JPH0810789A - 水浄化装置 - Google Patents

水浄化装置

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JPH0810789A
JPH0810789A JP18423194A JP18423194A JPH0810789A JP H0810789 A JPH0810789 A JP H0810789A JP 18423194 A JP18423194 A JP 18423194A JP 18423194 A JP18423194 A JP 18423194A JP H0810789 A JPH0810789 A JP H0810789A
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JP
Japan
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water
active oxygen
electrolyzer
microorganisms
tank
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JP18423194A
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Masayuki Kobayashi
真之 小林
Masumi Mizutani
増美 水谷
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Astemo Ltd
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Showa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は風呂水、魚飼育用水槽の水、使用済
みブライン・不凍液などを浄化する家庭用もしくは業務
用の水浄化装置に関するもので、特に活性酸素発生装置
を使用して微生物による有機物の分解性能を向上させる
とともに長期間安定して使用できる水浄化装置を提供
し、さらに生体にやさしい水を得る。 【構成】 本発明の水浄化装置1は、電気分解装置5も
しくは過酸化水素水と触媒46を用いた活性酸素発生手
段と、塩基性物質が主成分であるセラミックからなる繁
殖材37を充填した浄化槽23とから構成される。前記
電気分解装置5は陽極7と陰極8を一定時間毎に極性を
逆転して電圧を印加するので、自動的に付着したスケー
ルを除去でき、さらに前記浄化槽23は活性酸素量や溶
存酸素量が多く、PHの低下も防止できるので微生物に
よる有機物の高い分解特性が得られる。また、活性酸素
が水のクラスターを小さくするので生体に利用しやすい
水が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂水、プール用水、鑑
賞魚用水槽の水、使用済みブライン・不凍液などを浄化
する家庭用もしくは業務用の水浄化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂水、鑑賞魚用水槽の水、使用
済みブライン・不凍液などの浄化装置を図12、図1
3、図14にもとずいて説明する。図12は従来の風呂
水浄化装置付き風呂システムで、風呂水浄化装置70は
浴槽50の往路51a,復路51bの間に配置してあ
る。浴槽50の水は流入口52より往路51aを経由し
ポンプ53により濾過槽54に入り、髪の毛などがフィ
ルターにより除去された後、ヒーター55で加熱され、
さらにケイ酸や酸化アルミニウムを主成分とする火成岩
の粒子が充填してある水浄化槽56に入る。この火成岩
粒子の表面には風呂水中の有機物を分解する微生物が付
着しており、この微生物で有機物が除去された水は、水
流復路51bを経由して流出口57から浴槽50へ戻
る。一方、流出口57には噴流器58が設置されてお
り、空気を吸い込みながら浄化された風呂水を浴槽50
