JPH08106176A - 電子写真用現像剤 - Google Patents
電子写真用現像剤Info
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- JPH08106176A JPH08106176A JP6242647A JP24264794A JPH08106176A JP H08106176 A JPH08106176 A JP H08106176A JP 6242647 A JP6242647 A JP 6242647A JP 24264794 A JP24264794 A JP 24264794A JP H08106176 A JPH08106176 A JP H08106176A
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- roller
- carbon black
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 白斑を引起こすトナーの凝集を防止するとと
もに、トナー飛散が発生しにくく、発色性が良好であっ
て、かぶりの発生を減少させた電子写真用現像剤を提供
する。 【構成】 結着樹脂と着色剤とを含有する現像剤であ
る。前記着色剤は、DBP吸油量が300ないし500
ml/100gであって、BET法表面積が500ない
し1500m2 /gである第1のカーボンブラックと、
DBP吸油量が50ないし200ml/100gであっ
て、BET法表面積が100ないし200m2 /gであ
る第2のカーボンブラックとを含むことを特徴とする。
もに、トナー飛散が発生しにくく、発色性が良好であっ
て、かぶりの発生を減少させた電子写真用現像剤を提供
する。 【構成】 結着樹脂と着色剤とを含有する現像剤であ
る。前記着色剤は、DBP吸油量が300ないし500
ml/100gであって、BET法表面積が500ない
し1500m2 /gである第1のカーボンブラックと、
DBP吸油量が50ないし200ml/100gであっ
て、BET法表面積が100ないし200m2 /gであ
る第2のカーボンブラックとを含むことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電潜像の可視像化に
よる画像形成に用いられる電子写真用現像剤に関する。
よる画像形成に用いられる電子写真用現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置または静電記録装置におい
て、感光体もしくは誘電体などからなる静電潜像保持体
上に形成された静電潜像を可視像化する際には、従来か
ら、トナーとキャリアとを含む2成分トナーを用いる2
成分現像法や、キャリアの機能を備えたトナーを用いる
1成分現像法などが広く用いられている。
て、感光体もしくは誘電体などからなる静電潜像保持体
上に形成された静電潜像を可視像化する際には、従来か
ら、トナーとキャリアとを含む2成分トナーを用いる2
成分現像法や、キャリアの機能を備えたトナーを用いる
1成分現像法などが広く用いられている。
【0003】これら電子写真法は、例えば、米国特許第
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報(米国特許第3,666,363号明細書)、同
昭43−24728号公報(同第4,071,361号
明細書)、米国特許第3,909,258号明細書、同
第4,121,931号明細書、同第2,895,84
7号明細書、同第3,152,012号明細書、特公昭
41−9475号公報、同45−2877号公報、同5
4−3624号公報等に、多数開示されている。
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報(米国特許第3,666,363号明細書)、同
昭43−24728号公報(同第4,071,361号
明細書)、米国特許第3,909,258号明細書、同
第4,121,931号明細書、同第2,895,84
7号明細書、同第3,152,012号明細書、特公昭
41−9475号公報、同45−2877号公報、同5
4−3624号公報等に、多数開示されている。
【0004】これらの電子写真法では、一般に以下のよ
うな工程によって画像が形成される。すなわち、まず、
光導電性物質を用いた感光体表面に種々の手段を用いて
静電潜像を形成する。次に、摩擦により帯電したトナー
を、感光体表面に形成された潜像に付着させて現像す
る。さらに、必要に応じて紙等の転写材にトナー像を転
写した後、熱、圧力あるいは溶剤蒸気などにより定着す
る。
うな工程によって画像が形成される。すなわち、まず、
光導電性物質を用いた感光体表面に種々の手段を用いて
静電潜像を形成する。次に、摩擦により帯電したトナー
を、感光体表面に形成された潜像に付着させて現像す
る。さらに、必要に応じて紙等の転写材にトナー像を転
写した後、熱、圧力あるいは溶剤蒸気などにより定着す
る。
【0005】なお、このような電子写真現像法に用いら
れるトナーは、一般に、熱可塑性樹脂と着色剤とを含む
着色微粒子であり、これらの原料とその他の添加剤(外
添剤)とを混合して均一に分散し、固化物を微粉砕した
後、分級することにより製造される。得られた着色微粒
子には、感光体上へのトナーのフィルミングを防止した
り、流動性を向上させるために、外添剤として疎水性シ
リカを添加すること(特公昭54−16219号公報
等)が提案されている。
れるトナーは、一般に、熱可塑性樹脂と着色剤とを含む
着色微粒子であり、これらの原料とその他の添加剤(外
添剤)とを混合して均一に分散し、固化物を微粉砕した
後、分級することにより製造される。得られた着色微粒
子には、感光体上へのトナーのフィルミングを防止した
り、流動性を向上させるために、外添剤として疎水性シ
リカを添加すること(特公昭54−16219号公報
等)が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子写
真法において使用されるトナーは帯電しやすいために、
好ましくない挙動を示すことがある。すなわち、トナー
補給用のカートリッジ内において、補給口のオーガーの
回転によりトナーがストレスを受けて凝集体を形成して
しまう。トナー凝集体は、通常のトナーとともに現像器
内に供給され、その後、感光体表面の潜像に付着する。
感光体表面に付着したトナーのうち、凝集体の近傍にあ
る通常のトナーは、転写工程の際に、紙等の転写材に転
写されずに感光体上に残ってしまう。このため、その部
分の画像が白く抜ける、いわゆる白斑が発生する。
真法において使用されるトナーは帯電しやすいために、
好ましくない挙動を示すことがある。すなわち、トナー
補給用のカートリッジ内において、補給口のオーガーの
回転によりトナーがストレスを受けて凝集体を形成して
しまう。トナー凝集体は、通常のトナーとともに現像器
内に供給され、その後、感光体表面の潜像に付着する。
