充分な混和のみで充分であり、さほ
ど時間を要するものではなく、直ちに測定装置にセット
できる。しかし、化学的検査又は免疫血清学的検査にお
いては、必要な血清を得るためには、いったん血液を凝
固させ、しかる後に遠心分離等によって血清成分を分取
しなければならず、少なからず時間を要するものであ
る。従って、検体の前処理から測定結果を得るまでの検
査の全工程の所要時間を短縮するためには、単に分析工
程の機械化がなされるだけでは不充分であり、血清の分
取時間も短縮されなければならない。
【0004】ところで、検査に使用する血液を収容し、
凝固を行わしめ、遠心分離によって血清を分離するため
に用いる血液検査用容器として、従来はガラス製容器が
多用されていた。しかし、このものは機械的衝撃に弱
く、破損した場合には流出し又は飛散した血液検体によ
る感染のおそれがあり、また再度の採血による患者の負
担増等の問題もあって、近年、プラスチック製容器の占
める割合が増加している。
凝固を行わしめ、遠心分離によって血清を分離するため
に用いる血液検査用容器として、従来はガラス製容器が
多用されていた。しかし、このものは機械的衝撃に弱
く、破損した場合には流出し又は飛散した血液検体によ
る感染のおそれがあり、また再度の採血による患者の負
担増等の問題もあって、近年、プラスチック製容器の占
める割合が増加している。
【0005】しかしながら、プラスチック製容器は、血
液凝固第XII因子、第XI因子等の活性化力が乏し
く、そのままではガラス製品に比べて血液凝固に格段に
長い時間を要するので実用的ではない。そこで、特開昭
58−195151号公報に開示されているように、ガ
ラス、カオリン、ベントナイト、シリカ、セライト等の
鉱物質;エラグ酸等の血液凝固促進性を有する物質の微
粉末を、予め血液検査用容器の内壁面に塗布するか、又
は、特開昭58−105064号公報に開示されている
ように、血液に実質的に不溶性かつ化学的に不活性な不
織布、プラスチックシート等の担体に上述の微粉末を担
持させたものを容器内に収容すること等が行われ、血液
凝固時間の短縮が図られている。
液凝固第XII因子、第XI因子等の活性化力が乏し
く、そのままではガラス製品に比べて血液凝固に格段に
長い時間を要するので実用的ではない。そこで、特開昭
58−195151号公報に開示されているように、ガ
ラス、カオリン、ベントナイト、シリカ、セライト等の
鉱物質;エラグ酸等の血液凝固促進性を有する物質の微
粉末を、予め血液検査用容器の内壁面に塗布するか、又
は、特開昭58−105064号公報に開示されている
ように、血液に実質的に不溶性かつ化学的に不活性な不
織布、プラスチックシート等の担体に上述の微粉末を担
持させたものを容器内に収容すること等が行われ、血液
凝固時間の短縮が図られている。
【0006】このように、血液凝固促進性を有する物質
を血液検査容器の内壁面に塗布したり担体に担持させる
場合には、まずこれらの微粉末を精製水又はアルコール
/精製水混合媒体等に懸濁させた処理液を調製し、この
処理液を内壁面にスプレーしたり、又は、この処理液に
担体を浸漬して乾燥させたものを適当な形状に裁断し血
液検査用容器内に収容すること等が行われている。
を血液検査容器の内壁面に塗布したり担体に担持させる
場合には、まずこれらの微粉末を精製水又はアルコール
/精製水混合媒体等に懸濁させた処理液を調製し、この
処理液を内壁面にスプレーしたり、又は、この処理液に
担体を浸漬して乾燥させたものを適当な形状に裁断し血
液検査用容器内に収容すること等が行われている。
【0007】ところがこの処理液は、通常、微生物の汚
染に対しては無防備であり、取扱いが不適切であると微
生物汚染を引き起こす危険がある。更に、この処理液中
に、凝固促進物質の微粉末のバインダーとして又は処理
液の粘度調整剤として通常使用されているポリビニルピ
ロリドン、変性セルロース等の水溶性高分子化合物を含
有させる場合には、これらの水溶性高分子化合物が微生
物の好適な栄養源となるので、この処理液の微生物汚染
の危険は更に大きくなる。
染に対しては無防備であり、取扱いが不適切であると微
生物汚染を引き起こす危険がある。更に、この処理液中
に、凝固促進物質の微粉末のバインダーとして又は処理
液の粘度調整剤として通常使用されているポリビニルピ
ロリドン、変性セルロース等の水溶性高分子化合物を含
有させる場合には、これらの水溶性高分子化合物が微生
