JPH0810714Y2 - 給湯施設用の圧力逃し弁 - Google Patents
給湯施設用の圧力逃し弁Info
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- JPH0810714Y2 JPH0810714Y2 JP1992091053U JP9105392U JPH0810714Y2 JP H0810714 Y2 JPH0810714 Y2 JP H0810714Y2 JP 1992091053 U JP1992091053 U JP 1992091053U JP 9105392 U JP9105392 U JP 9105392U JP H0810714 Y2 JPH0810714 Y2 JP H0810714Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、給湯施設のボイラーの
缶体などに組付ける圧力逃し弁についての改良に関す
る。
缶体などに組付ける圧力逃し弁についての改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述の圧力逃し弁Aは通常図1に示して
いる如く、それの弁箱1の上面側に、ボイラーの缶体な
どの2次側に接続する接続管10と連通する2次室(感
圧室)wを形成して、そこにその2次室w内の水圧を感
知して上下に作動するダイヤフラム2を設け、そのダイ
ヤフラム2の下面側に弁体3を組付け支持せしめて、ダ
イヤフラム2の動きに従い弁体3が上下に動くように
し、弁箱1内の前記弁体3の下方位置に、大径の逃し口
bを設けて、それの口縁部に、前記弁体3の下面側に装
設する弾性資材よりなるシート30に対し離接自在に接
合する環状の弁座4を装設し、ダイヤフラム2の上面側
には、該ダイヤフラム2を2次室w側に押返すバネ5を
所望のバネ圧に設定して装設し、2次室w側の圧力が前
記バネ5により設定した設定圧力以上になることでダイ
ヤフラム2がバネ5に抗して上方に向け感知作動を行な
うことにより、弁体3が弁箱1内に固定して設けた弁座
4から上方に離れて逃し口bを開放する弁機構aを構成
し、弁箱1はこの弁機構aにより開閉制御される逃し口
bが大気側に連通するように形成しておくことで、2次
室w内の圧力が前記バネ5のバネ圧により設定される所
望の圧力となることにより逃し口bが開放して、圧力水
を大気側に放出するように構成してある。
いる如く、それの弁箱1の上面側に、ボイラーの缶体な
どの2次側に接続する接続管10と連通する2次室(感
圧室)wを形成して、そこにその2次室w内の水圧を感
知して上下に作動するダイヤフラム2を設け、そのダイ
ヤフラム2の下面側に弁体3を組付け支持せしめて、ダ
イヤフラム2の動きに従い弁体3が上下に動くように
し、弁箱1内の前記弁体3の下方位置に、大径の逃し口
bを設けて、それの口縁部に、前記弁体3の下面側に装
設する弾性資材よりなるシート30に対し離接自在に接
合する環状の弁座4を装設し、ダイヤフラム2の上面側
には、該ダイヤフラム2を2次室w側に押返すバネ5を
所望のバネ圧に設定して装設し、2次室w側の圧力が前
記バネ5により設定した設定圧力以上になることでダイ
ヤフラム2がバネ5に抗して上方に向け感知作動を行な
うことにより、弁体3が弁箱1内に固定して設けた弁座
4から上方に離れて逃し口bを開放する弁機構aを構成
し、弁箱1はこの弁機構aにより開閉制御される逃し口
bが大気側に連通するように形成しておくことで、2次
室w内の圧力が前記バネ5のバネ圧により設定される所
望の圧力となることにより逃し口bが開放して、圧力水
を大気側に放出するように構成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このように
構成される給湯施設用の圧力逃し弁Aは、2次側の圧力
の増大がボイラーの破裂等の事故を起すことで、2次側
の圧力が異常に高くなったときに、それを迅速に外部に
逃すよう逃し口を大径に形成することが要求され、この
ため、逃し口を開閉させる弁機構aも大径に形成され
る。
構成される給湯施設用の圧力逃し弁Aは、2次側の圧力
の増大がボイラーの破裂等の事故を起すことで、2次側
の圧力が異常に高くなったときに、それを迅速に外部に
逃すよう逃し口を大径に形成することが要求され、この