感光体表面に付着したトナーのうち、凝集体の近傍にあ
る通常のトナーは、転写工程の際に、紙等の転写材に転
写されずに感光体上に残ってしまう。このため、その部
分の画像が白く抜ける、いわゆる白斑が発生する。
【0007】このような現象は、着色剤としてカーボン
ブラックを使用したトナーの際に、特に問題となってい
た。白斑の発生を防止するためには、トナーの凝集を避
けることが必要であるが、カーボンブラックの種類およ
び量を調節した場合でも、未だ十分に白斑を防止するこ
とができなかった。
ブラックを使用したトナーの際に、特に問題となってい
た。白斑の発生を防止するためには、トナーの凝集を避
けることが必要であるが、カーボンブラックの種類およ
び量を調節した場合でも、未だ十分に白斑を防止するこ
とができなかった。
【0008】そこで、本発明は、白斑を引起こすトナー
凝集を防止するとともに、トナー飛散が発生しにくく、
発色性が良好であって、かぶりを減少させた電子写真用
現像剤を提供することを目的とする。
凝集を防止するとともに、トナー飛散が発生しにくく、
発色性が良好であって、かぶりを減少させた電子写真用
現像剤を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、結着樹脂と着色剤とを含有し、前記着色
剤は、DBP吸油量が300ないし500ml/100
gであって、BET法表面積が500ないし1500m
2 /gである第1のカーボンブラックと、DBP吸油量
が50ないし200ml/100gであって、BET法
表面積が100ないし200m2 /gである第2のカー
ボンブラックとを含むことを特徴とする電子写真用現像
剤を提供する。
に、本発明は、結着樹脂と着色剤とを含有し、前記着色
剤は、DBP吸油量が300ないし500ml/100
gであって、BET法表面積が500ないし1500m
2 /gである第1のカーボンブラックと、DBP吸油量
が50ないし200ml/100gであって、BET法
表面積が100ないし200m2 /gである第2のカー
ボンブラックとを含むことを特徴とする電子写真用現像
剤を提供する。
【0010】
【作用】本発明者らは、カーボンブラックの性質とし
て、DBP吸油量とBET法表面積に着目し、これらの
値が異なる2種類のカーボンブラックを混合して使用す
ることによって、トナー凝集体が発生しにくく、しかも
発色性が良好であって、かぶりの問題のないトナーが得
られることを見出だした。本発明は、このような知見の
もとに成されたものである。
て、DBP吸油量とBET法表面積に着目し、これらの
値が異なる2種類のカーボンブラックを混合して使用す
ることによって、トナー凝集体が発生しにくく、しかも
発色性が良好であって、かぶりの問題のないトナーが得
られることを見出だした。本発明は、このような知見の
もとに成されたものである。
【0011】すなわち、DBP吸油量が300〜500
ml/100gであって、BET法表面積が500〜1
500m2 /gである導電性の良いカーボンブラック
は、トナー抵抗値を低下させ、トナーの凝集を抑制する
という長所を有するが、樹脂への分散性が悪く発色性も
劣化する。したがって、着色剤として、このカーボンブ
ラックのみを使用した場合には、トナー飛散が発生しや
すくなり、得られる画像上にかぶりが増大するおそれが
ある。
ml/100gであって、BET法表面積が500〜1
500m2 /gである導電性の良いカーボンブラック
は、トナー抵抗値を低下させ、トナーの凝集を抑制する
という長所を有するが、樹脂への分散性が悪く発色性も
劣化する。したがって、着色剤として、このカーボンブ
ラックのみを使用した場合には、トナー飛散が発生しや
すくなり、得られる画像上にかぶりが増大するおそれが
ある。
【0012】また、DBP吸油量が50〜200ml/
100gであって、BET法表面積が100〜200m
2 /gである導電性の悪いカーボンブラックは、樹脂へ
の分散性が良く発色性も優れている。しかしながら、こ
のカーボンブラックのみを着色剤として混合したトナー
は、抵抗値が高いので、白斑を引起こす凝集が起きやす
くなる。
100gであって、BET法表面積が100〜200m
2 /gである導電性の悪いカーボンブラックは、樹脂へ
の分散性が良く発色性も優れている。しかしながら、こ
のカーボンブラックのみを着色剤として混合したトナー
は、抵抗値が高いので、白斑を引起こす凝集が起きやす
くなる。
【0013】本発明においては、着色剤として、上述の
2種類のカーボンブラックを混合して使用しているの
で、双方のカーボンブラックの欠点を補うことができ
る。したがって、トナー凝集体が発生しにくいととも
に、トナー飛散が少なく、しかも発色性に優れ、かぶり
の少ない画像を形成可能な電子写真用現像剤が得られ
る。
2種類のカーボンブラックを混合して使用しているの
で、双方のカーボンブラックの欠点を補うことができ
る。したがって、トナー凝集体が発生しにくいととも
に、トナー飛散が少なく、しかも発色性に優れ、かぶり
の少ない画像を形成可能な電子写真用現像剤が得られ
る。
【0014】
【実施例】本発明に用いる結着樹脂としては、従来、ト
ナー用の結着樹脂として使用されていたスチレンおよび
その置換体の共重合体や、アクリル系樹脂を用いること
ができる。
ナー用の結着樹脂として使用されていたスチレンおよび
その置換体の共重合体や、アクリル系樹脂を用いること
ができる。
【0015】上記のスチレンおよびその置換体の共重合
体としては、たとえば、ポリスチレンホモポリマー、水
素添加スチレン樹脂、スチレン−イソブチレン共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン三元共重合体、アクリロニトリ
ル−スチレン−アクリル酸エステル三元共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−
アクリルゴム−スチレン三元共重合体、アクリロニトリ
ル−塩素化ポリスチレン−スチレン三元共重合体、アク
リロニトリル−EVA−スチレン三元共重合体、スチレ
ン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレ
ン共重合体、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−マ
レイン酸エステル共重合体、スチレン−イソブチレン共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体などが挙げ
られる。
体としては、たとえば、ポリスチレンホモポリマー、水
素添加スチレン樹脂、スチレン−イソブチレン共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル
−ブタジエン−スチレン三元共重合体、アクリロニトリ