に吐出する。また、流通管59を経由してオゾン発生器
60で発生したオゾンが、前記噴流器58のエゼクター
効果により吸い込まれ、浴槽50の中に放出されるので
風呂水は殺菌される。
【0003】図13は従来の鑑賞魚用水槽で、透明な水
槽61の内部には酸素を補給するために磁器製の散気管
62入れ、エアーポンプ63で常にエアーレーションを
行っていた。更に鑑賞魚64と共に見て楽しむために水
草65と水槽61の底部には砂66などが配置されてい
る。図14は従来の使用済みブライン・不凍液を分解す
る水浄化装置で、ブライン・不凍液の入った水槽67の
中には酸素を補給するために磁器製の散気管62を入
れ、エアーポンプ63で常にエアーレーションを行って
いた。更に、ポンプ68で火成岩粒子69を内蔵した水
浄化槽56に使用済みのブライン・不凍液を供給し浄化
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の風呂水浄化装置や鑑賞魚用水槽や使用済みの
ブライン・不凍液の浄化装置では、酸素の補給をエアー
レーションで行っているために酸素を水に多く溶かすこ
とができなかった。従来方式の水に対する酸素の溶存飽
和点はPH.水温などにより異なるが、例えば水温10
℃では10.6〜11.3PPm、15℃で9.8〜1
0.2PPm、20℃で8.8〜9.2PPmとなり、
あまり溶かすことが出来なかった。
【0005】その結果、従来の風呂水浄化装置では (1)溶存酸素量が少なく有機物を分解する好気性微生
物の繁殖が遅いので、水浄化装置を設置してから風呂水
の浄化が始まるまでの期間が非常に長い。 (2)溶存酸素量が少ないため風呂水の汚れの主成分で
あるステアリン酸や窒素化合物などを分解する好気性微
生物が働きにくいので、風呂水がきれいになりにくい。 (3)従来のケイ酸や酸化アルミニウムを主成分とする
火成岩の粒子を充填している水浄化槽56は、風呂水の
汚れである尿素などの窒素化合物を微生物が酸化分解し
て硝酸が生成すると風呂水のPHが低下する欠点があ
る。このようにPHが低くなると有機物を分解する微生
物の活性が図7に示すように低くなり、風呂水がきれい
にならない。 (4)オゾンを浴槽の中に入れて風呂水の雑菌を殺菌す
る方式を採用しているので、残ったオゾンが空気中に出
ると人体に害を及ぼす危険性がある。 (5)水のクラスターが大きいので水が人体に吸収され
にくい。 などの欠点がある。
【0006】また、鑑賞魚用水槽でも (1)溶存酸素量が少なく水槽の水を浄化する好気性微
生物の繁殖が遅いので、設置してから水槽の水の浄化が
始まるまでの期間が長い。 (2)溶存酸素量が少ないため残餌や鑑賞魚の排泄物な
どを分解する好気性微生物が働きにくいので、すぐ水槽
の水が汚くなる。 (3)鑑賞魚や水草などの育成が悪い。 (4)水槽や水に藻類が繁殖し汚くなる。 (5)水のクラスターが大きいので水が魚や水草に吸収
されにくい。 などの欠点がある。
【0007】更に、使用済みブライン・不凍液の浄化装
置では、有機物であるエチレングリコールやプロピレン
グリコールが主原料となっており、通常ブライン・不凍
液が使用される場合の濃度は30〜50%である。例え
ば濃度50%のブライン・不凍液を1l排出すると、B
OD,CODとも約50万PPmという大変な数字にな
る。このようにBOD,CODの高い水は、従来のエア
ーレーション方式では酸素が不足し好気性微生物が死滅
してしまうので分解が出来なかった。このような欠点に
より水の浄化上非常に不都合を感じていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解消し、活性酸素と溶存酸素を多くして水を浄化す
る好気性微生物の繁殖を早め、水浄化手段を設置後、す
ぐ浄化ができるようにすると共に、水を浄化する微生物
の活性を高めて浄化性能を大きくし、従来分解できなか
ったブライン・不凍液やステアリン酸なども分解出来る
ようにし、且つ人や魚や水草などにやさしい殺菌、殺
藻、水質を得ることが出来る水浄化装置を提供せんとす
