JPH08107747A - 薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車 - Google Patents
薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車Info
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- JPH08107747A JPH08107747A JP24598094A JP24598094A JPH08107747A JP H08107747 A JPH08107747 A JP H08107747A JP 24598094 A JP24598094 A JP 24598094A JP 24598094 A JP24598094 A JP 24598094A JP H08107747 A JPH08107747 A JP H08107747A
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Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遠隔操作により噴射ノズルを所望の向きに制
御することにより、操作者を有害な薬剤にさらすことな
く、きめ細やかに且つ十分な薬剤散布を行うことのでき
る薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車を提供。 【構成】 薬剤散布装置1は、薬剤を噴射する噴射ノズ
ル6と、噴射ノズル6を上下・左右に揺動させる噴射ノ
ズル揺動機構2と、噴射ノズル6を所望の向きに制御す
るための無線信号を送信する遠隔入力装置3と、遠隔入
力装置3から受信アンテナ18で受信した無線信号に基
づいて噴射ノズル揺動機構2を駆動制御する制御手段4
とを備えてなっている。制御装置4は、噴射ノズル6に
薬剤を供給する供給管路に設けられている開閉弁を、遠
隔操作により駆動させて供給管路を開閉制御する機能も
有している。また、自走車は、台車5の車本体17上に
薬剤散布装置1を搭載してなるものである。
御することにより、操作者を有害な薬剤にさらすことな
く、きめ細やかに且つ十分な薬剤散布を行うことのでき
る薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車を提供。 【構成】 薬剤散布装置1は、薬剤を噴射する噴射ノズ
ル6と、噴射ノズル6を上下・左右に揺動させる噴射ノ
ズル揺動機構2と、噴射ノズル6を所望の向きに制御す
るための無線信号を送信する遠隔入力装置3と、遠隔入
力装置3から受信アンテナ18で受信した無線信号に基
づいて噴射ノズル揺動機構2を駆動制御する制御手段4
とを備えてなっている。制御装置4は、噴射ノズル6に
薬剤を供給する供給管路に設けられている開閉弁を、遠
隔操作により駆動させて供給管路を開閉制御する機能も
有している。また、自走車は、台車5の車本体17上に
薬剤散布装置1を搭載してなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、穀物、果樹等
の農作物や植木等に、遠隔操作により農薬等の薬剤を散
布する薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車に関す
る。
の農作物や植木等に、遠隔操作により農薬等の薬剤を散
布する薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従前より、ミカン等の果樹栽培において
農薬等の薬剤を散布する場合、農薬を貯留した薬液タン
クを農道に置き、ホースを介して薬液タンクと接続され
た携帯式の噴霧ノズルを、作業者が手で持ち、果樹に向
けて農薬を散布していた。一方、散布作業の軽減化を図
るべく、乗用式薬剤散布車(いわゆる、スピードスプレ
ヤー等)が利用される場合もある。
農薬等の薬剤を散布する場合、農薬を貯留した薬液タン
クを農道に置き、ホースを介して薬液タンクと接続され
た携帯式の噴霧ノズルを、作業者が手で持ち、果樹に向
けて農薬を散布していた。一方、散布作業の軽減化を図
るべく、乗用式薬剤散布車(いわゆる、スピードスプレ
ヤー等)が利用される場合もある。
【0003】しかし、いずれの場合も、悪影響を及ぼす
農薬を身体にあびることが多いので、作業者は口にマス
クをあて、身体のほぼ全体を合羽等で被って散布作業を
せざるを得なかった。そのため、猛暑での散布作業は、
特に過酷であった。
農薬を身体にあびることが多いので、作業者は口にマス
クをあて、身体のほぼ全体を合羽等で被って散布作業を
せざるを得なかった。そのため、猛暑での散布作業は、
特に過酷であった。
【0004】また、上記した携帯式の噴霧ノズルでの散
布作業を中止したい場合には、作業者自身が薬液タンク
まで戻って元栓を閉じなければならず、この閉栓作業が
煩わしかった。加えて、薬液タンクまで戻る間にも、薬
剤が噴霧ノズルから無用に散布されるといった不都合が
あった。
布作業を中止したい場合には、作業者自身が薬液タンク
まで戻って元栓を閉じなければならず、この閉栓作業が
煩わしかった。加えて、薬液タンクまで戻る間にも、薬
剤が噴霧ノズルから無用に散布されるといった不都合が
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、実開平5−9
3571号公報等に開示されているように、人が搭乗す
ることなく、果樹等への目標噴射位置を可変制御するよ
うにした自走式薬剤散布車もある。
3571号公報等に開示されているように、人が搭乗す
ることなく、果樹等への目標噴射位置を可変制御するよ
うにした自走式薬剤散布車もある。
【0006】しかしながら、このような自走式薬剤散布
車によれば、噴射ノズルの可変方向が上下のみであっ