ル−スチレン−アクリル酸エステル三元共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−
アクリルゴム−スチレン三元共重合体、アクリロニトリ
ル−塩素化ポリスチレン−スチレン三元共重合体、アク
リロニトリル−EVA−スチレン三元共重合体、スチレ
ン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレ
ン共重合体、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−マ
レイン酸エステル共重合体、スチレン−イソブチレン共
重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体などが挙げ
られる。
【0016】また、アクリル系樹脂としては、たとえ
ば、ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リエチルメタクリレート、ポリ−n−ブチルメタクリレ
ート、ポリグリシジルメタクリレート、ポリ含フッ素ア
クリレート、スチレン−メタクリレート共重合体、スチ
レン−ブチルメタクリレート共重合体、スチレン−アク
リル酸エチル共重合体などが挙げられる。
ば、ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リエチルメタクリレート、ポリ−n−ブチルメタクリレ
ート、ポリグリシジルメタクリレート、ポリ含フッ素ア
クリレート、スチレン−メタクリレート共重合体、スチ
レン−ブチルメタクリレート共重合体、スチレン−アク
リル酸エチル共重合体などが挙げられる。
【0017】結着樹脂としては、その他、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石
油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックスなどを
単独で、あるいは混合して使用することができる。
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テルペ
ン樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石
油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィンワックスなどを
単独で、あるいは混合して使用することができる。
【0018】本発明のトナーにおいて、着色剤として
は、DBP吸油量およびBET法表面積が異なる2種類
のカーボンブラックを使用する。第1のカーボンブラッ
クは、DBP吸油量が300〜500ml/100g、
BET法表面積は500〜1500m2 /gであり、第
2のカーボンブラックは、DBP吸油量が50〜200
ml/100g、BET法表面積は、100〜200m
2 /gである。これらの第1および第2のカーボンブラ
ックは、pHの値がそれぞれ7以上10以下、および1
以上5以下であることが好ましい。
は、DBP吸油量およびBET法表面積が異なる2種類
のカーボンブラックを使用する。第1のカーボンブラッ
クは、DBP吸油量が300〜500ml/100g、
BET法表面積は500〜1500m2 /gであり、第
2のカーボンブラックは、DBP吸油量が50〜200
ml/100g、BET法表面積は、100〜200m
2 /gである。これらの第1および第2のカーボンブラ
ックは、pHの値がそれぞれ7以上10以下、および1
以上5以下であることが好ましい。
【0019】このような条件を満たす第1および第2の
カーボンブラックとしては、それぞれケッチェンブラッ
ク、およびファーネスブラックが挙げられるが、これに
限定されるものではない。
カーボンブラックとしては、それぞれケッチェンブラッ
ク、およびファーネスブラックが挙げられるが、これに
限定されるものではない。
【0020】第1および第2のカーボンブラックの混合
比は、1:2〜2:1であることが好ましい。1:2よ
り小さい場合には、トナー凝集による白斑が発生しやす
くなり、2:1より大きい場合には、トナー飛散が発生
してかぶりも増大するおそれがある。また、カーボンブ
ラックの総添加量は、結着樹脂100重量部に対して、
2重量部以上6重量部以下であることが好ましい。2重
量%未満の場合には、十分な画像濃度が得られないおそ
れがあり、6重量部を越えると、トナー飛散が発生して
かぶりも増大する傾向がある。
比は、1:2〜2:1であることが好ましい。1:2よ
り小さい場合には、トナー凝集による白斑が発生しやす
くなり、2:1より大きい場合には、トナー飛散が発生
してかぶりも増大するおそれがある。また、カーボンブ
ラックの総添加量は、結着樹脂100重量部に対して、
2重量部以上6重量部以下であることが好ましい。2重
量%未満の場合には、十分な画像濃度が得られないおそ
れがあり、6重量部を越えると、トナー飛散が発生して
かぶりも増大する傾向がある。
【0021】本発明においては、必要に応じて、耐オフ
セット特性を向上させるためのワックス類や、摩擦帯電
電荷量を制御するための帯電制御剤などを配合してもよ
い。帯電制御剤としては、例えば、アルキルサリチル酸
の金属キレート、塩素化ポリエステル、酸基過剰のポリ
エステル、塩素化ポリオレフィン、脂肪族の金属塩、お
よび脂肪酸石鹸などの負極性制御剤;ジメチルアミノエ
チルメタクリレート−スチレン共重合体、弗素系界面活
性剤、および疎水性シリカなどの正極性制御剤などが挙
げられる。
セット特性を向上させるためのワックス類や、摩擦帯電
電荷量を制御するための帯電制御剤などを配合してもよ
い。帯電制御剤としては、例えば、アルキルサリチル酸
の金属キレート、塩素化ポリエステル、酸基過剰のポリ
エステル、塩素化ポリオレフィン、脂肪族の金属塩、お
よび脂肪酸石鹸などの負極性制御剤;ジメチルアミノエ
チルメタクリレート−スチレン共重合体、弗素系界面活
性剤、および疎水性シリカなどの正極性制御剤などが挙
げられる。
【0022】本発明のトナーは、結着樹脂、着色剤、お
よび外添剤を用いて、例えば、以下のように製造するこ
とができる。まず、結着樹脂、所定の条件を満たす着色
剤、および必要に応じてワックス等をボールミル、V型
混合器などを用いて混合、分散する。次に、この混合物
を加圧ニーダー、ロールなどを用いて加熱溶融混練す
る。得られた混練物を、ハンマーミル、ジェットミルな
どを用いて粗粉砕する。さらに、ジェットミルなどを用
いて微粉砕した後、風力分級法などにより所望の粒径に
分級し、これに外添剤を加え、これを高速流動形混合機
などにより混合し、所望のトナーを得ることができる。
よび外添剤を用いて、例えば、以下のように製造するこ
とができる。まず、結着樹脂、所定の条件を満たす着色
剤、および必要に応じてワックス等をボールミル、V型
混合器などを用いて混合、分散する。次に、この混合物
を加圧ニーダー、ロールなどを用いて加熱溶融混練す
る。得られた混練物を、ハンマーミル、ジェットミルな