ため、逃し口を開閉させる弁機構aも大径に形成され
る。
【0004】そしてこのことから、弁機構aの可動の弁
体3を支持するダイヤフラム2を2次室w側に押返すバ
ネ5のバネ圧が、比較的大きくなることから、2次室w
側の圧力が低下したときに、このバネ5の大きなバネ圧
が、上下可動の弁体3の弾性資材よりなるシート30
と、弁箱1内に固定して設けた環状の弁座4との接合部
位にそのままかかるようになることで、弁体3の弾性資
材よりなるシート30が、固定の弁座4に強力に押し付
けられることにより、損傷を受け、弁機能を損傷せしめ
るようになる問題がある。
体3を支持するダイヤフラム2を2次室w側に押返すバ
ネ5のバネ圧が、比較的大きくなることから、2次室w
側の圧力が低下したときに、このバネ5の大きなバネ圧
が、上下可動の弁体3の弾性資材よりなるシート30
と、弁箱1内に固定して設けた環状の弁座4との接合部
位にそのままかかるようになることで、弁体3の弾性資
材よりなるシート30が、固定の弁座4に強力に押し付
けられることにより、損傷を受け、弁機能を損傷せしめ
るようになる問題がある。
【0005】毎平方糎当り1Kg以下の水圧に保持して
の使用が義務づけられている給湯施設のボイラーに組付
ける逃し弁についていえば、タイヤフラム2は精度を向
上させるため通常6cm程度の径に形成することから、
それの受圧面積は20〜30cm2となり、このためバ
ネ5には20〜30Kgのバネ圧のものが使用されるこ
とになる。このバネ5の圧力は、ボイラーの缶体内の圧
力が設定圧力に近い圧力であるときには、その圧力が2
次室w側からダイヤフラム2の受圧面にかかることで、
この2次室w側の圧力と略バランスされた状態となっ
て、可動の弁体3を固定の弁座4に押付ける圧力は僅か
なものとなるが、ボイラーに接続する給湯栓での湯の使
用量がボイラーに供給される給水量よりも多くなった場
合のように、ボイラーの缶体内の水圧がなくなると、そ
れに伴ない2次室w側からダイヤフラム2を押出してい
る圧力が極端に低下し、前述した毎平方糎当り20〜3
0Kgの強大な圧力が、可動の弁体3のシート30と固
定の弁座4との接合部位にもろにかかってくることにな
って、弾性資材よりなるシート30を傷めるようにな
る。
の使用が義務づけられている給湯施設のボイラーに組付
ける逃し弁についていえば、タイヤフラム2は精度を向
上させるため通常6cm程度の径に形成することから、
それの受圧面積は20〜30cm2となり、このためバ
ネ5には20〜30Kgのバネ圧のものが使用されるこ
とになる。このバネ5の圧力は、ボイラーの缶体内の圧
力が設定圧力に近い圧力であるときには、その圧力が2
次室w側からダイヤフラム2の受圧面にかかることで、
この2次室w側の圧力と略バランスされた状態となっ
て、可動の弁体3を固定の弁座4に押付ける圧力は僅か
なものとなるが、ボイラーに接続する給湯栓での湯の使
用量がボイラーに供給される給水量よりも多くなった場
合のように、ボイラーの缶体内の水圧がなくなると、そ
れに伴ない2次室w側からダイヤフラム2を押出してい
る圧力が極端に低下し、前述した毎平方糎当り20〜3
0Kgの強大な圧力が、可動の弁体3のシート30と固
定の弁座4との接合部位にもろにかかってくることにな
って、弾性資材よりなるシート30を傷めるようにな
る。
【0006】
【目的】本考案は、この問題を解消せしめるためになさ
れたものであって、2次室w側に異常な圧力が生じたと
きに、その圧力を外部に逃すのが迅速に行なわれるよ
う、逃し口および弁機構aを大径に形成しながら、2次
室w側の圧力が低下してきて、ダイヤフラム2を2次室
w側に押し返す強力なバネ5のバネ圧で、可動の弁体3
に設けられた弾性資材よりなるシート30が、弁箱1側
に設けられる環状の弁座4に押し付けられるようになっ
たときには、その強力なバネ5のバネ圧を、弾性資材よ
りなるシート30から切り離して、その弾性資材よりな
るシート30に生ずる変形損傷を防止するのが適確に行
なえるようにする新たな手段を提供することを目的とす
る。
れたものであって、2次室w側に異常な圧力が生じたと
きに、その圧力を外部に逃すのが迅速に行なわれるよ
う、逃し口および弁機構aを大径に形成しながら、2次
室w側の圧力が低下してきて、ダイヤフラム2を2次室