物の好適な栄養源となるので、この処理液の微生物汚染
の危険は更に大きくなる。
【0008】微生物の増殖が進むとこの処理液中に凝縮
物が発生することがあり、スプレーノズルが目詰まりし
たり、塗布面の均一性が著しく損なわれたり、また、担
体の浸漬処理工程において担体への担持密度にむらを生
じて測定誤差が生じる等の問題が起こりやすくなる。こ
のような微生物汚染の危険は、この処理液の変質そのも
のだけにとどまらず、この処理液を用いて製造された血
液検査用容器の保管方法が不適切であれば、保管中にお
いても常につきまとうものである。
物が発生することがあり、スプレーノズルが目詰まりし
たり、塗布面の均一性が著しく損なわれたり、また、担
体の浸漬処理工程において担体への担持密度にむらを生
じて測定誤差が生じる等の問題が起こりやすくなる。こ
のような微生物汚染の危険は、この処理液の変質そのも
のだけにとどまらず、この処理液を用いて製造された血
液検査用容器の保管方法が不適切であれば、保管中にお
いても常につきまとうものである。
【0009】このため、内壁面に凝固促進物質を担持さ
せた担体を収容した血液検査用容器は、特別の無菌環境
で製造されたものでなければ、γ線、電子線等の放射
線、又は、エチレンオキサイドガス等の化学反応性のガ
スを用いて滅菌することが必要になる。これらのいずれ
の滅菌方法においても、放射線照射線量、反応性ガスの
濃度、加熱温度、暴露時間等の滅菌条件は、滅菌前の汚
染状況に応じてその強弱を調節しなければならず、極め
て煩雑な操作が必要となる。
せた担体を収容した血液検査用容器は、特別の無菌環境
で製造されたものでなければ、γ線、電子線等の放射
線、又は、エチレンオキサイドガス等の化学反応性のガ
スを用いて滅菌することが必要になる。これらのいずれ
の滅菌方法においても、放射線照射線量、反応性ガスの
濃度、加熱温度、暴露時間等の滅菌条件は、滅菌前の汚
染状況に応じてその強弱を調節しなければならず、極め
て煩雑な操作が必要となる。
【0010】また、被滅菌物の汚染状況が激しい場合に
は、過酷な滅菌条件によりこの被滅菌物が不可逆的な変
性、変形等の障害を被ることがある。更に、滅菌後の保
管においても微生物の進入を遮断する適切な包装状態が
維持されなければ、折角の滅菌が無駄になってしまう。
は、過酷な滅菌条件によりこの被滅菌物が不可逆的な変
性、変形等の障害を被ることがある。更に、滅菌後の保
管においても微生物の進入を遮断する適切な包装状態が
維持されなければ、折角の滅菌が無駄になってしまう。
【0011】これらの問題点を解決する有効な手段の一
つは、凝固促進剤それ自体に抗菌性を付与することであ
る。これにより、上述した微生物汚染を抑制することが
できるし、もし滅菌が必要になったとしても、その条件
を緩和することができ、滅菌によって被滅菌物にもたら
される物理的、化学的変性を抑制することができる。更
に、血液検査用容器の包装形態も簡素化できることにな
る。
つは、凝固促進剤それ自体に抗菌性を付与することであ
る。これにより、上述した微生物汚染を抑制することが
できるし、もし滅菌が必要になったとしても、その条件
を緩和することができ、滅菌によって被滅菌物にもたら
される物理的、化学的変性を抑制することができる。更
に、血液検査用容器の包装形態も簡素化できることにな
る。
【0012】ところで、一般に微生物汚染を防止するた
めに用いられる防菌、防かび剤は、従来から、食品添加
用を初め多数の化合物が知られ、繁用されている。しか
しながら、これら防菌、防かび剤のほとんどは水溶性で
あるので、これらを添加した血液凝固促進剤の懸濁液で
作成した血液検査用容器に血液を採取すると、血液中に
防菌、防かび剤が溶け出し、各種の化学的検査に悪影響
を及ぼすおそれがある。また、防菌、防かび剤が水溶性
の重金属塩からなる場合には、血液凝固に係る酵素をも
変性させ、その酵素活性を消失させるので、血液凝固を
阻害し、血清の分離等の所期の目的の達成自体が困難に
なるおそれがある。
めに用いられる防菌、防かび剤は、従来から、食品添加
用を初め多数の化合物が知られ、繁用されている。しか
しながら、これら防菌、防かび剤のほとんどは水溶性で
あるので、これらを添加した血液凝固促進剤の懸濁液で
作成した血液検査用容器に血液を採取すると、血液中に
防菌、防かび剤が溶け出し、各種の化学的検査に悪影響
を及ぼすおそれがある。また、防菌、防かび剤が水溶性
