JPH0810600A - 感光性樹脂工業用消泡分散剤 - Google Patents
感光性樹脂工業用消泡分散剤Info
- Publication number
- JPH0810600A JPH0810600A JP6170479A JP17047994A JPH0810600A JP H0810600 A JPH0810600 A JP H0810600A JP 6170479 A JP6170479 A JP 6170479A JP 17047994 A JP17047994 A JP 17047994A JP H0810600 A JPH0810600 A JP H0810600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- defoaming
- photosensitive resin
- alkenyl group
- property
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】感光性樹脂工業において使用される消泡性、分
散性に優れた薬剤を提供することにある。 【構成】炭素数24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基を有する高級アルコールに酸化プロピレン
を5〜60モル付加した後、酸化エチレンを1〜25モ
ル付加した化合物を消泡分散剤として使用する。 【効果】本発明の消泡分散剤は消泡性と共に優れた分散
性を併せ持っており、感光性樹脂の現像工程等において
消泡分散剤として優れた効果を発揮する。
散性に優れた薬剤を提供することにある。 【構成】炭素数24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基を有する高級アルコールに酸化プロピレン
を5〜60モル付加した後、酸化エチレンを1〜25モ
ル付加した化合物を消泡分散剤として使用する。 【効果】本発明の消泡分散剤は消泡性と共に優れた分散
性を併せ持っており、感光性樹脂の現像工程等において
消泡分散剤として優れた効果を発揮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂工業におい
て使用される消泡及び分散に効果の有る薬剤に関するも
のである。
て使用される消泡及び分散に効果の有る薬剤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】感光性樹脂は、露光後通常はアルカリ性
水系洗浄液(以下現像液)により、未露光部分が除去され
る。この現像液は循環されるため発泡しやすくなり、こ
れを防ぐため消泡剤が使用される。消泡剤としては、一
般的にはシリコン油系統のものが消泡効果が高いことが
知られているが、感光性樹脂の現像工程では、基板上に
残留するシリコン油の高い被覆力及びその撥水作用によ
り種々の問題が生じるので使用出来ない。従って、従来
多くは、ポリオキシアルキレンモノオール、ジオール或
いはそれらのエーテルやエステル、又は高級脂肪酸にア
ルキレンオキサイドを付加した化合物が水系の消泡剤と
して使用されてきた。
水系洗浄液(以下現像液)により、未露光部分が除去され
る。この現像液は循環されるため発泡しやすくなり、こ
れを防ぐため消泡剤が使用される。消泡剤としては、一
般的にはシリコン油系統のものが消泡効果が高いことが
知られているが、感光性樹脂の現像工程では、基板上に
残留するシリコン油の高い被覆力及びその撥水作用によ
り種々の問題が生じるので使用出来ない。従って、従来
多くは、ポリオキシアルキレンモノオール、ジオール或
いはそれらのエーテルやエステル、又は高級脂肪酸にア
ルキレンオキサイドを付加した化合物が水系の消泡剤と
して使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年アルカリ
濃度の高い現像液が使用されるようになり、エステル系
の消泡剤は加水分解が起こりやすく効果の持久性に劣
る。一方、現像液は循環使用されるため、現像装置を長
時間使用すると、次第に不溶物が析出してきて現像槽、
配管、ポンプなどに硬化したゲル状物が付着してくる。
この付着物を除去するのは、かき落したり、分解掃除す
るなど手間のかかる作業であり、いろいろ工夫されてい
るが分散力の優れた薬剤を使用すればスケールの発生を
抑えることが出来る。従来の消泡剤では、消泡効果はあ
っても本発明による消泡分散剤ほど消泡性、分散性の両
性能共優れた性能を兼ね備えたものはなかった。
濃度の高い現像液が使用されるようになり、エステル系
の消泡剤は加水分解が起こりやすく効果の持久性に劣
る。一方、現像液は循環使用されるため、現像装置を長
時間使用すると、次第に不溶物が析出してきて現像槽、
配管、ポンプなどに硬化したゲル状物が付着してくる。
この付着物を除去するのは、かき落したり、分解掃除す
るなど手間のかかる作業であり、いろいろ工夫されてい
るが分散力の優れた薬剤を使用すればスケールの発生を
抑えることが出来る。従来の消泡剤では、消泡効果はあ
っても本発明による消泡分散剤ほど消泡性、分散性の両
性能共優れた性能を兼ね備えたものはなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、消泡効果と共
に良好な分散効果を持つ消泡分散剤に関するものであ
る。即ち、一般式 (但し、Rは炭素数24の直鎖又は分岐鎖アルキル基又
はアルケニル基、mは5〜60、nは1〜25の数を示
す。)で表される化合物を単独又は混合して使用した場
合、消泡効果と共に良好な分散効果を持つことを見出し
た。
に良好な分散効果を持つ消泡分散剤に関するものであ
る。即ち、一般式 (但し、Rは炭素数24の直鎖又は分岐鎖アルキル基又
はアルケニル基、mは5〜60、nは1〜25の数を示