w側に押し返す強力なバネ5のバネ圧で、可動の弁体3
に設けられた弾性資材よりなるシート30が、弁箱1側
に設けられる環状の弁座4に押し付けられるようになっ
たときには、その強力なバネ5のバネ圧を、弾性資材よ
りなるシート30から切り離して、その弾性資材よりな
るシート30に生ずる変形損傷を防止するのが適確に行
なえるようにする新たな手段を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本考案において
は、この目的を達成するための手段として、弁箱に設け
た2次室の圧力とその圧力に対向するバネのバネ圧とに
より上下に作動するよう弁箱に組付けたダイヤフラムの
下面側に、弁体を該ダイヤフラムと共に上下に動くよう
取付けて、その弁体の下面側に弾性資材よりなるシート
を設け、その弁体の下方に配位して大径の逃し口を弁箱
に装設し、その大径の逃し口の口縁部に、前記シートと
対向する環状の弁座を装設してなる給湯施設用の圧力逃
し弁において、弁体には、それの下面側の周縁部よりも
中心に寄る部位に、弾性資材よりなるシートを環状に設
け、弁箱には前記逃し口と通ずる上下方向の筒状部を設
けて、その筒状部内に、ボディを、水密を保持せしめて
摺動自在に嵌挿して、そのボディの上端側を、該ボディ
より拡径して四周に張出す鍔状部に形成し、該鍔状部の
上面に、前記弁体の下面側の周縁部より中心に寄る部位
に設けた環状のシートと対向さす環状の弁座を、前記逃
し口のまわりを囲うように形設し、かつ、そのボディを
それと弁箱との間に介装した弱いバネ圧のバネにより前
記弁体に向け押上げ、弁箱には筒状部の内面側に、前記
ボディの外周面に形設せる拡径部の上面に衝合して環状
の弁座の上昇作動の上限を規制する突起部aを装設し、
前記弁体の下面側の周縁部と対向する部位に、その弁体
の周縁部の下面に衝合してその弁体の下降側の作動の下
限を規制するストッパーを装設し、かつ、そのストッパ
ーおよび前記突起部を、拡径部の上面が突起部の下面に
衝合した状態時に環状の弁座の鍔状部の下面と弁箱の筒
状部の上面との間に形成される距離が前記ストッパーの
上面と弁体の下面側の周縁部との間に形成される距離よ
り大きくなるよう配設したことを特徴とする給湯施設用
の圧力逃し弁を提起するものである。
は、この目的を達成するための手段として、弁箱に設け
た2次室の圧力とその圧力に対向するバネのバネ圧とに
より上下に作動するよう弁箱に組付けたダイヤフラムの
下面側に、弁体を該ダイヤフラムと共に上下に動くよう
取付けて、その弁体の下面側に弾性資材よりなるシート
を設け、その弁体の下方に配位して大径の逃し口を弁箱
に装設し、その大径の逃し口の口縁部に、前記シートと
対向する環状の弁座を装設してなる給湯施設用の圧力逃
し弁において、弁体には、それの下面側の周縁部よりも
中心に寄る部位に、弾性資材よりなるシートを環状に設
け、弁箱には前記逃し口と通ずる上下方向の筒状部を設
けて、その筒状部内に、ボディを、水密を保持せしめて
摺動自在に嵌挿して、そのボディの上端側を、該ボディ
より拡径して四周に張出す鍔状部に形成し、該鍔状部の
上面に、前記弁体の下面側の周縁部より中心に寄る部位
に設けた環状のシートと対向さす環状の弁座を、前記逃
し口のまわりを囲うように形設し、かつ、そのボディを
それと弁箱との間に介装した弱いバネ圧のバネにより前
記弁体に向け押上げ、弁箱には筒状部の内面側に、前記
ボディの外周面に形設せる拡径部の上面に衝合して環状
の弁座の上昇作動の上限を規制する突起部aを装設し、
前記弁体の下面側の周縁部と対向する部位に、その弁体
の周縁部の下面に衝合してその弁体の下降側の作動の下
限を規制するストッパーを装設し、かつ、そのストッパ
ーおよび前記突起部を、拡径部の上面が突起部の下面に
衝合した状態時に環状の弁座の鍔状部の下面と弁箱の筒
状部の上面との間に形成される距離が前記ストッパーの
上面と弁体の下面側の周縁部との間に形成される距離よ
り大きくなるよう配設したことを特徴とする給湯施設用
の圧力逃し弁を提起するものである。
【0008】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお図面
符号は同効の構成部材については従前手段と同一の符号
を用いるものとする。
符号は同効の構成部材については従前手段と同一の符号