の重金属塩からなる場合には、血液凝固に係る酵素をも
変性させ、その酵素活性を消失させるので、血液凝固を
阻害し、血清の分離等の所期の目的の達成自体が困難に
なるおそれがある。
【0013】本発明は、上記に鑑み、実質的に血液凝固
活性及び血清化学的検査に影響を与えることがなく、し
かもそれ自体が血液凝固促進作用をも有する抗菌性組成
物を含む血液凝固促進剤を提供することを目的とする。
活性及び血清化学的検査に影響を与えることがなく、し
かもそれ自体が血液凝固促進作用をも有する抗菌性組成
物を含む血液凝固促進剤を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、血液凝
固促進剤を構成するにあたって、担体に抗菌性金属を担
持させてなり、血液に対して実質的に不溶性である抗菌
性組成物を含有させるところに存する。本発明の要旨は
また、上記血液凝固促進剤を血液と接触させることより
なる血液凝固促進方法にもあり、更に、上記血液凝固促
進剤を収容してなる血液検査用容器にもある。
固促進剤を構成するにあたって、担体に抗菌性金属を担
持させてなり、血液に対して実質的に不溶性である抗菌
性組成物を含有させるところに存する。本発明の要旨は
また、上記血液凝固促進剤を血液と接触させることより
なる血液凝固促進方法にもあり、更に、上記血液凝固促
進剤を収容してなる血液検査用容器にもある。
【0015】本発明で使用される担体は、血液凝固の
後、血清分離のために行われる遠心分離の際に血清中か
ら除去されることが必要であり、ヒトの血清の比重は
1.02〜1.03であるので、上記担体の比重は、好
ましくは1.03以上であり、より好ましくは1.05
以上である。
後、血清分離のために行われる遠心分離の際に血清中か
ら除去されることが必要であり、ヒトの血清の比重は
1.02〜1.03であるので、上記担体の比重は、好
ましくは1.03以上であり、より好ましくは1.05
以上である。
【0016】上記担体としては上記比重のほかは特に限
定されず、例えば、ゼオライト、モンモリロナイト、セ
ラミックス、ガラス、難溶性りん酸塩等の無機質系;グ
ラファイト、イオン交換樹脂等の有機質系等が挙げら
れ、なかでも、ゼオライト、モンモリロナイト、セラミ
ックス、難溶性りん酸塩等のけい酸化合物、難溶性りん
酸化合物は、それ自体が血液凝固促進性をも併せ持つの
で、極めて好適に用いられる。
定されず、例えば、ゼオライト、モンモリロナイト、セ
ラミックス、ガラス、難溶性りん酸塩等の無機質系;グ
ラファイト、イオン交換樹脂等の有機質系等が挙げら
れ、なかでも、ゼオライト、モンモリロナイト、セラミ
ックス、難溶性りん酸塩等のけい酸化合物、難溶性りん
酸化合物は、それ自体が血液凝固促進性をも併せ持つの
で、極めて好適に用いられる。
【0017】本発明で使用される抗菌性金属としては特
に限定されず、例えば、周期律表Ib族の銅、銀;II
b族の亜鉛、カドミウム、水銀;IVa族のゲルマニウ
ム、錫、鉛;ランタノイドのセリウム等の金属塩類;有
機金属化合物等が挙げられ、なかでも、銀、銅、亜鉛、
セリウムは、毒性と有用性のバランスが良いので、好適
に用いられる。
に限定されず、例えば、周期律表Ib族の銅、銀;II
b族の亜鉛、カドミウム、水銀;IVa族のゲルマニウ
ム、錫、鉛;ランタノイドのセリウム等の金属塩類;有
機金属化合物等が挙げられ、なかでも、銀、銅、亜鉛、
セリウムは、毒性と有用性のバランスが良いので、好適
に用いられる。
【0018】本発明の抗菌性組成物は上記担体に上記抗
菌性金属を担持させてなる。上記抗菌性金属の上記担体
への担持構造としては、イオン交換、錯体化、包接化等
が挙げられる。これら以外では、血液中に溶出すること
があるので、好ましくない。
菌性金属を担持させてなる。上記抗菌性金属の上記担体
への担持構造としては、イオン交換、錯体化、包接化等
が挙げられる。これら以外では、血液中に溶出すること
があるので、好ましくない。
【0019】上記抗菌性組成物は、比表面積の大きい微
粉末の形態であることが好ましく、粒径は、0.01〜
500μmが好ましい。粒径が0.01μm未満である
と、抗菌効果は高まるが、血液凝固が完了した後、血清
を分離するために遠心分離を行っても、1000〜18
00G、5分間程度の通常の遠心条件では血清中に残存
しやくなり、血清の濁りの原因となったり、担持されて