す。)で表される化合物を単独又は混合して使用した場
合、消泡効果と共に良好な分散効果を持つことを見出し
た。
【0005】本発明において化合物(1)は、炭素数24
のアルキル基又は、アルケニル基を有する高級アルコー
ルにプロピレンオキシド及びエチレンオキシドを付加反
応させる事により合成することができる。高級アルコー
ルとしてはテトラコサールのような天然油脂(羊毛ロウ)
から得られるアルコール、チーグラーアルコールのよう
な合成第1級アルコール類、パラフィンの酸化等によっ
て得られる合成第2級アルコールなどが利用できる。G
uerbet alcohols として知られる分岐
鎖を持つ2ーアルキルーアルカノール、例えば2ーデシ
ルテトラデシルアルコールは特に有効である。高級アル
コールに対するプロピレンオキサイドおよびエチレンオ
キサイドの付加反応は常法によって合成される。
のアルキル基又は、アルケニル基を有する高級アルコー
ルにプロピレンオキシド及びエチレンオキシドを付加反
応させる事により合成することができる。高級アルコー
ルとしてはテトラコサールのような天然油脂(羊毛ロウ)
から得られるアルコール、チーグラーアルコールのよう
な合成第1級アルコール類、パラフィンの酸化等によっ
て得られる合成第2級アルコールなどが利用できる。G
uerbet alcohols として知られる分岐
鎖を持つ2ーアルキルーアルカノール、例えば2ーデシ
ルテトラデシルアルコールは特に有効である。高級アル
コールに対するプロピレンオキサイドおよびエチレンオ
キサイドの付加反応は常法によって合成される。
【0006】本発明の消泡分散剤(1)の使用量は現像液
の種類、濃度、消泡目的等の種々の条件によって異なる
ので一概には言えないが、通常現像液に対し、0.05
〜0.2重量%が使用される。添加方法はそのままでも
よく、希釈したものを添加してもよい。又、現像液調整
時に添加してもよく、発泡した液に添加してもよい。本
発明による化合物は単独で使用してもよく、2種類以上
を混合して使用することもできる。
の種類、濃度、消泡目的等の種々の条件によって異なる
ので一概には言えないが、通常現像液に対し、0.05
〜0.2重量%が使用される。添加方法はそのままでも
よく、希釈したものを添加してもよい。又、現像液調整
時に添加してもよく、発泡した液に添加してもよい。本
発明による化合物は単独で使用してもよく、2種類以上
を混合して使用することもできる。
【0007】次に製造例、実施例によって本発明を詳細
に説明するが本発明はこれらに限定されるものではな
い。 製造例1 1リットルのオートクレーブにテトラコサノール(C数
24の直鎖のアルコール)67g、触媒として水酸化カ
リウム3gを仕込み、系内を窒素置換した後、温度11
0〜130℃、10〜50mmHgの減圧下で1時間脱
水し、アルコラート化を行なった。
に説明するが本発明はこれらに限定されるものではな
い。 製造例1 1リットルのオートクレーブにテトラコサノール(C数
24の直鎖のアルコール)67g、触媒として水酸化カ
リウム3gを仕込み、系内を窒素置換した後、温度11
0〜130℃、10〜50mmHgの減圧下で1時間脱
水し、アルコラート化を行なった。
【0008】次にプロピレンオキサイド550gを12
0〜150℃、1〜5Kg/cm2Gの条件下で、約4
時間をかけて導入し、反応させた。次いでエチレンオキ
サイド83gを120〜160℃、1〜5Kg/cm2
Gにて約1時間をかけて導入し、反応させた。反応終了
後冷却して取り出した反応生成物に珪酸アルミニウム粉
末を添加し、触媒を吸着除去しサンプル1を得た。
0〜150℃、1〜5Kg/cm2Gの条件下で、約4
時間をかけて導入し、反応させた。次いでエチレンオキ
サイド83gを120〜160℃、1〜5Kg/cm2
Gにて約1時間をかけて導入し、反応させた。反応終了
後冷却して取り出した反応生成物に珪酸アルミニウム粉
末を添加し、触媒を吸着除去しサンプル1を得た。
【0009】製造例2 テトラコサノールの代わりに2−デシルテトラデシルア
ルコール82gを用い、水酸化カリウム3g、プロピレ
ンオキサイド537g、エチレンオキサイド81gを用
い、製造例1と同様の反応を行ない、サンプル2を得
た。
ルコール82gを用い、水酸化カリウム3g、プロピレ
ンオキサイド537g、エチレンオキサイド81gを用
い、製造例1と同様の反応を行ない、サンプル2を得
た。
【0010】製造例3 テトラコサノールの代わりに2ーデシルテトラデシルア
ルコール、223gを用い、水酸化カリウム3g、プロ
ピレンオキサイド366g、エチレンオキサイド111
gを用い、製造例1と同様の反応を行ない、サンプル3
を得た。
ルコール、223gを用い、水酸化カリウム3g、プロ
ピレンオキサイド366g、エチレンオキサイド111
gを用い、製造例1と同様の反応を行ない、サンプル3
を得た。
【0011】
【実施例1】製造例1〜3によって得たサンプル1〜3
を用い、それぞれの消泡効果を市販の消泡剤2種と比較
した。消泡効果の試験方法は直径65mm、高さ500
mmのガラス円筒に消泡剤0.1重量%を添加した試験
液100mlを入れ、下部のガラスフィルターを通して
窒素ガスを2000ml/分の速度で送り込む。通気3
0分後の泡の高さ、及び30分で窒素ガスを停止した時
からの消泡時間を測定した。試験液はA社の未露光感光
性樹脂フィルム0.2m2を1リットル炭酸ソーダ1重量
%の水溶液に溶解させた液である。試験の結果を表−1
に示す。
を用い、それぞれの消泡効果を市販の消泡剤2種と比較
した。消泡効果の試験方法は直径65mm、高さ500
mmのガラス円筒に消泡剤0.1重量%を添加した試験
液100mlを入れ、下部のガラスフィルターを通して
窒素ガスを2000ml/分の速度で送り込む。通気3
0分後の泡の高さ、及び30分で窒素ガスを停止した時