どを用いて粗粉砕する。さらに、ジェットミルなどを用
いて微粉砕した後、風力分級法などにより所望の粒径に
分級し、これに外添剤を加え、これを高速流動形混合機
などにより混合し、所望のトナーを得ることができる。
【0023】トナーの混合、混練、分級手段としては、
上で説明したもの以外に、高速ディゾルバ、およびボー
ルミルなどによる湿式分散法や、インターナルミキサ
ー、およびスクリュー型押出機などによる溶融混練法な
どを用いることができ、また、混合手段としては、ボー
ルミル、V型混合機、フォルバーグ、およびヘンシェル
ミキサーなどを用いることができる。また、混合物を粗
粉砕する手段としては、例えば、カッターミル、ローラ
ーミル、およびボールミルなどを使用することができ
る。また、粗粉砕物を微粉砕する手段としては、高速回
転式粉砕機などを用いることができる。また、微粉砕物
を分級する手段としては、気流式分級機などを用いるこ
とができる。
上で説明したもの以外に、高速ディゾルバ、およびボー
ルミルなどによる湿式分散法や、インターナルミキサ
ー、およびスクリュー型押出機などによる溶融混練法な
どを用いることができ、また、混合手段としては、ボー
ルミル、V型混合機、フォルバーグ、およびヘンシェル
ミキサーなどを用いることができる。また、混合物を粗
粉砕する手段としては、例えば、カッターミル、ローラ
ーミル、およびボールミルなどを使用することができ
る。また、粗粉砕物を微粉砕する手段としては、高速回
転式粉砕機などを用いることができる。また、微粉砕物
を分級する手段としては、気流式分級機などを用いるこ
とができる。
【0024】なお、トナーを篩にかける前に予め添加さ
れる外添剤の量は、トナー粒子100重量部に対して、
好ましくは0.1〜5.0重量部であり、より好ましく
は0.3〜0.5重量部である。
れる外添剤の量は、トナー粒子100重量部に対して、
好ましくは0.1〜5.0重量部であり、より好ましく
は0.3〜0.5重量部である。
【0025】外添剤としては、シリカ微粒子、金属酸化
物微粒子、およびクリーニング助剤などを用いることが
できる。シリカ微粒子としては、二酸化ケイ素、ケイ酸
アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケ
イ酸亜鉛、およびケイ酸マグネシウムなどが挙げられ
る。金属酸化物微粒子としては、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、チタン酸ス
トロンチウム、およびチタン酸バリウムなどが挙げられ
る。クリーニング助剤としては、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリフッ化ビニリデン、およびポリテトラフルオ
ロエチレンなどの樹脂微粉末などが挙げられる。これら
の外添剤は、疎水化などの表面処理が施されたものであ
ってもよい。
物微粒子、およびクリーニング助剤などを用いることが
できる。シリカ微粒子としては、二酸化ケイ素、ケイ酸
アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケ
イ酸亜鉛、およびケイ酸マグネシウムなどが挙げられ
る。金属酸化物微粒子としては、酸化亜鉛、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、チタン酸ス
トロンチウム、およびチタン酸バリウムなどが挙げられ
る。クリーニング助剤としては、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリフッ化ビニリデン、およびポリテトラフルオ
ロエチレンなどの樹脂微粉末などが挙げられる。これら
の外添剤は、疎水化などの表面処理が施されたものであ
ってもよい。
【0026】外添剤を混合する手段としては、公知の混
合装置を使用することができるが、たとえば、高速流動
形混合機を用いることが望ましい。高速流動形混合装置
としては、例えば、ヘンシェルミキサー、スーパーミキ
サー、およびマイクロスピードミキサーなどが挙げられ
る。
合装置を使用することができるが、たとえば、高速流動
形混合機を用いることが望ましい。高速流動形混合装置
としては、例えば、ヘンシェルミキサー、スーパーミキ
サー、およびマイクロスピードミキサーなどが挙げられ
る。
【0027】このようにして得られたトナーは、抵抗値
が1.0×1011Ω・cm以上4.0×1011Ω・cm
以下であることが好ましい。1.0×1011Ω・cm未
満の場合には、トナー飛散が発生してかぶりが増大する
おそれがあり、4.0×1011Ω・cmを越えると、ト
ナーが凝集して白斑が発生するおそれがある。
が1.0×1011Ω・cm以上4.0×1011Ω・cm
以下であることが好ましい。1.0×1011Ω・cm未
満の場合には、トナー飛散が発生してかぶりが増大する
おそれがあり、4.0×1011Ω・cmを越えると、ト
ナーが凝集して白斑が発生するおそれがある。
【0028】本発明のトナーは、公知のすべての現像方
法に適用することができる。例えば、カスケード法、磁
気ブラシ法、およびマイクロトーニング法などの二成分
現像法;導電性一成分現像法、絶縁性一成分現像法、お
よびジャンピング現像法などの磁性体を含有する一成分
現像法;粉末雲法、ファーブラシ法、およびトナー担体
上に静電的に保持されることによって現像部へ搬送され
て潜像を現像する非磁性一成分現像法などを挙げること
ができる。
法に適用することができる。例えば、カスケード法、磁
気ブラシ法、およびマイクロトーニング法などの二成分
現像法;導電性一成分現像法、絶縁性一成分現像法、お
よびジャンピング現像法などの磁性体を含有する一成分
現像法;粉末雲法、ファーブラシ法、およびトナー担体
上に静電的に保持されることによって現像部へ搬送され
て潜像を現像する非磁性一成分現像法などを挙げること
ができる。
【0029】本発明のトナーが適用され得る画像形成装
置の例について、図1を用いて説明する。図1に示す複
写機は、次のように構成される。即ち、複写機本体10
1(以下、本体101と呼ぶ)の略中央部には、像担持
体として、ドラム状の感光体103が、図示矢印a方向
に回転可能に設けられている。感光体103は、表面に
光導電性層を有しており、この感光体103の周囲に
は、その回転方向に沿って以下の装置が固設されてい
る。
置の例について、図1を用いて説明する。図1に示す複
写機は、次のように構成される。即ち、複写機本体10
1(以下、本体101と呼ぶ)の略中央部には、像担持
体として、ドラム状の感光体103が、図示矢印a方向
に回転可能に設けられている。感光体103は、表面に
光導電性層を有しており、この感光体103の周囲に
は、その回転方向に沿って以下の装置が固設されてい
る。
【0030】即ち、帯電チャージャー105、およびこ
の帯電チャージャー105の感光体103の回転方向下
流側上方に、スリットガラス107が設けられている。