いる金属が血清中に本来残存している金属と重複して測
定されてしまうので、検査に正の誤差を与える等の問題
が起こりやすくなり、好ましくない。
粉末の形態であることが好ましく、粒径は、0.01〜
500μmが好ましい。粒径が0.01μm未満である
と、抗菌効果は高まるが、血液凝固が完了した後、血清
を分離するために遠心分離を行っても、1000〜18
00G、5分間程度の通常の遠心条件では血清中に残存
しやくなり、血清の濁りの原因となったり、担持されて
いる金属が血清中に本来残存している金属と重複して測
定されてしまうので、検査に正の誤差を与える等の問題
が起こりやすくなり、好ましくない。
【0020】また、粒径が500μmを超えると、血液
凝固促進剤の懸濁液を調製したときに上記抗菌性組成物
の分散状態が不均一になりやすく、抗菌性の発現が抗菌
性組成物の表面近傍に局在化するので、この懸濁液全体
の防菌、防かびの効果が望めなくなり、好ましくない。
より好ましくは0.01〜50μmの平均粒径を有する
ものである。
凝固促進剤の懸濁液を調製したときに上記抗菌性組成物
の分散状態が不均一になりやすく、抗菌性の発現が抗菌
性組成物の表面近傍に局在化するので、この懸濁液全体
の防菌、防かびの効果が望めなくなり、好ましくない。
より好ましくは0.01〜50μmの平均粒径を有する
ものである。
【0021】上記抗菌性組成物の最少使用量は、一般の
防腐、防かび剤と同様に、MBC(細菌類に対する最小
殺菌濃度)、MFC(真菌類に対する最小殺菌濃度)に
基づいて定めることができるが、本発明に係る血液凝固
促進剤の懸濁液、例えば、精製水を用いた懸濁液中の抗
菌剤の濃度が、0.1μg/ml以上となるように配合
組成を定めることが好ましい。上記抗菌性組成物の最大
使用量は、不溶性物質が血液中に大量に懸濁すると溶血
等の好ましくない副作用を生じることがあるので、血液
中に混入したときの濃度が0.5μg/ml以下となる
ように配合組成を定めることが好ましい。
防腐、防かび剤と同様に、MBC(細菌類に対する最小
殺菌濃度)、MFC(真菌類に対する最小殺菌濃度)に
基づいて定めることができるが、本発明に係る血液凝固
促進剤の懸濁液、例えば、精製水を用いた懸濁液中の抗
菌剤の濃度が、0.1μg/ml以上となるように配合
組成を定めることが好ましい。上記抗菌性組成物の最大
使用量は、不溶性物質が血液中に大量に懸濁すると溶血
等の好ましくない副作用を生じることがあるので、血液
中に混入したときの濃度が0.5μg/ml以下となる
ように配合組成を定めることが好ましい。
【0022】本発明の血液凝固促進剤は、上記抗菌性組
成物と、ガラス、カオリン、ベントナイト、シリカ、セ
ライト等の鉱物質;エラグ酸等の有機質の血液凝固促進
性物質とを、それ自体公知の種々の方法を用いて混合
し、調製することができる。
成物と、ガラス、カオリン、ベントナイト、シリカ、セ
ライト等の鉱物質;エラグ酸等の有機質の血液凝固促進
性物質とを、それ自体公知の種々の方法を用いて混合
し、調製することができる。
【0023】上記血液凝固促進剤は、精製水又は生理食
塩水に懸濁させて懸濁液を調製し、これを採取した血液
に添加して混和させて血液と接触させることにより、血
液の凝固時間の短縮を図ることができる。
塩水に懸濁させて懸濁液を調製し、これを採取した血液
に添加して混和させて血液と接触させることにより、血
液の凝固時間の短縮を図ることができる。
【0024】また上記血液凝固促進剤を、精製水、アル
コール/精製水混合媒体等に懸濁させて懸濁液を調製
し、血液検査用容器の内壁面にスプレーしたり、又は、
その懸濁液に不織布又はプラスチックシート等の担体を
浸漬させた後、乾燥させたものを適当な形状に裁断し、
容器に収容すること等により、血液凝固促進性に富んだ
血液検査用容器を作成することができる。
コール/精製水混合媒体等に懸濁させて懸濁液を調製
し、血液検査用容器の内壁面にスプレーしたり、又は、
その懸濁液に不織布又はプラスチックシート等の担体を
浸漬させた後、乾燥させたものを適当な形状に裁断し、
容器に収容すること等により、血液凝固促進性に富んだ
血液検査用容器を作成することができる。
【0025】上記血液凝固促進剤の懸濁液はまた、凝固
促進性物質の微粉末のバインダーとして、又は、この懸
濁液の粘度調整剤として、ポリビニルピロリドン、変性
セルロース等の水溶性高分子化合物を含んでいてもよ
