JPH08106768A - 磁気テープ再生方法および磁気テープ再生装置 - Google Patents

磁気テープ再生方法および磁気テープ再生装置

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JPH08106768A
JPH08106768A JP24130994A JP24130994A JPH08106768A JP H08106768 A JPH08106768 A JP H08106768A JP 24130994 A JP24130994 A JP 24130994A JP 24130994 A JP24130994 A JP 24130994A JP H08106768 A JPH08106768 A JP H08106768A
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JP
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magnetic tape
program
program number
path
recorded
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JP24130994A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Matsumoto
勝明 松本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2種類の走行方向を有する磁気テープから所
望するデータを効率良く高速サーチすることができる磁
気テープ再生装置を提供する。 【構成】 磁気テープをメカニズム駆動部2により往復
駆動させ、磁気テープに記録されている主データ及び補
助データをそれぞれ主データ復調部4、補助データ復調
部5により読み取る。読み取った補助データに含まれる
目次情報より往路側最終プログラム番号あるいは復路側
プログラム番号のどちらか一方をRAM15に記憶させ
る。マイクロコンピュータ7は、操作部8から高速サー
チの指示を受けたとき、目標となるプログラムを示すプ
ログラム番号を生成し、RAM15に記憶された往路側
最終プログラム番号あるいは復路側プログラム番号と比
較する。これにより、往路復路のどちらの記録領域を高
速サーチするかを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、往路復路の2種類の
走行方向に記録領域を有する磁気テープから所定のプロ
グラムを高速サーチする磁気テープ再生方法および磁気
テープ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログの磁気テープ再生装置で
は、音楽等の再生を行う際に所望する曲の頭出しを行う
機能を備えていた。こうしたプログラム(曲目)の頭出
し機能を実現する方法として、例えば、テープを高速走
行させて磁気テープ上の無記録部を検出する方法が採用
されていた。また、近年になってディジタル録音により
高音質で記録/再生を可能とするディジタルオーディオ
テープレコーダ(DAT:Digital Audio Tape Recorde
r)等の磁気テープ再生装置が普及しつつある。この種
のディジタル録音では、音楽等の主たる記録情報ととも
にその曲の磁気テープ上での記録位置を示す位置情報や
記録順序を示す曲番情報等を、補助データとして記録で
きるようになっている。このため、曲間部を検出しなく
ても、こうした補助データを利用して、例えば各プログ
ラムの先頭位置を示すラベル情報を再生しながら磁気テ
ープを高速走行させることによって、短時間に所望の曲
が選択できる。
【0003】ところで現在のDATには、片道録音しか
できない回転ヘッド方式のR−DATとは別に、往路復
路の2方向にテープ走行可能な固定ヘッド方式のS−D
AT(Stationary Head DAT)がある。このS−DAT
は、磁気テープの記録領域を上下2つに分け、上下それ
ぞれの側を往路、復路として用い、固定ヘッドによって
往復方向いずれのテープ走行においても録音/再生がで
き、これにより、長時間の連続した音楽再生などを可能
としているという特徴がある。ところが、プログラムを
再生していない側の記録領域に所望のプログラムが記録
されている場合には、次の様な問題が生じる。すなわ
ち、従来の磁気テープ再生装置では、現在再生している
テープ位置を基準にして目標プログラムまでのラベル数
を計数して高速サーチが行なわれるため、高速サーチが
指令された後に一旦は磁気テープの始端あるいは終端ま
で高速サーチを行ってテープ走行方向を反転せしめた後
でなくては、他方の側の記録領域の高速サーチを行うこ
とができない。このため、所望プログラムの頭出しに要
する時間は、片側録音のものと較べて平均的に長くなっ
てしまう。
【0004】このような不都合を解決するために、例え
ば特開平6−12840号公報に開示されている磁気テ
ープ装置では、一方の側の記録領域からプログラムを再
生しているときに両方の側の記録領域に記録された補助
データを読み取る方式が採用されている。
【0005】上記磁気テープ装置は、往路復路の2つの
補助データ記録領域から得られたすべての絶対プログラ
ム番号と各プログラムの開始位置を示す絶対時間を、所
定のメモリに保持するように構成される。そして、読み
込まれた補助データから得た現在走行位置での絶対プロ
グラム番号、絶対時間、およびメモリに記憶された情報
を所望する目標プログラム番号と比較することによっ
て、目標とするプログラムが往路復路のいずれの記録領
域に存在するかを判定し、これにより最短時間での高速
サーチを可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の往
復方向に録音/再生が可能なS−DAT等の磁気テープ
装置においては、記録された主データを速やかに高速サ
ーチするには、一方の記録領域を再生しながら、同時に
他方の記録領域からはそこに記録された補助データをも
読み取ることが必要とされている。このため、再生中の
主データとは反対側の記録領域に記録された補助データ
を、逆方向に走査しながら読み取らなくてはならず、磁
気テープ装置の読み取りヘッドの機構およびデータ復調
部の回路構成などが複雑になるという問題があった。
【0007】また、読み取られた補助データのうちの、
例えばプログラム番号と各プログラムの開始位置を示す
絶対時間とを全て磁気テープ装置に記憶するには、多く
のメモリ容量を必要とするという問題もあった。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するために
なされたもので、第1の目的は、2つの走行方向を有す
る磁気テープから、少ないメモリ容量でもって所望する
データを速やかに高速サーチすることができる磁気テー
プ再生装置を提供することを目的としている。
【0009】また、この発明の第2の目的は、現在再生
中の記録領域とは異なる記録領域に記録されているプロ
グラムの検索が指示された場合でも、磁気テープ上での
最短距離の移動によって、所望するプログラムの再生を
可能とし、高速サーチに要する時間を短縮できる磁気テ
ープの再生方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る方法は、
2方向の走査により記録、再生される記録領域に複数の
プログラムがディジタル記録された磁気テープを検索し
て、所望するプログラムを高速サーチする磁気テープ再
生方法において、前記磁気テープから補助データを再生
して、往路側の記録領域に記録された最終プログラムの
プログラム番号、及び復路側の記録領域に記録された先
頭プログラムのプログラム番号のうち、少なくとも一方
のプログラム番号を記憶する第1ステップと、検索され
る目標プログラムのプログラム番号と、前記記憶された
プログラム番号とを比較し、目標プログラムが往路側、
あるいは復路側のいずれの記録領域に存在するかを判定
する第2ステップと、前記第2ステップにおいて前記補
助データとは異なる記録領域に前記目標プログラムが存
在すると判定された場合に、前記磁気テープの走行方向
を反転して高速サーチを実行する第3ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0011】請求項2に係る方法は、請求項1に記載の
磁気テープ再生方法において、前記第1ステップでは、
前記補助データに含まれる目次情報から、往路側の記録
領域の記録終了位置を示すコードを検出するとともに、
その直前に検出された目次情報から往路側の最終プログ
ラム番号を決定することを特徴とする。
【0012】請求項3に係る方法は、請求項1に記載の
磁気テープ再生方法において、前記第1ステップでは、
前記補助データに含まれる目次情報から、往路側の記録
領域の記録終了位置を示すコードを検出するとともに、
その直後に検出された目次情報から復路側の先頭プログ
ラム番号を決定することを特徴とする。
【0013】請求項4に係る方法は、請求項1に記載の
磁気テープ再生方法において、前記第1ステップでは、
前記補助データに含まれる目次情報のうち前記磁気テー
プ上の各プログラムの記録開始位置における絶対時間を
示す時間情報と、往路側の記録終了位置における絶対時
間を示す時間情報とを検出するとともに、両者を比較す
ることによって往路側の記録終了位置における絶対時間
より小さい目次情報の中の最大の絶対時間を示す目次情
報から、往路側の最終プログラム番号を決定することを
特徴とする。
【0014】請求項5に係る方法は、請求項1に記載の
磁気テープ再生方法において、前記第1ステップでは、
前記補助データに含まれる目次情報のうち前記磁気テー
プ上の各プログラムの先頭位置における絶対時間を示す
時間情報と、往路側の記録終了位置における絶対時間を
示す時間情報とを検出するとともに、両者を比較するこ
とによって往路側の記録終了位置における絶対時間より
大きい目次情報の中の最小の絶対時間を示す目次情報か
ら、復路側の先頭プログラム番号を決定することを特徴
とする。
【0015】請求項6に係る方法は、請求項1に記載の
磁気テープ再生方法において、前記第1ステップでは、
前記補助データに含まれる目次情報のうち前記磁気テー
プの往路又は復路に記録された各プログラムの記録領域
を識別するビット情報を検出するとともに、このビット
情報により往路側に区分された目次情報の中の最大の絶
対時間を示す目次情報から、往路側の最終プログラム番
号を決定することを特徴とする。
【0016】請求項7に係る方法は、請求項1に記載の
磁気テープ再生方法において、前記第1ステップでは、
前記補助データに含まれる目次情報のうち前記磁気テー
プの往路又は復路に記録された各プログラムの記録領域
を識別するビット情報を検出するとともに、このビット
情報により復路側に区分された目次情報の中の最小の絶
対時間を示す目次情報から、復路側の先頭プログラム番
号を決定することを特徴とする。
【0017】請求項8に係る装置は、2方向の走査によ
