JPH08107625A - 極低温ケーブルの端末構造 - Google Patents
極低温ケーブルの端末構造Info
- Publication number
- JPH08107625A JPH08107625A JP27049394A JP27049394A JPH08107625A JP H08107625 A JPH08107625 A JP H08107625A JP 27049394 A JP27049394 A JP 27049394A JP 27049394 A JP27049394 A JP 27049394A JP H08107625 A JPH08107625 A JP H08107625A
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- JP
- Japan
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- insulator
- cryogenic
- temperature side
- insulating
- cable
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- Pending
Links
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Landscapes
- Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極低温ケーブルの端末部において、ヒータや
循環装置などを用いることなく絶縁体の固化や液化を防
止し、絶縁特性の劣化を防ぐ。 【構成】 極低温部4につながる絶縁部7の低温側をそ
の高温側よりも上方に配置した。これにより、低温側で
冷却された絶縁体は下方に移動し、高温側の絶縁体は上
方に移動するため絶縁体10の対流が起こり、固化や液化
を防止できる。
循環装置などを用いることなく絶縁体の固化や液化を防
止し、絶縁特性の劣化を防ぐ。 【構成】 極低温部4につながる絶縁部7の低温側をそ
の高温側よりも上方に配置した。これにより、低温側で
冷却された絶縁体は下方に移動し、高温側の絶縁体は上
方に移動するため絶縁体10の対流が起こり、固化や液化
を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極低温ケーブルの絶縁
端末に関するものである。
端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】極低温ケーブル(超電導ケーブルも含
む)の端末部は、極低温下にある導体を常温下に引き出
すため、極めて温度範囲の広い環境下にあり、電気と熱
の絶縁に関して従来から種々の提案がなされている。例
えば、油中絶縁したものとして、特公昭52-37599号公報
記載の技術が、ガス絶縁したものとして、特公昭49-127
187 号公報記載のものがある。
む)の端末部は、極低温下にある導体を常温下に引き出
すため、極めて温度範囲の広い環境下にあり、電気と熱
の絶縁に関して従来から種々の提案がなされている。例
えば、油中絶縁したものとして、特公昭52-37599号公報
記載の技術が、ガス絶縁したものとして、特公昭49-127
187 号公報記載のものがある。
【0003】図2は前者と類似の端末部を示す概略図
で、図示のように、ケーブル1から連続する導体2は、
まず冷媒3の入った極低温部4に導入され、次いで絶縁
体10(油やガス)が入った絶縁部7を経て常温下に引き
出される。ここで、導体2が極低温部4から絶縁部7に
入ったときの温度は、絶縁部7と極低温部4との距離と
導体2の断面積により決まる。一般に、この距離が短い
と絶縁部7が冷却され易い。
で、図示のように、ケーブル1から連続する導体2は、
まず冷媒3の入った極低温部4に導入され、次いで絶縁
体10(油やガス)が入った絶縁部7を経て常温下に引き
出される。ここで、導体2が極低温部4から絶縁部7に
入ったときの温度は、絶縁部7と極低温部4との距離と
導体2の断面積により決まる。一般に、この距離が短い
と絶縁部7が冷却され易い。
【0004】さて、図2の絶縁部下方は極低温部4に近
接するため冷却され易い。絶縁体10が冷却されて固化ま
たは液化すると絶縁特性が落ち、絶縁破壊が起こる危険
性がある。従って、絶縁体10が冷却されないようにこの
距離を長くすればよいのであるが、それでは端末部が大
きくなる。そのため、循環,加温装置11を用いて外部で
ヒートアップした絶縁体を循環させて、これが冷却され
ても絶縁特性が劣化しないように構成しているのであ
る。また、特公昭49-127187 号公報記載のものでは、同
様の目的でガス絶縁箱の中にヒータを設置してガスの液
化を防止している。
接するため冷却され易い。絶縁体10が冷却されて固化ま
たは液化すると絶縁特性が落ち、絶縁破壊が起こる危険
性がある。従って、絶縁体10が冷却されないようにこの
距離を長くすればよいのであるが、それでは端末部が大
きくなる。そのため、循環,加温装置11を用いて外部で
ヒートアップした絶縁体を循環させて、これが冷却され
ても絶縁特性が劣化しないように構成しているのであ
る。また、特公昭49-127187 号公報記載のものでは、同
様の目的でガス絶縁箱の中にヒータを設置してガスの液
化を防止している。
【0005】しかし、これらの構造ではヒータや循環器
などの装置のほか、温度をモニターする計測器が必要で
システムのコストを増大させていた。また、これらの装
置などを保守,点検する必要もあった。従って、本発明
の目的は、ヒータや循環装置などを用いることなく絶縁
体の固化や液化を防止できる端末構造を提供することに
ある。
などの装置のほか、温度をモニターする計測器が必要で
システムのコストを増大させていた。また、これらの装
置などを保守,点検する必要もあった。従って、本発明
の目的は、ヒータや循環装置などを用いることなく絶縁
体の固化や液化を防止できる端末構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は絶縁体が自然に対流できるよう構成したも
ので、その特徴は、極低温部につながる絶縁部の低温側
をその高温側よりも上方に配置したことにある。
め、本発明は絶縁体が自然に対流できるよう構成したも
ので、その特徴は、極低温部につながる絶縁部の低温側
をその高温側よりも上方に配置したことにある。
【0007】
【作用】絶縁部は、その一方が極低温部につながる低温
側、他方が高温側となっている。そのため、この低温側
を高温側よりも上方に位置させると、低温側の絶縁体は