て、横方向については一定であった。すなわち、散布作
業中に、噴射ノズルの目標噴射位置を上下にしか変更で
きなかった。また、車体の進行方向はほぼ前後一定の進
路に規定されているため、車体自体の旋回による目標噴
射位置の変更を行うことはできなかった。
車によれば、噴射ノズルの可変方向が上下のみであっ
て、横方向については一定であった。すなわち、散布作
業中に、噴射ノズルの目標噴射位置を上下にしか変更で
きなかった。また、車体の進行方向はほぼ前後一定の進
路に規定されているため、車体自体の旋回による目標噴
射位置の変更を行うことはできなかった。
【0007】そのため、例えば葉裏等の隠れた部位へは
薬剤が行き届かない場合があり、薬剤散布を万遍なく十
分に施すことが困難であった。逆に、既に十分な散布を
終えた部位に対して、必要以上に重複した薬剤散布を行
うという不具合があった。
薬剤が行き届かない場合があり、薬剤散布を万遍なく十
分に施すことが困難であった。逆に、既に十分な散布を
終えた部位に対して、必要以上に重複した薬剤散布を行
うという不具合があった。
【0008】そこで、本発明の目的とするところは、遠
隔操作により噴射ノズルを所望の向きに制御することに
より、操作者を有害な薬剤にさらすことなく、きめ細や
かに且つ十分な薬剤散布を行うことのできる薬剤散布装
置およびこれを搭載した自走車を提供することにある。
隔操作により噴射ノズルを所望の向きに制御することに
より、操作者を有害な薬剤にさらすことなく、きめ細や
かに且つ十分な薬剤散布を行うことのできる薬剤散布装
置およびこれを搭載した自走車を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明による薬剤散布装置は、薬剤を噴射する噴
射ノズルと、噴射ノズルを揺動させる噴射ノズル揺動機
構と、遠隔操作により噴射ノズル揺動機構を駆動させて
噴射ノズルを所望の向きに制御する第1の遠隔制御手段
とを具備してなる構成を採用したものである。
めに、本発明による薬剤散布装置は、薬剤を噴射する噴
射ノズルと、噴射ノズルを揺動させる噴射ノズル揺動機
構と、遠隔操作により噴射ノズル揺動機構を駆動させて
噴射ノズルを所望の向きに制御する第1の遠隔制御手段
とを具備してなる構成を採用したものである。
【0010】また、上記構成の薬剤散布装置において、
噴射ノズルに薬剤を供給する供給管路に設けられ当該管
路を開閉する開閉弁と、遠隔操作により開閉弁を駆動さ
せて供給管路を開閉制御する第2の遠隔制御手段とを具
備してなるものである。
噴射ノズルに薬剤を供給する供給管路に設けられ当該管
路を開閉する開閉弁と、遠隔操作により開閉弁を駆動さ
せて供給管路を開閉制御する第2の遠隔制御手段とを具
備してなるものである。
【0011】更に、本発明による薬剤散布装置搭載自走
車は、地上を走行する車輪体と、車輪体を回転駆動する
走行駆動手段と、車輪体の走行方向を変える操舵手段
と、遠隔操作により走行駆動手段または操舵手段を駆動
制御する第3の遠隔制御手段とを備えて台車を構成する
とともに、この台車に、上記した各構成の薬剤散布装置
を搭載してなるものである。
車は、地上を走行する車輪体と、車輪体を回転駆動する
走行駆動手段と、車輪体の走行方向を変える操舵手段
と、遠隔操作により走行駆動手段または操舵手段を駆動
制御する第3の遠隔制御手段とを備えて台車を構成する
とともに、この台車に、上記した各構成の薬剤散布装置
を搭載してなるものである。
【0012】
【作用】本発明による薬剤散布装置においては、例えば
薬剤が飛散してこない程度に遠隔の場所から、操作者が
噴射ノズルの所望の向きを設定操作すると、第1の遠隔
制御手段は操作者による設定操作信号に基づいて噴射ノ
ズル揺動機構を駆動する。そこで、噴射ノズル揺動機構
は噴射ノズルを前記所望の向きに揺動させるのである。
薬剤が飛散してこない程度に遠隔の場所から、操作者が
噴射ノズルの所望の向きを設定操作すると、第1の遠隔
制御手段は操作者による設定操作信号に基づいて噴射ノ
ズル揺動機構を駆動する。そこで、噴射ノズル揺動機構
は噴射ノズルを前記所望の向きに揺動させるのである。
【0013】また、上述の第2の遠隔制御手段を備えて
いるので、遠隔の場所から操作者の所望により、薬剤供
給用の開閉弁が開閉操作される。
いるので、遠隔の場所から操作者の所望により、薬剤供
給用の開閉弁が開閉操作される。
【0014】更に、本発明による薬剤散布装置搭載自走
車においては、一定場所で散布した場合に薬剤が行き届
きにくい困難部位があっても、遠隔の場所から操作者の
所望により、第3の遠隔制御手段が台車を所望の場所ま
で走行移動させる。その場所で、第1の遠隔制御手段
は、所望により噴射ノズルの向きを前記困難部位に向け
て揺動させるのである。
車においては、一定場所で散布した場合に薬剤が行き届
きにくい困難部位があっても、遠隔の場所から操作者の
所望により、第3の遠隔制御手段が台車を所望の場所ま
で走行移動させる。その場所で、第1の遠隔制御手段
は、所望により噴射ノズルの向きを前記困難部位に向け
て揺動させるのである。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例となる薬剤散布装置および
これを搭載した自走車につき、添付図面を参照しつつ以
下説明する。ここに、図1は本発明の一実施例に係る薬
剤散布装置の概略構成図、図2は上記薬剤散布装置の噴
射ノズル揺動機構の要部側断面図である。
これを搭載した自走車につき、添付図面を参照しつつ以
下説明する。ここに、図1は本発明の一実施例に係る薬
剤散布装置の概略構成図、図2は上記薬剤散布装置の噴
射ノズル揺動機構の要部側断面図である。
【0016】これらの図において、本実施例の薬剤散布
装置1は、農薬等の薬剤を噴射する噴射ノズル6と、噴
射ノズル6を揺動させる噴射ノズル揺動機構2と、噴射
ノズル6を所望の向きに制御するための無線信号を送信