帯電チャージャー105は、感光体103の表面を一様
に帯電し、この感光体表面に、スリットガラス107を
介して原稿像を光源としてスリット露光する。また、ス
リットガラス107の下流側には、感光体103上の静
電潜像にトナーを付着させることによって現像を行なう
現像装置109が設置されており、この現像装置109
内には、現像剤としてキャリアを混合したトナー110
が収容されている。
の帯電チャージャー105の感光体103の回転方向下
流側上方に、スリットガラス107が設けられている。
帯電チャージャー105は、感光体103の表面を一様
に帯電し、この感光体表面に、スリットガラス107を
介して原稿像を光源としてスリット露光する。また、ス
リットガラス107の下流側には、感光体103上の静
電潜像にトナーを付着させることによって現像を行なう
現像装置109が設置されており、この現像装置109
内には、現像剤としてキャリアを混合したトナー110
が収容されている。
【0031】また、現像装置109内には、ローラの回
転により現像剤を攪拌して摩擦帯電させる攪拌ローラ2
01、および攪拌ローラ201により攪拌された現像剤
をマグネットローラ203に供給する供給ローラ202
が設けられている。さらに、現像装置109内には、マ
グネットローラ203が感光体103に接近した状態で
図示矢印1方向に回転可能に設けられており、このマグ
ネットローラ203の内部には、ローラの回転方向に沿
ってS極とN極とが交互に配置されている。
転により現像剤を攪拌して摩擦帯電させる攪拌ローラ2
01、および攪拌ローラ201により攪拌された現像剤
をマグネットローラ203に供給する供給ローラ202
が設けられている。さらに、現像装置109内には、マ
グネットローラ203が感光体103に接近した状態で
図示矢印1方向に回転可能に設けられており、このマグ
ネットローラ203の内部には、ローラの回転方向に沿
ってS極とN極とが交互に配置されている。
【0032】この現像装置109の下流側には、転写装
置111および剥離装置113が設けられている。現像
装置109により形成されたトナー像は、転写装置11
1によって複写用紙(以下、用紙とする)上に転写さ
れ、感光体103表面に付着した用紙は、剥離装置11
3によって感光体103表面から剥離される。
置111および剥離装置113が設けられている。現像
装置109により形成されたトナー像は、転写装置11
1によって複写用紙(以下、用紙とする)上に転写さ
れ、感光体103表面に付着した用紙は、剥離装置11
3によって感光体103表面から剥離される。
【0033】剥離装置113の下流側には、クリーニン
グ装置115が設けられており、これによって、転写後
に感光体103上に残留したトナー110が除去され
る。クリーニング装置115と帯電チャージャー105
との間には、感光体103の電位を降下させるための除
電装置117が固設されている。
グ装置115が設けられており、これによって、転写後
に感光体103上に残留したトナー110が除去され
る。クリーニング装置115と帯電チャージャー105
との間には、感光体103の電位を降下させるための除
電装置117が固設されている。
【0034】また、本体101は、その上部に原稿を載
せるための原稿ガラス119、および原稿ガラス119
上の原稿に光を照射し、その反射光を感光体103表面
に導く光学系121を有している。光学系121は、光
源となるランプ123および光源から照射された光を反
射するためのミラー124、125、127、129、
131、133および反射光を結像させるためのレンズ
ユニット135を有している。
せるための原稿ガラス119、および原稿ガラス119
上の原稿に光を照射し、その反射光を感光体103表面
に導く光学系121を有している。光学系121は、光
源となるランプ123および光源から照射された光を反
射するためのミラー124、125、127、129、
131、133および反射光を結像させるためのレンズ
ユニット135を有している。
【0035】ランプ123およびミラー124は、原稿
ガラス119の下方を移動可能に構成されており、光路
長を常に一定に保つため、ミラー125およびミラー1
27は、ランプ123の2分の1の速度で移動するよう
に構成されている。ミラー133からの反射光は、スリ
ットガラス107を透過して感光体103表面に導かれ
るよう構成されている。
ガラス119の下方を移動可能に構成されており、光路
長を常に一定に保つため、ミラー125およびミラー1
27は、ランプ123の2分の1の速度で移動するよう
に構成されている。ミラー133からの反射光は、スリ
ットガラス107を透過して感光体103表面に導かれ
るよう構成されている。
【0036】また、本体101の右側の中段には、用紙
を収容する手差しトレイ141が取り外し可能に設けら
れており、本体101には、この手差しトレイ141の
先端上方に、手差しトレイに収納された用紙を引き出す
ためのピックアップローラ143が設けられている。
を収容する手差しトレイ141が取り外し可能に設けら
れており、本体101には、この手差しトレイ141の
先端上方に、手差しトレイに収納された用紙を引き出す
ためのピックアップローラ143が設けられている。
【0037】また、本体101の左側には、複写された
用紙が排出される排紙トレイ171が設けられている。
この手差しトレイ141と排紙トレイ171との間に
は、用紙の搬送経路、すなわち搬送路142が形成され
ており、図1には、搬送路142が点線で示されてい
る。
用紙が排出される排紙トレイ171が設けられている。
この手差しトレイ141と排紙トレイ171との間に
は、用紙の搬送経路、すなわち搬送路142が形成され
ており、図1には、搬送路142が点線で示されてい
る。
【0038】搬送路142の上流には、第1および第2
のローラ対が、本体101に取り付けられている。第1
のローラ対は、手差しトレイ141に隣接する給紙ロー
ラ145および分離ローラ147の2つのローラから構
成されている。給紙ローラ145は、図示矢印b方向へ
回転可能であり、ピックアップローラ143により引き
出された用紙を第2のローラ対へ送る。分離ローラ14
7は、給紙ローラ415の下に接触対向して設けられて
おり、ピックアップローラ143から送られてきた用紙
が2枚以上の場合には、給紙ローラ145の回転方向と
逆方向に回転して、余分な用紙を手差しトレイ141に
引き戻す。ピックアップローラ143から送られてきた
用紙が1枚の場合には、分離ローラ147は、給紙ロー
ラ145の回転にしたがって回転する。
のローラ対が、本体101に取り付けられている。第1
のローラ対は、手差しトレイ141に隣接する給紙ロー
ラ145および分離ローラ147の2つのローラから構
成されている。給紙ローラ145は、図示矢印b方向へ
回転可能であり、ピックアップローラ143により引き
出された用紙を第2のローラ対へ送る。分離ローラ14