を用いるものとする。
【0009】図2は本考案を実施せる圧力逃し弁Aの縦
断した側面図で、同図において、1は弁箱、wは2次室
(感圧室)、2はダイヤフラム、3はダイヤフラムに取
付けた弁体、4は環状の弁座、aは前記弁体3と環状の
弁座4とで構成される弁機構、bは弁機構aにより開閉
制御される逃し口、5はダイヤフラム2を2次室w側に
押圧するバネ、cは弁座4をダイヤフラム2に向け押出
す弱いバネ、sはダイヤフラム2に取付けた弁体3の2
次室w側への移動である下降作動の下限を規制するスト
ッパーを示している。
断した側面図で、同図において、1は弁箱、wは2次室
(感圧室)、2はダイヤフラム、3はダイヤフラムに取
付けた弁体、4は環状の弁座、aは前記弁体3と環状の
弁座4とで構成される弁機構、bは弁機構aにより開閉
制御される逃し口、5はダイヤフラム2を2次室w側に
押圧するバネ、cは弁座4をダイヤフラム2に向け押出
す弱いバネ、sはダイヤフラム2に取付けた弁体3の2
次室w側への移動である下降作動の下限を規制するスト
ッパーを示している。
【0010】前記弁箱1は、ボイラーの缶体などの給水
系の2次側に接続する接続管10を具備する弁箱本体1
aとそれの2次室wを形成した上面側に組付けられるバ
ネケース1bとよりなり、弁箱本体1aの底部には逃し
口bと連通する排水管12が装設してある。そして、前
記ダイヤフラム2は、前述の弁箱1を組立てる際に、周
縁部位をバネケース1bと弁箱本体1aとの間に扶持せ
しめるこでで弁箱1に組付けてあり、また、ダイヤフラ
ム2を2次室w側に押返すばネ5は、バネケース1bの
外端部に螺合せる調節ねじ50の回動によりバネ圧が調
節できるようにしてある。
系の2次側に接続する接続管10を具備する弁箱本体1
aとそれの2次室wを形成した上面側に組付けられるバ
ネケース1bとよりなり、弁箱本体1aの底部には逃し
口bと連通する排水管12が装設してある。そして、前
記ダイヤフラム2は、前述の弁箱1を組立てる際に、周
縁部位をバネケース1bと弁箱本体1aとの間に扶持せ
しめるこでで弁箱1に組付けてあり、また、ダイヤフラ
ム2を2次室w側に押返すばネ5は、バネケース1bの
外端部に螺合せる調節ねじ50の回動によりバネ圧が調
節できるようにしてある。
【0011】また、この弁箱1には、前記ダイヤフラム
2の中央部位の下方位置に、軸方向を上下方向とした筒
状部13が形成されていて、それの上端側の開放口が前
記2次室wに連通し、下端側が前述の排水管12に連通
している。
2の中央部位の下方位置に、軸方向を上下方向とした筒
状部13が形成されていて、それの上端側の開放口が前
記2次室wに連通し、下端側が前述の排水管12に連通
している。
【0012】弁体3は環状の弁座4と接合する部位にゴ
ムなどの弾性材よりなるシート30を組付ける通常のも
ので、ダイヤフラム2の中央部位の下面側に配位して止
着ねじ31によりダイヤフラム2に組付けてある。
ムなどの弾性材よりなるシート30を組付ける通常のも
ので、ダイヤフラム2の中央部位の下面側に配位して止
着ねじ31によりダイヤフラム2に組付けてある。
【0013】また、この弁体3と対向さす環状の弁座4
は、前述の筒状部13の内腔に嵌挿される筒状のボディ
4aを弁箱本体1aと別体に形成して、このボディ4a
を、前記筒状部13内に水密を保持せしめて摺動自在に
嵌挿し、それの上端側の開放口を実質的な大径の逃し口
bに形成するとともに、その逃し口bのまわりを四周に
張り出す鍔状部41に形成し、この鍔状部41の上面側
に、前述の弁体の弁座4を装設するようにしてある。
は、前述の筒状部13の内腔に嵌挿される筒状のボディ
4aを弁箱本体1aと別体に形成して、このボディ4a
を、前記筒状部13内に水密を保持せしめて摺動自在に
嵌挿し、それの上端側の開放口を実質的な大径の逃し口
bに形成するとともに、その逃し口bのまわりを四周に
張り出す鍔状部41に形成し、この鍔状部41の上面側
に、前述の弁体の弁座4を装設するようにしてある。
【0014】そして、これにより、弁箱1側に設ける環
状の弁座4を、弁体3の作動方向に可動に弁箱1に組付
けてあり、かつ、前述のバネ5のバネ圧の略10分の1
程度の弱いバネ圧にしたバネcによってダイヤフラム2
側に押出すよう付勢せしめてある。そして、この弁座4