い。
促進性物質の微粉末のバインダーとして、又は、この懸
濁液の粘度調整剤として、ポリビニルピロリドン、変性
セルロース等の水溶性高分子化合物を含んでいてもよ
い。
【0026】
【作用】本発明の血液凝固促進剤に含まれる銀、銅、亜
鉛等を担持したゼオライト、モンモリロナイト、セラミ
ックス、難溶性りん酸塩等の抗菌性組成物は、この促進
剤を懸濁させた精製水、アルコール/精製水混合媒体等
に侵入する微生物を殺滅させ、更にこの促進剤を用いて
作成された血液検査用容器の保存中の微生物汚染をも効
果的に防除できるばかりか、この抗菌性組成物は血液中
に溶出することがないので、血液凝固促進物質の機能を
損なうことがなく、また血液検査値に悪影響を及ぼすこ
ともない。更には、抗菌性組成物それ自体が血液凝固促
進性を併せ持つので、複合物である血液凝固促進剤全体
としての比活性を低減させることもない。本発明の抗菌
性組成物に含まれる上記抗菌性金属が、遊離イオンの状
態でほとんど溶出しないにもかかわらず、抗菌性を有す
るのは、担持された金属近傍に活性酸素を発生されるた
めと考えられる。
鉛等を担持したゼオライト、モンモリロナイト、セラミ
ックス、難溶性りん酸塩等の抗菌性組成物は、この促進
剤を懸濁させた精製水、アルコール/精製水混合媒体等
に侵入する微生物を殺滅させ、更にこの促進剤を用いて
作成された血液検査用容器の保存中の微生物汚染をも効
果的に防除できるばかりか、この抗菌性組成物は血液中
に溶出することがないので、血液凝固促進物質の機能を
損なうことがなく、また血液検査値に悪影響を及ぼすこ
ともない。更には、抗菌性組成物それ自体が血液凝固促
進性を併せ持つので、複合物である血液凝固促進剤全体
としての比活性を低減させることもない。本発明の抗菌
性組成物に含まれる上記抗菌性金属が、遊離イオンの状
態でほとんど溶出しないにもかかわらず、抗菌性を有す
るのは、担持された金属近傍に活性酸素を発生されるた
めと考えられる。
【0027】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0028】実施例1〜12及び比較例1抗菌活性の確認 表1に記載した組成に従い、血液凝固促進剤の精製水懸
濁液を調製した。表1中、バクテキラーは、鐘紡社製、
BM103Aを、アイスは、触媒化成工業社製、NAZ
320を、ラサップは、ラサ工業社製、AN600を、
ノバロンは、東亜合成化学工業社製、AG300を、そ
れぞれ表す。
濁液を調製した。表1中、バクテキラーは、鐘紡社製、
BM103Aを、アイスは、触媒化成工業社製、NAZ
320を、ラサップは、ラサ工業社製、AN600を、
ノバロンは、東亜合成化学工業社製、AG300を、そ
れぞれ表す。
【0029】一方、これとは別に、シリカ(1.0
%)、ポリビニルピロリドン(2.0%)からなる精製
水懸濁液を調製し、室内空気に暴露して微生物汚染を起
こしたものを用意し、これを接種用種菌の懸濁液として
用いた。表1による各懸濁液について調製品をそのま
ま、及び、種菌接種によって強制的に微生物混入を起こ
させた後に10時間攪拌したもの、の計2通りに関し、
通法に従って、細菌と真菌の培養試験を行った。培地及
び培養条件は、細菌用には、スタンダード・メソッド・
アガール(Standard Method Aga
r)を用いて、30℃で3日間、培養し、各懸濁液の接
種量は、0.3mlとし、真菌用には、ポテト・デキス
トロース・アガール(Potato Dextrose
Agar)を用いて、25℃で3日間、培養し、各懸
濁液の接種量は、0.3mlとして培養試験を行った。
培地中に生じたコロニーの相対頻度を測定し、細菌用培
地での結果を表2に、真菌用培地での結果を表3に、そ
れぞれ示した。各表中、−は、コロニーが全く発生しな
かったことを表し、+++は、コロニーが極めて多く発
生したことを表す。
%)、ポリビニルピロリドン(2.0%)からなる精製
水懸濁液を調製し、室内空気に暴露して微生物汚染を起
こしたものを用意し、これを接種用種菌の懸濁液として
用いた。表1による各懸濁液について調製品をそのま
ま、及び、種菌接種によって強制的に微生物混入を起こ
させた後に10時間攪拌したもの、の計2通りに関し、
通法に従って、細菌と真菌の培養試験を行った。培地及
び培養条件は、細菌用には、スタンダード・メソッド・
アガール(Standard Method Aga