する遠隔入力装置3と、遠隔入力装置3からの無線信号
を受けて噴射ノズル揺動機構2を駆動制御する制御手段
4とを備えて主として構成されている。
装置1は、農薬等の薬剤を噴射する噴射ノズル6と、噴
射ノズル6を揺動させる噴射ノズル揺動機構2と、噴射
ノズル6を所望の向きに制御するための無線信号を送信
する遠隔入力装置3と、遠隔入力装置3からの無線信号
を受けて噴射ノズル揺動機構2を駆動制御する制御手段
4とを備えて主として構成されている。
【0017】また、制御装置4は、噴射ノズル6に薬剤
を供給する供給管路28に設けられた電磁ボール弁製の
開閉弁27を、遠隔操作により駆動させて供給管路28
を開閉制御する機能も有している。
を供給する供給管路28に設けられた電磁ボール弁製の
開閉弁27を、遠隔操作により駆動させて供給管路28
を開閉制御する機能も有している。
【0018】噴射ノズル揺動機構2において、7は先端
に1基と左右に2連2基の合わせて5基の噴射ノズル6
を付設してある長管状の噴射ノズルヘッド、8は噴射ノ
ズル揺動機構2の下部に配置された円筒状の基台部、9
は基台部8の上部に被設され噴射ノズル揺動機構2の要
部を被うケーシング、10はケーシング9上面の軸受孔
(図示省略)に孔心方向に進退自在に軸支された円筒状
の昇降外管、11は昇降外管10内に摺動自在に挿通さ
れ内部を薬剤流通可能な円筒状に形成されている旋回内
管、12は旋回内管11の上端開口と噴射ノズルヘッド
7の後端開口とを接続する可撓状のホース、13は噴射
ノズルヘッド7の腹部を固定するとともに旋回内管11
の上端に上下揺動自在に軸支される主ヒンジ部、14は
昇降外管10の上端側部に配備されたヒンジ部15と噴
射ノズルヘッド7の前部下面に配備されたヒンジ部16
とを接続して設けられたリンク杆である。
に1基と左右に2連2基の合わせて5基の噴射ノズル6
を付設してある長管状の噴射ノズルヘッド、8は噴射ノ
ズル揺動機構2の下部に配置された円筒状の基台部、9
は基台部8の上部に被設され噴射ノズル揺動機構2の要
部を被うケーシング、10はケーシング9上面の軸受孔
(図示省略)に孔心方向に進退自在に軸支された円筒状
の昇降外管、11は昇降外管10内に摺動自在に挿通さ
れ内部を薬剤流通可能な円筒状に形成されている旋回内
管、12は旋回内管11の上端開口と噴射ノズルヘッド
7の後端開口とを接続する可撓状のホース、13は噴射
ノズルヘッド7の腹部を固定するとともに旋回内管11
の上端に上下揺動自在に軸支される主ヒンジ部、14は
昇降外管10の上端側部に配備されたヒンジ部15と噴
射ノズルヘッド7の前部下面に配備されたヒンジ部16
とを接続して設けられたリンク杆である。
【0019】尚、各噴射ノズル6は、マニュアルでも噴
射ノズルヘッド7に対して噴射方向可変に構成されてい
る。
射ノズルヘッド7に対して噴射方向可変に構成されてい
る。
【0020】また、噴射ノズル揺動機構2(図2を主に
参照)において、30は基台部8の上部内面に固設され
例えばパルスモータで実現される上下揺動モータ、31
は基台部8の上部内面に固設され例えばパルスモータで
実現される水平旋回モータ、32はケーシング9の内側
上部に固設された内部支持板、33はケーシング9の内
側下部に複数の固定杆(図示省略)等を介し内部支持板
32と対向した状態で懸架・支持された内部支持板、3
4は水平旋回モータ31の駆動軸、39は上下揺動モー
タ30の駆動軸、35は水平旋回モータ31の駆動軸3
4に固設された伝達歯車、36は基台部8の上面と内部
支持板33との間で回動自在に軸支されて伝達歯車35
と噛合する伝達歯車、37は旋回内管11に嵌挿・固設
され伝達歯車36と同軸一体の伝達歯車38と噛合する
伝達歯車、41は内部支持板32,33間で回動自在に
軸支され外周面に台形雄ねじが螺刻されている雄ねじ
杆、42は昇降外管10の下端に横設された係合部43
に遊嵌状に係止される雌ねじ摺動子である。
参照)において、30は基台部8の上部内面に固設され
例えばパルスモータで実現される上下揺動モータ、31
は基台部8の上部内面に固設され例えばパルスモータで
実現される水平旋回モータ、32はケーシング9の内側
上部に固設された内部支持板、33はケーシング9の内
側下部に複数の固定杆(図示省略)等を介し内部支持板
32と対向した状態で懸架・支持された内部支持板、3
4は水平旋回モータ31の駆動軸、39は上下揺動モー
タ30の駆動軸、35は水平旋回モータ31の駆動軸3
4に固設された伝達歯車、36は基台部8の上面と内部
支持板33との間で回動自在に軸支されて伝達歯車35
と噛合する伝達歯車、37は旋回内管11に嵌挿・固設
され伝達歯車36と同軸一体の伝達歯車38と噛合する
伝達歯車、41は内部支持板32,33間で回動自在に
軸支され外周面に台形雄ねじが螺刻されている雄ねじ
杆、42は昇降外管10の下端に横設された係合部43
に遊嵌状に係止される雌ねじ摺動子である。
【0021】雌ねじ摺動子42は雄ねじ杆41と螺合す
る雌ねじを有している。また、雄ねじ杆41の下端は、
カップリング40を介して上下揺動モータ30の駆動軸
39と連結されている。そして、伝達歯車37は基台部
8の上面でスラスト支持されており、それによって旋回
内管11の上下位置はほぼ一定である。尚、噴射ノズル
揺動機構2は、噴射ノズルヘッド7を水平姿勢位置にし
た状態で、基台部8下端から主ヒンジ部13上端までの
高さが約1000mm、奥行(基台部8の外径)が約2
50mmの寸法であり、更に総重量が約20kgであっ
て、比較的小型・軽量に構成してある。
る雌ねじを有している。また、雄ねじ杆41の下端は、
カップリング40を介して上下揺動モータ30の駆動軸
39と連結されている。そして、伝達歯車37は基台部
8の上面でスラスト支持されており、それによって旋回
内管11の上下位置はほぼ一定である。尚、噴射ノズル
揺動機構2は、噴射ノズルヘッド7を水平姿勢位置にし