7は、給紙ローラ415の下に接触対向して設けられて
おり、ピックアップローラ143から送られてきた用紙
が2枚以上の場合には、給紙ローラ145の回転方向と
逆方向に回転して、余分な用紙を手差しトレイ141に
引き戻す。ピックアップローラ143から送られてきた
用紙が1枚の場合には、分離ローラ147は、給紙ロー
ラ145の回転にしたがって回転する。
【0039】また、第2のローラ対は、上部ローラおよ
び下部ローラから構成されるレジストローラ149であ
る。レジストローラ149は、給紙ローラ145から送
られてきた用紙の先端と突き当たることにより、用紙の
整位を行なった後、用紙を感光体103と転写装置11
1との間に、感光体103上のトナー像と重なるように
送り込む。
び下部ローラから構成されるレジストローラ149であ
る。レジストローラ149は、給紙ローラ145から送
られてきた用紙の先端と突き当たることにより、用紙の
整位を行なった後、用紙を感光体103と転写装置11
1との間に、感光体103上のトナー像と重なるように
送り込む。
【0040】搬送路142の中程には、転写装置111
および剥離装置113が配置されており、その先には、
紙を搬送するための帯状ベルト、すなわち搬送ベルト1
51が設けられている。さらに、搬送路142の下流側
には、トナー110に加熱および加圧を行なって、トナ
ー110を用紙上に定着する定着装置153が設置され
ている。定着装置153は、図示矢印c方向およびd方
向へそれぞれ回転可能なヒートローラ157および加圧
ローラ159を有している。ヒートローラ157は、加
熱体であるヒートランプ155を内蔵し、加圧ローラ1
59と一部圧着している。ヒートローラ157の表面
は、熱伝導性の良好な金属部材からなり、加圧ローラ1
59の表面は、ヒートローラ157に圧着しやすいよう
に、弾性ゴム部材から構成されている。
および剥離装置113が配置されており、その先には、
紙を搬送するための帯状ベルト、すなわち搬送ベルト1
51が設けられている。さらに、搬送路142の下流側
には、トナー110に加熱および加圧を行なって、トナ
ー110を用紙上に定着する定着装置153が設置され
ている。定着装置153は、図示矢印c方向およびd方
向へそれぞれ回転可能なヒートローラ157および加圧
ローラ159を有している。ヒートローラ157は、加
熱体であるヒートランプ155を内蔵し、加圧ローラ1
59と一部圧着している。ヒートローラ157の表面
は、熱伝導性の良好な金属部材からなり、加圧ローラ1
59の表面は、ヒートローラ157に圧着しやすいよう
に、弾性ゴム部材から構成されている。
【0041】さらに、搬送路142の下流には、複写画
像が形成された用紙を排紙トレイ171に排出するため
の排紙ローラ161が設けられている。上述した複写機
による複写プロセスは次のとおりである。
像が形成された用紙を排紙トレイ171に排出するため
の排紙ローラ161が設けられている。上述した複写機
による複写プロセスは次のとおりである。
【0042】まず、感光体103の表面が、帯電チャー
ジャー105のコロナ放電により一様に帯電される。次
に、光学系121内のランプ123が、原稿の置かれた
原稿ガラス119の下方を走査し、原稿に光が照射され
る。ランプ123により走査が行なわれると、ランプ1
23から照射された光は反射された後、レンズユニット
135へと導かれる。反射光は、レンズユニット135
において反転され、スリットガラス107を介して帯電
した感光体103上に露光される。光が露光されると、
感光体103表面の電荷が失われて静電画像が形成され
る。
ジャー105のコロナ放電により一様に帯電される。次
に、光学系121内のランプ123が、原稿の置かれた
原稿ガラス119の下方を走査し、原稿に光が照射され
る。ランプ123により走査が行なわれると、ランプ1
23から照射された光は反射された後、レンズユニット
135へと導かれる。反射光は、レンズユニット135
において反転され、スリットガラス107を介して帯電
した感光体103上に露光される。光が露光されると、
感光体103表面の電荷が失われて静電画像が形成され
る。
【0043】現像装置109内では、攪拌ローラ201
により攪拌されて摩擦帯電したトナー110およびキャ
リアが供給ローラ202によりマグネットローラ203
に送られる。マグネットローラ203に送られたトナー
110およびキャリアは、マグネットローラ203内の
S極、N極間に形成された磁力線により磁気ブラシを形
成する。キャリアは、常にマグネットローラ203に磁
気により引き付けられており、トナー110は、このキ
ャリアと電気的に引き合っている。
により攪拌されて摩擦帯電したトナー110およびキャ
リアが供給ローラ202によりマグネットローラ203
に送られる。マグネットローラ203に送られたトナー
110およびキャリアは、マグネットローラ203内の
S極、N極間に形成された磁力線により磁気ブラシを形
成する。キャリアは、常にマグネットローラ203に磁
気により引き付けられており、トナー110は、このキ
ャリアと電気的に引き合っている。
【0044】そして、マグネットローラ203と感光体
103とが回転し、磁気ブラシと感光体103上の静電
潜像とが近接すると、トナー110は、静電潜像の持つ
より強い静電引力に引付けられて感光体103表面に付
着し、トナー像を形成する。また、現像時には電圧器
(図示せず)により現像バイアスをマグネットローラ2
03および感光体103に印加することによって、感光
体103表面の非画像部へのトナー110の付着を防止
する。
103とが回転し、磁気ブラシと感光体103上の静電
潜像とが近接すると、トナー110は、静電潜像の持つ
より強い静電引力に引付けられて感光体103表面に付
着し、トナー像を形成する。また、現像時には電圧器
(図示せず)により現像バイアスをマグネットローラ2
03および感光体103に印加することによって、感光
体103表面の非画像部へのトナー110の付着を防止
する。
【0045】一方、給紙カセット141内に収納された
用紙はピックアップローラ143により引き出され、こ
の引き出された用紙のうち、給紙ローラ145と分離ロ
ーラ147との回転により、1枚の用紙だけがレジスト
ローラ149へ送られる。レジストローラ149は、用
紙の先端の整位を行なった後、用紙を感光体103と転
写装置111との間に送り込んで、感光体103の静電
潜像に重ね合わせる。この送り込まれた用紙の裏側に、
転写装置111の作用によりトナー像は、紙の上に転写
される。このようにして、トナー像をのせた用紙は、剥
離装置113により感光体103表面から剥がされて、
搬送ベルト151上を搬送され、定着装置153に至
る。
用紙はピックアップローラ143により引き出され、こ
の引き出された用紙のうち、給紙ローラ145と分離ロ
ーラ147との回転により、1枚の用紙だけがレジスト
ローラ149へ送られる。レジストローラ149は、用