るものである。
【0009】 生した活性酸素が殺菌作用及び水のクラスターを小さく
する活性酸素発生手段と、水中の有機物を分解する微生
物を繁殖材(バイオキャリア)で繁殖させる微生物繁殖
手段とを備え、活性酸素発生手段として、陽極と陰極に
直流電圧を印加する回路に極性反転用リレーを作動する
よう設置した制御回路を設けてなる水の電気分解装置、
或は、過酸化水素水と、二酸化マンガンを主成分とした
材料による触媒を用いるようにし、微生物繁殖手段とし
て、カルシウム若しくはマグネシウムの酸化物、ケイ酸
塩、アルミ酸塩、炭酸塩より選択した少なくとも一種を
含む塩基性物質が主成分であるセラミックで構成した繁
殖材を用いるようにしたものである。
【0010】
【作用】活性酸素発生手段により水中に発生させた活性
酸素は、水中において酸素イオンの状態で発生するの
で、溶存酸素量が従来のエアーレーション方式に比べて
多くなるので、水中の有機物を分解する好気性微生物の
繁殖が早くなり、水浄化手段を設置してから水浄化が始
まるまでの時間が非常に早くなる。又、溶存酸素量が多
いので、前記微生物が働きやすくなり、水中の有機物や
従来分解できなかったプライン・不凍液、ステアリン酸
なども素早く分解出来る。そして前記活性酸素は純粋酸
素に変化する過程で、水槽の汚れの原因となる藻類や風
呂水中に発生したバクテリアなどと素早く接触反応し、
これらを破壊しながら純粋酸素に変化するので、それら
の繁殖を防ぐ事ができると共に、藻類やバクテリアなど
と接触反応して素早く純粋酸素になるため、生態系を壊
すことなく安全である。
【0011】一般に水は、水分子が単独で構成する集合
体ではなく、水分子が水素結合により、(HO)nで
表せるクラスターを形成しているが、水中に活性酸素を
発生させると、活性酸素が水のクラスターを分解し、水
分子集団を小さくすることができる。このクラクスター
の小さい水は、生体への浸透がよくなり、老化や身体の
不調を解消できる。また、魚の色をより美しく際立たせ
ると共に成長も早くなる。更に、水草などの植物の世界
においても土壌への浸透がよくなり、植物への栄養が吸
収しやすく、組織への浸透もスムースになるので、生育
がよくなるなど生物にとって利用しやすい水と言える。
そして、繁殖材を少なくとも塩基性物質を含むセラミッ
クで構成したので、水中の有機物を分解する微生物の活
性が大きくなり、さらに水中の窒素酸化物を分解して硝
酸ができても、水のPHの低下が生じない。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとずいて説明
する。 (実施例1)本実施例は家庭用風呂水の浄化に用いた場
合である。図中1は風呂水浄化装置全体であって、フイ
ルター3を濾過槽4内に設けた濾過装置2と、活性酸素
発生手段としての電気分解装置5と、微生物繁殖手段と
しての繁殖装置6とを設けている。5は陽極7と陰極8
を設け直流電源9を通電可能とした電気分解装置であっ
て、入口10を濾過槽4に出口11を繁殖装置6に接続
している。
【0013】直流電圧を印加する電気制御系について
は、交流電源12をON或はOFFされる電源スイッチ
13とヒューズ14を介してトランス15の1次側に接
続し、トランス15の2次側が整流回路16に接続して
いる。整流回路16の直流電圧出力側の正極16aと負
極16bは平滑コンデンサ17を介して極性反転用リレ
ー18の2箇の可動接点19a,20aに接続してい
る。正極16aの可動接点19aに対応する2箇の固定
接点19b,19cのうち一方の固定接点19bは陽極
7に、他方の固定接点19cは陰極8に接続すると共
に、負極16bの可動接点20aに対応する2箇の固定
接点20b,20cのうち固定接点20bは陰極8に、
他方の固定接点20cは陽極7に接続している。これら
2箇の可動接点20a,20aは通常はスプリングの力
で図2に示す如く固定接点19b,20bに接する正接
続位置にあり、制御回路21からの一定時間毎に反転信