た状態で、基台部8下端から主ヒンジ部13上端までの
高さが約1000mm、奥行(基台部8の外径)が約2
50mmの寸法であり、更に総重量が約20kgであっ
て、比較的小型・軽量に構成してある。
【0022】ここで、噴射ノズル揺動機構2の噴射ノズ
ルヘッド7の揺動動作につき、概説する。噴射ノズルヘ
ッド7を水平方向に旋回させる場合、制御装置4から出
力されたパルス信号のパルス数(遠隔入力装置3の入力
用シートキーの押下時間に対応する。以下同様であ
る。)に応じた回転角度だけ水平旋回モータ31の駆動
軸34が回転する。この回転力は伝達歯車35,36,
38,37を順次経て旋回内管11へと伝達される。こ
れにより、噴射ノズルヘッド7および昇降外管10が上
記パルス数に応じた角度だけ水平方向に旋回するのであ
る。
ルヘッド7の揺動動作につき、概説する。噴射ノズルヘ
ッド7を水平方向に旋回させる場合、制御装置4から出
力されたパルス信号のパルス数(遠隔入力装置3の入力
用シートキーの押下時間に対応する。以下同様であ
る。)に応じた回転角度だけ水平旋回モータ31の駆動
軸34が回転する。この回転力は伝達歯車35,36,
38,37を順次経て旋回内管11へと伝達される。こ
れにより、噴射ノズルヘッド7および昇降外管10が上
記パルス数に応じた角度だけ水平方向に旋回するのであ
る。
【0023】一方、噴射ノズルヘッド7を下向きに揺動
させる場合、制御装置4から出力されたパルス信号のパ
ルス数に応じた回転角度だけ上下揺動モータ30の駆動
軸39が平面視反時計周りに回転する。この回転力はカ
ップリング40を介して雄ねじ杆41に伝達される。こ
れにより、雌ねじ摺動子42が雄ねじ杆41に沿って下
方に移動する。このとき、雌ねじ摺動子42は昇降外管
10を随伴して下降する。そうして、上述のように上下
位置がほぼ固定されている旋回内管11に対して、昇降
外管10が相対的に下降する。これにより、噴射ノズル
ヘッド7には、リンク杆14を介して主ヒンジ部13ま
わりに回転する力が加えられ、噴射ノズルヘッド7が下
向きに揺動するのである。
させる場合、制御装置4から出力されたパルス信号のパ
ルス数に応じた回転角度だけ上下揺動モータ30の駆動
軸39が平面視反時計周りに回転する。この回転力はカ
ップリング40を介して雄ねじ杆41に伝達される。こ
れにより、雌ねじ摺動子42が雄ねじ杆41に沿って下
方に移動する。このとき、雌ねじ摺動子42は昇降外管
10を随伴して下降する。そうして、上述のように上下
位置がほぼ固定されている旋回内管11に対して、昇降
外管10が相対的に下降する。これにより、噴射ノズル
ヘッド7には、リンク杆14を介して主ヒンジ部13ま
わりに回転する力が加えられ、噴射ノズルヘッド7が下
向きに揺動するのである。
【0024】逆に、噴射ノズルヘッド7を上向きに揺動
させる場合は、上下揺動モータ30の駆動軸39を平面
視時計周りに回転駆動させればよい。因みに、この噴射
ノズルヘッド7は、水平方向に360°旋回可能であ
り、上下方向には水平姿勢位置に対し±約30°揺動可
能である。
させる場合は、上下揺動モータ30の駆動軸39を平面
視時計周りに回転駆動させればよい。因みに、この噴射
ノズルヘッド7は、水平方向に360°旋回可能であ
り、上下方向には水平姿勢位置に対し±約30°揺動可
能である。
【0025】続いて、18は遠隔入力装置3からの無線
信号を受信する受信アンテナ、19は開閉弁27のソレ
ノイド,上下揺動モータ30,および水平旋回モータ3
1のそれぞれの駆動源となる24V直流電源のバッテリ
ー、25は後述の薬液タンク90(図7参照)に接続さ
れるホース、26は薬液タンク90側のホース25と噴
射ノズル揺動機構2側のホース25とを着脱可能に接続
するホース継手、28は旋回内管11とホース25との
間に介設され噴射ノズル揺動機構2に薬剤を供給するた
めの供給管路、29は旋回内管11を供給管路28に対
し回動自在で且つ密封状に接続する回動シール継手であ
る。
信号を受信する受信アンテナ、19は開閉弁27のソレ
ノイド,上下揺動モータ30,および水平旋回モータ3
1のそれぞれの駆動源となる24V直流電源のバッテリ
ー、25は後述の薬液タンク90(図7参照)に接続さ
れるホース、26は薬液タンク90側のホース25と噴
射ノズル揺動機構2側のホース25とを着脱可能に接続
するホース継手、28は旋回内管11とホース25との
間に介設され噴射ノズル揺動機構2に薬剤を供給するた
めの供給管路、29は旋回内管11を供給管路28に対
し回動自在で且つ密封状に接続する回動シール継手であ
る。
【0026】図3は薬剤散布装置1を搭載した自走車の
斜視図、図4は自走車の要部構成を平面に見た構成図で
ある。これらの図に示した自走車において、5は薬剤散
布装置1を搭載する台車、17は当該上面に薬剤散布装
置1の基台部8を支持・固定してある箱体状の車本体、
20〜23はゴムタイヤ等で実現される車輪体、50は
駆動軸50aを介して車輪体20と連結された走行モー
タ、53は駆動軸53aを介して車輪体22と連結され
た走行モータ、60は駆動軸60aを介して車輪体21
と連結された走行モータ、63は駆動軸63aを介して
車輪体23と連結された走行モータである。
斜視図、図4は自走車の要部構成を平面に見た構成図で
ある。これらの図に示した自走車において、5は薬剤散
布装置1を搭載する台車、17は当該上面に薬剤散布装
置1の基台部8を支持・固定してある箱体状の車本体、
20〜23はゴムタイヤ等で実現される車輪体、50は
駆動軸50aを介して車輪体20と連結された走行モー
タ、53は駆動軸53aを介して車輪体22と連結され
た走行モータ、60は駆動軸60aを介して車輪体21
と連結された走行モータ、63は駆動軸63aを介して
車輪体23と連結された走行モータである。
【0027】続いて、51は走行モータ50を載置・支