紙の先端の整位を行なった後、用紙を感光体103と転
写装置111との間に送り込んで、感光体103の静電
潜像に重ね合わせる。この送り込まれた用紙の裏側に、
転写装置111の作用によりトナー像は、紙の上に転写
される。このようにして、トナー像をのせた用紙は、剥
離装置113により感光体103表面から剥がされて、
搬送ベルト151上を搬送され、定着装置153に至
る。
【0046】定着装置153では、予め内蔵したヒート
ランプ155により加熱されたヒートローラ157と加
圧ローラ159とが一部圧着しながら、それぞれの回転
方向に回転する。ヒートローラ157と加圧ローラ15
9とが回転している際に、これら2つのローラの圧着し
ている部分に用紙を通すことによって、トナー像が用紙
上へ定着される。なお、用紙は、トナー像がヒートロー
ラ側になるように配置する。すなわち、ヒートローラ1
57の熱によって、トナー110は溶融し、加圧ローラ
159の圧力により熱の伝導効率が高められて、トナー
は用紙の繊維の間に浸み込む。
ランプ155により加熱されたヒートローラ157と加
圧ローラ159とが一部圧着しながら、それぞれの回転
方向に回転する。ヒートローラ157と加圧ローラ15
9とが回転している際に、これら2つのローラの圧着し
ている部分に用紙を通すことによって、トナー像が用紙
上へ定着される。なお、用紙は、トナー像がヒートロー
ラ側になるように配置する。すなわち、ヒートローラ1
57の熱によって、トナー110は溶融し、加圧ローラ
159の圧力により熱の伝導効率が高められて、トナー
は用紙の繊維の間に浸み込む。
【0047】上述の過程を経て、複写画像が形成された
用紙は、排紙ローラ161を介して排紙トレイ171へ
排出される。以下、本発明の具体例を示して、本発明を
より詳細に説明する。
用紙は、排紙ローラ161を介して排紙トレイ171へ
排出される。以下、本発明の具体例を示して、本発明を
より詳細に説明する。
【0048】スチレン−アクリル樹脂(CPR−600
B、三井東圧化学社製)100重量部、第1のカーボン
ブラックとしてのケッチェンブラック(MA−100、
三菱化成社製)1.5重量部、第2のカーボンブラック
としてのファーネスブラック(EC.ライオン社製)
1.5重量部、および低分子量ポリプロピレンワックス
(ビスコール660P、三洋化成社製)1重量部を加熱
溶融・混練し、得られた混練物を冷却した。その後、超
音速ジェット気流微粉砕機で粉砕し、風力式分級機によ
り分級を行なってして体積平均粒径9μm、粒径5〜1
4μmのトナー粒子を得た。
B、三井東圧化学社製)100重量部、第1のカーボン
ブラックとしてのケッチェンブラック(MA−100、
三菱化成社製)1.5重量部、第2のカーボンブラック
としてのファーネスブラック(EC.ライオン社製)
1.5重量部、および低分子量ポリプロピレンワックス
(ビスコール660P、三洋化成社製)1重量部を加熱
溶融・混練し、得られた混練物を冷却した。その後、超
音速ジェット気流微粉砕機で粉砕し、風力式分級機によ
り分級を行なってして体積平均粒径9μm、粒径5〜1
4μmのトナー粒子を得た。
【0049】このトナー100重量部に対して、疎水性
シリカ(R−972、日本アエロジル社製)0.5重量
部を、ヘンシェルミキサにより混合した。なお、ミキサ
の条件は、羽根先端の周速度20m/s、羽根回転時間
3分とし、得られたトナーを実施例1とした。
シリカ(R−972、日本アエロジル社製)0.5重量
部を、ヘンシェルミキサにより混合した。なお、ミキサ
の条件は、羽根先端の周速度20m/s、羽根回転時間
3分とし、得られたトナーを実施例1とした。
【0050】また、第1および第2のカーボンブラック
の割合をそれぞれ変える以外は、上述と同様の工程で、
実施例2〜6のトナーを得た。さらに第1のカーボンブ
ラックまたは第2のカーボンブラックのいずれかを添加
しない以外は、同様の工程により、比較例1および2の
トナーを製造した。なお、比較例のトナーにおいてカー
ボンブラックの添加量は、結着樹脂100重量部に対し
て3.0重量部とした。
の割合をそれぞれ変える以外は、上述と同様の工程で、
実施例2〜6のトナーを得た。さらに第1のカーボンブ
ラックまたは第2のカーボンブラックのいずれかを添加
しない以外は、同様の工程により、比較例1および2の
トナーを製造した。なお、比較例のトナーにおいてカー
ボンブラックの添加量は、結着樹脂100重量部に対し
て3.0重量部とした。
【0051】このトナー5重量部に対し、フェライトキ
ャリア95重量部を混合し、現像剤を調製した。得られ
たトナー(実施例1〜6、比較例1〜2)を用い、市販
の複写機(レオドライBD−5020、東芝社製)にて
画像出しした。得られた画像について、白斑の有無およ
びトナー飛散状況を観察した。さらに、画像上のかぶ
り、ID、およびトナーの抵抗値を測定し、カーボンブ
ラックの添加量とともに、下記表1に示す。
ャリア95重量部を混合し、現像剤を調製した。得られ
たトナー(実施例1〜6、比較例1〜2)を用い、市販
の複写機(レオドライBD−5020、東芝社製)にて
画像出しした。得られた画像について、白斑の有無およ
びトナー飛散状況を観察した。さらに、画像上のかぶ
り、ID、およびトナーの抵抗値を測定し、カーボンブ
ラックの添加量とともに、下記表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】なお、表1中の白斑等は、以下の方法によ
り評価した。白斑は、A3用紙に黒ベタ画像を画出しし
た際に発生した楕円状の白抜けの個数を表わしており、
10個以内を合格とした。
り評価した。白斑は、A3用紙に黒ベタ画像を画出しし
た際に発生した楕円状の白抜けの個数を表わしており、
10個以内を合格とした。
【0054】トナー飛散は、目視により観察し、画像上
に影響を及ぼさないものを合格とした。かぶりは、色彩
色差計(ミノルタ社製、CR−121、DP−100)
を用いて、画像白地部分と白紙との色差を求めることに
より行なった。かぶりは、1%以下であることが好まし
い。
に影響を及ぼさないものを合格とした。かぶりは、色彩
色差計(ミノルタ社製、CR−121、DP−100)
を用いて、画像白地部分と白紙との色差を求めることに
より行なった。かぶりは、1%以下であることが好まし
い。
【0055】IDは、マクベス濃度計を用いて、ベタ画
像の濃度を求めることにより評価した。IDは1.0〜
1.4の範囲内であることが好ましい。トナー抵抗は、
トナーを加圧圧縮することにより、厚さ1〜2mm、直
径50mmの円板状成形試料を作製し、誘電体損測定器
(安藤電気製、LCRメータ)により測定する。
像の濃度を求めることにより評価した。IDは1.0〜
1.4の範囲内であることが好ましい。トナー抵抗は、
トナーを加圧圧縮することにより、厚さ1〜2mm、直
径50mmの円板状成形試料を作製し、誘電体損測定器
(安藤電気製、LCRメータ)により測定する。