号により他方の固定接点19c,20cに逆接続位置に
て接するより切り変わるようになっている。
【0014】6は微生物繁殖装置であって、カルシウム
若しくはマグネシウムの酸化物、ケイ酸塩、アルミ酸
塩、炭酸塩より少なくとも一種類を選択して含む塩基性
物質を主成分とするセラミックからなる繁殖材22を設
けた浄化槽23からなり、入口24と出口25を設け電
気分解装置5に隣接して設け、前記出口11と該入口2
4を接続している。26は浴槽であって、流入口27と
流出口28を設け、強制循環流路29の往路29aを流
入口27に、復路29bを流出口28に接続し、往路2
9a他端を濾過槽4に、復路29b他端を浄化槽23の
出口25に接続し、浴槽26内の水の循環を可能として
いる。30は噴流器具であって、前記流出口28に設け
流通管31を経由して空気がエジェクター効果により吸
い込まれて気泡が浴槽26中に発生するようにしてい
る。
【0015】
【作用】浴槽26の風呂水は流入口27より往路29a
を通って濾過装置2の濾過槽4に入りフイルター3にて
髪の毛や糸くずなどを除去した後、入口10より電気分
解装置5に入り、こゝで活性酸素が付加される。この時
電気分解装置5内では、水の電気分解の際に特に水中に
含まれるマグネシウムやカルシウムなどの陽イオンの不
純物が陰極8側に析出、付着してスケールを生成する。
このスケールの量は通電時間が長くなるほど増大し、或
る程度の量になると極度に電解能力が低下し、電極自体
も腐食するようになる。このようなスケールを除去する
ために、スケールの付着している陰極8を陽極7に制御
回路21からの一定時間毎の反転信号により極性逆転し
た電圧を印加し、スケールを水中に溶出して洗浄するた
め定期的に極性を逆転して自動的にスケールを除去し、
連続的に電気分解を可能にした。
【0016】そして濾過され更に活性酸素が加えられた
風呂水は塩基性物質を主成分とする繁殖材22からなる
浄化槽23に入り、繁殖材22の表面に繁殖させた好気
性微生物により湯垢などの脂肪酸化合物は炭酸ガスと水
に分解され、さらに尿素やアンモニアなどの窒素化合物
は化1の式により硝酸塩に分解され、きれいな水になっ
て復路29bを経由して流出口28から浴槽26へ戻
る。
【0017】
【化1】
【0018】浴槽26へ戻る風呂水は噴流器30によっ
て、流通管31を経由して空気がエジェクター効果によ
り吸い込まれ気泡となって浴槽26に噴流される。なお
繁殖材22は図3に示すように断面トユ状としていると
共に弓状に湾曲させている。従って繁殖材22が重なり
合い水に接触しない部分が生じる事がなく、浄化槽23
内での水との接触面積も最も広くできる。また好気性微
生物の培養できる面積も最も広くできる。前記繁殖材2
2は高炉水砕を原料として用いた。この高炉水砕は製鉄
所の溶鉱炉から溶鉄1トン当たり0.5トン発生するス
ラグを急冷して製造され、主にセメントの原料や土壌改
良材として使用されているものである。高炉水砕は多孔
質のセセラミックに焼成され、表1に示すようにCa
O,MgOなどの塩基性物質が主成分である。
【0019】
【表1】
【0020】このようにCaOが主成分であるので、前
述の化1の式でNOが生成してもPHの低下がおこら
ない。また、各地のPHの低い水を使用しても前述のC
aOで中和できるので、水を浄化する微生物の活性を向
上させることができる。さらに、CaOなどが主成分で
ある繁殖材22の表面には、水の中でカルシウムなどの
2価のプラスイオンが沢山存在する。一方、微生物は通
常マイナスに荷電されているので、水を浄化する微生物
は繁殖材22に付着し繁殖しやすい。
【0021】次に、本実施例における水の電気分解装置
5を図1のように200lの浴槽26に取りつけ、陽極
7と陰極8に12Vの直流電圧を印加した時に発生する
活性 アーレーション方式と比較した。その結果を表2に示
す。
【0022】
【表2】
【0023】表2から本実施例は従来のエアーレーショ
ン方式に比べ活性酸素量と溶存酸素量が非常に多いこと
がわかる。