持する左前輪用の揺動支持板、54は走行モータ53を
載置・支持する右前輪用の揺動支持板、61は走行モー
タ60を載置・支持する左後輪用の揺動支持板、64は
走行モータ63を載置・支持する右後輪用の揺動支持
板、52は車本体17の底面上の左前部に立設され揺動
支持板51を回動自在に支持する軸、55は車本体17
の底面上の右前部に立設され揺動支持板54を回動自在
に支持する軸、62は車本体17の底面上の左後部に立
設され揺動支持板61を回動自在に支持する軸、65は
車本体17の底面上の右後部に立設され揺動支持板64
を回動自在に支持する軸である。
持する左前輪用の揺動支持板、54は走行モータ53を
載置・支持する右前輪用の揺動支持板、61は走行モー
タ60を載置・支持する左後輪用の揺動支持板、64は
走行モータ63を載置・支持する右後輪用の揺動支持
板、52は車本体17の底面上の左前部に立設され揺動
支持板51を回動自在に支持する軸、55は車本体17
の底面上の右前部に立設され揺動支持板54を回動自在
に支持する軸、62は車本体17の底面上の左後部に立
設され揺動支持板61を回動自在に支持する軸、65は
車本体17の底面上の右後部に立設され揺動支持板64
を回動自在に支持する軸である。
【0028】更に、56は揺動支持板51の前端突部と
揺動支持板54の前端突部とに横架された操舵リンク
杆、66は揺動支持板61の後端突部と揺動支持板64
の後端突部とに横架された操舵リンク杆、57は操舵リ
ンク杆56の前側部に刻設されピニオン57aと噛合す
るラック部、67は操舵リンク杆66の後側部に刻設さ
れピニオン67aと噛合するラック部、58はピニオン
57aを回転駆動する操舵モータ、68はピニオン67
aを回転駆動する操舵モータである。
揺動支持板54の前端突部とに横架された操舵リンク
杆、66は揺動支持板61の後端突部と揺動支持板64
の後端突部とに横架された操舵リンク杆、57は操舵リ
ンク杆56の前側部に刻設されピニオン57aと噛合す
るラック部、67は操舵リンク杆66の後側部に刻設さ
れピニオン67aと噛合するラック部、58はピニオン
57aを回転駆動する操舵モータ、68はピニオン67
aを回転駆動する操舵モータである。
【0029】走行モータ50,53,60,63、およ
び操舵モータ58,68は、それぞれDCモータが用い
られ、バッテリー19からの24V直流電源を駆動源と
している。バッテリー19、制御装置4、およびアンテ
ナ18は車本体17内の後部に配備されている。また、
制御装置4は、台車5に配備されている上述した全ての
モータ機器を、遠隔操作により駆動制御する機能も併せ
持っている。尚、制御装置4は、台車5の操舵方式に関
し、操舵モータ58,68を駆動制御して前輪と後輪と
をそれぞれ反対方向に同時に揺動させる、いわゆる逆位
相4WS方式の制御機能を備えている。これにより、自
走車の旋回半径が小さくなって、日本の農作業向きの自
走式薬剤散布装置を実現できる。
び操舵モータ58,68は、それぞれDCモータが用い
られ、バッテリー19からの24V直流電源を駆動源と
している。バッテリー19、制御装置4、およびアンテ
ナ18は車本体17内の後部に配備されている。また、
制御装置4は、台車5に配備されている上述した全ての
モータ機器を、遠隔操作により駆動制御する機能も併せ
持っている。尚、制御装置4は、台車5の操舵方式に関
し、操舵モータ58,68を駆動制御して前輪と後輪と
をそれぞれ反対方向に同時に揺動させる、いわゆる逆位
相4WS方式の制御機能を備えている。これにより、自
走車の旋回半径が小さくなって、日本の農作業向きの自
走式薬剤散布装置を実現できる。
【0030】すなわち、本実施例の自走車において、走
行モータ50,53,60,63と、それぞれの駆動軸
50a,53a,60a,63aとからなる構成が、本
発明にいう「走行駆動手段」の一例である。また、揺動
支持板51,54,61,64と、軸52,55,6
2,65と、操舵リンク杆56,66と、ラック部5
7,67と、ピニオン57a,67aと、操舵モータ5
8,68とからなる構成が、本発明にいう「操舵手段」
の一例である。
行モータ50,53,60,63と、それぞれの駆動軸
50a,53a,60a,63aとからなる構成が、本
発明にいう「走行駆動手段」の一例である。また、揺動
支持板51,54,61,64と、軸52,55,6
2,65と、操舵リンク杆56,66と、ラック部5
7,67と、ピニオン57a,67aと、操舵モータ5
8,68とからなる構成が、本発明にいう「操舵手段」
の一例である。
【0031】図5は薬剤散布装置を搭載した自走車の制
御系統を示すブロック図である。図において、制御装置
4は、汎用のマイクロコンピュータおよびメモリ(いず
れも図示省略)により実現される制御部70と、受信ア
ンテナ18で受信した無線信号を制御部70に取込み可
能な信号に変換して出力する受信部71とから構成され
ている。
御系統を示すブロック図である。図において、制御装置
4は、汎用のマイクロコンピュータおよびメモリ(いず
れも図示省略)により実現される制御部70と、受信ア
ンテナ18で受信した無線信号を制御部70に取込み可
能な信号に変換して出力する受信部71とから構成され
ている。
【0032】この構成において、制御部70の信号入力
側には、受信部71が信号伝達可能に接続されている。
一方、制御部70の信号出力側には、台車5に配備され
薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車全体の電源を
入切するメインスイッチ72、それぞれ台車5に配備さ
れた水平旋回モータ31、上下揺動モータ30、開閉弁
27、走行モータ50,53,60,63、操舵モータ
58,68が信号伝達可能に接続されている。
側には、受信部71が信号伝達可能に接続されている。
一方、制御部70の信号出力側には、台車5に配備され
薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車全体の電源を
入切するメインスイッチ72、それぞれ台車5に配備さ
れた水平旋回モータ31、上下揺動モータ30、開閉弁
27、走行モータ50,53,60,63、操舵モータ
58,68が信号伝達可能に接続されている。
【0033】図6は薬剤散布装置1を搭載した自走車に
用いられる遠隔入力装置3の外観図である。図におい
て、遠隔入力装置3は無線信号(例えば、FM電波信
号)を発信する送信アンテナ73と、外部から設定入力
された入力信号を無線信号に変換して送信アンテナ73
へ出力する図示省略の発信部とをリモコンケース74に
備え、リモコンケース74の前面はいわゆる入力用シー
トキーで構成されている。
用いられる遠隔入力装置3の外観図である。図におい
て、遠隔入力装置3は無線信号(例えば、FM電波信
号)を発信する送信アンテナ73と、外部から設定入力
された入力信号を無線信号に変換して送信アンテナ73
へ出力する図示省略の発信部とをリモコンケース74に
備え、リモコンケース74の前面はいわゆる入力用シー
トキーで構成されている。
【0034】この入力用シートキーにおいて、75は台
車5を前進走行させるための前進キー、76は台車5を
後退走行させるための後退キー、77は台車5を左折走
行させるための左折キー、78は台車5を右折走行させ
るための右折キー、79は噴射ノズルヘッド7を上向き
にさせるための上昇キー、80は噴射ノズルヘッド7を
下向きにさせるための下降キー、81は噴射ノズルヘッ
ド7を左向きに旋回させるための左旋回キー、82は噴
射ノズルヘッド7を右向きに旋回させるための右旋回キ
ー、83は開閉弁27を開放させるための弁開放キー、
84は開閉弁27を閉止させるための弁閉止キー、85
はメインスイッチ72を入状態にさせるための入電キ
ー、86はメインスイッチ72を切状態にさせるための
切電キーである。
車5を前進走行させるための前進キー、76は台車5を
後退走行させるための後退キー、77は台車5を左折走
行させるための左折キー、78は台車5を右折走行させ
るための右折キー、79は噴射ノズルヘッド7を上向き
にさせるための上昇キー、80は噴射ノズルヘッド7を
下向きにさせるための下降キー、81は噴射ノズルヘッ
ド7を左向きに旋回させるための左旋回キー、82は噴
射ノズルヘッド7を右向きに旋回させるための右旋回キ
ー、83は開閉弁27を開放させるための弁開放キー、
84は開閉弁27を閉止させるための弁閉止キー、85
はメインスイッチ72を入状態にさせるための入電キ
ー、86はメインスイッチ72を切状態にさせるための
切電キーである。
【0035】この遠隔入力装置3では、遠隔操縦の操作
可能範囲が最大約50m程度であって、連続使用可能時
間は約10時間に設定してあるが、それ以上の能力を持
たせるのも自由である。
可能範囲が最大約50m程度であって、連続使用可能時
間は約10時間に設定してあるが、それ以上の能力を持
たせるのも自由である。
【0036】引続き、本実施例の薬剤散布装置を搭載し
た自走車による薬剤散布動作につき、以下に説明する。
図7に示すように、薬剤散布作業に先立って、除虫剤等
の薬剤を貯留した薬液タンク90、ホース25を巻いて
あるホースリール93、薬液タンク90とホースリール
93との間に介設された元栓91、または薬剤を一定圧
力でホース25へ送り出す薬液ポンプ92等の付帯機器
が、畑地Eから薬液が飛散しない距離だけ離れた例えば
農道等にそれぞれ設置されている。
た自走車による薬剤散布動作につき、以下に説明する。
図7に示すように、薬剤散布作業に先立って、除虫剤等
の薬剤を貯留した薬液タンク90、ホース25を巻いて
あるホースリール93、薬液タンク90とホースリール
93との間に介設された元栓91、または薬剤を一定圧
力でホース25へ送り出す薬液ポンプ92等の付帯機器
が、畑地Eから薬液が飛散しない距離だけ離れた例えば
農道等にそれぞれ設置されている。
【0037】そこで、操作者は元栓91を開き薬液ポン
プ92を起動させて、随時、散布作業を開始できる状態
にしておく。そうして、操作者が遠隔入力装置3の入電
キー85を押し更に弁開放キー83を押すと、自走車の
開閉弁27が開放されて、薬剤が各噴射ノズル6から噴
射される。
プ92を起動させて、随時、散布作業を開始できる状態
にしておく。そうして、操作者が遠隔入力装置3の入電
キー85を押し更に弁開放キー83を押すと、自走車の
開閉弁27が開放されて、薬剤が各噴射ノズル6から噴
射される。
【0038】このとき、上昇キー79または下降キー8
0を押せば、噴射ノズルヘッド7が上方または下方に揺
動して、薬剤散布方向が上下に遠隔操作される。また、
左旋回キー81または右旋回キー82を押せば、噴射ノ
ズルヘッド7が左方向または右方向に旋回して、薬剤散
布方向が左右に遠隔操作される。これによって、操作者
の所望する、果樹94の目標部位に向けて薬剤を確実に
噴射することができる。
0を押せば、噴射ノズルヘッド7が上方または下方に揺
動して、薬剤散布方向が上下に遠隔操作される。また、
左旋回キー81または右旋回キー82を押せば、噴射ノ
ズルヘッド7が左方向または右方向に旋回して、薬剤散
布方向が左右に遠隔操作される。これによって、操作者
の所望する、果樹94の目標部位に向けて薬剤を確実に
噴射することができる。
【0039】従って、操作者は、薬剤の影響が及ばない
遠隔の場所に居ながらにして、遠隔入力装置3を操作す
ることで、噴射ノズル6を所望の向きに揺動させること
ができるので、有害な薬剤に自身をさらさずにすむ。こ
れにより、身体を重装備にまとわなくてもよいので、軽
快に作業できる。また、例えば果樹94の枝葉が重なっ
た部位や葉の背部等のように散布が困難な部位であって
も、きめ細かく且つ十分な薬剤散布を行うことができる