の可動範囲は、前記筒状部13に嵌合するボディ4aの
外周面に設けた拡径部40の上面が筒状部13の口縁に
内面側に向けて突出するよう設けた突起部13aの下面
に当って上昇作動を規制された状態位置において、環状
の弁座4と一体の鍔状部41の下面と前記筒状部13の
上面との間に形成される距離yに設定されている。そし
てまた、該弁座4と前記弁体3とで構成される弁機構a
によって開閉制御される逃し口bは、該弁座4のボディ
4aを中空の軸筒状に形成することで、そのボディ4a
の内腔により形成してある。
状の弁座4を、弁体3の作動方向に可動に弁箱1に組付
けてあり、かつ、前述のバネ5のバネ圧の略10分の1
程度の弱いバネ圧にしたバネcによってダイヤフラム2
側に押出すよう付勢せしめてある。そして、この弁座4
の可動範囲は、前記筒状部13に嵌合するボディ4aの
外周面に設けた拡径部40の上面が筒状部13の口縁に
内面側に向けて突出するよう設けた突起部13aの下面
に当って上昇作動を規制された状態位置において、環状
の弁座4と一体の鍔状部41の下面と前記筒状部13の
上面との間に形成される距離yに設定されている。そし
てまた、該弁座4と前記弁体3とで構成される弁機構a
によって開閉制御される逃し口bは、該弁座4のボディ
4aを中空の軸筒状に形成することで、そのボディ4a
の内腔により形成してある。
【0015】前記ストッパーsは、2次室w側の圧力の
低下でダイヤフラム2がバネ5のバネ圧で2次室w側に
押込まれるようになったとき、それによる弁体3の2次
室w側への動きとなる下降作動の下限を規制するための
ものであり、弁箱本体1aの内壁面に、前記弁体3の下
面と衝合する突部を形設することで構成してある。そし
て、このストッパーsは、前述した如く、環状の弁座4
が上昇作動の上限に位置している状態において、それに
より押し上げられた弁体3の下面と該ストッパーsの上
面との間に形成される距離zが、前述の距離yより小さ
くなるようにその位置を設定して装設してある。そし
て、これにより、2次室w側の圧力の低下で弁体3が図
2において下方に動くとき、それに追従して下方に動く
弁座4が下降作動の下限に達する前に、該弁体3が先に
下限に達して動かない状態となるようにしてある。
低下でダイヤフラム2がバネ5のバネ圧で2次室w側に
押込まれるようになったとき、それによる弁体3の2次
室w側への動きとなる下降作動の下限を規制するための
ものであり、弁箱本体1aの内壁面に、前記弁体3の下
面と衝合する突部を形設することで構成してある。そし
て、このストッパーsは、前述した如く、環状の弁座4
が上昇作動の上限に位置している状態において、それに
より押し上げられた弁体3の下面と該ストッパーsの上
面との間に形成される距離zが、前述の距離yより小さ
くなるようにその位置を設定して装設してある。そし
て、これにより、2次室w側の圧力の低下で弁体3が図
2において下方に動くとき、それに追従して下方に動く
弁座4が下降作動の下限に達する前に、該弁体3が先に
下限に達して動かない状態となるようにしてある。
【0016】次に図3は別の実施例を示している。この
実施例は、ダイヤフラム2に組付けた弁体3と弁座4と
で構成する弁機構aによって開閉する逃し口bを、弁体
3を中空の軸筒状に形成することでその弁体3の内腔に
形成し、その逃し口bをバネケース1bに開設せる連通
口dを介して外気に連通して、弁座4のボディ4aを単
なるピストン状に形成してある点が第2図に示した実施
例と異なるだけで、基本的には前記図2の実施例と変わ
りないので、同じ構成部材については同一の符号を付し
て詳しい説明は省略する。
実施例は、ダイヤフラム2に組付けた弁体3と弁座4と
で構成する弁機構aによって開閉する逃し口bを、弁体
3を中空の軸筒状に形成することでその弁体3の内腔に
形成し、その逃し口bをバネケース1bに開設せる連通
口dを介して外気に連通して、弁座4のボディ4aを単
なるピストン状に形成してある点が第2図に示した実施
例と異なるだけで、基本的には前記図2の実施例と変わ
りないので、同じ構成部材については同一の符号を付し
て詳しい説明は省略する。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による給湯
施設用の圧力逃し弁は、2次室w側に異常な圧力が生じ