り記録、再生される記録領域に複数のプログラムがディ
ジタル記録された磁気テープを検索して、所望するプロ
グラムを高速サーチする磁気テープ再生装置において、
前記磁気テープを往復駆動する駆動手段と、前記磁気テ
ープにディジタル記録された少なくとも絶対プログラム
番号及び目次情報を含む補助データを復調する補助デー
タ復調手段と、復調された目次情報のうち往路側最終プ
ログラム番号、あるいは復路側先頭プログラム番号の少
なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記補助データ復
調手段によって読み取られた補助データと前記記憶手段
に記憶されたプログラム番号に基づいて前記駆動手段を
制御し、指定されたプログラムの開始位置を検索する高
速サーチ手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項9に係る装置は、請求項8に記載の
磁気テープ再生装置において、前記高速サーチ手段は、
前記記憶手段に往路側最終プログラム番号、あるいは復
路側先頭プログラム番号の少なくとも一方が記憶される
までは検索を開始しないことを特徴とする。
【0019】請求項10に係る装置は、請求項8又は請
求項9に記載の磁気テープ再生装置において、前記記憶
手段は、往路側最終プログラム番号及び復路側先頭プロ
グラム番号をそれぞれに記憶する領域を有するものであ
ることを特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1に係る磁気テープ再生方法では、補助
データに含まれる例えば目次情報より往路側最終プログ
ラム番号あるいは復路側プログラム番号のどちらか一方
を記憶させる。したがって、高速サーチの指示を受けた
とき、マイクロコンピュータによって目標となるプログ
ラムを示すプログラム番号と記憶されている往路側最終
プログラム番号あるいは復路側プログラム番号と比較す
ることにより、往路復路のどちらの記録領域を高速サー
チするかを決定できる。
【0021】請求項2に係る再生方法では、補助データ
に含まれる目次情報から、往路側の記録領域の記録終了
位置を示すコードを検出することによって、簡単に往路
側最終プログラム番号を判定することができる。
【0022】請求項3に係る再生方法では、補助データ
に含まれる目次情報から、往路側の記録領域の記録終了
位置を示すコードを検出することによって、簡単に復路
側先頭プログラム番号を判定することができる。
【0023】請求項4に係る再生方法では、補助データ
に含まれる目次情報から、各プログラムの記録開始位置
における絶対時間を示す時間情報と、往路側の記録終了
位置における絶対時間を示す時間情報とを検出している
ので、目次情報が順番に記録されていない磁気テープで
あっても、簡単に往路側最終プログラム番号を判定する
ことができる。
【0024】請求項5に係る再生方法では、補助データ
に含まれる目次情報から、各プログラムの記録開始位置
における絶対時間を示す時間情報と、往路側の記録終了
位置における絶対時間を示す時間情報とを検出している
ので、目次情報が順番に記録されていない磁気テープで
あっても、簡単に復路側先頭プログラム番号を判定する
ことができる。
【0025】請求項6に係る再生方法では、補助データ
に含まれる目次情報から、各プログラムの記録領域を識
別するビット情報を検出しているので、往路側の記録終
了位置における絶対時間を示す時間情報が記録されてい
ない磁気テープであっても、簡単に往路側最終プログラ
ム番号を判定することができる。
【0026】請求項7に係る再生方法では、補助データ
に含まれる目次情報から、各プログラムの記録領域を識
別するビット情報を検出しているので、往路側の記録終
了位置における絶対時間を示す時間情報が記録されてい
ない磁気テープであっても、簡単に復路側先頭プログラ
ム番号を判定することができる。
【0027】請求項8に係る装置では、2方向の走査に
より記録、再生される記録領域に複数のプログラムがデ
ィジタル記録された磁気テープを検索する場合に、復調
された目次情報のうち往路側最終プログラム番号、ある
いは復路側先頭プログラム番号の少なくとも一方を記憶
するだけで、所望するプログラムを高速サーチすること
ができる。
【0028】請求項9に係る装置では、記憶手段に往路
側最終プログラム番号、あるいは復路側先頭プログラム
番号の少なくとも一方が記憶されるまでは検索を開始し
ないで、プログラムの検索のための時間を短縮するよう
にしている。
【0029】請求項10に係る装置では、往路側での最
終プログラム番号と復路側での先頭プログラム番号の記
憶領域を別々に確保することによって、往路側最終プロ
グラム番号、復路側先頭プログラム番号の少なくとも一
方が記憶されれば直ちに高速サーチを開始でき、その検
索の時間が短縮できる。
【0030】
【実施例】以下、添付した図面を参照して、この発明の
実施例を説明する。 実施例1.
【0031】図1は、本発明の磁気テープ再生装置の構
成を示すブロック図である。図1において、1は磁気テ
ープを収納しているカセット、2は磁気テープの走行を
制御するメカニズム駆動部、3は磁気テープに記録され
ている主データおよび補助データの再生を行う再生ヘッ
ド、4は再生ヘッド3により再生された主データを復調
し、誤り訂正を行う主データ復調部、5は再生ヘッド3
により再生された補助データを復調し、誤り訂正を行う
補助データ復調部、6は補助データをエンベロープ変調
することにより記録されているラベルを検出するラベル
検出部である。7はマイクロコンピュータであって、補
助データ復調部5およびラベル検出部6と接続され、補
助データ、ラベルデータ等を受け取ると共に、メカニズ
ム駆動部2に対して磁気テープの走行を指示するなど、
システム全体の制御を行うものである。
【0032】8は表示/操作部であり、後に詳述するよ
うに、ユーザはこの表示/操作部8を介してマイクロコ
ンピュータ7にサーチすべき目標プログラム番号などを
入力し、あるいは動作状態の表示を見ることができる。
9は主データ復調部4において復調された主データを音
声信号に変換するD/Aコンバータ、10はD/Aコン
バータ9により得られた音声信号に対して音量調整或い
は音質調整を行うプリアンプ、11はプリアンプ10か
らの音声信号に従ってスピーカ12などを駆動するパワ
ーアンプである。
【0033】上記マイクロコンピュータ7はCPU1
3、ROM14、RAM15、入出力装置16、17を
含み、このRAM15内には補助データ復調部5で復調
された補助データから読み取られた目次情報の一部を記
憶するメモリ領域が確保されている。
【0034】図2は、上記表示/操作部8を含む磁気テ
ープ再生装置の外観構成を示す斜視図である。装置筐体
18の前面パネルの左上部には、磁気テープを収納した
カセット1を装着するためのカセット挿入口19が形成
されており、更に右上部には、カセット1の動作状態を
知らせるメッセージや高速サーチの目標プログラム番号
などを表示するための表示部20が設けられている。2
1乃至28は磁気テープに対する各種の操作スイッチで
あって、21は挿入されたカセット1を取り出すための
イジェクトスイッチ、22は磁気テープの再生開始を指
示するプレイスイッチ、23は磁気テープの巻戻しを指
示する巻戻しスイッチ、24は磁気テープの早送りを指
示する早送りスイッチ、25,26は磁気テープの高速
サーチを指示する選曲DOWNスイッチ及び選曲UPス
イッチである。また、27,28は音量や音質の調整を
行うためのUPスイッチおよびDOWNスイッチであ
る。
【0035】図3は、磁気テープに記録されているトラ
ックパターンを示す図である。この磁気テープ30は、
中心線Cにより上下方向に分割された2つの記録領域3
1,32を有し、このうち記録領域31には9本のトラ
ックT1〜T9を含む往路側のトラックが形成され、記
録領域32には9本のトラックT10〜T18を含む復
路側のトラックが形成されている。これら記録領域3
1、32のそれぞれ9本のトラックのうち、8本のトラ
ックには音声データ等の主となる情報が主データとして
記録され、残りの1本づつのトラック、例えば一番外側
のトラックT1とT18には、高速サーチ用の制御デー
タなど、主データを補うための補助データが記録され
る。
【0036】この磁気テープ30は、図の往路方向に走
行させることによって、トラックT1〜T9に記録され
た主データ及び補助データが同時に再生され、反対に図
の復路方向に走行させることによって、トラックT10
〜T18に記録された主データ及び補助データが同時に
再生される。
【0037】図4は、トラックT1(往路側)とトラッ
クT18(復路側)に記録される補助データの記録フォ
ーマットの一例を示す図である。この記録フォーマット
は、バイト0からバイト14までの15バイトを一つの
繰り返し単位とするものである。また、全ての主データ
の制御に必要な補助データが、磁気テープ30のトラッ
クT1,T18に記録されている。そしてこの補助デー
タは、例えば市販のミュージックテープなどでは、主デ
ータが記録されている全ての範囲に対応するテープ位置
に繰り返し記録され、また、多くの場合に通常の録音用
のテープ(ブランクテープ)では、各々往路復路の記録
開始位置に、主データに対応する補助データ群が1回だ
け記録される。ただし後述するように、必ずしもすべて
の磁気テープにおいて、こうした記録フォーマットでこ
れら全ての補助データが記録されているとは限らない。
【0038】図4において、バイト0に記録される絶対
プログラム番号(APGM)とは、例えば主データとし
て音楽が記録された場合の曲番に相当するもので、この
APGMによって主データとして記録された最大99
(01〜99)のプログラムを識別できる。次のバイト
1〜3に記録される絶対時間データとは、テープの記録
開始位置(先頭位置)から当該位置までに主データとし
て記録されたプログラムを再生するために必要な時間を
示す時間情報である。この絶対時間データは、秒桁デー
タ(バイト3)、分桁データ(バイト2)、時桁データ
(バイト1の下位4ビット)及びフレーム番号データ
(バイト1のビット4〜6)によって表示され、記録さ
れたプログラムのテープ位置が識別できる。なお、バイ
ト1の最上位ビットのフラグデータSは、往路復路を区
別するビット情報であり、例えば当該プログラムが往路
側トラックに記録されている場合には、S=0、復路側
トラックに記録されている場合にはS=1である。
【0039】また、図4の記録フォーマットのうち、バ
イト4〜6に記録されるプログラム経過時間データと
は、現在再生中のプログラム(曲目)の記録開始時点か
らの経過時間を示す時間情報である。この時間情報も、
絶対時間データと同様に、秒桁データ(バイト6)、分
桁データ(バイト5)、時桁データ(バイト4の下位4
ビット)及びフレーム番号データ(バイト4のビット4
〜6)によって表示され、プログラム中でのテープ位置
が識別できる。
【0040】さらに、図4の記録フォーマットのうち、
バイト7〜10およびバイト11〜14にそれぞれ記録