からの消泡時間を測定した。試験液はA社の未露光感光
性樹脂フィルム0.2m2を1リットル炭酸ソーダ1重量
%の水溶液に溶解させた液である。試験の結果を表−1
に示す。
【0012】
【0013】
【実施例2】実施例1と同様にB社の感光性樹脂フィル
ムを用いて消泡試験を行なった。試験結果を表−2に示
した。
ムを用いて消泡試験を行なった。試験結果を表−2に示
した。
【0014】
【実施例3】製造例1〜3によって得たサンプル1〜3
を用い、それぞれの分散効果を市販の消泡剤2種と比較
した。分散性試験は、実施例1と同様に調整したA社お
よびB社の未露光感光性樹脂溶解液に消泡剤を添加した
液100mlを200mlガラスビンに密封し、20℃
の暗所に1週間静置した後の沈降物量を目視判定により
比較した。組成物の試験結果を表−3に示した。
を用い、それぞれの分散効果を市販の消泡剤2種と比較
した。分散性試験は、実施例1と同様に調整したA社お
よびB社の未露光感光性樹脂溶解液に消泡剤を添加した
液100mlを200mlガラスビンに密封し、20℃
の暗所に1週間静置した後の沈降物量を目視判定により
比較した。組成物の試験結果を表−3に示した。
【0015】
【0016】
【発明の効果】本発明の消泡分散剤は実施例に見られる
ように、消泡性とともに良好な分散性も併せ持ってい
る。感光性樹脂の現像工程等において消泡及び分散効果
を併せ持つ消泡分散剤として適用することができる。
ように、消泡性とともに良好な分散性も併せ持ってい
る。感光性樹脂の現像工程等において消泡及び分散効果
を併せ持つ消泡分散剤として適用することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (但し、Rは炭素数24の直鎖又は分岐鎖アルキル基又
はアルケニル基、mは5〜60、nは1〜25の数を示
す。)で表される化合物を単独又は混合して使用するこ
とを特徴とする感光性樹脂工業用の消泡分散剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170479A JPH0810600A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 感光性樹脂工業用消泡分散剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170479A JPH0810600A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 感光性樹脂工業用消泡分散剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810600A true JPH0810600A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15905716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6170479A Pending JPH0810600A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 感光性樹脂工業用消泡分散剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810600A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0953880A3 (en) * | 1998-04-29 | 1999-11-17 | Nichigo-Morton Co Ltd | Aqueous developing solutions for reduced developer residue |
| JP2002328478A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | San Nopco Ltd | フォトレジスト溶解液用消泡剤組成物 |
| CN1296770C (zh) * | 2002-10-30 | 2007-01-24 | 株式会社Adeka | 光敏抗蚀剂显影液用消泡分散剂 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP6170479A patent/JPH0810600A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0953880A3 (en) * | 1998-04-29 | 1999-11-17 | Nichigo-Morton Co Ltd | Aqueous developing solutions for reduced developer residue |
| SG80021A1 (en) * | 1998-04-29 | 2001-04-17 | Nichigo Morton Co Ltd | Aqueous developing solutions for reduced developer residue |
| KR100326617B1 (ko) * | 1998-04-29 | 2002-03-02 | 사와다 아츠외 | 현상제 잔류물을 감소시키기 위한 수성 현상 용액 |
| JP2002328478A (ja) * | 2001-05-01 | 2002-11-15 | San Nopco Ltd | フォトレジスト溶解液用消泡剤組成物 |
| CN1296770C (zh) * | 2002-10-30 | 2007-01-24 | 株式会社Adeka | 光敏抗蚀剂显影液用消泡分散剂 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040927 |