r)を用いて、30℃で3日間、培養し、各懸濁液の接
種量は、0.3mlとし、真菌用には、ポテト・デキス
トロース・アガール(Potato Dextrose
Agar)を用いて、25℃で3日間、培養し、各懸
濁液の接種量は、0.3mlとして培養試験を行った。
培地中に生じたコロニーの相対頻度を測定し、細菌用培
地での結果を表2に、真菌用培地での結果を表3に、そ
れぞれ示した。各表中、−は、コロニーが全く発生しな
かったことを表し、+++は、コロニーが極めて多く発
生したことを表す。
【0030】実施例13〜20血液凝固に及ぼす影響の確認 表4に記載した組成に従い、血液凝固促進剤の精製水懸
濁液を調製した。各懸濁液を10ml容量のポリメチル
メタクリレート製採血管にそれぞれ約50μlスプレー
し、60℃の送風乾燥機で乾燥させた。これに採血管1
本あたりうさぎ新鮮血3mlを採血して23〜25℃の
室温にて静置した。血液が流動性を消失し、血液が滲出
し始める時間を血液凝固時間として測定した。結果を表
5に示した。
濁液を調製した。各懸濁液を10ml容量のポリメチル
メタクリレート製採血管にそれぞれ約50μlスプレー
し、60℃の送風乾燥機で乾燥させた。これに採血管1
本あたりうさぎ新鮮血3mlを採血して23〜25℃の
室温にて静置した。血液が流動性を消失し、血液が滲出
し始める時間を血液凝固時間として測定した。結果を表
5に示した。
【0031】実施例21〜28血液検査値に及ぼす影響の確認 実施例13〜20に記載の評価を終えた後、それぞれに
ついて、続いて1800Gで5分間、遠心分離を行い、
それぞれ血清を分取して、代表的な生化学検査項目(酵
素としてGOT、ALT、脂質としてTG、PL、T−
CHO、電解質としてNa、K、Cl、Mg、Ca、金
属成分としてFe、Cu)への影響を調べた。結果を表
6に示した。表6中、実施例21〜28の採血管は、そ
れぞれ実施例13〜20の採血管に対応している。
ついて、続いて1800Gで5分間、遠心分離を行い、
それぞれ血清を分取して、代表的な生化学検査項目(酵
素としてGOT、ALT、脂質としてTG、PL、T−
CHO、電解質としてNa、K、Cl、Mg、Ca、金
属成分としてFe、Cu)への影響を調べた。結果を表
6に示した。表6中、実施例21〜28の採血管は、そ
れぞれ実施例13〜20の採血管に対応している。
【0032】比較例2〜4 表4に記載した組成に従い、抗菌性組成物を含まない血
液凝固促進剤の精製水懸濁液を調製した。この懸濁液を
10ml容量のポリメチルメタクリレート製採血管に約
50μlスプレーし、60℃の送風乾燥機で乾燥させた
(比較例2)。これとは別に、血液凝固促進剤をスプレ
ーしていない10ml容量の硬質ガラス製採血管(比較
例3)、及び、ポリメチルメタクリレート製採血管(比
較例4)を用意した。これら3種類の採血管に実施例1
3と同様にして、うさぎ新鮮血を採取し、血液凝固時間
を評価した。結果を表5に実施例13〜20の結果と併
せて示した。
液凝固促進剤の精製水懸濁液を調製した。この懸濁液を
10ml容量のポリメチルメタクリレート製採血管に約
50μlスプレーし、60℃の送風乾燥機で乾燥させた
(比較例2)。これとは別に、血液凝固促進剤をスプレ
ーしていない10ml容量の硬質ガラス製採血管(比較
例3)、及び、ポリメチルメタクリレート製採血管(比
較例4)を用意した。これら3種類の採血管に実施例1
3と同様にして、うさぎ新鮮血を採取し、血液凝固時間
を評価した。結果を表5に実施例13〜20の結果と併
せて示した。
【0033】比較例5〜7 比較例2〜4に記載の評価を終えた後、それぞれについ
て、続いて1800Gで5分間、遠心分離を行い、実施
例21と同様にして血清を分取して生化学検査値への影
響を調べた。結果を表6に実施例21〜28と併せて示
した。表6中、比較例5〜7の採血管は、それぞれ比較
例2〜4の採血管に対応している。
て、続いて1800Gで5分間、遠心分離を行い、実施
例21と同様にして血清を分取して生化学検査値への影
響を調べた。結果を表6に実施例21〜28と併せて示
した。表6中、比較例5〜7の採血管は、それぞれ比較
例2〜4の採血管に対応している。
【0034】表2及び表3の結果から明らかなように、
調製直後には微生物汚染のなかった凝固促進剤の懸濁液
に微生物が侵入すると、抗菌性組成物を含まない場合
(比較例1)は微生物は容易に増殖してしまうが、抗菌