されるTOCデータ1、TOCデータ2は、磁気テープ
に記録された主データについての目次情報(Table Of C
ontents)を構成するデータであって、各プログラムが
磁気テープ上でどこに記録されているか等の情報を含ん
でいる。すなわち、一連の目次情報は、少なくとも主デ
ータとして記録されたプログラムの数に対応するTOC
データから構成され、上記絶対時間データ、プログラム
経過時間データとともに、2つのプログラムに対応する
2項目分のTOCデータ、例えばTOCデータ1、TO
Cデータ2を1単位として、補助データ用のトラックT
1、T18に記録される。
【0041】図5は、TOCデータの記録フォーマット
の一例を示す図である。1項目の目次情報は4バイトの
TOCデータからなり、バイト1に記録されるTOCI
TEMと、バイト2〜4に記録される時間情報等とから
構成される。TOCITEMは、TOCデータの内容を
分類する1バイトのBCDコードであり、バイト2〜4
のTOCデータは、このコードによって互いにその内容
が識別される。このTOCITEMには4種類のコード
がある。第1の種類は、目次情報の開始を意味するコー
ド0A、第2の種類は、バイト2〜4に記録された絶対
時間データに対応するプログラム番号を示すコード0
1,‥‥,99、第3の種類は、往路側での主データの
記録終了位置における絶対時間データを意味するコード
AE、第4の種類は、復路側での主データの記録終了位
置における絶対時間データを意味するコードBEであ
る。
【0042】図5に示す記録フォーマットにおいて、例
えばこのバイト1のTOCITEMが第2の種類のコー
ド09であれば、TOCデータの内容(バイト2〜4)
は9番目のプログラムの記録開始位置における絶対時間
データを示している。また、TOCITEMが第3の種
類のコードAEであれば、その内容は往路側での主デー
タの記録終了位置における絶対時間データを示してい
る。なお、図5においてバイト2の最上位ビットはフラ
グデータSであって、TOCデータが示す対象が往路復
路どちらの記録領域に記録されているかを区別するビッ
ト情報である。
【0043】さらに、TOCITEMが第1の種類のコ
ード0Aであれば、それに続くバイト2〜4には、補助
データとして記録されている目次情報の属性データ、例
えばTOCデータの個数やそれらの繰り返し回数などが
記録される。磁気テープの全範囲にサブコード群が繰り
返し記録されるミュージックテープなどでは、TOCI
TEMのコード0Aは、一連の目次情報の読み込みのた
めの区切りコードとして機能する。通常、これらの目次
情報はコード0A,01…,AE,XX…,BE(XX
は復路側の先頭プログラム番号に対応するコード)の順
に記録される。
【0044】図6は、TOCデータの一例を示す図であ
る。このTOCデータは、TOCITEMが「09」で
あって、フラグデータSが「1」であり、又、バイト2
の他のデータ、バイト3、4のデータから、この磁気テ
ープには復路側の絶対時間45分36秒第2フレームの
位置から9番目のプログラムの記録が開始されているこ
とを示している。ここで、フレームデータは0から4ま
での5フレームが1秒に対応している。
【0045】図7は、プログラム検索の際のテープ走行
経路の一例を示す説明図である。カセット1には、往路
側記録領域(A面)にプログラム番号#1〜#6の主デ
ータ(曲目)が記録されており、復路側記録領域(B
面)にプログラム番号#7〜#12の主データ(曲目)
が記録されている。そして、プログラム番号#4の曲目
を再生している最中に、目標プログラム番号#9が指示
されて高速サーチのスイッチが操作された場合、従来の
磁気テープ再生装置では、直ちにフォワード方向に高速
サーチが開始される。すなわち、図中の破線により示す
ように、テープ再生位置aからテープ終端位置bに到達
し、その後テープ走行方向を反転して高速サーチが続行
されることにより、目標プログラムの先頭位置cがフォ
ワード方向から検出される。
【0046】ところが、本発明の磁気テープ再生装置に
よるプログラム検索では、目標プログラム番号#9が指
示されると、往路側最終プログラム番号#6あるいは復
路側先頭プログラム番号#7が判明している限りにおい
て、目標プログラム番号と比較される。その結果、目標
プログラムが現在再生している往路側記録領域には存在
しないことが判明し、直ちにメカニズム駆動部2に対し
てテープ走行方向の反転が指示される。その後、この例
ではB面に記録されたプログラム番号#9のプログラム
が中途から再生され、そこで補助データとして記録され
ている絶対プログラム番号からテープ位置が判明すれ
ば、巻戻し方向での高速サーチ(リバースサーチ)によ
って目標プログラム番号#9のプログラム先頭位置cが
検出できる。
【0047】図7では、上述のテープ走行経路を実線に
よって図示している。一般に、多くの場合に指示された
目標プログラムの先頭位置に到達するための経路として
は、実線によって示す高速サーチのほうが短くなるか
ら、図7の破線に沿った高速サーチに要する時間より
も、本発明の高速サーチが短かい時間で実行されること
は明らかである。
【0048】図8は、図7の磁気テープに記録される補
助データの配置を示す説明図である。図に示す磁気テー
プ部分において、上側半分は往路側記録領域であり、プ
ログラム番号#4のプログラムが主データとして記録さ
れ、磁気ヘッドが図の左から右の方向に走行することに
より、このプログラムとともに補助データが読み取られ
る。また、磁気テープの下側半分は復路側記録領域であ
り、プログラム番号#9と#10が主データとして記録
されている。そして、磁気ヘッドが図の右から左の方向
に走行することにより、これらプログラムが順次に読み
取られると同時に、補助データが読み取られる。
【0049】また、この図8の磁気テープの場合には、
図4において説明した通り、絶対プログラム番号を先頭
バイトとするフォーマットで補助データが繰り返し記録
されている。ここで、磁気テープ上には主データとして
プログラム#1〜#12が、図7に示すように往路側お
よび復路側の記録領域にそれぞれ記録されているので、
補助データとしてはプログラム番号に対応するコード0
1〜12、及び0A,AE,BEの合計15項目、即ち
15個のTOCデータ(TOC1乃至TOC15)から
構成される目次情報が記録されるとともに、絶対時間デ
ータTiとプログラム経過時間データtj ,tk …が記
録される。
【0050】図9は、実施例1の磁気テープ再生装置に
おける高速サーチの手順を示すフローチャートである。
【0051】マイクロコンピュータ7は、表示/操作部
8より再生動作が指令されると、上記メカニズム駆動部
2に対して再生モードを指示し、ステップS1の再生動
作が開始される。
【0052】ステップS2では、上記マイクロコンピュ
ータ7は、往路側(A面)の最終プログラム番号(LP
GM)の記憶が完了しているか否かを判定する。
【0053】ステップS3は、往路側の最終プログラム
番号(LPGM)を記憶するためのサブルーチンであ
る。これは、上記補助データ復調部5により復調された
補助データ内から目次情報を読み取って実行され、例え
ば、後述する実施例3乃至5に示す手順などにより往路
側最終プログラム番号の判定を行い、そのプログラム番
号をマイクロコンピュータ7のRAMに確保されている
メモリ領域に格納する。
【0054】ステップS4において、表示/操作部8の
スイッチの操作により高速サーチの指示が入力されたと
すればステップS5に進んで、そうでないときは、ステ
ップS2に戻る。
【0055】マイクロコンピュータ7では、往路側最終
プログラム番号の記憶がなされているかどうかを再び判
断する(ステップS5)。ステップS3でサブルーチン
が実行されていても、テープ走査位置によっては磁気テ
ープから必要な目次情報を読み取れないために、往路側
最終プログラム番号が記憶できていない場合もあるから
である。
【0056】ステップS6では往路側最終プログラム番
号の記憶が未了のときには、従来と同様の、ラベル数の
検出により図7の破線で示す方式の高速サーチのサブル
ーチンが行われる。
【0057】反対に、往路側最終プログラム番号の記憶
が完了しているとき、上記マイクロコンピュータ7は目
標となるプログラムを示すターゲットプログラム番号
(以下、TPGMという。)を生成し、RAMのメモリ
領域に記憶された往路側最終プログラム番号との間で比
較する(ステップS7)。
【0058】ステップS7における比較の結果、TPG
Mの方が大きいと判断した場合には、その時点での再生
方向が往路側であれば、マイクロコンピュータ7はメカ
ニズム駆動部2に対して走行方向の反転を指示し、復路
側の再生を開始し、その時点での再生方向が復路側であ
れば、そのまま復路側の再生を続行する(ステップS
8)。
【0059】また、ステップS7における比較の結果、
TPGMの方が小さいと判断した場合には、その時点で
の再生方向が往路側であれば、マイクロコンピュータ7
はメカニズム駆動部2に対して当初からの走行方向(往
路側)の再生を続行し、その時点での再生方向が復路側
であれば、走行方向の反転を指示する(ステップS
9)。
【0060】ステップS10ではマイクロコンピュータ
7は、上記ステップS7、ステップS8における補助デ
ータ復調部により復調された補助データから、現在再生
しているテープ位置の絶対プログラム番号(APGM)
を読み取る。
【0061】ステップS11では読み取った絶対プログ
ラム番号とTPGMとの比較を行う。TPGMが絶対プ
ログラム番号より大きいときには、早送り方向に高速サ
ーチ(フォワードサーチ)を行う(ステップS12)。
【0062】反対に、TPGMが絶対プログラム番号よ
り小さいか、等しいときには、巻戻し方向に高速サーチ
(リバースサーチ)を行う(ステップS13)。
【0063】以上に説明した通り、これら高速サーチで
は、往路側の最終プログラム番号(LPGM)と目標プ
ログラム番号(TPGM)との比較を行い、LPGM≧
TPGMであるならば、目標プログラムは往路側記録領
域に存在する。したがって、再生動作を開始したときの
再生位置が往路側であれば、そこから往路側の記録領域
を高速サーチする。
【0064】しかし、目標プログラム番号との比較にお
いて、 LPGM<TPGM であるならば、目標プログラムは復路側記録領域に存在
する。したがって、再生動作を開始したときの再生位置
が往路側であれば、マイクロコンピュータ7はメカニズ
ム駆動部2に対して直ちに再生する記録領域の変更を指
示し、復路側の記録領域を高速サーチする。なお、再生
動作を開始したときの再生位置が復路側であれば、マイ
クロコンピュータ7はメカニズム駆動部2に対して当初
からの走行方向の再生続行を指示する。
【0065】こうして、上記RAM15に確保されたメ
モリ領域に、往路側最終プログラム番号が記憶される
と、現在再生中の記録領域とは異なる記録領域に存在す
るプログラムを高速サーチする場合でも、磁気テープの
終端や始端まで走行させる必要がなくなって、短時間で
所望するプログラムの再生を開始することができる。 実施例2.