たときには、ダイヤフラム2が上昇することで、環状の
弁座4を設けた鍔状部41を上端側に支持するボディ4
aの内腔に形成した大径の逃し口bを介して、その圧力
が迅速に外部に放出するようになり、また、2次室wの
圧力が低下してきたときには、弁体3の下面側の周縁部
がストッパーsの上面に当接して、その周縁部より中心
に寄る部位に配位して弁体3の下面側に設けた弾性資材
よりなるシート30が、ダイヤフラム2を2次室w側に
押し出す強いバネ5のバネ圧から切り離されて、このシ
ート30には、ボディ4aを押し上げる弱いバネcのバ
ネ圧だけで、そのボディ4aの上端部の鍔状部41に設
けた環状の弁座4が圧接していくようになるのだから、
2次室w側に異常な圧力が生じたときに、その圧力を外
部に逃すのが迅速に行なわれるよう、逃し口bおよびそ
れを開閉する弁機構aの環状の弁座4と弾性資材よりな
るシート30を大径に形成しながら、2次室w側の圧力
が低下してきたときに、弾性資材よりなるシート30を
強力なバネ5のバネ圧で環状の弁座4に押し付けること
により生じてくるシート30の変形・損傷を、効果的に
防止できるようになる。
施設用の圧力逃し弁は、2次室w側に異常な圧力が生じ
たときには、ダイヤフラム2が上昇することで、環状の
弁座4を設けた鍔状部41を上端側に支持するボディ4
aの内腔に形成した大径の逃し口bを介して、その圧力
が迅速に外部に放出するようになり、また、2次室wの
圧力が低下してきたときには、弁体3の下面側の周縁部
がストッパーsの上面に当接して、その周縁部より中心
に寄る部位に配位して弁体3の下面側に設けた弾性資材
よりなるシート30が、ダイヤフラム2を2次室w側に
押し出す強いバネ5のバネ圧から切り離されて、このシ
ート30には、ボディ4aを押し上げる弱いバネcのバ
ネ圧だけで、そのボディ4aの上端部の鍔状部41に設
けた環状の弁座4が圧接していくようになるのだから、
2次室w側に異常な圧力が生じたときに、その圧力を外
部に逃すのが迅速に行なわれるよう、逃し口bおよびそ
れを開閉する弁機構aの環状の弁座4と弾性資材よりな
るシート30を大径に形成しながら、2次室w側の圧力
が低下してきたときに、弾性資材よりなるシート30を
強力なバネ5のバネ圧で環状の弁座4に押し付けること
により生じてくるシート30の変形・損傷を、効果的に
防止できるようになる。
【図1】従前の給湯施設用の圧力逃し弁の説明図であ
る。
る。
【図2】本考案を実施せる給湯施設用の圧力逃し弁の縦
断側面図である。
断側面図である。
【図3】同上の別の実施例の縦断側面図である。
A…圧力逃し弁、1…弁箱、1a…弁箱本体、1b…バ
ネケース、10…接続管、12…排水管、13…筒状
部、13a…突起部、2…ダイヤフラム、3…弁体、3
0…シート、31…止着ねじ、4…弁座、4a…ボデ
ィ、40…拡径部、41…鍔状部、5…バネ、50…調
節ねじ、w…2次室、s…ストッパー、z…距離、a…
弁機構、b…逃し口、c…弱いバネ、d…連通口、y…
距離。
ネケース、10…接続管、12…排水管、13…筒状
部、13a…突起部、2…ダイヤフラム、3…弁体、3
0…シート、31…止着ねじ、4…弁座、4a…ボデ
ィ、40…拡径部、41…鍔状部、5…バネ、50…調
節ねじ、w…2次室、s…ストッパー、z…距離、a…
弁機構、b…逃し口、c…弱いバネ、d…連通口、y…
距離。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁箱1に設けた2次室wの圧力とその圧
力に対向するバネ5のバネ圧とにより上下に作動するよ
う弁箱1に組付けたダイヤフラム2の下面側に、弁体3
を該ダイヤフラム2と共に上下に動くよう取付けて、そ
の弁体3の下面側に弾性資材よりなるシート30を設
け、その弁体3の下方に配位して大径の逃し口bを弁箱
1に装設し、その大径の逃し口bの口縁部に、前記シー
ト30と対向する環状の弁座4を装設してなる給湯施設
用の圧力逃し弁Aにおいて、弁体3には、それの下面側
の周縁部よりも中心に寄る部位に、弾性資材よりなるシ
ート30を環状に設け、弁箱1には前記逃し口bと通ず
る上下方向の筒状部13を設けて、その筒状部13内
に、ボディ4aを、水密を保持せしめて摺動自在に嵌挿
して、そのボディ4aの上端側を、該ボディ4aより拡