【0024】さらに、本実施例の活性酸素発生方式と従
来のエアーレーション方式とによる殺菌効果試験と水の
クラスターすなわち水分子集団の大きさの測定を行っ
た。殺菌効果試験は前述の活性酸素を2.0PPm含ん
だイオン交換水と、従来のエアーレーションを行ったイ
オン交換水に大腸菌液を入れ撹拌し、直後に大腸菌数の
測定を行った。その後室温に静置し、この2つの試験水
の大腸菌数を経時的に測定した。その結果を表3に示
す。
【0025】
【表3】
【0026】表3から活性酸素2.0PPmで大腸菌は
7時間後に0になり、殺菌効果があることがわかった。
【0027】また、水中に発生させた活性酸素が水の物
性に対する影響を調べるため活性酸素を500PPmま
で溶存させた水と、前記のエアーレーションを行った水
をNMR(核磁気共鳴分光法)を使用して核スペクトル
の測定および半値幅の算出を行った。その結果を図4、
図5に示す。図4より水中に活性酸素を発生させると半
値幅が小さくなり、水のクラスターが小さく変化してい
る事が確認された。この現象は水中に発生させた高い活
性を 子に直接働きかけ、その高い電気陰性度により水分子自
体の結合電子対を壊し、別の結合電子対を構成する段階
で弱い水素結合によって構成されている水分子集団(H
O)nに強い影響を与えているのではないかと推測さ
れる。このクラスターの小さい水は水中に生息する魚や
水草などの生育によい影響を与えるだけでなく、生体組
織の細胞への浸透もスムースになり、生物にとって利用
しやすいやさしい水である。なお、前記の活性酸素は過
酸化水素水に触媒として二酸化マンガンを用いて化2の
通り発生させた活性酸素でも水のクラスターを小さくす
る効果が得られた。
【0028】
【化2】
【0029】そして本実施例で次の実験及び測定を行っ
た。 (1)水浄化装置1を設置してから有機物を分解し始め
るまでの時間 (2)アンモニアを酸化分解する微生物数の計測 (3)ステアリン酸を酸化分解する微生物数の計測 実験に用いた浴槽26は、200lの内容積をもつステ
ンレス製のもで水温は42℃に保持した。浄化槽23は
アクリル樹脂の円筒形のもで前記繁殖材22を6l内蔵
した。濾過槽4に用いたフイルター3は繊維束を円周方
向に規則性をもたせてパイプ状に巻いたもので、その大
きさは内径29mm、外径62mm、長さ252mmで
ある。このフイルター3は孔径2〜40μmで気孔率4
0%のものを4本使用した。さらに活性酸素発生手段で
ある電気分解装置5には12Vの直流を印加し活性酸素
を発生させた。また、噴流器30は30l/minの水
と1l/minの気泡を浴槽26に噴射させた。実験は
上記の条件で運転している浴槽26に風呂水の汚れ成分
であるアンモニアやステアリン酸を添加し、アンモニア
の分解性能、PH、アンモニアを酸化分解する微生物の
数、ステアリン酸を酸化分解する微生物の数などを測定
し、従来品と比較した。その結果を図6と表4、及び表
5に示す。
【0030】
【表4】
【0031】
【表5】
【0032】図6より本実施例は、設置してからアンモ
ニアの酸化分解を始める迄の時間が従来品に比較して非
常に早いことが判明した。また、表4よりアンモニアを
酸化分解する微生物も従来品に比較して短時間に多く繁
殖していることが確認できた 成しても常に一定で安定しているが、従来品はアンモニ
アの分解が始まるとPHが低下してしまうのでアンモニ
アが完全に分解できなかった。さらに、表5よりステア
リン酸を分解する微生物も従来品に比較して短時間に多
く繁殖させることができる。
【0033】(実施例2)本実施例は浄化装置を鑑賞魚
水槽に用いた場合である。図中32は直流電源33に陽
極34と陰極35を連結した活性酸素発生手段の電気分
解装置であって、透明な水槽36内に陽極34と陰極3
5を対応設置している。37は塩基性物質を主成分とす
るセラミックからなる繁殖材であって、水槽36底面に
設け水草38を植えている。
【0034】
【作用】水槽36内の水は電気分解装置32によって陽