【0066】図10は、実施例1の磁気テープ再生装置
における別の高速サーチの手順を示すフローチャートで
ある。マイクロコンピュータ7は、表示/操作部8より
再生動作が指令されると、上記メカニズム駆動部2に対
して再生モードを指示し、ステップS14の再生動作が
開始される。
【0067】ステップS15では、上記マイクロコンピ
ュータ7は、復路側(A面)の先頭プログラム番号(F
PGM)の記憶が完了しているか否かを判定する。
【0068】ステップS16は、完了していない場合に
実行される復路側の先頭プログラム番号の記憶のための
サブルーチンである。これにより、上記補助データ復調
部5により復調された補助データ内の目次情報を順次読
み取って、復路側先頭プログラム番号の判定を行い、そ
のプログラム番号をマイクロコンピュータ7のRAMに
確保されているメモリ領域に格納する。
【0069】ステップS17において、表示/操作部8
のスイッチの操作により高速サーチの指示が入力された
とすればステップS18に進んで、そうでないときは、
ステップS15に戻る。
【0070】マイクロコンピュータ7では、復路側先頭
プログラム番号の記憶がなされているかどうかを再び判
断する(ステップS18)。ステップS16でサブルー
チンが実行されていても、復路側先頭プログラム番号が
記憶できていない場合もあるからである。
【0071】ステップS19では復路側先頭プログラム
番号の記憶が未了のときには、従来と同様の、ラベル数
の検出により図7の破線で示す方式の高速サーチのサブ
ルーチンが行われる。
【0072】反対に、復路側先頭プログラム番号の記憶
が完了しているとき、上記マイクロコンピュータ7は目
標となるプログラムを示すターゲットプログラム番号
(以下、TPGMという。)を生成し、RAMのメモリ
領域に記憶された復路側先頭プログラム番号(FPG
M)との間で比較する(ステップS20)。
【0073】ステップS20における比較の結果、FP
GMよりTPGMの方が大きいか、または等しいと判断
した場合には、その時点での再生方向が往路側であれ
ば、マイクロコンピュータ7はメカニズム駆動部2に対
して走行方向の反転を指示し、復路側の再生を開始し、
その時点での再生方向が復路側であれば、そのまま復路
側の再生を続行する(ステップS21)。
【0074】また、ステップS20における比較の結
果、FPGMよりTPGMの方が小さいと判断した場合
には、その時点での再生方向が往路側であれば、マイク
ロコンピュータ7はメカニズム駆動部2に対して当初か
らの走行方向(往路側)の再生を続行し、その時点での
再生方向が復路側であれば、走行方向の反転を指示する
(ステップS22)。
【0075】ステップS23ではマイクロコンピュータ
7は、上記ステップS21、ステップS22における補
助データ復調部により復調された補助データから、現在
再生しているテープ位置の絶対プログラム番号(APG
M)を読み取る。
【0076】ステップS24では読み取った絶対プログ
ラム番号とTPGMとの比較を行う。TPGMが絶対プ
ログラム番号より大きいときには、早送り方向に高速サ
ーチ(フォワードサーチ)を行う(ステップS25)。
【0077】反対に、TPGMが絶対プログラム番号よ
り小さいか、等しいときには、巻戻し方向に高速サーチ
(リバースサーチ)を行う(ステップS26)。
【0078】以上に説明した通り、これら高速サーチで
は、復路側の先頭プログラム番号(FPGM)と目標プ
ログラム番号(TPGM)との比較を行い、FPGM>
TPGMであるならば、目標プログラムは往路側記録領
域に存在する。したがって、再生動作を開始したときの
再生位置が往路側であれば、そこから往路側の記録領域
を高速サーチする。
【0079】しかし、目標プログラム番号との比較にお
いて、 FPGM≦TPGM であるならば、目標プログラムは復路側記録領域に存在
する。したがって、再生動作を開始したときの再生位置
が往路側であれば、マイクロコンピュータ7はメカニズ
ム駆動部2に対して直ちに再生する記録領域の変更を指
示し、復路側の記録領域を高速サーチする。なお、再生
動作を開始したときの再生位置が復路側であれば、マイ
クロコンピュータ7はメカニズム駆動部2に対して当初
からの走行方向の再生続行を指示する。
【0080】こうして、上記RAM15に確保されたメ
モリ領域に、復路側先頭プログラム番号が記憶される
と、現在再生中の記録領域とは異なる記録領域に存在す
るプログラムを高速サーチする場合でも、磁気テープの
終端や始端まで走行させる必要がなくなって、短時間で
所望するプログラムの再生を開始することができる。 実施例3.
【0081】上記実施例1の再生方法における往路側L
PGMの記憶サブルーチン(ステップS3)、或いは実
施例2の再生方法における復路側FPGMの記憶サブル
ーチン(ステップS16)の詳細について、次に説明す
る。
【0082】先に説明したように、主データとして記録
されている各プログラムについての目次情報は、絶対プ
ログラム番号#01のプログラムについてのTOCデー
タから順番に補助データ記録領域に記録されている。し
かも、往路側の最終プログラム(LPGM)についての
TOCデータに続くTOCデータには、往路側記録領域
の記録終了位置を示す絶対時間データとともにそのTO
CITEMのコードAEが記録され、更にそのすぐ後の
TOCデータには、復路側の先頭プログラム(FPG
M)についての目次情報が記録されている(図8参
照)。
【0083】往路側最終プログラムの絶対プログラム番
号を検出する場合、上記マイクロコンピュータ7でTO
Cデータを読み取るたびに、RAM15に確保されたメ
モリ領域にTOCITEMを更新記憶させることによ
り、コードAEを検出したときそこに記憶されているT
OCITEMから往路側LPGMが判断できる。
【0084】図11は、往路側のLPGMを記憶するた
めのサブルーチン(図9のステップS3を構成する)の
一例を示すフローチャートである。
【0085】サブステップSS1では、マイクロコンピュ
ータ7の補助データ復調部5によって復調された補助デ
ータから、そこに含まれるTOCデータを読み取る。
【0086】サブステップSS2では、サブステップSS1
で読み取られたTOCデータのTOCITEMがコード
AEであるか否かを判断する。
【0087】サブステップSS2でコードAEではないと
判断された場合には、サブステップSS3に進み、さらに
コード01乃至コード99であるか、それとも更に別の
コードであるかを判断する。
【0088】サブステップSS4では、読み取られたTO
CデータのTOCITEMがコード01乃至コード99
であれば、そのコード番号を上記RAM15内に確保さ
れているメモリ領域に記憶し、サブルーチンを終了す
る。
【0089】サブステップSS5は、サブステップSS2で
コードAEを検出した場合に、往路側の最終プログラム
番号(LPGM)が所定のメモリ領域に記憶されたとし
て、例えば記憶完了のフラグをたる。これ以降は、ステ
ップS2での判断結果がYESとなる。
【0090】また、復路側先頭プログラムの絶対プログ
ラム番号を検出するには、上記マイクロコンピュータ7
により目次情報を順次読み取って、TOCITEMのコ
ードAEを検出した直後のTOCデータからそのコード
番号を読み取り、RAM15に確保されたメモリ領域に
復路側FPGMとして記憶すればよい。
【0091】図12は、復路側のFPGMを記憶するた
めのサブルーチン(図10のステップS16を構成す
る)の一例を示すフローチャートである。サブステップ
SS6では、マイクロコンピュータ7の補助データ復調部
5によって復調された補助データから、そこに含まれる
TOCデータを読み取る。
【0092】サブステップSS7では、コードAE検出済
みフラグがセットされているか否かを判断する。セット
されていない時には、サブステップSS8に進む。
【0093】サブステップSS8では、サブステップSS6
で読み取られたTOCデータのTOCITEMがコード
AEであるか否かを判断する。
【0094】読み取られたTOCデータのTOCITE
MがコードAEでないときは終了する。サブステップSS
8でコードAEを検出した場合には、コードAE検出済
みフラグをセットし(サブステップSS9)、サブルーチ
ンを終了する。
【0095】また、サブステップSS7でコードAE検出
済みフラグがセットされていると判断された場合には、
さらにコード01乃至コード99であるか、それとも更
に別のコードであるかを判断する(サブステップSS1
0)。
【0096】サブステップSS11では、読み取られたT
OCデータのTOCITEMがコード01乃至コード9
9であれば、そのコード番号を復路側のFPGMとして
上記RAM15内に確保されているメモリ領域に記憶す
る。サブステップSS12では、コードAE検出済みフラ
グをリセットする。
【0097】サブステップSS13は、復路側の先頭プロ
グラム番号(FPGM)が所定のメモリ領域に記憶され
たとして、例えば記憶完了のフラグをたてる。これ以降
は、ステップS15での判断結果がYESとなる。
【0098】図13は、RAM15内に確保されるメモ
リ領域の構成を示す図である。実施例1又は実施例2に
示す2つの高速サーチのいずれかを実行するには、往路
側での最終プログラム番号、或いは復路側での先頭プロ
グラム番号のいずれか一方を記憶できれば足りる。しか
し、磁気テープ再生装置において、再生開始とともに、
実施例3において説明した2つのサブルーチンを同時に
実行する場合には、RAM15に確保されたメモリA,
Bの各領域に往路側での最終プログラム番号と復路側で
の先頭プログラム番号を別々に記憶する必要がある。こ
のようにメモリ領域を構成しておけば、いずれか一方の
プログラム番号の記憶が完了した時点で、図9または図
10に示す高速サーチを選択して実行することができ
る。
【0099】実施例4.上記実施例3における往路側で
の最終プログラム番号、或いは復路側での先頭プログラ
ム番号の判定に際して、AEコードを含むTOCデータ
の前後に記録された目次情報から読み取る手順を説明し
た。しかし、補助データ記録領域で目次情報を構成する
TOCデータは、必ずしも絶対プログラム番号の順以外
の順で記録されていることがある。そのような場合に
は、読み取られた目次情報のうち、往路側最終記録位置
における絶対時間を示す時間情報を基準にして、それよ
り小さい絶対時間の中から最大の絶対時間を示すTOC
データを選択して、往路側での最終プログラム番号(L
PGM)を決定する。以下に、そのためのメモリ構成と
その処理手順について説明する。
【0100】図14は、往路側での最終プログラム番号
を決定するために必要なメモリの構成を示す図である。
この実施例4では、磁気テープ再生装置のRAM15内
に3つの記憶領域A,C,Dが確保され、マイクロコン
ピュータ7における高速サーチのための補助データを記
憶するようにしている。すなわち、RAM15は再生さ
れた補助データのうち、TOCITEMのコードAEの
内容を記憶するためのメモリ領域Cと、コード01〜9
9のTOCデータの内容を一時的に記憶するためのメモ
リ領域Dと、往路側の最終プログラム番号を記憶するた
めのメモリ領域Aに区分される。なお、磁気テープ再生
装置での磁気テープの再生が開始される都度、メモリ領
域Dの内容は全て「00」に初期設定される。
【0101】図15は、往路側LPGMの記憶するため
のサブルーチン(図9のステップS3を構成する)の別
の例を示すフローチャートである。サブステップSS14
では、マイクロコンピュータ7の補助データ復調部5に
よって復調された補助データから、そこに含まれるTO
Cデータを読み取る。
【0102】つぎに、サブステップSS15において、目
次情報の全項目の読み取りが終了したかどうかの判断を
する。この判断は、例えば同じ目次情報が2度繰り返し
読み込まれたかどうかにより行う。これは、一つの目次
情報、例えばTOCITEMが「01」の目次情報が一
度現れてから、次に現れるまでに他のTOCITEMの
目次情報も必ず一度ずつ現れるからである。目次情報の
全項目の読み取りが終了していない場合には、サブステ
ップSS16に進む。
【0103】サブステップSS16では、サブステップSS
14で読み取られたTOCデータのTOCITEMがコ
ードAEであるか否かを判断する。サブステップSS16
でコードAEであると判断された場合には、サブステッ
プSS17に進む。
【0104】サブステップSS17では、サブステップSS
16でコードAEを検出した場合には、このTOCデー
タの内容、即ち往路側記録終了位置の絶対時間をメモリ
Cに記憶する。そして、コードAE検出済みフラグをセ
ットして(サブステップSS18)、サブルーチンを終了
する。
【0105】また、サブステップSS16でコードAEが
検出されなかった場合には、サブステップSS19に進
み、コードAE検出済みフラグがセットされているか否
かを判断する。そして、セットされていない時には、サ
ブルーチンを終了する。
【0106】一方、コードAE検出済みフラグがセット