【0056】表1に示すように、実施例1〜4のトナー
を用いた場合には、いずれもトナー凝集による白斑の発
生はなく、トナー飛散も少ない。さらに、かぶりが少な
く、適切なIDを有する良好な画像を形成することがで
きた。なお、これらのトナーの抵抗値は、いずれも前述
の好ましい範囲内である。
を用いた場合には、いずれもトナー凝集による白斑の発
生はなく、トナー飛散も少ない。さらに、かぶりが少な
く、適切なIDを有する良好な画像を形成することがで
きた。なお、これらのトナーの抵抗値は、いずれも前述
の好ましい範囲内である。
【0057】実施例5のトナーを用いて得られた画像
は、トナー飛散は起こらず、かぶりの発生も少ないもの
の、抵抗値が大きいためにトナー凝集による白斑が多
く、IDも小さい。また、実施例6のトナーを用いて得
られた画像は、IDは良好であるが、トナー飛散および
かぶりの発生が多い。
は、トナー飛散は起こらず、かぶりの発生も少ないもの
の、抵抗値が大きいためにトナー凝集による白斑が多
く、IDも小さい。また、実施例6のトナーを用いて得
られた画像は、IDは良好であるが、トナー飛散および
かぶりの発生が多い。
【0058】ファーネスブラックのみを含有した比較例
1のトナーでは、トナー抵抗が高いために、画像上に多
数の白斑が発生している。また、ケッチェンブラックの
みを含有した比較例2のトナーを用いて形成された画像
は、IDが低く、多量のトナー飛散に起因してかぶりも
大きい。さらに、比較例2のトナーは、発色性も劣って
いた。
1のトナーでは、トナー抵抗が高いために、画像上に多
数の白斑が発生している。また、ケッチェンブラックの
みを含有した比較例2のトナーを用いて形成された画像
は、IDが低く、多量のトナー飛散に起因してかぶりも
大きい。さらに、比較例2のトナーは、発色性も劣って
いた。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
白斑を引起こすトナー凝集体が発生しにくい電子写真用
現像剤が得られる。さらに、本発明の現像剤は、トナー
飛散は発生せず、発色性に優れるので、これを用いた場
合には、かぶりの少ない画像を形成することができる。
白斑を引起こすトナー凝集体が発生しにくい電子写真用
現像剤が得られる。さらに、本発明の現像剤は、トナー
飛散は発生せず、発色性に優れるので、これを用いた場
合には、かぶりの少ない画像を形成することができる。
【図1】本発明の電子写真用トナーを適用し得る画像形
成装置の断面を示す図。
成装置の断面を示す図。
101…本体,103…感光体ドラム,105…帯電チ
ャージャー 107…スリットガラス,109…現像装置,110…
トナー 111…転写装置,113…剥離装置,115…クリー
ニング装置,117…除電装置,119…原稿ガラス,
121…光学系,123…ランプ 124…ミラー,125…ミラー,127…ミラー,1
29…ミラー 131…ミラー,133…ミラー,135…レンズユニ
ット 141…手差しトレイ,142…搬送路,143…ピッ
クアップローラ 145…給紙ローラ,147…分離ローラ,149…レ
ジストローラ 151…搬送ベルト,153…定着装置,155…ヒー
トランプ 157…ヒートローラ,159…加圧ローラ,161…
排紙ローラ 171…排紙ローラ,201…攪拌ローラ,202…供
給ローラ 203…マグネットローラ。
ャージャー 107…スリットガラス,109…現像装置,110…
トナー 111…転写装置,113…剥離装置,115…クリー
ニング装置,117…除電装置,119…原稿ガラス,
121…光学系,123…ランプ 124…ミラー,125…ミラー,127…ミラー,1
29…ミラー 131…ミラー,133…ミラー,135…レンズユニ
ット 141…手差しトレイ,142…搬送路,143…ピッ
クアップローラ 145…給紙ローラ,147…分離ローラ,149…レ
ジストローラ 151…搬送ベルト,153…定着装置,155…ヒー
トランプ 157…ヒートローラ,159…加圧ローラ,161…
排紙ローラ 171…排紙ローラ,201…攪拌ローラ,202…供
給ローラ 203…マグネットローラ。
Claims (4)
- 【請求項1】 結着樹脂と着色剤とを含有し、前記着色
剤は、DBP吸油量が300ないし500ml/100
gであって、BET法表面積が500ないし1500m
2 /gである第1のカーボンブラックと、DBP吸油量
が50ないし200ml/100gであって、BET法
表面積が100ないし200m2 /gである第2のカー
ボンブラックとを含むことを特徴とする電子写真用現像
剤。 - 【請求項2】 前記第1のカーボンブラックのpHが7
以上10以下であり、前記第2のカーボンブラックのp
Hが1以上5以下である請求項1に記載の電子写真用現
像剤。 - 【請求項3】 前記第1のカーボンブラックと第2のカ
ーボンブラックとの混合比が1:2ないし2:1であ
り、全カーボンブラックの添加量が、結着樹脂100重
量部に対して2ないし6重量部である請求項1に記載の
電子写真用現像剤。 - 【請求項4】 抵抗値が、1.0×1011ないし4.0
×1011Ω・cmである請求項1に記載の電子写真用現
像剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6242647A JPH08106176A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 電子写真用現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6242647A JPH08106176A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 電子写真用現像剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08106176A true JPH08106176A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17092161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6242647A Pending JPH08106176A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 電子写真用現像剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08106176A (ja) |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP6242647A patent/JPH08106176A/ja active Pending
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