極34から活性酸素を含んだ酸素が発生して供給される
と共に、水中の有機物を分解する好気性微生物を繁殖材
37にて繁殖し、水を浄化している。そして本実施例に
おいて、60lの水槽に大きさ約5cmの鑑賞魚49を
10匹入れ、毎日窒素含有量30mgの餌を与えながら
水温25℃で飼育した。その時の水中に発生するアンモ
ニア量や藻類の繁殖状態、さらに鑑賞魚49や水草38
の育成状態などを従来品と比較した。図9に水中のアン
モニア量の測定結果を示す。
【0035】図9より本実施例では残餌や鑑賞魚の排泄
物からできるアンモニアを分解できるが、従来品はでき
なかった。また、本発明品は藻類の繁殖がなく実験期間
6ケ月間水槽も水もきれいであったので、一度も掃除や
水換えをしなかったが、従来品は水槽に2週間で藻が発
生し水も汚くなるので2週間毎に掃除と水換えを行っ
た。さらに鑑賞魚や水草の生育も本実施例の方がよかっ
た。なお、前記活性酸素は過酸化水素水に触媒として二
酸化マンガンを加えて前述の化2の通り発生させた活性
酸素でも上記と同じ結果が得られた。
【0036】(実施例3)本実施例は浄化装置を使用済
みブライン・不凍液の分解浄化に用いた場合である。図
中39はブライン・不凍液を入れた水槽であって、ポン
プ40を介して塩基性物質を主成分とするセラミックか
らなる繁殖材41を内蔵する分解浄化槽42に配管43
にて連結すると共に、配管44にて分解浄化槽42より
水槽39上方となるよう循環を可能に設けている。活性
酸素発生手段として、45は酸素発生槽であって、二酸
化マンガンを主成分とする触媒46を内蔵し、水槽39
の底部に設け、水槽39外部に設けた過酸化水素水の入
った容器47とチューブ48にて接続している。
【0037】
【作用】使用済みブライン・不凍液は、活性酸素発生手
段の酸素発生槽45から発生した活性酸素を含む溶存酸
素を含みながらポンプ40で前述の繁殖材41を内蔵し
た分解浄化槽42に入り、ここで繁殖材41に繁殖させ
たエチレングリコールやプロピレングリコールの酸化分
解微生物で分解された後、処理槽39に戻る。そして本
実施例において、100lの槽39に500PPmの使
用済みブライン・不凍液を入れ、35%の過酸化水素水
の入った容器47から過酸化水素水を触媒46に供給
し、発生した活性酸素を含んだブライン・不凍液を5l
/minの流量で6lの繁殖材41の入った分解浄化槽
42に供給しながら循環し、水槽39の中のエチレング
リコールやプロピレングリコールの濃度を測定した。又
水槽39の中の温度は35℃に保ちながら従来品と比較
した。その結果を図11に示す。
【0038】図11から従来のエアーレーションによる
酸素供給方式では、エチレングリコールやプロピレング
リコールを主成分とするブライン・不凍液は分解できな
かったが、本実施例では分解できることが判明した。本
実験のようにブライン・不凍液は、有機物量が多いので
従来方式では酸素が不足して好気性微生物が死滅してし
まうものと考えられる。これに対して本実施例は、前述
のように活性酸素量と溶存酸素量が多いので好気性微生
物が活発に働き、分解ができるようになったと推定でき
る。なお、本実施例で活性酸素を電気分解装置で発生さ
せても同じ結果が得られた。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の水浄化装置によれ
ば次の効果を得る事ができる。 (1)の従来のエアーレーション方式に比較して、活性
酸素量や溶存酸素量がはるかに多いので、水中の有機物
を分解する好気性微生物の繁殖が早くなり、さらに活性
化されるので、設置してから水を浄化するまでの時間が
早くなるとともに有機物を完全に分解できる。 (2)従来分解できなかったエチレングリコールやプロ
ピレングリコールやステアリン酸なども分解できる。 (3)活性酸素が藻類やバクテリアなどと素早く接触反
応し、これらを破壊しながら純粋酸素(O)に変化す
るので、生体に安全に、これらを死滅させることができ
る。 (4)水のクラスターを小さくするので、人体や魚や水