されていれば、サブステップSS20に進み、読み取られ
たTOCデータのTOCITEMがコード01乃至コー
ド99であるか否かを判断する。読み取られたTOCデ
ータのTOCITEMがコード01乃至コード99であ
れば、そのTOCデータをメモリCに記憶されている絶
対時間データと比較する(サブステップSS21)。TO
CITEMがコード01乃至コード99以外であれば、
サブルーチンを終了する。
【0107】このサブステップSS21での比較の結果、
今回読み取った目次情報のTOCデータのほうがメモリ
Cの内容より小さければ、このTOCデータは往路側の
プログラム位置を示す絶対時間であるから、次のサブス
テップSS22に進む。しかし、TOCデータがメモリC
の内容より大きいか等しいときは、このTOCデータは
復路側のプログラムについてのものであるから、サブル
ーチンを終了する。
【0108】サブステップSS22は、読み取られたTO
CデータをメモリDの内容と比較するステップであり、
これによって、往路側のプログラム位置を示す絶対時間
のうちの最大のものがメモリDに格納される。すなわ
ち、サブステップSS22の比較の結果、新しく読み取ら
れたTOCデータがメモリDにすでに記憶されているデ
ータより大きいときには、サブステップSS23に進ん
で、新しいTOCデータをメモリDに記憶する(サブス
テップSS23)とともに、そのTOCデータのコード番
号をメモリAに記憶する(サブステップSS24)ように
している。
【0109】サブステップSS15で一連の目次情報がす
べて読み取られたと判断されたときは、サブステップSS
25に進む。このサブステップSS25では、往路側の最
終プログラム番号(LPGM)が所定のメモリ領域に記
憶されたとして、例えば記憶完了のフラグをたてる。こ
れにより、メモリAに記憶されているTOCデータのコ
ード番号が往路側最終プログラム番号として扱われる。
また、これ以降はステップS2での判断結果がYESと
なる。
【0110】同様に、復路側に記録されている全てのプ
ログラムのTOCデータから、最小の内容の絶対時間デ
ータを含むTOCITEMを検出して、そこから復路側
先頭プログラム番号を記憶することも可能である。
【0111】図16は、復路側での先頭プログラム番号
を決定するために必要なメモリ構成を示す図である。磁
気テープ再生装置のRAM15内に3つの記憶領域B,
C,Eが確保され、マイクロコンピュータ7における高
速サーチのための補助データを記憶するようにしてい
る。すなわち、RAM15は再生された補助データのう
ち、TOCITEMのコードAEの内容を記憶するため
のメモリ領域Cと、コード01〜99のTOCデータの
内容を一時的に記憶するためのメモリEと、復路側の先
頭プログラム番号を記憶するためのメモリBに区分され
る。なお、磁気テープ再生装置での磁気テープの再生が
開始される都度、メモリEの内容は全て「FF(HE
X)」に初期設定される。
【0112】図17は、復路側FPGMの記憶のための
サブルーチン(図10のステップS16を構成する)の
別の例を示すフローチャートである。サブステップSS2
6では、マイクロコンピュータ7の補助データ復調部5
によって復調された補助データから、そこに含まれるT
OCデータを読み取る。
【0113】つぎに、サブステップSS27において、目
次情報の全項目の読み取りが終了したかどうかを判断
し、終了していない場合には、サブステップSS28に進
む。
【0114】サブステップSS28では、サブステップSS
26で読み取られたTOCデータのTOCITEMがコ
ードAEであるか否かを判断する。サブステップSS28
でコードAEであると判断された場合には、サブステッ
プSS29に進む。
【0115】サブステップSS29では、サブステップSS
28でコードAEを検出した場合には、このTOCデー
タの内容、即ち往路側記録終了位置の絶対時間をメモリ
Cに記憶する。そして、コードAE検出済みフラグをセ
ットして(サブステップSS30)、サブルーチンを終了
する。
【0116】また、サブステップSS28でコードAEが
検出されなかった場合には、サブステップSS31に進
み、コードAE検出済みフラグがセットされているか否
かを判断する。そして、セットされていない時には、サ
ブルーチンを終了する。
【0117】一方、コードAE検出済みフラグがセット
されていれば、サブステップSS32に進み、読み取られ
たTOCデータのTOCITEMがコード01乃至コー
ド99であるか否かを判断する。読み取られたTOCデ
ータのTOCITEMがコード01乃至コード99であ
れば、そのTOCデータをメモリCに記憶されている絶
対時間データと比較する(サブステップSS33)。
【0118】このサブステップSS33での比較の結果、
今回読み取った目次情報のTOCデータのほうがメモリ
Cの内容より大きければ、このTOCデータは復路側の
プログラム位置を示す絶対時間であるから、次のサブス
テップSS34に進む。しかし、TOCデータがメモリC
の内容より小さいか等しいときは、このTOCデータは
復路側のプログラムについてのものであるから、サブル
ーチンを終了する。
【0119】サブステップSS34は、読み取られたTO
CデータをメモリEの内容と比較するステップであり、
これによって、復路側のプログラム位置を示す絶対時間
のうちの最小のものがメモリEに格納される。すなわ
ち、サブステップSS34の比較の結果、新しく読み取ら
れたTOCデータがメモリEにすでに記憶されているデ
ータより小さいときには、サブステップSS35に進ん
で、新しいTOCデータをメモリEに記憶する(サブス
テップSS35)とともに、そのTOCデータのコード番
号をメモリBに記憶する(サブステップSS36)ように
している。
【0120】サブステップSS27で一連の目次情報がす
べて読み取られたと判断されたときは、サブステップSS
37に進む。このサブステップSS37では、復路側の先
頭プログラム番号(FPGM)が所定のメモリ領域に記
憶されたとして、例えば記憶完了のフラグをたてる。こ
れにより、メモリBに記憶されているTOCデータのコ
ード番号が復路側先頭プログラム番号として扱われる。
また、これ以降はステップS15での判断結果がYES
となる。
【0121】図18は、往路側LPGMとともに復路側
FPGMを決定するために必要なメモリ構成を示す図で
ある。実施例3のメモリ構成の一例として図13におい
て説明したように、磁気テープ再生装置において、実施
例4の2つのサブルーチンを同時に実行する場合には、
RAM15に確保されたメモリA,Bの各領域に往路側
での最終プログラム番号と復路側での先頭プログラム番
号を別々に記憶させる必要がある。その場合には、図1
8に示すように、RAM15内に5つの記憶領域A〜E
が確保され、マイクロコンピュータ7における高速サー
チのための補助データをそれぞれで記憶するようにして
いる。
【0122】実施例5.上記実施例4における往路側で
の最終プログラム番号、或いは復路側プログラム番号の
判定では、読み取られたTOCデータに対応する主デー
タが往路又は復路のいずれに記録されているかを判断す
る際に、TOCITEMのコードAEを利用していた。
しかし、補助データ記録領域の目次情報を構成するTO
Cデータに、コードAEの項目が含まれておらず、その
往路側の最終記録位置が判別できないことがある。図5
に示す記録フォーマットによる目次情報は、全ての磁気
テープの記録に際して必ず記録されるとは限らないから
である。そのような場合には、読み取られた目次情報の
うち、バイト2の最上位ビットに記録されたフラグデー
タSを利用して、往路側での最終プログラム番号(LP
GM)を決定する。以下に、そのための処理手順につい
て説明する。
【0123】なお、このフラグデータSは往路復路を区
別するビット情報であり、例えば主データが往路側に記
録されていればそのTOCデータのフラグデータはS=
0、主データが復路側に記録されていればそのTOCデ
ータのフラグデータはS=1のビット情報として記録さ
れている。
【0124】図19は、フラグデータSを利用して往路
側最終プログラム番号を記憶するためのサブルーチン
(図9のステップS3を構成する)を示すフローチャー
トである。ここでは、実施例3に示す図11の手順と同
様に、往路側最終プログラム番号を記憶するためのメモ
リ領域として、RAM15内にメモリAが確保されてい
る。また、高速サーチが指令された時点で、このメモリ
Aの内容は「00」に初期化されていなくてはならな
い。
【0125】サブステップSS38では、マイクロコンピ
ュータ7の補助データ復調部5によって復調された補助
データから、そこに含まれるTOCデータを読み取る。
【0126】つぎに、サブステップSS39において、目
次情報の全項目の読み取りが終了したかどうかを判断
し、終了していない場合には、サブステップSS40に進
む。
【0127】サブステップSS40では、読み取られたT
OCデータのTOCITEMがコード01乃至コード9
9であるか否かを判断する。読み取られたTOCデータ
のTOCITEMがコード01乃至コード99であれ
ば、更にそのフラグビットSが0であるか否かを判断す
る(サブステップSS41)。フラグビットSが0でなけ
れば、このTOCデータは復路側のプログラムについて
の目次情報であるから、サブルーチンを終了する。
【0128】フラグビットが0であれば、読み取られた
TOCデータは往路側プログラムについての目次情報で
あることから、そのTOCITEMのコード番号をメモ
リAに記憶されているコード番号と比較し(サブステッ
プSS42)、新たに読み取られたTOCITEMのコー
ド番号のほうが、過去に読み取られメモリAに記憶され
ているコード番号より大きい場合には、サブステップSS
43に進む。既に記憶されているコード番号より大きく
ないときには、このTOCデータは往路側最終プログラ
ムについてのものではないため、サブルーチンを終了す
る。
【0129】このサブステップSS43は、新しく読み取
られたTOCITEMのコード番号をメモリAに記憶す
るステップであり、これによって、往路側プログラムの
目次情報であって、既に読み取られたコード番号のうち
の最大のものがメモリAに格納される。
【0130】サブステップSS39で一連の目次情報がす
べて読み取られたと判断されたときは、サブステップSS
44に進む。このサブステップSS44では、往路側の最
終プログラム番号(LPGM)が所定のメモリ領域に記
憶されたとして、例えば記憶完了のフラグをたてる。こ
れにより、メモリAに記憶されているTOCデータのコ
ード番号が往路側最終プログラム番号として扱われる。
また、これ以降はステップS2での判断結果がYESと
なる。
【0131】図20は、フラグデータSを利用して復路
側先頭プログラム番号を記憶するためのサブルーチン
(図10のステップS16を構成する)を示すフローチ
ャートである。サブステップSS45では、マイクロコン
ピュータ7の補助データ復調部5によって復調された補
助データから、そこに含まれるTOCデータを読み取
る。
【0132】つぎに、サブステップSS46において、目
次情報の全項目の読み取りが終了したかどうかを判断
し、終了していない場合には、サブステップSS47に進
む。
【0133】サブステップSS47では、読み取られたT
OCデータのTOCITEMがコード01乃至コード9
9であるか否かを判断する。読み取られたTOCデータ
のTOCITEMがコード01乃至コード99であれ
ば、更にそのフラグビットSが1であるか否かを判断す
る(サブステップSS48)。フラグビットSが1でなけ
れば、このTOCデータは往路側のプログラムについて
の目次情報であるから、サブルーチンを終了する。
【0134】フラグビットが1であれば、読み取られた
TOCデータは復路側プログラムについての目次情報で
あることから、そのTOCITEMのコード番号をメモ
リBに記憶されているコード番号と比較し(サブステッ
プSS49)、新たに読み取られたTOCITEMのコー
ド番号のほうが、過去に読み取られメモリBに記憶され
ているコード番号より小さい場合には、サブステップSS
50に進む。既に記憶されているコード番号より小さく
ないときには、このTOCデータは復路側先頭プログラ
ムについてのものではないため、サブルーチンを終了す
る。
【0135】このサブステップSS50は、新しく読み取
られたTOCITEMのコード番号をメモリBに記憶す
るステップであり、これによって、復路側プログラムの
目次情報であって、既に読み取られたコード番号のうち
の最小のものがメモリBに格納される。
【0136】サブステップSS46で一連の目次情報がす
べて読み取られたと判断されたときは、サブステップSS
51に進む。このサブステップSS51では、復路側の先
頭プログラム番号(FPGM)が所定のメモリ領域に記
憶されたとして、例えば記憶完了のフラグをたてる。こ
れにより、メモリBに記憶されているTOCデータのコ
ード番号が復路側先頭プログラム番号として扱われる。
また、これ以降はステップS15での判断結果がYES
となる。 実施例6.