のである。
遠隔の場所に居ながらにして、遠隔入力装置3を操作す
ることで、噴射ノズル6を所望の向きに揺動させること
ができるので、有害な薬剤に自身をさらさずにすむ。こ
れにより、身体を重装備にまとわなくてもよいので、軽
快に作業できる。また、例えば果樹94の枝葉が重なっ
た部位や葉の背部等のように散布が困難な部位であって
も、きめ細かく且つ十分な薬剤散布を行うことができる
のである。
【0040】他方、自走車が停止している位置からで
は、噴射ノズルヘッド7を揺動操作させても、もはや十
分に薬剤散布できない果樹94の部位もある。かかる場
合、遠隔入力装置3の前進キー75または後退キー7
6、或いは左折キー77または右折キー78を押して、
薬剤散布を行える場所まで自走車を走行移動させること
により、当該部位に対しても十分に薬剤散布を行うこと
ができる。
は、噴射ノズルヘッド7を揺動操作させても、もはや十
分に薬剤散布できない果樹94の部位もある。かかる場
合、遠隔入力装置3の前進キー75または後退キー7
6、或いは左折キー77または右折キー78を押して、
薬剤散布を行える場所まで自走車を走行移動させること
により、当該部位に対しても十分に薬剤散布を行うこと
ができる。
【0041】すなわち、本実施例の自走車で、遠隔入力
装置3と、受信アンテナ18と、制御装置4とを備えて
なる構成が、本発明にいう「第1の遠隔制御手段」,
「第2の遠隔制御手段」,または「第3の遠隔制御手
段」のそれぞれの一例である。
装置3と、受信アンテナ18と、制御装置4とを備えて
なる構成が、本発明にいう「第1の遠隔制御手段」,
「第2の遠隔制御手段」,または「第3の遠隔制御手
段」のそれぞれの一例である。
【0042】以上のように、この自走車によれば、薬剤
散布装置1を地上の一定場所に留めておくことなく、所
望の場所へ自在に移動させることができるので、十分な
薬剤散布作業を一層確実に行うことができる。また、樹
木94の同じ部位への薬剤の重複散布も軽減されるの
で、その場合の薬剤浪費を解消できるのである。
散布装置1を地上の一定場所に留めておくことなく、所
望の場所へ自在に移動させることができるので、十分な
薬剤散布作業を一層確実に行うことができる。また、樹
木94の同じ部位への薬剤の重複散布も軽減されるの
で、その場合の薬剤浪費を解消できるのである。
【0043】但し、散布を終えた樹木94から次の樹木
94までの距離が比較的長い場合には、その間を移動す
る際に、弁閉止キー84を押して、一旦、開閉弁27を
閉止させておくとよい。これにより、移動時の無駄な薬
液の噴出も削減することができる。この場合、離れた場
所から開閉弁27を遠隔操作で開閉できるので、弁開閉
操作に手間がかからず極めて便利である。
94までの距離が比較的長い場合には、その間を移動す
る際に、弁閉止キー84を押して、一旦、開閉弁27を
閉止させておくとよい。これにより、移動時の無駄な薬
液の噴出も削減することができる。この場合、離れた場
所から開閉弁27を遠隔操作で開閉できるので、弁開閉
操作に手間がかからず極めて便利である。
【0044】因みに、全ての噴射ノズル6による噴射範
囲Sが、最大到達距離約30m、最大到達幅約15mと
なるように、噴射ノズル6の種類やサイズ、噴射ノズル
6における薬液圧力、またはホース25等の内径その他
の条件を設定してある。しかしながら、上記の噴射範囲
Sは薬剤散布対象や周囲環境等に応じて適宜設定変更す
ればよい。
囲Sが、最大到達距離約30m、最大到達幅約15mと
なるように、噴射ノズル6の種類やサイズ、噴射ノズル
6における薬液圧力、またはホース25等の内径その他
の条件を設定してある。しかしながら、上記の噴射範囲
Sは薬剤散布対象や周囲環境等に応じて適宜設定変更す
ればよい。
【0045】尚、上記の実施例では、駆動源として直流
電源を用いたが、それに限らず、AC100V等の交流
電源を有線で接続することもできる。その場合、電線は
ホース25に沿わせて配線するのが、自走車の走行性確
保および構成簡素化を図る上で好ましい。
電源を用いたが、それに限らず、AC100V等の交流
電源を有線で接続することもできる。その場合、電線は
ホース25に沿わせて配線するのが、自走車の走行性確
保および構成簡素化を図る上で好ましい。
【0046】また、噴射ノズル揺動機構2の揺動,台車
5の操舵,或いは開閉弁27の開閉に係る駆動構成とし
ては、電源によらず、油圧駆動構成、またはエアー駆動
構成で代用することも可能である。
5の操舵,或いは開閉弁27の開閉に係る駆動構成とし
ては、電源によらず、油圧駆動構成、またはエアー駆動
構成で代用することも可能である。
【0047】更に、遠隔操作は、上記の無線方式に限ら
ず、遠隔入力装置3と制御装置4とを通信線で接続した
有線方式であってもよい。その場合、通信線もホース2
5に沿わせて配線するのが好ましい。
ず、遠隔入力装置3と制御装置4とを通信線で接続した
有線方式であってもよい。その場合、通信線もホース2
5に沿わせて配線するのが好ましい。
【0048】そして、遠隔入力装置3の入力用シートキ
ーに、操舵方式の切り換えキーを設け、当該キーの操作
によって、操舵方式を逆位相4WS方式と同位相4WS
方式とに切り換える構成を採用することも可能である。
これによって、自走車の走行動作の自由度が一層拡大す
る。他方、操舵方式は4WSに限らず、汎用の2WSで
も構わない。
ーに、操舵方式の切り換えキーを設け、当該キーの操作
によって、操舵方式を逆位相4WS方式と同位相4WS
方式とに切り換える構成を採用することも可能である。
これによって、自走車の走行動作の自由度が一層拡大す
る。他方、操舵方式は4WSに限らず、汎用の2WSで
も構わない。
【0049】また、薬液タンクを台車から離して別個独
立に配備したが、薬液タンクを台車に搭載したものであ
ってもよい。その場合には、自走車の駆動源として、馬