性組成物を含む場合(実施例1〜12)は、いずれの場
合もコロニーは検出されず、微生物は殺滅されたことを
示していた。
調製直後には微生物汚染のなかった凝固促進剤の懸濁液
に微生物が侵入すると、抗菌性組成物を含まない場合
(比較例1)は微生物は容易に増殖してしまうが、抗菌
性組成物を含む場合(実施例1〜12)は、いずれの場
合もコロニーは検出されず、微生物は殺滅されたことを
示していた。
【0035】表5の結果からは、なんらの凝固促進性物
質も用いていないポリメチルメタクリレート製採血管
(比較例4)では、血液凝固に1時間以上の時間を要し
ているが、本発明による凝固促進剤を使用すると(実施
例13〜20)、20〜30分で凝固が完了しており、
抗菌性組成物を含まない従来からの凝固促進分物質での
結果(比較例2)と実質的になんら遜色がなく、また硬
質ガラス製採血管(比較例3)と比べても比肩し得る結
果であり、本発明の抗菌性組成物が血液凝固に悪影響を
及ぼさないばかりではなく、積極的な凝固促進性をも併
せ有していることが判った。表6の結果からは、いずれ
の抗菌性組成物も血液検査に実質的な悪影響を及ぼさな
いことが判った。
質も用いていないポリメチルメタクリレート製採血管
(比較例4)では、血液凝固に1時間以上の時間を要し
ているが、本発明による凝固促進剤を使用すると(実施
例13〜20)、20〜30分で凝固が完了しており、
抗菌性組成物を含まない従来からの凝固促進分物質での
結果(比較例2)と実質的になんら遜色がなく、また硬
質ガラス製採血管(比較例3)と比べても比肩し得る結
果であり、本発明の抗菌性組成物が血液凝固に悪影響を
及ぼさないばかりではなく、積極的な凝固促進性をも併
せ有していることが判った。表6の結果からは、いずれ
の抗菌性組成物も血液検査に実質的な悪影響を及ぼさな
いことが判った。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【発明の効果】本発明の血液凝固促進剤は、けい酸化合
物又は難溶性りん酸化合物からなる担体に抗菌性金属を
担持させた抗菌性組成物を含有しており、単に混入した
微生物を効果的に殺滅し、また本来の凝固促進性物質が
有する凝固促進活性を阻害しないばかりか、抗菌性組成
物それ自体が凝固促進活性を併せ持つため、凝固促進剤
の構成成分としたときにも組成物全体の比活性を減じる
ことがなく、更に、血液検査値への悪影響も実質的に無
視できるものであり、極めて有用性の高いものである。
物又は難溶性りん酸化合物からなる担体に抗菌性金属を
担持させた抗菌性組成物を含有しており、単に混入した
微生物を効果的に殺滅し、また本来の凝固促進性物質が
有する凝固促進活性を阻害しないばかりか、抗菌性組成
物それ自体が凝固促進活性を併せ持つため、凝固促進剤
の構成成分としたときにも組成物全体の比活性を減じる
ことがなく、更に、血液検査値への悪影響も実質的に無
視できるものであり、極めて有用性の高いものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 担体に抗菌性金属を担持させてなり、血
液に対して実質的に不溶性である抗菌性組成物を含有す
ることを特徴とする血液凝固促進剤。 - 【請求項2】 担体が、けい酸化合物又は難溶性りん酸
化合物である請求項1記載の血液凝固促進剤。 - 【請求項3】 抗菌性金属が、銀、銅、亜鉛、カドミウ
ム、水銀、ゲルマニウム、錫、鉛、セリウムからなる群
から選択された少なくとも1種の金属イオンである請求
項1又は2記載の血液凝固促進剤。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の血液凝固促進
剤と血液とを接触させることを特徴とする血液凝固促進
方法。 - 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の血液凝固促進