【0137】先に説明した実施例1又は実施例2の磁気
テープ再生装置では、図9、或いは図10のステップS
6やステップS19に示すように、高速サーチの指令が
与えられた時点で、往路側最終プログラム番号や復路側
先頭プログラム番号の記憶が完了していないときには、
相対的に時間が長く掛る従来の高速サーチのルーチンを
実行するようにしていた。しかし、再生開始とほぼ同時
に高速サーチが指令されると、多くの場合にステップS
3或いはステップS16の記憶ルーチンでは、未だに往
路側最終プログラム番号や復路側先頭プログラム番号の
記憶が完了していない。
【0138】とくに上記実施例3〜5の手順によれば、
補助データの記録トラックT1やT18から全てのTO
Cデータが読み出されないうちに高速サーチの指令が与
えられれば、往路側最終プログラム番号や復路側先頭プ
ログラム番号の判定が完了していない可能性がある。し
かも、主データとして磁気テープにより多くの種類のプ
ログラムが記録されている場合、補助データのうちの目
次情報は大きな記録領域にわたって記録され、それをす
べて読み出すためには一定の再生時間を必要とする。
【0139】そこで、高速サーチが指令された時点でな
お往路側最終プログラム番号や復路側先頭プログラム番
号の検出がいずれも未了の場合にも、プログラム検索の
時間をできるだけ短縮するために、この実施例6では高
速サーチの指令を受けた後に、往路側最終プログラム番
号が記憶されるまで、その指令の実行を延期するように
修正している。
【0140】図21は、実施例6の磁気テープ再生装置
における高速サーチの手順を示すフローチャートであ
り、実施例1に示す図9の手順を一部修正したものであ
る。
【0141】マイクロコンピュータ7は、表示/操作部
8より再生動作が指令されると、上記メカニズム駆動部
2に対して再生モードを指示し、ステップS1の再生動
作が開始される。
【0142】ステップS2では、上記マイクロコンピュ
ータ7は、往路側(A面)の最終プログラム番号(LP
GM)の記憶が完了しているか否かを判定する。
【0143】ステップS3は、完了していない場合に実
行される往路側の最終プログラム番号の記憶のためのサ
ブルーチンである。ここでは、上記補助データ復調部5
により復調された補助データ内のTOCデータが読み取
られ、前述の実施例3乃至5に示したサブルーチンが、
往路側最終プログラム番号が読み取られるまで繰り返し
実行される。LPGMがマイクロコンピュータ7のRA
Mに確保されているメモリ領域に格納されると、次のス
テップS4に進む。
【0144】ステップS4において、表示/操作部8の
スイッチの操作により高速サーチの指示が入力されたと
すればステップS7に進んで、そうでないときは、ステ
ップS2に戻る。
【0145】この実施例6では、LPGMの記憶が完了
していると判定されるまで、高速サーチの指示があるか
否かの判定を行わないで、ステップS3のサブルーチン
が繰り返し実行される。そして、往路側最終プログラム
番号がマイクロコンピュータ7のRAM15に確保され
ているメモリAに格納されてから、次のステップS4に
進んで、高速サーチを実行するように構成されている。
【0146】したがって、実施例1とは異なり、ステッ
プS4で高速サーチの指令があると判定された後は、L
PGMの記憶は完了しているため、ステップS5におけ
る判定を行わずにステップS7に進み、生成されたター
ゲットプログラム番号(TPGM)に基づいて、早送り
方向の高速サーチ(フォワードサーチ)、或いは巻戻し
方向の高速サーチ(リバースサーチ)が実行される(ス
テップS12,13)。なお、ステップS7以降の手順
は実施例1の場合と同様であって、ここでは詳細につい
ては省略する。
【0147】実施例7.実施例7では、高速サーチの指
令を受けた後に、復路側先頭プログラム番号を記憶する
まで、その指令の実行を延期するように修正している。
これにより、実施例6の場合と同様に高速サーチが指令
された時点でなお、往路側最終プログラム番号や復路側
先頭プログラム番号の検出がいずれも未了の場合であっ
ても、プログラムの検索のための時間を短縮できる。
【0148】図22は、実施例7の磁気テープ再生装置
における高速サーチの手順を示すフローチャートであ
り、実施例2に示す図9の手順を一部修正したものであ
る。マイクロコンピュータ7は、表示/操作部8より再
生動作が指令されると、上記メカニズム駆動部2に対し
て再生モードを指示し、ステップS14の再生動作が開
始される。
【0149】ステップS15では、上記マイクロコンピ
ュータ7は、復路側(B面)の先頭プログラム番号(F
PGM)の記憶が完了しているか否かを判定する。
【0150】ステップS16は、完了していない場合に
実行される復路側の先頭プログラム番号の記憶のための
サブルーチンである。ここでは、上記補助データ復調部
5により復調された補助データ内のTOCデータが読み
取られ、前述の実施例3乃至5に示したサブルーチン
が、復路側先頭プログラム番号が読み取られるまで繰り
返し実行される。FPGMがマイクロコンピュータ7の
RAM15に確保されているメモリ領域に格納される
と、次のステップS17に進む。
【0151】ステップS17において、表示/操作部8
のスイッチの操作により高速サーチの指示が入力された
とすればステップS20に進んで、そうでないときは、
ステップS15に戻る。
【0152】この実施例7ではステップS15におい
て、FPGMの記憶が完了していると判定されるまで、
高速サーチの指示があるか否かの判定を行わないで、ス
テップS16のサブルーチンを繰り返し実行する。そし
て、復路側先頭プログラム番号がマイクロコンピュータ
7のRAM15に確保されているメモリBに格納されて
から、次のステップS17に進んで、高速サーチを実行
するように構成されている。
【0153】したがって、実施例2とは異なり、ステッ
プS17で高速サーチの指令があると判定された後は、
FPGMの記憶は完了しているため、ステップS18に
おける判定を行わずにステップS20に進み、生成され
たターゲットプログラム番号(TPGM)に基づいて、
早送り方向の高速サーチ(フォワードサーチ)、或いは
巻戻し方向の高速サーチ(リバースサーチ)が実行され
る(ステップS25,26)。なお、ステップS20以
降の手順は実施例2に示す図10の場合と同様であっ
て、ここでは詳細については省略する。
【0154】なお、市販のミュージックテープのよう
に、全記録領域にわたりTOCデータが繰り返し記録さ
れている磁気テープであれば、磁気テープ再生装置が磁
気テープのどの位置を再生しているときでも、TOCデ
ータの読み取りが可能である。したがって、実施例1、
実施例2の検索時間と比較するとき、一時的に高速サー
チの指令を保留して、再生動作を継続しても、結果的に
は所望するプログラムの検索を短時間で行えることにな
る。
【0155】また、上記実施例6および実施例7を組合
せて、往路側最終プログラム番号または復路側先頭プロ
グラム番号の検出がともに未了のときに高速サーチの指
示があっても、再生動作を継続し、いずれかのプログラ
ム番号がメモリに記憶されたときに、初めて高速サーチ
を開始するようにしてもよい。このように構成すれば、
さらに効率良い高速サーチを実行することができる。
【0156】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0157】請求項1に記載した磁気テープ再生方法に
よれば、2方向の走査により記録、再生される記録領域
に複数のプログラムがディジタル記録された磁気テープ
を検索して、所望するプログラムを速やかに高速サーチ
することができる。
【0158】請求項2に係る方法によれば、往路側最終
プログラム番号を少ないメモリによって判定でき、プロ
グラムの検索のための時間を短縮することができる。
【0159】請求項3に係る方法によれば、復路側最終
プログラム番号を少ないメモリによって判定でき、プロ
グラムの検索のための時間を短縮することができる。
【0160】請求項4に係る方法によれば、目次情報が
順番に記録されていない磁気テープであっても、簡単に
往路側最終プログラム番号を判定することができる。
【0161】請求項5に係る方法によれば、目次情報が
順番に記録されていない磁気テープであっても、簡単に
復路側先頭プログラム番号を判定することができる。
【0162】請求項6に係る方法によれば、往路側の記
録終了位置における絶対時間を示す時間情報が記録され
ていない磁気テープであっても、簡単に往路側最終プロ
グラム番号を判定することができる。
【0163】請求項7に係る方法によれば、往路側の記
録終了位置における絶対時間を示す時間情報が記録され
ていない磁気テープであっても、簡単に復路側先頭プロ
グラム番号を判定することができる。
【0164】請求項8に係る磁気テープ再生装置によれ
ば、復調された目次情報のうち往路側最終プログラム番
号、あるいは復路側先頭プログラム番号の少なくとも一
方を記憶するだけで、現在再生中の記録領域と異なる記
録領域に記録されているプログラムの検索を指示された
場合であっても、磁気テープの最短距離の移動だけで、
所望するプログラムを高速サーチすることができる。
【0165】請求項9に係る装置によれば、記憶手段に
往路側最終プログラム番号、あるいは復路側先頭プログ
ラム番号の少なくとも一方が記憶されるまでは検索を開
始しないように構成し、確実にプログラムの検索のため
の時間を短縮できる。
【0166】請求項10に係る装置によれば、往路側最
終プログラム番号、復路側先頭プログラム番号の少なく
とも一方が記憶されれば直ちに高速サーチを開始でき、
プログラムの検索のための時間がさらに短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の磁気テープ再生装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 磁気テープ再生装置の外観構成を示す斜視図
である。
【図3】 磁気テープに記録されるトラックパターンの
一例を示す図である。
【図4】 補助データの記録フォーマットの一例を示す
図である。
【図5】 TOCデータの記録フォーマットの一例を示
す図である。
【図6】 TOCデータの一例を示す図である。
【図7】 高速サーチにおけるテープ走行経路の一例を
示す説明図である。
【図8】 磁気テープに記録される補助データの配列を
示す説明図である。
【図9】 実施例1の磁気テープ再生装置における高速
サーチの手順を示すフローチャートである。
【図10】 実施例2の磁気テープ再生装置における高
速サーチの手順を示すフローチャートである。
【図11】 LPGM記憶手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図12】 FPGM記憶手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図13】 実施例3の磁気テープ再生装置におけるメ
モリ構成の一例を示す図である。
【図14】 実施例4の磁気テープ再生装置におけるメ
モリ構成の一例を示す図である。
【図15】 LPGM記憶手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図16】 実施例4の磁気テープ再生装置におけるメ