冷却により密度が大きくなって下方に移動し、逆に高温
側の絶縁体は上方へ移動する。その結果、絶縁体は絶縁
部内で対流し、絶縁体が固化または液化することを防止
できる。
側、他方が高温側となっている。そのため、この低温側
を高温側よりも上方に位置させると、低温側の絶縁体は
冷却により密度が大きくなって下方に移動し、逆に高温
側の絶縁体は上方へ移動する。その結果、絶縁体は絶縁
部内で対流し、絶縁体が固化または液化することを防止
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明端末部を示す概略図で、図示ようにケーブル1から
引き出された導体2は、まず液体窒素などの冷媒3を内
蔵する極低温部4に導入される。極低温部内では、ブッ
シング5によりケーブル部6と極低温部4が隔絶されて
いる。極低温部4に導入された導体2は、水平方向に屈
曲され、さらに斜め下方に屈曲されて絶縁部7へとつな
がっており、極低温部4もそれに沿って形成されてい
る。
発明端末部を示す概略図で、図示ようにケーブル1から
引き出された導体2は、まず液体窒素などの冷媒3を内
蔵する極低温部4に導入される。極低温部内では、ブッ
シング5によりケーブル部6と極低温部4が隔絶されて
いる。極低温部4に導入された導体2は、水平方向に屈
曲され、さらに斜め下方に屈曲されて絶縁部7へとつな
がっており、極低温部4もそれに沿って形成されてい
る。
【0009】絶縁部7は、内部に絶縁油やSF6 などの
絶縁ガスが内蔵され。極低温部4とはブッシング8で隔
絶されている。そして、絶縁部7の外部は碍管9が構成
されている。ここで、極低温部4につながる方が低温
側、その反対側が高温側であるが、低温側が高温側より
も上方に位置するため、低温側の絶縁体10は冷却により
密度が大きくなって下方に移動し、高温側の絶縁体10は
上方に移動する。そして、低温側から高温側に移行した
絶縁体10は、碍管8や導体2からの熱伝達で温められて
温度が上昇し、再度上方に移動するため、絶縁部内で絶
縁体10は対流することになるのである。
絶縁ガスが内蔵され。極低温部4とはブッシング8で隔
絶されている。そして、絶縁部7の外部は碍管9が構成
されている。ここで、極低温部4につながる方が低温
側、その反対側が高温側であるが、低温側が高温側より
も上方に位置するため、低温側の絶縁体10は冷却により
密度が大きくなって下方に移動し、高温側の絶縁体10は
上方に移動する。そして、低温側から高温側に移行した
絶縁体10は、碍管8や導体2からの熱伝達で温められて
温度が上昇し、再度上方に移動するため、絶縁部内で絶
縁体10は対流することになるのである。
【0010】一般に、絶縁油の温度膨張係数は、7.5 〜
8.5 ×10-4(1/℃)程度である。従って、温度が下が
れば体積は収縮して密度が大きくなる。また、ガス絶縁
体はボイル・シャルルの法則により、温度が下がるほど
体積が収縮して密度が大きくなる。そして、絶縁部の体
積は一定であることから冷却に伴って絶縁部内の圧力が
下がり、絶縁特性が劣化することが知られている。この
点、本発明では絶縁体を対流させることにより、その固
化や液化を防止して絶縁特性を確保することができる。
8.5 ×10-4(1/℃)程度である。従って、温度が下が
れば体積は収縮して密度が大きくなる。また、ガス絶縁
体はボイル・シャルルの法則により、温度が下がるほど
体積が収縮して密度が大きくなる。そして、絶縁部の体
積は一定であることから冷却に伴って絶縁部内の圧力が
下がり、絶縁特性が劣化することが知られている。この
点、本発明では絶縁体を対流させることにより、その固
化や液化を防止して絶縁特性を確保することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明端末部はヒ
ータ、循環器などの補助機器を必要としないで、絶縁体
の固化や液化に伴う絶縁特性の劣化を防止することがで
きる。また、上記補助機器を必要としないことで、端末
部をコンパクトに構成でき、かつこれら機器の保守、点
検もする必要がない。
ータ、循環器などの補助機器を必要としないで、絶縁体
の固化や液化に伴う絶縁特性の劣化を防止することがで
きる。また、上記補助機器を必要としないことで、端末
部をコンパクトに構成でき、かつこれら機器の保守、点
検もする必要がない。
【図1】本発明端末部の概略図である。
【図2】従来の端末部の概略図である。
1 ケーブル 2 導体 3 冷媒 4 極低温部 5 ブッシング 6 ケーブル部 7 絶縁部 8 ブッシング 9 碍管 10 絶縁体 11 循環,加温装置
Claims (1)
- 【請求項1】 冷媒を内蔵する極低温部と、極低温部に
つながり、流体絶縁体を内蔵する絶縁部とを経て導体を
常温下に引き出す極低温ケーブルの端末構造であって、 前記絶縁部の低温側をその高温側よりも上方に配置した
ことを特徴とする極低温ケーブルの端末構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27049394A JPH08107625A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 極低温ケーブルの端末構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27049394A JPH08107625A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 極低温ケーブルの端末構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08107625A true JPH08107625A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17487051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27049394A Pending JPH08107625A (ja) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | 極低温ケーブルの端末構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08107625A (ja) |
-
1994
- 1994-10-06 JP JP27049394A patent/JPH08107625A/ja active Pending
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