径して四周に張出す鍔状部41に形成し、該鍔状部41
の上面に、前記弁体3の下面側の周縁部より中心に寄る
部位に設けた環状のシート30と対向さす環状の弁座4
を、前記逃し口bのまわりを囲うように形設し、かつ、
そのボディ4aをそれと弁箱1との間に介装した弱いバ
ネ圧のバネcにより前記弁体3に向け押上げ、弁箱1に
は筒状部13の内面側に、前記ボディ4aの外周面に形
設せる拡径部40の上面に衝合して環状の弁座4の上昇
作動の上限を規制する突起部13aを装設し、前記弁体
3の下面側の周縁部と対向する部位に、その弁体3の周
縁部の下面に衝合してその弁体3の下降側の作動の下限
を規制するストッパーsを装設し、かつ、そのストッパ
ーsおよび前記突起部13aを、拡径部40の上面が突
起部13aの下面に衝合した状態時に環状の弁座4の鍔
状部41の下面と弁箱1の筒状部13の上面との間に形
成される距離yが前記ストッパーsの上面と弁体3の下
面側の周縁部との間に形成される距離zより大きくなる
よう配設したことを特徴とする給湯施設用の圧力逃し
弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992091053U JPH0810714Y2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 給湯施設用の圧力逃し弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992091053U JPH0810714Y2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 給湯施設用の圧力逃し弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0564583U JPH0564583U (ja) | 1993-08-27 |
| JPH0810714Y2 true JPH0810714Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=14015769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992091053U Expired - Lifetime JPH0810714Y2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | 給湯施設用の圧力逃し弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810714Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4409133A1 (de) * | 1994-03-17 | 1995-09-21 | Bosch Gmbh Robert | Druckregelventil |
| JP2006336900A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Danrei:Kk | 圧力逃がし弁 |
| JP5912523B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2016-04-27 | 日本サーモスタット株式会社 | 流体制御バルブ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS564074U (ja) * | 1979-06-22 | 1981-01-14 | ||
| JPS5884462U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-08 | 長瀬 秀次郎 | 隔膜作動型逃し弁の構造 |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP1992091053U patent/JPH0810714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0564583U (ja) | 1993-08-27 |
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