モリ構成の一例を示す図である。
【図17】 FPGM記憶手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図18】 LPGMおよびFPGMを決定するために
必要なメモリ構成の一例を示す図である。
【図19】 フラグデータSを利用したLPGM記憶手
順の一例を示すフローチャートである。
【図20】 フラグビットSを利用したFPGM記憶手
順の一例を示すフローチャートである。
【図21】 実施例6の磁気テープ再生装置における高
速サーチの手順を示すフローチャートである。
【図22】 実施例7の磁気テープ再生装置における高
速サーチの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カセット、2 メカニズム駆動部、4 主データ復
調部、5 補助データ復調部、7 マイクロコンピュー
タ、8 操作部、15 RAM。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のアナログの磁気テープ再生装置で
は、音楽等の再生を行う際に所望する曲の頭出しを行う
機能を備えていた。こうしたプログラム(曲目)の頭出
し機能を実現する方法として、例えば、テープを高速走
行させて磁気テープ上の無記録部を検出する方法が採用
されていた。また、近年になってディジタル録音により
高音質で記録/再生を可能とするディジタルオーディオ
テープレコーダ(DAT:Digital Audio Tape Recorde
r)等の磁気テープ再生装置が普及しつつある。この種
のディジタル録音では、音楽等の主たる記録情報(以
下、主データという。)とともにその曲の磁気テープ上
での記録位置を示す位置情報や記録順序を示す曲番情報
等を、補助データとして記録できるようになっている。
このため、曲間部を検出しなくても、こうした補助デー
タを利用して、例えば各プログラムの先頭位置を示すラ
ベル情報を再生しながら磁気テープを高速走行させるこ
とによって、短時間に所望の曲が選択できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項8に係る装置は、2方向の走査によ
り記録、再生される記録領域に複数のプログラムがディ
ジタル記録された磁気テープを検索して、所望するプロ
グラムを高速サーチする磁気テープ再生装置において、
前記磁気テープを往復駆動する駆動手段と、前記磁気テ
ープにディジタル記録された少なくとも絶対プログラム
番号及び目次情報を含む補助データを復調する補助デー
タ復調手段と、復調された目次情報のうち往路側最終プ
ログラム番号、あるいは復路側先頭プログラム番号の少
なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記補助データ復
調手段によって復調された補助データと前記記憶手段に
記憶されたプログラム番号に基づいて前記駆動手段を制
御し、指定されたプログラムの開始位置を検索する高速
サーチ手段とを備えたことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】図4は、トラックT1(往路側)とトラッ
クT18(復路側)に記録される補助データの記録フォ
ーマットの一例を示す図である。この記録フォーマット
は、バイト0からバイト14までの15バイトを一つの
繰り返し単位とするものである。また、全ての主データ
の制御に必要な補助データが、磁気テープ30のトラッ
クT1,T18に記録されている。そしてこの補助デー
タは、例えば市販のミュージックテープなどでは、主デ
ータが記録されている全ての範囲に対応するテープ位置
に繰り返し記録され、また、多くの場合に通常の録音用
のテープ(ブランクテープ)では、各々往路復路の記録
開始位置に、主データに対応する補助データ群がそれぞ
1回だけ記録される。ただし後述するように、必ずし
もすべての磁気テープにおいて、こうした記録フォーマ
ットでこれら全ての補助データが記録されているとは限
らない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】図4において、バイト0に記録される絶対
プログラム番号(APGM)とは、例えば主データとし
て音楽が記録された場合の曲番に相当するもので、この
APGMによって主データとして記録された最大99
(01〜99)のプログラムを識別できる。次のバイト
1〜3に記録される絶対時間データとは、テープの記録
開始位置(先頭位置)から当該位置までに主データとし
て記録されたプログラムを再生するために必要な時間を
示す時間情報である。この絶対時間データは、秒桁デー
タ(バイト3)、分桁データ(バイト2)、時桁データ
(バイト1の下位4ビット)及びフレーム番号データ
(バイト1のビット4〜6)によって構成され、記録さ
れたプログラムのテープ位置が識別できる。なお、バイ
ト1の最上位ビットのフラグデータSは、往路復路を区
別するビット情報であり、例えば当該プログラムが往路
側トラックに記録されている場合には、S=0、復路側
トラックに記録されている場合にはS=1である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】また、図4の記録フォーマットのうち、バ
イト4〜6に記録されるプログラム経過時間データと
は、現在再生中のプログラム(曲目)の記録開始時点か
らの経過時間を示す時間情報である。この時間情報も、
絶対時間データと同様に、秒桁データ(バイト6)、分
桁データ(バイト5)、時桁データ(バイト4の下位4
ビット)及びフレーム番号データ(バイト4のビット4
〜6)によって構成され、プログラム中でのテープ位置
が識別できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】さらに、TOCITEMが第1の種類のコ
ード0Aであれば、それに続くバイト2〜4には、全記
録領域における先頭プログラム番号、最終プログラム番
号およびTOCデータの個数が記録される。磁気テープ
の全範囲にサブコード群が繰り返し記録されるミュージ
ックテープなどでは、TOCITEMのコード0Aは、
一連の目次情報の読み込みのための区切りコードとして
機能する。通常、これらの目次情報はコード0A,01
…,AE,XX…,BE(XXは復路側の先頭プログラ
ム番号に対応するコード)の順に記録される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】図8は、図7の磁気テープに記録される補
助データの配置を示す説明図である。図に示す磁気テー
プ部分において、上側半分は往路側記録領域であり、プ
ログラム番号#4のプログラムが主データとして記録さ
れ、磁気ヘッドが図の左から右の方向に走査されること
により、このプログラムとともに補助データがトラック
T1から読み取られる。また、磁気テープの下側半分は
復路側記録領域であり、プログラム番号#9と#10が
主データとして記録されている。そして、磁気ヘッドが
図の右から左の方向に走査されることにより、これらプ
ログラムが順次に読み取られると同時に、トラックT1
8から補助データが読み取られる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】また、この図8の磁気テープの場合には、
図4において説明した通り、絶対プログラム番号を先頭
バイトとするフォーマットで補助データが繰り返し記録
されている。ここで、磁気テープ上には主データとして
プログラム#1〜#12が、図7に示すように往路側お
よび復路側の記録領域にそれぞれ記録されているので、
補助データとしてはプログラム番号に対応するコード0
1〜12、及び0A,AE,BEの合計15項目、即ち
15個のTOCデータ(TOC1乃至TOC15)から
構成される目次情報が記録されるとともに、絶対時間デ
ータi,Ti + 1,…Ti + n + 2,…とプログラム経過時間
データj,tj + 1,…tk,…t0,…が記録される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】ステップS3は、往路側の最終プログラム
番号(LPGM)を記憶するためのサブルーチンであ
る。これは、上記補助データ復調部5により復調された
補助データ内から目次情報を読み取って実行され、例え
ば、後述する実施例3乃至5に示す手順などにより往路
側最終プログラム番号の判定を行い、そのプログラム番
号をマイクロコンピュータ7のRAM15に確保されて
いるメモリ領域に格納する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】マイクロコンピュータ7では、往路側最終
プログラム番号の記憶がなされているかどうかを再び判
断する(ステップS5)。ステップS3でサブルーチン
が実行されていても、テープ走行位置によっては磁気テ
ープから必要な目次情報を読み取れないために、往路側
最終プログラム番号が記憶できていない場合もあるから
である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】ステップS10ではマイクロコンピュータ
7は、上記ステップS7、ステップS8における補助デ
ータ復調部により復調された補助データから、現在再
生しているテープ位置の絶対プログラム番号(APG
M)を読み取る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】ステップS16は、完了していない場合に
実行される復路側の先頭プログラム番号の記憶のための
サブルーチンである。これにより、上記補助データ復調
部5により復調された補助データ内の目次情報を順次読
み取って、復路側先頭プログラム番号の判定を行い、そ
のプログラム番号をマイクロコンピュータ7のRAM
に確保されているメモリ領域に格納する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】ステップS23ではマイクロコンピュータ
7は、上記ステップS21、ステップS22における補
助データ復調部により復調された補助データから、現
在再生しているテープ位置の絶対プログラム番号(AP
GM)を読み取る。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】往路側最終プログラムの絶対プログラム番
号を検出する場合、上記マイクロコンピュータ7でTO
Cデータを読み取るたびに、RAM15に確保されたメ
モリ領域にTOCITEMを更新記憶させることによ
り、コードAEを検出したときそこに記憶されているT
OCITEMから往路側の最終プログラム(LPGM)
が判断できる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】サブステップSS5は、サブステップSS2で
コードAEを検出した場合に、往路側の最終プログラム
番号(LPGM)が所定のメモリ領域に記憶されたとし
て、例えば記憶完了のフラグをたる。これ以降は、ス
テップS2での判断結果がYESとなる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0122
【補正方法】変更