力の大きな例えばガソリンエンジン等を採用するのが好
ましい。
立に配備したが、薬液タンクを台車に搭載したものであ
ってもよい。その場合には、自走車の駆動源として、馬
力の大きな例えばガソリンエンジン等を採用するのが好
ましい。
【0050】
【発明の効果】本発明の薬剤散布装置によれば、薬剤の
影響が及ばない遠隔の場所から、噴射ノズルによる薬剤
散布方向を所望の向きに遠隔操作することができるの
で、操作者を有害な薬剤に身をさらすことなく、きめ細
かく且つ十分な薬剤散布を施すことができる。
影響が及ばない遠隔の場所から、噴射ノズルによる薬剤
散布方向を所望の向きに遠隔操作することができるの
で、操作者を有害な薬剤に身をさらすことなく、きめ細
かく且つ十分な薬剤散布を施すことができる。
【0051】また、離れた場所から開閉弁を開閉操作で
きるので、弁開閉操作に手間がかからず極めて便利であ
る。その上、弁開閉操作に伴う薬剤の浪費を解消でき
る。
きるので、弁開閉操作に手間がかからず極めて便利であ
る。その上、弁開閉操作に伴う薬剤の浪費を解消でき
る。
【0052】更に、本発明の薬剤散布装置搭載自走車に
よれば、薬剤散布装置を地上の一定場所に留めておくこ
となく、所望の場所へ移動させることができるので、十
分な薬剤散布作業を一層確実に行うことができる。ま
た、同じ部位への薬剤の重複散布も軽減されるので、こ
れによる薬剤の浪費も解消できるのである。
よれば、薬剤散布装置を地上の一定場所に留めておくこ
となく、所望の場所へ移動させることができるので、十
分な薬剤散布作業を一層確実に行うことができる。ま
た、同じ部位への薬剤の重複散布も軽減されるので、こ
れによる薬剤の浪費も解消できるのである。
【図1】本発明の一実施例による薬剤散布装置の概略構
成図である。
成図である。
【図2】上記薬剤散布装置の噴射ノズル揺動機構の要部
側断面図である。
側断面図である。
【図3】上記薬剤散布装置を搭載した自走車の斜視図で
ある。
ある。
【図4】上記自走車の要部構成を平面に見た構成図であ
る。
る。
【図5】上記自走車の制御系統を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】上記自走車に用いられる遠隔入力装置の外観図
である。
である。
【図7】上記自走車によって果樹に薬剤を散布する態様
を示す使用態様図である。
を示す使用態様図である。
【符号の説明】 1 薬剤散布装置 2 噴射ノズル揺動機構 3 遠隔入力装置 4 制御装置 5 台車 6 噴射ノズル 18 受信アンテナ 20,21,22,23 車輪体 27 開閉弁 28 供給管路 30 上下揺動モータ 31 水平旋回モータ 50,53,60,63 走行モータ 50a,53a,60a,63a 駆動軸 51,54,61,64 揺動支持板 52,55,62,65 軸 56,66 操舵リンク杆 57a,67a ピニオン 57,67 ラック部 58,68 操舵モータ 70 制御部 71 受信部 73 送信アンテナ E 畑地(地上)
Claims (3)
- 【請求項1】 薬剤を噴射する噴射ノズルと、噴射ノズ
ルを揺動させる噴射ノズル揺動機構と、遠隔操作により
噴射ノズル揺動機構を駆動させて噴射ノズルを所望の向
きに制御する第1の遠隔制御手段とを具備してなること
を特徴とする薬剤散布装置。 - 【請求項2】 噴射ノズルに薬剤を供給する供給管路に
設けられ当該管路を開閉する開閉弁と、遠隔操作により
開閉弁を駆動させて供給管路を開閉制御する第2の遠隔
制御手段とを具備してなることを特徴とする請求項1に
記載の薬剤散布装置。 - 【請求項3】 地上を走行する車輪体と、車輪体を回転
駆動する走行駆動手段と、車輪体の走行方向を変える操
舵手段と、遠隔操作により走行駆動手段または操舵手段
を駆動制御する第3の遠隔制御手段とを備えて台車を構
成するとともに、この台車に、請求項1または請求項2
のいずれかに記載の薬剤散布装置を搭載してなることを
特徴とする薬剤散布装置搭載自走車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24598094A JPH08107747A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24598094A JPH08107747A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08107747A true JPH08107747A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17141695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24598094A Pending JPH08107747A (ja) | 1994-10-12 | 1994-10-12 | 薬剤散布装置およびこれを搭載した自走車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08107747A (ja) |
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| KR20230091417A (ko) | 2021-12-16 | 2023-06-23 | 대한민국(농촌진흥청장) | 흔들식 약제살포장치 및 이를 포함하는 시스템 |
| JP2023180379A (ja) * | 2022-06-09 | 2023-12-21 | 株式会社丸山製作所 | 噴霧システム |
-
1994
- 1994-10-12 JP JP24598094A patent/JPH08107747A/ja active Pending
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