剤を収容してなることを特徴とする血液検査用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241528A JPH08105885A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 血液凝固促進剤、血液凝固促進方法及びその血液検査容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6241528A JPH08105885A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 血液凝固促進剤、血液凝固促進方法及びその血液検査容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105885A true JPH08105885A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17075697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6241528A Pending JPH08105885A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 血液凝固促進剤、血液凝固促進方法及びその血液検査容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105885A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1164332A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-05 | Tokuyama Sekisui Ind Corp | 血液凝固促進剤 |
| JP2001322926A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 血液凝固促進剤組成物噴霧器 |
| US6495367B1 (en) * | 1994-09-19 | 2002-12-17 | Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of accelerating blood coagulation using an antimicrobial metal |
| US8795718B2 (en) | 2008-05-22 | 2014-08-05 | Honeywell International, Inc. | Functional nano-layered hemostatic material/device |
| US8883194B2 (en) | 2007-11-09 | 2014-11-11 | Honeywell International, Inc. | Adsorbent-containing hemostatic devices |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6241528A patent/JPH08105885A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6495367B1 (en) * | 1994-09-19 | 2002-12-17 | Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of accelerating blood coagulation using an antimicrobial metal |
| JPH1164332A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-05 | Tokuyama Sekisui Ind Corp | 血液凝固促進剤 |
| JP2001322926A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 血液凝固促進剤組成物噴霧器 |
| US8883194B2 (en) | 2007-11-09 | 2014-11-11 | Honeywell International, Inc. | Adsorbent-containing hemostatic devices |
| US8795718B2 (en) | 2008-05-22 | 2014-08-05 | Honeywell International, Inc. | Functional nano-layered hemostatic material/device |
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