【補正内容】
【0122】実施例5.上記実施例4における往路側で
の最終プログラム番号、或いは復路側での先頭プログラ
ム番号の判定では、読み取られたTOCデータに対応す
る主データが往路又は復路のいずれに記録されているか
を判断する際に、TOCITEMのコードAEを利用し
ていた。しかし、補助データ記録領域の目次情報を構成
するTOCデータに、コードAEの項目が含まれておら
ず、その往路側の最終記録位置が判別できないことがあ
る。図5に示す記録フォーマットによる目次情報は、全
ての磁気テープの記録に際して必ず記録されるとは限ら
ないからである。そのような場合には、読み取られた目
次情報のうち、バイト2の最上位ビットに記録されたフ
ラグデータSを利用して、往路側での最終プログラム番
号(LPGM)を決定する。以下に、そのための処理手
順について説明する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0143
【補正方法】変更
【補正内容】
【0143】ステップS3は、完了していない場合に実
行される往路側の最終プログラム番号の記憶のためのサ
ブルーチンである。ここでは、上記補助データ復調部5
により復調された補助データ内のTOCデータが読み取
られ、前述の実施例3乃至5に示したサブルーチンが、
往路側最終プログラム番号が読み取られるまで繰り返し
実行される。往路側最終プログラム番号がマイクロコン
ピュータ7のRAM15に確保されているメモリ領域に
格納されると、次のステップS4に進む。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0145
【補正方法】変更
【補正内容】
【0145】この実施例6では、往路側最終プログラム
番号の記憶が完了していると判定されるまで、高速サー
チの指示があるか否かの判定を行わないで、ステップS
3のサブルーチンが繰り返し実行される。そして、往路
側最終プログラム番号がマイクロコンピュータ7のRA
M15に確保されているメモリAに格納されてから、次
のステップS4に進んで、高速サーチを実行するように
構成されている。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0146
【補正方法】変更
【補正内容】
【0146】したがって、実施例1とは異なり、ステッ
プS4で高速サーチの指令があると判定された後は、
路側最終プログラム番号の記憶は完了しているため、ス
テップS5における判定を行わずにステップS7に進
み、生成されたターゲットプログラム番号(TPGM)
に基づいて、早送り方向の高速サーチ(フォワードサー
チ)、或いは巻戻し方向の高速サーチ(リバースサー
チ)が実行される(ステップS12,13)。なお、ス
テップS7以降の手順は実施例1の場合と同様であっ
て、ここでは詳細については省略する。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0148
【補正方法】変更
【補正内容】
【0148】図22は、実施例7の磁気テープ再生装置
における高速サーチの手順を示すフローチャートであ
り、実施例2に示す図10の手順を一部修正したもので
ある。マイクロコンピュータ7は、表示/操作部8より
再生動作が指令されると、上記メカニズム駆動部2に対
して再生モードを指示し、ステップS14の再生動作が
開始される。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0150
【補正方法】変更
【補正内容】
【0150】ステップS16は、完了していない場合に
実行される復路側の先頭プログラム番号の記憶のための
サブルーチンである。ここでは、上記補助データ復調部
5により復調された補助データ内のTOCデータが読み
取られ、前述の実施例3乃至5に示したサブルーチン
が、復路側先頭プログラム番号が読み取られるまで繰り
返し実行される。復路側先頭プログラム番号がマイクロ
コンピュータ7のRAM15に確保されているメモリ領
域に格納されると、次のステップS17に進む。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0152
【補正方法】変更
【補正内容】
【0152】この実施例7ではステップS15におい
て、復路側先頭プログラム番号の記憶が完了していると
判定されるまで、高速サーチの指示があるか否かの判定
を行わないで、ステップS16のサブルーチンを繰り返
し実行する。そして、復路側先頭プログラム番号がマイ
クロコンピュータ7のRAM15に確保されているメモ
リBに格納されてから、次のステップS17に進んで、
高速サーチを実行するように構成されている。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0153
【補正方法】変更
【補正内容】
【0153】したがって、実施例2とは異なり、ステッ
プS17で高速サーチの指令があると判定された後は、
復路側先頭プログラム番号の記憶は完了しているため、
ステップS18における判定を行わずにステップS20
に進み、生成されたターゲットプログラム番号(TPG
M)に基づいて、早送り方向の高速サーチ(フォワード
サーチ)、或いは巻戻し方向の高速サーチ(リバースサ
ーチ)が実行される(ステップS25,26)。なお、
ステップS20以降の手順は実施例2に示す図10の場
合と同様であって、ここでは詳細については省略する。
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2方向の走査により記録、再生される記
    録領域に複数のプログラムがディジタル記録された磁気
    テープを検索して、所望するプログラムを高速サーチす
    る磁気テープ再生方法において、 前記磁気テープから補助データを再生して、往路側の記
    録領域に記録された最終プログラムのプログラム番号、
    及び復路側の記録領域に記録された先頭プログラムのプ
    ログラム番号のうち、少なくとも一方のプログラム番号
    を記憶する第1ステップと、 検索される目標プログラムのプログラム番号と、前記記
    憶されたプログラム番号とを比較し、目標プログラムが
    往路側、あるいは復路側のいずれの記録領域に存在する
    かを判定する第2ステップと、 前記第2ステップにおいて前記補助データとは異なる記
    録領域に前記目標プログラムが存在すると判定された場
    合に、前記磁気テープの走行方向を反転して高速サーチ
    を実行する第3ステップとを有することを特徴とする磁
    気テープ再生方法。
  2. 【請求項2】 前記第1ステップでは、前記補助データ
    に含まれる目次情報から、往路側の記録領域の記録終了
    位置を示すコードを検出するとともに、その直前に検出
    された目次情報から往路側の最終プログラム番号を決定
    することを特徴とする請求項1に記載の磁気テープ再生
    方法。
  3. 【請求項3】 前記第1ステップでは、前記補助データ
    に含まれる目次情報から、往路側の記録領域の記録終了
    位置を示すコードを検出するとともに、その直後に検出
    された目次情報から復路側の先頭プログラム番号を決定
    することを特徴とする請求項1に記載の磁気テープ再生
    方法。
  4. 【請求項4】 前記第1ステップでは、前記補助データ
    に含まれる目次情報のうち前記磁気テープ上の各プログ
    ラムの記録開始位置における絶対時間を示す時間情報
    と、往路側の記録終了位置における絶対時間を示す時間
    情報とを検出するとともに、両者を比較することによっ
    て往路側の記録終了位置における絶対時間より小さい目
    次情報の中の最大の絶対時間を示す目次情報から、往路
    側の最終プログラム番号を決定することを特徴とする請
    求項1に記載の磁気テープ再生方法。
  5. 【請求項5】 前記第1ステップでは、前記補助データ
    に含まれる目次情報のうち前記磁気テープ上の各プログ
    ラムの先頭位置における絶対時間を示す時間情報と、往
    路側の記録終了位置における絶対時間を示す時間情報と
    を検出するとともに、両者を比較することによって往路
    側の記録終了位置における絶対時間より大きい目次情報
    の中の最小の絶対時間を示す目次情報から、復路側の先
    頭プログラム番号を決定することを特徴とする請求項1
    に記載の磁気テープ再生方法。
  6. 【請求項6】 前記第1ステップでは、前記補助データ
    に含まれる目次情報のうち前記磁気テープの往路又は復
    路に記録された各プログラムの記録領域を識別するビッ
    ト情報を検出するとともに、このビット情報により往路
    側に区分された目次情報の中の最大の絶対時間を示す目
    次情報から、往路側の最終プログラム番号を決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気テープ再生方法。
  7. 【請求項7】 前記第1ステップでは、前記補助データ
    に含まれる目次情報のうち前記磁気テープの往路又は復
    路に記録された各プログラムの記録領域を識別するビッ
    ト情報を検出するとともに、このビット情報により復路
    側に区分された目次情報の中の最小の絶対時間を示す目
    次情報から、復路側の先頭プログラム番号を決定するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気テープ再生方法。
  8. 【請求項8】 2方向の走査により記録、再生される記
    録領域に複数のプログラムがディジタル記録された磁気
    テープを検索して、所望するプログラムを高速サーチす
    る磁気テープ再生装置において、 前記磁気テープを往復駆動する駆動手段と、 前記磁気テープにディジタル記録された少なくとも絶対
    プログラム番号及び目次情報を含む補助データを復調す
    る補助データ復調手段と、 復調された目次情報のうち往路側最終プログラム番号、
    あるいは復路側先頭プログラム番号の少なくとも一方を
    記憶する記憶手段と、 前記補助データ復調手段によって読み取られた補助デー
    タと前記記憶手段に記憶されたプログラム番号に基づい
    て前記駆動手段を制御し、指定されたプログラムの開始
    位置を検索する高速サーチ手段とを備えたことを特徴と
    する磁気テープ再生装置。
  9. 【請求項9】 前記高速サーチ手段は、前記記憶手段に
    往路側最終プログラム番号、あるいは復路側先頭プログ
    ラム番号の少なくとも一方が記憶されるまでは検索を開
    始しないことを特徴とする請求項8に記載の磁気テープ
    再生装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、往路側最終プログラ
    ム番号及び復路側先頭プログラム番号をそれぞれに記憶
    する領域を有するものであることを特徴とする請求項8
    又は請求項9に記載の磁気テープ再生装置。
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