草などに利用しやすいやさしい水にすることができる。 (5)繁殖材を塩基性物質で構成しているので、有機物
を分解して酸が生成しても好気性微生物が繁殖している
繁殖材の周囲はPHの低下がなく、前記微生物の高活性
が維持できる。 (6)活性酸素発生手段として電気分解装置を使用する
場合、陽極と陰極を一定時間毎に極性を逆転して直流電
圧を印加するので、自動的に付着したスケールを除去で
き、長時間連続的に電気分解が可能である。 このように多くの特長を有し産業利用上非常に優れた発
明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の概略構成図である。
【図2】本発明実施例1の電気分解装置の概略構成図で
ある。
【図3】本発明実施例1の繁殖材の斜視図である。
【図4】本発明実施例1の電気分解装置による活性酸素
水の核スペクトル測定図である。
【図5】従来のエアーレーションによる溶存酸素水の核
スペクトル測定図である。
【図6】(イ)は本発明実施例1の風呂水のアンモニア
濃度測定図である。(ロ)は本発明実施例1の風呂水の
PH測定図である。
【図7】本発明実施例1の水浄化微生物の活性と水のP
Hとの関係図である。
【図8】本発明実施例2の概略構成図である。
【図9】本発明実施例2の水槽水のアンモニア濃度測定
図である。
【図10】本発明実施例3の概略構成図である。
【図11】本発明実施例3のブライン・不凍液の分解特
性図である。
【図12】従来の風呂水浄化装置の概要図である。
【図13】従来の鑑賞魚用浄化装置の概要図である。
【図14】従来のブライン・不凍液分解装置の概要図で
ある。
【符号の説明】
1 風呂水浄化装置 2 濾過装置 3 フイルター 4 濾過槽 5 電気分解装置 6 繁殖装置 7 陽極 8 陰極 9 直流電源 12 交流電源 13 電源スイッチ 14 ヒューズ 15 トランス 16 整流回路 16a 正極 16b 負極 17 平滑コンデンサー 18 極性反転用リレー 19a 可動接点 19b 固定接点 19c 固定接点 20a 可動接点 20b 固定接点 20c 固定接点 21 制御回路 22 繁殖材 23 浄化槽 26 浴槽 27 流入口 28 流出口 29 強制循環流路 29a 往路 29b 復路 30 噴流器 31 流通管 32 電気分解装置 33 直流電源 34 陽極 35 陰極 36 水槽 37 繁殖材 38 水草 39 水槽 40 ポンプ 41 繁殖材 42 分解浄化槽 45 酸素発生槽 46 触媒 47 容器 48 チューブ 49 鑑賞魚

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に活性酸素(スーパーオキサイドア
    ニオンラジカル・O 水中の有機物を分解する微生物を繁殖材(バイオキャリ
    ア)で繁殖させる微生物繁殖手段とを備えた水浄化装
    置。
  2. 【請求項2】 活性酸素発生手段として水の電気分解装
    置を用いた請求項1記載の水浄化装置。
  3. 【請求項3】 陽極と陰極に直流電圧を印加する回路に
    設けられる少なくとも極性反転用リレーを作動する制御
    回路を備えた請求項2記載の電気分解装置。
  4. 【請求項4】 活性酸素発生手段として過酸化水素水と
    触媒を用いた請求項1記載の水浄化装置。
  5. 【請求項5】 二酸化マンガンを主成分とした材料を用
    いた請求項4記載の触媒。
  6. 【請求項6】 繁殖材はカルシウムもしくはマグネシウ
    ムの酸化物、ケイ酸塩、アルミン酸塩、炭酸塩より選択
    した少なくとも一種を含む塩基性セラミックで構成した
    請求項1記載の水浄化装置。
  7. 【請求項7】 活性酸素が殺菌作用をする請求項1記載
    の水浄化装置。
  8. 【請求項8】 活性酸素が水のクラスターを小さくする
    請求項1記載の水浄化装置。
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